JP2001018342A - 積層体、多層容器及び密封容器 - Google Patents

積層体、多層容器及び密封容器

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JP2001018342A
JP2001018342A JP19238099A JP19238099A JP2001018342A JP 2001018342 A JP2001018342 A JP 2001018342A JP 19238099 A JP19238099 A JP 19238099A JP 19238099 A JP19238099 A JP 19238099A JP 2001018342 A JP2001018342 A JP 2001018342A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】紙製体を外層とする多層容器の製造に際して成
形性が良好であり、紙製体との接着強度が大きく、耐衝
撃性と酸素ガスバリア性に優れ、食品包装用の包装材料
として好適な積層体、多層容器及び密封容器を提供す
る。 【解決手段】ポリオレフィン系樹脂層(A)、接着性樹脂
層(B)、酸素ガスバリア性樹脂層(C)、耐衝撃性樹脂層
(D)及びエチレン系三元共重合体樹脂層(E)の5層を有
する合成樹脂フィルム/シートにおいて、ポリオレフィ
ン系樹脂層の厚みが、他の4層の厚みの合計以上であ
り、接着性樹脂層の厚みが3μm以上、酸素ガスバリア
性樹脂層の厚みが5μm以上、耐衝撃性樹脂層の厚みが
5μm以上、エチレン系三元共重合体樹脂層の厚みが5
〜60μmであり、エチレン系三元共重合体樹脂層と紙
製体(F)の接着強度が150g/15mm巾以上である積
層体、該積層体と紙製体からなる多層容器、及び、該多
層容器を蓋体によりシールしてなる密封容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層体、多層容器
及び密封容器に関する。さらに詳しくは、本発明は、紙
製体を外層とする多層容器の製造に際して成形性が良好
であり、耐衝撃性に優れ、紙製体との接着強度が大き
く、酸素ガスバリア性にも優れ、食品包装用の包装材料
として好適に使用することができる積層体、該積層体と
紙製体からなる多層容器、及び、該多層容器を蓋体によ
りシールしてなる密封容器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、省資源及び環境への配慮から、合
成樹脂製品、特にその使用量が多い包装用製品の低容量
化、易廃棄性が強く求められている。従来より、合成樹
脂フィルム/シートと板紙などの紙製体を接着した複合
容器は、紙製体が有する印刷適性や保形性などと、合成
樹脂フィルム/シートが有する密封性やシール性などの
特徴を活かす容器としてさまざまな提案がなされてい
る。例えば、合成樹脂を板紙にコーティングしたブラン
クスを組み立てるトレイ状の容器が提案されており、コ
ーナー部でブランクスの端面が露出しないように重ね合
わせるように折り返すことで、液状の内容物の充填を可
能にしている。しかしながら、最近では、食生活の変化
による個食化が進み、調理済み、あるいは、半調理済み
食品の普及が目覚ましい。電子レンジ、オーブン加熱な
どのより簡便な調理方法が求められており、包装容器が
そのまま食器として用いられることも珍しくなくなっ
た。これに伴って、包装容器への耐熱性、耐衝撃性、密
封性の要求が強まってきている。上述の合成樹脂のコー
ティングによる方法では、その樹脂厚みはせいぜい数μ
mないし数十μmであり、凡そ昨今の耐熱性、耐衝撃性
の要求に適うものではなかった。実公昭51−3120
2号公報には、外箱への美麗な多色印刷が可能であり、
箱のコーナーを完全に密封することができる密封容器と
して、下部にスリットを有する厚紙製の外箱と、該外箱
の内面に合成樹脂フィルムを前記スリットより脱気密封
して成形した内箱とを一体的に構成してなる密封容器が
提案されている。また、実公昭54−42830号公報
