JP2016130858A - 写真撮影遊戯機、写真撮影遊戯方法及び制御プログラム - Google Patents

写真撮影遊戯機、写真撮影遊戯方法及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】カスタマイズされたコラージュ合成画像を生成できる、写真撮影遊戯機を提供す
る。
【解決手段】写真撮影遊戯機は、カメラとプリンタとを備える。写真撮影遊戯機内のCP
Uは、カメラを制御して、写真画像650を生成する。CPUはさらに、レイアウト画像
830を撮影用ディスプレイに表示し、被写体を含む写真画像820を生成する。CPU
103は、レイアウト画像830内の複数の配置領域801に配置する写真画像650の
選択を受け付け、選択に応じて配置領域801内に写真画像650を配置して、コラージ
ュ合成画像810を生成する。
【選択図】図11

Description

本発明は、写真撮影遊戯機に関し、さらに詳しくは、カメラ撮影に基づいて生成された
写真画像にプレイヤが落書きをした写真シールを自動的に生成する写真撮影遊戯機に関す
る。
写真撮影遊戯機は、カメラ撮影により生成された写真画像上にタッチペンで落書き画像
等の編集画像を入力し、写真画像と編集画像とを合成した合成画像をシール紙に印刷する
。シール紙は複数の区分に分けられ、各区分に1つの合成画像が印刷される。プレイヤは
、はさみやカッタを用いて各区分ごと(各合成画像ごと)に切り取り、写真シールを完成
する。このような写真撮影遊戯機は、ゲームセンタ等に設置され、主として女子中高生の
間で人気がある。
しかしながら、最近のプレイヤは、このような従来の写真シールに満足しなくなってき
ている。そのため、今までにない斬新な写真シールが求められる。
たとえば、特開2005−79898号公報(特許文献1)に開示された写真シール作
成装置は、撮影前にプレイヤの名前の登録を受け付け、登録された名前のスタンプ画像を
生成し、編集画像として利用できる。
特開2005−79898号公報 特願2010−184155号
本出願人は、特願2010−184155号(特許文献2)において、完成度の高い斬
新な画像を生成できる写真撮影遊戯機を提案する。特許文献2では、従来の写真シール用
の合成画像(以下、通常合成画像という)よりもサイズの大きい、コラージュ合成画像を
生成する。
プレイヤは、自分の嗜好が反映された写真シールを望む。したがって、コラージュ合成
画像も、プレイヤごとにカスタマイズ可能な方が好ましい。
本発明の目的は、カスタマイズされたコラージュ合成画像を生成できる、写真撮影遊戯
機を提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明による写真撮影遊戯機は、カメラとプリンタとを備える。写真撮影遊戯機は、第
1撮影制御手段と、決定手段と、ライブ映像表示手段と、第2撮影制御手段と、受付手段
と、編集手段と、第1生成手段と、第2生成手段と、印刷制御手段とを備える。第1撮影
制御手段は、カメラを制御して、通常合成画像用の複数の第1写真画像を生成する。決定
手段は、第1写真画像又は通常合成画像が配置される1又は複数の第1配置領域と、被写
体を含む第2写真画像が配置される第2配置領域と、背景画像と、を有するコラージュ合
成画像用のレイアウト画像を決定する。ライブ映像表示手段は、決定されたレイアウト画
像の第1配置領域に、第1写真画像を配置し、第2配置領域にカメラが撮影する被写体映
像を配置してレイアウト画像を表示する。第2撮影制御手段は、レイアウト画像が表示さ
れた後、カメラを制御して第2写真画像を生成する。受付手段は、レイアウト画像の第1
配置領域に第1写真画像を配置し、第2配置領域に第2写真画像を配置して表示し、第1
配置領域に配置される第1写真画像の選択を受け付ける。編集手段は、第1写真画像に対
応した編集画像の入力を受け付ける。第1生成手段は、第1写真画像と編集画像とを合成
して複数の通常合成画像を生成する。第2生成手段は、選択された第1写真画像、又は、
選択された第1写真画像に対応した通常合成画像を第1配置領域に配置したレイアウト画
像と、第2写真画像と、を合成してコラージュ合成画像を生成する。印刷制御手段は、プ
リンタを制御して、複数の通常合成画像と、コラージュ合成画像とを印刷用紙に印刷する
本発明による写真撮影遊戯機は、カスタマイズされた画像(コラージュ合成画像)を生
成できる。
好ましくは、受付手段は、選択表示手段と、選択手段と、配置手段とを備える。選択表
示手段は、複数の第1配置領域と、第2写真画像が予め配置された第2配置領域とを有す
るレイアウト画像と、複数の第1写真画像が表示される選択領域とを表示する。選択手段
は、選択領域に表示される複数の第1写真画像の中から第1配置領域に配置する第1写真
画像の選択を第1配置領域順に受け付ける。配置手段は、第1写真画像の選択を受け付け
るごとに、選択された第1写真画像を第1配置領域に配置して表示する。
この場合、第1配置領域順に、選択領域に表示された複数の第1写真画像の中から第1
写真画像が選択される。そのため、プレイヤは、第1配置領域に配置する第1写真画像を
選択領域から順次選択すれば足り、操作が容易で分かりやすい。
好ましくは、受付手段はさらに、第1選択し直し手段と、第1リセット手段とを備える
。第1選択し直し手段は、全ての第1配置領域に第1写真画像が配置された後、第1写真
画像の選択し直しを受け付ける。第1リセット手段は、第1選択し直し手段が選択し直し
を受け付けたとき、全ての第1配置領域に配置された第1写真画像の配置を解除する。
この場合、全ての第1配置領域に対応する第1写真画像が選択された後、プレイヤが気
に入らなければ、第1写真画像の配置を解除することができる。そのため、プレイヤは初
めから第1写真画像を選択できる。全ての第1配置領域の第1写真画像の選択を解除する
ことにより、プレイヤは、全ての配置領域の第1写真画像を最初から選択し直すことを容
易に理解できる。
好ましくは、受付手段はさらに、サンプル表示手段と、第2選択し直し手段と、第2リ
セット手段とを備える。サンプル表示手段は、第2配置領域に第2写真画像が予め配置さ
れ、かつ、第1配置領域に第1写真画像が予め配置されたレイアウト画像を表示する。第
2選択し直し手段は、レイアウト画像の第1写真画像の選択し直しを受け付ける。第2リ
セット手段は、第2選択し直し手段が選択し直しを受け付けたとき、全ての第1配置領域
に配置された第1写真画像の配置を解除する。
この場合、サンプルとして表示されるレイアウト画像をプレイヤが気に入れば、そのま
まコラージュ合成画像に利用できる。一方、レイアウト画像が気に入らなければ、プレイ
ヤは、レイアウト画像内の全ての配置領域の第1写真画像を最初から選択し直すことがで
きる。
好ましくは、受付手段は、選択表示手段と、選択手段と、配置手段とを備える。選択表
示手段は、第2配置領域に第2写真画像が配置されたレイアウト画像と、レイアウト画像
内の1又は複数の第1配置領域ごとの選択領域と、選択領域ごとに表示される複数の第1
写真画像とを表示する。選択手段は、各選択領域ごとに第1写真画像の選択を受け付ける
。配置手段は、各選択領域で選択された第1写真画像を、レイアウト画像内の対応する第
1配置領域に配置して表示する。
この場合、第1配置領域に配置する第1写真画像を、第1配置領域ごとに選択できる。
好ましくは、レイアウト画像はさらに、複数の文字画像からなる基準文字列画像が配置
された第3配置領域を備える。写真撮影遊戯機はさらに、文字列受付手段と、文字列画像
表示手段とを備える。文字列受付手段は、決定されたレイアウト画像の第1配置領域に、
選択された第1写真画像を配置し、第2配置領域に第2写真画像を配置して表示して、文
字列の入力を受け付ける。文字列画像表示手段は、基準文字列画像に代えて、入力された
文字列に対応する文字列画像を第3配置領域に配置して表示する。第2生成手段は、表示
された文字列画像を含むコラージュ合成画像を生成する。
この場合、レイアウト画像に予め配置された基準文字列画像に代えて、所望の文字列画
像をレイアウト画像に入力できる。
好ましくは、文字列画像表示手段は、文字列を構成する文字が入力されるごとに、入力
された文字に応じた文字画像を順次表示する。
この場合、入力された文字に対応する文字列画像が速やかにレイアウト画像に表示され
る。そのため、入力された文字が、レイアウト画像のデザインと合うか否かを速やかに判
断できる。
好ましくは、基準文字列画像は、第1基準文字列画像と第2基準文字列画像とを含む。
文字列受付手段は、第1及び第2受付手段を備える。第1受付手段は、第1文字列の入力
を受け付ける。第2受付手段は、第2文字列の入力を受け付ける。文字列画像表示手段は
、第1受付手段で第1文字列が受け付けられたとき、第1文字列に対応する第1文字列画
像を第1基準文字列画像に代えて表示し、第2受付手段で第2文字列が受け付けられたと
き、第2文字列に対応する第2文字列画像を第2基準文字列画像に代えて表示する。
文字列が入力されない場合、第1基準文字列画像又は第2基準文字列画像はレイアウト
画像に残る。したがって、文字列が入力されない場合であっても、第3配置領域には、基
準文字列画像が残るため、レイアウト画像のデザイン性が損なわれない。
好ましくは、文字列受付手段は、入力された文字列に対応した文字列画像内の文字数に
応じて、文字列画像の幅を調整して表示する。
この場合、入力された文字列に対応する文字列画像が第3配置領域からはみ出るのを抑
制できる。
好ましくは、レイアウト画像内の1又は複数の第1配置領域には、配置される第1写真
画像又は通常合成画像の画像処理方法が予め対応付けられ、第2生成手段はさらに、配置
される第1配置領域に応じて第1写真画像又は通常合成画像を画像処理してコラージュ合
成画像を生成する。
この場合、第1配置領域に指定された画像処理方法で、配置された第1写真画像が画像
処理される。
好ましくは、印刷制御手段はプリンタを制御して、第1辺及び第2辺からなる矩形状の
印刷用紙の第1辺の延びる方向に並んで配列される第1矩形領域及び第2矩形領域を有し
、第2矩形領域の第1辺方向の長さは、第1矩形領域よりも短い、レイアウトパターンに
応じて、複数の通常合成画像を第1矩形領域に印刷し、コラージュ合成画像を第2矩形領
域に印刷し、印刷用紙を前記矩形領域ごとに切断する。
この場合、コラージュ合成画像は、対応する第2矩形領域に印刷され、通常合成画像は
、第2矩形領域よりも大きい第1矩形領域に印刷される。そのため、複数の通常合成画像
をより多く、印刷できる。
