JP2016164084A - 包装用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】フランジに対してトップシール用蓋材の着脱が容易な包装用容器を提供すること。
【解決手段】ポリスチレン発泡体からなり、底部1と、この底部の外周から起立した側部2と、この側部の上端から外方に向けて延出したフランジ部3とを備え、このフランジ部は、全周に亘って幅4mm以上の平坦部31を有することにより、このフランジ部に対してトップシール用蓋材の着脱が容易になる。すなわち、フランジ部3の平坦部31が幅4mm以上で全周に亘っているため、例えば一般的なトップシール機でも、この平坦部の幅内にトップシール用蓋材を確実に熱溶着させることができる。したがって、トップシールで密閉したポリスチレン発泡体製の包装用容器に食品を詰めた弁当や惣菜を量産することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばスーパーやコンビニエンスストアで販売される食品の包装用容器に関し、さらに詳しくは、食品の保存期間を延ばし着脱が容易なトップシール用蓋材で密閉する包装用容器に関するものである。
従来から、例えばスーパーやコンビニエンスストアで販売される食品の包装には、ポリスチレンペーパー(PSP)を所望の形状に成型してなる包装用容器(PSP容器)が広く使われていた。このような包装用容器の仕様で注視されていたのは、表面上の柄を含む意匠性、食品と接する部分の耐油性及びトレー回収に関する易リサイクル性だった。特に、意匠性に関しては、商材の流通過程の振動や落下による破損防止に加え、ラップ包装によるシワ防止を考慮し、上端の外周(フランジ)部分が曲面に設計されていた。
ところが、近年の外販用食品について、廃棄量の削減、販売価格の値引きによる利益率の削減が課題となっているため、賞味期限の延長(保存期間の長期化)や包装に伴うコストの削減が必要視されてきた。この点に鑑みると、ラップ包装では容器全体を被わなければ密閉性を確保し難く、使用量の増加に伴いラップ代が割高になる。このため、トップシール用蓋材(例えば、トップシール)を使用することで、ラップ包装の問題を回避することができた。しかしながら、容器の外周部分が曲面だと、場合によってはトップシール用蓋材の接着強度が低く、商材の流通過程で剥がれてしまうことが懸念されていた。
そこで、外周部分がフラットな容器の発想が提案されている(例えば、特許文献1及び2参照。)。すなわち、容器のフランジが平坦であり、シール材の接着強度は曲面より高くなる見込みがある。
意匠登録第1476981号公報 意匠登録第1484899号公報
しかしながら、上述した発想では、蓋材をフランジに装着する工程が考慮されていない。一般的に、トップシール用蓋材を装着する場合、蓋材に熱をかけてフランジを接する樹脂を溶かして熱溶着させている。このため、フランジの平坦な部分の幅が全周に亘って狭い形状や、場所によって幅が不揃い(例えば、一辺は幅広、他辺は幅狭)な形状では、均一に熱をかけられなかったりしてしまうため、シール強度にばらつきが出てしまったり、均一に熱をかけるためにシール時間を長くしなければならず、生産性が低下するといった不具合が生じるため、装置自体を高精度にせざるを得ない。
このように、フランジに平坦な部分を設けた発想のみでは、ポリスチレン発泡体製の包装用容器にトップシール用蓋材を用いることで解決できる課題には到底たどり着かない。すなわち、フランジの平坦部分にトップシール用蓋材を熱溶着し易く、開封時にフランジから容易に剥がれ易い形状ばかりでなく、蓋材の着脱時の変形に耐えうる剛性にすべきである。
さらに、トップシール用蓋材との併用で、容器内の空気を酸素を除くガス(例えば、窒素ガス、二酸化炭素ガスまたはそれらの混合ガスなど)に置換して、容器内の食品の保存期間(賞味期限)を延ばしたい場合には、容器本体に貼り付ける多層のラミネートフィルムにガスバリア機能を持たせてガスの透過率を低くすることが望まれる。この場合、開封時に蓋材がこのラミネートフィルムとの間から剥がれず、ラミネートフィルムと基材との間から剥がれてしまい、食品が蓋材およびラミネートフィルムとに包まれたままの状態(袋状)になってしまい、食品が取り出せない袋化現象が生じない設計にすべきである。
