JP3227907B2 - 自動車のルーフドリップモール - Google Patents

自動車のルーフドリップモール

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JP3227907B2 JP13896693A JP13896693A JP3227907B2 JP 3227907 B2 JP3227907 B2 JP 3227907B2 JP 13896693 A JP13896693 A JP 13896693A JP 13896693 A JP13896693 A JP 13896693A JP 3227907 B2 JP3227907 B2 JP 3227907B2
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のルーフドリップ
モールに関し、特に、フロントピラーを含む枠構造によ
ってドア用の開口を画定する乗用車の前記フロントピラ
ーに取り付けられるルーフドリップモールに関する。
【0002】
【従来の技術】車体のドア用開口におけるルーフの外周
縁に取り付けられるルーフドリップモールを、ドアに設
けるドアガラス用のウエザストリップの保持部をも含め
て一体に形成し、部品点数を減らしたものがある(実開
平1-87084 号公報)。前記ルーフドリップモールは、前
記保持部で車体側の部材に固着される。その結果、ルー
フドリップモールの外部に現れることとなる装飾部は、
保持部によって片持ち状に支持された形態となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記保持部によって保
持させたウエザストリップにドアガラスが進入すると
き、その進入する部分が装飾部と保持部との中間である
こと、装飾部が片持ち支持されていることから、ウエザ
ストリップの変形につれてルーフドリップモールの装飾
部がわずかに変位する。特に、フロントピラーに取り付
けるルーフドリップモールでは、水を流す樋をフロント
ピラーと相まって形成する構造上、装飾部の変位が比較
的多く、その変位の際、装飾部がフロントピラーをこす
り、異音を発生することがある。
【0004】本発明の目的は、ドアガラス用のウエザス
トリップを保持する保持部を一体に有するものであって
フロントピラーとのこすり合いによる異音の発生を防止
できる、自動車のルーフドリップモールを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、フロントピラ
ーを含む枠構造によって画定される自動車のドア用開口
の前記フロントピラーに取り付けられ、ドアのドアガラ
ス用のウエザストリップを保持する保持部と、前記フロ
ントピラーと相まって樋を形成する装飾部とを一体に有
する自動車のルーフドリップモールであって、前記装飾
部の変位を抑え、かつ、水を流動させる前記樋内に配置
されるスペーサを備える。このスペーサは前記フロント
ピラーのパネルとの当接部と、前記装飾部との当接部
と、水を通すための貫通した孔とを有する。
【0006】
【作用および効果】ドアガラスがウエザストリップに進
入するとき、ウエザストリップは変形するが、ルーフド
リップモールの装飾部の変位は、樋内のスペーサによっ
て抑えられる。また、樋内に入った水はスペーサの孔を
通って落下する。
【0007】スペーサがフロントピラーのパネルとの当
接部と、装飾部との当接部とを有することから、ドアガ
ラスがウエザストリップに進入するとき、ルーフドリッ
プモールの変位が抑えられる。その結果、ルーフドリッ
プモールとフロントピラーとのこすり合いによる異音の
発生を抑えることができる
【0008】ルーフドリップモールの装飾部は保持部と
スペーサとによって、いわば両持ち支持されることか
ら、装飾部の剛性が高くなる結果、ルーフドリップモー
ルの板厚を小さくすることが可能となる。
【0009】
【実施例】ルーフドリップモール10は、図4に示すよ
うに、フロントピラー12を含む枠構造14によって画
定される自動車のドア用開口16のフロントピラー12
に取り付けられるもので、図2に示すように、保持部1
8と装飾部20とを一体に有し、さらに図1に示すよう
に、スペーサ22を備える。
【0010】フロントピラー12とこれを含む枠構造1
4はそれ自体公知の構造である。枠部材14は、たとえ
ば、フロントピラー12、ルーフサイドレール(図示せ
ず)、クォータパネル24およびサイドシル26によっ
て形成できる。
【0011】ドア28が枠構造14によって画定される
開口16に開閉可能に取り付けられ、ドア28のドアガ
ラス30用のウエザストリップ32が、後述するよう
に、ルーフドリップモール10の保持部18によって保
