JP6977512B2 - 内燃機関用点火コイル - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の点火装置に用いられる内燃機関用点火コイルに関する。
内燃機関の点火装置は、点火コイルで発生させた高電圧を点火プラグに供給して、点火用火花を発生させている。一般に、点火コイルは、中心コアの周りに同心配置される1次コイル及び2次コイルと、1次コイル及び2次コイルの外側に配置される外周コアを備えて構成される。これら構成部品は、樹脂製のコイルケース内に収容され、エポキシ樹脂等の絶縁性樹脂により絶縁封止される。コイルケースには、点火プラグに接続するための高圧タワー部が突出形成される。
例えば、特許文献1に記載される点火コイルのコイルケースは、高圧タワー部を軸方向に貫通するタワー貫通穴が、1次コイル及び2次コイルの収容部内に開口し、開口端を閉鎖するように高圧カップが取り付けられる。タワー貫通穴内には、抵抗体及びコイルスプリングが収容されており、コイルスプリングの付勢力で抵抗体が高圧カップに当接することにより、高圧カップを介して、2次コイル側の高圧端子と導通する構成となっている。タワー貫通穴は、コイルスプリングが挿入される先端側が開口し、コイルスプリングが挿入されない状態において、抵抗体の抜けを防止して内部に保持するために、先端側へ向けて縮径するテーパ穴部が設けられる。
特開2016−92363号公報
上記構成の点火コイルを製造する場合には、高圧タワー部のタワー貫通穴に抵抗体を収容して、タワー貫通穴の開口端に高圧カップを取り付け、収容部内に1次コイル及び2次コイルの組付体等の構成部品を配置する。その後、コイルケース内の空間に樹脂を注入して硬化させることにより、コイルケース内に構成部品を封止する。ところが、樹脂注入時の真空脱気の過程で、タワー貫通穴に収容される抵抗体がテーパ穴部に嵌合し、挿入端側が塞がれると、タワー貫通穴内の空気が膨張して圧力が上昇し、高圧カップを押し上げることがある。それによって、高圧カップとタワー貫通穴の開口端との間に隙間が生じると、この隙間から、注入された樹脂がタワー貫通穴の内部に漏れ出るおそれがあった。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、樹脂封止工程におけるタワー貫通穴内の圧力上昇を抑制し、高圧カップの浮き上がりにより樹脂漏れ等の不具合が生じるのを抑制できる内燃機関用点火コイルを提供しようとするものである。
本発明の一態様は、一次コイル(11)及び二次コイル(12)と、
ケース本体(2)の内部に設けられ、上記一次コイル及び上記二次コイルを収容する収容部(21)と、ケース本体(2)の外部に突出し、基端側が上記収容部の底面(22)に接続される筒状の高圧タワー部(3)とを有するコイルケース(C)と、
上記高圧タワー部の筒内に形成されたタワー貫通穴(31)と、
上記タワー貫通穴内に移動可能に配置された円柱状の抵抗体(4)と、
上記高圧タワー部の基端側に取り付けられて、上記タワー貫通穴と上記収容部との連通を遮断すると共に、上記抵抗体と上記二次コイルに接続される高圧端子(13)とを導通させるための高圧カップ(5)と、
上記収容部内に充填される絶縁用樹脂(6)と、を備える、内燃機関用点火コイル(1)であって、
上記タワー貫通穴は、基端側部分(311)の内径が、上記抵抗体の最大外径部の外径よりも大きく、先端側部分(312)の内径が、上記抵抗体の最大外径部の外径以下になっており、かつ、
上記抵抗体が上記タワー貫通穴内の最先端位置にある状態において、上記基端側部分と上記先端側部分とを連通する通気孔(7)が設けられている、内燃機関用点火コイルにある。