には、薄手のプラスチックフィルムで丈夫な完全密封を
行うことができる鍔状片のない容器として、開口周縁に
フラップを有する板紙製の外箱の内面にプラスチックフ
ィルムを密着させ、フィルムの外周縁がフラップ端縁で
外側に折り返され、密着されてなる容器が提案されてい
る。しかし、これらの容器は、加熱軟化している合成樹
脂フィルムを真空成形などにより紙製体の外箱と一体化
するときに、紙製体との接着面に使用されている樹脂が
紙製体と接触した段階で冷却され、十分な接着強度が得
られず、蓋体の開封時に剥がれてしまうという不具合を
生じる。特開平10−114327号公報には、内容物
を充填後、低温で密封シールすることができ、密封性と
開封性の良好な密封紙容器として、開口周縁にフランジ
を有する紙容器の内面にポリプロピレンフィルム又はポ
リプロピレン層とカルボニル基を有するエチレン系共重
合体層を有するフィルムを真空成形などにより設け、シ
ール層にシングルサイト触媒で重合したポリエチレン又
はエチレン−α−オレフィン共重合体を用いた蓋材によ
りフランジ部を加熱密封した密封紙容器が提案されてい
る。この容器は、容器内層にポリプロピレンフィルムを
使用するので耐熱性が得られ、紙製体との接着面にカル
ボニル基を有するエチレン系共重合体層を用いるので接
着性が良好となる。しかし、カルボニル基を有するエチ
レン系共重合体は、ポリプロピレンよりも比重が大き
く、軟化時の張力も優れないことから、真空成形や圧空
成形の加熱時に軟化したフィルムの垂下量が大きくな
り、成形品のフィルム厚みが不均一となりやすく、良好
な製品が得られがたいという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、紙製体を外
層とする多層容器の製造に際して成形性が良好であり、
耐衝撃性に優れ、紙製体との接着強度が大きく、酸素ガ
スバリア性にも優れ、食品包装用の包装材料として好適
に使用することができる積層体、該積層体と紙製体から
なる多層容器、及び、該多層容器を蓋体によりシールし
てなる密封容器を提供することを目的としてなされたも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、ポリオレフィン系
樹脂層(A)、接着性樹脂層(B)、酸素ガスバリア性樹脂
層(C)、耐衝撃性樹脂層(D)及びエチレン系三元共重合
体樹脂層(E)の少なくとも5層からなる合成樹脂フィル
ム/シートにおいて、ポリオレフィン系樹脂層(A)の厚
みが他の4層の厚みの合計以上であり、接着性樹脂層
(B)の厚みが3μm以上、酸素ガスバリア性樹脂層(C)
の厚みが5μm以上、耐衝撃性樹脂層(D)の厚みが5μ
m以上、エチレン系三元共重合体樹脂層(E)の厚みが5
〜60μmであり、エチレン系三元共重合体樹脂層(E)
と紙製体(F)の接着強度が150g/15mm巾以上であ
る積層体は、成形性が良好であり、耐衝撃性と酸素ガス
バリア性に優れ、食品包装用の包装材料として好適に使
用し得ることを見いだし、この知見に基づいて本発明を
完成するに至った。すなわち、本発明は、(1)ポリオ
レフィン系樹脂層(A)、接着性樹脂層(B)、酸素ガスバ
リア性樹脂層(C)、耐衝撃性樹脂層(D)及びエチレン系
三元共重合体樹脂層(E)の少なくとも5層からなる合成
樹脂フィルム/シートにおいて、各々の層厚み比率をポ
リオレフィン系樹脂層(A)をa%、接着性樹脂層(B)を
b%、酸素ガスバリア性樹脂層(C)をc%、耐衝撃性樹
脂層(D)をd%、エチレン系三元共重合体樹脂層(E)を
e%とした場合、a≧b+c+d+eの関係にあり、さ
らに接着性樹脂層(B)の厚みが3μm以上、酸素ガスバ
リア性樹脂層(C)の厚みが5μm以上、耐衝撃性樹脂層
(D)の厚みが5μm以上、エチレン系三元共重合体樹脂
層(E)の厚みが5〜60μmであり、エチレン系三元共
重合体樹脂層(E)と紙製体(F)との接着強度が150g
/15mm巾(180度剥離、剥離速度300mm/min)
以上であることを特徴とする積層体、(2)酸素ガスバ
リア性樹脂層(C)を形成する樹脂が、酸素透過係数が2