持される。
【0012】ルーフドリップモール10は、図1に示す
ように、鉄板製の心材34と、硬質の合成樹脂製の被覆
36とからなる。図2に示す実施例では、2つの挾持部
38、39ができるように心材を折り曲げて保持部18
とし、保持部18の挾持部38から角部40を経てほぼ
V字状に大きく折り曲げて保持部18の外方へもたらし
た心材34の部分に被覆36を嵌め、装飾部20が形成
されている。ウエザストリップ32は、保持部18の2
つの挾持部38、39によって挾持されている。
【0013】ルーフドリップモール10の保持部18
は、溶接とか、クリップを穴に差し込むとかの公知の取
付け構造によって、開口16に対面するフロントピラー
12のパネル13に取り付けられる。保持部18を取り
付けると、ルーフドリップモール10の装飾部20は、
フロントピラー12のパネル13と相まって樋42を形
成することとなる。車体のルーフ上の水が樋42を通っ
て排出される。
【0014】スペーサ22は樋42内に配置され、ルー
フドリップモール10の装飾部20の変位を抑え、か
つ、水を流動させる。
【0015】図1および図3に示す実施例では、スペー
サ22は硬質の合成樹脂を適当形状に成形したもので、
パネル13との当接部44、角部40への進入部45、
装飾部20との当接部46などの他、水を通すための貫
通した穴47を備える。その結果、スペーサ22を樋4
2内に配置すると、ルーフドリップモール10の装飾部
20は大きな剛性を付与されることとなる。スペーサ2
2は、フロントピラー12との共同で形成される樋42
の上下方向へ間隔をおいた2箇所ないし数箇所に配置す
る。図示の実施例のように、スペーサ22が合成樹脂製
である場合、接着によってスペーサ22を樋42に固定
する。
【0016】スペーサ22を樋42内に配置することに
加え、装飾部20に両面テープ50を貼り付け、これを
フロントピラー12に貼り付けることもできる。このよ
うに、2つの手段を採れば、一層有効である。
【0017】ルーフドリップモール10に適当数のスペ
ーサ22とコーキングスポンジ52とを貼り付けてお
き、保持部18をフロントピラー12のパネル13に取
り付ける。これにより、樋42を形成し、装飾部20の
剛性を高め、樋42のシールを確保する。その後、ウエ
ザストリップ32を保持部18に保持させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車のルーフドリップモールの
実施例の一部を拡大した断面図である。
【図2】本発明に係る自動車のルーフドリップモールの
実施例の断面図で、図4の2−2線に沿って切断したも
のである。
【図3】スペーサの実施例の斜視図である。
【図4】本発明に係るルーフドリップモールを装着でき
る自動車の一部を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 ルーフドリップモール 12 フロントピラー 14 枠構造 18 保持部 20 装飾部 22 スペーサ 28 ドア 30 ドアガラス 32 ウエザストリップ 42 樋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭55−110349(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 13/04 B60R 13/07

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントピラー(12)を含む枠構造に
    よって画定される自動車のドア用開口の前記フロントピ
    ラー(12)に取り付けられ、ドアのドアガラス(3
    0)用のウエザストリップ(32)を保持する保持部
    (18)と、前記フロントピラー(12)と相まって樋
    (42)を形成する装飾部(20)とを一体に有する自
    動車のルーフドリップモール(10)であって、 前記装飾部(20)の変位を抑え、かつ、水を流動させ
    る前記樋(42)内に配置されるスペーサ(22)を備
    、このスペーサ(22)は前記フロントピラー(1
    2)のパネル(13)との当接部(44)と、前記装飾
    部(20)との当接部(46)と、水を通すための貫通
    した孔(47)とを有する、自動車のルーフドリップモ
    ール。
JP13896693A 1993-05-18 1993-05-18 自動車のルーフドリップモール Expired - Fee Related JP3227907B2 (ja)

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