JP2016155584A - 包装用容器、包装用容器の製造方法及び使用方法 - Google Patents

包装用容器、包装用容器の製造方法及び使用方法 Download PDF

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Abstract

【課題】厚みが嵩まず、トップシール用蓋材の開封に支障がないラミネートフィルムの剥離強度を有する包装用容器を提供する。
【解決手段】包装用容器は、ポリスチレン発泡体からなり、底部11と、この底部の外周から起立した側部12と、この側部の上端から外方に向けて延出したフランジ部13とを有する基材1と、この基材上に積層され、ガスバリア層を有する共押出積層フィルム2とを備え、接着されたこの基材とこの共押出積層フィルム間のJISK6854で規定される剥離強度が1.5N/15mm以上であり、使用上4.0N/15mm以上が望ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばスーパーやコンビニエンスストアで販売される食品の包装用容器に関し、さらに詳しくは、酸素等のガス透過性が低く、易開封性のトップシール用蓋材で密閉する包装用容器に関するものである。
従来から、例えばスーパーやコンビニエンスストアで販売される食品には、ポリスチレンペーパー(PSP)を所望の形状に成型してなる包装用容器(PSP容器)が広く使われていた。このような包装用容器の仕様で注視されていたのは、表面上の柄を含む意匠性、食品と接する部分の耐油性及びトレー回収に関する易リサイクル性だった。こうした特性はポリスチレンペーパー(PSP)にラミネートフィルムを熱ラミネートすることにより付与することができる。さらに、成型された蓋材やラップ包装にて密閉する設計のため、ラミネート用フィルムと基材との剥離強度は重要視されていなかった。
一方、発泡ポリスチレンシート層に、ドライラミネート加工を施さずにポリプロピレンフィルム層を熱貼合する発想が提案されている(例えば特許文献1参照。)。詳細には、発泡ポリスチレンシート層にグラビアロールで接着剤層を塗布し、この接着剤層を介してポリプロピレンフィルム層を発泡ポリスチレンシート層に熱貼合するものである。
特開2006−137044号公報
しかしながら、上述した発想は、容器内に入り込む酸素等のガス透過を防止する構成になっていない。すなわち、ポリスチレン発泡体の基材の外側のみならず、成型された蓋材やラップ包装の外側からガスが容器内に透過してしまう。このため、容器内に存在する酸素ガスによる酸化により、食品の保存期間(賞味期限)が短くなってしまう。また、食品の保存期間(賞味期限)を延ばすために、容器内の空気の酸素を除くガス(例えば、窒素ガス、二酸化炭素ガスまたはそれらの混合ガス等)に置換する試みがされているが、こうしたガスも容器の外へ透過してしまい十分な保存期間(賞味期限)とはならない。
近年の外販用食品について、廃棄量の削減、販売価格の値引きによる利益率の削減が課題となっているため、賞味期限の延長(保存期間の長期化)や包装に伴うコストの削減が必要とされている。この点に鑑みると、容器本体のみならず、蓋材の見直しも重要となる。
ここで、容器本体においては、ポリスチレン発泡体からなる基材に酸素等のガス透過を抑制するバリア層を有するラミネートフィルムを貼り付ける方法が有効となる。しかしながら、バリア層の追加によりラミネートフィルム全体の厚みが増すばかりでなく、基材に対するラミネートフィルムの剥離強度が低下する恐れがある。
また、成型された蓋材においては、製造コストが嵩むばかりでなく、密閉性に乏しいため、保存期間の長期化には不向きである。さらに、ラップ包装においては、容器全体を覆って密閉性を確保するため、ラップ代が割高となる。そこで、従来の蓋材の問題を解消するには、例えば容器本体の開口を塞ぐ薄状のトップシールの活用が好ましい。
しかしながら、商材の流通途中の振動や不測時の落下を想定すると、トップシールが容易に剥がれない強度で接着する必要がある。一方、トップシールの剥離強度を高め過ぎると、基材に接着しているラミネートフィルムごと剥がれてしまい、食品などの内容物がトップシールおよびラミネートフィルムとに包まれたままの状態(袋状)で剥がれてしまう現象(袋化現象)を誘発する恐れがある。すなわち、開封時にトップシールが蓋材とラミネートフィルムの間から剥がれず、ラミネートフィルムと基材との間から剥がれてしまう。
