JPH0723296Y2 - ドアーウェザーストリップ、及びその取付構造 - Google Patents

ドアーウェザーストリップ、及びその取付構造

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JPH0723296Y2
JPH0723296Y2 JP1989092079U JP9207989U JPH0723296Y2 JP H0723296 Y2 JPH0723296 Y2 JP H0723296Y2 JP 1989092079 U JP1989092079 U JP 1989092079U JP 9207989 U JP9207989 U JP 9207989U JP H0723296 Y2 JPH0723296 Y2 JP H0723296Y2
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JP
Japan
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door
clip
weather strip
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door weather
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JP1989092079U
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JPH0333710U (ja
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幸彦 矢田
昭徳 古藤
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Tokai Kogyo Co Ltd
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Tokai Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車のドアーインナーパネルと、ドアーガ
ラスとの間に、クリップを使用して取付けられるドアー
ウェザーストリップ、及びその取付構造に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来のドアーウェザーストリップの取付構造としては、
実開昭63-42428号に開示されているものがある。
これは、ドアーインナーパネルにドアーウェザーストリ
ップを取付けるための構造であって、第5図(イ)に示
されるように、ドアーウェザーストリップ31の本体31a
の背面側に所定の間隔をおいて複数個のクリップ32を取
付け、ドアーインナーパネル33のフランジ部33aを、各
クリップ32のパネル挿入部32aに挿入することにより、
複数個のクリップ32を介して、ドアーインナーパネル33
にドアーウェザーストリップ31を取付ける構造であっ
た。また、クリップ32のトリム挿入溝32bには、ドアー
トリム34のフランジ部34aが挿入される。
このため、第5図(ロ)に示されるように、ドアーウェ
ザーストリップ31の本体31aと、ドアーインナーパネル3
3のフランジ部33aとの間に空隙部35が生じる構造となっ
て、この空隙部35を通って、ドアーガラス36の下方から
車室37の内部に空気が通り抜けると共に、この空気の通
過によって異音が発生していた。
また、この空隙部35が生じているために、自動車の走行
時において、ドアーアウターパネルに小石が当たること
により発生する音などの車外ドアーユニット内の音が、
前記空隙部35を通って車室内に入り込んでいた。
上記した各不具合によって、車室内の静粛性が害されて
いた。なお、ドアーウェザーストリップ31に設けられて
いる弾性リップ片38は、ドアーガラス36に弾接してい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、ドアーウェザーストリップとドアーインナー
パネルとの間の気密性を良好にすることにより、この部
分に空気が通過できないようにして、異音の発生を防止
すると共に、車室内の静粛性を高めることを課題として
なされたものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために本考案の採用した手段は、ド
アーウェザーストリップの本体の下端部に弾性シール片
を、該本体の一側面に設けられている弾性リップ片と反
対側の斜め上方に向けて連続して設けると共に、ドアー
ウェザーストリップの本体の一側面にクリップを取付け
るようにしたことである。
〔考案の作用〕
ドアーウェザーストリップの本体の一側面にクリップを
取付け、ドアーインナーパネルのフランジ部を前記クリ
ップの下方から、該クリップに設けられているパネル取