好ましくは、印刷制御手段はプリンタを制御して、印刷用紙を第1辺の延びる方向に送
り出して、排出口で第2辺方向に印刷用紙を切断し、プリンタが印刷用紙を送り出すとき
、第2矩形領域が第1矩形領域よりも排出口側に配置されるように印刷する。
この場合、第2矩形領域を含む印刷用紙片は、第1矩形領域を含む印刷用紙片によりプ
リンタ外に押し出される。
本発明による写真撮影遊戯方法は、上述の写真撮影遊戯機を利用する。また、本発明に
よる制御プログラムは、上述の写真撮影遊戯機に搭載されるコンピュータで実行される。
図1は、本発明の実施の形態による写真撮影遊戯機の撮影ブース側から見た斜視図である。 図2は、図1に示す写真撮影遊戯機を編集ブース側から見た斜視図である。 図3は、図1に示す写真撮影遊戯機で提供される景品の一例を示す模式図である。 図4は、図1に示す写真撮影遊戯機の撮影ブース内に設置された撮影装置の斜視図である。 図5は、図1に示す写真撮影遊戯機の撮影装置と対向して配置される背面パネル周辺の構成を示す斜視図である。 図6は、図2に示す編集装置の斜視図である。 図7は、図6に示す編集装置の側面扉を開けた状態を示す斜視図である。 図8は、図7に示すプリンタの構成を示す模式図である。 図9は、図8に示す印刷用紙の斜視図である。 図10は、図1に示す写真撮影遊戯機の機能ブロック図である。 図11は、図1に示す写真撮影遊戯機で作製されるコラージュ合成画像の一例を示す模式図である。 図12は、図11と異なる他のコラージュ合成画像の一例を示す模式図である。 図13は、印刷画像を印刷された印刷用紙の一例を示す模式図である。 図14は、図13に示す印刷用紙が切断された状態を示す模式図である。 図15は、図14に示す印刷用紙がさらに切断された状態を示す模式図である。 図16は、図15に示す印刷用紙がさらに切断された状態を示す模式図である。 図17は、図13と異なる、他の印刷画像が印刷された印刷用紙の一例を示す模式図である。 図18は、図13に示す印刷画像の特徴を説明するための模式図である。 図19は、図1に示す写真撮影遊戯機で作製される合成画像の模式図である。 図20は、図1に示す写真撮影遊戯機の撮影処理を示すフロー図である。 図21は、図20の動作中に撮影装置のディスプレイに表示される画面例を示す模式図である。 図22は、図20の動作中に撮影装置のディスプレイに表示される他の画面例を示す模式図である。 図23は、図20中の撮影動作の詳細を示すフロー図である。 図24は、図20の動作中に撮影装置のディスプレイに表示される他の画面例を示す模式図である。 図25は、図1に示す写真撮影遊戯機のコラージュ合成画像用の写真画像を生成する動作処理の詳細を示すフロー図である。 図26は、図25の動作中に撮影装置のディスプレイに表示される画面例を示す模式図である。 図27は、図25の動作処理を説明するための模式図である。 図28は、図1に示す写真撮影遊戯機の編集処理の詳細を示すフロー図である。 図29は、図28の動作中に編集用ディスプレイに表示される画面例を示す模式図である。 図30は、図28の動作中の通常写真画像配置変換処理の詳細を示すフロー図である。 図31は、図30の動作中に編集用ディスプレイに表示される画面例を示す模式図である。 図32は、図28の動作中の文字列入力処理の詳細を示すフロー図である。 図33は、図32の動作中に編集用ディスプレイに表示される画面例を示す模式図である。 図34は、図32の動作を説明するための模式図である。 図35は、図32の動作を説明するための他の模式図である。 図36は、図32の動作を説明するための他の模式図である。 図37は、図32の動作を説明するための他の模式図である。 図38は、図33と異なる画面例を示す模式図である。 図39は、図28中の通常合成画像編集処理の詳細を示すフロー図である。 図40は、図39の動作中に編集用ディスプレイに表示される画面例を示す模式図である。 図41は、図39で作成される編集画像を表示する表示画面の一例を示す模式図である。 図42は、図41と異なる他の表示画面の一例を示す模式図である。 図43は、図28の動作中に編集用ディスプレイに表示される画面例を示す模式図である。 図44は、図43と異なる画面例を示す模式図である。 図45は、図28の動作中の印刷待機処理の詳細を示すフロー図である。 図46は、写真撮影遊戯機1の印刷処理を示すフロー図である。 図47は、第2の実施の形態における通常写真画像配置変換処理の詳細を示すフロー図である。 図48は、図47の動作中に編集用ディスプレイに表示される画面例を示す模式図である。 図49は、図48と異なる、編集用ディスプレイに表示される画面例を示す模式図である。 図50は、図48及び図49と異なる、編集用ディスプレイに表示される画面例を示す模式図である。 図51は、図48〜図50と異なる、編集用ディスプレイに表示される画面例を示す模式図である。 図52は、図48〜図51と異なる、編集用ディスプレイに表示される画面例を示す模式図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分に
は同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[第1の実施の形態]
[外観構成]
図1及び図2を参照して、写真撮影遊戯機1は、撮影を行う撮影ブース2と、撮影によ
り得られた写真画像の編集を行う2つの編集ブース3と、印刷用紙である写真シール紙の
印刷中にプレイヤが待機する印刷待機ブース5とに分かれる。撮影ブース2には、撮影装
置4が配置される。編集ブース3及び印刷待機ブース5には、編集装置8が配置される。
編集装置8は、筐体状の本体800を備え、本体800の正面及び背面にはそれぞれ画像
編集部80が設けられている。つまり、編集装置8は2つの画像編集部80を備える。各
画像編集部80は編集ブース3に属する。編集装置8の一方の側面は撮影装置4と隣接す
る。編集装置8の他方の側面には、景品を排出する景品払出装置70が取り付けられてい
る。景品は、図3に示すように、矩形の箱に収納されたつけまつげやつけ爪、綿棒セット
、指輪等のアクセサリ、化粧品等である。景品の種類は特に限定されない。さらに、所定
の店舗のクーポン券や、広告が記載された小冊子等を矩形の箱に収納して景品としてもよ
い。
図2を参照して、編集装置8の側面のうち、景品払出装置70が配置された側面にはさ
らに、排出口602が形成される。排出口602には、景品及び写真シール紙が排出され
る。景品払出装置70の正面700には、印刷待機部90が配置される。印刷待機部90
は、印刷待機ブース5に属する。
図1及び図2を参照して、撮影ブース2及び編集ブース3は、図示しないカーテン等に
より外部と区分されている。印刷待機ブース5にはカーテン等が設置されてもよいし、設
置されていなくてもよい。
[撮影ブース]
図1及び図2を参照して、撮影ブース2は、撮影筐体521と、撮影装置4とを備える
。撮影筐体521は、両側壁に開口522を有する。撮影の被写体となるプレイヤは、開
口522から、撮影ブース2内に出入り可能である。以下、開口522を「出入口」52
2という。撮影筐体521の正面内壁には、図4に示す撮影装置4が配設される。そして
、撮影筐体521の背面内壁には、図5に示す背面パネル6が配置される。背面パネル6
は、クロマキー合成用のパネルである。背面パネル6の代わりに、クロマキー合成用の1
又は複数のカーテンを設けてもよい。
図4を参照して、撮影装置4の正面の右下部分(出入口522近傍部分)には、コイン
を投入するためのコイン投入口31が設けられる。写真撮影遊戯機1を利用する場合、プ
レイヤは撮影ブース2に入って、コイン投入口31にコインを投入した後、撮影装置4に
向かって撮影操作を行う。撮影終了後、プレイヤは撮影筐体521を出て、写真撮影遊戯
機1が指定するどちらかの編集ブース3に移動する。そして、プレイヤは、編集装置8の
画像編集部80に向かって画像編集操作を行う。具体的には、フレーム、スタンプ、ペン
書きの文字や図形などの編集画像を入力する。
撮影装置4の正面中央にはカメラ10が設けられ、その下方には撮影用ディスプレイ1
1が設けられ、さらにそれらの周りには複数の照明装置9が設けられる。さらに、図5に
示すように、照明装置9は、撮影筐体521の天井や背面上方及び側方にも配置される。
要するに、複数の照明装置9は、撮影筐体521の前後上方から被写体を照射する。
カメラ10はプレイヤを被写体として撮影するもので、一般にデジタルカメラが用いら
れる。図4ではカメラ10は1台であるが、カメラ10は複数台設けられてもよいし、移
動や角度調節をできるようにされてもよい。本例では、カメラ10は移動及び角度を変更
できる。これにより、カメラ10は被写体のアップを撮影することができ、被写体の全身
を撮影することもできる。
撮影用ディスプレイ11は、自身が被写体となるプレイヤ用の確認モニタで、表示画面
が見やすいようにプレイヤに向けられている。撮影用ディスプレイ11は、カメラ10で
撮影されている映像を左右反転してライブ映像(動画)としてリアルタイムで表示する。
したがって、プレイヤは鏡のように映る自分の姿を見ながら撮影を行うことができる。さ
らに、その表示画面上には透明なタッチパネルが貼り付けられており、撮影用ディスプレ
イ11は、タッチパネルを介してプレイヤの入力操作を受け付ける。図4では、プレイヤ
は自分の指を用いて撮影用ディスプレイ11をタッチする。図4には図示していないが、
撮影用ディスプレイ11には、プレイヤによる種々の操作をタッチパネル上で入力するた
めのタッチペンが設けられてもよい。
撮影用ディスプレイ11はライブ映像の他、確認用の撮影済み画像を表示する(プレビ
ュー表示)。また、各種案内画面、操作ボタンなども表示する。本実施の形態では、撮影
用ディスプレイ11がライブ映像の表示及びプレイヤの入力操作の受け付けの両方を行う
が、ライブ映像を表示するディスプレイと、プレイヤの入力操作を受け付けたり、案内表
示をしたりするディスプレイとを別個に設けてもよい。
撮影用ディスプレイ11の下方には、誘導ランプ523L及び523Rが配置される。
上述のとおり、編集装置8は2つの画像編集部80を備える。誘導ランプ523L及び5
23Rは、撮影プレイを終了したプレイヤに対して、2つの画像編集部80のうち、画像
編集処理に利用する画像編集部80を指定する。具体的には、撮影装置4に向かって左側
の画像編集部80が利用される場合、誘導ランプ523Lが点灯する。撮影装置4に向か
って右側の画像編集部80が利用される場合、誘導ランプ523Rが点灯する。誘導ラン
