JP2008053677A - 点火コイル - Google Patents

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Abstract

【課題】高電圧端子からプラグホールへの漏電を防止するための絶縁距離を十分に確保することができるスティックタイプの点火コイルを提供すること。
【解決手段】点火コイル1は、コイル本体部11の高電圧側D1の端部に、プラグ装着部12を設けてなる。プラグ装着部12は、筒状のキャップ取付部212に、ゴム製のプラグキャップ51を取り付けてなる。プラグキャップ51における嵌入口511内には、高電圧端子52とコイルスプリング53とが配設してある。プラグキャップ51は、キャップ取付部212の外周に装着する筒状の外周装着部513を有している。キャップ取付部212内には、コイルケース内における間隙と連通する環状空間214が形成してあり、環状空間214には、充填用樹脂15が充填してある。環状空間214における高電圧側端部215は、外周装着部513における低電圧側端部515よりも高電圧側D1に位置している。
【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関において、スパークプラグにおける一対の電極間にスパークを発生させるために用いる点火コイルに関する。
エンジン等の内燃機関に用いる点火コイルにおいては、例えば、一次スプールに一次巻線を巻回して形成した一次コイルと、二次スプールに二次巻線を巻回して形成した二次コイルとを、径方向に重ねて同心円状に配置して、コイル本体部を形成している。また、一次コイル及び二次コイルの内周側に、磁性材料からなる中心コアを配置し、一次コイル及び二次コイルの外周側に、磁性材料からなる外周コアを配置して、中心コア及び外周コアを通過する磁気回路を形成している。また、点火コイル内における間隙は、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂によって充填して、各構成部品の固定及び絶縁を行っている。
また、二次コイルの高電圧側の端部には、スパークプラグを装着するプラグ装着部を形成している。このプラグ装着部は、一次コイルを構成するスプール等から延長形成した筒状のキャップ取付部に、ゴム製のプラグキャップを取り付けてなる。
また、プラグキャップにおける嵌入口内には、高電圧端子を介して二次コイルの高電圧側巻線端部と導通させたコイルスプリングが配置してある。そして、スパークプラグは、その碍子部を嵌入口内に嵌入すると共に、その端子部をコイルスプリングに接触させて、プラグ装着部に装着している。
このような点火コイルとしては、例えば、特許文献1に開示されたものがある。この特許文献1の点火コイルにおいては、高電圧の高電圧端子から、これよりも低電圧のプラグホールへと漏電が生じることを抑制するために、上記キャップ取付部に熱硬化性樹脂を充填するための環状充填部を形成している。また、特許文献1の点火コイルは、エンジンのシリンダヘッドカバーに設けたプラグホール内に、一次コイル及び二次コイルを備えたコイル部を挿入配置して用いるものである。
しかしながら、高電圧端子からプラグホールへの漏電を一層効果的に防止するためには、上記従来の点火コイルにおいても十分ではない。
すなわち、高電圧端子における高電圧電流は、環状充填部の内周側に沿って流れ、キャップ取付部の外周側まで漏電するおそれがある。そのため、高電圧端子からプラグホールへの漏電を防止するための絶縁距離を、十分に確保するためには更なる工夫が必要とされる。
特開2003−163126号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、高電圧端子からプラグホールへの漏電を防止するための絶縁距離を十分に確保することができるスティックタイプの点火コイルを提供しようとするものである。
本発明は、一次コイル及び二次コイルをコイルケース内に収容してなるコイル本体部と、該コイル本体部の高電圧側の端部に設けたプラグ装着部とを備え、上記コイルケース内における間隙を充填用樹脂によって充填してなると共に、上記プラグ装着部及び上記コイル本体部をエンジンのプラグホール内に挿入配置して用いる点火コイルにおいて、