上記構成において、抵抗体がタワー貫通穴の最先端側に位置する状態にあるとき、タワー貫通穴の基端側部分が面する空間と先端側部分が面する空間とが、通気孔を介して通気可能となる。これにより、コイルケースに絶縁用樹脂となる樹脂組成物を、例えば数百Pa程度の真空度で注入して樹脂封止する工程において、タワー貫通穴の基端側の空間から、通気孔を介して空気を逃がすことができる。したがって、タワー貫通穴の基端側の空間における圧力上昇を抑制することができるので、高圧カップの浮き上がりによる隙間の発生を防止して、注入した樹脂がタワー貫通穴内へ漏れるといった不具合を防止することができる。
以上のごとく、上記態様によれば、樹脂封止工程におけるタワー貫通穴内の圧力上昇を抑制し、高圧カップの浮き上がりにより樹脂漏れ等の不具合が生じるのを抑制できる内燃機関用点火コイルを提供することができる。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
実施形態1における、内燃機関用点火コイルの断面図。 実施形態1における、内燃機関用点火コイルの一部を拡大して示す断面図であり、コイルスプリングが組み付けられる状態を説明するための図。 実施形態1における、内燃機関用点火コイルの高圧タワー部の拡大断面図と、そのA−A断面矢視図、B−B断面矢視図及びC−C断面矢視図。 実施形態1における、内燃機関用点火コイルの高圧タワー部の内周側に形成される通気孔形状の変形例を示す横断面図。 実施形態1における、内燃機関用点火コイルの樹脂封止工程を説明するための工程図。 従来の内燃機関用点火コイルにおける、高圧タワー部に高圧カップが組み付けられた状態とその浮き上がりを説明するための断面図。 従来の内燃機関用点火コイルにおける、高圧タワー部への樹脂漏れを説明するための断面図。 実施形態1における、高圧タワー部の通気孔による作用効果を説明するための断面図。 実施形態1における、高圧タワー部の通気孔による作用効果を説明するための要部拡大断面図。 実施形態1における、点火コイルの断面図と、高圧タワー部のC−C断面矢視図及びコイルケースのD矢視図。 実施形態1における、高圧タワー部の各部と材料強度の関係を比較して示す柱状グラフ図。 実施形態1における、高圧タワー部の肉薄部がウエルド部の位置に設定された場合の応力との関係を比較して示す柱状グラフ図。 実施形態1における、高圧タワー部の肉厚部がウエルド部の位置に設定された場合の応力との関係を比較して示す柱状グラフ図。 実施形態2における、内燃機関用点火コイルの高圧タワー部の拡大断面図と、そのA−A断面矢視図及びC−C断面矢視図。 実施形態2における、通気孔となる切欠部が形成された抵抗体の正面図及び平面図。 実施形態2における、高圧タワー部の通気孔による作用効果を説明するための要部拡大断面図。 実施形態2における、高圧タワー部の通気孔を形成する抵抗体形状の変形例を示す横断面図。 実施形態1、2における、点火コイルの製造工程における減圧時間と高圧カップの浮き上がりが発生する領域との関係を示す図。
(実施形態1)
内燃機関用点火コイルに係る実施形態1について、図1〜図13を参照して説明する。
図1〜図3に示すように、本形態における内燃機関用点火コイル(以下、点火コイルと略称する)1は、一次コイル11及び二次コイル12と、ケース本体2の内部に設けられる収容部21とケース本体2の外部に突出する筒状の高圧タワー部3とを有するコイルケースCと、高圧タワー部3の筒内に形成されたタワー貫通穴31と、タワー貫通穴31内に移動可能に配置された円柱状の抵抗体4と、高圧カップ5と、収容部21内に充填される絶縁用樹脂6と、を備えている。
コイルケースCは、ケース本体2の収容部21に、一次コイル11及び二次コイル12を収容している。高圧タワー部3は、基端側が収容部21の底面22に接続するように、ケース本体2に設けられる。高圧カップ5は、高圧タワー部3の基端側に取り付けられて、タワー貫通穴31と収容部21との連通を遮断すると共に、抵抗体4と二次コイル12に接続される高圧端子13とを導通させるためのものである。