0cc・100μm/m2・atm・day(23℃、65%RH)
以下である第(1)項記載の積層体、(3)耐衝撃性樹脂
層(D)を形成する樹脂が、ポリアミド樹脂である第(1)
項記載の積層体、(4)ポリオレフィン系樹脂層(A)、
接着性樹脂層(B)、酸素ガスバリア性樹脂層(C)、耐衝
撃性樹脂層(D)及びエチレン系三元共重合体樹脂層(E)
の少なくとも5層からなる合成樹脂フィルム/シート
が、A/B/C/D/E又はA/B/D/C/Eの順に
少なくとも5層以上に積層し構成されてなる第(1)項記
載の積層体、(5)第(1)項、第(2)項、第(3)項又は
第(4)項記載の積層体が内層側、紙製体(F)が外層側と
なり、エチレン系三元共重合体樹脂層(E)と紙製体(F)
が接着して賦形されてなることを特徴とする多層容器、
及び、(6)酸素ガスバリア性を有する蓋体が、第(5)
項記載の多層容器のポリオレフィン系樹脂層(A)とシー
ルされてなることを特徴とする密封容器、を提供するも
のである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の積層体は、ポリオレフィ
ン系樹脂層(A)、接着性樹脂層(B)、酸素ガスバリア性
樹脂層(C)、耐衝撃性樹脂層(D)及びエチレン系三元共
重合体樹脂層(E)の少なくとも5層を有する合成樹脂フ
ィルム/シートにおいて、各々の層厚み比率をポリオレ
フィン系樹脂層(A)をa%、接着性樹脂層(B)をb%、
酸素ガスバリア性樹脂層(C)をc%、耐衝撃性樹脂層
(D)をd%、エチレン系三元共重合体樹脂層(E)をe%
とした場合、a≧b+c+d+eの関係にあり、さらに
接着性樹脂層(B)の厚みが3μm以上、酸素ガスバリア
性樹脂層(C)の厚みが5μm以上、耐衝撃性樹脂層(D)
の厚みが5μm以上、エチレン系三元共重合体樹脂層
(E)の厚みが5〜60μmであり、エチレン系三元共重
合体樹脂層(E)と紙製体(F)の接着強度が150g/1
5mm巾(180度剥離、剥離速度300mm/min)以上
である積層体である。本発明に用いるポリオレフィン系
樹脂に特に制限はなく、例えば、低密度ポリエチレン樹
脂、線状低密度ポリエチレン樹脂、高密度ポリエチレン
樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリブテン樹脂、ポリ(4
−メチルペンテン−1)樹脂などを挙げることができ
る。これらのポリオレフィン系樹脂は、1種を単独で用
いることができ、あるいは、2種以上を組み合わせて用
いることもできる。これらの中で、ポリプロピレン樹脂
は耐熱性が良好なので、好適に使用することができる。
ポリプロピレン樹脂としては、プロピレンの単独重合体
のほかに、各種のオレフィンとの共重合体も使用するこ
とができる。ポリプロピレン樹脂は、メルトインデック
スが0.1〜5g/10min(JIS K 6758)であ
ることが好ましい。ポリプロピレン樹脂100重量部に
対して、低密度ポリエチレン樹脂又は高密度ポリエチレ
ン樹脂3〜20重量部を混合することにより、成形性を
向上することができる。また、ポリ(4−メチルペンテ
ン−1)樹脂又はホモポリマータイプの環状ポリオレフ
ィン樹脂を混合することにより、耐熱性を向上すること
ができる。さらに、ポリプロピレン樹脂にゴム成分や熱
可塑性エラストマーを混合することにより、耐衝撃性を
改良することができる。本発明に用いる接着性樹脂は、
ポリオレフィン系樹脂層(A)と酸素ガスバリア性樹脂層
(C)の接着強度を高めることができるものであれば特に
制限はなく、例えば、ポリオレフィン系樹脂に無水マレ
イン酸などを共重合又はグラフト重合するなどの手段に
より変性し、接着性を付与した樹脂などを挙げることが
できる。
【0006】本発明に用いる酸素ガスバリア性樹脂は、
酸素透過係数が20cc・100μm/m2・atm・day(23
℃、65%RH)以下であることが好ましい。このよう
な酸素透過係数を有する樹脂としては、例えば、エチレ
ン−ビニルアルコール共重合体、ナイロンMXD6、非
晶性ポリアミド、ポリ塩化ビニリデン、ポリエステルな