プ523は、光源と、表示パネルとを備え、表示パネルには、「こっちで落書きしてね。
」等、プレイヤを誘導する案内が表示されている。
複数の照明装置9は、カメラ10の上下左右及び天井に設けられ、被写体を前方及び後
方から照明する。照明装置9はその内部に、蛍光灯などの常灯照明と、ストロボなどの閃
光照明(フラッシュ)とを有する。ストロボは、プレイヤから撮影の開始が指示され、カ
メラ10が撮影しているライブ映像を画像(静止画)として取り込む瞬間に発光し、被写
体を強く照明する。照明装置9は上記配置場所の他に、被写体の側方に設けられてもよい
図1に示すとおり、撮影筐体521の側壁外側上部には、案内装置500が配置される
。案内装置500は、「使用中」等の文字が描画された表示パネルを有する表示部503
(図10参照)を備える。プレイヤが撮影装置4を使用中である場合、表示パネルが案内
装置500内の光源に照らされ、撮影装置4が使用中である旨を表示する。これにより、
他のプレイヤは撮影装置4が現在使用中であることを知ることができる。また、案内装置
500は、スピーカ504(図10参照)を備える。
[編集ブース及び印刷待機ブース]
図2に示すとおり、編集ブース3及び印刷待機ブース5には、編集装置8が配置される
。図6を参照して、編集装置8の上部正面及び上部背面にはそれぞれ画像編集部80が配
置される。つまり、2つの画像編集部80は互いに背中合わせに配置される。編集装置8
の側面上部には景品払出装置70が取り付けられ、その正面700には印刷待機部90が
配置される。編集装置8の側面下部には、開閉可能な排出扉600が設けられており、図
7に示すとおり、その内部にプリンタ601が収納される。編集装置8の側面のうち、景
品払出装置70が取り付けられた側面と反対側の側面は、撮影装置4と隣接する。2つの
画像編集部80は編集ブース3に属し、印刷待機部90は印刷待機ブース5に属する。
[画像編集部]
各画像編集部80は、撮影装置4で得られた写真画像を編集するための装置である。画
像編集部80の正面中央には編集用ディスプレイ40が設けられる。編集用ディスプレイ
40は、撮影装置4で生成された複数の写真画像を表示する。さらに、編集用ディスプレ
イ40の表示画面上には透明なタッチパネルが貼り付けられており、タッチパネルを介し
てプレイヤの編集操作を受け付ける。編集用ディスプレイ40の両側には、ペン画像やス
タンプ画像といった編集画像をディスプレイ40で入力するためのタッチペン42が設け
られる。画像編集部80は、プレイヤの編集操作に応じて写真画像上に編集画像を入力す
る。本例ではタッチペン42が用いられるが、タッチペン42の代わりにプレイヤの指が
直接用いられてもよい。編集終了後、写真撮影遊戯機1は写真画像と編集画像とを合成し
、合成画像を生成する。
[排出扉周辺]
図6及び図7を参照して、排出扉600の内部には、プリンタ601が収納される。プ
リンタ601は、排出扉600を開くことで外部に取り出し可能である。プリンタ601
は、たとえば、USBケーブル等により後述するコンピュータ装置101(図10参照)
と接続されており、コンピュータ装置101からの命令に基づいて、画像編集部80で作
製された合成画像を印刷用紙であるシール紙に印刷する。そして、シール紙を所定の長さ
で切断する。プリンタ601は、内部にマイコン及び周知のカッタを備え、カッタにより
シール紙を切断する。
排出扉600の下部には、排出口602が設けられる。プリンタ601で印刷されたシ
ール紙は、排出口602に排出される。景品払出装置70は内部に複数の景品を格納する
。そして、景品を排出口602に排出する。景品払出装置70は、複数種類の景品を混在
して積層して収納し、最下層の景品から順次払い出してもよい。この場合、プレイヤがプ
レイするごとに景品の種類が異なる可能性が高くなり、嗜好性が増す。
景品払出装置70は、複数の景品の中からプレイヤが所望する景品の選択を受け付けて
、選択された景品を払い出してもよい。ただし、景品払出装置70内に景品が一種類しか
残っていない場合、景品払出装置70は、残っている景品を強制的に払い出してもよい。
[印刷待機部]
プレイヤが画像編集部80を用いて写真画像を編集した後、プレイヤは、印刷用紙が排
出口602から排出されるまで、印刷待機ブース5で待機する。印刷待機部90は、待機
中のプレイヤの携帯端末のメールアドレスを受け付けたり、印刷用紙が排出されるまでの
時間を使ってプレイヤにミニゲームを提供したりする。また、プリンタ601や景品払出
装置70に異常が生じたとき(たとえば、消耗品切れや故障等)、その旨を表示してプレ
イヤに案内する。印刷待機部90は景品払出装置70の正面700に設けられる。
印刷待機部90の正面中央には待機用ディスプレイ95が設けられる。待機用ディスプ
レイ95は、アドレス入力画面や、ミニゲーム画面等を表示する。待機用ディスプレイ9
5の画面上には透明なタッチパネルが貼り付けられており、待機用ディスプレイ95は、
タッチパネルを介してプレイヤの操作を受け付ける。待機用ディスプレイ95の両側には
、携帯電話機に代表される携帯端末のアドレス等を入力するためのタッチペン92が設け
られる。本例ではタッチペン92が用いられるが、タッチペン92の代わりにプレイヤの
指が直接用いられてもよい。
[プリンタ]
プリンタ601は、たとえばUSBケーブル等によりコンピュータ装置101と接続さ
れており、コンピュータ装置101からの命令に基づいて印刷を実行する。図8を参照し
て、プリンタ601は、シール紙SHが巻き取られている用紙ロール610と、用紙ロー
ル610から送り出されたシール紙SHを挟んで搬送する搬送ローラ611と、プラテン
ローラ612及びサーマルヘッド614と、インクリボン613と、カッタ615とを備
える。プリンタ601は、用紙ロール610からシール紙を送り出し、搬送ローラ611
で挟んでカッタ615方向に搬送する。そして、インクリボン613のインクをサーマル
ヘッド614で溶融し、プラテンローラ612との印字圧力でシール紙SHに付着させ、
シール紙SH上に合成画像を印刷する。印刷されたシール紙SHがカッタ615から長さ
L0だけ送り出されたとき、カッタ615がシール紙SHを切断し、写真シール紙が完成
する。完成した写真シール紙は、排出口602から排出される。
図9は、図8中の用紙ロール610の斜視図である。図9を参照して、用紙ロール61
0に巻き取られたシール紙SHの幅中央部に、用紙ロール610の周方向に延びるミシン
目C0が形成される。ミシン目C0は、一列に配列された複数のスリットで構成され、各
スリットの長さはたとえば、0.1〜0.5mm程度である。
[機能構成]
図10を参照して、写真撮影遊戯機1は、写真撮影遊戯機1全体を制御するコンピュー
タ装置101と、動作中のコンピュータ装置101からの指示を受け付けて、接続されて
いる各種装置を制御する制御基板102と、クロマキーキャプチャボード17とを備える
。これらは写真撮影遊戯機1の制御装置100として機能する。制御装置100は撮影装
置4に搭載されていてもよいし、編集装置8に搭載されていてもよい。
コンピュータ装置101は、CPU(Central Processing Unit)103と、本装置に所
定の処理を実行させるための制御プログラム、処理に必要なグラフィックデータ、音声デ
ータ、撮影された写真画像、あらかじめ用意された複数の背景画像、あらかじめ用意され
た複数のフレーム画像や複数のスタンプ画像等の編集画像等を記憶するハードディスクド
ライブ(以下HDDという)104、制御プログラムの一時的な作業領域となるメモリ1
05、インターネット等のネットワークを介して外部の端末と通信するための通信部10
6とを備える。
コンピュータ装置101は、撮影ブース2での撮影処理を実行する。具体的には、コン
ピュータ装置101は制御プログラムを実行し、撮影用ディスプレイ11に対する入力操
作に応じて、制御信号を制御基板102に送信する。また、コンピュータ装置101は、
カメラ10、撮影用ディスプレイ11、スピーカ450及び制御基板102と接続され、
それらを制御する。
撮影用ディスプレイ11には、タッチパネルが画面上に積層されている。タッチパネル
はプレイヤの指の接触を検知し、それに応じた指示信号をコンピュータ装置101に送信
する。撮影用ディスプレイ11は、コンピュータ装置101から送信された画像、具体的
には、カメラ10で撮像された写真画像、撮影のための案内、選択肢などを表示する。ス
ピーカ450は、コンピュータ装置101から与えられる指示信号に基づいて、撮影プレ
イのための操作方法などの案内やBGMなどを出力する。
クロマキーキャプチャボード17は、カメラ10で撮影されている映像を所定の時間間
隔(たとえば30フレーム/秒)でデジタルデータ(静止画像)として取り込み、取り込
んだ静止画像の中からクロマキー技術により被写体以外の領域を検出し、その検出した領
域に選択された所望の背景画像を合成する。コンピュータ装置101はさらに、必要に応
じて映像をトリミングする。具体的には、所定の時間間隔で取り込まれた静止画像の所定
の領域をトリミングして、トリミングされた画像を撮影用ディスプレイ11に順次表示す
る。
コンピュータ装置101はさらに、編集ブース3での画像編集処理を実行する。具体的
には、コンピュータ装置101は制御プログラムを実行し、編集用ディスプレイ40に対
するタッチペン42による入力操作に応じて、制御信号を制御基板102に送信する。コ
ンピュータ装置101は、プリンタ601及び編集用ディスプレイ40と接続され、それ
らを制御する。画像編集部80は2台設けられるので、編集用ディスプレイ40、タッチ
ペン42及びスピーカ46は2組設けられる。
編集用ディスプレイ40には、タッチパネルが画面上に積層されている。タッチパネル
はタッチペン42の接触を検知し、それに応じた指示信号をコンピュータ装置101に送
信する。編集用ディスプレイ40は、コンピュータ装置101から送信された編集画像を
写真画像上に重ねて表示する。スピーカ46は、編集ブース3に配備され、コンピュータ
装置101から与えられる指示信号に基づいて、編集プレイのための操作方法などの案内
やBGMなどを出力する。
コンピュータ装置101はさらに、通信部106により、インターネット等のネットワ
ークを介して図示しないサーバと通信する。そして、プレイヤの要求に応じて作製した合
成画像をプレイヤの携帯端末にサーバ経由で送信する。これにより、プレイヤは携帯端末
である携帯電話機に合成画像を取得できる。
コンピュータ装置101はさらに、印刷待機ブース5での印刷待機処理を実行する。具