タワー貫通穴31は、基端側部分311の内径が、抵抗体4の最大外径部の外径よりも大きく、先端側部分312の内径が、抵抗体4の最大外径部の外径以下になっている。また、タワー貫通穴31には、抵抗体4がタワー貫通穴31内の最先端位置にある状態において、基端側部分311と先端側部分312とを連通する通気孔7が設けられる。タワー貫通穴31の詳細構成については、後述する。
図1に全体構成を示す点火コイル1は、例えば、内燃機関としての自動車エンジンに用いられて、点火プラグに点火用の高電圧を供給する。点火コイル1は、図示しないエンジンのシリンダヘッドに設けられるプラグホールに取り付けられる。コイルケースCは、プラグホールの外部に配置されるケース本体2と、プラグホール内において点火プラグに接続される高圧タワー部3を有する。ケース本体2は、頂面が開口する矩形容器状に形成されて、その内部を収容部21とし、筒状体からなる高圧タワー部3は、ケース本体2と一体的に設けられて、収容部21と反対方向に突出している。
ケース本体2の収容部21には、一次コイル12及び二次コイル12が、底面22と平行な方向を軸方向として、内外周に重なるように同心状に配置されている。一次コイル12及び二次コイル12の内周側には中心コア14が配置され、一次コイル21及び二次コイル22の外周側には外周コア15が配置されて、コイルユニットUを形成している。一次コイル12は、樹脂製の一次スプール111の外周に巻回されており、二次コイル22は、樹脂製の二次スプール121の外周に巻回されている。二次スプール121には、二次コイル12の高圧巻線端部122に接続された高圧端子13が設けられており、高圧端子13は、高圧カップ5に接触している。中心コア14及び外周コア15は、軟磁性材料から構成されており、中心コア14及び外周コア15によって、磁束を通過させるための閉磁路が形成される。
収容部21には、コイルユニットUの側方に、一次コイル12への通電及び通電の遮断を行うためのスイッチング素子を有するイグナイタ16が配置されている。また、収容部21内に形成される空間には、絶縁用樹脂6が充填されて、コイルユニットU等を絶縁封止している。絶縁用樹脂6としては、例えば、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂が用いられる。
収容部21の底面22は、コイルユニットUに対向する一部が凹陥しており、この凹陥する底部中央に、高圧タワー部3が接続されている。高圧タワー部3は、図中の上下方向を軸方向Xとする筒状体にて形成され、一次コイル12及び二次コイル12の軸方向と直交する方向に延びている。ケース本体2及び高圧タワー部3を含むコイルケースCは、例えば、PBT(すなわち、ポリブチレンテレフタレート)等の絶縁性樹脂からなる。
図2に示すように、コイルケースCの高圧タワー部3は、両端が開口する筒内をタワー貫通穴31としている。タワー貫通穴31は、軸方向Xにおける先端側部分312(すなわち、図中の下端側部分)が、外部に開口し、基端側部分311(すなわち、図中の上端側部分)が、収容部21の底面22に開口している。収容部21との接続部32において、高圧タワー部3は、二重筒状に形成されており、その内側に位置する内側筒部33が、収容部21内に突出して、高圧カップ5の取付部となっている。
高圧カップ5は、中央部が凹陥する円盤部51とその外周側の円筒部52とからなる。高圧カップ5は、収容部21内において、高圧タワー部3の内側筒部33に基端側から覆着されて、タワー貫通穴31を閉鎖している。円盤部51は、凹陥する中央部がタワー貫通穴31内に位置して、抵抗体4との当接部53を形成し、その外周縁部から立ち上がり円筒部52に接続される環状凸部が、高圧端子13との当接部54を形成している。高圧カップ5は、例えばFe系、Cu系、Al系の金属板材をプレス成形して、所定のカップ状に形成されている。
タワー貫通穴31には、先端側部分312に、コイルスプリング17が挿入されるようになっており、抵抗体4を基端側へ押し上げて、高圧カップ5の当接部53に押圧させる。これにより、高圧カップ5を介して、抵抗体4と高圧端子13とが電気的に導通する。