どのガスバリア性樹脂を挙げることができる。エチレン
−ビニルアルコール共重合体は、エチレン共重合比率が
20〜50モル%の樹脂を好適に使用することができ
る。ナイロンMXD6は、メタキシリレンジアミンとア
ジピン酸の重縮合反応により得られるポリアミド樹脂で
あり、その製造方法に特に制限はなく、メタキシリレン
ジアミンとアジピン酸のほかに、メタキシリレンジアミ
ンの塩酸塩などの各種誘導体や、アジピン酸のハライ
ド、エステルなどの各種誘導体を出発原料として製造す
ることもできる。また、ジアミン単位の90モル%以上
がメタキシリレンジアミン単位であるポリアミド樹脂の
み、あるいは、ジアミン単位の90モル%以上がメタキ
シリレンジアミン単位であるポリアミド樹脂と他の熱可
塑性樹脂との混合樹脂を用いることもできる。例えば、
成形性を改良する目的で非晶性ポリアミド樹脂を混合す
ることができる。ジアミン単位の90モル%以上がメタ
キシリレンジアミン単位であるポリアミド樹脂には、メ
タキシリレンジアミン及びアジピン酸以外のジアミン又
はジカルボン酸を共重合することができる。非晶性ポリ
アミド樹脂は、非晶性ナイロン又は透明ナイロンとも呼
ばれるものであり、ナイロン6、ナイロン66のような
直鎖脂肪族ナイロンと異なり、ポリマーの結晶化が殆ど
起こらないか、あるいは結晶化速度が非常に小さい特殊
ナイロンである。このような非晶性ポリアミド樹脂とし
ては、例えば、テレフタル酸とトリメチルヘキサメチレ
ンジアミンの重縮合体、2,2−ビス(p−アミノシクロ
ヘキシル)プロパンとアジピン酸及びアゼライン酸との
共重縮合体、ビス(3−メチル−4−アミノシクロヘキ
シル)メタンとイソフタル酸及びω−アミノドデカン酸
との共重縮合体、ジフェニルメタンジイソシアネートと
アジピン酸、アゼライン酸及びイソフタル酸の混合物と
の共重縮合体、テレフタル酸及びイソフタル酸とヘキサ
メチレンジアミンとの共重縮合体などを挙げることがで
きる。本発明に用いる耐衝撃性樹脂に特に制限はない
が、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン11、ナイロ
ン12、ナイロン69、ナイロン612などのポリアミ
ド樹脂を好適に用いることができる。本発明に用いるエ
チレン系三元共重合体樹脂に特に制限はないが、エチレ
ンとカルボニル基を有する単量体との共重合体であるこ
とが好ましく、熱安定性が良好で、臭気の少ないエチレ
ン−アクリル酸エステル−無水マレイン酸三元共重合体
樹脂を特に好適に使用することができる。エチレン系三
元共重合体樹脂には、その接着強度を損なわない範囲
で、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂などの他の
熱可塑性樹脂を混合することができる。
【0007】本発明の積層体において、各々の層厚み比
率をポリオレフィン系樹脂層(A)をa%、接着性樹脂層
(B)をb%、酸素ガスバリア性樹脂層(C)をc%、耐衝
撃性樹脂層(D)をd%、エチレン系三元共重合体樹脂層
(E)をe%とした場合、a≧b+c+d+eの関係にあ
る。すなわち、ポリオレフィン系樹脂層(A)の厚みは、
接着性樹脂層(B)、酸素ガスバリア性樹脂層(C)、耐衝
撃性樹脂層(D)及びエチレン系三元共重合体樹脂層(E)
の厚みの合計以上である。a<b+c+d+eの関係に
あると、成形時に加熱された積層体の垂下量が大きくな
って成形性が低下するとともに、紙製体への密着成形後
の厚みむらも大きくなるおそれがある。本発明の積層体
の厚みに特に制限はないが、紙製の外容器と接着させ、
保形性については外容器に依存する場合が多いことを考
えあわせると、30〜500μmであることが好まし
く、成形性及び製品コストも考えあわせると、100〜
300μmであることがより好ましい。本発明の積層体
において、接着性樹脂層(B)の厚みは3μm以上であ
り、酸素ガスバリア性樹脂層(C)の厚みは5μm以上で
あり、耐衝撃性樹脂層(D)の厚みは5μm以上であり、
エチレン系三元共重合体樹脂層(E)の厚みは5〜60μ
