JP2016134549A - 内燃機関用の点火コイル - Google Patents

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Abstract

【課題】導体巻線の露出を確実に防ぎつつ、金属キャップと導体巻線との電気的導通を確保できる内燃機関用の点火コイルを提供する。
【解決手段】内燃機関用の点火コイルは、巻線抵抗体4を有する。巻線抵抗体4は、絶縁性を有する芯材5と芯材5の外周に螺旋状に巻回された導体巻線6と芯材5の軸方向Zの両端に配されると共に導体巻線6に接触する一対の金属キャップ7と芯材5及び導体巻線6に密着するように配された樹脂コーティング材8とを有する。樹脂コーティング材8は、軸方向Zにおける導体巻線6の間に充填されていると共に、導体巻線6を外周側から覆うように形成されている。金属キャップ7は、芯材5に対して軸方向Zから対向する底面部71と、底面部71の外周縁から軸方向Zに立設する筒状の側面部72とを有する。側面部72の内周側には、内側へ向かって突出する凸条部73が導体巻線6の巻回方向に交差する方向に沿って形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、内燃機関用の点火コイルに関する。
内燃機関用の点火コイルとして、一次コイル及び二次コイルを絶縁性を有する本体ケース内に収容してなるコイル本体部と、コイル本体部から先端側へ突出すると共に二次コイルに電気的に接続された高圧出力端子を内側に配置してなる高圧タワー部とを有するものがある。特許文献1には、高圧タワー部内における高圧出力端子の先端側の空間に、抵抗体が挿通配置されたものが開示されている。抵抗体としては、巻線抵抗を用いることができる。巻線抵抗は、絶縁性を有する芯材と、芯材の外周に螺旋状に巻回された導体巻線と、軸方向における芯材の両端に配された金属キャップとを有する。
特開2011−35019号公報
しかしながら、上記のような巻線抵抗を備えた点火コイルにおいては、以下の課題が生じ得る。
すなわち、巻線抵抗においては、軸方向における芯材の両端に、導通端子として、金属キャップを、導体巻線に外周側から接触するように配設する必要がある。また、導体巻線が芯材に対して軸方向にずれないようにするために、芯材の外周面において、軸方向に隣接する導体巻線の部位間には樹脂を充填する必要がある。ここで、導体巻線と金属キャップとが接触できるようにするため、導体巻線は外周側において樹脂から露出するようにする必要がある。
ところが、導体巻線の外表面の全体を露出させつつ、軸方向に隣接する導体巻線の部位間に確実に樹脂を配することは困難であるため、実際には、導体巻線において外周面が露出している部分と、露出していない部分とが共存する状態となりやすい。かかる状態においては、金属キャップから、樹脂の表面上を介して、露出した導体巻線へ沿面放電が発生するおそれがある。沿面放電が発生すると、該沿面放電が電磁ノイズとなって周辺機器に影響を及ぼすおそれがある。また、長期的には、沿面放電により、導体巻線間の樹脂の劣化から、導体巻線の断線を招くことも懸念される。
ここで、導体巻線の全体を外周から樹脂によって覆って導体巻線の露出を防ぐことにより、沿面放電や導体巻線の損傷を防止することが考えられる。しかし、この場合には、導体巻線と金属キャップとの電気的導通が図り難くなるという問題が生じてしまう。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、導体巻線の露出を確実に防ぎつつ、金属キャップと導体巻線との電気的導通を確保できる内燃機関用の点火コイルを提供しようとするものである。
本発明の一態様は、一次コイル及び二次コイルを絶縁性を有する本体ケース内に収容してなるコイル本体部と、
該コイル本体部から先端側へ突出すると共に上記二次コイルに電気的に接続された高圧出力端子を内側に配置してなる高圧タワー部と、
上記高圧出力端子から点火プラグへの導電経路の少なくとも一部を構成する巻線抵抗体とを有し、
該巻線抵抗体は、絶縁性を有する芯材と、該芯材の外周に螺旋状に巻回された導体巻線と、上記芯材の軸方向の両端に配されると共に上記導体巻線に接触する一対の金属キャップと、上記芯材及び上記導体巻線に密着するように配された樹脂コーティング材とを有し、
該樹脂コーティング材は、軸方向における上記導体巻線の間に充填されていると共に、上記導体巻線を外周側から覆うように形成されており、
