JP2023093245A - 包装容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ポリスチレン系樹脂発泡容器及びトップシール用蓋材からなる包装容器において耐衝撃性に優れ、とりわけ冷凍環境下(―30℃)であっても耐衝撃性に優れ容易に剥離が生じない耐寒耐衝撃性に優れた包装容器を提供する。【解決手段】ポリスチレン系発泡体(A)と、トップシール用蓋材(B)とから構成される包装容器であって、前記ポリスチレン系発泡体(A)が、底部2と該底部の外縁から上方に伸びる側壁部3と、該側壁部の上端から外側に向けて延出したフランジ4とを有する形状を有し、ポリスチレン系発泡基材と、該発泡基材の内容物を収容する内面側表面に熱可塑性非発泡フィルムがラミネートされた構造を有しており、かつ、トップシール用蓋材(B)が、前記ポリスチレン系発泡体のフランジ面にシールされる側に凝集剥離層又は層間剥離層を有する多層フィルムである。【選択図】 図1

Description

本発明は、ポリスチレン系樹脂発泡シート及びトップシール用蓋材からなる包装容器に関する。
ポリスチレン系樹脂発泡シートを真空熱成形や圧空熱成形等により成形した包装容器は、お弁当やお惣菜を販売するための食品用包装容器としてスーパーやコンビニエンスストアなどで広く用いられている。
斯かる包装容器に関しては、近年、環境負荷軽減の観点からプラスチック製容器使用量の削減が社会的な要請となっており、更に食品の賞味期限を延ばし食品ロス削減のニーズが高まっていること、また、収容する食品鮮度を高く保持できる点から、所謂トップシール方式の蓋材を用い、容器本体に食品を収容後、容器本体のフランジに該蓋材をヒートシールするタイプの包装容器が広く用いられるようになってきている。
しかしながら、斯かるトップシール形の包装容器は、食品の鮮度を高く保ち、プラスチック材の使用量を削減できるものの、容器本体全周に亘るフランジ面で均一なシール強度を実現することは難しく、部分的に強度不足の部位が生じてしまうことがあった。そのためシール後の商品運搬時や、商品の落下によって強度の脆弱部分から開封してしまう、といった問題があった。他方、全体的にシール強度を高めた場合には、開封が極めて困難なものとなり無理やり力任せに開封した際に内容物が飛散してしまう、などの問題があった。
そのため従来より、トップシール形包装容器において均一で適度なシール強度を発現させる手法として例えば、特許文献1には容器本体開口部の全周に亘り、平坦で幅4mm以上の幅広のフランジを設けることによりシール時のシール強度の均一性を改善した包装容器が開示されている。
しかしながら、特許文献1記載のシール強度の均一性をある程度改善できるものの、落下など外部からの衝撃により破袋し易い、といった所謂耐衝撃性が充分なものでなかった。特に冷凍食品などの容器として使用する場合、冷凍環境下(例えばー30℃)での耐耐衝撃性に劣るものであった。
特許第6908969号公報
従って、本発明が解決しようとする課題は、ポリスチレン系樹脂発泡容器及びトップシール用蓋材からなる包装容器において耐衝撃性に優れ、とりわけ冷凍環境下(―30℃)であっても容易に剥離が生じない耐寒耐衝撃性に優れた包装容器を提供することにある。
本発明者等は、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、スチレン系樹脂からなる、フランジを有する発泡基材と、該発泡基材の内容物を収容する内面側表面に熱可塑性非発泡フィルムがラミネートされた容器本体を用い、かつ、蓋材として凝集剥離層又は層間剥離層を有する多層フィルムを用いることにより、耐寒耐衝撃性を飛躍的に向上させることができることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、ポリスチレン系発泡体(A)と、トップシール用蓋材(B)とから構成される包装容器であって、
