JP2583127Y2 - 車両におけるカーテンレールのエンドキャップ構造 - Google Patents

車両におけるカーテンレールのエンドキャップ構造

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JP2583127Y2
JP2583127Y2 JP8046992U JP8046992U JP2583127Y2 JP 2583127 Y2 JP2583127 Y2 JP 2583127Y2 JP 8046992 U JP8046992 U JP 8046992U JP 8046992 U JP8046992 U JP 8046992U JP 2583127 Y2 JP2583127 Y2 JP 2583127Y2
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end cap
curtain
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rails
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泰三 小池
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両におけるカーテン
レールのエンドキャップ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車、特にトラック等においては、側
面窓や後面窓等にカーテンを取り付けるようにしてい
る。かかるカーテンは、窓の上部に設けられたカーテン
レールにスライド自由に支持されたランナーに保持され
る。
【0003】ところで、従来、カーテンレールは車室内
の天井部の側面部位に取り付けられたルーフガーニッシ
ュに装着される。尚、ルーフガーニッシュの従来例は実
開昭63−28559号公報に開示されている。このよ
うにカーテンレール1をルーフガーニッシュ2に装着し
た場合、カーテンレール1の端部の保持とランナーの脱
落防止のために、カーテンレール1の端部に別物のエン
ドキャップ3を取り付けるようにしている(図9参
照)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構造あっては、別物のエンドキャップ3が必
要となって、部品数の増加や取付工数の増加を来し、コ
スト的にも不利であった。又、図9のように、2本のカ
ーテンレール1を設けた場合は、それぞれのカーテンレ
ール1端部に別物のエンドキャップ3を取り付ける必要
があるため、上記問題点が顕著である。
【0005】更に、2本のカーテンレール1を設けた場
合、両カーテンレール1端部間に、各カーテンレール1
の取付誤差を考慮して、2つのエンドキャップ3を設け
るための間隔Lを設ける必要があり、両カーテンレール
1が一体感を持たず、高品質な感じを醸し出せないとい
う問題点がある。本考案は如上のような従来の問題に鑑
み、カーテンレール端部に別物のエンドキャップを取り
付ける必要をなくし、2本のカーテンレールが一体感を
持ち、高品質な感じを醸し出せるようにした車両におけ
るカーテンレールのエンドキャップ構造を提供すること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本考案は、カ
ーテンレールが取り付けられた車両のルーフガーニッシ
ュに、前記カーテンレールの端部を保持するエンドキャ
ップ部を一体成形した構成とする。
【0007】
【作用】かかる構成において、別物のエンドキャップが
不要となり、部品数の低減や取付工数の低減を図れ、コ
スト的にも有利となる。又、2本のカーテンレールを設
けた場合は、2本のカーテンレールの分断部を単一のエ
ンドキャップ部でカバーでき、両カーテンレール端部間
に、各カーテンレールの取付誤差を考慮して、2つのエ
ンドキャップを設けるための間隔を設ける必要がなくな
り、両カーテンレールが一体感を持ち、高品質な感じを
醸し出すことができる。
【0008】
【実施例】以下、添付された図面を参照して本考案を詳
述する。図1〜図5において、車室内の天井部の側面部
位にはルーフガーニッシュ4が取り付けられている。こ
のルーフガーニッシュ4の下端部は略水平に延びる板部
5Aと略垂直に延びる板部5Bとを有する略L字形状部
5が折曲形成されている。ルーフガーニッシュ4下端部
の略L字形状部5の板部5Aにはカーテンレール6,7
が固定取付される。この場合、カーテンレール6,7は
ルーフガーニッシュ4のコーナ部近傍で分断されてお