そこで、本発明の第1の目的は、フランジに対してトップシール用蓋材を確実に熱溶着が可能な包装用容器を提供することにある。また、第2の目的は、ガスの透過率が低く食品の賞味期限の延長に適した包装用容器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明における包装用容器は、ポリスチレン発泡体からなり、底部と、上記底部の外周から起立した側部と、上記側部の上端から外方に向けて延出したフランジ部とを備え、上記フランジ部は、全周に亘って幅4mm以上の平坦部を有することを特徴とする。
また、上記底部又は上記側部の厚さが、上記フランジ部の平坦部の厚さより厚いことが望ましい。
また、上記平坦部の外縁端には、全周に亘ってさらに厚みの薄い薄肉部が形成されていることが望ましい。
また、上記底部及び上記側部の内側並びに上記フランジ部の表側に、ガスバリア層を有する厚さ20μm以上60μm未満の共押出法で製造された多層フィルムが積層されていることが望ましい。
また、本発明における包装用容器の製造方法としては、包装用容器の成型前の上記多層フィルムが積層された原反シートを加熱して2次発泡後シートを得る工程と、上記2次発泡後シートを両面真空成型により所望の成型シートを得る工程とを備え、上記両面真空成型の型内部が以下の条件を満たすことが望ましい。
上記フランジ部の型内クリアランス−2次発泡後シートの厚み=0
なお、「型内クリアランス」とは、上記包装用容器を成型する雄側の型と雌側の型とがかみあった状態時にできる空間を意味する。
さらに、本発明における包装用容器の使用方法は、上記包装用容器に食品を詰める工程と、上記食品の入った包装用容器のフランジ部に所定の蓋材を装着する工程と、上記フランジ部と上記蓋材とを接着して上記包装用容器を密封する工程とを備えることを特徴とする。
本発明による包装用容器は、フランジ部の全周に亘って幅4mm以上の平坦部を有することにより、上記フランジ部に対してトップシール用蓋材の着脱が容易になる。すなわち、フランジ部の平坦部が幅4mm以上で全周に亘っているため、標準的なトップシール機でも、上記平坦部の幅内にトップシール用蓋材を確実に熱溶着させることができる。したがって、トップシール用蓋材で密閉したポリスチレン発泡体製の包装用容器に食品を詰めた弁当や惣菜を量産することができる。
また、上記底部又は上記側部の厚さが上記フランジ部の平坦部の厚さより厚くなるようシート成型することにより、上記フランジ部の平坦部を保ちつつ、容器全体の機械的強度を高めることができる。
包装用容器の平面図及び正面図である。 包装用容器の一部分の端面図及び拡大端面図である。 包装用容器の別の一部分の端面図である。 包装用容器に蓋材が装着した状態の一部分の拡大端面図である。 包装用容器の別の一部分の拡大端面図である。 包装用容器の機能の一例を説明する図である。 包装用容器の機能の一例を説明する別の図である。 包装用容器の成型方法を説明する図である。
以下、図1を参照しつつ、本発明の一実施形態における包装用容器の形状を説明する。
本発明の一実施形態における包装用容器は、ポリスチレン発泡体からなり、底部1と、この底部の外周から起立した側部2と、この側部の上端から外方に向けて延出したフランジ部3とを備え、このフランジ部は、全周に亘って幅4mm以上の平坦部31を有する。ここで、ポリスチレン発泡体にはポリフェニレンエーテル(PPE)やメタクリル酸といった樹脂が含有されていても良く、その含有量は30質量%未満であればよく、ポリスチレンが70質量%以上含有されていればよい。また、ポリスチレン発泡体には、ポリスチレンが75質量%以上含有されることが好ましく、85質量%以上含有されることがさらに好ましい。
