JP2016151923A - 車両用ペダル装置の後退防止装置 - Google Patents

車両用ペダル装置の後退防止装置 Download PDF

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Abstract

【課題】車両の前方衝突に伴ってダッシュパネルが車両後側へ変位した場合に、操作ペダルが後退することを抑制する車両用ペダル装置の後退防止装置に関し、出力部材の状態に関わらず、操作ペダルの後退を抑制し得る車両用ペダル装置の後退防止装置を提供する。【解決手段】ブレーキペダル装置1は、ペダルブラケット10と、操作ペダル20と、中間レバー25と、連結リンク30と、回動レバー35と、連結部材40を有している。前方衝突等によってダッシュパネルPが車両後側へ変位した場合に、回動レバー35がインパネリインフォースメントIの衝突用ブラケットCと当接して回動することで、連結部材40の第2リンク部材42を介して、連結ピンを破断させる。連結ピンの破断により、操作ペダル20及び中間レバー25の連結が解除される為、操作ペダル20は、第1支持軸11を中心として自由に回動可能となり、運転席側への後退が抑制される。【選択図】図4

Description

本発明は、車両の前方衝突に伴ってダッシュパネルが車両後側へ変位した場合に、操作ペダルが後退することを抑制する車両用ペダル装置の後退防止装置に関する。
従来、車両の前方衝突時に操作ペダルが車体後方の乗員側に移動することを抑制する車両用ペダル装置の後退防止装置として、例えば、特許文献1、特許文献2記載の発明が知られている。特許文献1、特許文献2記載のブレーキペダル後退防止装置は、ペダルブラケットと、ブレーキペダルと、中間レバーと、リンクプレートを有する車両用ペダル装置に関し、ダッシュパネルが運転席側へ後退変位させられた際に前記操作ペダルの踏部がその運転席側へ後退することを抑制するように構成されている。
具体的に説明すると、特許文献1記載のブレーキペダル後退防止装置は、ダッシュパネルに配設されたペダルブラケットと、ペダルブラケットの第1支持軸まわりに回動可能に配設され、車両前側への踏込み操作に用いられる踏部を下端部に有するブレーキペダルと、ペダルブラケットの第2支持軸まわりに回動可能に配設されると共に、リンクプレートを介してブレーキペダルに連結され、そのブレーキペダルに連動して機械的に出力方向へ回動させられることにより、ダッシュパネルから突き出すオペレーティングロッドを車両前側へ変位させる中間レバーを有している。従って、オペレーティングロッドは、ブレーキペダルが踏込み操作されると、中間レバーを介して車両前側に位置するブレーキブースタ内に押し込まれる。
そして、インパネリインフォースには、後退防止部材が設けられており、当該後退防止部材は、車両衝突時のダッシュパネル及びインパネリインフォースの後退変位量の相違に基づいて、中間レバーと当接する。この後退防止部材との当接によって、中間レバーは、オペレーティングロッドを出力方向(車両前側)へ変位させるように、第2支持軸の中心として回動する。この時、ブレーキペダルは、リンクプレートを介して、中間レバーと連結されている為、当該中間レバーの回動に伴って、車両前側への踏込み操作方向へ回動する。特許文献1記載のブレーキペダル後退防止装置は、ダッシュパネルが運転席側へ後退変位させられた際に、上述の動作を行うことによって、ブレーキペダルの踏部の運転席側への後退を抑制している。
一方、特許文献2記載のブレーキペダル装置は、ダッシュパネルの車室内側に固定されたペダルブラケットと、ペダルブラケットに揺動自在に支持されると共に一端に踏部を有するブレーキペダルと、ペダルブラケットに支持されると共に、オペレーティングロッドとブレーキペダルとを連結する中間レバーとを有している。特許文献2記載のブレーキペダル装置においては、中間レバーには、回転アームが回転可能に支持されている。そして、車両の前方衝突等によりペダルブラケットが車両後方へ変位する場合、回転アームの一端が固定ブラケットに当接し、当該回転アームを回転させる。この時、回転アームの他端側は、オペレーティングロッドの撓みを誘導するように、当該オペレーティングロッド側に当接する。特許文献2記載のブレーキペダル装置は、回転アームの端部をオペレーティングロッドに当接させ、オペレーティングロッドの撓み変形や破断を引き起こすことで、ペダルブラケットと中間レバーとの相対距離を小さくして、ブレーキペダルの後退量を低減している。
特開2012−008698号公報 特開2014−040201号公報