体的には、コンピュータ装置101は、制御プログラムを実行し、待機用ディスプレイ9
5に対するタッチペン92の入力操作に応じて、制御信号を制御基板102に送信する。
コンピュータ装置101は、待機用ディスプレイ95及びスピーカ96と接続され、それ
らを制御する。待機用ディスプレイ95にはタッチパネルが画面上に積層されている。タ
ッチパネルはタッチペン92の接触を検知し、それに応じた指示信号をコンピュータ装置
101に送信する。待機用ディスプレイ95は、プリンタ601が印刷している間、アド
レス入力画面やミニゲームを表示する。スピーカ96は、コンピュータ装置101から与
えられる指示信号に基づいて、印刷待機時のアドレス入力やミニゲームの操作方法等の案
内やBGMなどを出力する。
写真撮影遊戯機1はさらに、非接触通信装置97を備える。非接触通信装置97はたと
えば、Felica(登録商標)や、Bluetooth(登録商標)を利用した通信装
置である。コンピュータ装置101は、プレイヤの要求に応じて作製された合成画像を取
得するのに必要なアクセス情報などを非接触通信装置97を介してプレイヤの携帯端末に
送信できる。なお、コンピュータ装置101は、非接触通信装置97を介して合成画像を
直接プレイヤの携帯端末に送信してもよい。
プリンタ601は図示しないマイコンを備える。コンピュータ装置101は、プリンタ
601のマイコンに対して印刷指示を送信し、印刷すべき合成画像を送信する。プリンタ
601のマイコンは、印刷すべき合成画像の受信を完了したとき、印刷指示に応じて印刷
を開始する。
コンピュータ装置101はさらに、制御基板102を介して景品払出装置70と接続さ
れる。景品払出装置70は、払出機構704と、払出機構704を制御するマイコン70
7とを備える。コンピュータ装置101は、マイコン707を介して払出機構704を制
御する。つまり、コンピュータ装置101は、景品の排出タイミングを制御する。
コンピュータ装置101はさらに、制御基板102を介して案内装置500内の表示部
503及びスピーカ504と接続される。コンピュータ装置101は、撮影装置4の撮影
処理における動作に応じて、スピーカ504から音声を出力する。
制御基板102は、コンピュータ装置101の他に、ストロボ制御部110、ストロボ
15、蛍光灯14、サービスパネル113及びコイン制御部112に接続される。ストロ
ボ制御部110はカメラ10に接続され、カメラ10のシャッタタイミングに応じて発光
するようにストロボ15を制御する。
[動作概要]
[コラージュ合成画像]
本実施の形態による写真撮影遊戯機1は、従来のように、1つの合成画像を1つの単位
とした写真シールではなく、新たな合成画像が印刷された写真シールを提供する。以下、
この新たな合成画像を、「コラージュ合成画像」という。
コラージュ合成画像の一例を図11に示す。コラージュ合成画像810は、たとえば、
印刷用紙であるシール紙に印刷される。コラージュ合成画像810は、複数の通常写真画
像650を含む。つまり、複数の通常写真画像650が1つのコラージュ合成画像810
のデザインの一部を構成する。コラージュ合成画像810はさらに、コラージュ合成画像
専用の写真画像820を含む。図11に示される写真画像820は、被写体の膝より上の
部分が表示された写真画像である。
コラージュ合成画像810はさらに、レイアウト画像830を含む。レイアウト画像8
30は、コラージュ合成画像の背景画像840と、複数の編集画像SIと、文字列画像8
35とを含む。レイアウト画像830はさらに、通常写真画像650が配置される複数の
配置領域801A〜801Cと、写真画像820が配置される配置領域802と、文字列
画像835が配置される配置領域803とを含む。
複数の編集画像SIはいわゆる落書き画像(装飾画像)であり、レイアウト画像830
ごとにデザイン、配置領域が予め決められた画像である。編集画像SIは通常写真画像6
50の前景画像である。編集画像SIは配置されなくてもよい。
本実施の形態では、コラージュ合成画像810が印刷された写真シールは、名刺サイズ
程度の大きさを有する。コラージュ合成画像810は矩形状であり、そのアスペクト比(
長辺/短辺)は、たとえば、16/10程度である。コラージュ合成画像810のアスペ
クト比は、正方形状の通常写真画像650のアスペクト比よりも大きい。コラージュ合成
画像810が印刷された写真シールのサイズは、たとえば、48mm×76mm程度であ
る。したがって、コラージュ合成画像810は、通常写真画像650よりも大きい画像サ
イズを有する。アスペクト比が16/10程度である場合、コラージュ合成画像のアスペ
クト比を維持したまま、携帯電話機のディスプレイ画面に表示できる。つまり、コラージ
ュ合成画像のアスペクト比を変更することなく、携帯電話機の待ち受け画像に利用できる
。そのため、コラージュ合成画像の写真シール紙を見れば、携帯電話機の待ち受け画像を
イメージできる。また、コラージュ合成画像は、ブログ掲載用画像としても利用できる。
以上のとおり、コラージュ合成画像810は、通常の写真シール用の複数の通常写真画
像650と、コラージュ合成画像810用に撮影、生成される写真画像820と、背景画
像840と、編集画像SIと、文字列画像835とを備える。コラージュ合成画像810
は、このような複雑なデザインの画像を有するため、従来の写真シールと異なる斬新なイ
メージを有する。さらに、写真画像820は、コラージュ合成画像専用の写真画像である
ため、コラージュ合成画像810に写真画像820を配置することにより、コラージュ合
成画像全体の統一性、デザイン性が増し、完成度の高い写真シールになる。
さらに、編集画像SI及び文字列画像835は、背景画像840に対応して予め設定さ
れたデザインを有する。そのため、レイアウト画像全体のデザイン性は統一されており、
コラージュ合成画像全体の完成度が高くなる。
写真撮影遊戯機1は、プレイヤに対して、通常写真画像650に基づいて作製される通
常合成画像の写真シールとともに、上述のコラージュ合成画像810の写真シールを提供
する。
写真撮影遊戯機1はさらに、コラージュ合成画像810内の配置領域801A〜801
Cに配置される通常写真画像650を、プレイヤに自由に選択させる。したがって、プレ
イヤは、自分の嗜好に応じて、各配置領域801A〜801Cに適した通常写真画像65
0を配置できる。
写真撮影遊戯機1はさらに、コラージュ合成画像810内の配置領域803に、プレイ
ヤの好みの文字列の入力を受け付ける。たとえば、図11では、被写体となっている2人
のプレイヤ各々の名前に関する文字列画像「CHINATSU」、「NATSUKO」が
表示されている。このように、プレイヤは、プレイヤ自身の名前や好みの文字フレーズ(
たとえば、「だいすき」、「ともだち」)等の文字列画像835をコラージュ合成画像8
10に含めることができる。入力された文字列は、レイアウト画像に合うデザインの文字
列画像835に変換され、配置領域803に描画される。そのため、コラージュ合成画像
全体のデザイン性を維持しつつ、かつ、プレイヤによりカスタマイズされたオリジナルな
コラージュ合成画像810が作成される。
なお、図11に示すコラージュ合成画像810は縦長であるが、コラージュ合成画像8
10は、図12に示すように、横長であってもよい。
上述のとおり、写真撮影遊戯機1は、プレイヤの嗜好に応じてカスタマイズされたコラ
ージュ合成画像810を提供することができる。このように完成度の高いコラージュ合成
画像810を、所定のプレイ時間で作成するため、写真撮影遊戯機1は、撮影時に、プレ
イヤがコラージュ合成画像810の完成イメージを想定でき、かつ、写真撮影遊戯機1の
回転率を従来通り維持できるように、工夫している。
[印刷用紙]
図13を参照して、印刷用紙であるシール紙850は、図9に示すシール紙SHが第1
辺1Sの延びる方向に所定長さS0(=S1+S2)で切断されたものである。シール紙
850は、1プレイ分で得られるサイズである。シール紙850には、第2辺2Sの中央
に直線状に延びるミシン目C0が形成されている。ミシン目C0は、図9で示すとおり、
シール紙SH自体に予め形成されている。シール紙850のサイズはたとえば、124m
m×152mm程度である。
シール紙850には、2つの矩形領域(図中二点鎖線で囲まれた領域)851及び85
2が配置される。矩形領域851及び852は矩形状であり、シール紙850の第1辺1
Sの延在方向に並んで配列される。換言すれば、矩形領域851及び852は、ミシン目
C0の延在方向に並んで配列される。したがって、各矩形領域851及び852の中央に
は、ミシン目C0が配置される。
矩形領域851は、矩形領域852よりも大きいサイズを有する。具体的には、第1辺
1Sの延在方向における矩形領域851の長さS1は、矩形領域852の長さS2よりも
長い。
各矩形領域851及び852はさらに、ミシン目C0により2つの矩形領域851L及
び851R、852L及び852Rに区分される。各矩形領域851L及び851Rには
、従来の通常写真シール用の複数の通常合成画像CIが所定のレイアウトで配置されてい
る。一方、矩形領域852L及び852Rには、図11に示したコラージュ合成画像81
0が配置されている。
要するに、矩形領域851には、複数の通常合成画像CIが所定のレイアウトで印刷さ
れ、矩形領域852には、2枚のコラージュ合成画像810が並んで印刷される。
シール紙850はさらに、プリンタ601により、ラインC1(図13中の一点鎖線)
に沿って2つに切断される。要するに、シール紙850は、図14に示すように、矩形領
域851と、矩形領域852とに切断され、排出口602に排出される。
上述のとおり、ラインC1で切断された矩形領域851及び852の中央には、ミシン
目C0が形成されている。したがって、図15に示すように、矩形領域851をミシン目
C0に沿って切り分ければ、ハサミやカッタを用いることなく、矩形領域851L及び8
51Rに容易に切断できる。同様に、矩形領域852をミシン目C0に沿って切り分けれ
ば、矩形領域852L及び852Rごとに容易に切断できる。
以上より、写真撮影遊戯機1を2人でプレイした場合、ハサミを用いることなく、一方
のプレイヤが矩形領域851L及び852Lを容易に取得でき、他方のプレイヤが矩形領
域851R及び852Rを容易に取得できる。なお、矩形領域851L及び851Rの通
常合成画像CIの印刷レイアウトパターンは従来のものと同じである。したがって、プレ
イヤが通常合成画像CIごとにシール紙を切り分けると、図16に示すとおり、従来の通
常写真シールが得られる。