また、底部1又は側部2の厚さが、フランジ部3の平坦部31の厚さより厚いのが望ましい。このような構成によれば、後述するようにフランジ部3の平坦部31の表面粗さを小さくしつつ、容器全体の強度を高くすることができる。すなわち、フランジ部3を薄くして密度を高めることにより発泡体に含まれる気泡を小さくすることがきる。その結果、フランジ部3の平坦部の表面粗さを小さくできる。
また、平坦部31の外縁端には、全周に亘ってさらに厚みの薄い薄肉部31aが形成されていてもよい。
また、底部1及び側部2の内側並びにフランジ部3の表側に、ガスバリア層を有する厚さ20μm以上60μm未満の共押出法で製造された多層フィルムが積層されていてもよい。
また、本発明の一実施形態における包装用容器の製造方法は、包装用容器の成型前の原反シートを加熱して2次発泡後シートを得る工程と、この2次発泡後シートを両面真空成型により所望の成型シートを得る工程とを備え、この両面真空成型の型内部が下の条件を満たすのが望ましい。
フランジ部の型内クリアランス−2次発泡後シートの厚み=0
さらに、上記製造方法において、両面真空成型の型内部が下の条件を満たすのが望ましい。
底部・側部の型内クリアランス−2次発泡後シートの厚み>0
この構成によれば、フランジ部3の厚みは、底部1又は側部2の厚みより薄くすることができ、その結果、フランジ部と多層フィルム間の剥離強度を保ちつつ、容器全体の機械的強度を高めることができる。
また、本発明の一実施形態における包装用容器の別の製造方法は、包装用容器の成型前の原反シートを加熱して2次発泡後シートを得る工程と、この2次発泡後シートをこの包装用容器の裏側に該当する方向から真空引きする片面真空成型により所望の成型シートを得る工程とを備え、この片面真空成型の型内部が以下の条件を満たすのが望ましい。
フランジ部の型内クリアランス−2次発泡後シートの厚み>0
ここで、図1に示す包装用容器は、この包装用容器の成型前に該当する原反シートを加熱して得た2次発泡後シートを、例えば図8(a)に示す型に挿入して真空成型することで得られる。型とは、包装用容器を構成する底部1、側部2及びフランジ部3に該当する空間(以下「型内クリアランス」ともいう。)で、この型内クリアランスはそれぞれ所定の寸法を有する。
そして、図8(b)に示すように、型内クリアランスが、例えば底部3.0μm、側部3.0μm、フランジ部4.0μm、2次発泡後シート厚みが3.0μmの場合、以下の型内クリアランスと2次発泡後シート厚みとの差の関係式が成立する。
フランジ部>0 側部・底部=0
すなわち、フランジ部の型内クリアランスが4.0μmに対し、2次発泡後シート厚みが3.0μmのため、成型前のフランジ部の型内クリアランスには1.0μmの樹脂が存在しない空間、すなわち余剰空間が生じる(フランジ部>0)。一方、側部・底部が3.0μmに対し、2次発泡後シート厚みが3.0μmのため、成型前の側部・底部の型内クリアランスには余剰空間が生じない(側部・底部=0)すなわち、型内クリアランスは樹脂で満たされている。
さらに、図8(c)に示すように、型に挿入した2次発泡後シートの真空成型に応じて、成型後の容器本体の寸法が異なる。すなわち、片面真空成型の場合、2次発泡後シートの下側から真空状態で引き付けて素材を成型する。このため、成型シートの寸法に変化は生じない。一方、両面真空成型の場合、2次発泡後シートの上下両側から真空状態で引き付けて成型する。このため、成型シートのうち、フランジ部に該当する部分が上下方向に発泡し、フランジ部の型内クリアランス4.0μmと同等の厚みとなる。
また、本発明の一実施形態における包装用容器の使用方法は、包装用容器に食品を詰める工程と、この食品の入った包装用容器のフランジ部3に所定の蓋材を装着する工程と、このフランジ部とこの蓋材とを接着してこの基材を密封する工程とを備えるのが望ましい。
次に、図1〜図3を参照しつつ、本発明の一実施形態における包装用容器の各部の構造、成形方法及び使用方法を説明する。図1(a)は包装用容器の平面図、図1(b)は包装用容器の正面図である。図2(a)は図1(a)のA−A端面図、図2(b)は(a)のX部分の拡大図である。図3は図1(a)のB―B部分におけるC−C端面図である。
