JP2013154782A - 車両前部の遮音構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストで遮音性能を確保する。
【解決手段】ダッシュインシュレータ70だけで(ダッシュインシュレータ70単体で)、ダッシュパネル30及びカウルインナパネル16の車室54側の内面30S,16Sを被覆すると共に、カウルアウタパネル14の上面14Aを被覆し上面14Aとインストルメントパネル40の前端部44Aとの隙間をシールする。よって、エプトシーラやウェザーストリップ等の別部品でカウルアウタパネル14の上面14Aを被覆しインストルメントパネル40の前端部44Aとの隙間15をシールする構成と比較し、低コストで遮音性能が確保される。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両前部の遮音構造に関する。
特許文献1には、カウル溶接フランジに挟着したシール部材に、インストルメントパネルとカウルに弾接する第1シール部とダッシュサイレンサの上端縁部近傍に弾接する第2シール部とが形成された車両前部の遮音構造が開示されている。
しかし、上記先行技術は、別部品のシール部材で遮音する構造であるため、製造コスト(部品コスト、組み付けコスト等)が高くなるおそれがあり、この点において改善の余地がある。
なお、その他関連する技術が、特許文献2〜特許文献5に開示されている。
特開平8−282401号公報 特開2006−168405号公報 特開平9−156431号公報 特開2008−143400号公報 特開2010−095179号公報
本発明は、上記事実を考慮し、低コストで遮音性能を確保することできる車両前部の遮音構造を提供することが目的である。
請求項1の発明は、車両前部のエンジンルームと車室とを仕切るダッシュパネルと、前記ダッシュパネルの上端部に+接合され、車両幅方向に延在するカウルインナパネルと、前記カウルインナパネルの上方側に配置され、前記カウルインナパネルの上端部と前記カウルアウタパネルの後端部とを互いに接合すると共に、車室内側に延出する一対の接合フランジと、前記カウルアウタパネルの上面の上側に配置されたインストルメントパネルの前端部と、前記ダッシュパネル及び前記カウルインナパネルにおける前記車室内側の面を被覆するインシュレータ本体と、前記インシュレータ本体の上部から延在し前記接合フランジを乗り越えて車両前後方向前側に屈曲し前記カウルアウタパネルの上面を被覆すると共に前記上面と前記インストルメントパネルの前端部との隙間をシールするシール部と、を有するダッシュインシュレータと、を備える。
請求項1の発明では、ダッシュインシュレータを構成するインシュレータ本体部がダッシュパネル及びカウルインナパネルにおける車室内側の面を被覆する。そして、インシュレータ本体の上部から延在したシール部が接合フランジを乗り越えて車両前後方向前側に屈曲しカウルアウタパネルの上面を被覆すると共に当該上面とインストルメントパネルの前端部との隙間をシールする。したがって、シール部を別部品として設ける構成と比較し、低コストで遮音性能が確保される。
請求項2の発明は、前記接合フランジには、車両前後方向後側に延出する複数の延出部が車両幅方向に間隔をあけて設けられ、前記ダッシュインシュレータには、前記延出部が挿入される複数の開口部が形成されている。
請求項2の発明では、ダッシュインシュレータを組み付ける際に、接合フランジに設けられた延出部がダッシュインシュレータの開口部に挿入されることで、ダッシュインシュレータが接合フランジに仮固定されるので、ダッシュインシュレータの組付性が向上する。
請求項3の発明は、前記接合フランジの前記延出部には、車両上下方向上側に凸となり、車両幅方向に延在するビードが形成されている。
請求項3の発明では、接合フランジの延出部に形成されたビードによって、ダッシュインシュレータが車両前後方向後側に移動することによる延出部からの抜け出しが抑制又は防止され、この結果、インシュレータが接合フランジから外れにくくなる。したがって、ダッシュインシュレータの組付性が更に向上する。
請求項4の発明は、前記ダッシュインシュレータの前記シール部は、車両前後方向に沿って形成された複数のスリットによって、車両幅方向に複数に分割されている。