そこで、本発明の目的は、厚みが嵩まず、トップシール用蓋材の開封に支障がないラミネートフィルムの剥離強度を有する包装用容器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明による包装用容器は、ポリスチレン発泡体からなり、底部と、当該底部の外周から起立した側部と、当該側部の上端から外方に向けて延出したフランジ部とを有する基材と、上記基材上に積層され、ガスバリア層を有する共押出積層フィルムとを備え、接着された上記基材と上記共押出積層フィルム間のJISK6854で規定される剥離強度が1.5N/15mm以上であることを特徴とする。
また、上記共押出積層フィルムの厚みが20μm以上60μm未満であることが望ましい。
また、上記共押出積層フィルムは、上記基材に対して外側から、第1の熱可塑性樹脂層と、接着層と、ガスバリア層と、接着層と、第2の熱可塑性樹脂層とが、この順序で積層されていることが望ましい。
また、上記フランジ部の厚みは、上記底部又は上記側部の厚みより薄いことが望ましい。
また、上述した包装用容器の製造方法としては、上記基材及び上記共押出積層フィルムの成型前の原反シートを加熱して2次発泡後シートを得る工程と、上記2次発泡後シートを両面真空成型により所望の成型シートを得る工程とを備え、上記両面真空成型の型内部が以下の条件を満たすことが望ましい。
上記フランジ部の型内クリアランス−2次発泡後シートの厚み=0
また、上述した包装用容器の別の製造方法としては、上記基材及び上記共押出積層フィルムの成型前の原反シートを加熱して2次発泡後シートを得る工程と、上記2次発泡後シートを上記基材側から真空引きする片面真空成型により所望の成型シートを得る工程とを備え、上記片面真空成型の型内部が以下の条件を満たすことが望ましい。
上記フランジ部の型内クリアランス−2次発泡後シートの厚み>0
また、上述した包装用容器の使用方法としては、上記基材に食品を詰める工程と、上記食品の入った基材の上記フランジ部に蓋材を装着する工程と、上記フランジ部と上記蓋材とを接着して上記基材を密封する工程とを備えることが望ましい。
ここで、「ガスバリア層」とは、例えば空気中の酸素、窒素、二酸化炭素、水蒸気といった食品の品質に影響をあたえる気体を、基材外側から透過するのを抑制するものを示す。「共押出積層フィルム」は、2つ以上の樹脂(例えば第1の熱可塑性樹脂層、接着性樹脂層、ガスバリア層、接着性樹脂層、第2の熱可塑性樹脂層)をスリットから共に押出す共押出法で製造された積層フィルムを意味する。なお、以降は「共押出積層フィルム」に接着剤を塗布したフィルムを単に「ラミネートフィルム」ともいう。
「第1の熱可塑性樹脂層」とは、トップシール用蓋材と熱圧着可能で、必要に応じて易開封性(イージーピール性)を有するもので、例えばポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)が該当するが、これらを単独で使用する場合に限らず、複数の種類を併用する場合も含み、ポリプロピレン:ポリエチレンが90:10〜10:90であればよく、80:20〜20:80であってもよく、70:30〜30:70であってもよい。なお、ポリスチレン(PS)は含まないほうが好ましく、その含有量は例えば1質量%以下であればよい。
「ガスバリア層」は、例えば酸素ガス、水蒸気ガス、二酸化炭素ガスといった気体の透過性が低ければ特に制限はないが、具体的には、JIS K 7126による酸素透過度が25μm厚みで1000ml/m・24hr・MPa(20℃で75%RH)以下の樹脂で、かつ共押出が出来る樹脂であればよく、例えばエチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)、ポリアミド(PA)が該当する。