mである。したがって、ポリオレフィン系樹脂層(A)の
厚みは18μm以上である。接着性樹脂層(B)の厚みが
3μm未満であると、ポリオレフィン系樹脂層(A)と酸
素ガスバリア性樹脂層(C)との間で良好な接着強度が得
られず、デラミネーションを生ずるおそれがある。酸素
ガスバリア性樹脂層(C)の厚みが5μm未満であると、
良好なガスバリア性の維持が困難となるおそれがある。
耐衝撃性樹脂層(D)の厚みが5μm未満であると、積層
体を用いて製造された容器の耐衝撃性が不足し、容器の
落下などの衝撃を受けて破損するおそれがある。エチレ
ン系三元共重合体樹脂層(E)の厚みが5μm未満である
と、紙製体との接着強度が弱くなり、150g/15mm
巾(180度剥離、剥離速度300mm/min)以上の強
度が得られないおそれがある。エチレン系三元共重合体
樹脂層(E)の厚みが60μmを超えると、成形時に加熱
された積層体の垂下量が大きくなり、成形性が不良とな
るおそれがある。本発明の積層体において、エチレン系
三元共重合体樹脂層(E)と紙製体(F)の接着強度は、1
50g/15mm巾(180度剥離、剥離速度300mm/
min)以上である。エチレン系三元共重合体樹脂層(E)
と紙製体(F)の接着強度が150g/15mm巾未満であ
ると、密封容器の開封時に、エチレン系三元共重合体樹
脂層(E)と紙製体(F)との層間で剥離を生ずるおそれが
ある。
【0008】本発明の積層体は、ポリオレフィン系樹脂
層(A)、接着性樹脂層(B)、酸素ガスバリア性樹脂層
(C)、耐衝撃性樹脂層(D)及びエチレン系三元共重合体
樹脂層(E)の少なくとも5層が、A/B/C/D/E又
はA/B/D/C/Eの順に少なくとも5層以上に積層
し構成されることが好ましい。本発明の積層体は、必要
に応じて、A/B/C/D/B/E、A/E/B/C/
B/D/E、A/B/C/B/D/B/A/E、A/B
/C/D/B/A/B/C/E、A/B/D/C/B/
E、A/E/B/D/B/C/E、A/B/D/B/C
/B/A/E、A/B/D/C/B/A/B/D/Eな
どのように、A/B/C/D/E又はA/B/D/C/
Eを基本構成とする積層体の任意の位置に任意の層を追
加して、層構成を増加した構成とすることができる。積
層体の一方の最外層は、蓋体との接着を考慮して、ポリ
オレフィン系樹脂層(A)とすることが好ましく、積層体
の他方の最外層は、紙製体との接着を考慮して、エチレ
ン系三元共重合体樹脂層(E)とすることが好ましい。本
発明の積層体の製造方法に特に制限はなく、例えば、ポ
リオレフィン系樹脂層(A)、接着性樹脂層(B)、酸素ガ
スバリア性樹脂層(C)、耐衝撃性樹脂層(D)及びエチレ
ン系三元共重合体樹脂層(E)を共押出により一体として
形成することができ、あるいは、ポリオレフィン系樹脂
層(A)、接着性樹脂層(B)、酸素ガスバリア性樹脂層
(C)、耐衝撃性樹脂層(D)及びエチレン系三元共重合体
樹脂層(E)をラミネート加工により積層することもでき
る。ラミネート加工法としては、例えば、押出ラミネー
ト、ドライラミネート、サーマルラミネートなどの方法
を用いることができる。本発明の多層容器は、本発明の
積層体が内層側、紙製体(F)が外層側となり、エチレン
系三元共重合体樹脂層(E)と紙製体(F)が接着して賦形
されてなり、全体として少なくともA/B/C/D/E
/Fの順に6層以上に積層し構成されるものである。本
発明に用いる紙製体に特に制限はなく、例えば、紙器用
板紙、白板紙、黄ボール、チップボール、色ボール、カ
ップ原紙などを挙げることができる。本発明の多層容器
の製造方法に特に制限はなく、例えば、必要に応じて紙
製体に印刷を施し、打ち抜きによりブランクスを作製
し、ブランクスを型内に装着して容器の形状に成形する
と同時に、あるいは、成形したのちに、本発明の積層体
を加熱して、真空成形、圧空成形、真空圧空成形などに
より、積層体のエチレン系三元共重合体樹脂層(E)と紙
製体(F)を接着することができる。
【0009】本発明の密封容器は、酸素ガスバリア性を
有する蓋体が、本発明の多層容器のポリオレフィン系樹