請求項4の発明では、カウルアウタパネルの車両幅方向外側が車両後方側に湾曲した構成であっても、スリットが開くことでシール部も追従して湾曲するので、シール性能が向上する。
請求項5の発明は、前記接合フランジは、車両前後方向後側に向かうに従って上側に傾斜している。
請求項5の発明は、接合フランジが車両前後方向後側に向かうに従って上側に傾斜しているので、ダッシュインシュレータが車両前後方向後側に移動しにくくなり、この結果、ダッシュインシュレータが接合フランジから外れにくくなる。したがって、ダッシュインシュレータの組付性が更に向上する。
請求項1に記載の発明によれば、カウルアウタパネルの上面を被覆すると共に上面とインストルメントパネルの前端部との隙間をシールするシール部を別部品として設ける構成と比較し、低コストで遮音性能を確保することができる。
請求項2に記載の発明によれば、延出部と開口部とを有しない構成と比較し、ダッシュインシュレータの組付性が向上する。
請求項3に記載の発明によれば、接合フランジの延出部にビードが形成されていない構成と比較し、ダッシュインシュレータの組付性が向上する。
請求項4の発明では、ダッシュインシュレータのシール部にスリットが形成されていない構成と比較し、シール性能が向上する。
請求項5の発明は、接合フランジが車両前後方向後側に向かうに従って上側に傾斜していない構成と比較し、ダッシュインシュレータの組付性が向上する。
本発明の車両前部の遮音構造を示す側面断面図(車両前後方向に沿った縦断面図)である。 図1の要部を拡大した拡大側面断面図である。 図1に示すダッシュインシュレータを組み付ける前の状態の接合フランジとダッシュインシュレータとを示す部分拡大斜視図である。 図1に示すダッシュインシュレータを示す斜視図である。 図1に示すダッシュインシュレータの組付工程を工程順に示す工程図である。
図1〜図5を用いて、本発明にかかる車両前部の遮音構造の実施形態の一例を詳細に説明する。なお、図中の矢印UPは車両上下方向上側を示し、矢印FRは車両前後方向前側を示し、矢印OUTは車両幅方向外側を示している。
<構成>
図1に示すように、カウル10は、車両幅方向に延在する板金製のカウルアウタパネル(カウルトップパネル)14、カウルインナパネル16、カウルロアパネル20、及び樹脂製のカウルルーバ22を含んで構成されている。
カウルルーバ22は、フロントウインドシールドガラス12の下端部12Aとカウルロアパネル20の前端部20Aとの間に掛け渡されて雨水等の水をカウル10内へ落とし込む本体部22Aを有している。また、この本体部22Aの前端部から凹状に形成された凹部22Bが、カウルロアパネル20の前端部20Aに固定されている。更に、この凹部22Bの前壁の上端部から車両前方側へ延出されたシール材支持部22Cにフード18の下面との間をシールするシール材28が取付けられている。
カウルロアパネル20は、車両前後方向に延在し、後端部20Dがカウルインナパネル16の下端部16Dの上面に接着剤26で接着されると同時にシールしている。カウルロアパネル20前端部20Aは、フード18の略後端下方に平行に配置され、カウルルーバ22の凹部22Bから突出するフック部21が差し込まれると共に、シール材23を介して凹部22Bの下面を支持している。
カウルインナパネル16は、車両幅方向に延在し、前述したように下端部16Dがカウルロアパネル20の後端部20Dと接合されている。そして、下端部16Dから上側に略S字状に湾曲して延在する。
カウルアウタパネル14は、カウルインナパネル16の車両前後方向前側の上方側(外側)に配設され、フロントウインドシールドガラス12の下端部12Aに沿って車両幅方向に延在している。
そして、図2にも示すように、カウルアウタパネル14の後端部のアウタ側フランジ部14Dとカウルインナパネル16の上端部のインナ側フランジ部16Dとが接合されている。なお、このアウタ側フランジ部14Dとインナ側フランジ部16Dとが接合された部位を接合フランジ17とする。
図1に示すように、カウル10の下側には、エンジンルーム52と車室54とを仕切るダッシュパネル30が配設されている。ダッシュパネル30の上端部30Aは、カウル10を構成するカウルインナパネル16に接合されている。