図1に示すとおり、底部1は、食品が載置される矩形状の食品載置部を形成する。側部2は、底部1の外周縁と湾曲して連設し、斜め上に起立している。フランジ部3は、側部2の上端と湾曲して連設し、外方に向けて水平に延出している。
なお、底部1の食品載置部は、円形でも楕円形でもよく、平坦状でも凹凸状でもよい。底部1と側部2とが連設する部分の曲率半径に限定はなく、この側部は底部の外周縁と屈折して連設していてもよい。底部1に対する側部2の起立角度に限定はなく、垂直に起立してもよい。側部2とフランジ部3(特にこのフランジ部の裏面)とが連設する部分の曲率半径は2mm以下で、好ましくは1mm以下であり、このような曲率半径を実現する手段としては、該当部分(例えば、湾曲している円弧の頂点またはこの円弧に隣接する平坦部分)付近の金型に真空孔を形成してもよい。底部1又は側部2の厚さ及びフランジ部3の厚さ並びにこれらの比率に限定はない。底部1及び側部2の内側並びにフランジ部3の表側に、ガスバリア層を有する多層フィルムFが積層されているのが好ましい。これにより、底部1及び側部2の外側から侵入するガスの透過率を低くすることができる。
こうした多層フィルムFは、2つ以上の樹脂(例えば第1の熱可塑性樹脂層、接着性樹脂層、ガスバリア層、接着性樹脂層、第2の熱可塑性樹脂層)をダイスの押出し口(細いスリット状の隙間)から共に押出す共押出法で製造された積層フィルムであってもよい。こうした多層フィルムFは、接着剤を介して基材に貼付けられればよく、厚みは20μm以上60μm未満、30μm以上50μm未満であればよい。
ガスバリア層は、例えば酸素ガス、水蒸気ガス、二酸化炭素ガスといった気体の透過性が低ければ特に制限はないが、具体的には、JIS K 7126による酸素透過度が25μm厚みで1000ml/m・24hr・MPa(20℃で75%RH)以下の樹脂で、かつ共押出が出来る樹脂であればよく、例えばエチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)、ポリアミド(PA)が挙げられる。
ここで、図2に示すとおり、平坦部31は、フランジ部3の表面及び裏面にて形成されている。平坦部31の幅は、フランジ部3の表面の内縁端から外縁端まで、かつ全周に亘って幅4mm以上ある。多層フィルムFは平坦部31全体に貼り付いている。
なお、平坦部31の厚さは、3.5mm以下が好ましい。また、平坦部31は、好ましくは幅6mm以上、厚さ3.5mm以下、より好ましくは幅8mm以上、厚さ3.0mm以下、さらに好ましくは幅10mm以上、厚さ2.7mm以下である。さらに、平坦部31の厚さの公差(最大値と最小値との差)は、厚さの−10〜+10%であることが好ましく、厚さの−5〜+5%であることがさらに好ましい。こういった構成によれば、後述するトップシールの貼り付けを問題なく行うことができる。すなわち、平坦部31の厚みが均一であるため、トップシールの貼り付けの際に加えられる熱が平坦部31全体に均等に伝わる。その結果、トップシールと平坦部31との接着強度に部分的な偏りなど発生することが回避される。こうした公差を実現するためには、後述する両面真空成型を採用すればよい。平坦部31は、フランジ部3の表面のみならず、裏面の内縁端から外縁端まで、かつ全周に亘って幅4mm以上形成されてもよい。この場合、フランジ部3の表面及び裏面が平行していてもよく、表面側及び/又は裏面側が傾斜していてもよい。平坦部31の位置は、フランジ部3の内縁側若しくは外縁側又は中央でもよい。平坦部31がフランジ部3の幅方向の全部又は外縁側に位置する場合、この平坦部の外縁端の曲率半径は2.5mm以下が好ましい。
平坦部31の外縁端には、全周に亘ってさらに厚みの薄い薄肉部31aが形成されている。多層フィルムFは、薄肉部31aの先端まで接着されている。これにより、薄肉部31aの先端において基材から多層フィルムFが剥がし難く、袋化現象が生じにくい。
なお、薄肉部31aの幅は0.5mm以上が好ましい。薄肉部31aの厚みに限定はない。