「第2の熱可塑性樹脂層」は、ポリスチレン(PS)からなる上記基材と接着させる所定の接着剤に接着するもので、例えばポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)が該当するが、これらを単独で使用する場合に限らず、複数の種類を併用する場合も含み、ポリプロピレン:ポリエチレンが90:10〜10:90であればよく、80:20〜20:80であってもよく、70:30〜30:70であってもよい。なお、ポリスチレン(PS)は含まないほうが好ましく、その含有量は例えば1質量%以下であればよい。
「接着性樹脂」は、第1の熱可塑性樹脂層や第2の熱可塑性樹脂層とガスバリア層とを接着させることができれば特に制限はないが、例えばオレフィン系接着性樹脂であればよい。
「原反シート」及び「2次発泡後シート」とは、上記共押出積層フィルムが接着してある上記基材の成型前の状態を意味し、「成型シート」とは、上記2次発泡後シートの成型後の状態(上記基材)を意味する。「型内クリアランス」とは、上記基材を成型する雄側の型と雌側の型とがかみあった状態時にできる空間を意味する。
本発明によれば、基材とガスバリア層を有する共押出積層フィルム間のJISK6854で規定される剥離強度が1.5N/15mm以上であることにより、袋化現象が発生しにくく易開封性(イージーピール性)の蓋材で密閉可能な上、酸素等のガス透過性が低い包装用容器を実現することができる。すなわち、上記基材を密閉する蓋材と上記共押出積層フィルムとの接着部分の剥離強度より、上記基材と上記共押出積層フィルムとの接着部分の剥離強度が高いため、袋化現象が発生せず容易に蓋材を開封することができる。さらに、所望のガス透過性を有する薄膜状のガスバリア層を共押出法にて積層フィルム化することで、上記共押出積層フィルム全体としても薄状のため、1.5N/15mm以上の剥離強度を確保することができ、袋化現象のみならず積層間同士の剥離も発生にしにくくすることができる。したがって、厚みが嵩まず、トップシール用蓋材の開封に支障が生じにくいラミネートフィルムの剥離強度を有する包装用容器を提供することができる。
さらに、上記包装用容器の使用方法として、トップシール用蓋材を上記フランジ部に接着して上記基材内を密閉することにより、短時間で簡単に食品を包装できる上、ラップ包装や成型された蓋の使用時よりも密閉性が高いため、食品の保存期間の長期化が実現する。
包装用容器の正面図である。 包装用容器の一部拡大断面図である。 包装用容器の成型方法を説明する図である。 実施例1及び実施例2の試験結果の説明を補足する図である。 実施例3及び実施例4の試験結果の説明を補足する図である。 実施例5及び実施例6の試験結果の説明を補足する図である。 実施例7及び実施例8の試験結果の説明を補足する図である。 包装用容器の剛性を評価する方法の概念図である。
以下、図1〜図3を参照しつつ、本発明の一実施形態における包装用容器の構造及び製造方法を説明する。なお、図2は、図1のX−X部分における拡大断面図である。
本発明の一実施形態における包装用容器は、ポリスチレン発泡体からなり、底部11と、この底部の外周から起立した側部12と、この側部の上端から外方に向けて延出したフランジ部13とを有する基材1と、この基材上に積層され、ガスバリア層23を有する共押出積層フィルム2とを備え、接着されたこの基材とこの共押出積層フィルム間のJISK6854で規定される剥離強度が1.5N/15mm以上であり、または2.0N/15mm以上であり、物流時の激しい振動や不測時の落下を想定すると上4.0N/15mm以上が望ましい。ここで、ポリスチレン発泡体にはポリフェニレンエーテル(PPE)やメタクリル酸といった樹脂が含有されていても良く、その含有量は30質量%未満であればよく、ポリスチレンが70質量%以上含有されていればよい。また、ポリスチレン発泡体には、ポリスチレンが75質量%以上含有されることが好ましく、85質量%以上含有されることがさらに好ましい。
また、剥離強度の低下を抑制するためには、共押出積層フィルム2の厚みが20μm以上60μm未満であり、物流時の激しい振動や不測時の落下を想定すると30μm以上50μm未満であることが望ましい。
また、共押出積層フィルム2は、基材1に対して外側から、第1の熱可塑性樹脂層21と、接着性樹脂層22と、ガスバリア層23と、接着性樹脂層22と、第2の熱可塑性樹脂層24とが、この順序で積層されている。
