JP2014184765A - 車両用ドアのシール構造 - Google Patents

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Koji Kuwabara
浩二 桑原
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Abstract

【課題】爪部の高さ位置を精度よく管理することにより、ウェザストリップの組み付け精度を確保できる車両用ドアのシール構造を提供する。
【解決手段】ドアアウタパネル5の上辺部5aに、ウインドガラス9との間をシールするシール部材12を装着する場合に、前記ドアアウタパネル5の上辺部5aに、前記シール部材12の下端部12fが係合する爪部5bを車内側に突出するよう切り起こして形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ドアアウタパネルの上辺部に装着されたウェザストリップにより、該上辺部とウインドガラスとの間をシールするようにした車両用ドアのシール構造に関する。
自動車用ドアのベルトライン部においては、ドアアウタパネルのガラス開口上辺部に、該上辺部とウインドガラスとの間をシールするウェザストリップを装着した構造となっている。
このようなウェザストリップの取り付け精度は、シール性に影響を与える。このため、例えば、特許文献1(図5参照)には、ドアアウタパネル(6)の上辺部(6a)をヘミング加工により折り曲げ形成した端末部(6c)の下縁に、ウェザストリップ(22)の下端部(23f)が係合する爪部(6d)を車内側に屈曲形成した構造が提案されている。
特開2005−132215号公報
ところで、前記従来構造を採用するにあたって、ウェザストリップの取り付け精度を確保するには、爪部の車両上下方向の高さ位置を精度よく管理する必要がある。しかしながら、ドアアウタパネルの上辺部の端末部をヘミング加工により折り曲げる際に、該端末部の上下方向寸法にばらつきが生じ易く、これに伴って爪部の高さ位置もばらつくことから、ウェザストリップの取り付け精度が悪化するおそれがある。ちなみに、爪部の高さ位置が設定位置より低いと、ウェザストリップの取り付け性が悪化し、逆に高いと、ウェザストリップが抜け易くなり、何れの場合にもシール性を悪化させる懸念がある。
本発明は、前記従来の実情に鑑みてなされたもので、爪部の高さ位置を精度よく管理することにより、ウェザストリップの組み付け精度を確保できる車両用ドアのシール構造を提供することを課題としている。
請求項1の発明は、ドアアウタパネルの上辺部に、ウインドガラスとの間をシールするシール部材を装着した車両用ドアのシール構造において、前記ドアアウタパネルの上辺部に、前記シール部材の下端部が係合する爪部を車内側に突出するよう切り起こして形成したことを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1に記載の車両用ドアのシール構造において、前記ドアアウタパネルの車内側にはドアリインホースが配設されており、該ドアリインホースの前記爪部に対応する部位には開口が形成され、該開口内に前記爪部が配置されていることを特徴としている。
請求項1の発明にかかるシール構造によれば、ドアアウタパネルの上辺部にシール部材の下端部が係合する爪部を切り起こして形成したので、例えばドアアウタパネルをプレス成形する際に爪部を同時に形成することができ、従来のヘミング加工により折り曲げ形成した端末部に爪部を形成する場合に比べて、爪部の高さ位置を精度よく管理することができる。これによりウェザストリップの組み付け精度を確保することができ、ひいてはシール性を高めることができる。
またドアアウタパネルに爪部を形成するだけの構造であるので、爪部の精度管理を容易に行うことができる。
請求項2の発明では、ドアアウタパネルの車内側に配設されたドアリインホースの前記爪部に対応する部位に開口を形成し、該開口内に爪部を配設したので、開口縁部と爪部との間に隙間が生じることから、該爪部にウェザストリップの下端部を係合させる際に前記隙間に該下端部が嵌合し、確実な取り付け感を得ることができる。
また前記開口縁と爪部との隙間にウェザストリップの下端部を係合させることにより、ウェザストリップの抜けを防止することができ、この点からもウェザストリップの確実な取付け感を向上できる。
本発明の実施例1によるドアが配設された自動車の側面図である。 前記ドアの断面図(図1のII-II線断面図)である。 前記ドアの分解斜視図である。 前記ドアの上辺部の車室側から見た側面図である。 前記ドアの上辺部の平面図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図5は、本発明の実施例1による車両用ドアのシール構造を説明するための図である。本実施例において、前後,左右とは、車両の前進方向に見た状態での前後,左右を意味する。
図において、1は自動車のフロントドアを示しており、該フロントドア1は、車体サイド部2に形成されたドア開口2aに配設されている。
前記フロントドア1は、外装面を有するドアアウタパネル5とドアインナパネル6とを結合するとともに、両パネル5,6の上端にドアガラス開口7aを形成してなるドア本体7と、該ドア本体7とでウインド開口8aを形成するドアサッシュ8と、前記ドア本体7のドアガラス開口7a内に昇降可能に配設され、前記ウインド開口8aを開閉するウインドガラス9とを備えている。
前記ドア本体7内には、ベルトラインLに沿って前後方向に延びるドアリインホース10が配設されている。このドアリインホース10は、前記ドアアウタパネル5の車内側に配置されている。