脂層(A)とシールされてなるものである。本発明に用い
る酸素ガスバリア性を有する蓋体に特に制限はないが、
シール層、酸素ガスバリア層及び基材層を有する蓋体を
好適に用いることができる。シール層を形成する樹脂と
しては、例えば、プロピレンの単独重合体、ブロック共
重合体、ランダム共重合体などの各種のポリプロピレン
樹脂、ポリプロピレン樹脂とポリエチレン樹脂との混合
物、エチレン−酢酸ビニル共重合体、無水マレイン酸変
性ポリプロピレン樹脂、これらの混合樹脂などを挙げる
ことができる。酸素ガスバリア層を形成する樹脂として
は、例えば、エチレン−ビニルアルコール共重合体、塩
化ビニリデン樹脂、アルミニウム又は無機シリカを蒸着
したポリエステル、ポリアミドなどを挙げることができ
る。基材層を形成する樹脂としては、例えば、ポリエス
テル、ポリアミド、二軸延伸ポリプロピレンフィルム、
セロファンなどを挙げることができる。これらのシール
層、ガスバリア層及び基材層は、ドライラミネーション
法、共押出法、押出ラミネーション法などによって積層
することができる。本発明の密封容器において、酸素ガ
スバリア性を有する蓋体と、多層容器のポリオレフィン
系樹脂層(A)のシールは、多層容器を受け型に入れ、蓋
体をその開口部に載置し、フランジ部分を加熱された熱
盤などにより押圧することにより行うことができる。本
発明の積層体は、紙製体の外容器との接着強度が大きい
ので、内容物を充填して、蓋体をシールを施した密封容
器を、電子レンジ、オーブンなどを用いる加熱調理の際
に蓋体を開封しても、外容器から積層体が蓋体と共に剥
離して内容物をこぼす危険性がない。また、従来は得ら
れていなかった電子レンジ調理も可能な耐熱性を有す
る。さらに、耐衝撃性に優れるので、容器の落下などの
衝撃を受けて破損するおそれが少なく、酸素ガスバリア
性に優れるので、調理又は半調理された内容物を長期に
わたって保存することができる。
【0010】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細
に説明するが、本発明はこれらの実施例によりなんら限
定されるものではない。なお、実施例及び比較例におい
ては、下記の樹脂を用いた。 (1)ポリオレフィン系樹脂 ポリプロピレン樹脂1[住友化学工業(株)、住友ノーブ
レンFH1016] ポリプロピレン樹脂2「日本ポリケム(株)、ノバテック
PP FY4] (2)接着性樹脂[三井化学(株)、アドマーQB55
0] (3)酸素ガスバリア性樹脂 酸素ガスバリア性樹脂1[クラレ(株)、エバールF10
1AZ、エチレン−ビニルアルコール共重合体、酸素透
過係数0.4cc・100μm/m2・atm・day] 酸素ガスバリア性樹脂2[三菱ガス化学(株)、MXナイ
ロン、ナイロンMXD6、酸素透過係数1cc・100μ
m/m2・atm・day] (4)耐衝撃性樹脂[宇部興産(株)、ナイロン5033
B、ポリアミド樹脂] (5)エチレン系三元共重合体樹脂[日本ポリオレフィ
ン(株)、レクスパールET182、エチレン−アクリル
酸エステル−無水マレイン酸三元共重合体] (6)紙製体[カップ原紙] また、実施例及び比較例においては、下記の方法により
評価を行った。すなわち、共押出法により積層体を作製
し、間接両面加熱式の圧空成形機を用い、長径270m
m、短径250mmの積層体を、長径200mm、短径15
0mm、深さ20mmのトレイ形状に成形し、金型内に設置
した紙製のブランクスに接着させて一体化した。なお、
成形条件は、積層体を160〜180℃で、2〜3秒間
加熱し、紙製のブランクスの内側に成形して密着させ
た。 (1)成形性 間接両面加熱式の圧空成形機で積層体を加熱した際の垂
下量を、フィルムサンプル横に設置したガイドゲージを
用いて測定することにより評価した。垂下量の大きすぎ
るものは、成形性が不良である。 (2)衝撃強度 JIS K 7160にしたがって測定した。 (3)接着強度 15mm巾の試料片を作製し、積層体と紙製体を、引張速
度300mm/minの条件で180度剥離試験を行い、そ