上記プラグ装着部は、上記一次コイルを構成するスプール又は上記コイルケースから延長形成した筒状のキャップ取付部に、スパークプラグにおける碍子部を嵌入するための嵌入口を備えたゴム製のプラグキャップを取り付けてなり、
該プラグキャップにおける上記嵌入口内には、上記二次コイルの高電圧側巻線端部と導通させた高電圧端子と、該高電圧端子と上記スパークプラグにおける碍子部の先端に形成した端子部とを導通させるコイルスプリングとが配設してあり、
上記プラグキャップは、上記キャップ取付部の外周に装着する筒状の外周装着部を有しており、
上記キャップ取付部内には、上記コイルケース内における間隙と連通する環状空間が形成してあり、該環状空間には、上記充填用樹脂が充填してあり、
上記環状空間における高電圧側端部は、上記外周装着部における低電圧側端部よりも高電圧側に位置していることを特徴とする点火コイルにある(請求項1)。
本発明の点火コイルは、コイル本体部をエンジンのプラグホール内に挿入配置して用いるスティックタイプのものである。また、プラグ装着部において、ゴム製のプラグキャップを取り付けるキャップ取付部には、充填用樹脂を充填してなる環状空間が形成してある。そして、環状空間における高電圧側端部は、外周装着部における低電圧側端部よりも高電圧側に位置している。
これにより、高電圧端子からプラグホールへの漏電を防止するための絶縁距離(沿面距離)は、高電圧端子から環状空間の内周側を高電圧側に向けて辿り、環状空間の高電圧側端部を回って低電圧側に向けて辿った後、プラグキャップの低電圧側端部までの距離となる。
それ故、本発明のスティックタイプの点火コイルによれば、高電圧端子からプラグホールへの漏電を防止するための絶縁距離を十分に確保することができる。
上述した本発明における好ましい実施の形態につき説明する。
本発明において、上記キャップ取付部は、上記外周装着部を装着するための取付本体部と、該取付本体部の内周側に形成し上記高電圧端子を外周から保持する保持部とを有しており、上記環状空間は、上記取付本体部と上記保持部との間に形成することが好ましい(請求項2)。
この場合には、環状空間を高電圧側に向けて深く形成することが容易であり、環状空間における高電圧側端部を、外周装着部における低電圧側端部よりも高電圧側に位置させることが容易である。
また、上記環状空間における高電圧側端部と、上記外周装着部における低電圧側端部との軸方向距離は、0.8±0.4mmとすることが好ましい(請求項3)。
この場合には、環状空間における高電圧側端部と、外周装着部における低電圧側端部との軸方向距離を適切に確保することができる。
また、上記高電圧端子は、上記二次コイルの高電圧側巻線端部を接続する端子接続部と、該端子接続部から円筒形状に延長形成した端子円筒部とを有しており、上記キャップ取付部は、上記外周装着部を装着するための取付本体部と、該取付本体部の内周側に形成し上記高電圧端子の上記端子円筒部における内周面を保持する保持部とを有しており、上記キャップ取付部内において上記環状空間の内周側には、上記高電圧端子の上記端子円筒部における外周面に対向して内周側空間を形成し、該内周側空間には、上記充填用樹脂を充填し、上記環状空間における高電圧側端部を、上記内周側空間における高電圧側端部よりも高電圧側に位置させることもできる(請求項4)。
この場合には、高電圧端子の外周側に、充填用樹脂を充填してなる内周側空間と環状空間とが存在し、高電圧端子からプラグホールへの漏電を効果的に防止することができる。
以下に、本発明の点火コイルにかかる実施例につき、図面と共に説明する。
(実施例1)
本例の点火コイル1は、図1に示すごとく、一次コイル21及び二次コイル22をコイルケース33内に収容してなるコイル本体部11と、このコイル本体部11の高電圧側D1の端部に設けたプラグ装着部12とを備えており、コイルケース33内における間隙を充填用樹脂15によって充填してなる。また、この点火コイル1は、プラグ装着部12及びコイル本体部11をエンジンのシリンダヘッドカバー8のプラグホール81内に挿入配置して用いるスティックタイプのものである。
図2に示すごとく、プラグ装着部12は、一次コイル21を構成する一次スプール211から延長形成した筒状のキャップ取付部212に、スパークプラグ7における碍子部71を嵌入するための嵌入口511を備えたゴム製のプラグキャップ51を取り付けてなる。このプラグキャップ51における嵌入口511内には、二次コイル22の高電圧側巻線端部225と導通させた高電圧端子52と、この高電圧端子52とスパークプラグ7における碍子部71の先端に形成した端子部72とを導通させるコイルスプリング53とが配設してある。