前記ドアアウタパネル5の上辺部5aは、略垂直をなすよう起立形成されている。また前記ドアリインホース10の上辺部10aは、前記ドアアウタパネル5の上辺部5aに沿って対向するよう形成されており、この両上辺部5a,10aは接合固定されている。
前記ドアアウタパネル5及びドアリインホース10の両上辺部5a,10aには、これの前後方向全長に渡って延びるゴム製のウェザストリップ(シール部材)12が装着されている。このウェザストリップ12により、ドアアウタパネル5とウインドガラス9との間はシールされている。
前記ウェザストリップ12は、図2に示すように、前記ドアアウタパネル5及びドアリインホース10の両上辺部5a,10aを上方から覆うように嵌装された大略断面下向きコ字形状のストリップ本体12aと、該ストリップ本体12aの車内側に前記ウインドガラス9に当接するよう延びる上下一対の摺接リップ部12b,12cとを一体に形成した構造を有する。
前記ストリップ本体12aの車外側内面及び車内側内面には、それぞれ前記ドアアウタパネル5の上辺部5aに圧接する上下一対の外側シールリップ部12d及び前記ドアリインホース10の上辺部10aの上部に圧接する内側シールリップ部12eが形成されている。
また前記ストリップ本体12aの車内側下縁には、前記下摺接リップ部12cに続いて車外側に突出する下端シールリップ部12fが形成されており、該下端シールリップ部12fは前記上辺部10aの下部に圧接している。
そして前記ドアアウタパネル5の上辺部5aには、前記ウェザストリップ12の下端シールリップ部12fが係合する複数の爪部5bが車内側に突出するよう切り起こして形成されている。
この各爪部5bは、車両前後方向に所定間隔をあけて配置されており、ドアアウタパネル5をプレス成形する際に同時に一体形成されたものである。
前記ドアリインホース10の上辺部10aの各爪部5bに対応する部位には、それぞれ張出し部10cが車内側に張り出し形成されている。この上辺部10aの張出し部10cを除く部分がドアアウタパネル5の上辺部5aにスポット溶接により接合されている(図3,図5の×印参照)。
前記ドアリインホース10の各張出し部10cには、それぞれ開口10bが切り欠いて形成されており、該開口10b内に前記爪部5bが車内側に突出するよう配置されている。
前記爪部5bの下縁5b′と前記開口10bの下開口縁部10b′との間に、前記ウェザストリップ12の下端シールリップ部12fが係合している(図2参照)。これによりウェザストリップ12の上方への抜けが防止されている。
本実施例によれば、ドアアウタパネル5の上辺部5aにウェザストリップ12の下端シールリップ部12fが係合する爪部5bを車内側に切り起こして形成したので、前記ドアアウタパネル5をプレス成形する際に爪部5bを同時に形成することができ、従来のヘミング加工により折り曲げ形成した端末部に爪部を形成する場合に比べて、爪部5bの高さ位置を精度よく管理することができる。これによりウェザストリップ12の組み付け精度を確保することができ、ひいてはシール性を高めることができる。
また前記ドアアウタパネル5に爪部5bを切り起こして形成するだけの構造であるので、爪部5bの精度管理を容易に行うことができる。
本実施例では、前記ドアアウタパネル5の車内側に配設されたドアリインホース10の各爪部5bに対応する部位に開口10bを形成し、該開口10b内に爪部5bを配置したので、該開口10bの下開口縁部10b′と爪部5bの下縁5b′との間に隙間が生じることから、該爪部5bにウェザストリップ12の下端シールリップ部12fを係合させる際に、該シールリップ部12fが前記隙間に嵌合し確実な取り付け感を得ることができる。
また前記爪部5bの下縁5b′と前記開口10bの下開口縁部10b′との間に、前記ウェザストリップ12の下端シールリップ部12fを係合させたので、ウェザストリップ12の上方への抜けを防止することができ、この点からもウェザストリップ12の確実な取付け感を得ることができる。
さらに前記ドアアウタパネル5の上辺部5aと、ドアリインホース10の上辺部10aとを溶接により接合したので、従来のヘミング加工を省略でき、製造工程及び製造コストを低減できる。この場合、両上辺部10a,10aの溶接痕はウェザストリップ12により覆われることから、見栄えが悪化することはない。
1 フロントドア
5 ドアアウタパネル
5a 上辺部
5b 爪部
9 ウインドガラス
10 ドアリインホース
10a 上辺部
10b 開口
12 ウェザストリップ(シール部材)
12f 下端シールリップ部(下端部)

Claims (2)

  1. ドアアウタパネルの上辺部に、ウインドガラスとの間をシールするシール部材を装着した車両用ドアのシール構造において、
    前記ドアアウタパネルの上辺部に、前記シール部材の下端部が係合する爪部を車内側に突出するよう切り起こして形成した
    ことを特徴とする車両用ドアのシール構造。
  2. 請求項1に記載の車両用ドアのシール構造において、
    前記ドアアウタパネルの車内側にはドアリインホースが配設されており、該ドアリインホースの前記爪部に対応する部位には開口が形成され、該開口内に前記爪部が配置されている
    ことを特徴とする車両用ドアのシール構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018520036A (ja) * 2015-05-05 2018-07-26 ブローゼ ファールツォイクタイレ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニ コマンディートゲゼルシャフト バンベルクBrose Fahrzeugteile GmbH & Co. KG, Bamberg 自動車用のキャリア装置

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