付部に挿入すると、ドアーウェザーストリップの本体の
下端部に斜め上方に向かって設けられている弾性シール
片が弾性変形されて、ドアーインナーパネルのフランジ
部に弾接する。
ドアーウェザーストリップに設けられている弾性シール
片は、クリップが取付けられている部分を含めて、ドア
ーウェザーストリップの全長にわたってドアーインナー
パネルのフランジ部に弾接する構造であるので、この部
分の気密が確実に保たれて、空気の通過が防止される。
まこ、これにより、車室内が静粛となる。
〔実施例〕
第1図ないし第3図に、本考案の第1実施例が示されて
いる。
ドアーウェザーストリップS1は、曲げ成形された金属芯
金1に樹脂などの弾性材を被覆成形したものであって、
金属芯金1が埋設されている板状の本体2の一方の側面
に、上下方向に沿って所定の間隔をおいて二枚の弾性リ
ップ片3が斜め上方に向かって設けられ、本体2の他方
の側面に、クリップ挿入溝4が長さ方向に沿って設けら
れ、本体2の下端部に弾性シール片5が、前記弾性リッ
プ片3と反対側の斜め上方に向かって設けられた構造を
有する。
クリップC1は、金属板を曲げ成形したものであって、前
記ドアーウェザーストリップS1のクリップ挿入溝4に挿
入されるウェザーストリップ保持部6と、このウェザー
ストリップ保持部6の中央部から上方に向かって延設さ
れている断面がほぼU字状のインナーパネル取付部7
と、このインナーパネル取付部7から前記ウェザースト
リップ保持部6と反対の水平方向に延設されて断面がほ
ぼU字状にわん曲された部分の先端部と、前記インナー
パネル取付部7との間に形成されるトリム取付け部8
と、が一体となった構造を有する。インナーパネル取付
部7におけるウェザーストリップ保持部6の側は、ドア
ーインナーパネル9の取付基準面7a〔第3図(イ)参
照〕となっており、この取付基準面7aと、パネル挟持片
11との間にドアーインナーパネル9のフランジ部9aが挿
入・挟持されて、取付けられる。
そして、ドアーウェザーストリップS1の本体2の一方の
側面に設けられたクリップ挿入溝4に、クリップC1のウ
ェザーストリップ保持部6を挿入することにより、ドア
ーウェザーストリップS1の本体2の一方の側面にクリッ
プC1を取付ける。この状態で、ドアーインナーパネル9
のフランジ部9aを、クリップC1のインナーパネル取付部
7に挿入すると、ドアーウェザーストリップS1の弾性シ
ール片5が弾性変形されて、該フランジ部9aに弾接す
る。なお、ドアートリム12のフランジ部12aは、クリッ
プC1のトリム取付部8に挿入され、弾性リップ片3は、
ドアーガラス10に弾接する。
第1実施例においては、ドアーインナーパネル9のフラ
ンジ部9aは、インナーパネル取付部7の取付基準面7a
と、パネル挟持片11とによって取付位置が定められると
共に、弾性シール片5の復元力によって、ドアーインナ
ーパネル9に対するクリップC1の位置が保持されるの
で、ドアーウェザーストリップS1が正しい位置に配置さ
れるという、特有の利点がある。
このように、ドアーウェザーストリップS1の弾性シール
片5は、ドアーインナーパネル9のフランジ部9aに連続
して弾接しているので、この部分の気密性が確実に保た
れる。よって、ドアーの下方から上方に向かう空気の流
れがなくなり、これに起因する異音の発生もなくなる。
また、第4図に本考案の第2実施例が示されている。
ドアーウェザーストリップS2は、前記ドアーウェザース
トリップS1とほぼ同一構造であり、本体2′の一方の側
面に弾性リップ片3′が設けられていると共に、本体
2′の他方の側面にクリップ挿入溝4′が設けられ、本
体2′の下端部に弾性シール片5′が上記弾性リップ片
3′と反対の斜め上方に向かって設けられた構造であ
る。また、クリップC2は、ウェザーストリップ保持部
6′に連続して、U字状のトリム取付部13と、逆U字状
のインナーパネル取付部14とが設けられた構造である。
そして、ドアーウェザーストリップS2の本体2′のクリ
ップ挿入溝4′に、クリップC2のウェザーストリップ保
持部6′を挿入して、本体2′の側面にクリップC2を取
付け、この状態で、クリップC2の下方からドアーインナ
ーパネル9のフランジ部9aを、該クリップC2のインナー
パネル取付部14に挿入すると、弾性シール片5′が弾性
変形されて、該フランジ部9aに弾接する。
弾性シール片5′は、クリップC2が取付けられている部
分を含めて、長さ方向に沿って連続してドアーインナー
パネル9のフランジ部9aに弾接しているので、この部分
の気密性が図られ、ドアーの下方から上方(車室内側)
に向かう空気の流れがなくなる。
〔考案の効果〕
本考案は、ドアーウェザーストリップの本体の下端部に
弾性シール片を、該本体の一側面に設けられている弾性
リップ片と反対側の斜め上方に向けて連続して設けると
共に、ドアーウェザーストリップの本体の一側面にクリ
ップを取付けるようにしてあるので、ドアーウェザース