しかしながら、特許文献1記載のブレーキペダル後退防止装置のような車両用ペダル装置の後退防止装置においては、インパネリインフォースと共に変位する後退防止部材と当接することで、中間レバーがオペレーティングロッドを車両前側に位置するブレーキブースタ側へ押圧しながら出力方向へ回動することを前提としている。
この点、車両衝突時の各部の変形等の影響によっては、オペレーティングロッドがブレーキブースタ内へ押し込むことができない場合も生じ得る。この為、特許文献1のような車両用ペダル装置の後退防止装置においては、オペレーティングロッドをブレーキブースタ内に押し込むことができない場合に、中間レバーを出力方向へ回動させることができず、結果的に、ブレーキペダルを踏込み方向へ回動させて踏部の後退を抑制する後退防止作用が適切に得られない可能性があった。
又、特許文献2記載のブレーキペダル装置の場合、ブレーキペダルの後退量を抑制する為には、車両後方へのダッシュパネルの変位に伴って、回転アームの一端が固定ブラケットに当接することが必要である。しかしながら、車両の前方衝突等に伴う各部の変形は、多種多様な態様が想定され、例えば、衝突に伴う捩り荷重が作用した場合、各部の変形態様によっては、回転アームが回転したとしても、オペレーティングロッドと当接せずに、空振りしてしまう場合も想定される。この場合、特許文献2記載のブレーキペダル装置においても、ブレーキペダルの後退を抑制する後退防止作用が適切に得られない虞が生じ、確実に、ブレーキペダルの後退を抑制することができない可能性があった。
本発明は、車両の前方衝突に伴ってダッシュパネルが車両後側へ変位した場合に、操作ペダルが後退することを抑制する車両用ペダル装置の後退防止装置に関し、出力部材の状態に関わらず、操作ペダルの後退を確実に抑制し得る車両用ペダル装置の後退防止装置を提供する。
本発明の一側面に係る車両用ペダル装置の後退防止装置は、車両前側のダッシュパネルに固定されたペダルブラケットと、前記ペダルブラケットの第1支持軸によって回動可能に配設され、車両前側への踏込み操作に用いられる踏部を有する操作ペダルと、前記ペダルブラケットに配設され、前記第1支持軸に平行な第2支持軸まわりに回動可能に支持されると共に、前記第2支持軸を軸とした出力方向への回動によって、所定の出力部材を車両前側へ変位させる中間レバーと、前記操作ペダルと前記中間レバーを連結し、前記操作ペダルに対する踏込み操作に連動して、前記中間レバーを前記出力方向へ回動させる連結リンクと、を有する車両用ペダル装置に関し、前記ダッシュパネルが車両後側へ変位した場合に、前記操作ペダルの踏部の車両後側への変位を抑制する後退防止装置であって、前記ペダルブラケットに対して回動可能に配設され、前記ダッシュパネルが車両後側へ変位した場合に、車体側部材と当接して回動する回動部材と、前記中間レバー及び前記連結リンクを連結する連結ピンを介して、前記中間レバー及び前記連結リンクと、前記回動部材とを連結する連結部材と、を有し、前記車体側部材との当接により前記回動部材に入力された荷重を、前記回動部材及び前記連結部材を介して、前記連結ピンに作用させることで、前記操作ペダルと前記中間レバーの連結を解除することを特徴とする。
当該車両用ペダル装置の後退防止装置は、ペダルブラケットと、操作ペダルと、中間レバーと、連結リンクとを有しており、踏込み操作に伴う操作ペダルの回動に連動して、連結リンクを介して中間レバーを回動させることができ、もって、出力部材を車両前側へ変位させ得る。ここで、当該車両用ペダル装置の後退防止装置は、回動部材と、連結部材とを更に有しており、前記ダッシュパネルが車両後側へ変位した場合に、回動部材が車体側部材と当接して回動することで、前記車体側部材との当接により前記回動部材に入力された荷重を、前記回動部材及び前記連結部材を介して、前記連結ピンに作用させ、もって、前記操作ペダルと前記中間レバーの連結を解除している。当該車両用ペダル装置の後退防止装置によれば、前記操作ペダルと前記中間レバーの連結を解除することで、操作ペダルを第1支持軸周りに自由に揺動可能な状態とすることができる為、操作ペダルの踏部が車両後側へ変位することを確実に抑制できる。そして、当該車両用ペダル装置の後退防止装置によれば、出力部材が車両前側へ変位することを必要としていない為、出力部材の状態に関わらず、操作ペダルの後退を確実に抑制することができる。
又、本発明の他の側面に係る車両用ペダル装置の後退防止装置は、請求項1記載の車両用ペダル装置の後退防止装置であって、前記連結部材は、前記連結ピンが挿通される挿通穴を有し、前記挿通穴の開口縁は、当該挿通穴の内径側ほど薄く形成されていることを特徴とする。