前記ポリスチレン系発泡体(A)が、底部と該底部の外縁から上方に伸びる側壁部と、該側壁部の上端から外側に向けて延出したフランジとを有する形状を有し、ポリスチレン系発泡基材と、該発泡基材の内容物を収容する内面側表面に熱可塑性非発泡フィルムがラミネートされた構造を有しており、かつ、 トップシール用蓋材(B)が、前記ポリスチレン系発泡体のフランジ面にシールされる側に凝集剥離層又は層間剥離層を有する多層フィルムである ことを特徴とする包装容器に関する。
本発明によれば、ポリスチレン系樹脂発泡容器及びトップシール用蓋材からなる包装容器において耐衝撃性に優れ、とりわけ冷凍環境下(―30℃)であっても容易に剥離が生じない耐寒耐衝撃性に優れた包装容器を提供できる。
図1は、本発明で用いるポリスチレン系発泡体(A)の斜視図である。 図2は、本発明で用いるポリスチレン系発泡体(A)のA-A'端面を模式的に表した端面図である。 図3は、本発明で用いるポリスチレン系発泡体(A)のフランジ部分の拡大端面図である。 図4は、本発明で用いるポリスチレン系発泡体(A)の平面図である。 図5は、本発明で用いるトップシール用蓋材(B)の断面構造を模式的に示す拡大断面図である。
<ポリスチレン系発泡体(A)>
本発明で用いるポリスチレン系発泡体(A)は、底部と該底部の外縁から上方に伸びる側壁部と、該側壁部の上端から外側に向けて延出したフランジとを有する形状を有し、ポリスチレン系発泡基材と、該発泡基材の内容物を収容する内面側表面に熱可塑性非発泡フィルムがラミネートされた構造を有する。 ここで、底部の平面視形状は、矩形、円形、楕円状のいずれでもよいが、図4に示すような隅丸状コーナー部を有する矩形状であることが好ましい。 底部周縁より上方に伸びる側壁部は、垂直状に立ち上がってもよいが、上方に拡開するように形成されていることが望ましい(例えば図2における底部2)。 また、側壁部上端から外側に向けて延出したフランジ(例えば、図2及び図3におけるフランジ4)は、水平状に延出していることが、ヒートシールが容易となりシール強度の均一性が良好なものとなる点から好ましい。また、当該フランジは、上方に向かって膨出する曲面形状であっても、また、全周に亘って平坦なものであってもよい。中でも、シール強度の均一性および耐寒耐衝撃性がより良好なものとなる点から平坦なものが好ましく、フランジの端部は厚みが肉薄化した薄肉部(例えば、図2及び図3における薄肉部5)を有し、該肉薄部はトップフィルムが熱融着せず、フィルムとの間にクリアランスが形成されていることが、トップフィルムの剥離が容易となる点から好ましい。
斯かるポリスチレン系発泡体(A)は、ポリスチレン系発泡基材と、該発泡基材の内容物を収容する内面側表面に熱可塑性非発泡フィルムがラミネートされた構造を有するものである。
ここで、ポリスチレン系発泡基材は、スチレン系樹脂組成物からなる発泡成形体であり、該スチレン系樹脂組成物としては、例えば、スチレン単独重合体(GPPS)、耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)、多分岐ポリスチレン、スチレン-(メタ)アクリル酸共重合体、スチレン-(メタ)アクリル酸エステル共重合体、スチレン単独重合体(GPPS)とポリフェニレンエーテルとを必須成分とする樹脂組成物、又は、これらの混合物等があげられる。
これらの中でも、スチレンと(メタ)アクリル酸エステル共重合体を含む樹脂組成物、及びスチレン単独重合体(GPPS)とポリフェニレンエーテルとを必須成分とする樹脂組成物が耐熱性に優れる点から好ましい。スチレンと(メタ)アクリル酸エステル共重合体を含む樹脂組成物中の(メタ)アクリル酸エステル量は、1~30質量%の範囲であることが好ましく、一方、スチレン単独重合体(GPPS)とポリフェニレンエーテルとを必須成分とする樹脂組成物中のポリフェニレンエーテル含有量は1~40質量%の範囲であることが好ましい。