図2にも示すように、車室54の正面の内装を構成するインストルメントパネル40の上端部には、フロントウインドシールドガラス12とカウル10との間に延出する延出部44が形成されている。そして、インストルメントパネル40の延出部44の前端部44Aが、フロントウインドシールドガラス12とカウルアウタパネル14の上面14Aの間に配設されている。なお、インストルメントパネル40の延出部44の前端部44Aの先端部分とフロントウインドシールドガラス12と間はシール材24によってシールされている。
図1に示すように、ダッシュパネル30の車室内54側の内面30S及びカウルインナパネル16の車室内54側の内面16Sには、ダッシュインシュレータ(遮音部材)70が接合さている。ダッシュインシュレータ70は遮音性や吸音性を有する樹脂や発泡ウレタン等の材料で構成されている。
ダッシュインシュレータ70は、インシュレータ本体72とシール部74と含んで構成されている。インシュレータ本体72は、ダッシュパネル30の内面30S及びカウルインナパネル16の内面16Sを被覆する。
図1及び図2に示すように、接合フランジ17は、車両前後方向後側に向かって上側に傾斜している。また、図2及び図3に示すように、接合フランジ17を構成するインナ側フランジ部16Dには、車両前後方向後側に延出する複数の延出部17Aが車両幅方向に間隔をあけて設けられている。各延出部17Aには、車両上下方向上側に凸となり、車両幅方向に延在するビード17Bが形成されている。なお、本実施形態ででは、接合フランジ17を構成するインナ側フランジ部16Dに延出部17A設けたが、アウタ側フランジ部14Dに延出部17Aを設けてもよい。
図3及び図4に示すように、シール部74の根元部73(インシュレータ本体72と境界部)には、接合フランジ17の延出部17Aが挿入される開口部75が形成されている。開口部75は、車両幅方向を長手方向とする長孔とされている。また、シール部74には、先端から根元部73まで、車両前後方向に沿ってスリット78が形成され、このスリット78によってシール部74は車両幅方向に複数に分割されている。分割された各分割シール部74Gには、車両幅方向に見た場合に車両上下方向上側に凸となる凸部76が形成されている。
図2に示すように、接合フランジ17の延出部17Aが開口部75に挿入され、シール部74はインシュレータ本体72の上部から延在し接合フランジ17を乗り越えて車両前後方向前側に屈曲し、カウルアウタパネル14の上面14Aを被覆する。別の観点から説明すると、シール部74とインシュレータ本体72の上端部72Jとで接合フランジ17を挟みこんでいる。
そして、シール部74の凸部76の上面76Sがインストルメントパネル40の延出部44の前端部44Aに当接し、凸部76が変形することで、カウルアウタパネル14の上面14Aとインストルメントパネル40の延出部44の前端部44Aとの隙間15がシールされる。
<組付工程>
つぎに、ダッシュインシュレータ70の組み付け工程について、主に図5を用いて説明する。
図5(A)に示す組み付け前のダッシュインシュレータ70におけるシール部74とインシュレータ本体72の上端部72Jとで構成する角度θは、図2等に示す組み付けられた状態(組み付け後)の角度よりも大きくなっている。
図5(A)に示すように、ダッシュインシュレータ70を、矢印Xで示すように、車両前後方向後側から前側に移動させる(図3も参照)。
図5(B)に示すように、ダッシュインシュレータ70の開口部75に接合フランジ17の延出部17Aを挿入させ、延出部17Aに開口部75を引っ掛けて仮固定する(図3も参照)。
図5(C)に示すように、車両前後方向後側からインストルメントパネル40を組み付ける。このときインストルメントパネル40の延出部44の前端部44Aによって、ダッシュインシュレータ70のシール部74が車両前後方向前側に押され(矢印Yを参照)、自動的に根元部73が曲がり矢印Kで示すようにシール部74が車両前後方向前側に倒れる(図2も参照))。言い換えると、根元部73を回転起点としてシール部74が車両前後方向前側に回転する。つまり、根元部73は実質的にインテグラルヒンジとして機能する。