当該車両用ペダル装置の後退防止装置において、前記連結部材は、前記連結ピンが挿通される挿通穴を有している為、車体側部材との当接により前記回動部材に入力された荷重は、前記連結部材における挿通穴の開口縁を介して、前記連結ピンに作用する。ここで、当該車両用ペダル装置の後退防止装置によれば、前記挿通穴の開口縁は、当該挿通穴の内径側ほど薄く形成されている為、車体側部材との当接により前記回動部材に入力された荷重を、連結ピンに対して集中して作用させ、より確実に連結ピンの破断を生じさせることができる。この連結ピンの破断により、中間レバーに対する連結リンクの連結も解除される為、操作ペダルと中間レバーとの連結も解除される。即ち、当該車両用ペダル装置の後退防止装置によれば、高い確実性をもって、操作ペダルを第1支持軸周りに自由に揺動可能な状態とすることができる為、操作ペダルの踏部が車両後側へ変位することを確実に抑制できる。
そして、本発明の他の側面に係る車両用ペダル装置の後退防止装置は、請求項1又は請求項2記載の車両用ペダル装置の後退防止装置であって、前記連結部材は、相互に回動可能に連結された複数のリンク部材によって構成されていることを特徴とする。
当該車両用ペダル装置の後退防止装置において、操作ペダル及び中間レバーは、連結リンクによって連結されている為、中間レバー及び連結リンクを連結する連結ピンは、操作ペダルの踏込み操作に伴って変位する。そして、当該連結ピンは、更に連結部材とも連結されている為、操作ペダルの踏込み操作に伴う連結ピンの変位が、連結部材を介して、回動部材の状態(例えば、姿勢)に影響を及ぼすことも想定される。ここで、当該車両用ペダル装置の後退防止装置によれば、前記連結部材は、相互に回動可能に連結された複数のリンク部材によって構成されている為、操作ペダルの踏込み操作に伴う連結ピンの変位を、連結部材を構成する各リンク部材同士の回動によって吸収することができ、回動部材の状態(例えば、姿勢)を変更することはない。つまり、当該車両用ペダル装置の後退防止装置によれば、ダッシュパネルが車両後側へ変位した場合に、車体側部材を回動部材における適正な位置に当接させることができ、もって、適切な状況下で、車両用ペダル装置の後退防止装置における後退防止機能を発揮させることができる。
この発明は、ペダルブラケットと、操作ペダルと、中間レバーと、連結リンクと、回動部材と、連結部材とを有しており、前記ダッシュパネルが車両後側へ変位し、前記回動部材が車体側部材と当接し回動した場合に、車体側部材との当接により前記回動部材に入力された荷重を、前記回動部材及び前記連結部材を介して、前記連結ピンに作用させることで、前記操作ペダルと前記中間レバーの連結を解除し、もって、操作ペダルの踏部を車両後側へ変位することを確実に抑制することができる。
本実施形態に係るブレーキペダル装置の概略構成を示す側面図である。 踏込み操作時におけるブレーキペダル装置の動作を示す説明図である。 本実施形態に係る連結ピン近傍の構成を示す拡大断面図である。 前方衝突時におけるブレーキペダル装置の動作を示す説明図である。 他の実施形態に係るブレーキペダル装置の概略構成を示す説明図である。 他の実施形態における前方衝突時の動作を示す説明図である。
以下、本発明に係る車両用ペダル装置の後退防止装置を、常用ブレーキ用のブレーキペダル装置1に適用した実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
先ず、本実施形態に係るブレーキペダル装置1の概略構成について、図1〜図3を参照しつつ詳細に説明する。尚、図1は、ブレーキペダル装置1の概略構成を示す側面図であり、ペダルブラケット10を仮想線(破線)で示すことで、その内側の構造が分かるように示している。
(ブレーキペダル装置の概略構成)
本実施形態に係るブレーキペダル装置1は、エンジンルームと車室内とを区切るダッシュパネルPに対して固設されており、ペダルブラケット10と、操作ペダル20と、中間レバー25と、連結リンク30と、回動レバー35と、連結部材40とを有している。当該ブレーキペダル装置1は、操作ペダル20の踏込み操作によって当該操作ペダル20が回動した場合に、ブレーキブースタBのオペレーティングロッドRを車両前方側へ変位させることで、車両に対する制動力を発生させるように構成されている。