これらのなかでも特に耐熱性がより顕著な点からスチレン単独重合体(GPPS)とポリフェニレンエーテルとを必須成分とする樹脂組成物が好ましく、とりわけ、スチレン単独重合体(GPPS)とポリフェニレンエーテルに更に、前記HIPSを含有させた樹脂組成物が、冷凍食品用に用いる場合など、-30℃の極低温条件下であっても優れた耐衝撃性を発現する点から好ましい。ここで、スチレン単独重合体(GPPS)とHIPSとポリフェニレンエーテルとを必須成分とする樹脂組成物の場合、ポリフェニレンエーテルが1~40質量%となる割合で含有することが好ましい。
前記ポリスチレン系発泡基材の発泡倍率は2~40倍の範囲であることが好ましく、とりわけ高耐熱性が求められる高発泡シートの場合、ポリスチレン系樹脂発泡シート層の発泡倍率10~40倍であることが好ましい。
次に、該発泡基材の内容物を収容する内面側表面に熱可塑性非発泡フィルムは、スチレン系樹脂フィルム、オレフィン系樹脂フィルム、ガスバリアフィルム等が挙げられる。これらは単層フィルムとして、或いは2種以上の多層フィルムとして用いることができ、
例えば、
フィルム構造1:発泡体基材に対して、スチレン系樹脂フィルムを単体で熱ラミネーションした構造;
フィルム構造2:発泡体基材に対して、オレフィン系樹脂フィルムを、接着剤を介してラミネーションした構造;
フィルム構造3:オレフィン系樹脂フィルムにスチレン系樹脂フィルムをドライラミネーション接着剤を介して積層し、該スチレン系樹脂フィルム側を発泡体基材に熱ラミネーションした構造;
フィルム構造4:第1のオレフィン系樹脂とガスバリア層を構成する樹脂と第2のオレフィン系樹脂とを共押出して得られた積層フィルムの第2のオレフィン系樹脂層を接着剤を介して発泡体基材に積層した構造;フィルム構造5:第1のオレフィン系樹脂とガスバリア層を構成する樹脂と第2のオレフィン系樹脂とを共押出して得られた積層フィルムの第2のオレフィン系樹脂層側にスチレン系樹脂フィルムをドライラミネーション接着剤を介して積層し、該スチレン系樹脂フィルム表面を発泡体基材に熱ラミネーションした構造が挙げられる。
これらのなかでも、発泡体基材がスチレン単独重合体の発泡体である場合には、前記フィルム構造1:発泡体基材に対して、スチレン系樹脂フィルムを単体で熱ラミネーションした構造が成形体表面の平滑性に加え、発泡成形体を回収、再度食品トレーへのリサイクルが容易になる点から好ましい。
また、トップフィルムをトップシールする際に内部を不活性ガス等でガス置換する場合には、ガスバリア層を設けることが好ましく、その場合、フィルム構造4:第1のオレフィン系樹脂とガスバリア層を構成する樹脂と第2のオレフィン系樹脂とを共押出して得られた積層フィルムの第2のオレフィン系樹脂層を接着剤を介して発泡体基材に積層した構造;フィルム構造5:第1のオレフィン系樹脂とガスバリア層を構成する樹脂と第2のオレフィン系樹脂とを共押出して得られた積層フィルムの第2のオレフィン系樹脂層側にスチレン系樹脂フィルムをドライラミネーション接着剤を介して積層し、該スチレン系樹脂フィルム表面を発泡体基材に熱ラミネーションした構造
が好ましい。
また、発泡体基材がスチレン単独重合体(GPPS)とポリフェニレンエーテルとを必須成分とする混合樹脂である場合、
前記フィルム構造2:発泡体基材に対して、オレフィン系樹脂フィルムを、接着剤を介してラミネーションした構造;
前記フィルム構造3:オレフィン系樹脂フィルムにスチレン系樹脂フィルムをドライラミネーション接着剤を介して積層し、該スチレン系樹脂フィルム側を発泡体基材に熱ラミネーションした構造;
フィルム構造4:第1のオレフィン系樹脂とガスバリア層を構成する樹脂と第2のオレフィン系樹脂とを共押出して得られた積層フィルムの第2のオレフィン系樹脂層を接着剤を介して発泡体基材に積層した構造;
フィルム構造5:第1のオレフィン系樹脂とガスバリア層を構成する樹脂と第2のオレフィン系樹脂とを共押出して得られた積層フィルムの第2のオレフィン系樹脂層側にスチレン系樹脂フィルムをドライラミネーション接着剤を介して積層し、該スチレン系樹脂フィルム表面を発泡体基材に熱ラミネーションした構造が成形品表面の光沢や、耐油性が良好なものとなる点から好ましく、また、
冷凍環境下であっても優れた耐衝撃性を発現できる点からオレフィン系樹脂フィルム又はこれを含む共押出フィルムを、スチレン系樹脂フィルムを介して発泡体基材に積層したフィルム構造3、及びフィルム構造5が特に好ましい。