また、フランジ部13の厚みは、底部11又は側部12の厚みより薄くてもよい。こういった構成によれば、フランジ部13の基材と共押出積層フィルム間の剥離強度を保ちつつ、容器全体の機械的強度を高めることができる。
ここで、図1に示すフランジ部13の表面は平坦で、側部2の上端と滑らかに連設している。共押出積層フィルム2は、基材1の底部11及び側部12の内側並びにフランジ部13の外側(表面)に所定の接着剤を介して貼り付いている。
なお、基材1は、ポリスチレン発泡体のシート材(2次発泡後シート)を型で所定の形状に賦形したもので、その形状やサイズを問わない。底部11及び側部12は、例えば矩形状、円形状又は楕円形状でもよく、平坦状、凹凸形状又は湾曲した面でもよい。底部11上には、例えば仕切り、段差又は小山があってもよい。蓋材3は、フランジ部13の内側の端縁で形成された開口を密封できるものであればいずれでもよい。
また、図2に示す共押出積層フィルム2は、2つ以上の樹脂(例えば第1の熱可塑性樹脂層21、接着性樹脂層22、ガスバリア層23、接着性樹脂層22、第2の熱可塑性樹脂層24)をスリットから共に押出す共押出法で製造されたものである。積層する樹脂や素材の厚みに限定はない。
ここで、第1の熱可塑性樹脂層21は、トップシール用蓋材3と熱圧着可能で、必要に応じて易開封性(イージーピール性)を有するもので、例えばポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)が該当するが、これらを単独で使用する場合に限らず、複数の種類を併用する場合も含み、ポリプロピレン:ポリエチレンが90:10〜10:90であればよく、80:20〜20:80であってもよく、70:30〜30:70であってもよい。なお、ポリスチレン(PS)は含まないほうが好ましく、その含有量は例えば1質量%以下であればよい。
ガスバリア層23は、例えば酸素ガス、水蒸気ガス、二酸化炭素ガスといった気体の透過性が低ければ特に制限はないが、具体的には、JIS K 7126による酸素透過度が25μm厚みで1000ml/m・24hr・MPa(20℃で75%RH)以下の樹脂で、かつ共押出が出来る樹脂であればよく、例えばエチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)、ポリアミド(PA)が該当する。
第2の熱可塑性樹脂層24は、ポリスチレン(PS)からなる基材1と接着させる所定の接着剤に接着するもので、例えばポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)が該当するが、これらを単独で使用する場合に限らず、複数の種類を併用する場合も含み、ポリプロピレン:ポリエチレンが90:10〜10:90であればよく、80:20〜20:80であってもよく、70:30〜30:70であってもよい。なお、ポリスチレン(PS)は含まないほうが好ましく、その含有量は例えば1質量%以下であればよい。
接着性樹脂層22は、第1の熱可塑性樹脂層21や第2の熱可塑性樹脂層24とガスバリア層23とを接着させることができれば特に制限はないが、例えばオレフィン系接着性樹脂であればよい。
また、本発明の一実施形態における包装用容器の製造方法は、基材1及び共押出積層フィルム2の成型前の原反シートを加熱して2次発泡後シートを得る工程と、この2次発泡後シートを両面真空成型により所望の成型シートを得る工程とを備え、この両面真空成型の型内部が下の条件を満たすのが望ましい。
フランジ部の型内クリアランス−2次発泡後シートの厚み=0
さらに、上記製造方法において、両面真空成型の型内部が下の条件を満たすのが望ましい。
側部・底部の型内クリアランス−2次発泡後シートの厚み>0
こういった構成によれば、フランジ部13の厚みは、底部11又は側部12の厚みより薄くすることができ、その結果、フランジ部の基材と共押出積層フィルム間の剥離強度を保ちつつ、容器全体の機械的強度を高めることができる。