ブレーキブースタBは、ダッシュパネルPの車両前側(即ち、エンジンルーム側)に一体的に固設されており、出力部材としてのオペレーティングロッドRを有している。当該ブレーキブースタBは、オペレーティングロッドRが車両前側へ変位した場合に、操作ペダル20を介して伝達された制動力を倍化して、倍化した制動力を車両に伝達する。そして、オペレーティングロッドRは、ダッシュパネルPから車両後側の車室内へ突き出すように配設されており、車両前後方向へ変位可能に構成されている。
図1に示すように、インパネリインフォースメントIは、ダッシュパネルPよりも車両後側(運転席側)に配設されており、車体側部材に相当する。そして、当該インパネリインフォースメントIは、一般に、衝突時等の車両前方からの大荷重入力時に車両後側へ変位する可能性や変形量がダッシュパネルPよりも少ないものである。図1に示すように、インパネリインフォースメントIには、衝突用ブラケットCが一定的に固設されている。
ペダルブラケット10は、ダッシュパネルPの車室側に対して、ボルト等を用いて固定されており、車幅方向に間隔をおいて対向する一対の側板を有している。本実施形態に係るペダルブラケット10は、第1支持軸11と、第2支持軸12と、第3支持軸13とを有している。
第1支持軸11は、ペダルブラケット10における一対の側板の間に亘って、略水平で且つ車幅方向と略平行に延びており、ペダルブラケット10に対して固定されている。そして、第2支持軸12は、操作ペダル20よりも車両前側に位置しており、第1支持軸11と平行に延びるように配設されている。第3支持軸13は、第1支持軸11及び第2支持軸12の上方であって、ペダルブラケット10における車両後側となる位置に固定されており、ペダルブラケット10における一対の側板の間に亘って、第1支持軸11、第2支持軸12と平行に延びている。
操作ペダル20は、ペダルブラケット10の第1支持軸11によって、その上部を回動可能に支持されており、下端部に踏部21を有している。従って、操作ペダル20は、踏部21を利用して踏込み操作が行われた場合、第1支持軸11を中心に回動し、踏部21は、車両前側に向かって移動する。
そして、中間レバー25は、ペダルブラケット10に配設された第2支持軸12によって、その下端部を回動可能に支持されており、上方に向かって延びている。中間レバー25の上端部には、オペレーティングロッドRが、クレビスを介して連結されている。従って、中間レバー25が第2支持軸12を中心として回動することによって、オペレーティングロッドRは、車両前後方向へ変位し得る。つまり、当該ブレーキペダル装置1によれば、中間レバー25によって、オペレーティングロッドRを車両前側へ押圧することで、ブレーキブースタBを介して制動力を発生させ得る。
連結リンク30は、操作ペダル20の上部と、中間レバー25の下部を連結しており、操作ペダル20及び中間レバー25に対して回動可能に取り付けられている。連結リンク30の一端側は、操作ペダル20の上方前側部分に対して、ピン31を介して連結されている為、連結リンク30は、ピン31を中心として、操作ペダル20に対して回動し得る。又、連結リンク30の他端側は、中間レバー25の下方後側部分に対して、連結ピン32を介して連結されている為、連結リンク30は、連結ピン32を中心として、中間レバー25に対して回動し得る。従って、当該ブレーキペダル装置1においては、第1支持軸11を中心とした操作ペダル20の回動を、連結リンク30を介して、中間レバー25に伝達することができ、中間レバー25を、第2支持軸12を中心として回動させることができる。
回動レバー35は、ペダルブラケット10の第3支持軸13によって、回動可能に支持されており、上方に向かって延びるように構成されている。即ち、回動レバー35は、本発明における回動部材の一例であって、車両衝突時等に前記ダッシュパネルPが運転席側へ後退変位した場合に、その上部がインパネリインフォースメントIに当接し、第3支持軸13を中心として回動可能に構成されている。
連結部材40は、回動レバー35の下端部と、中間レバー25の下部を連結しており、第1リンク部材41と、第2リンク部材42とを有している。ここで、当該連結部材40においては、第1リンク部材41は、ピン44を介して、第2リンク部材42と連結されており、当該第2リンク部材42に対して回動可能に支持されている。
そして、連結部材40の一端側(即ち、第1リンク部材41側)は、回動レバー35の下端部に対して、ピン43を介して連結されている。従って、当該連結部材40の一端側を構成する第1リンク部材41は、ピン43を中心として、回動レバー35に対して回動し得る。一方、連結部材40の他端側(即ち、第2リンク部材42側)は、中間レバー25の下部に対して、連結ピン32を介して連結されている。従って、連結部材40の他端側を構成する第2リンク部材42は、連結ピン32を中心として、中間レバー25に対して回動し得る。