抵抗体4は、導電性セラミックスや巻線からなる成形体で、外径が一定の円柱状となるように形成されている。抵抗体4の軸方向Xの両端部には、それぞれ、抵抗体4の導通性を確保するための導通キャップ41が嵌着されている。導通キャップ41の外径は一定であり、抵抗体4の最大外径部は、導通キャップ41が設けられた両端部となる。導通キャップ41は、例えばFe系、Cu系、Al系の金属板材をプレス成形して、所定のカップ状に形成される。
タワー貫通穴31には、基端側から先端側に向かうに連れて縮径するテーパ穴部341が形成されている。タワー貫通穴31の先端側の開口部及び基端側の開口部には、面取り部342が形成されており、タワー貫通穴31は、面取り部342を除く全体が、テーパ穴部341によって形成される。タワー貫通穴31の基端側部分311は、テーパ穴部341の基端側部分によって形成されており、タワー貫通穴31の先端側部分312は、テーパ穴部341の先端側部分によって形成されている。
このとき、図3の左上図に示すように、タワー貫通穴31(すなわち、テーパ穴部341)は、基端側部分311の内径dt1が、抵抗体4の最大外径部の外径Drよりも大きくなっている。また、タワー貫通穴31の先端側部分312の内径dt2は、コイルスプリング17の基端側部分の外径Ds(例えば、図2参照)よりも大きく、かつ抵抗体4の最大外径部の外径Drよりも小さくなっている。
これら外径の大小関係は、以下のようになる。
Ds<dt2<Dr<dt1
これにより、抵抗体4は、タワー貫通穴31の内部に収容されて、テーパ穴部341との間に隙間を形成し、コイルスプリング17が挿入されることで、軸方向Xに移動可能となっている。また、コイルスプリング17がタワー貫通穴31から抜き出された状態において、図3の右上図に示すように、タワー貫通穴31の先端側部分312によって、抵抗体4の最大外径部が受け止められて、先端側への抜けが防止される。
図3の左上図において、タワー貫通穴31には、さらに、抵抗体4が最先端側(すなわち、最下端側)の位置にある状態で、基端側部分311と先端側部分312とを、通気可能に連通する通気孔7が設けられている。本形態では、通気孔7は、タワー貫通穴31となるテーパ穴部341の内周面に、軸方向Xに設けられた内周凹溝71(以下、凹溝と略称する)にて形成されており、凹溝71と抵抗体4の外周面との間に、通気孔7となる隙間を形成している。凹溝71は、例えば、抵抗体4の最大外径部となる先端側の導通キャップ41の側方において、軸方向Xの長さが、導通キャップ41の軸方向Xの長さよりも長くなるように形成される。すなわち、凹溝71の先端は、導通キャップ41の先端面42よりも先端側にあり、凹溝71の基端は、導通キャップ41の基端位置よりも基端側にある。
図3の左下図に示すように、具体的には、凹溝71は、タワー貫通穴31の内周面において、対向する2箇所に対称配置される。各凹溝71は、円弧状の輪郭線を有して抵抗体4の外周面と滑らかに接続しており、抵抗体4の外周面との間に形成される通気孔7は、三日月型の断面形状を有している。図3の右下図に示すように、導通キャップ41よりも基端側においては、抵抗体4の外径よりもテーパ穴部341の内径が大きくなっており、両者の間にタワー貫通穴31となる環状隙間が形成されている。
なお、凹溝71の形状や配置は、特に制限されるものではなく、適宜、変更することができる。例えば、凹溝71は円弧状の輪郭線を有している必要はなく、外周面の2箇所に、一定幅及び一定深さに対向形成してもよい。
あるいは、凹溝71は2箇所より多くてもよく、図4に変形例1〜3として示すように、タワー貫通穴31の内周面の3箇所、8箇所、又は12箇所に、凹溝71が均等配置されるようにしてもよい。いずれの場合も、隣り合う凹溝71間には、一定厚さの肉厚部35が形成され、タワー貫通穴31の内周側へ突出する複数の凸部によって、抵抗体4の保持可能となる。