り、各カーテンレール6,7は、図2に示すように、カ
ーテンレール6,7の内側から該カーテンレール6,7
と板部5Aに取付具8を差し込むことにより固定取付さ
れる。
【0009】各カーテンレール6,7にはそれぞれ複数
のランナー9がスライド自由に装着され、ランナー9に
はカーテン10が吊り下げ支持される。ここで、前記ル
ーフガーニッシュ4には、各カーテンレール6,7の端
部を該端部外周を覆うようにして保持するエンドキャッ
プ部11が一体成形される。この場合、エンドキャップ
部11は前記カーテンレール6,7の分断部において、
前記略L字形状部5の板部5Aから下方に延びてから後
方に折り曲げられて延びるような略L字形に形成され
る。各カーテンレール6,7の端部は、図3に示すよう
に、エンドキャップ部11の内側に挿入され、該エンド
キャップ部11内底部に支持される。
【0010】従って、カーテンレール6,7の分断部は
エンドキャップ部11によってカバーされる。かかる構
成によると、ルーフガーニッシュ4にエンドキャップ部
11を一体成形して設けたから、別物のエンドキャップ
が不要となり、部品数の低減や取付工数の低減を図れ、
コスト的にも有利となる。
【0011】又、実施例のように2本のカーテンレール
6,7を設けた場合は、それぞれのカーテンレール6,
7端部に別物のエンドキャップを取り付ける必要がな
く、上記効果が顕著である。更に、2本のカーテンレー
ル6,7の分断部を単一のエンドキャップ部11でカバ
ーしているため、両カーテンレール6,7端部間に、各
カーテンレール6,7の取付誤差を考慮して、2つのエ
ンドキャップを設けるための間隔を設ける必要がなくな
り、両カーテンレール6,7が一体感を持ち、高品質な
感じを醸し出すことができる。
【0012】図6〜図8は本考案の他の実施例を示して
おり、後面窓12のみにカーテン10が設けられる例で
ある。従って、ルーフガーニッシュ4の後面窓12の上
部位置にのみカーテンレール13が取り付けられる。ル
ーフガーニッシュ4には、カーテンレール13の端部を
該端部外周を覆うようにして保持するエンドキャップ部
14が一体成形される。
【0013】この場合、エンドキャップ部14はカーテ
ンレール13の端部において、前記略L字形状部5の板
部5Aから下方に延びてから後方に折り曲げられて延び
るような断面略L字形に形成されると共に、カーテンレ
ール13の端面に対向する面は閉塞される。従って、カ
ーテンレール13の端部はエンドキャップ部14によっ
てカバーされる。
【0014】かかる構成においても、別物のエンドキャ
ップが不要となり、部品数の低減や取付工数の低減を図
れ、コスト的にも有利となる。本考案は実施例の構成に
限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に基
づいて種々の変更が可能である。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、車両のル
ーフガーニッシュに、前記カーテンレールの端部を保持
するエンドキャップ部を一体成形したから、別物のエン
ドキャップが不要となり、部品数の低減や取付工数の低
減を図れ、コスト的にも有利となり、特に、2本のカー
テンレールを設けた場合は、両カーテンレールが一体感
を持ち、高品質な感じを醸し出すことができるという利
点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る車両におけるカーテンレールの
エンドキャップ構造の一実施例を示す斜視図
【図2】 図1中K−K矢視断面図
【図3】 図1中L−L矢視断面図
【図4】 図1中M矢視図
【図5】 図4中N矢視断面図
【図6】 他の実施例の斜視図
【図7】 図6中O矢視図
【図8】 図7中P−P矢視断面図
【図9】 従来のカーテンレールのエンドキャップ構造
の一例を示す斜視図
【符号の説明】
4 ルーフガーニッシュ 6 カーテンレール 7 カーテンレール 10 カーテン 11 エンドキャップ部 13 カーテンレール 14 エンドキャップ部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カーテンレールが取り付けられた車両の
    ルーフガーニッシュに、前記カーテンレールの端部を保
    持するエンドキャップ部を一体成形したことを特徴とす
    る車両におけるカーテンレールのエンドキャップ構造。
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