上述したように、連結ピン32は、中間レバー25の下部に対して、連結リンク30を回動可能に連結している為、連結リンク30及び連結部材40を、それぞれ中間レバー25に対して回動可能に連結している。このように、当該ブレーキペダル装置1において、当該連結部材40は、第3支持軸13を中心とした回動レバー35の回動による荷重を、連結部材40を介して、連結ピン32に対して伝達することができる。
より具体的に説明すると、連結ピン32は、連結部材40を構成する第2リンク部材42の端部に形成された挿通穴42Aを挿通すると共に、中間レバー25に対して連結リンク30を回動可能に連結している(図3参照)。当該挿通穴42Aの開口縁には、面取り加工が施されている為、当該挿通穴42Aの開口縁は、当該挿通穴42Aの内径側ほど薄く形成されている。そして、当該第2リンク部材42は、挿通穴42Aの開口縁に対して面取り加工を施した後で、焼き入れすることによって形成される為、当該挿通穴42Aの開口縁は、連結ピン32よりも高い硬度を示し得る。
(操作ペダルの踏込み操作に伴う各部の動作)
次に、上述したブレーキペダル装置1において、操作ペダル20の踏込み操作が行われた場合の各部の動きについて、図2等を参照しつつ説明する。
操作ペダル20に対して踏込み操作が行われた場合、踏部21が車両前側へ踏み込まれることになる為、操作ペダル20は、第1支持軸11を中心として回動する。この時、操作ペダル20の上部は、第1支持軸11を中心として車両上方へ向かって回動する為、操作ペダル20の回動は、連結リンク30を介して、中間レバー25に対して伝達される。
図1〜図3に示すように、連結リンク30は、中間レバー25の下方後側部分に対して、連結ピン32を介して連結されている為、中間レバー25は、操作ペダル20の回動に伴って、第2支持軸12を中心として回動し、中間レバー25の上部を車両前側に向かって移動させ得る。中間レバー25の上部には、ブレーキブースタBのオペレーティングロッドRが、クレビスを介して連結されている為、当該ブレーキペダル装置1は、操作ペダル20の踏込み操作に連動して、オペレーティングロッドRを出力方向(車両前側)へ押圧することができ、車両に対する制動力を発生させ得る。
この場合において、連結ピン32の位置は、第2支持軸12を中心とする中間レバー25の回動に伴って変化し、連結部材40の姿勢を変化させる。ここで、本実施形態における連結部材40は、第1リンク部材41と第2リンク部材42とを、ピン44を介して相互に回動可能に連結して構成されている。従って、図2に示すように、連結ピン32の位置が変化した場合であっても、ピン44を軸とした第1リンク部材41、第2リンク部材42の回動動作を起こすが、ピン43の位置を移動させることはない。即ち、中間レバー25の回動により生じた荷重は、連結部材40を介して、回動レバー35に作用することはなく、回動レバー35の姿勢を変化させることはない。
(前方衝突時におけるブレーキペダル装置の動作)
続いて、車両の前方衝突時におけるブレーキペダル装置1の動作について、図4等を参照しつつ詳細に説明する。車両の前方衝突等によって車両前側から大荷重が入力された場合、ダッシュパネルPは、入力された大荷重によって車両後側へ変位する。ダッシュパネルPが車両後側へ変位することによって、ブレーキペダル装置1全体が車両後側へ変位し、回動レバー35の上部がインパネリインフォースメントIの衝突用ブラケットCに当接し、第3支持軸13を軸として車両前側へ移動する(図4参照)。
衝突用ブラケットCとの当接により、回動レバー35が第3支持軸13を中心に回動すると、回動レバー35の下端部は、上方後側に向かって変位する。上述したように、回動レバー35の下端部には、連結部材40がピン43によって連結されており、連結部材40の他端は、連結ピン32を介して、中間レバー25及び連結リンク30に連結されている。つまり、回動レバー35の回動に伴って、連結部材40が、車両後方側に向かって移動することによって、衝突用ブラケットCとの当接に伴い回動レバー35に入力された荷重を、連結部材40を介して連結ピン32に作用させ得る。