また、図1に示すとおり、底部1及び側部2には、この底部から側部に通じる溝部4が形成されている。溝部4は、底部1又は側部2に設けられた凹凸部の谷部分で形成されている。これにより、不活性ガス等の食品の変質を抑制する気体が容器全体に行き亘り易くなる。
なお、溝部4の深さは0.5mm以上で、好ましくは1.0mm以上である。溝部4の端面形状は、円弧状や矩形状やV字状でもよい。溝部4の長さに限定はなく、一方の側部2から底部1を介して他方の側部2に通じていてもよい。溝部4の幅、向き及び位置に限定はない。溝部4は単数でも複数でもよい。
ここで、図3に示すとおり、底部1と側部2とが連設する部分の平面視における四つの隅には、隅切りされた隅切り部5が設けられている。これにより、底部1と側部2とが連設する部分が曲面の場合に比べ、多層フィルムFが引っ張られて薄くなったり亀裂が生じたりすることを防ぐことができる。
なお、隅切り部5の形状は、三角形に限らず、矩形、円形又は楕円形でもよい。隅切り部5の面積や角度に限定はない。隅切り部5は、底部1の四つ角部分が面取りされたものでもよい。
また、図1に示す包装用容器の成型方法としては、両面真空成型が好ましい。例えば、多層フィルムを貼り付けた原反シートを加熱して得た2次発泡後シートを、底部1、側部2及びフランジ部3を形づくるための空間(以下、「型内クリアランス」という。)を形成する型にて成型する場合、この型内クリアランスがこの底部及び側部に該当する部分の厚みよりフランジ部に該当する部分の厚みが薄く、かつ両面真空にて成型することで、成型後の包装用容器はこの底部及び/又は側部の厚さがフランジ部の平坦部31の厚さより厚くなる。これにより、平坦部31がより平滑になるばかりでなく、多層フィルムFと基材との剥離強度及び容器の剛性を高めることができる。
ここで、平坦部31の表面粗さRaは、2.0μm未満であることが好ましく、1.5μm未満であることがさらに好ましく、1.0μm未満であることがより好ましい。こうした構成によれば、平坦部の幅内にトップシール用蓋材をより確実に熱溶着させることができる。
また、平坦部31の表面粗さRaの測定試験概要(測定規格、測定機、測定条件)を説明する。
≪測定規格≫
JIS B 0601に規定する表面粗さ測定
≪測定機≫
Mitutoyo社製「SURFTEST SV−400」
≪測定条件≫
測定範囲は、包装用容器のフランジ部分の外周(外端縁)から2.5mm幅内とする。測定場所は、本発明の包装用容器(実施例1)においては、フランジ部3の平坦部31における上記幅の中央、従来の包装用容器(比較例1)においては、フランジの曲面部分の頂点(ピーク)とする。
上述した表面粗さRaの測定試験概要に基づいて行った実施例1及び比較例1の測定結果を以下の表1に示す。これによると、実施例1では0.96μmに対し、比較例1では2.22μmだった。すなわち、実施例1における平坦部31の表面粗さは、比較例1における従来の包装用容器のフランジの曲面部分より表面粗さが低いため、トップシール用蓋材をより確実に熱溶着させることができる。
また、図1に示す包装用容器の使用方法としては、この包装用容器に食品を詰める工程と、この食品の入った包装用容器のフランジ部3に蓋材を装着する工程と、このフランジ部とこの蓋材とを接着して包装用容器を密封する工程とを備えることが望ましい。
例えば、製造工場や小売店にて、図1に示す容器に食品(例えば、肉類)を詰める。食品が容器に詰められた後、ガス置換を行う。トップシール用蓋材の装着には、例えば大倉工業社製の「エコラップGLS−L」を用いて、この食品の入った容器のフランジ部にトップシール用蓋材を装着する。トップシール用蓋材が装着された後、シンワ機械社製の「SN−2S(N2N)」を用い熱圧着により、フランジ部とトップシール用蓋材とを接着して密閉する。容器の外周に沿ってトップシール用蓋材をカットする。このように包装された食品の賞味期限を延長することができた。
図4に示すとおり、トップシール用蓋材Sがフランジ部3に対して多層フィルムFを介して平坦部31に熱圧着されることにより、容器内が密閉される。さらに、平坦部31にトップシール用蓋材Sが熱圧着されるため、薄肉部31aにはこのトップシール用蓋材が熱圧着されず、この薄肉部の上端との間に所定の隙間が生じる。この構造により、トップシール用蓋材Sを剥がす際に、薄肉部31aの先端において基材から多層フィルムFが剥がし難く、袋化現象が生じにくい。