図14に示すとおり、写真撮影遊戯機1は、シール紙850を、コラージュ合成画像8
10のサイズに合わせた矩形領域852と、矩形領域852よりも大きい矩形領域851
とに切断する。従来の写真撮影遊戯機は、図17に示すとおり、シール紙850を、所定
の方向(本例では、第1辺1Sの延在方向)に等分割(2等分割又は3等分割)する。た
とえば、図17では、写真撮影遊戯機は、シール紙850の第1辺1Sの中央部で切断し
、第1辺1Sの延在方向の長さがS3となる2つの矩形領域853を作成する。
図17のように、従来のような複数の通常合成画像CIが配置された印刷レイアウトパ
ターンで印刷されるのであれば、シール紙850を均等に分割すれば足りる。しかしなが
ら、本実施の形態のように、所定のアスペクト比を有するコラージュ合成画像810を印
刷する場合、コラージュ合成画像810のアスペクト比に応じてシール紙850を切断し
た方が、シール紙850内での印刷可能な範囲が増える。たとえば、コラージュ合成画像
810を印刷する場合であって、図17と同じ位置でシール紙850を切断する場合、図
18に示すとおり、コラージュ合成画像810を印刷した矩形領域853に大きな余白8
54ができ、適切なサイズで通常合成画像CIを印刷可能な領域が狭くなる。
本実施の形態による写真撮影遊戯機1は、プレイヤがコラージュ合成画像810の写真
シールを希望する場合、図13に示す印刷レイアウトパターンで通常合成画像CI及びコ
ラージュ合成画像810を印刷し、図14に示すとおりにシール紙850を切断する。こ
れにより、シール紙850の余白をなるべく少なくでき、より多くの通常合成画像CIと
、コラージュ合成画像810とをシール紙850に印刷できる。
一方で、プレイヤが3人や4人等の多人数である場合、図17に示す印刷レイアウトパ
ターン、つまり、通常合成画像CIのみで構成される印刷レイアウトパターンで印刷した
方が好ましい場合がある。そこで、写真撮影遊戯機1は、プレイヤが図17に示す印刷レ
イアウトパターンを希望する場合、プリンタ601でのシール紙SHの切断タイミングを
変更し、図17に示す切断位置C1でシール紙SHを切断して矩形領域853を作成する
。要するに、写真撮影遊戯機1は、印刷レイアウトパターンに応じて、プリンタの切断タ
イミングを変更する。
以上の特徴を有する写真撮影遊戯機1の動作について、詳述する。
[動作詳細]
写真撮影遊戯機1は初めに、撮影ブース2においてカメラ10で被写体を撮影する撮影
処理を実行する。次に、編集ブース3においてプレイヤの入力操作に応じて撮影により生
成された写真画像を編集する画像編集処理を実行する。そして、画像編集処理に基づいて
生成された合成画像が印刷されている間、印刷待機ブース5において印刷待機処理を実行
する。以下、それぞれの処理について詳述する。
[撮影処理]
まず、撮影ブース2での写真撮影遊戯機1の撮影処理の動作を説明する。撮影処理では
、初めに、通常写真シール用の合成画像(通常合成画像CI)に利用される写真画像(以
下、通常写真画像という)の撮影が行われる。通常写真画像の撮影が終了した後、コラー
ジュ合成画像810に利用される写真画像820の撮影が行われる。コンピュータ装置1
01のCPU103は、HDD104に記憶された制御プログラムをメモリ105に読み
出して実行することにより、上述の撮影処理を実行する。
[通常写真画像の生成処理]
通常写真画像の生成では、写真撮影遊戯機1は、図19(A)及び(B)に示すように
、各辺の長さがほぼ等しい正方形状の通常写真画像650を作製する。ここでいう正方形
状とは、各辺の長さの差が±5%以内、好ましくは±3%以内、さらに好ましくは±1%
以内の矩形をいう。写真撮影遊戯機1は図19(A)に示すように、全体に通常写真画像
650が配置された通常合成画像CIを作製することができる。さらに、図19(B)に
示すように、通常写真画像650が配置された写真領域301と、それ以外の余白領域3
02とを含む通常合成画像CIを作製することもできる。以降、図19(A)に示す通常
合成画像CIを「ワクなし」画像と称し、図19(B)に示す通常合成画像CIを「ワク
プリ」画像と称する。図19(A)に示す「ワクなし」画像は、被写体のアップ写真等を
写真シール全体に描画するのに適している。一方、図19(B)に示す「ワクプリ」画像
は、上述のとおり、写真領域301と余白領域302とを有する。写真領域301には通
常写真画像650が配置される。余白領域302には通常写真画像650が描画されない
ため、ペン画像等によりメッセージを入力すれば、通常写真画像上に入力する場合よりも
より明確に、見やすく描画できる。
写真撮影遊戯機1はさらに、図19(C)に示すように、長方形状の「ワクなし」画像
又は「ワクプリ」画像を作製できる。この場合、被写体の一部を示す通常写真画像650
ではなく、被写体のほぼ全身(たとえば、膝から上の被写体部分)を示す通常写真画像6
50を表示できる。図19(C)には縦長の画像を示すが、横長の長方形状の「ワクなし
」画像及び「ワクプリ」画像も作製できる。
CPU103は、カメラ10で被写体となるプレイヤを複数回撮影して通常写真画像6
50を生成する。本例では、プレイヤを4回撮影し、図19(A)及び図19(B)に示
す通常合成画像用の4枚の通常写真画像650を生成する。CPU103はさらに、プレ
イヤを2回撮影し、図19(C)に示す縦長又は横長の通常合成画像用の2枚の通常写真
画像650、又は、正方形状の通常合成画像用の2枚の通常写真画像650を生成する。
以下、通常写真画像650の作製処理の詳細を説明する。
図20を参照して、CPU103は、写真撮影遊戯機1の利用を促すタイトルデモ画面
を撮影用ディスプレイ11に表示する(S1)。タイトルデモ画面の表示中にコイン制御
部112が1プレイ分のコインの投入を受け付けると(S2でYES)、CPU103は
予め定められた撮影制限時間のカウントダウンを開始する(S3)。次に、CPU103
は、通常合成画像CIのデザインと、画像処理方法と、通常写真画像650の明るさの選
択を受け付ける(S4)。具体的には、CPU103はまず、通常合成画像CIのデザイ
ンの選択画面を撮影用ディスプレイ11に表示し、選択を受け付ける。選択画面にはたと
えば、「リッチ」と、「ハッピー」の2つの選択ボタンが表示される。プレイヤが、大人
の女性をイメージしたデザインの通常合成画像CIに仕上げたい場合、「リッチ」を選択
すると、以降の処理において、プレイヤは、「リッチ」用の背景画像や編集画像、レイア
ウト画像を選択可能となる。一方、プレイヤが、かわいい女性をイメージした通常合成画
像CIに仕上げたい場合、「ハッピー」を選択すると、以降の処理において、プレイヤは
、「ハッピー」用の背景画像等を選択可能となる。
次に、CPU103は、画像処理の選択画面を撮影用ディスプレイ11に表示する。そ
して、写真全体の画像処理方法の選択(写真写りの選択(ふんわり、くっきり等))や、
被写体の目元部分の画像処理方法の選択(派手目、ナチュラル等)を受け付ける。
次に、CPU103は、通常写真画像の明るさの選択画面を撮影用ディスプレイ11に
表示し、撮影時の明るさの選択を受け付ける。
続いて、CPU103は、図19(A)及び(B)に示される正方形状のワクなし画像
又はワクプリ画像用の通常写真画像650の撮影処理を行う(S10)。CPU103は
、サンプル画像の選択を受け付ける(S5)。このとき、CPU103は、撮影用ディス
プレイ11に図21又は図22に示す画面を表示する。図21及び図22を参照して、撮
影用ディスプレイ11には、「ワクなし」パレット512と、「ワクプリ」パレット51
3とが表示される。図21では、撮影用ディスプレイ11に「ワクなし」パレット512
が表示されている。図22では、撮影用ディスプレイ11に「ワクプリ」パレット513
が表示されている。「ワクなし」パレット512の表示と、「ワクプリ」パレット513
の表示とは、タブをタッチすることにより切り替え可能である。
図21に示すとおり、「ワクなし」パレット512には、「ワクなし」画像の複数のサ
ンプル画像511が表示される。各サンプル画像511は互いに異なる背景画像を有する
。同様に、図22に示すとおり、「ワクプリ」パレット513には、「ワクプリ」画像の
複数のサンプル画像514が表示される。各サンプル画像514は、種々の背景画像が描
画された写真領域301と、余白領域302とを有する。図21及び図22に表示される
サンプル画像511は、ステップS4で選択されたデザイン(「リッチ」又は「ハッピー
」)に対応する。
本例では、第1〜第4回目までの撮影では、正方形状の「ワクなし」画像又は「ワクプ
リ」画像用に撮影が行われる。そのため、CPU103は、プレイヤに図21及び図22
に示されるサンプル画像511及び514を4回選択させる。選択されたサンプル画像5
11又は514はメモリ105に記憶される。
続いて、CPU103は、撮影用ディスプレイ11にライブ映像を表示するための処理
を実行する(S6及びS7)。具体的には、クロマキーキャプチャボード17は、カメラ
10で撮影されている映像を取り込む。このとき、カメラ10から得られる映像(元画像
)は縦長の長方形である。そこで、CPU103は、元画像の下部分をトリミングにより
カットして、ステップS5で選択されたサンプル画像に対応した画像を取り込む(S6)
より具体的には、以下の処理が実行される。CPU103は、第1回目撮影用のサンプ
ル画像をメモリ105から読み出す。第1回目用のサンプル画像が「ワクなし」画像であ
る場合、CPU103は、カメラ10から得られる元画像をトリミングにより正方形状に
する。一方、第1回目用のサンプル画像が「ワクプリ」画像である場合、CPU103は
、サンプル画像の写真領域301に応じて、元画像をトリミングして表示用の画像を得る
CPU103はさらに、得られた画像からクロマキー技術により被写体以外の領域を検
出し、検出した領域に、ステップS5で選択された第1回目用のサンプル画像の背景画像
と、余白領域302の画像(選択されたサンプル画像が「ワクプリ」画像の場合のみ)と
を合成する。そして、背景が合成された画像を撮影用ディスプレイに表示する(S7)。
続いて、CPU103は第1回目の撮影を実行する(S8)。撮影動作の詳細を図23
に示す。はじめに、CPU103は、プレイヤにポーズを指示する(S91)。具体的に
は、撮影用ディスプレイ11に「胸に手をあてて!」等のポーズの指示文を表示する。さ
らに、スピーカ450から音声でポーズを指示する。プレイヤは指示に合わせてポーズを
取る。このとき、プレイヤは、自身の写りを撮影用ディスプレイ11で確認しながら、立