ここで、前記ポリスチレン系樹脂フィルムを構成するポリスチレン系樹脂としては、スチレン単独重合体(GPPS)、耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)、多分岐ポリスチレン、シンジオタクチックポリスチレン(SPS)、スチレン-アクリロニトリル共重合体、スチレン-ブタジエン-アクリロニトリル共重合体、スチレン-アクリル酸共重合体、スチレン-アクリル酸メチル共重合体、スチレン-アクリル酸エチル共重合体、スチレン-メタクリル酸共重合体、スチレン-メタクリル酸メチル共重合体、スチレン-メタクリル酸エチル共重合体、スチレン-無水マレイン酸共重合体、スチレン-αメチルスチレン共重合体などが挙げられる。ここで、特にポリスチレン系樹脂フィルムを発泡体基材に熱ラミネーションする場合の該ポリスチレン系樹脂フィルムは、未延伸のスチレン単独重合体(GPPS)が、融着性が良好となり、融着温度を下げることが可能となり成形性が良好となる点から好ましく、また、ポリスチレン系樹脂フィルムが成形品表面に位置する場合には、表面光沢が良好となる点から二軸延伸ポリスチレンであることが好ましい。
次にオレフィン系樹脂フィルムを構成するオレフィン系樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン重合量が5質量%以下であるプロピレン-エチレンランダム共重合体、又は、プロピレン単独重合体とエチレン重合量が5質量%以下であるプロピレン-エチレンランダム共重合体との混合物等が挙げられる。これらのなかでもポリエチレン、ポリプロピレンであることが好ましく、特に表層にオレフィン系樹脂フィルムが位置する場合はポリプロピレンであることが耐油性、耐熱性の点から好ましい。また、容器への賦形性に優れる点から、無延伸ポリプロピレンであることが特に好ましい。
ガスバリア層は、不活性ガス、酸素、水蒸気等の透過性が低いものであればよく、エチレン- ビニルアルコール共重合体、ポリアミドが挙げられる。
これら熱可塑性非発泡フィルムから構成される層の厚さは、例えば、
前記フィルム構造1の場合、スチレン系樹脂フィルム層の厚さは、5~100μmの範囲であることが、表面平滑性と光沢が良好となる点から好ましい。前記フィルム構造2の場合、オレフィン系樹脂フィルム層の厚さは、5~100μmの範囲であることが、表面平滑性と光沢が良好となる点から好ましい。
前記フィルム構造3の場合、オレフィン系樹脂フィルム層の厚さは、15~100μmの範囲であることが好ましい。すなわち、15μm以上とすることにより、耐油性に優れた容器とすることができる。また、100μm以下とすることにより、密着性が良好なものとなる。特に、これらの性能バランスに優れる点から中でも20~50μmの範囲であることが好ましい。一方、ポリスチレン系樹脂フィルム層の厚みは10~40μmの範囲、特に10~17μmの範囲であることが基材との密着性と表面平滑性とのバランスに優れる点から好ましい。
前記フィルム構造4・フィルム構造5の場合、第1のオレフィン系樹脂フィルム層の厚さは、共押出フィルム層全体の厚みで20~150μmの範囲であることが好ましい。また、前記フィルム構造5の場合におけるスチレン系樹脂フィルム層の厚さは10~40μmの範囲、特に10~17μmの範囲であることが基材との密着性と表面平滑性とのバランスに優れる点から好ましい。
また、前記フィルム構造3・フィルム構造5を形成する際に用いられるドライラミネート接着剤としては、ウレタン系、アクリル系又はエポキシ系等のドライラミネート接着剤があげられるが、接着力等の観点からウレタン系接着剤が好ましい。ドライラミネート接着剤層の厚み又は塗布量は特に限定されないが、厚みは、1~8μmの範囲であること、塗布量は、0.5~5g/mであり、特に1~3g/mの範囲であることが好ましい。