このように、本発明の一実施形態における包装用容器(以下、「本包装用容器」ともいう。)は、フランジ部3の全周に亘って幅4mm以上の平坦部31を有することにより、このフランジ部に対してトップシール用蓋材の熱溶着が確実になる。すなわち、フランジ部3の平坦部31が幅4mm以上で全周に亘っているため、例えば一般的なトップシール機でも、この平坦部の幅内にトップシール用蓋材を確実に熱溶着させることができる。したがって、トップシールで密閉したポリスチレン発泡体製の本包装用容器に食品を詰めた弁当や惣菜を量産することができる。
また、底部1又は側部2の厚さがフランジ部3の平坦部31の厚さより厚くなるようシート成型することにより、フランジ部3の平坦部31の表面粗さRaを小さくしつつ、容器全体の強度を高くすることができる。すなわち、フランジ部3を薄くして密度を高めることにより発泡体に含まれる気泡を小さくすることがきる。その結果、フランジ部3の平坦部の表面粗さを小さくできる。
なお、本包装用容器は、例えば圧空成型、真空圧空成型、両面真空成型、熱板成型等のシート成型で、合成樹脂シートを熱成型することにより形成されてもよい。
また、本包装用容器は、発泡ポリスチレンの一種であるポリスチレンペーパー(PSP)を真空成型したもので、非発泡材料からなるものと比べて、気泡に起因する高い断熱性や、気泡の存在により同じ厚さを得る場合でも材料が少なくて済むので材料費が安くなることや、軽量であることにより輸送性が良いことがメリットとしてもよい。このため、厳密には「ポリスチレンペーパー製の包装用容器」と区分してもよい。
また、本包装用容器の実施に関係する者としては、消費者や取引者でもよい。ここで「消費者」とは、小売店や宅配業者から包装用容器に収納された食品(以下、「販売品」ともいう。)を購入する者を示し、「取引者」とは、本包装用容器に食品を収納する食品製造業者を示してもよい。
消費者は、販売品を購入するとき、収納された食品を本包装用容器の表側から観察してもよい。さらに、購入した販売品に付されたトップシールを開封するとき、本包装用容器の表側(特に、フランジ部及びその周辺)を観察しながら手や指を動かしてもよい。
なお、消費者は、食品を消費した後も本包装用容器を観察できるものの、そのときの観察の注意力は、購入前の通常の注意力と比較して低くてもよい。
取引者は、食品が収納された本包装用容器にトップシールを貼り付けるとき、本包装用容器の表側及び裏側(特に、フランジ部及びその周辺)を観察した後、所定の装置でトップシールを貼り付けて容器本体の開口部分を封止してもよい。さらに、トップシールが貼り付けられた後、品質管理に伴い、本包装用容器の表側及び裏側(特に、フランジ部及びその周辺)を観察してもよい。
なお、取引者は、食品を収納する前も本包装用容器を観察できるものの、そのときの観察の注意力は、本包装用容器における封止手段であるトップシール貼り付け前後と比較して低くてもよい。
さらに、本包装用容器の基本的及び具体的な構造は、以下のように分節してもよい。なお、参照の便宜等のため、図5(フランジ部及び側部上方の部分拡大端面図)に具体的な構造の一部に付番する(B−3,C−2)。
(イ)基本的な構造
A.所定の縦横比率を有するフランジ部、側部及び底部を備えた容器本体
(ロ)具体的構成態様
B.フランジ部
B−1.四方の丸状の角部
B−2.外縁の端部に設けられた突出部
B−3.全周に渡って同一幅かつ平坦状の表面部及び裏面部
C.側部
C−1.外側に拡がって傾斜している
Cー2.フランジ部との連設部分付近が平坦である
D.底部
D−1.中央部分に配置された四角錘台形の凸部
ここで、基本的な構造(A)は、本包装用容器全体に占める割合が大きいものの、縦横比率及び容器本体の構成(フランジ部、側部及び底部)はありふれた形状の枠を超え難いため、本包装用容器の実施に関係する者の注意を引く程度は小さくてもよい。