また、プラグキャップ51は、キャップ取付部212の外周に装着する筒状の外周装着部513を有している。キャップ取付部212内には、コイルケース33内における間隙と連通する環状空間214が形成してあり、この環状空間214には、充填用樹脂15が充填してある。
そして、環状空間214における高電圧側端部215は、外周装着部513における低電圧側端部515よりも高電圧側D1に位置している。
以下に、本例の点火コイル1につき、図1、図2と共に詳説する。
図1に示すごとく、本例の点火コイル1は、コイル本体部11の軸方向一端側(高電圧側)D1に、プラグ装着部12を設けてなると共に、コイル本体部11の軸方向他端側(低電圧側)D2に、当該点火コイル1をその外部のエンジンの電子制御ユニット(ECU)に電気接続するためのコネクタ部13を設けてなる。
そして、本例の点火コイル1は、コイル本体部11及びプラグ装着部12をプラグホール81内に挿入配置すると共に、コネクタ部13をプラグホール81の外部に配置して用いる。
上記一次コイル21は、断面円環状の熱可塑性樹脂からなる一次スプール211の外周に、絶縁被覆した一次巻線を巻回してなる。上記二次コイル22は、断面円環状の熱可塑性樹脂からなる二次スプール221の外周に、絶縁被覆した二次巻線を巻回してなる。また、二次巻線は、一次巻線よりも細径であり、二次スプール221には、一次巻線よりも多い巻回数で二次巻線が巻回してある。
図1に示すごとく、一次コイル21及び二次コイル22の内周側には、磁性体からなる棒状の中心コア31が配置してあり、一次コイル21及び二次コイル22の外周側には、磁性体からなる筒状の外周コア32が配置してある。また、本例においては、一次コイル21の内周側に二次コイル22が配置してあり、二次コイル22の内周側に中心コア31が配置してある。また、コイルケース33は、薄肉の筒形状を有しており、一次コイル21の外周と外周コア32との間に配置してある。
本例の中心コア31は、平板状の電磁鋼板(珪素鋼板等)を点火コイル1の径方向に積層して、断面略円形状に形成してある。本例の外周コア32は、コイルケース33の外周面の形状に沿って円筒状に形成した電磁鋼板(珪素鋼板等)を径方向に積層してなる。
図2に示すごとく、上記プラグ装着部12において、キャップ取付部212は、プラグキャップ51における外周装着部513を装着するための取付本体部212Aと、この取付本体部212Aの内周側に形成し高電圧端子52を外周から保持する保持部213とを有している。そして、環状空間214は、取付本体部212Aと保持部213との間において、軸方向Dの低電圧側D2に向けて環状の溝状に陥没形成してなる。
また、本例においては、環状空間214における高電圧側端部215と、外周装着部513における低電圧側端部515との軸方向距離Yは、0.8±0.4mmとした。
また、本例のスプリングの中間部分53Aは、外周装着部513の内周側において、軸方向Dにおける低電圧側D2に向けて筒状に突出形成したスプリング保持部512によって保持してある。また、本例の高電圧端子(二次ターミナル)52には、二次巻線における高電圧側巻線端部225が結線してある。高電圧端子52は、二次スプール221の高電圧側D1の端部に形成した端子取付部222と、一次スプール211のキャップ取付部212の内周側に形成した保持部213との間に挟持してある。
そして、二次巻線の高電圧側巻線端部225は、高電圧端子52及びコイルスプリング53を介してスパークプラグ7の端子部72と導通される。また、図1に示すごとく、スパークプラグ7は、その碍子部71をプラグキャップ51における嵌入口511に嵌入し、碍子部71の先端に形成した端子部72を、コイルスプリング53の高電圧側端531に接触させた状態で、エンジンのシリンダヘッドカバー8に固定される。
図1に示すごとく、上記コネクタ部13は、熱可塑性樹脂からなるコネクタケース部41内に、一次巻線に電力を供給するイグナイタ45を配設してなる。また、コネクタ部13には、径方向外方に突出してコネクタ接続部42が形成してある。イグナイタ45における複数の導電ピンは、コネクタ接続部42内にインサート成形した導電ピンと導通されている。また、本例のコイル本体部11は、熱可塑性樹脂からなる嵌合部材34を介して、コネクタケース部41における嵌入穴411内に嵌入してある。