上記金属キャップは、上記芯材に対して軸方向から対向する底面部と、該底面部の外周縁から軸方向に立設する筒状の側面部とを有し、該側面部の内周側には、内側へ向かって突出する凸条部が、上記導体巻線の巻回方向に交差する方向に沿って形成されていることを特徴とする内燃機関用の点火コイルにある。
上記内燃機関用の点火コイルにおいては、樹脂コーティング材が、導体巻線を外周側から覆うように形成されている。それゆえ、導体巻線が樹脂コーティング材から部分的に露出した状態が形成されることを確実に防止でき、沿面放電の発生を防止することができる。また、沿面放電に起因する導体巻線間の樹脂の劣化という不具合も防止できる。また、導体巻線が樹脂コーティング材から露出することを防ぐことにより、例えば点火コイルの製造時等において、巻線抵抗体を取り扱う際に導体巻線が損傷してしまうことを防止することができる。
また、金属キャップの側面部の内周側には、内側へ向かって突出する凸条部が、導体巻線の巻回方向に交差する方向に沿って形成されている。それゆえ、金属キャップの凸条部が樹脂コーティング材を破って導体巻線に接触することができる。これにより、導体巻線を樹脂コーティング材から露出させなくても、金属キャップと導体巻線との電気的導通を確保できる。
以上のごとく、本発明によれば、導体巻線の露出を確実に防ぎつつ、金属キャップと導体巻線との電気的導通を確保できる内燃機関用の点火コイルを提供することができる。
実施例1における、点火コイルの組付構造を示す断面図。 実施例1における、巻線抵抗体付近の点火コイルの断面図。 実施例1における、巻線抵抗体の正面図。 図3の、IV−IV線矢視断面図。 実施例1における、金属キャップの斜視図。 実施例1における、金属キャップの一部断面斜視図。 図3の、金属キャップのVII−VII矢視断面図。 実施例1における、凸条部と導体巻線とが接触している様子を示す拡大断面図。 実施例1における、凸条部よりも金属キャップの開口部側の部位を巻線構造体に嵌合した様子を示す拡大断面図。 実施例1における、金属キャップをかしめる前の状態を示す拡大断面図。
上記内燃機関用の点火コイルは、例えば、自動車、コージェネレーション等の内燃機関に用いることができる。
また、本明細書において、高圧タワー部の中心軸が延びる方向を、軸方向という。また、軸方向における、本体ケースに対する高圧タワー部の突出側を先端側、その反対側を基端側という。また、単に径方向、周方向というときは、特に断らない限り、高圧タワー部の径方向、周方向を意味する。
(実施例1)
上記内燃機関用の点火コイル1の実施例につき、図1〜図10を用いて説明する。
本例の内燃機関用の点火コイル1は、図1に示すごとく、コイル本体部2と高圧タワー部3と巻線抵抗体4とを有する。コイル本体部2は、一次コイル21及び二次コイル22を絶縁性を有する本体ケース20内に収容してなる。図1、図2に示すごとく、高圧タワー部3は、コイル本体部2から先端側へ突出すると共に二次コイル22に電気的に接続された高圧出力端子31を内側に配置してなる。巻線抵抗体4は、高圧出力端子31から点火プラグ111への導電経路の少なくとも一部を構成する。なお、本例において、巻線抵抗体4は、高圧出力端子31の先端側において高圧タワー部3の内側に挿入配置されている。
図3、図4に示すごとく、巻線抵抗体4は、絶縁性を有する芯材5と、芯材5の外周に螺旋状に巻回された導体巻線6と、芯材5の軸方向Zの両端に配されると共に導体巻線6に接触する一対の金属キャップ7と、芯材5及び導体巻線6に密着するように配された樹脂コーティング材8とを有する。
樹脂コーティング材8は、軸方向Zにおける導体巻線6の間に充填されていると共に、導体巻線6を外周側から覆うように形成されている。図4〜図6に示すごとく、金属キャップ7は、芯材5に対して軸方向Zから対向する底面部71と、底面部71の外周縁から軸方向Zに立設する筒状の側面部72とを有する。図4〜図8に示すごとく、側面部72の内周側には、内側へ向かって突出する凸条部73が、導体巻線6の巻回方向に交差する方向に沿って形成されている。
図1に示すごとく、一次コイル21及び二次コイル22は、同心状に内外周に重なって配置されている。一次コイル21及び二次コイル22の内側には、中心コア23が挿通配置されている。一次コイル21及び二次コイル22の外周を、軸方向Zに直交する方向から取り囲むように外周コア24が配されている。中心コア23及び外周コア24は、軟磁性材料からなる