図4に変形例4として示すように、凹溝71が、円弧状の輪郭線を有している場合において、周方向の幅をより大きくしてもよい。この場合は、タワー貫通穴31の内周形状が、全体に楕円形状となり、楕円の短径部に、抵抗体4の最大径部が当接する。または変形例5として示すように、凹溝71が、半円弧状の輪郭線を有し、通気孔7が半円型の断面形状となるようにしてもよい。
このような凹溝71の形状や大きさは、必要な通気量や材料強度が得られる範囲で、適宜選択することができる。
上記構成の点火コイル1は、タワー貫通穴31のテーパ穴部41により抵抗体4が保持されるので、コイルスプリング17の組付前の状態においても、抵抗体4がタワー貫通穴31から脱落することがない。また、抵抗体4がタワー貫通穴31の先端側に位置し、導通キャップ41がテーパ穴部341の内周面に当接する状態においても、通気孔7を介して通気可能となる。これにより、点火コイル1の製造工程の1つである絶縁封止工程において、高圧カップ5の浮き上がりやそれに伴う不具合を防止することができる。これについて、次に説明する。
図5に示す絶縁封止工程は、図示しない真空引き装置や予熱装置、樹脂注入装置を備える成形用装置を用いて行うことができる。
(1)の工程に先立ち、予め型成形により、所定形状に成形されたケース本体2と高圧タワー部3とを組付けたコイルケースCを用意すると共に、コイルユニットUを組み立て、ケース本体2に設けた収容部21の所定位置に配置する。
(1)の工程においては、コイルユニットUを収容したコイルケースCを、真空引き装置内に収容し、真空引きを行って、コイルケースCの内部を真空脱気する(例えば、数百Pa程度)。
次いで、(2)の工程において、減圧状態で、コイルケースCの上方に配置された樹脂注入装置の注入口10から、コイルケースCの収容部21内に、絶縁用樹脂6を形成するための樹脂組成物60を注入し、コイルユニットUの構成部材間及び周囲に充填する。
さらに、(3)の工程において、注入した樹脂組成物60を、例えば加熱硬化させることで絶縁用樹脂6とし、コイルユニットUを樹脂封止することができる。
ここで、比較のために図6に示すように、高圧タワー部3が通気孔7を有しない従来構成の点火コイル100では、抵抗体4は、高圧タワー内空間101を移動可能な遊嵌された状態にある。ところが、何らかの理由で抵抗体4の最大径部が、高圧タワー内空間101の小径部に嵌合して動きが拘束されることがある。その場合、(1)の工程において、高圧タワー内空間101が、高圧カップ5と抵抗体4とで塞がれることにより、高圧タワー内空間101が大気圧(すなわち、1013hPa)に維持される。そのため、減圧した周囲空間との差圧によって、高圧タワー内空間101の大気が膨張することになる。
この膨張により高圧カップ5を押し上げる力F(例えば、図6左図参照)が発生し、高圧カップの浮きが生じる(例えば、図6右図参照)。そのため、図7に示すように、(2)の工程において注入される樹脂組成物60が、この隙間を通じて高圧タワー内空間101へ漏れるおそれがある。
これに対して、図8に示すように、本形態の点火コイル1は、タワー貫通穴31に設けた通気孔7によって、抵抗体4がタワー貫通穴31の最先端側に位置する状態においても、タワー貫通穴31の基端側の空間と先端側の空間とが、通気可能となっている。すなわち、(1)の工程における真空引きに際して、図9に示すように、通気孔7によって、抵抗体4の導通キャップ41の先端面42とタワー貫通穴31との間に形成されるクリアランスδから、タワー貫通穴31の基端側の空気を逃がすことができる。
したがって、高圧カップ5を押し上げる力Fが生じず、高圧カップ5の浮き上がりを防止できる。その結果、高圧カップ5と高圧タワー部3の内側筒部33との間に隙間が生じず、(2)の工程において注入される樹脂組成物60が漏れるおそれもない。
なお、本形態では、真空引きを採用した場合について説明したが、加圧含浸を採用した場合においても、同様の効果を得ることができる。この場合は、加圧状態から常圧に戻したときに、タワー貫通穴31の内部に閉じ込められた加圧気体によって、高圧カップ5を押し上げる力Fが生じるのを抑制することができる。