そして、図2に示すように、インストルメントパネル40の前端部44Aとのカウルアウタパネル14の上面14Aとの間にシール部74が挟まれ、凸部76が上下方向に変形することでカウルアウタパネル14の上面14Aとインストルメントパネル40の延出部44の前端部44Aとの隙間がシールされる。
<作用及び効果>
つぎに本実施形態の作用及び効果について説明する。
図1に示すように、ダッシュインシュレータ70のインシュレータ本体72がダッシュパネル30の車室54側の内面30S及びカウルインナパネル16の車室内54側の内面16Sを被覆する。これにより、エンジンルーム52のエンジン音の車室内54への透過が低減する。
また、図2に示すように、インシュレータ本体72の上部から延在したシール部74が接合フランジ17を乗り越えて車両前後方向前側に屈曲しカウルアウタパネル14の上面14Aを被覆すると共に、このカウルアウタパネル14の上面14Aとインストルメントパネル40の前端部44Aとの隙間をシールする。これにより、カウルアウタパネル14の上面14Aとインストルメントパネル40の前端部44Aとの隙間からの音漏れが防止又は抑制される。
このように、ダッシュインシュレータ70だけで(ダッシュインシュレータ70単体で)、ダッシュパネル30及びカウルインナパネル16の車室内54側の内面30S,16Sとカウルアウタパネル14の上面14Aを被覆すると共に、カウルアウタパネル14の上面14Aとインストルメントパネル40の前端部44Aとの隙間をシールする。よって、エプトシーラやウェザーストリップ等の別部品でカウルアウタパネル14の上面14Aとインストルメントパネル40の前端部44Aとの隙間をシールする構成(複数の部品で遮音する構成)と比較し、部品点数や工数が低減され、低コストで遮音性能が確保される(NV性能が確保される)。
また、図3及び図4に示すように、ダッシュインシュレータ70のシール部74は、車両前後方向に沿って形成された複数のスリット78によって、車両幅方向に複数に分割されている。よって、カウルアウタパネル14(図1及び図2参照)の車両幅方向外側が車両後方側に湾曲した構成であっても、図4に示すように、スリット78が車両幅方向に開くことでシール部74も同様にカウルアウタパネル14に追従して沿って湾曲するので、シール性能が向上する。よって、更に遮音性能が向上し、この結果、NV性能が更に向上する。
また、図5に示すように、ダッシュインシュレータ70を組み付ける際に、接合フランジ17に設けられた延出部17Aがダッシュインシュレータ70の開口部75に挿入され引っ掛けられることで、ダッシュインシュレータ70が接合フランジ17に仮固定される。よって、組付工程において、ダッシュインシュレータ70の位置ずれや抜け落ちが抑制されると共に、組み付け後の目視確認のし易さが確保される。よって、ダッシュインシュレータ70の組付性が向上する。
また、接合フランジ17の延出部17Aに形成されたビード17Bによって、ダッシュインシュレータ70が車両前後方向後側に移動することによる延出部17Aからの抜け出しが抑制又は防止される。更に、接合フランジ17が車両前後方向後側に向かうに従って上側に傾斜しているので、ダッシュインシュレータ70が車両前後方向後方側に移動しにくくなる。したがって、ダッシュインシュレータ70が接合フランジ17から外れにくくなり、これによりダッシュインシュレータ70の組付性が更に向上する。
また、前述したように、ダッシュインシュレータ70のシール部74は、車両前後方向に沿って形成された複数のスリット78が形成され、シール部74の根元部73に開口部75が形成されている。よって、実質的にインテグラルヒンジとして機能する根元部73が曲がりやすくなる。つまり、組み付の際にシール部74が車両前後方向前側に倒れやすくなる。よって、ダッシュインシュレータ70の組付性が更に向上する
更に、本実施形態においては、図5(A)に示すように、組み付け前の状態において、シール部74が車両前後方向前側に傾いている(角度θが180°よりも小さい)。よって、よりシール部74が車両前後方向前側に倒れやすくなっている。
また、根元部73に車両幅方向に延在する肉薄部を設け、シール部74をより倒れやすくしてもよい。