また、本発明の一実施形態における包装用容器の別の製造方法は、基材1及び共押出積層フィルム2の成型前の原反シートを加熱して2次発泡後シートを得る工程と、この2次発泡後シートをこの基材側から真空引きする片面真空成型により所望の成型シートを得る工程とを備え、この片面真空成型の型内部が以下の条件を満たすのが望ましい。
フランジ部の型内クリアランス−2次発泡後シートの厚み>0
ここで、図1に示す容器本体Pは、基材1及びラミネートフィルム2の成型前に該当する原反シートを加熱して得た2次発泡後シートを、例えば図3(a)に示す型に挿入して真空成型することで得られる。型とは、基材1を構成する底部11、側部12及びフランジ部13に該当する空間(以下「型内クリアランス」という。)で、この型内クリアランスはそれぞれ所定の寸法を有する。
そして、図3(b)に示すように、型内クリアランスが、例えば底部3.0μm、側部3.0μm、フランジ部4.0μm、2次発泡後シート厚みが3.0μmの場合、以下の型内クリアランスと2次発泡後シート厚みとの差の関係式が成立する。
フランジ部>0 側部・底部=0
すなわち、フランジ部の型内クリアランスが4.0μmに対し、2次発泡後シート厚みが3.0μmのため、成型前のフランジ部の型内クリアランスには1.0μmの樹脂が存在しない空間、すなわち余剰空間が生じる(フランジ部>0)。一方、側部・底部が3.0μmに対し、2次発泡後シート厚みが3.0μmのため、成型前の側部・底部の型内クリアランスには余剰空間が生じない(側部・底部=0)すなわち、型内クリアランスは樹脂で満たされている。
さらに、図3(c)に示すように、型に挿入した2次発泡後シートの真空成型に応じて、成型後の容器本体の寸法が異なる。すなわち、片面真空成型の場合、2次発泡後シートの下側(図1の基材1側)から真空状態で引き付けて素材を成型する。このため、成型シートの寸法に変化は生じない。一方、両面真空成型の場合、2次発泡後シートの上下両側から真空状態で引き付けて成型する。このため、成型シートのうち、フランジ部に該当する部分が上方向に発泡し、フランジ部の型内クリアランス4.0μmと同等の厚みとなる。
また、本発明の一実施形態における包装用容器の使用方法は、基材1に食品を詰める工程と、この食品の入った基材のフランジ部13に蓋材3を装着する工程と、このフランジ部とこの蓋材とを接着してこの基材を密封する工程とを備えるのが望ましい。
トップシール用蓋材の層構成としては、例えば、非食品接触側から、ポリアミド(PA)、接着剤樹脂層、ガスバリア層、接着剤樹脂層、シーラント層(熱可塑性樹脂)が挙げられる。シーラント層は必要に応じて易開封性を有するものを使用しても良い。接着剤樹脂層はオレフィン系接着性樹脂である。ガスバリア層は例えばエチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)、ポリアミド(PA)が挙げられる。
ここで、実施例及び比較例共通のラミネートフィルムの剥離強度試験の概要(試験規格、試験機、試験片、試験状況)を説明する。
≪試験規格≫
JIS K 6854−2に規定する剥離強度試験
≪試験機≫
富士インパルス社製シール剥離試験機
≪試験機設定≫
チャック間距離:25mm
剥離速度:200mm/min
≪試験片≫
図1に示す容器本体Pのうち、ラミネートフィルム2が貼り付いた基材1のフランジ部13の一部(15mm幅)から側部12の一部にかけてカットする。このうち、カットしたフランジ部13の一部とは逆側のポリスチレン発泡体部分の幅方向に裏から亀裂を入れ、このフランジ部13の一部側に向かってラミネートフィルム2を一部剥がすと共に、このフランジ部13の一部とは逆側のポリスチレン発泡体部分をラミネートフィルムから剥がす。このようにして得られたものを試験片とする。
なお、フランジ部13が矩形状の場合、包装用容器の使用により基材1に貼り付けたラミネートフィルムが剥離しやすい四つ角の一部からカットする。試験片の原形である基材は、上述した方法で成型されたものである。
≪試験状況≫
試験機の一方のチャックに、試験片のフランジ部13の一部とは逆側のポリスチレン発泡体部分を、他方のチャックに、剥がしたラミネートフィルム2をそれぞれ挟み込む。
その後、試験機の動作を開始すると、チャック間が自動的に拡がるにつれてラミネートフィルム2が引っ張られ、このラミネートフィルムがフランジ部13の一部のポリスチレン発泡体から剥離すると試験終了となる。