図10上図に、コイルケースCの一例を、収容部21に何も収容されていない状態にて示すように、コイルケースCは、例えば、熱可塑性樹脂の射出成形により成形される際に生じる、ウエルド部Wを有する。ウエルド部Wは、ゲートG位置から樹脂材料が分岐して流れた後、合流することにより(例えば、図10のD矢視図中に矢印で示す)、ライン状に生じるもので、他の部位よりも強度が低下しやすい。
そのため、好適には、図10下図に示す高圧タワー部3においても、このウエルド部W(例えば、図10のC−C断面図中に示す)を避けて、通気孔7を配置することが望ましい。本形態では、対向する2箇所に通気孔7を有し、通気孔7となる2箇所の凹溝71の間に、一定厚さの肉厚部35が対向して形成される。そこで、例えば、対向する2箇所の肉厚部35を、径方向に通過するようにウエルド部Wが配置するのがよい。
図11に示すように、例えば、樹脂材料としてPBTを用いた場合、ウエルド部Wを除く通常部位の材料強度(例えば、130MPa)に対して、ウエルド部Wの材料強度(例えば、90MPa)は、30%程度低下する。この場合、図12に示すように、通気孔7となる凹溝71が形成された薄肉の部位(すなわち、図中の肉薄部)にウエルド部Wが設定されると、肉厚部35における応力(例えば、80MPa)が、通常部位の材料強度に基づく許容応力(すなわち、130MPa)よりも十分低くなる。一方で、凹溝71が形成された肉薄部における応力(例えば、100MPa)は、ウエルド部Wの材料強度に基づく許容応力(すなわち、90MPa)よりも高くなり、クラックKが生じるといった不具合のおそれがある。
これに対して、図13に示すように、肉厚部35の位置にウエルド部Wが設定されることで、肉厚部35における応力(例えば、80MPa)が、ウエルド部Wの材料強度に基づく許容応力(すなわち、90MPa)よりも低くなると共に、凹溝71が形成された肉薄部における応力(例えば、100MPa)が、通常の部位の材料強度に基づく許容応力(すなわち、130MPa)よりも低くなる。これにより、材料強度差が縮められて、クラックK等の不具合を防止する効果が得られる。
好適には、上述した図4の変形例1〜5の形状を採用した場合においても、凹溝71の形成部位を外れるようにウエルド部Wが配置されるのがよい。
(実施形態2)
次に、図14〜図17を参照して、実施形態2における点火コイル1について説明する。上記実施形態1では、タワー貫通穴31の内周面に設けた凹溝71にて通気孔7を形成したが、この構成に限るものではなく、本形態では、抵抗体4の形状を変更して通気孔7を形成している。高圧タワー部3以外の点火コイル1の基本構成は、上記実施形態1と同様であり、説明を省略する。
なお、実施形態2以降において用いた符号のうち、既出の実施形態において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、既出の実施形態におけるものと同様の構成要素等を表す。
図14上左図に示すように、高圧タワー部3は、軸方向Xに貫通するタワー貫通穴31にテーパ穴部341を有し、その内側に抵抗体4を収容している。本形態では、抵抗体4の先端部に嵌着される導通キャップ41の外周面に、軸方向Xに切欠部72が設けられて、テーパ穴部341との間に、通気孔7を形成している。切欠部72の軸方向Xの長さは、導通キャップ41の軸方向Xの長さと同じであり、通気孔7の先端及び基端位置は、導通キャップ41の先端及び基端位置と一致する。これにより、通気孔7は、抵抗体4が最先端側(すなわち、最下端側)の位置にある状態で、テーパ穴部341の基端側部分311と先端側部分312とを、通気可能に連通している。