トリップの本体の一側面にクリップを取付け、ドアーイ
ンナーパネルのフランジ部を前記クリップの下方から、
該クリップに設けられているパネル取付部に挿入する
と、前記弾性シール片が弾性変形されて、ドアーインナ
ーパネルのフランジ部に弾接する。
このため、ドアーウェザーストリップに設けられている
弾性シール片は、クリップが取付けられている部分を含
めて、ドアーウェザーストリップの全長にわたってドア
ーインナーパネルのフランジ部に弾接する構造となるの
で、ドアーインナーパネルにドアーウェザーストリップ
を取付けている部分の気密が確実に保たれて、この部分
における空気の流れがなくなって、異音が発生しなくな
り、この結果、車室内の静粛性が高められる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は、本考案を説明するための図であ
って、第1図は、本考案の第1実施例のドアウェザース
トリップS1をドアーインナーパネル9に取付けている部
分の断面斜視図、第2図は、ドアーウェザーストリップ
S1とクリップC1との斜視図、第3図(イ),(ロ)は、
それぞれクリップC1が取付けられている部分、及び取付
けられていない部分のドアーウェザーストリップS1断面
図、第4図は、本考案の第2実施例のドアーウェザース
トリップS2をドアーインナーパネル9′に取付けている
部分の断面図であって、同(イ),(ロ)は、それぞれ
クリップC2が取付けられている部分、及び取付けられて
いない部分のドアーウェザーストリップS2の断面図であ
る。 第5図は、従来のドアーウェザーストリップ31をドアー
インナーパネル33に取付けている部分の断面図であっ
て、同(イ),(ロ)は、それぞれクリップ32が取付け
られている部分、及び取付けられていない部分のドアー
ウェザーストリップ31の断面図である。 本考案を構成している主要部分の符号の説明は以下の通
りである。 C1,C2:クリップ S1,S2:ドアーウェザーストリップ 2,2′:ドアーウェザーストリップの本体 3,3′:弾性リップ片 4,4′:クリップ挿入溝(クリップ取付部) 5,5′:弾性シール片 7:クリップのインナーパネル取付部 9:ドアーインナーパネル 10:ドアーガラス

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車のドアーインナーパネルと、ドアー
    ガラスとの間に、クリップを使用して取付けられるドア
    ーウェザーストリップであって、 前記ドアーウェザーストリップの本体の一方の側面に
    は、前記ドアーガラスに弾接する弾性リップ片が斜め上
    方に向かって設けられていると共に、該本体の他方の側
    面には、前記クリップを取付けるためのクリップ取付部
    が設けられ、更にドアーウェザーストリップの本体の下
    端部には、前記弾性リップ片と反対側の斜め上方に向か
    って弾性シール片が設けられていることを特徴とするド
    アーウェザーストリップ。
  2. 【請求項2】自動車のドアーインナーパネルと、ドアー
    ガラスとの間に、クリップを使用して取付けられるドア
    ーウェザーストリップの取付構造であって、 前記ドアーウェザーストリップの本体の一方の側面に
    は、前記ドアーガラスに弾接する弾性リップ片が斜め上
    方に向かって設けられていると共に、該本体の他方の側
    面には、前記クリップを取付けるためのクリップ取付部
    が設けられ、更に、ドアーウェザーストリップの本体の
    下端部には、前記弾性リップ片と反対側の斜め上方に向
    かって弾性シール片が設けられており、 前記ドアーウェザーストリップの本体の側面にクリップ
    を取付けると共に、前記ドアーインナーパネルのフラン
    ジ部をクリップの下方から、該クリップに設けられてい
    るパネル取付部に挿入することにより、前記弾性シール
    片を弾性変形させて、ドアーインナーパネルのフランジ
    部に弾接するように構成されていることを特徴するドア
    ーウェザーストリップの取付構造。
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DE4431488C3 (de) * 1994-09-03 2003-08-28 Heidelberger Druckmasch Ag Bogenführung im Anleger einer Bogendruckmaschine
JP5946661B2 (ja) * 2012-03-15 2016-07-06 鬼怒川ゴム工業株式会社 自動車用ドアにおけるインサイドシールの取付構造
JP6062746B2 (ja) * 2013-01-21 2017-01-18 片山工業株式会社 車両ドアのベルトラインモール

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