JP2016141286A - ドア用ガゼットのシール部材の固定構造 - Google Patents
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Abstract
【課題を解決するための手段】ドア用ガゼット6のサッシュホルダブラケット30は、ブラケット上部31を有する。ブラケット上部31に取付けられるサッシュホルダシール20は、ドアガラス5をシールするホルダドアガラスシール部21を有する。サッシュホルダブラケット30のリヤシール保持部31aは、断面コ字形に形成され、リヤシール保持部31aの車内側に凸に屈曲した側端屈曲部45を有する。ホルダドアガラスシール部21はリヤ側端の車内側側壁21cの先端から車内側カバー部21nを形成し、車内側カバー部21nの車内側カバー端末部21hは、リヤシール保持部31aの側端屈曲部45とインナーガーニッシュ70の先端に挟持される。
【選択図】図6
Description
ドア用ガゼットは、自動車ドアに取付けられる金属製のサッシュホルダブラケットと、サッシュホルダブラケットに取付けられるシール部材を有し、
サッシュホルダブラケットは、自動車ドアのベルトラインより上部に位置するブラケット上部と、自動車ドアのベルトラインより下部に位置するブラケット下部を有し、
シール部材は、ブラケット上部に取付けられるサッシュホルダシールを有し、
サッシュホルダシールは、ブラケット上部の車体リヤ側に取付けられドアガラスの側端とドア用ガゼットの間をシールするホルダドアガラスシール部と、ブラケット上部の車体フロント側に取付けられ車体開口部周縁とドア用ガゼットの間をシールするホルダフロントシール部を有し、
ブラケット上部は、ホルダドアガラスシール部を取付けるブラケット上部リヤシール保持部と、ホルダフロントシール部を取付けるブラケット上部フロントシール保持部を有し、ブラケット上部リヤシール保持部は、側端が階段状に屈曲して形成される断面コ字形に形成され、断面コ字形のブラケット上部リヤシール保持部の車内側に凸に屈曲した側端屈曲部を有し、
ホルダドアガラスシール部はリヤ側端が、ホルダドアガラスシール部の車外側側壁、車内側側壁及び底壁が断面略コ字形に形成され、車内側側壁の先端から車内側にブラケット上部リヤシール保持部の側端を覆うようにホルダドアガラスシール部の車内側カバー部を形成し、車内側カバー部の車内側カバー端末部は、ブラケット上部リヤシール保持部の側端屈曲部を覆うように延設され、
車内側カバー端末部は、ブラケット上部リヤシール保持部の側端屈曲部と、ブラケット上部に取付けられるインナーガーニッシュの先端に挟持されることを特徴とするドア用ガゼットのシール部材の固定構造である。
断面コ字形のブラケット上部リヤシール保持部の車内側に凸に屈曲した側端屈曲部を有するため、ブラケット上部リヤシール保持部の断面略コ字形の車内側の部分でホルダドアガラスシール部の車内側の部分を保持して、ホルダドアガラスシール部を安定して保持することができる。
図10は自動車の側面図である。図10に示すように、サッシュレスの自動車ドア1であるフロントドアとのベルトライン4の部位には、アウターウエザストリップが取付けられ、ドアガラス5は自動車ドア1内を上下に昇降することができる。
自動車ドア1であるフロントドアのベルトライン4の部位におけるフロント側の端部には、略三角形状のドア用ガゼット6が取付けられている。
サッシュホルダシール20は、ガゼット上部6aのフロント側に取付けられるホルダフロントシール部22とリヤ側でドアガラス5の側端をシールするホルダドアガラスシール部21を有する。
サッシュホルダブラケット30は、2枚の金属製の板材から形成され、一方を第1サッシュホルダブラケット40として図2に示し、他方を第2サッシュホルダブラケット50として図3に示す。
サッシュホルダシール20の車外側には、ガーニッシュ60が取付けられ、車内側にはインナーガーニッシュ70が取付けられる。
第1サッシュホルダブラケット40と第2サッシュホルダブラケット50は、それぞれ板金からプレス成形で形成することができ、その後、溶接等で合体することができるため、ブラケット上部リヤシール保持部31aの形成が容易である。