また、イグナイタ45は、一次巻線に電力を供給する電力供給回路、及びスパークプラグ7における一対の電極間を介して二次巻線に流れるイオン電流を検出するイオン電流検出回路等を備えている。
また、点火コイル1における間隙内には、充填用樹脂15が充填してある、本例の充填用樹脂15は、熱硬化性樹脂としてのエポキシ樹脂である。充填用樹脂15は、点火コイル1の各構成部品の組付を行った後、当該点火コイル1における間隙内を真空状態にし、この真空状態の間隙内に液状のエポキシ樹脂を充填し、その後エポキシ樹脂を硬化させて形成したものである。
また、充填用樹脂15は、コイルケース33、コネクタ部13、一次スプール211(キャップ取付部212を含む)、高電圧端子52等によって囲まれた点火コイル1内の間隙内に充填してあり、一次コイル21と二次コイル22との間の間隙から、環状空間214へと連続して充填してある(図2参照)。
上記点火コイル1において、ECUからのパルス状のスパーク発生信号によって、一次巻線に電流を流したときには、中心コア31及び外周コア32を通過する磁界が形成される。次いで、一次巻線に流す電流を遮断したときには、上記磁界の形成方向とは反対方向に向けて、中心コア31及び外周コア32を通過する誘導磁界が形成される。そして、この誘導磁界の形成により、二次巻線に高電圧の誘導起電力(逆起電力)が発生し、点火コイル1に装着したスパークプラグ7における一対の電極間にスパークを発生させることができる。
本例の点火コイル1においては、上記のごとく、プラグ装着部12において、ゴム製のプラグキャップ51を取り付けるキャップ取付部212に、充填用樹脂15を充填してなる環状空間214が形成してある。そして、環状空間214における高電圧側端部215は、外周装着部513における低電圧側端部515よりも高電圧側D1に位置している。
これにより、図2に示すごとく、高電圧端子52からプラグホール81への漏電を防止するための絶縁距離(沿面距離)Xは、高電圧端子52から、充填用樹脂15を充填した環状空間214の内周側を高電圧側D1に向けて辿り、充填用樹脂15を充填した環状空間214の高電圧側端部215を回って若干低電圧側D2に向けて辿った後、プラグキャップ51の低電圧側端部515までの距離となる。
それ故、本例のスティックタイプの点火コイル1によれば、高電圧端子52からプラグホール81への漏電を防止するための絶縁距離Xを十分に確保することができる。そして、高電圧端子52における高電圧電流が、プラグホール81へ漏電してしまうことを効果的に防止することができ、点火コイル1における耐電圧を向上させることができる。
なお、図示は省略するが、上記キャップ取付部212は、コイルケース33から延長形成することもできる。また、この場合には、キャップ取付部212は、コイルケース33を一体成形することができ、あるいはコイルケース33とは別体に成形したものをコイルケース33と連結させることもできる。
(実施例2)
本例は、図3に示すごとく、上記実施例1に示した高電圧端子52とは形状が異なる高電圧端子52Aを備えた点火コイル1Aについて、高電圧端子52Aからプラグホール81への漏電を防止するための工夫を行った例である。
本例の高電圧端子52Aは、二次コイル22の高電圧側巻線端部225を接続する端子接続部521と、この端子接続部521から円筒形状に延長形成した端子円筒部522とを有している。端子接続部521は、二次スプール221における端子取付部222内に配置してある。本例のキャップ取付部212は、プラグキャップ51の外周装着部513を装着するための取付本体部212Bと、この取付本体部212Bの内周側に形成し高電圧端子52Aの端子円筒部522における内周面を保持する保持部213Aとを有している。
また、同図に示すごとく、キャップ取付部212内において環状空間214の内周側には、高電圧端子52Aの端子円筒部522における外周面に対向して内周側空間216が形成してある。この内周側空間216は、高電圧端子52Aの端子円筒部522の全周との間に環状の空間を形成してなる。そして、内周側空間216には、点火コイル内における間隙及び環状空間214から連続して充填用樹脂15が充填してある。
