JPH06286464A - サッシュレスドア型車のコーナーピース部構造 - Google Patents

サッシュレスドア型車のコーナーピース部構造

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Publication number
JPH06286464A
JPH06286464A JP7195193A JP7195193A JPH06286464A JP H06286464 A JPH06286464 A JP H06286464A JP 7195193 A JP7195193 A JP 7195193A JP 7195193 A JP7195193 A JP 7195193A JP H06286464 A JPH06286464 A JP H06286464A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corner piece
piece bracket
glass run
outer cover
inner cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7195193A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Takahashi
高橋  功
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd filed Critical Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Priority to JP7195193A priority Critical patent/JPH06286464A/ja
Publication of JPH06286464A publication Critical patent/JPH06286464A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を削減して組付作業を容易にする。
部品間の隙間を無くして外観品質の低下と車体内外の機
密性の低下を防止する。 【構成】 インナーカバー23をドアウエザーストリッ
プ7の延長部8とグラスラン部9とにまたがって一体に
形成する。延長部8とグラスラン部9の車外側端縁に掛
止用突起25を形成する。コーナーピースブラケット1
の車外側にアウターカバー6を固定してコーナーピース
ブラケット1とアウターカバー6の外縁部間に掛止溝2
2を形成する。インナーカバー23を延長部8及びグラ
スラン部9と共にコーナーピースブラケット1に被着
し、掛止用突起25を掛止溝22に嵌合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サッシュレスドア型車
のコーナーピース部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】サッシュレスドア型車のコーナーピース
部構造として、従来、例えば特公平2−47362号公
報に示されるようなものが案出されている。
【0003】このコーナーピース部構造は、図11〜図
14に示すように、略三角形状のコーナーピースブラケ
ット1の車体後方側垂立辺にグラスラン保持溝2を一体
に形成し、このコーナーピースブラケット1をフロント
ドア3のドアウエスト部4に固定する一方で、このコー
ナーピースブラケット1の車内側と車外側の各面に別体
のインナーカバー5とアウターカバー6を固定してい
る。そして、ドアウエザーストリップ7の前方上端には
ドアウエスト部4から上方側に延出する延長部8が設け
られていて、この延長部8をコーナーピースブラケット
1の傾斜辺に装着しており、さらに、延長部8の上端に
はグラスラン部9が垂設させていて、このグラスラン部
9をコーナーピースブラケット1のグラスラン保持溝2
に装着している。尚、グラスラン部9の両側縁は両側か
らインナーカバー5とアウターカバー6とによって挾持
されており、また、アウターカバー6にはドアミラー1
0が一体に形成されている。
【0004】そして、実際にこのコーナーピース部を組
み立てる場合には、最初に、図12に示すように位置決
め突起11を位置決め孔12に挿入するようにしてグラ
スラン部9をコーナーピースブラケット1のグラスラン
保持溝2に嵌合し、この状態で図13に示すように延長
部8の係止溝13をコーナーピースブラケット1の傾斜
辺のL字状部14に嵌合する。そして、この後図14に
示すようにアウターカバー6の上端の爪部6aを、延長
部8とグラスラン部9の連接部車外側に形成した袋状部
15に挿入して、その状態でアウターカバー6をコーナ
ーピースブラケット1にビス16止めし、最後に、イン
ナーカバー5の爪部5aを、延長部8とグラスラン部9
の連接部車内側に形成した袋状部17に挿入して、その
状態でインナーカバー5をコーナーピースブラケット1
にグロメット18によって固定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のコ
ーナーピース部構造においては、コーナーピースブラケ
ット1に対して、ドアウエザーストリップ7の延長部8
とグラスラン部9とを嵌着固定した後に、コーナーピー
スブラケット1にアウターカバー6とインナーカバー5