の最高荷重を記録した。 (4)酸素ガスバリア性 OXTRAN法により、積層体について、酸素透過係数
を測定した。
【0011】実施例1 共押出法により、(A)ポリプロピレン樹脂1[[住友化
学工業(株)、住友ノーブレンFH1016]20μm、
(B)接着性樹脂[三井化学(株)、アドマーQB550]
5μm、(C)酸素ガスバリア性樹脂1[クラレ(株)、エ
バールF101AZ」5μm、(D)耐衝撃性樹脂[宇部
興産(株)、ナイロン5033B]5μm及び(E)エチレ
ン系三元共重合体樹脂[日本ポリオレフィン(株)、レク
スパールET182]5μmがこの順に積層して構成さ
れた積層体を作製した。この積層体を、エチレン系三元
共重合体樹脂層を接着面として、圧空成形機を用いて紙
製体[カップ原紙]の外容器に接着させて一体化した。
成形時における垂下量は、2.0cmであった。積層体の
衝撃強度は、5kgf・cm/cm2であった。積層体と紙製体
の接着強度は、160g/15mm巾であった。積層体の
酸素透過係数は、1.5cc/m2・atm・dayであった。 実施例2〜5 第1表に示す構成の積層体を作製し、評価を行った。 比較例1 共押出法により、(A)ポリプロピレン樹脂1[[住友化
学工業(株)、住友ノーブレンFH1016]20μm、
(B)接着性樹脂[三井化学(株)、アドマーQB550]
5μm、(C)酸素ガスバリア性樹脂1[クラレ(株)、エ
バールF101AZ」5μm、(D)耐衝撃性樹脂[宇部
興産(株)、ナイロン5033B]5μm及び(E)エチレ
ン系三元共重合体樹脂[日本ポリオレフィン(株)、レク
スパールET182]4μmがこの順に積層して構成さ
れた積層体を作製した。この積層体を、エチレン系三元
共重合体樹脂層を接着面として、圧空成形機を用いて紙
製体[カップ原紙]の外容器に接着させて一体化した。
成形時における垂下量は、2.2cmであった。積層体の
衝撃強度は、2kgf・cm/cm2であった。積層体と紙製体
の接着強度は、135g/15mm巾であった。積層体の
酸素透過係数は、1.2cc/m2・atm・dayであった。 比較例2〜5 第2表に示す構成の積層体を作製し、評価を行った。実
施例1〜5の結果を第1表に、比較例1〜5の結果を第
2表に示す。
【0012】
【表1】
【0013】
【表2】
【0014】
【表3】
【0015】
【表4】
【0016】第1表に見られるように、実施例1〜5で
作製した本発明の積層体は、成形時の垂下量は2.4cm
以下であって、良好な成形性を有している。衝撃強度は
5kgf・cm/cm2以上であって、良好な耐衝撃性を有して
いる。積層体と紙製体の接着強度は160g/15mm巾
以上であって、容器として使用するために十分な強度を
有している。積層体の酸素透過係数は2.0cc/m2・atm
・day以下であり、食品包装用の包装材料として十分な酸
素ガスバリア性を有している。これに対して、第2表に
見られるように、エチレン系三元共重合体樹脂層(E)の
厚みが5μmに満たない比較例1の積層体は、紙製体と
の接着強度が十分ではない。耐衝撃性樹脂層(D)の厚み
が3μmと薄い比較例2の積層体は、衝撃強度が低く、
耐衝撃性が不足している。酸素ガスバリア性樹脂層(C)
がなく、ポリプロピレン樹脂層(A)の厚みが、接着性樹
脂層、耐衝撃性樹脂層及びエチレン系三元共重合体樹脂
層の厚みの合計より小さく、エチレン系三元共重合体樹
脂層(E)が69μmと厚い比較例3の積層体は、酸素透
過係数が極めて大きく、また、成形時の垂下量が大き
い。耐衝撃性樹脂層(D)がない比較例4の積層体は、衝
撃強度が著しく低く、耐衝撃性に乏しい。ポリプロピレ
ン樹脂層の厚みが、接着性樹脂層、酸素ガスバリア性樹
脂層、耐衝撃性樹脂層及びエチレン系三元共重合体樹脂
層の厚みの合計より小さく、接着性樹脂層の厚みが2μ
mである比較例5の積層体は、シート加熱時の張り戻り
が優れず、成形時の垂下量が大きくなって成形性が不良
である。また、ポリプロピレン樹脂層(A)と酸素ガスバ
リア性樹脂層(C)との層間接着強度が小さく、ポリプロ
ピレン樹脂層(A)と酸素ガスバリア性樹脂層(C)との間