本体ケース20は、一次コイル21及び二次コイル22、中心コア23、外周コア24を、軸方向Zに直交する方向から囲むと共に、基端側が開口したケース側壁部201と、ケース側壁部201の先端を閉塞するケース底壁部202とを有する。
図1、図2に示すごとく、ケース底壁部202から先端側に向って、略円筒形の高圧タワー部3が突出形成されている。高圧タワー部3の基端部に、高圧出力端子31が圧入されている。高圧出力端子31は、接続端子11を介して二次コイル22に電気的に接続されている。本体ケース20内おける高圧出力端子31よりも基端側の領域は、電気絶縁性を有する充填樹脂12が充填され、一次コイル21及び二次コイル22等が封止されている。
高圧タワー部3内における高圧出力端子31の先端側には、巻線抵抗体4が挿入配置されている。巻線抵抗体4の基端面は、高圧出力端子31の先端面に当接している。高圧タワー部3の内径は、巻線抵抗体4の外径よりも大きい。それゆえ、巻線抵抗体4と高圧タワー部3の内壁との間に隙間を介在させつつ、巻線抵抗体4を高圧タワー部3の内部に挿入配置することができる。巻線抵抗体4と高圧タワー部3の内壁面との間には、例えば0.05〜1.0mm程度の隙間が介在している。つまり、巻線抵抗体4は、樹脂等によって埋設されていない状態にて高圧タワー部3内に配されている。
巻線抵抗体4の芯材5は、例えば結束されたガラス繊維にエポキシ樹脂を含浸させてなり、絶縁性を有する。芯材5は、略円柱形状を有する。図3、図4に示すごとく、芯材5の外周面に沿って導体巻線6が巻回されている。導体巻線6は、例えばNi−Cr合金、Ni−Fe合金等の細線を螺旋状に巻回してなる。導体巻線6は、軸方向Zにおける芯材5の全体に巻回されている。軸方向Zにおいて隣り合う導体巻線6の部位間には、一定の間隔が設けられている。
芯材5及び導体巻線6は、外周側から樹脂コーティング材8によって覆われている。樹脂コーティング材8は、径方向において、芯材5の外周面から導体巻線6の外周面よりも外周側の位置までの領域における導体巻線6の周囲に充填されている。樹脂コーティング材8は、軸方向Zにおける、芯材5の全体の領域に配されている。巻線抵抗体4の外周面は、金属キャップ7が配された部位を除いて、樹脂コーティング材8によって構成されている。樹脂コーティング材8は、例えばエポキシ樹脂からなる。
芯材5、導体巻線6、及び樹脂コーティング材8からなる巻線構造体40の軸方向Zの両端に、金属製の金属キャップ7がそれぞれ嵌合されている。図3〜図6に示すごとく、各金属キャップ7は、略円形状の底面部71と、その外周縁から互いに向かい合う側に立設した略円筒形状の側面部72とを有する。図4に示すごとく、各金属キャップ7は、互いに向かい合う側に開口している。各金属キャップ7の底面部71は、軸方向Zにおける芯材5の端面にそれぞれ当接している。ただし、底面部71と芯材5の端面とは、必ずしも当接していなくてもよい。側面部72は、導体巻線4を、外周側から覆っている。
図4〜図7に示すごとく、金属キャップ7は、側面部72に、内側へ向って突出する凸条部73を複数有する。図7に示すごとく、金属キャップ7は、凸条部73を3本以上、周方向に等間隔に設けてなる。本例においては、凸条部73は、12本形成されている。図4、図6、図8に示すごとく、凸条部73は、軸方向Zに沿って形成されている。凸条部73は、軸方向Zにおける底面部71から、金属キャップ7の開口端に向かう途中の部位まで、連続的に形成されている。
凸条部73は、底面部71から遠ざかるほど突出高さが低くなる形状を有する。つまり、凸条部73は、軸方向Zにおいて、底面部71から金属キャップ7の開口側に向うにつれて、徐々に径方向の突出高さが低くなるテーパ形状を有する。また、凸条部73は、径方向の突出高さが、径方向における、導体巻線6の外周側における樹脂コーティング材8の厚みよりも大きい部位を少なくとも一部に有する。
図3〜図6、図8に示すごとく、巻線構造体40に装着された金属キャップ7は、側面部72において導体巻線6の外周側から径方向の内側に向ってかしめられた部位であるかしめ部74を有する。かしめ部74は、周方向において、側面部72の複数箇所に形成されている。本例において、かしめ部74は、側面部72の6箇所に、周方向に等間隔に設けられている。かしめ部74は、凸条部73と径方向に重なる位置に形成されている。図4、図6、図8に示すごとく、かしめ部74は、少なくとも一部が、軸方向Zにおける凸条部73の中央部よりも金属キャップ7の開口側に形成されている。