をビス16やグロメット18によって固定するようにな
っているため、部品点数が多く、組付作業が煩雑である
うえ、部品間の隙間が外観品質を低下させたり、車体内
外の気密性を低下させたりする不具合を招き易い。
【0006】そこで本発明は、部品点数を削減すること
によって組付作業を容易にすると共に、部品間の隙間に
よる外観品質の低下並びに車体内外の気密性の低下を防
止することのできるサッシュレスドア型車のコーナーピ
ース部構造を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決するための手段として、略三角形状のコーナーピー
スブラケットの車体後方側垂立辺にグラスラン保持溝を
設け、このコーナーピースブラケットをドアウエスト部
の前端に固定し、このコーナーピースブラケットの車内
側と車外側に夫々インナーカバーとアウターカバーを装
着すると共に、ドアウエザーストリップの前方上端の延
長部をコーナーピースブラケットの傾斜辺に装着し、こ
の延長部上端に垂設されたグラスラン部を前記グラスラ
ン保持溝に装着して成るサッシュレスドア型車のコーナ
ーピース部構造において、前記インナーカバーをドアウ
エザーストリップの延長部とグラスラン部とにまたがっ
て一体に形成すると共に、この延長部とグラスラン部の
車外側端縁に掛止用突起を形成し、その一方で、前記コ
ーナーピースブラケットの車外側にアウターカバーを固
定してこのコーナーピースブラケットとアウターカバー
の外縁部間に掛止溝を形成し、前記インナーカバーを延
長部及びグラスラン部と共にコーナーピースブラケット
に被着し、前記掛止用突起を、コーナーピースブラケッ
トとアウターカバーの間の掛止溝に嵌合させるようにし
た。
【0008】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図1〜図5に基づ
いて説明する。尚、図11〜図14に示した従来のもの
と同一部分には同一符号を用いるものとする。
【0009】図面において、3は、サッシュレスドア型
車のフロントドアであり、1は、このフロントドア3の
ドアウエスト部4前端に固定された略三角形状のコーナ
ーピースブラケットである。このコーナーピースブラケ
ット1は、車体前方側の傾斜辺にコ字状部19が設けら
れる一方で、車体後方側の垂立辺にチャンネル部20が
設けられ、このチャンネル部20の内側がグラスラン保
持溝2となっている。また、6は、ドアミラー10が一
体に形成され、前記コーナーピースブラケット1の車外
側の面にビス16によって固定されるアウターカバーで
ある。このアウターカバー6は、複数のボス部21でコ
ーナーピースブラケット1と当接し、その外縁部とコー
ナーピースブラケット1との間に形成された隙間が掛止
溝22となっている。
【0010】一方、7は、フロントドア3の外周下半に
取り付けられるドアウエザーストリップであり、このド
アウエザーストリップ7の前方上端には、ドアウエスト
部4から上方に延出してコーナーピースブラケット1の
傾斜辺に装着される延長部8が設けられ、この延長部8
の上端には、コーナーピースブラケット1のグラスラン
保持溝2に装着されるグラスラン部9が垂設されてい
る。そして、延長部8とグラスラン部9には、これらの
車内側端縁にまたがるようにインナーカバー23が一体
に形成されていて、このインナーカバー23によってコ
ーナーピースブラケット1の車内側を覆うようになって
いる。また、延長部8の内側には、前記コ字状部19が
嵌合される係止溝13が形成され、グラスラン部9とイ
ンナーカバー23との連接部には、前記チャンネル部2
0の車内側片が嵌合される係止溝24が形成されてい
る。そして、さらに延長部8とグラスラン部9の車外側
端縁には断面矢尻状の掛止用突起25が一体に形成さ
れ、コーナーピースブラケット1とアウターカバー6に
よって形成された前記掛止溝22にこの掛止用突起25
が嵌合されるようになっている。また、延長部8上端と
グラスラン部9の連接部車外側には袋状部15が形成さ
れていて、この袋状部15にアウターカバー6の上端の
爪部6aが挿入されるようになっている。
【0011】以上の構成において、このコーナーピス部
を組み立てる場合には、まず、コーナーピースブラケッ
ト1の車外側の面にアウターカバー6をビス16によっ
て固定し、アウターカバー6とコーナーピースブラケッ
ト1の外縁部間に掛止溝22を形成する。つづいて、図
3に示すように袋状部15にアウターカバー6の爪部6
aを挿入するようにして、図4,図5に示すようにドア
ウエザーストリップ7のグラスラン部9と延長部8(係
止溝13)をコーナーピースブラケット1のグラスラン
保持溝2とコ字状部19に嵌合し、それと共にグラスラ
ン部9とインナーカバー23の連接部の係止溝24をチ
ャンネル部20の車内側片に嵌合してインナーカバー2
3によってコーナーピースブラケット1の車内側を覆う
ようにする。そして、最後に延長部8とグラスラン部9
の車外側縁部の掛止用突起25を前記掛止溝22に嵌合
する。
【0012】このコーナーピース部構造にあっては、イ
ンナーカバー23がドアウエザーストリップ7の延長部
8とグラスラン部9とにまたがって一体に形成されてい
るため、インナーカバーを別体に形成していた従来のも
のに比較して部品点数が少なく、組付作業が容易である
うえ、車内側に隙間や段差がないことから、外観品質の