以上詳述したポリスチレン系発泡体(A)は、前記した通り、底部と該底部の外縁から上方に伸びる側壁部と、該側壁部の上端から外側に向けて延出したフランジとを有する形状を有するものであり、該ポリスチレン系発泡体(A)のフランジは、平坦状又は上部に膨出する曲面状の形状を有するものが挙げられる。中でも、フランジは図3のフランジ4に示す様に、平坦構造であることが好ましく、具体的には、幅3.5~10mmの平坦構造であることがシール強度の均一性、耐寒耐衝撃性が良好なものとなる点から好ましい。
また、フランジ厚みは4mm以下であることがフランジ表面の平滑性や生産性の点から好ましく、また該フランジの外周端部には図3における薄肉部5に示す様な薄肉部を有することが好ましい。該薄肉部は、トップシール用蓋材と、熱融着されない構造とすることにより、開封性が良好なものとなる。また、該薄肉部の上面側には微細な凹凸部を末端外周の一部又は全周に亘って形成していることが、作業者・取扱者が該フランジに接触することに伴う怪我を防ぎ、安全性が良好に保たれる点から好ましい。
また、フランジ表面には、平滑な状態となっていることが望ましく、具体的には表面粗度(Ra)が3μm以下であることが好ましい。ここで、表面粗度(Ra)とは、基準長さにおける算術平均粗さをいい、例えば、成形容器の底部の内面側表面をJIS B0601-2013に準拠して、キーエンス製レーザー顕微鏡(VK-X200series)を用いて拡大倍率1000倍で測定し、評価長さを2000μm、カットオフλsを2.5μm、カットオフλcを0.25mmとして算出することができる。
ポリスチレン系発泡体(A)は、ポリスチレン系発泡シートと、熱可塑性非発泡フィルムの単層フィルム又はこれを含む多層フィルム(以下、「非発泡フィルム」と略記する。)とを積層として複合シートとする工程1、次いで得られた複合シートを所定の形状に賦形して成形体とする工程2を経て得ることができる。
工程1のポリスチレン系発泡シートと非発泡フィルムとを積層する手段としては、サーマルラミネート、ドライラミネートする方法、或いはポリスチレン系樹脂を発泡押出してシート状に形成しながら、ラミネートさせる押出ラミによって貼合させる方法が挙げられる。 次いで、工程2は、工程1で得られた複合シートを熱成形することにより所望の容器形状に賦形する工程である。成形方法は定法によればよく、例えば、真空圧空熱成形によって成形させることができる。
工程2の真空圧空熱成形の温度条件としては、ヒーター温度が200~300℃の範囲であることが好ましい。
この様にして得られるポリスチレン系発泡体(A)は、基材発泡体の発泡倍率は2~40倍の範囲であることが好ましい。この際、ポリスチレン系発泡シートの発泡倍率は、3~20倍の範囲となる。とりわけ高耐熱性が求められる高発泡シートの場合、ポリスチレン系樹脂発泡体(A)の基材発泡体の発泡倍率10~40倍、ポリスチレン系発泡シートの発泡倍率5~20倍の範囲であることが好ましい。
更に、前記ポリスチレン系樹脂発泡シートの坪量は、好ましくは90~400g/mであり、より好ましくは100~350g/mである。
前記ポリスチレン系樹脂発泡シート(i)の厚みは、好ましくは0.5~4mmであり、より好ましくは1~3mmの範囲である。
本発明では、前記ポリスチレン系発泡体(A)は、様々な食品トレー、カップなどに適用することができるが、断熱性に優れる高発泡の深絞り容器として用いることができる。ここで深絞り容器の具体的な形状としては、例えば容器開口部の開口広さに対する容器全体の表面積が2~4倍であることが好ましい。また、図2の容器端面図において、薄肉部5の間の直線距離に対する深さが0.5~1.5倍、展開長さ(図2の容器端面図におけるフランジ部分を含む内面の全長)が1.5~4倍であることが好ましい。
斯かるポリスチレン系発泡体(A)の一実施態様を図面に基づき説明すれば、本実施態様は、図1における容器本体1で表されるものであり、平面視で角部を隅丸状とした四角形状の底部2と、該底部2の外縁から上方に伸びる側壁部3と、該側壁部の上端から外側に向けて延出したフランジ4とを有する発泡成形体である。ここで底部2の中央には、電子レンジで加熱する際の熱伝導性を高めるべく上げ底部6を有している。 フランジ4は、その上面が平滑面となっており、かつ、該フランジ4の上部は、幅3.5mm以上、好ましくは4mm以上の平坦部を形成している。更に、その外端から外側下方へ向けて伸長するスカート部と、該スカート部下端から外方へ延出する薄肉部5とを有する。また該薄肉部5の上面には、取扱の際の切傷防止等安全性の観点から端面側から見て波状の凹凸形状を有することが好ましい。