このように、成型方法が異なる基材から採取した試験片を用いて、ラミネートフィルムの剥離強度試験(及び容器本体の剛性や意匠性の評価)を行った。
ここで、実施例1〜8の試験条件を以下に列挙する。
≪基材≫
素材:ポリスチレンペーパー(PSP)
≪ラミネートフィルム≫
製造方法:共押出法
厚み:40μm
層構成:(基材に向かって)ポリプロピレン(PP)及びポリエチレン(PE)の混合物、オレフィン系接着性樹脂、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)、オレフィン系接着性樹脂、ポリプロピレン(PP)、接着剤
一方、比較例1の試験条件を以下に列挙する。
≪基材≫
素材:ポリスチレンペーパー(PSP)
≪ラミネートフィルム≫
製造方法:ドライラミネート法
厚み:40μm
層構成:(基材に向かって)ポリプロピレン(PP)及びポリエチレン(PE)の混合物、ポリウレタン系接着性樹脂、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)、接着剤
上述した剥離強度試験の概要及び試験条件に基づいて行った実施例1〜8及び比較例1の試験結果を以下の表1に示す。
以下に、実施例1〜8及び比較例1の試験結果について、上述した基材の成型方法を踏まえて説明する。なお、剥離強度の単位は、N/15mm(1kgf/15mm巾=9.8N/15mm)を用いる。
実施例1及び実施例2
図4(a)に示すとおり、実施例1及び実施例2で用いた試験片を採取した基材の成型方法では、以下の型内クリアランスと2次発泡後シート厚みとの差の関係式が成立する。
フランジ部>0 側部・底部=0
このとき、図4(b)及び図4(c)に示すとおり、ラミネートフィルム剥離強度は、実施例1(片面真空成型時)で4.6N/15mm、実施例2(両面真空成型時)で2.9N/15mmであった。
なお、基材の剛性(腰強度)は、実施例1(片面真空成型時)及び実施例2(両面真空成型時)どちらも4.8N、基材の意匠性は、実施例1(片面真空成型時)で特段問題なし、実施例2(両面真空成型時)で良好であった。ここで、基材の剛性は、島津製作所製「オートグラフAGS−500S」を用いてヘッドスピード50mm/minで図8に示す方法により測定した。また、意匠性はリブなどの形状がくっきり見えるものは「良好」、浮いて見えるものは「不良」として判断した。
実施例3及び実施例4
図5(a)に示すとおり、実施例3及び実施例4で用いた試験片を採取した基材の成型方法では、以下の型内クリアランスと2次発泡後シート厚みとの差の関係式が成立する。
フランジ部>0 側部・底部>0
このとき、図5(b)及び図5(c)に示すとおり、ラミネートフィルム剥離強度は、実施例3(片面真空成型時)で4.6N/15mm、実施例4(両面真空成型時)で2.9N/15mmであった。
なお、基材の剛性は、実施例3(片面真空成型時)で4.8N、実施例4(両面真空成型時)で6.5N、基材の意匠性は、実施例3(片面真空成型時)で不良、実施例4(両面真空成型時)で良好であった。
実施例5及び実施例6
図6(a)に示すとおり、実施例5及び実施例6で用いた試験片を採取した基材の成型方法では、以下の型内クリアランスと2次発泡後シート厚みとの差の関係式が成立する。
フランジ部=0 側部・底部=0
このとき、図6(b)及び図6(c)に示すとおり、ラミネートフィルム剥離強度は、実施例5(片面真空成型時)及び実施例6(両面真空成型時)どちらも4.9N/15mmであった。
なお、基材の剛性は、実施例5(片面真空成型時)及び実施例6(両面真空成型時)どちらも4.8N、基材の意匠性は、実施例5(片面真空成型時)及び実施例6(両面真空成型時)どちらも良好であった。
実施例7及び実施例8
図7(a)に示すとおり、実施例7及び実施例8で用いた試験片を採取した基材の成型方法では、以下の型内クリアランスと2次発泡後シート厚みとの差の関係式が成立する。
フランジ部=0 側部・底部>0
このとき、図7(b)及び図7(c)に示すとおり、ラミネートフィルム剥離強度は、実施例7(片面真空成型時)及び実施例8(両面真空成型時)どちらも