低下や車体内外の機密性の低下の心配がない。
【0013】尚、この発明の実施例は以上で説明したも
のに限るものでなく、例えば、図1中の鎖線で示すよう
にインナーカバー23の内側面にリブ26を一体に形成
してインナーカバー23の面剛性を高めるようにした
り、図6〜図8に示すように、グラスラン部9の縁部に
突起27を、チャンネル部20に掛止孔28を夫々形成
して、これらを嵌合させることによってグラスラン部9
の変位を規制するようにしても良い。また、このグラス
ラン部9の変位規制手段としては、図9,図10に示す
ようにグラスラン部9の縁部に突起29を形成する一方
で、チャンネル部20の端縁に切欠き溝30を形成し、
これら突起29と切欠き溝30を互いにに嵌合させるよ
うにしても良い。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明は、インナーカバー
をドアウエザーストリップの延長部とグラスラン部とに
またがって一体に形成すると共に、この延長部とグラス
ラン部の車外側端縁に掛止用突起を形成し、その一方
で、コーナーピースブラケットの車外側にアウターカバ
ーを固定してこのコーナーピースブラケットとアウター
カバーの外縁部間に掛止溝を形成し、前記インナーカバ
ーを延長部及びグラスラン部と共にコーナーピースブラ
ケットに被着し、前記掛止用突起を、コーナーピースブ
ラケットとアウターカバーの間の掛止溝に嵌合させるよ
うにしたため、インナーカバーをドアウエザーストリッ
プと別体に形成していた従来のものに比較して部品点数
が削減され、組付作業が容易になることに加え、インナ
ーカバーと延長部及びグラスラン部との間に隙間が生じ
ないことから、隙間による外観品質の低下や車体内外の
気密性の低下の心配が無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図2のA−A線に沿う
断面図。
【図2】同実施例を示す斜視図。
【図3】図2のB−B線に沿う断面図。
【図4】図2のC−C線に沿う断面図。
【図5】図2のD−D線に沿う断面図。
【図6】本発明の他の実施例を示す斜視図。
【図7】同実施例を示す斜視図。
【図8】同実施例を示す断面図。
【図9】本発明のさらに他の実施例を示す斜視図。
【図10】同実施例を示す斜視図。
【図11】従来の技術を示す斜視図。
【図12】図11のE−E線に沿う断面図。
【図13】図11のF−F線に沿う断面図。
【図14】図11のG−G線に沿う断面図。
【符号の説明】
1…コーナーピースブラケット、 2…グラスラン保持溝、 4…ドアウエスト部、 6…アウターカバー、 7…ドアウエザーストリップ、 8…延長部、 9…グラスラン部、 22…掛止溝、 23…インナーカバー、 25…掛止用突起。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略三角形状のコーナーピースブラケット
    の車体後方側垂立辺にグラスラン保持溝を設け、このコ
    ーナーピースブラケットをドアウエスト部の前端に固定
    し、このコーナーピースブラケットの車内側と車外側に
    夫々インナーカバーとアウターカバーを装着すると共
    に、ドアウエザーストリップの前方上端の延長部をコー
    ナーピースブラケットの傾斜辺に装着し、この延長部上
    端に垂設されたグラスラン部を前記グラスラン保持溝に
    装着して成るサッシュレスドア型車のコーナーピース部
    構造において、前記インナーカバーをドアウエザースト
    リップの延長部とグラスラン部とにまたがって一体に形
    成すると共に、この延長部とグラスラン部の車外側端縁
    に掛止用突起を形成し、その一方で、前記コーナーピー
    スブラケットの車外側にアウターカバーを固定してこの
    コーナーピースブラケットとアウターカバーの外縁部間
    に掛止溝を形成し、前記インナーカバーを延長部及びグ
    ラスラン部と共にコーナーピースブラケットに被着し、
    前記掛止用突起を、コーナーピースブラケットとアウタ
    ーカバーの間の掛止溝に嵌合させたことを特徴とするサ
    ッシュレスドア型車のコーナーピース部構造。
JP7195193A 1993-03-30 1993-03-30 サッシュレスドア型車のコーナーピース部構造 Pending JPH06286464A (ja)

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JP (1) JPH06286464A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013154671A (ja) * 2012-01-27 2013-08-15 Ichikoh Ind Ltd 車両用ドアミラー
JP2016141286A (ja) * 2015-02-03 2016-08-08 豊田合成株式会社 ドア用ガゼットのシール部材の固定構造
US11529857B2 (en) 2018-10-23 2022-12-20 Hyundai Motor Company Cover for door frame of vehicle

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