でデラミネーションを生じた。
【0017】
【発明の効果】本発明の積層体は、成形性、紙製体との
接着性、耐衝撃性及び酸素ガスバリア性に優れているの
で、紙に接着したラミネート品又はそれを賦形した容器
用に適しており、本発明の積層体と紙製体を接着して賦
形した多層容器及び該容器に酸素ガスバリア性を有する
蓋体をシールした密封容器は、食品包装用の容器として
好適に用いることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E033 BA09 BA10 BA14 BA15 BA16 BA17 BA21 BB08 CA03 CA07 CA16 DA06 FA04 GA03 3E084 AA37 BA08 CC03 CC08 FA09 FD13 GB08 HB01 HC08 KA14 4F100 AK01B AK01C AK01D AK03A AK04E AK07 AK46D AK71E AL01E BA05 BA10A BA10E BA15 CB00B DA01 DA03 DG10 EC18 GB16 GB18 GB23 JD03C JK06 JK10D JL01 JL11B YY00 YY00C

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリオレフィン系樹脂層(A)、接着性樹脂
    層(B)、酸素ガスバリア性樹脂層(C)、耐衝撃性樹脂層
    (D)及びエチレン系三元共重合体樹脂層(E)の少なくと
    も5層からなる合成樹脂フィルム/シートにおいて、各
    々の層厚み比率をポリオレフィン系樹脂層(A)をa%、
    接着性樹脂層(B)をb%、酸素ガスバリア性樹脂層(C)
    をc%、耐衝撃性樹脂層(D)をd%、エチレン系三元共
    重合体樹脂層(E)をe%とした場合、a≧b+c+d+
    eの関係にあり、さらに接着性樹脂層(B)の厚みが3μ
    m以上、酸素ガスバリア性樹脂層(C)の厚みが5μm以
    上、耐衝撃性樹脂層(D)の厚みが5μm以上、エチレン
    系三元共重合体樹脂層(E)の厚みが5〜60μmであ
    り、エチレン系三元共重合体樹脂層(E)と紙製体(F)と
    の接着強度が150g/15mm巾(180度剥離、剥離
    速度300mm/min)以上であることを特徴とする積層
    体。
  2. 【請求項2】酸素ガスバリア性樹脂層(C)を形成する樹
    脂が、酸素透過係数が20cc・100μm/m2・atm・day
    (23℃、65%RH)以下である請求項1記載の積層
    体。
  3. 【請求項3】耐衝撃性樹脂層(D)を形成する樹脂が、ポ
    リアミド樹脂である請求項1記載の積層体。
  4. 【請求項4】ポリオレフィン系樹脂層(A)、接着性樹脂
    層(B)、酸素ガスバリア性樹脂層(C)、耐衝撃性樹脂層
    (D)及びエチレン系三元共重合体樹脂層(E)の少なくと
    も5層からなる合成樹脂フィルム/シートが、A/B/
    C/D/E又はA/B/D/C/Eの順に少なくとも5
    層以上に積層し構成されてなる請求項1記載の積層体。
  5. 【請求項5】請求項1、請求項2、請求項3又は請求項
    4記載の積層体が内層側、紙製体(F)が外層側となり、
    エチレン系三元共重合体樹脂層(E)と紙製体(F)が接着
    して賦形されてなることを特徴とする多層容器。
  6. 【請求項6】酸素ガスバリア性を有する蓋体が、請求項
    5記載の多層容器のポリオレフィン系樹脂層(A)とシー
    ルされてなることを特徴とする密封容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023276601A1 (ja) * 2021-06-30 2023-01-05 サカタインクス株式会社 ガスバリア性紙包材の製造方法、及び、ガスバリア性紙包材

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