また、充填用樹脂15を充填した環状空間214における高電圧側端部215は、充填用樹脂15を充填した内周側空間216における高電圧側端部217よりも高電圧側D1に位置している。
本例においては、高電圧端子52Aの外周側に、充填用樹脂15を充填してなる内周側空間216と環状空間214とが存在し、高電圧端子52Aからプラグホール81への漏電を効果的に防止することができる。
本例の点火コイル1Aにおいても、その他の構成は上記実施例1と同様であり、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
実施例1における、点火コイルを示す断面説明図。 実施例1における、点火コイルのプラグ装着部の周辺を示す断面説明図。 実施例2における、点火コイルのプラグ装着部の周辺を示す断面説明図。
符号の説明
1 点火コイル
11 コイル本体部
12 プラグ装着部
15 充填用樹脂
21 一次コイル
211 一次スプール
212 キャップ取付部
212A、B 取付本体部
213、213A 保持部
214 環状空間
215 高電圧側端部
216 内周側空間
217 高電圧側端部
22 二次コイル
221 二次スプール
225 高電圧側巻線端部
31 中心コア
32 外周コア
33 コイルケース
51 プラグキャップ
511 嵌入口
513 外周装着部
515 低電圧側端部
52、52A 高電圧端子
521 端子接続部
522 端子円筒部
53 コイルスプリング
7 スパークプラグ
71 碍子部
72 端子部
8 シリンダヘッドカバー
81 プラグホール
D 軸方向
D1 高電圧側
D2 低電圧側
X 絶縁距離

Claims (4)

  1. 一次コイル及び二次コイルをコイルケース内に収容してなるコイル本体部と、該コイル本体部の高電圧側の端部に設けたプラグ装着部とを備え、上記コイルケース内における間隙を充填用樹脂によって充填してなると共に、上記プラグ装着部及び上記コイル本体部をエンジンのプラグホール内に挿入配置して用いる点火コイルにおいて、
    上記プラグ装着部は、上記一次コイルを構成するスプール又は上記コイルケースから延長形成した筒状のキャップ取付部に、スパークプラグにおける碍子部を嵌入するための嵌入口を備えたゴム製のプラグキャップを取り付けてなり、
    該プラグキャップにおける上記嵌入口内には、上記二次コイルの高電圧側巻線端部と導通させた高電圧端子と、該高電圧端子と上記スパークプラグにおける碍子部の先端に形成した端子部とを導通させるコイルスプリングとが配設してあり、
    上記プラグキャップは、上記キャップ取付部の外周に装着する筒状の外周装着部を有しており、
    上記キャップ取付部内には、上記コイルケース内における間隙と連通する環状空間が形成してあり、該環状空間には、上記充填用樹脂が充填してあり、
    上記環状空間における高電圧側端部は、上記外周装着部における低電圧側端部よりも高電圧側に位置していることを特徴とする点火コイル。
  2. 請求項1において、上記キャップ取付部は、上記外周装着部を装着するための取付本体部と、該取付本体部の内周側に形成し上記高電圧端子を外周から保持する保持部とを有しており、
    上記環状空間は、上記取付本体部と上記保持部との間に形成してあることを特徴とする点火コイル。
  3. 請求項1又は2において、上記環状空間における高電圧側端部と、上記外周装着部における低電圧側端部との軸方向距離は、0.8±0.4mmであることを特徴とする点火コイル。
  4. 請求項1において、上記高電圧端子は、上記二次コイルの高電圧側巻線端部を接続する端子接続部と、該端子接続部から円筒形状に延長形成した端子円筒部とを有しており、
    上記キャップ取付部は、上記外周装着部を装着するための取付本体部と、該取付本体部の内周側に形成し上記高電圧端子の上記端子円筒部における内周面を保持する保持部とを有しており、
    上記キャップ取付部内において上記環状空間の内周側には、上記高電圧端子の上記端子円筒部における外周面に対向して内周側空間が形成してあり、該内周側空間には、上記充填用樹脂が充填してあり、
    上記環状空間における高電圧側端部を、上記内周側空間における高電圧側端部よりも高電圧側に位置させたことを特徴とする点火コイル。
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