一方、通常の消費者における本包装用容器に対する観察の注意は、販売品の購入前及び食品の消費前に集中してもよい。その点、販売品の購入を検討する消費者は、一般的に食品が収納されている限り、具体的な構造における底部の中央(D−1)から側部下方に渡って視認することができなくてもよい。さらに、側部上方からフランジ部に渡っては視認することができるものの、具体的な構造における側部及びフランジ部としてありふれた形状(B−1,B−2,C−1)は、消費者の注意を引く部分になり難くてもよい。
すなわち、本包装用容器を観察する消費者にとって、具体的な構造におけるフランジ部全周に渡って同一幅かつ平坦状の表面部及び裏面部(B−3)並びに側部上方とフランジ部との連設部分付近が平坦である構造(C−2)は、本包装用容器全体の中で作用効果の割合が大きく、最も注意を引き視覚的印象にも大きな影響を及ぼす部分であってもよい。
他方、通常の取引者における本包装用容器に対する観察の注意は、食品が収納された本包装用容器へのトップシールの貼り付け前後に集中してもよい。
すなわち、本包装用容器を観察する取引者にとって、具体的な構造におけるフランジ部全周に渡って同一幅かつ平坦状の表面部及び裏面部(B−3)並びに側部上方とフランジ部との連設部分付近が平坦である構造(C−2)は、本包装用容器全体の中で作用効果の割合が大きく、最も注意を引き視覚的印象にも大きな影響を及ぼす部分であってもよい。
また、本包装用容器の取引者には、上述した食品製造業者の他、販売品を扱う小売店及び小売店や宅配業者に販売品を輸送する物流業者が含まれてもよい。
ここで、従来の小売店で販売されていた従来型の封止手段(例えば、ラップ包装)に対応する包装用容器に収納された食品の消費期限は1〜2日でもあった。ところが、特有の封止手段を可能とする本包装用容器に収納された食品の消費期限は、特有の封止効果により3〜4日延長することが期待でき、5〜6日となることも期待できてよい。これにより、小売店で販売される食品の消費期限の延長が実現すると共に、売れ残った食品の廃棄量の低減が実現してもよい。
また、従来の食品製造業者では、小売店で販売される食品の消費期限(1〜2日)に鑑みて、包装用容器に食品を収納し在庫として管理するまでの時間(製造リードタイム)や在庫を出荷するまでの時間(出荷リードタイム)を厳守及び短縮するために、例えば24時間体制の生産計画を実行する作業員の確保が必要でもあった。ところが、特有の封止手段を可能とする本包装用容器に収納された食品の消費期限(5〜6日)に鑑みると、本包装用容器に食品を収納し在庫として管理する時間の延長が期待できるため、24時間体制の生産計画も不要となり、作業員数の低減が実現しやすい。これにより、食品製造業者の労働力の削減が実現すると共に、労働力不足という社会問題の解決に貢献し得る。
また、従来の物流業者では、小売店で販売される食品の消費期限(1〜2日)に鑑みて、食品製造業者から近距離にある小売店や宅配業者にしか輸送できなくてもよかった。ところが、特有の封止手段を可能とする本包装用容器に収納された食品の消費期限(5〜6日)に鑑みると、食品製造業者から中〜遠距離にある小売店や宅配業者への輸送が期待できてもよい。これにより、食品の物流可能領域の拡大に伴い、要介護者や高齢者を対象として宅配サービスも実現しやすい。
このように、従来型の封止手段に対応する包装用容器と対比すると、特有の封止手段を可能とする本包装用容器は各取引者に与える作用効果の影響が極めて大きく、特に従来型との差異点であるフランジ部全周に渡って同一幅かつ平坦状の表面部及び裏面部(B−3)並びに側部上方とフランジ部との連設部分付近が平坦である形状(C−2)は、注意を引きやすいため、評価が高くてもよい。
さらに、特有の封止手段を可能とする本包装用容器の機能の一例を、図6及び図7を用いて説明する。