サッシュホルダシール20は、図4と図5に示すように、サッシュホルダブラケット30のブラケット上部31に取付けられるため、略逆V字形に形成されている。ブラケット上部31のフロント側でフロントピラーと当接する側はホルダフロントシール部22を形成し、リヤ側でドアガラス5の側端をシールするホルダドアガラスシール部21を有し、ホルダフロントシール部22とホルダドアガラスシール部21の先端は一体的に連結されている。
図4に示すように、車内側カバー係止溝21gは、上下方向に延びる長方形に形成され、上下の端には係止溝規制壁21kが形成されている。
ホルダフロントシール部22は、ブラケット上部31のブラケット上部フロントシール保持部31bの先端が挿入されるホルダフロントシール部凹部22aが形成されている。ホルダフロントシール部22の車内側面は、車体の車体開口部周縁8と対向している。
5 ドアガラス
6 ドア用ガゼット
20 サッシュホルダシール
21 ホルダドアガラスシール部
21a ホルダドアガラスシール部凹部
21g ホルダドアガラスシール部車内側係止溝
21j ホルダドアガラスシール部カバー端末厚肉部
22 ホルダフロントシール部
30 サッシュホルダブラケット
31 ブラケット上部
40 第1サッシュホルダブラケット
50 第2サッシュホルダブラケット
Claims (5)
- 自動車ドアのサッシュレスフロントドアの三角コーナー部に取付けられるドア用ガゼットのシール部材の固定構造において、
上記ドア用ガゼットは、上記自動車ドアに取付けられる金属製のサッシュホルダブラケットと、該サッシュホルダブラケットに取付けられるシール部材を有し、
上記サッシュホルダブラケットは、上記自動車ドアのベルトラインより上部に位置するブラケット上部と、上記自動車ドアのベルトラインより下部に位置するブラケット下部を有し、
上記シール部材は、上記ブラケット上部に取付けられるサッシュホルダシールを有し、
上記サッシュホルダシールは、上記ブラケット上部の車体リヤ側に取付けられ上記ドアガラスの側端と上記ドア用ガゼットの間をシールするホルダドアガラスシール部と、上記ブラケット上部の車体フロント側に取付けられ車体開口部周縁と上記ドア用ガゼットの間をシールするホルダフロントシール部を有し、
上記ブラケット上部は、上記ホルダドアガラスシール部を取付けるブラケット上部リヤシール保持部と、上記ホルダフロントシール部を取付けるブラケット上部フロントシール保持部を有し、上記ブラケット上部リヤシール保持部は、側端が階段状に屈曲して形成される断面コ字形に形成され、上記断面コ字形のブラケット上部リヤシール保持部の車内側に凸に屈曲した側端屈曲部を有し、
上記ホルダドアガラスシール部はリヤ側端が、上記ホルダドアガラスシール部の車外側側壁、車内側側壁及び底壁が断面略コ字形に形成され、上記車内側側壁の先端から車内側に上記ブラケット上部リヤシール保持部の側端を覆うように上記ホルダドアガラスシール部の車内側カバー部を形成し、該車内側カバー部の車内側カバー端末部は、上記ブラケット上部リヤシール保持部の側端屈曲部を覆うように延設され、
上記車内側カバー端末部は、上記ブラケット上部リヤシール保持部の側端屈曲部と、上記ブラケット上部に取付けられるインナーガーニッシュの先端に挟持されることを特徴とするドア用ガゼットのシール部材の固定構造。 - 上記ホルダドアガラスシール部の上記車内側カバー端末部の先端の肉厚は、上記ブラケット上部リヤシール保持部の車内側に凸に屈曲した側端屈曲部と上記ブラケット上部に取付けられるインナーガーニッシュの先端の間の隙間よりも大きく形成された請求項1に記載されたドア用ガゼットのシール部材の固定構造。
- 上記ホルダドアガラスシール部の上記車内側カバー端末部に車内側カバー係止溝を形成し、上記インナーガーニッシュの先端に上記車内側カバー係止溝に係合する係止爪を形成した請求項1又は請求項2に記載のドア用ガゼットのシール部材の固定構造。
- 上記ホルダドアガラスシール部の上記車内側カバー端末部の係止溝は、上記インナーガーニッシュの係止爪が上下方向にずれるのを規制する係止溝規制壁が形成された請求項3に記載のドア用ガゼットのシール部材の固定構造。
- 上記サッシュホルダブラケットは、2枚の金属製板材で形成された請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のドア用ガゼットのシール部材の固定構造。
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