ち位置やポーズを決めることができる。
CPU103はカウントダウンを開始して、所定時間経過後にシャッタ動作を行い(S
92)、トリミングされた映像から画像を固定し、メモリ105やHDD104に保存す
る。さらに、CPU103は、保存した画像に選択された背景を合成し、通常写真画像6
50を生成する。生成された通常写真画像650は撮影用ディスプレイ11にプレビュー
画像として表示される(S93)。このとき、プレビュー画像はメモリ105に保存され
る。これにより、プレイヤは、通常写真画像650の出来映えを確認できる。CPU10
3は生成された通常写真画像650をメモリ105やHDD104に格納する。なお、通
常写真画像生成時に、画像や画質の補正処理を実行してもよい。
CPU103は第4回目の撮影が終了するまで(S94)、ステップS6、S7及びス
テップS91〜S93の動作を繰り返す。第1回目の撮影が終了したとき、CPU103
は、ステップS5で2番目に選択されたサンプル画像に基づいて、カメラ10から得られ
る映像をトリミングし(S6)、トリミングされた映像に背景画像及び余白領域603の
画像を合成して撮影用ディスプレイ11に表示する(S7)。そして、CPU103は、
ステップS91〜S93の動作を実行する。3回目及び4回目の撮影時も同様の処理を実
行する(S6、S7、S91〜S94)。プレイヤ操作により4回の撮影が完了すると(
S94でYES)、撮影動作をいったん終了する。
図20に戻って、第1〜第4回目の撮影が終了すると、CPU103は続いて、5枚目
及び6枚目の画像タイプの選択を受け付ける(S9)。このとき、CPU103は、撮影
用ディスプレイ11に図24に示す画像を表示する。図24を参照して、撮影用ディスプ
レイ11には、図19(A)及び(B)に示す正方形状の通常合成画像(「ワクなし」画
像又は「ワクプリ」画像)を作製するための選択ボタン501と、図19(C)に示す縦
長又は横長の通常合成画像(「ワクなし」画像又は「ワクプリ」画像)を作製するための
選択ボタン502とが表示される。プレイヤはいずれかの選択ボタンをタッチして、画像
タイプを選択する。
プレイヤが選択ボタン501をタッチした場合(S9でNO)、ステップS10と同じ
撮影処理が実行される(S11)。ただし、CPU103は、5枚目及び6枚目の通常写
真画像650を作製するため、ステップS5で選択されるサンプル画像は2つである。
一方、プレイヤが選択ボタン502をタッチした場合も(S9でYES)、ステップS
10と同様の撮影処理が実行される(S12)。ただし、CPU103は、ステップS5
において、縦長画像及び横長画像用のサンプル選択画面(「ワクなし」画像用サンプル画
像及び「ワクプリ」画像用サンプル画像)を表示し、5回目及び6回目の撮影に用いるサ
ンプル画像の選択を受け付ける。
以上の動作により、CPU103は5枚目及び6枚目の通常写真画像650を生成する
。生成された通常写真画像650はHDD104又はメモリ105に保存される。
続いて、CPU103は、コラージュ合成画像用の写真画像820を生成する(S13
)。上述のとおり、コラージュ合成画像810は、通常の写真シールを構成する通常合成
画像CIよりも画像サイズが大きい。そのため、通常合成画像CIよりも複雑なデザイン
を有する。このような複雑なデザインからなるコラージュ合成画像810の完成度を高め
るため、写真撮影遊戯機1は、撮影処理においてプレイヤがコラージュ合成画像810の
完成イメージを想像しやすいように工夫し、写真画像820を生成する。
図25は、ステップS13の動作の詳細を示すフロー図である。図25を参照して、C
PU103は、コラージュ合成画像810のサンプル画像の選択を受け付ける(S101
)。このとき、CPU103は、撮影用ディスプレイ11に図26に示す画面を表示する
。図26を参照して、撮影用ディスプレイ11には、複数のコラージュ合成画像810の
サンプル画像519が表示される。各サンプル画像519は、モデルが被写体となった通
常写真画像650と、モデルが被写体となったコラージュ合成画像用の写真画像820と
、レイアウト画像830とが表示される。
プレイヤが所望のサンプル画像519を選択したとき、選択されたサンプル画像519
はメモリ105に保存される。このとき、プレイヤの選択により、コラージュ合成画像8
10に用いるレイアウト画像(選択されたサンプル画像519のレイアウト画像)830
が決定される。選択されたサンプル画像519がメモリ105に保存された後、CPU1
03は、コラージュ合成画像用の撮影動作を実行する(S102〜S105)。
初めに、CPU103は、選択されたサンプル画像519に応じて、カメラ10が撮影
する映像(元画像)をサンプル画像519の配置領域802に応じて決められた画像サイ
ズにトリミングする(S102)。続いて、トリミングされた元画像を土台レイヤに合成
する。土台レイヤは、サンプル画像519と同じ画像サイズを有する。トリミングされた
元画像は、選択されたサンプル画像519の配置領域802に対応する、土台レイヤ上の
位置に配置される(S103)。
続いて、CPU103はさらに、サンプル画像519のレイアウト画像830を土台レ
イヤに重ねて、撮影用ディスプレイ11に被写体のライブ映像を表示する。このとき、先
の撮影処理により生成された通常写真画像650をレイアウト画像830内の所定の配置
領域801に配置する。このとき、CPU103が通常写真画像650を配置領域801
に配置するため、プレイヤの嗜好は反映されない。写真撮影遊戯機1の回転効率を考慮し
て撮影時間を短くするため、CPU103が通常写真画像650を配置領域801に配置
する。CPU103はさらに、ステップS102でトリミングされた被写体の映像を配置
領域802に配置して、撮影用ディスプレイ11に表示する(S104)。
以上の動作を図27を用いて説明する。図27を参照して、CPU103は、選択され
たサンプル画像519に応じて、カメラ10の映像(元画像)を決められた画像サイズに
トリミングする(S102及び図27(a))。続いて、CPU103は、トリミングさ
れた元画像を、土台レイヤに合成する(S103及び図27(b))。トリミングされた
元画像を土台レイヤに合成した後、CPU103は、土台レイヤにレイアウト画像830
を重ねて表示する(S104及び図27(c))。このとき、第1〜第6回目の撮影によ
り得られた複数の通常写真画像650のいくつかが、配置領域801A〜801Cに配置
され、かつ、トリミングされた元画像も配置領域802に表示される。なお、レイアウト
画像中の編集画像SIも、図27(c)に示すように、レイアウト画像830とともに表
示される。
要するに、CPU103は、先の撮影により得られた通常写真画像650を利用して、
仮のコラージュ合成画像を作製し(図27(c))、撮影用ディスプレイ11にライブ映
像とともに表示する。以降、図27(c)を仮コラージュ合成画像という。仮コラージュ
合成画像内の配置領域801には、CPU103により、通常写真画像650が配置され
る。さらに、レイアウト画像830に応じた編集画像SIが配置される。さらに、配置領
域803には、基準文字列画像「HAPPY & SMILE」835が配置されている
。そのため、仮コラージュ合成画像は、コラージュ合成画像810の完成イメージに近い
プレイヤは、仮コラージュ合成画像を見ながら、コラージュ合成画像810に調和する
ポーズを取り、撮影することができる。そのため、得られた写真画像820は、コラージ
ュ合成画像810と調和しやすく、コラージュ合成画像810はデザイン統一感のある完
成度の高い画像になりやすい。
図25に戻って、CPU103は、仮コラージュ合成画像を撮影用ディスプレイ11に
表示後、撮影動作を実行し、コラージュ合成画像用の写真画像820を生成する(S10
5)。このとき、撮影する枚数は1枚である。
好ましくは、写真画像820及び通常写真画像650において、被写体全体に対する前
記被写体が写る部分の割合は、写真画像820の方が、通常写真画像650よりも大きい
。この場合、コラージュ合成画像内の各写真画像のバランスが取れ、デザイン性が増す。
図20に戻って、コラージュ合成画像用の写真画像820を生成した後、CPU103
は、スピーカ504を介して撮影プレイが終了した旨の音声を外部に出力する。CPU1
03はさらに、2つの画像編集部80のうち、画像編集プレイにおいてプレイヤが使用す
る画像編集部80を指定する(S14)。具体的には、撮影装置4に向かって左側の画像
編集部80が利用される場合、CPU103は誘導ランプ523Lを点灯する。撮影装置
4に向かって右側の画像編集部80が利用される場合、CPU103は誘導ランプ523
Rを点灯する。プレイヤは、誘導ランプ523L及び523Rにより、使用すべき画像編
集部80に誘導される。これにより、待機プレイヤは撮影プレイの終了を認識でき、かつ
、所定の画像編集部80に速やかに移動できる。そのため、写真撮影遊戯機1の回転効率
が上がる。
上述の例では、撮影枚数を7枚(通常写真画像650を6枚、コラージュ合成画像用写
真画像820を1枚)としたが、撮影枚数はこれに限られない。
上述のとおり、写真撮影遊戯機1では、従来の通常合成画像CIよりも大きい画像サイ
ズのコラージュ合成画像810を作製する。写真画像820はコラージュ合成画像専用で
あるため、コラージュ合成画像全体の統一性、デザイン性が増し、完成度が高くなる。さ
らに、ライブ映像表示により、写真画像820が生成される前に、通常写真画像650及
び基準文字列画像835を含むレイアウト画像830が、被写体のライブ映像とともに撮
影用ディスプレイ11に表示される。そのため、プレイヤは、コラージュ合成画像810
の完成イメージを容易にイメージしながら、写真画像820用にポーズを取ることができ
る。そのため、写真画像820はコラージュ合成画像全体と調和しやすく、コラージュ合
成画像810の完成度が高まる。
[画像編集処理]
次に、画像編集処理の詳細を説明する。CPU103は、制御プログラムに基づいて画
像編集処理を実行する。編集画像では、CPU103は、通常合成画像用の編集処理を実
行し、かつ、コラージュ合成画像810の編集処理を実行する。そのため、プレイヤは、
画像編集処理において、コラージュ合成画像810を自身の嗜好に応じてカスタマイズす
ることができ、コラージュ合成画像810の完成度をさらに高めることができる。
図28を参照して、CPU103は、編集用ディスプレイ40に、画面をタッチして画