<トップシール用蓋材(B)>
次に、トップシール用蓋材(B)は、前記ポリスチレン系発泡体のフランジ面にシールされる側に凝集剥離層又は層間剥離層を有する多層フィルムである。具体的には、基材フィルム(例えば、図5の基材フィルムb1)上に凝集剥離層又は層間剥離層(例えば、図5の基材フィルムb3)を有するものであればよく、少なくとも2層以上の多層構造であればよいが、支持フィルム上(例えば、図5の基材フィルムb2)に凝集剥離層又は層間剥離層を有し、かつ、該支持フィルムの前記凝集剥離層又は層間剥離層の反対側に、必要によりラミネート層を介して基材フィルムをラミネートした多層フィルムであることが好ましい。
ここで、基材フィルムとしては各種のスチレン系樹脂、ナイロン系樹脂、ポリエステル系樹脂を使用することができるが、とりわけ剛性の点からナイロン系樹脂、ポリエステル系樹脂が好ましい。基材フィルムの厚さは、例えば、5~20μmの範囲である。
前記支持フィルムとしては、凝集剥離層又は層間剥離層との親和性の高い樹脂材料を適宜選択することができ、例えば、ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、プロピレンブロック共重合体等が挙げられる。斯かる支持フィルムの厚さは、1層で用いる場合は20~60μm、2層で用いる場合は合計で20~60μmとなる範囲であることが好ましい。
前記凝集剥離層は、剥離時に凝集破壊し得る2種以上の樹脂材料の混合物であればよく、該2種以上の樹脂材料は、相互に相溶性が低く海島構造を有するものであることが好ましい。具体的には、成分(i):プロピレン・α-オレフィンランダム共重合体成分(ii):低密度ポリエチレンの混合物、
成分(i):ポリプロピレンまたはポリブテン、
成分(ii):エチレン酢酸ビニル共 重合体、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、又はやアイオノマー
の混合物
成分(i):プロピレン・エチレンランダム共重合体
成分(ii):中密度ポリエチレン、
成分(iii):エチレン・メタクリル酸共重合体の混合物、
などが挙げられる。また、上記の各混合物においてその組成比率は、質量基準で、成分(i)/成分(ii)が60/40~90/10の範囲であること、また、成分(i)/成分(ii)/成分(iii)が50/45/5~85/10/5の範囲であることが、冷凍環境下での接着強度が良好なものとなる点から好ましい。
次に層間剥離層としては、例えば、親和性の低い2種2層以上の多層フィルムが挙げられ、ポリスチレン系発泡体(A)の内面側表面にラミネートされている熱可塑性非発泡フィルムの種類、支持フィルムの種類によって適宜選択することができる。例えば、熱可塑性非発泡フィルムがポリエチレンの場合は、支持フィルムがポリプロピレン層、層間剥離層がポリエチレン層の2層構造;支持フィルムがポリプロピレン層/ポリプロピレン層、層間剥離層がポリエチレン層の3層構造;熱可塑性非発泡フィルムがポリプロプレンの場合は、支持フィルムがポリプロプレン層/ポリエチレン層、層間剥離層がポリプロピレン層の3層構造;支持フィルムが直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、層間剥離層がポリプロピレン層の2層構造;支持フィルムが直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)/直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、層間剥離層がポリプロピレン層の3層構造などが挙げられる。