図8に示すごとく、金属キャップ7は、凸条部73において導体巻線6に接触している。すなわち、凸条部73は、樹脂コーティング材8を外周側から破って導体巻線6に直接接触している。12本の凸条部73のうち、少なくとも、かしめ部74と径方向に重なる凸条部73は、導体巻線6に直接接触している。周方向における凸条部73の幅は、例えば、金属キャップ7の厚みと同程度以下である。
図1に示すごとく、高圧タワー部3には、シールラバー101を介して、略筒状のジョイント102が組み付けられる。ジョイント102は、エンジンのプラグホール110内に挿入配置される。ジョイント102内には、高圧出力端子31と点火プラグ111とを電気的に接続するためのスプリング104が挿入配置される。そして、二次コイル22は、接続端子11、高圧出力端子31、巻線抵抗体4、スプリング104を介して点火プラグ111に電気的に接続される。巻線抵抗体4は、先端側の金属キャップ7において、スプリング104を介して点火プラグ111に電気的に接続される。
なお、図1、図2においては、巻線抵抗体4の詳細な図示を省略している。また、図3においては、芯材5及び導体巻線6を破線によって描いている。また、図8、図10においては、破られる前の樹脂コーティング材8の外周縁を破線によって描いている。また、図1において、符号13は、点火コイル1を外部機器に接続等するためのコネクタを示しており、符号14は、一次コイル21への通電及び通電の遮断を行うためのイグナイタを示している。
次に、巻線抵抗体4の製造方法につき、図8〜図10等を用いて説明する。
細線を芯材5の外周面に沿って螺旋状に巻回し、芯材5の周囲に導体巻線6を形成する。そして、導体巻線6が組み付けられた芯材5に、外周側から樹脂コーティング材8を配する。このとき、樹脂コーティング材8を、軸方向Zにおける導体巻線6の間に充填すると共に、導体巻線6を外周側から覆うように配する。このようにして、巻線構造体40を作製する。
次に、軸方向Zにおける巻線構造体40の両側から、それぞれ金属キャップ7を巻線構造体40に嵌合する。まず、図9に示すごとく、凸条部73よりも金属キャップ7の開口側の部位を巻線構造体40の端部に嵌合する。その状態(図9参照)から、さらに金属キャップ7を軸方向Zに巻線構造体40へ向って押し込むことにより、凸条部73が樹脂コーティング材8に干渉し、樹脂コーティング材8を破る。そして、図10に示すごとく、金属キャップ7を、底面部71が軸方向Zにおける巻線構造体40の端面に当接するまで、巻線構造体40に押し込む。このとき、金属キャップ7は、凸条部73の底面部71に近い部位において、導体巻線6に接触する。ただし、この段階では必ずしも凸条部73が導体巻線6に接触していなくてもよい。
次に、図8に示すごとく、金属キャップ7の側面部72を、周方向における複数箇所において、径方向の内側にかしめ、かしめ部74を形成する。このとき、径方向におけるかしめ部74と重なる位置に配された凸条部73が、導体巻線6に接触するまで、金属キャップ7をかしめる。つまり、金属キャップ7をかしめることで、径方向におけるかしめ部74と重なる位置に配された凸条部73を内側に変位させる。これに伴い、凸条部73が樹脂コーティング材8を押しのけて導体巻線6に接触する。これにより、凸条部73において、金属キャップ7を導体巻線6に確実に接触させることができる。以上により、巻線抵抗体4を製造することができる。
次に、本例の作用効果につき説明する。
内燃機関用の点火コイル1においては、樹脂コーティング材8が、導体巻線6を外周側から覆うように形成されている。それゆえ、導体巻線6が樹脂コーティング材8から部分的に露出した状態が形成されることを確実に防止でき、沿面放電の発生を防止することができる。また、沿面放電や金属キャップ7の組付けに起因する導体巻線6の損傷も防止できる。また、導体巻線6が樹脂コーティング材8から露出することを防ぐことにより、例えば点火コイル1の製造時等において、巻線抵抗体4を取り扱う際に導体巻線6が損傷してしまうことを防止することができる。
また、金属キャップ7の側面部72の内周側には、内側へ向かって突出する凸条部73が、導体巻線6の巻回方向に交差する方向に沿って形成されている。それゆえ、金属キャップ7の凸条部73が樹脂コーティング材8を破って導体巻線6に接触することができる。これにより、導体巻線6を樹脂コーティング材8から露出させなくても、金属キャップ7と導体巻線6との電気的導通を確保できる。