像編集処理の開始を促す移動待ち画像を表示する(S21)。そして、プレイヤがタッチ
ペン42でディスプレイ40をタッチしたとき、編集残り時間のカウントダウンを開始す
る(S22)。
続いて、CPU103は、編集処理を行う通常写真画像650を選択する(S23)。
本実施の形態では、撮影処理により、コラージュ合成画像用の写真画像820とともに、
6枚の通常写真画像650が生成されている(ステップS8で生成される4枚の通常写真
画像と、ステップS11又はS12で生成される2枚の通常写真画像)。そこで、CPU
103は、初めに、6枚の通常写真画像650を編集用ディスプレイ40に表示し、編集
処理を行う4〜6枚の通常写真画像650の選択を受け付ける。本例では、4枚の通常写
真画像650を選択する。プレイヤは、タッチペン42を用いて、所望の通常写真画像6
50をタッチする。CPU103は、タッチされた4枚の通常写真画像650を、選択さ
れた通常写真画像650として特定し、メモリ105に格納する。
続いて、CPU103は、コラージュ合成画像の編集処理を行う(S24)。CPU1
03は、初めに、2人のプレイヤの名前等をコラージュ合成画像内に描画するか、チーム
名やグループ名、メッセージ等をコラージュ合成画像内に描画するかを、プレイヤに選択
させる(S241)。具体的には、CPU103は、図29に示す画面を編集用ディスプ
レイ40に表示する。図29を参照して、表示画面には、「自分だけのコラージュが作れ
るよ!」と表示され、プレイヤがコラージュ合成画像810を自分の好みに応じてカスタ
マイズできる旨が案内される。そして、表示画面には、「2人の名前を入れる」と表示さ
れた2人選択ボタン1001と、「グループ名やメッセージを入れる」と表示されたグル
ープ選択ボタン1002とが表示される。たとえば、プレイヤが2人でプレイしている場
合であって、各自の名前をコラージュ合成画像810に描画したい場合、プレイヤは2人
選択ボタン1001をタッチする。一方、プレイヤが2人以上のグループでプレイしてい
る場合であって、名前よりもチーム名やグループ名をコラージュ合成画像810に描画し
たい場合や、名前やグループ名でなくメッセージをコラージュ合成画像810に描画した
い場合、プレイヤは、グループ選択ボタン1002をタッチする。CPU103は、プレ
イヤ操作により選択された選択ボタンを受け付ける(S241)。プレイヤの人数に応じ
て、コラージュ合成画像810に描画する文字列の入力方法を変えるためである。
次に、CPU103は、コラージュ合成画像810に含まれる1又は複数の配置領域8
01に配置される通常写真画像650の選択を受け付ける(通常写真画像配置変更処理:
S242)。
図30は、通常写真画像配置変更処理(S242)の動作の詳細を示すフロー図である
。図30を参照して、CPU103は初めに、図31に示す選択画面を編集用ディスプレ
イ40に表示する(S1001)。
図31を参照して、選択画面は、コラージュ合成画像810と、写真画像選択領域10
10A〜1010Cとを含む。コラージュ合成画像810は、複数(本例では、3つ)の
配置領域801A〜801Cを含む。各写真画像選択領域1010A〜1010Cは、配
置領域801A〜801Cに対応する。具体的には、写真画像選択領域1010Aは、配
置領域801Aに対応する。写真画像選択領域1010Bは、配置領域801Bに対応す
る。写真画像選択領域1010Cは、配置領域801Cに対応する。
各写真画像選択領域1010A〜1010Cは、ステップS23で選択された通常写真
画像650A〜650Dが表示される。各写真画像選択領域1010A〜1010Cには
さらに、カーソル651が表示される。各写真画像選択領域1010A〜1010Cのカ
ーソル651が配置された通常写真画像650は、コラージュ合成画像810内の対応す
る配置領域801A〜801Dに配置される。図31において、写真画像選択領域101
0Aのカーソル651は、通常写真画像650Dに配置されているので、コラージュ合成
画像810内の配置領域801Aには、通常写真画像650Dが配置されている。写真画
像選択領域1010Bのカーソル651は、通常写真画像650Cに配置されているので
、配置領域801Bには、通常写真画像650Cが配置されている。同様に、写真画像選
択領域1010Cのカーソル651は通常写真画像650Aに配置されているので、配置
領域801Cには、通常写真画像650Aが配置されている。
図30に戻って、CPU103は、通常写真画像650の選択を受け付ける(S100
2)。プレイヤは、タッチペン42を用いて、各写真画像選択領域1010A〜1010
Cの中から、配置領域801A〜801Cに配置したい通常写真画像650A〜650D
をタッチする。タッチペン42による通常写真画像650A〜650Dのタッチを受け付
けたとき(S1002でYES)、CPU103は、タッチされた通常写真画像650を
特定する(S1003)。このとき、CPU103は、タッチされた通常写真画像650
A〜650Dを特定し、かつ、タッチされた通常写真画像が属する写真画像選択領域10
10A〜1010Cを特定する。CPU103は、特定された通常写真画像650に、カ
ーソル651を配置する。
次に、CPU103は、S1003で特定された写真画像選択領域1010A〜101
0Cに対応する配置領域801A〜801Cを特定する(S1004)。たとえば、図3
1において、タッチされた通常写真画像650が写真画像選択領域1010Aの650D
である場合、CPU103は、配置領域801を、写真画像選択領域1010Aに対応す
る801Aであると特定する。
次に、CPU103は、特定された配置領域801Aに、所定の画像処理方法が指定さ
れているか否かを判断する(S1005)。コラージュ合成画像では、デザイン性を考慮
して、所定の配置領域801に配置された通常写真画像について、所定の画像処理を施す
場合がある。画像処理はたとえば、色調の調整(モノクロ調やセピア調)や、ぼかし、ノ
イズ付加等である。各配置領域801に画像処理方法が指定されているか否か、及び指定
されている場合、どのような画像処理方法が指定されているか、についての情報は、HD
D104に格納されている。
特定された配置領域801Aに所定の画像処理方法が指定されている場合(S1005
でYES)、CPU103は、ステップS1003で特定された通常写真画像650Dに
対して、指定された画像処理方法で画像処理を施し(S1006)、画像処理された通常
写真画像650Dを配置領域801Aに表示する(S1007)。一方、特定された配置
領域801Aに所定の画像処理方法が指定されていない場合(S1005でNO)、CP
U103は、ステップS1002で特定された通常写真画像650を配置領域801Aに
表示する(S1007)。
CPU103は、画面中の「おしまい」ボタン652がタッチされたか否かを監視する
(S1008)。ボタン652がタッチされていなければ(S1008でNO)、ステッ
プS1002に戻って、CPU103は、通常写真画像が選択されたか否かを監視する。
要するに、プレイヤは、自分の好みのデザインになるまで、通常写真画像650を選択で
きる。
ボタン652がタッチされたとき、CPU103は、各配置領域801A〜801Cに
配置された通常写真画像650をメモリ105に記憶して、通常写真画像配置変換処理を
終了する。
図28に戻って、CPU103は次に、文字列入力処理を実行する(S243)。図3
2は、文字列入力処理の詳細を示すフロー図である。図32を参照して、CPU103は
、プレイ人数に応じた入力画面を表示する。具体的には、CPU103は、ステップS2
41で選択されたボタン1001,1002に応じて、入力画面を表示する。本例では、
ステップS241で「2人」選択ボタン1001が選択されたと仮定する。
この場合、CPU103は、図33に示す入力画面を表示する。図33を参照して、入
力画面の上部中央には、コラージュ合成画像810が表示される。さらに、入力画面の下
部には、左右に2つの入力パレット1020L及び1020Rが表示される。各入力パレ
ット1020L及び1020Rの構成は同じであるため、以下、入力パレット1020L
の構成を説明する。入力パレット1020Lは、複数の入力ボタン1025と、1文字削
除ボタン1022と、全部削除ボタン1023と、入力文字表示エリア1024とを備え
る。本例では、各入力ボタン1025には、平仮名が表示されている。したがって、プレ
イヤは、平仮名を選択して、文字を入力する。入力文字表示エリア1024には、入力さ
れた平仮名が表示される。入力文字表示エリア1024には、入力可能な文字数がプレイ
ヤにわかるような工夫が施されてもよい。たとえば、入力可能な文字数が5文字である場
合、入力文字表示エリア1024は5つの升目に区分けされる。この場合、入力ボタン1
025がタッチされるごとに、対応する文字が、入力文字表示エリア1024の対応する
升目に表示される。この場合、プレイヤは、あと何文字入力可能か、容易に判断できる。
また、入力文字表示エリア1024近傍に「*/5」というように、現在まで入力された
文字数のカウンタが表示されてもよい。たとえば、入力文字表示エリア1024に3文字
表示されている場合、カウンタは「3/5」と表示される。プレイヤは、カウンタを見て
、あと2文字入力できると容易に判断できる。
入力画面にはさらに、決定ボタン1026が表示される。決定ボタン1026は、文字
列入力処理を終了するとき、タッチされる。
図33に示すとおり、コラージュ合成画像810内の文字列画像835は、配置領域8
03に配置される。そして、文字列画像835は、基準文字列画像835A「HAPPY
」と、基準文字列画像835B「SMILE」と、基準文字画像835C「&」とを含む
2人のプレイヤは、入力パレット1020L及び1020Rを用いて、基準文字列画像
835A及び835Bを、自身の好みの文字列画像に変更する。図33の入力画面では、
「2人の名前を入力してね!」と表示され、プレイヤ自身の名前を入力するように促して
いる。
以下、入力パレット1020Lを操作するプレイヤの入力動作に対応したCPU103
の動作を説明するが、入力パレット1020Rを操作するプレイヤに対応するCPU10
3の動作も同じである。
図32に戻って、プレイヤが自身のなまえ「ちなつ」と入力しようと、入力ボタン10
25「ち」をタッチする。このとき、CPU103は、ボタンが選択されたと認識する(
S1102)。そして、CPU103は、ボタンの種類を特定する。ここでは、CPU1
03は、入力ボタン1025が選択されていると認識する(S1103でYES)。