図14下図に示すように、具体的には、切欠部72は、導通キャップ41の外周面において、対向する2箇所に対称配置される。各切欠部72は、直線状の輪郭線を有しており、テーパ穴部341の内周面との間に形成される通気孔7は、三日月型の断面形状を有している。2箇所の切欠部72の間には、一定厚さの肉厚部43が対向して形成され、切欠部72の周方向の幅は、肉厚部43の幅と同等程度となっている。
図14右上図にA−A断面を示すように、抵抗体4は、切欠部72が形成されない肉厚部43がテーパ穴部341に当接することにより保持されて、先端側への抜けが防止されている。
図15に示すように、抵抗体4は、基端側の導通キャップ41において、最大外径部となると共に、先端側の導通キャップ41において、切欠部72が形成されない肉厚部43の外径Drが、最大外径部となっている。外径Drと、図14に示すタワー貫通穴31の基端側部分311の内径dt1、先端側部分312の内径dt2、コイルスプリング17の基端側部分の外径Dsの大小関係は、実施形態1と同様であり、以下のようになる。
Ds<dt2<Dr<dt1
本形態においても、図16に示すように、抵抗体4がタワー貫通穴31の最先端側に位置する状態で、タワー貫通穴31の基端側の空間と先端側の空間とが、通気孔7を介して通気可能となっている。したがって、樹脂封止工程において、通気孔7によって形成されるクリアランスδから、タワー貫通穴31の基端側の空気を逃がすことができ、高圧カップ5の浮き上がりを抑制して、樹脂漏れ等の不具合を防止することができる。
また、通気孔7を形成するための導通キャップ41の形状や配置は、特に制限されるものではない。なお、抵抗体4は、必ずしも導通キャップ41を有している必要はなく、先端側の端部において抵抗体4の最外周面となる形状を変更することで、通気孔7を任意の形状に形成することができる。
例えば、図17に変形例6として示すように、切欠き部72に代えて、抵抗体4の外周面の2箇所に、一定幅及び一定深さの外周凹溝(以下、凹溝と略称する)73を対向形成してもよい。あるいは、変形例7〜9として示すように、2箇所より多い凹溝73を設け、例えば、導通キャップ41の外周面の3箇所、8箇所、又は12箇所に、凹溝73が均等配置されるようにしてもよい。これらの場合は、隣り合う凹溝73間に同数の肉厚部43が形成され、最大外径部となる肉厚部43においてタワー貫通穴31に保持される。
また、例えば、変形例10として示すように、対向する2箇所に切欠き部72を設けた場合において、切欠き部72の輪郭線を円弧状とし、また、周方向の幅を大きくしてもよい。この場合は、導通キャップ41の外周形状が、全体に楕円形状となり、楕円の長径部が、最大径部となる。または変形例11として示すように、導通キャップ41の外周縁の4箇所に、直線状の輪郭線を有する切欠き部72を形成し、全体が角を丸めた長方形状となるように構成してもよい。この場合は、長方形の対角線上に、最大径部となる肉厚部43が位置する。
上記実施形態1、2において、通気孔7の大きさは、樹脂封止工程の(1)の工程において真空引きを行う際に、高圧カップ5の浮き上がりが生じないように形成されていればよい。通気孔7の大きさは、好適には、最小断面積となる先端側のクリアランスδにおける断面積(以下、クリアランス断面積)Sが、通気孔7よりも基端側におけるタワー貫通穴31内空間の体積(以下、基端側タワー内体積)Vが、以下の式1に示す関係にあることが望ましい。
Figure 0006977512
図18は、樹脂封止工程における減圧時間(単位:秒)を変化させたときに、高圧カップ5の浮き上がりが発生しない領域(以下、カップ浮きが発生しない領域)Aと、そのために必要なクリアランス断面積Sと基端側タワー内体積Vの三乗根(すなわち、3√V)との関係を調べた結果である。クリアランス断面積Sは、複数の通気孔7のクリアランスδにおける合計の断面積であり、カップ浮きが発生しない領域Aは、高圧カップ5を押し上げる力Fが、高圧端子13によって押さえつける力F1未満となる領域である。通気孔7は、通気可能に設けられていればよく、軸方向Xの長さは、例えば、0.1mmないしそれ以上とすることができる。