なお、本実施形態のダッシュインシュレータ70の組み付けは、ダッシュインシュレータ70をカウルインナパネル16及びダッシュパネル30に組み付けたのち、インストルメントパネル40を組み付けることによって、自動的にシール部74が倒れるように構成されている。つまり、別途、シール部74を倒す工程が不要である。よって、本発明が適用されてないシール部74を有しないダッシュインシュレータとほぼ同様の方法(工程)で、組み付け作業を行うことができる。
また、ダッシュインシュレータ70にはシール部74が一体となって形成されているので、エプトシーラやウェザーストリップ等の別部品を用いる構成(複数の部品で遮音する構成)と比較し、解体作業やリサイクル作業も容易である。
<その他>
尚、本発明は上記実施形態に限定されない。本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることは言うまでもない。
14 カウルアウタパネル
14A 上面
16 カウルインナパネル
16S 内面(車室側の面)
17 接合フランジ
17A 延出部
17B ビード
30 ダッシュパネル
30S 内面
40 インストルメントパネル
44A 前端部
50 車両
52 エンジンルーム
54 車室
70 ダッシュインシュレータ
72 インシュレータ本体
74 シール部
75 開口部
78 スリット

Claims (5)

  1. 車両前部のエンジンルームと車室とを仕切るダッシュパネルと、
    前記ダッシュパネルの上端部に接合され、車両幅方向に延在するカウルインナパネルと、
    前記カウルインナパネルの上方側に配置され、車両幅方向に延在するカウルアウタパネルと、
    前記カウルインナパネルの上端部と前記カウルアウタパネルの後端部とを互いに接合すると共に、車室内側に延出する一対の接合フランジと、
    前記カウルアウタパネルの上面の上側に配置されたインストルメントパネルの前端部と、
    前記ダッシュパネル及び前記カウルインナパネルにおける前記車室内側の面を被覆するインシュレータ本体と、前記インシュレータ本体の上部から延在し前記接合フランジを乗り越えて車両前後方向前側に屈曲し前記カウルアウタパネルの上面を被覆すると共に前記上面と前記インストルメントパネルの前端部との隙間をシールするシール部と、を有するダッシュインシュレータと、
    を備える車両前部の遮音構造。
  2. 前記接合フランジには、車両前後方向後側に延出する複数の延出部が車両幅方向に間隔をあけて設けられ、
    前記ダッシュインシュレータには、前記延出部が挿入される複数の開口部が形成されている、
    請求項1に記載の車両前部の遮音構造。
  3. 前記接合フランジの前記延出部には、車両上下方向上側に凸となり、車両幅方向に延在するビードが形成されている、
    請求項2に記載の車両前部の遮音構造。
  4. 前記ダッシュインシュレータの前記シール部は、車両前後方向に沿って形成された複数のスリットによって、車両幅方向に複数に分割されている、
    請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の車両前部の遮音構造。
  5. 前記接合フランジは、車両前後方向後側に向かうに従って上側に傾斜している、
    請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の車両前部の遮音構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015054666A (ja) * 2013-09-13 2015-03-23 株式会社中外 カウルサイレンサ
JP2015085891A (ja) * 2013-11-01 2015-05-07 三菱自動車エンジニアリング株式会社 インストルメントパネル前部の遮音構造
JP2015209018A (ja) * 2014-04-24 2015-11-24 林テレンプ株式会社 自動車用防音構造
JP2016060456A (ja) * 2014-09-22 2016-04-25 トヨタ自動車株式会社 車両カウル構造

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