4.9N/15mmであった。
なお、基材の剛性は、実施例7(片面真空成型時)で4.8N、実施例8(両面真空成型時)で6.5N、基材の意匠性は、実施例7(片面真空成型時)及び実施例8(両面真空成型時)どちらも良好であった。
比較例1
比較例1で用いた試験片を採取した基材の成型方法では、以下の型内クリアランスと2次発泡後シート厚みとの差の関係式が成立する。
フランジ部=0 側部・底部>0
このとき、ラミネートフィルム剥離強度は、両面真空成型時で1.3N/15mmであった。
なお、基材の剛性は、両面真空成型時で6.3N、基材の意匠性は、両面真空成型時で良好であった。
つぎに、実施例8〜10の試験結果を表2に示す。
なお、実施例8の試験結果(剥離強度)は、表1に掲載したものと同等である。また、実施例9及び10試験条件のうち、ラミネートフィルムの厚みが、実施例9で50μm、実施例10で60μmであり、その他の試験条件及び基材の成型方法は上述した実施例8と同等である。
実施例9及び実施例10
このとき、ラミネートフィルム剥離強度は、実施例9で4.2N/15mm、実施例10で2.1N/15mmであった。
つぎに、実施例8、11及び比較例1の試験結果を表3に示す。
なお、実施例8及び比較例1の試験結果(剥離強度)は、表1に掲載したものと同等である。また、実施例11の試験条件のうち、ラミネートフィルムの層構成が、(基材に向かって)ポリプロピレン(PP)及びポリエチレン(PE)の混合物、オレフィン系接着性樹脂、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)、オレフィン系接着性樹脂、ポリエチレン(PE)であり、その他の試験条件及び基材の成型方法は上述した実施例8と同等である。
実施例11
このとき、ラミネートフィルム剥離強度は、実施例11で4.6N/15mmであった。
このように、実施例1〜8及び比較例1の試験結果(表1参照)から、共押出法で製造されたエチレン−ビニルアルコール共重合体(ガスバリア層)を有するラミネートフィルムの剥離強度が2.0N/15mm以上であると確認できた。
さらに、実施例8〜10の試験結果(表2参照)から、上述した剥離強度を確保するラミネートフィルムの厚みは、40μmから60μmであることが望ましいと確認できた。
さらに、実施例8、11及び比較例1の試験結果(表3参照)から、上述した剥離強度を確保するラミネートフィルムの層構成は、基材に向かって、ポリプロピレン及びポリエチレンの混合物(第1の熱可塑性樹脂)、オレフィン系接着性樹脂、エチレン−ビニルアルコール共重合体(ガスバリア層)、オレフィン系接着性樹脂、ポリプロピレン(第2の熱可塑性樹脂)のみならず、第2の熱可塑性樹脂においては、ポリエチレンでもよいことが確認できた。
また、実施例8(表1参照)の試験結果から、試験片を採取した容器本体は、フランジ部の厚みが側部・底部の厚みより薄いこと、すなわち型内クリアランスと2次発泡後シート厚みとの差が「フランジ部=0 側部・底部>0」の関係を満たす両面真空での成型シートからなる基材により、フランジ部分が発泡しない(できない)ことから、このフランジ部に貼り付いたラミネートフィルムの剥離強度が高水準(4.9N/15mm)を確保でき望ましいと確認できた。
また、フランジ部分の厚さが変わらない構造より、実施例6及び8(表1参照)の試験結果から、フランジ部の型内クリアランスと2次発泡後シート厚みとの差が「フランジ部=0」の関係を満たす両面真空成型による成型シート、又は、実施例1及び3の試験結果(表1参照)から、フランジ部の型内クリアランスと2次発泡後シート厚みとの差が「フランジ部>0」の関係を満たす片面真空成型による成型シートからなる基材を用いることが望ましいと確認できた。
ここで、包装用容器の使用方法の一実施例を説明する。まず、製造工場や小売店にて、実施例1と同様の容器に食品(例えば、肉類)を詰める。食品が容器に詰められた後、ガス置換を行う。蓋材の装着には、例えば大倉工業社製の「エコラップGLS−L」を用いて、この食品の入った容器のフランジ部に蓋材を装着する。蓋材が装着された後、シンワ機械社製の「SN−2S(N2N)」を用い熱圧着により、フランジ部と蓋材とを接着して密閉する。容器の外周に沿って蓋材をカットする。このように包装された食品の賞味期限を延長することができた。