具体的に説明すると、衝突用ブラケットCとの当接に伴い回動レバー35に入力された荷重は、第2リンク部材42における挿通穴42Aの開口縁を介して連結ピン32に作用する(図3参照)。当該挿通穴42Aの開口縁は、面取り加工及び焼き入れを行うことによって、挿通穴42A内径側ほど薄く、且つ硬い形状を為している為、前記回動レバー35に入力された荷重を、連結ピン32の周面における所定位置に集中して作用させることができる。これにより、本実施形態に係るブレーキペダル装置1によれば、前記回動レバー35に入力された荷重を、連結ピン32の周面に集中して作用させることができ、連結ピン32を確実に破断することができる。図1〜図3に示すように、連結ピン32は、中間レバー25、連結リンク30及び連結部材40を連結している為、操作ペダル20と中間レバー25の連結は、連結ピン32の破断によって解除される。
図4に示すように、連結ピン32が破断して脱落すると、操作ペダル20と中間レバー25の連結が解除される為、操作ペダル20は、第1支持軸11周りに自由に揺動可能な状態となる。従って、当該ブレーキペダル装置1によれば、車両の前方衝突等によって車両前方から大荷重が入力された場合に、その荷重によって、回動レバー35を回動させることによって、操作ペダル20の下端部に位置する踏部21の運転席側への後退を抑制することができる。この動作に際し、ブレーキブースタBのオペレーティングロッドRを出力方向へ変位させる必要はない為、当該ブレーキペダル装置1によれば、オペレーティングロッドRの状態に関わらず、操作ペダル20の踏部21の後退量を抑制し得る。
以上説明したように、本実施形態に係るブレーキペダル装置1は、ペダルブラケット10と、操作ペダル20と、中間レバー25と、連結リンク30と、を有しており、踏込み操作に伴う操作ペダル20の回動に連動して、連結リンク30を介して中間レバー25を回動させることができ、もって、オペレーティングロッドRを車両前側へ変位させて、車両に制動力を発生し得る。
そして、当該ブレーキペダル装置1は、更に、回動部材の一例としての回動レバー35と、連結部材40とを更に有しており、前記ダッシュパネルPが車両後側へ変位した場合に、回動レバー35がインパネリインフォースメントIの衝突用ブラケットCと当接して回動することで、前記インパネリインフォースメントI等との当接により前記回動レバー35に入力された荷重を、前記回動レバー35及び前記連結部材40を介して、前記連結ピン32に作用させ、もって、前記操作ペダル20と前記中間レバー25の連結を解除している。
当該ブレーキペダル装置1によれば、前記操作ペダル20と前記中間レバー25の連結を解除することで、操作ペダル20を第1支持軸11周りに自由に揺動可能な状態とすることができる為、操作ペダル20の踏部21が車両後側へ変位することを確実に抑制できる(図4参照)。そして、当該ブレーキペダル装置1によれば、オペレーティングロッドRが車両前側へ変位することを必要としていない為、オペレーティングロッドRの状態に関わらず、操作ペダル20の後退を確実に抑制することができる。
又、図3に示すように、前記連結部材40を構成する第2リンク部材42は、前記連結ピン32が挿通される挿通穴42Aを有している為、インパネリインフォースメントI等との当接により前記回動レバー35に入力された荷重は、前記連結部材における挿通穴の開口縁を介して、前記連結ピン32に作用する。ここで、当該挿通穴42Aの開口縁は、当該挿通穴42Aの内径側ほど薄く形成されている為、インパネリインフォースメントI等との当接により前記回動レバー35に入力された荷重を、連結ピン32に対して集中して作用させ、より確実に連結ピン32の破断を生じさせることができる。
この連結ピン32の破断により、中間レバー25に対する連結リンク30の連結も解除される為、操作ペダル20と中間レバー25との連結も解除される。即ち、当該ブレーキペダル装置1によれば、高い確実性をもって、操作ペダル20を第1支持軸11周りに自由に揺動可能な状態とすることができる為、操作ペダル20の踏部21が車両後側へ変位することを確実に抑制できる。
当該ブレーキペダル装置1において、操作ペダル20及び中間レバー25は、連結リンク30によって連結されている為、中間レバー25及び連結リンク30を連結する連結ピン32の位置は、操作ペダル20の踏込み操作に伴って変位する。そして、当該連結ピン32は、更に連結部材40とも連結されている為、操作ペダル20の踏込み操作に伴う連結ピン32の変位が、連結部材40を介して、回動レバー35の状態(例えば、姿勢)に影響を及ぼすことも想定される。