層間剥離層の厚みとしては、1~10μmの範囲であることが好ましい。
以上詳述したポリスチレン系発泡体(A)と、トップシール用蓋材(B)とは任意に組み合わせて使用することができるが、ポリスチレン系発泡体(A)として、スチレン単独重合体(GPPS)とポリフェニレンエーテルとの混合物をポリスチレン系発泡基材とし、前記フィルム構造3(オレフィン系樹脂フィルムにスチレン系樹脂フィルムをドライラミネーション接着剤を介して積層し、該スチレン系樹脂フィルム側を発泡体基材に熱ラミネーションした構造)を有するもの(例えば、図3に示す層構造)を用い、かつ、トップシール用蓋材(B)として、凝集剥離層を有する多層フィルムを用いることが耐寒耐衝撃性に優れる点から好ましい。
ポリスチレン系発泡体(A)にトップシール用蓋材(B)をヒートシールする方法としては、例えば、ポリスチレン系発泡体(A)に食品を収容後、トップシール用蓋材(B)を凝集剥離層又は層間薄層側が発泡体(A)に接するように被せ、フランジ上方から熱板を押し付けてヒートシールすることによって得られる。
ここで、ヒートシールする際のシール幅は特に限定されるものではないが、ポリスチレン系発泡体(A)のフランジ上面のサイズに合わせて適宜選択することができる。例えば平坦状である場合には、3.5~10mmの範囲が挙げられる。
ヒートシールする際の温度条件は、100~200℃の中から所望のシール強度となる温度条件を適宜選択することができる。すなわち、食品包装用途において、用途に応じて所望のシール強度が要求されるところ、通常、シール温度が高くなるに従い、シール強度も強くなる為、上記温度範囲において、求められるシール強度においてシール温度を設定することができる。本発明では、所望のシール強度レベルにおいて、優れた耐衝撃性(耐破袋性)を発現させること、とりわけ冷凍環境下での耐寒耐衝撃性に優れる、という特筆すべき性能を発現させることができる。
斯かるシール強度の調整という観点からは、シール温度変化に対するシール強度の追随性に優れ、設計の自由度が高くなる点から、凝集剥離層を有するトップシール用蓋材(B)がとりわけ好ましい。
また、内容物は特に制限されるものではないが、前述の通り、冷凍環境下で優れた耐衝撃性を発現できる、という性能を有するため、特に冷凍食品であることが好ましい。
以下、本発明を実施例及び比較例を掲げて説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1
[積層発泡シートの製造]
無延伸ポリプロピレン系樹脂フィルム(CPPフィルム、サントックス(株)製、製品名「KL-12」、厚み25μm、融点ピーク温度164℃)に、ウレタン系のドライラミネート接着剤(東洋モートン製「TOMOFLEX」)を2g/m塗布し、これにポリスチレン系樹脂フィルム(GPPS:85質量%+HIPS:15質量%、厚み15μm)をドライラミネート法で貼り合せて多層フィルムを得た。
つぎに、上記多層フィルムを、GPPS、HIPS及びポリフェニレンエーテルの混合物からなる耐熱ポリスチレン系樹脂発泡シート(積水化成品工業(株)製、製品名「エスレンシート」、坪量110g/平方メートル、厚み1.7mm)に、上記多層フィルムのポリスチレン系樹脂フィルム層側が耐熱ポリスチレン系樹脂発泡シートに向かい合うようにして、設定温度185℃に設定した対向する熱ラミネートロールの間を通し貼り合わせた。
[成形容器の製造]
上記の積層シートを、真空圧空熱成形機を用いて図1の容器本体1の形状に成形した。具体的には、ポリプロピレン系樹脂フィルム層が容器内面になるようにして、開口部が縦200mm、横150mmの矩形で、底部が縦150mm、横100mmの矩形で、深さ70mm、展開長さが縦220mm、横170mmの容器形状の金型で賦型しトレー状の成形容器を得た。得られた成形容器のフランジ表面の表面粗度(Ra)は1.9μmであった。
[トップフィルムのシール]