まず、図6(A)に示すとおり、発泡ポリスチレンの一種であるポリスチレンペーパー(PSP)を真空成型した本包装用容器における容器本体が、食品を収納した状態で所定のトップシール装置に送られてもよい。このとき、容器本体のフランジ部の全周に渡って同一幅かつ平坦状の裏面部が、装置の平坦状の土台と面一で接してもよい。次に、ガス置換包装により容器内の空気を除去し窒素や二酸化炭素などの不活性ガスが充填されてもよい。そして、図6(B)に示すとおり、トップシールがフランジ部の全周に渡って同一幅かつ平坦状の表面部に面一に貼り付けられてもよい。
ここで、トップシールを容器本体に貼り付けるとき、図7(A)に示す本包装用容器のように、フランジ部が全周に渡って同一幅かつ平坦状の表面部及び裏面部で構成されていれば、トップシールの貼り付けに問題ないことが期待できる。さらに、トップシールの貼り付けを確実に行うためには、フランジ部の平坦状の表面部及び裏面部が極力幅広いほうが好ましい。
一方、図7(B)に示す従来型の包装用容器では、側部上方のフランジ部との連設部分付近に段差があったり、連結部分の曲率半径が大き過ぎたりすると、フランジ部の裏面部がトップシール装置の平坦状の土台に面一で接することができないため、トップシールの貼り付けに問題が生じかねない。トップシールの貼り付けに問題が生じた場合、収納した食品の品質低下につながる恐れがある。そこで、トップシール貼り付け前に、例えば平坦状の樹脂製バケットを用いて、フランジ部の全周に渡って同一幅かつ平坦状の裏面部が設けられ、側部上方のフランジ部との連設部分付近が平坦状であるかを検査する場合もある。
このように、特有の封止手段を可能とする本包装用容器の機能に鑑みると、本包装用容器の作用効果は需要者に与える影響が極めて大きく、特に従来型の包装用容器との相違点であるフランジ部全周に渡って同一幅かつ平坦状の表面部及び裏面部(図5のB−3)並びに胴部上方と鍔部との連設部分付近が平坦である形状(図5のC−2)は、注意を引きやすい。
なお、従来型の包装用容器は、ラップフィルム形式に対応するものであるため、ラップが掛かり易いようにフランジ部が断面円弧状になっている場合がある。
本発明における包装用容器は、例えば弁当、惣菜、生鮮品、肉類、野菜類を含む食品全般の外販に関する産業に利用可能である。
1 底部
2 側部
3 フランジ部
31 平坦部
31a 薄肉部
4 溝部
5 隅切り部
F 多層フィルム

Claims (6)

  1. ポリスチレン発泡体からなり、底部と、当該底部の外周から起立した側部と、当該側部の上端から外方に向けて延出したフランジ部とを備え、
    前記フランジ部は、全周に亘って幅4mm以上の平坦部を有する
    ことを特徴とする包装用容器。
  2. 前記底部又は前記側部の厚さが、前記フランジ部の平坦部の厚さより厚い
    ことを特徴とする請求項1に記載の包装用容器。
  3. 前記平坦部の外縁端には、全周に亘ってさらに厚みの薄い薄肉部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の包装用容器。
  4. 前記底部及び前記側部の内側並びに前記フランジ部の表側に、ガスバリア層を有する厚さ20μm以上60μm未満の共押出法で製造された多層フィルムが積層されている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の包装用容器。
  5. 請求項4に記載の包装用容器の成型前の前記多層フィルムが積層された原反シートを加熱して2次発泡後シートを得る工程と、
    前記2次発泡後シートを両面真空成型により所望の成型シートを得る工程とを備え、
    前記両面真空成型の型内部が以下の条件を満たす
    ことを特徴とする包装用容器の製造方法。
    フランジ部の型内クリアランス−2次発泡後シートの厚み=0
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の包装用容器に食品を詰める工程と、
    前記食品の入った包装用容器のフランジ部に所定の蓋材を装着する工程と、
    前記フランジ部と前記蓋材とを接着して前記包装用容器を密封する工程とを備える
    ことを特徴とする包装用容器の使用方法。
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