この点、当該ブレーキペダル装置1においては、前記連結部材40は、相互に回動可能に連結された複数のリンク部材(第1リンク部材41、第2リンク部材42)によって構成されている為、操作ペダル20の踏込み操作に伴う連結ピン32の変位を、連結部材40を構成する各リンク部材同士の回動によって吸収することができ、回動レバー35の状態(例えば、姿勢)を変更することはない。つまり、当該ブレーキペダル装置1によれば、ダッシュパネルPが車両後側へ変位した場合に、インパネリインフォースメントIの衝突用ブラケットCを、回動レバー35における適正な位置に当接させることができ、もって、適切な状況下で、ブレーキペダル装置1における操作ペダル20の後退防止機能を発揮させることができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能である。例えば、上述した実施形態においては、回動部材の一例として、回動レバー35を採用していたが、この態様に限定されるものではない。本発明における回動部材は、ペダルブラケットに対して回動可能に配設され、前記ダッシュパネルが車両後側へ変位した場合に、車体側部材と当接して回動する部材であれば、種々の構成を採用し得る。
例えば、本発明における回動部材として、ペダルブラケット10に対して回動可能に支持されたサブブラケット36を用いることも可能である。本発明の回動部材として、サブブラケット36を用いた場合について、図5、図6を参照しつつ説明する。尚、図5、図6に示すブレーキペダル装置1は、ペダルブラケット10等の構成を除き、上述した実施形態に係るブレーキペダル装置1と同様の基本的構成を有している。従って、上述した実施形態と同様の構成についての説明は省略し、相違点について説明する。
この場合におけるペダルブラケット10は、ダッシュパネルPの車室側に対して、ボルト等を用いて固定されており、第2支持軸12に加えて、ピン保持部14を有している。ピン保持部14は、ペダルブラケット10の各側板における下部後端縁に形成されており、サブブラケット36の下端に形成された固定ピン37を保持可能に構成されている。
サブブラケット36は、ペダルブラケット10に対して車両後方側に配設されており、この場合における回動部材に相当する。サブブラケット36は、ペダルブラケット10の各側板における上方後端部に位置する第3支持軸13を中心として、回動可能に配設されており、第1支持軸11と、固定ピン37を有している。固定ピン37は、サブブラケット36の各側板の下部前端縁において、車幅方向に突出形成されており、ペダルブラケット10のピン保持部14内に保持される(図5参照)。
第3支持軸13は、ペダルブラケット10における側板の上方後端部と、サブブラケット36における側板の上方前端部を回動可能に連結している。従って、車両衝突時等に前記ダッシュパネルPが運転席側へ後退変位した場合に、サブブラケット36の上部がインパネリインフォースメントIの衝突用ブラケットCに当接し、第3支持軸13を中心として、ペダルブラケット10に対して回動する(図5、図6参照)。
(前方衝突時におけるブレーキペダル装置の動作)
続いて、図6を参照しつつ、車両の前方衝突時における当該ブレーキペダル装置1の動作について、詳細に説明する。車両の前方衝突等によって車両前側から大荷重が入力された場合、ダッシュパネルPは、入力された大荷重によって車両後側へ変位する。ダッシュパネルPが車両後側へ変位することによって、ブレーキペダル装置1全体が車両後側へ変位し、サブブラケット36の後方上部がインパネリインフォースメントIの衝突用ブラケットCに当接する。
衝突用ブラケットCとの当接により生じる荷重が固定ピン37に作用して、所定の離脱荷重よりも大きくなると、固定ピン37がピン保持部14から離脱し、車両後方側へ向かって移動する。これにより、サブブラケット36は、ペダルブラケット10に対して、第3支持軸13周りに回動する(図6参照)。
ここで、サブブラケット36の所定部分には、連結部材40がピン43を介して連結されており、連結部材40の他端は、連結ピン32を介して、中間レバー25及び連結リンク30に連結されている。衝突用ブラケットCとの当接により、サブブラケット36が第3支持軸13を中心に回動していき、これに伴って、連結部材40が、車両後方側に向かって移動する。従って、この場合に係るブレーキペダル装置1は、衝突用ブラケットCとの当接に伴いサブブラケット36に入力された荷重を、連結部材40を介して、連結ピン32に作用させ得る(図3参照)。
具体的に説明すると、衝突用ブラケットCとの当接に伴いサブブラケット36に入力された荷重は、第2リンク部材42における挿通穴42Aの開口縁を介して連結ピン32に作用する(図3参照)。当該挿通穴42Aの開口縁は、上述した実施形態と同様に、面取り加工及び焼き入れを行うことによって、挿通穴42A内径側ほど薄く、且つ硬い形状を為している為、前記サブブラケット36に入力された荷重を、連結ピン32の周面における所定位置に集中して作用させることができる。これにより、当該ブレーキペダル装置1によれば、サブブラケット36に入力された荷重を、連結ピン32の周面に集中して作用させることができ、連結ピン32を確実に破断することができる。