また、凸条部73は、底面部71から遠ざかるほど突出高さが低くなる形状を有する。それゆえ、巻線構造体40への金属キャップ7の嵌合をスムーズに行うことができると共に、より確実に凸条部73を導体巻線6に接触させやすくすることができる。
また、金属キャップ7は、凸条部73を3本以上、周方向に等間隔に設けてなる。それゆえ、凸条部73と導体巻線6との接触を確実にすることができる。これにより、導体巻線6と金属キャップ7との導通を確実に確保することができる。
以上のごとく、本例によれば、導体巻線の露出を確実に防ぎつつ、金属キャップと導体巻線との電気的導通を確保できる内燃機関用の点火コイルを提供することができる。
なお、上記実施例においては、凸条部を軸方向に沿って形成した例を示したが、導体巻線の巻回方向に交差する方向に沿って形成されていれば、その形状等は特に限定されるものではない。また、凸条部は、軸方向における底面部から、金属キャップの開口端に向かう途中の部位まで形成した例を示したが、これに限られない。例えば、凸条部を、軸方向における側面部の全体に形成していてもよい。また、かしめ部は、側面部の6箇所に形成したがこれに限られない。かしめ部は、側面部における3箇所以上に形成されていることが好ましい。
また、上記実施例においては、巻線構造体に金属キャップをかしめることによって、金属キャップを巻線構造体に対して固定した例を示したが、これに限られない。例えば、巻線構造体の端面と、金属キャップの底面部との間に接着剤を介在させることにより、金属キャップを巻線構造体に対して固定することもできる。この場合においても、金属キャップの凸条部と導体巻線との導通を確保することができる。
また、上記実施例においては、巻線抵抗体を高圧タワー部の内側に配置した例を示したが、巻線抵抗体が高圧出力端子から点火プラグへの導電経路の少なくとも一部を構成する構成であれば、これに限られない。すなわち、例えば巻線抵抗体の周囲に隙間を設けつつ巻線抵抗体がジョイントの内側の一部に挿入配置された構成等においても、本発明の効果を奏することが可能である。
1 点火コイル
2 コイル本体部
20 本体ケース
21 一次コイル
22 二次コイル
3 高圧タワー部
31 高圧出力端子
4 巻線抵抗体
5 芯材
6 導体巻線
7 金属キャップ
71 底面部
72 側壁部
73 凸条部
8 樹脂コーティング材
Z 軸方向

Claims (3)

  1. 一次コイル(21)及び二次コイル(22)を絶縁性を有する本体ケース(20)内に収容してなるコイル本体部(2)と、
    該コイル本体部(2)から先端側へ突出すると共に上記二次コイル(22)に電気的に接続された高圧出力端子(31)を内側に配置してなる高圧タワー部(3)と、
    上記高圧出力端子(31)から点火プラグ(111)への導電経路の少なくとも一部を構成する巻線抵抗体(4)とを有し、
    該巻線抵抗体(4)は、絶縁性を有する芯材(5)と、該芯材(5)の外周に螺旋状に巻回された導体巻線(6)と、上記芯材(5)の軸方向(Z)の両端に配されると共に上記導体巻線(6)に接触する一対の金属キャップ(7)と、上記芯材(5)及び上記導体巻線(6)に密着するように配された樹脂コーティング材(8)とを有し、
    該樹脂コーティング材(8)は、軸方向(Z)における上記導体巻線(6)の間に充填されていると共に、上記導体巻線(6)を外周側から覆うように形成されており、
    上記金属キャップ(7)は、上記芯材(5)に対して軸方向(Z)から対向する底面部(71)と、該底面部(71)の外周縁から軸方向(Z)に立設する筒状の側面部(72)とを有し、該側面部(72)の内周側には、内側へ向かって突出する凸条部(73)が、上記導体巻線(6)の巻回方向に交差する方向に沿って形成されていることを特徴とする内燃機関用の点火コイル(1)。
  2. 上記凸条部(73)は、上記底面部(71)から遠ざかるほど突出高さが低くなる形状を有することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用の点火コイル(1)。
  3. 上記金属キャップ(7)は、上記凸条部(73)を3本以上、周方向に等間隔に設けてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関用の点火コイル(1)。
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