図18に示されるように、通常の減圧時間の範囲(例えば、5秒以下)で、高圧カップ5の浮き上がりが発生しないためには、通気孔7の軸方向Xの長さを0.1mm以上としたとき、上記式1のように、S/3√Vが0.006(mm)以上となっていればよい。言い換えれば、基端側タワー内体積Vに対して、クリアランス断面積Sが、以下の式2を満たすように、通気孔7を形成することで、高圧カップ5の浮き上がりを防止することができる。
V≦(S/0.006)3(mm3)・・・(式2)
図18において、減圧時間が短くなるほど減圧速度が向上し、樹脂封止工程が短縮されるので、生産性が向上する。好適には、所望の減圧時間が短くなるほど、上記式1におけるS/3√Vが、0.006(mm)よりも大きくなり、カップ浮きが発生しない領域Aの範囲内となるように、通気孔7を設定することが望ましい。例えば、現状の減圧時間において、真空引きの際に樹脂の吹きこぼれが生じない最小時間である0.2秒程度であれば、S/3√Vが0.017(mm)以上とするのがよく、カップ浮きを抑制しつつ生産性を大きく向上させることができる。
本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の実施形態に適用することが可能である。例えば、上記各実施形態では、点火コイルを自動車用エンジンに適用した例として説明したが、自動車用エンジンに限らず、コージェネレーションシステム用のガスエンジン等、任意の内燃機関に使用することができる。
C コイルケース
1 内燃機関用点火コイル
13 高圧端子
2 ケース本体
3 高圧タワー部
31 タワー貫通穴
4 抵抗体
5 高圧カップ
6 絶縁用樹脂
7 通気孔

Claims (6)

  1. 一次コイル(11)及び二次コイル(12)と、
    ケース本体(2)の内部に設けられ、上記一次コイル及び上記二次コイルを収容する収容部(21)と、ケース本体(2)の外部に突出し、基端側が上記収容部の底面(22)に接続される筒状の高圧タワー部(3)とを有するコイルケース(C)と、
    上記高圧タワー部の筒内に形成されたタワー貫通穴(31)と、
    上記タワー貫通穴内に移動可能に配置された円柱状の抵抗体(4)と、
    上記高圧タワー部の基端側に取り付けられて、上記タワー貫通穴と上記収容部との連通を遮断すると共に、上記抵抗体と上記二次コイルに接続される高圧端子(13)とを導通させるための高圧カップ(5)と、
    上記収容部内に充填される絶縁用樹脂(6)と、を備える内燃機関用点火コイル(1)であって、
    上記タワー貫通穴は、基端側部分(311)の内径が、上記抵抗体の最大外径部の外径よりも大きく、先端側部分(312)の内径が、上記抵抗体の最大外径部の外径以下になっており、かつ、
    上記抵抗体が上記タワー貫通穴内の最先端位置にある状態において、上記基端側部分と上記先端側部分とを連通する通気孔(7)が設けられている、内燃機関用点火コイル。
  2. 上記通気孔は、上記タワー貫通穴の内周面に、軸方向(X)に設けられた内周凹溝(71)にて形成される、請求項1に記載の内燃機関用点火コイル。
  3. 上記通気孔は、上記タワー貫通穴の内周面の2箇所以上に設けられる、請求項2に記載の内燃機関用点火コイル。
  4. 上記通気孔は、上記抵抗体の外周面に、軸方向(X)に設けられた切欠部(72)又は外周凹溝(73)にて形成される、請求項1に記載の内燃機関用点火コイル。
  5. 上記通気孔は、上記抵抗体の外周面の2箇所以上に設けられる、請求項4に記載の内燃機関用点火コイル。
  6. 上記通気孔は、上記タワー貫通穴の上記先端側部分への開口部における断面積Sと、上記タワー貫通穴の上記通気孔よりも基端側の空間の体積Vとが、下記式1の関係にある、請求項1〜5のいずれか1項に記載の内燃機関用点火コイル。
    Figure 0006977512
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