上述した実施形態と同様に、連結ピン32が破断して脱落すると、操作ペダル20と中間レバー25の連結が解除される為、操作ペダル20は、第1支持軸11周りに自由に揺動可能な状態となる(図6参照)。従って、当該ブレーキペダル装置1によれば、車両の前方衝突等によって車両前方から大荷重が入力された場合に、その荷重によって、サブブラケット36を回動させることによって、操作ペダル20の下端部に位置する踏部21の運転席側への後退を抑制することができる。この動作に際し、ブレーキブースタBのオペレーティングロッドRを出力方向へ変位させる必要はない為、当該ブレーキペダル装置1によれば、オペレーティングロッドRの状態に関わらず、操作ペダル20の踏部21の後退量を抑制し得る。
又、上述した実施形態においては、回動部材としての回動レバー35、サブブラケット36の回動に伴って、連結ピン32を破断させることで、操作ペダル20と中間レバー25の連結を解除していたが、この態様に限定されるものではない。操作ペダル20と中間レバー25の連結を解除し得るものであれば、種々の態様を採用することができる。例えば、連結ピン32の硬度を高め、回動部材の回動に伴って中間レバー25の一部を破断させる構成としてもよい。この場合、連結リンク30の端部と、連結部材40の端部が、連結ピン32によって連結されたままの状態で、操作ペダル20と中間レバー25の連結を解除することができる。
又、上述した実施形態のように、連結ピン32を破断させることによって、操作ペダル20と中間レバー25の連結を解除する構成の場合においては、連結ピン32に加工を施すことで、より容易に破断を発生させるようにしてもよい。例えば、連結ピン32の外径を、連結部材40における第2リンク部材42と接触する部分に関して、他の部分よりも小径としてもよいし、溝等を形成してもよい。
1 ブレーキペダル装置
10 ペダルブラケット
11 第1支持軸
12 第2支持軸
13 第3支持軸
20 操作ペダル
21 踏部
25 中間レバー
30 連結リンク
32 連結ピン
35 回動レバー
40 連結部材
41 第1リンク部材
42 第2リンク部材
42A 挿通穴
P ダッシュパネル
I インパネリインフォースメント
C 衝突用ブラケット

Claims (3)

  1. 車両前側のダッシュパネルに固定されたペダルブラケットと、
    前記ペダルブラケットの第1支持軸によって回動可能に配設され、車両前側への踏込み操作に用いられる踏部を有する操作ペダルと、
    前記ペダルブラケットに配設され、前記第1支持軸に平行な第2支持軸まわりに回動可能に支持されると共に、前記第2支持軸を軸とした出力方向への回動によって、所定の出力部材を車両前側へ変位させる中間レバーと、
    前記操作ペダルと前記中間レバーを連結し、前記操作ペダルに対する踏込み操作に連動して、前記中間レバーを前記出力方向へ回動させる連結リンクと、を有する車両用ペダル装置に関し、前記ダッシュパネルが車両後側へ変位した場合に、前記操作ペダルの踏部の車両後側への変位を抑制する後退防止装置であって、
    前記ペダルブラケットに対して回動可能に配設され、前記ダッシュパネルが車両後側へ変位した場合に、車体側部材と当接して回動する回動部材と、
    前記中間レバー及び前記連結リンクを連結する連結ピンを介して、前記中間レバー及び前記連結リンクと、前記回動部材とを連結する連結部材と、を有し、
    前記車体側部材との当接により前記回動部材に入力された荷重を、前記回動部材及び前記連結部材を介して、前記連結ピンに作用させることで、前記操作ペダルと前記中間レバーの連結を解除する
    ことを特徴とする車両用ペダル装置の後退防止装置。
  2. 前記連結部材は、前記連結ピンが挿通される挿通穴を有し、
    前記挿通穴の開口縁は、当該挿通穴の内径側ほど薄く形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用ペダル装置の後退防止装置。
  3. 前記連結部材は、相互に回動可能に連結された複数のリンク部材によって構成されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用ペダル装置の後退防止装置。
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