したがって、基材とガスバリア層を有する共押出法で積層したラミネートフィルム間のJISK6854で規定される剥離強度が1.5N/15mm以上であることにより、袋化現象が発生しにくく易開封性(イージーピール性)の蓋材で密閉可能な上、酸素等のガス透過性が低い包装用容器を実現することができる。すなわち、基材を密閉する蓋材とラミネートフィルムとの接着部分の剥離強度より、基材とラミネートフィルムとの接着部分の剥離強度が高いため、袋化現象が発生せず容易に蓋材を開封することができる。さらに、所望のガス透過性を有する薄膜状のガスバリア層を共押出法にて積層フィルム化することで、ラミネートフィルム全体としても薄状のため、1.5N/15mm以上の剥離強度を確保することができ、袋化現象のみならず積層間同士の剥離も発生にしにくくすることができる。
さらに、トップシール用蓋材を基材のフランジ部に接着して密閉することにより、短時間で簡単に食品を包装できる上、ラップ包装や成型された蓋材の使用時よりも密閉性が高いため、食品の保存期間の長期化が実現する。
本発明における包装用容器は、例えば弁当、惣菜、生鮮品、肉類、野菜類を含む食品全般の外販に関する産業に利用可能である。
1 基材
11 底部
12 側部
13 フランジ部
2 共押出積層フィルム(ラミネートフィルム)

Claims (7)

  1. ポリスチレン発泡体からなり、底部と、当該底部の外周から起立した側部と、当該側部の上端から外方に向けて延出したフランジ部とを有する基材と、
    前記基材上に積層され、ガスバリア層を有する共押出積層フィルムとを備え、
    接着された前記基材と前記共押出積層フィルム間のJISK6854で規定される剥離強度が1.5N/15mm以上である
    ことを特徴とする包装用容器。
  2. 前記共押出積層フィルムの厚みが20μm以上60μm未満である
    ことを特徴とする請求項1に記載の包装用容器。
  3. 前記共押出積層フィルムは、前記基材に対して外側から、第1の熱可塑性樹脂層と、接着層と、ガスバリア層と、接着層と、第2の熱可塑性樹脂層とが、この順序で積層されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の包装用容器。
  4. 前記フランジ部の厚みは、前記底部又は前記側部の厚みより薄い
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の包装用容器。
  5. 前記基材及び前記共押出積層フィルムの成型前の原反シートを加熱して2次発泡後シートを得る工程と、
    前記2次発泡後シートを両面真空成型により所望の成型シートを得る工程とを備え、
    前記両面真空成型の型内部が以下の条件を満たす
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の包装用容器の製造方法。
    上記フランジ部の型内クリアランス−2次発泡後シートの厚み=0
  6. 前記基材及び前記共押出積層フィルムの成型前の原反シートを加熱して2次発泡後シートを得る工程と、
    前記2次発泡後シートを前記基材側から真空引きする片面真空成型により所望の成型シートを得る工程とを備え、
    前記片面真空成型の型内部が以下の条件を満たす
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の包装用容器の製造方法。
    上記フランジ部の型内クリアランス−2次発泡後シートの厚み>0
  7. 前記基材に食品を詰める工程と、
    前記食品の入った基材の前記フランジ部に蓋材を装着する工程と、
    前記フランジ部と前記蓋材とを接着して前記基材を密封する工程とを備える
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の包装用容器の使用方法。
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