得られた成形容器に、130gの食品サンプルを収容後、三井化学東セロ社製「CMPS017C」(厚さ30μm)をPETフィルム(厚さ12μm)にラミネートし、上記成形容器に「CMPS017C」が成形容器に接するよう配置し、110℃~120℃の温度範囲で、シール強度7N/24mm及び12N/24mmの強度となる様に温度条件を調節しながら、評価用蓋付容器を得た。
[耐寒耐衝撃性試験]
評価用蓋付容器を評価台に載せトップフィルム上部に、ブランクの成形容器を載せ、該ブランクの成形容器底面に沿う形状の治具で上部から固定した。
―30℃の環境下で、80cmの高さから錘を落下させ、トップフィルムの剥離の有無を確認した。ここで、シール強度7N/24mmは600gの錘を使用し、シール強度12N/24mmは800gの錘を使用した。
錘落下後、いずれの評価用蓋付容器も剥離は生じなかった。
実施例2
トップフィルムとして、層間剥離タイプのトップフィルム(DIC社製「DIFAREN E3311T」)をPETフィルムにラミネートしたものを使用する他は、実施例1と同様にして評価用蓋付容器の作成を試みた。
シール強度12N/24mmの評価用蓋付容器を得ることはできたものの、シール温度を調整して所定のシール強度を得ることが難しく、シール強度7N/24mmの価用蓋付容器を製造することはできなかった。
実施例1と同様にしてシール強度12N/24mmの評価用蓋付容器について耐寒耐衝撃性試験を行った結果、剥離は生じなかった。
比較例1
トップフィルムとして、界面剥離タイプのトップフィルム(三井化学東セロ社製「CMPS 008C」)をPETフィルムにラミネートしたものを使用する他は、実施例1と同様にして、シール強度7N/24mm及び12N/24mmの評価用蓋付容器を得た。
実施例1と同様にして耐寒耐衝撃性試験を行ったところ、何れの評価用蓋付容器も錘落下時にトップフィルムが剥離した。
1・・・容器本体
2・・・底部
3・・・側面
4・・・フランジ
5・・・薄肉部
6・・・上底部
a1・・・発泡体基材
a2・・・スチレン系樹脂フィルム
a3・・・オレフィン系樹脂フィルム
b1・・・基材フィルム
b2・・・支持フィルム
b3・・・凝集剥離層又は層間剥離層

Claims (7)

  1. ポリスチレン系発泡体(A)と、トップシール用蓋材(B)とから構成される包装容器であって、
    前記ポリスチレン系発泡体(A)が、底部と該底部の外縁から上方に伸びる側壁部と、該側壁部の上端から外側に向けて延出したフランジとを有する形状を有し、ポリスチレン系発泡基材と、該発泡基材の内容物を収容する内面側表面に熱可塑性非発泡フィルムがラミネートされた構造を有しており、かつ、
    トップシール用蓋材(B)が、前記ポリスチレン系発泡体のフランジ面にシールされる側に凝集剥離層又は層間剥離層を有する多層フィルムである
    ことを特徴とする包装容器。
  2. 前記ポリスチレン系発泡体(A)の内面側表面に存在する熱可塑性非発泡フィルム層が、スチレン系樹脂フィルム層又はオレフィン系樹脂フィルム層の単層乃至これらを少なくとも一層として含む多層のものである請求項1記載の包装容器。
  3. 前記ポリスチレン系発泡体(A)のフランジが平坦状又は上部に膨出する曲面状の形状を有する請求項1、又は2記載の包装容器。
  4. 前記ポリスチレン系発泡体(A)のフランジが、そのフランジ上部表面における表面粗さRaが3μm以下である請求項3記載の包装容器。
  5. 前記ポリスチレン系発泡体(A)を構成する発泡基材が、ポリスチレン系樹脂及びポリフェニレンエーテル系樹脂を含有するものである請求項1~4の何れか1つに記載の包装容器。
  6. 前記ポリスチレン系発泡体(A)を構成する発泡基材が、スチレンと(メタ)アクリル酸エステル共重合体を含むポリスチレン系樹脂の発泡成形体である請求項1~4の何れか1つに記載の包装容器。
  7. トップシール用蓋材(B)がポリオレフィン系樹脂及びポリエステル系樹脂から選択される1層又は2層の基材フィルムに、凝集剥離層又は層間剥離層を有するものである請求項1~6の何れか一つに記載の包装容器。
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