CPU103はさらに、入力文字「ち」を特定する(S1104)。そして、CPU1
03は、直前文字画像変更処理(S1105及びS1106)を実行する必要があるか否
かを判断する。直前文字画像変更処理については後述する。現時点では、直前文字画像変
換処理は不要であるため(S1105でNO)、CPU103は続いて、文字列幅の調整
が必要か否かを判断する(S1107)。CPU103は、入力された文字列が所定の長
さ以上となる場合、文字列幅を調整する。現時点では、文字「ち」が入力されたのみであ
るため、文字列の幅を調整する必要はない。そこで、CPU103は、基準文字列画像8
35A「HAPPY」に代えて、入力された文字「ち」に対応する文字画像を、配置領域
803に表示する(S1109)。
本例では、CPU103は、入力された平仮名「ち」をローマ字表記「CHI」に変換
する。そして、図34に示すように、基準文字列画像835A「HAPPY」に代えて、
文字列画像「CHI」を表示する(S1109)。このとき、入力パレット1020Rに
おいて、文字入力がされていなければ、図34に示すとおり、基準文字列835B「SM
ILE」は、そのまま残る。
以上のとおり、CPU103は、入力された平仮名を、コラージュ合成画像810のデ
ザイン性を考慮してローマ字表示で描画する。入力された文字の描画方法は、コラージュ
合成画像810に対応付けてHDD104に記憶される。したがって、CPU103は、
コラージュ合成画像810に応じて、入力された文字列を所定の表記方法(平仮名、ロー
マ字、片仮名等)に変換した文字列画像を、コラージュ合成画像810に表示する。なお
、入力されたひらがな「ち」は、入力文字表示エリア1024に、平仮名表記「ち」で表
示される。
CPU103は、決定ボタン1026がタッチされるまで(S1102でYES、S1
103及びS1110でNO)、文字列入力処理を実行する。入力パレット1020Lを
操作するプレイヤが、名前「ちなつ」と入力すると、図35に示すとおり、文字列画像「
CHINATSU」が配置領域803に描画される。さらに、入力パレット1020Rを
操作するプレイヤが、名前「なつこ」を入力すると、図36に示すとおり、基準文字列画
像835B「SMILE」に代えて、文字列画像「NATSUKO」が表記される。
以上のとおり、CPU103は、文字列の入力を受け付けた場合、基準文字列画像83
5A、835Bに代えて、入力された文字列に対応する文字列画像を描画する。たとえば
、2人のプレイヤのうち、一方のみが文字列を入力した場合であっても、図35に示すと
おり、基準文字列画像835A又は835Bが残る。そのため、コラージュ合成画像81
0のデザイン性は損なわれない。一方、2人のプレイヤ共に文字列を入力しない場合、配
置領域803には、基準文字列画像835A及び835Bが残る。そのため、コラージュ
合成画像810のデザイン性が損なわれない。
さらに、CPU103は、文字が1文字入力されるごとに、図34に示すように、入力
された文字に対応する文字列画像を表示する。これにより、入力された文字列が、コラー
ジュ合成画像のデザインと合うか否かを即座に判断できる。
なお、文字のうち、拗音(例えば、「ちゃ」「ちゅ」「ちょ」等)は仮名2文字で表記
される。そのため、仮名1文字を入力するごとに、ローマ字からなる文字列画像を表示す
る場合、仮名2文字で拗音が構成されると、既に描画した文字列画像の一部を新たな文字
画像と切り替える必要がある場合が生じる。
このような場合、CPU103は、直前文字画像変更処理(S1105及びS1106
)を実行する。図34に示すように文字画像「CHI」が表示された後、プレイヤが小文
字「ょ」を入力した場合、つまり、平仮名表記で「ちょ」が構成される。そのため、CP
U103は、現在入力画面のコラージュ合成画像内に表記されている文字列画像「CHI
」を変更する必要があると判断する(S1105でYES)。この場合、CPU103は
、文字列画像「CHI」内の文字画像「I」を文字画像「O」に変更する(S1106)
。これにより、配置領域803には、文字列画像「CHI」に代えて、文字列画像「CH
O」が表示される。以上の動作により、プレイヤは、入力された文字に対応する文字画像
を即座に確認することができる。
さらに、プレイヤが、自身のフルネーム(たとえば、「まえ**ちなつ」を入力する場
合、ローマ字表記すれば、「MAE****CHINATSU」と文字数が多くなる。し
たがって、配置領域803からはみ出て、デザイン性が損なわれる可能性がある。
そこでCPU103は、配置領域803に表示される文字列画像の文字画像数が所定数
を超える場合、文字列画像の幅を調整する。具体的には、CPU103は、ステップS1
107で、表示すべき文字列(本例ではローマ字)の文字列画像の幅の調整が必要か否か
を判断する。本例では、CPU103は、文字列画像の文字数に基づいて判断する。文字
列画像の文字数が所定数を超える場合、CPU103は、文字列画像の幅の調整が必要と
判断し(S1107でYES)、文字列画像の幅を狭める(S1108)。その結果、図
37に示すとおり、文字列「MAE****CHINATSU」が配置領域803内に収
まる。
プレイヤは、多数の文字を入力した場合、入力画面のコラージュ合成画像内の文字列画
像を参照する。コラージュ合成画像内に表示された文字列画像は、幅が調整されている。
プレイヤは、幅が調整された文字列画像とコラージュ合成画像810のデザインとを見比
べて、コラージュ合成画像810のデザインに合致した文字数に、文字列画像を調整する
ことができる。
プレイヤが既に入力した文字を削除する場合の、CPU103の動作フローは以下のと
おりである。たとえば、プレイヤが、平仮名1文字分を削除する場合、入力画面内の1文
字削除ボタン1022をタッチする。CPU103は、1文字削除ボタン1022がタッ
チされたと認識し(S1102でYES、S1103でNO、S1110でYES)、削
除が指定された平仮名文字に対応するローマ字の文字列画像を、コラージュ合成画像81
0から削除する(S1111)。
一方、プレイヤが全文字削除ボタン1023をタッチした場合、CPU103は、入力
された平仮名文字列に対応するローマ字を全て削除する(S1111)。CPU103は
さらに、入力された平仮名文字列は全部削除されたため、現在入力された平仮名文字は無
いと判断する(S1112でYES)。この場合、CPU103は、操作された入力パレ
ット(本例では入力パレット1020L)に応じた基準文字列画像835A「HAPPY
」を再び、コラージュ合成画像810内に表示する(S1113)。
なお、図33の入力画面には、「はめこみ」ボタン1026が表示される。プレイヤが
「はめこみ」ボタン1026をタッチしたとき、入力された文字列に基づく文字列画像が
配置領域803に表示されるようにしてもよい。この場合、プレイヤは、「はめこみ」ボ
タン1026をタッチすることにより、文字列画像を確認できる。
プレイヤが決定ボタン1026をタッチしたとき、CPU103は、配置領域803に
表示された文字列画像をメモリ105又はHDD104に保存し(S1114)、文字列
入力処理を終了する。
以上の動作により、プレイヤは、コラージュ合成画像810を自身の嗜好に応じて、短
時間でカスタマイズすることができる。具体的には、プレイヤは、通常写真画像配置変更
処理(S242)に応じて、コラージュ合成画像内の所望の配置領域801に、所望の通
常写真画像650を配置できる。
プレイヤはさらに、文字列入力処理(S243)に応じて、配置領域803に、所望の
文字列を入力することができる。このとき、CPU103は、入力された平仮名文字を、
コラージュ合成画像810に合う表示形式(ローマ字、片仮名等)でコラージュ合成画像
内に表示する。CPU103はさらに、平仮名文字が1文字入力されるごとに、コラージ
ュ合成画像内に、入力された文字に対応する文字列画像を表示する。そのため、プレイヤ
は、入力された文字がコラージュ合成画像810のデザインに合うか否かを速やかに判断
できる。
さらに、プレイヤが所望の文字を入力しない場合、基準文字列画像835A「HAPP
Y」及び835B「SMILE」がコラージュ合成画像内に残る。基準文字列画像835
A及び835Bは、コラージュ合成画像810のデザインに合わせて予め設定されている
ため、プレイヤが文字入力を行わなくても、配置領域803内には、コラージュ合成画像
810のデザインに合った基準文字列画像835が残る。
図28に戻って、以上の処理を終えると、ステップS242で選択された通常写真画像
650と、写真画像820と、背景画像840と、編集画像SIと、ステップS243で
入力された文字列画像又は基準文字列画像835とを合成して、コラージュ合成画像81
0を作製し、メモリ105に保存する(S244)。
なお、図28のステップS241で、プレイヤがグループ選択ボタン1002(図29
参照)を選択した場合、つまり、複数のプレイヤが、グループ名やメッセージの入力を希
望した場合、CPU103は、文字列入力処理(S243:図32参照)内のステップS
1101において、図38に示す入力画面を表示する。図38では、1つの入力パレット
1030が表示され、CPU103は、文字列(たとえば、グループ名やメッセージ)の
入力を受け付ける。要するに、プレイヤが3人以上のグループでプレイしている場合、各
プレイヤの名前を入力するのは時間が掛かるため、CPU103は、1つの文字列(グル
ープ名又はメッセージ)の入力のみを受け付ける。
なお、図38の入力画面を利用した場合、プレイヤが入力ボタン1025をタッチする
と、タッチされた入力ボタンに表記された平仮名のまま、文字画像が配置領域803に描
画されてもよい。図38には、アルファベットボタン1033が表示される。プレイヤが
アルファベットボタン1033をタッチすると、各入力ボタン1025が平仮名表記から
アルファベット表記となる。この場合、プレイヤはアルファベットで文字列画像を描画で
きる。
以上のコラージュ合成画像810の編集処理(S24)は、次に説明する通常合成画像
CIの編集処理(S25)よりも先に実施される。コラージュ合成画像810に利用され
る画像は原則通常写真画像650である。したがって、通常合成画像CIの編集処理(S
25)よりも先にコラージュ合成画像810の編集(S24)を行った方が、プレイヤも
、コラージュ合成画像810のイメージを把握しやすい。さらに、一般的に、合成画像の
編集処理を行う前に、撮影された通常写真画像の画像処理が行われるため、プレイヤは画
像処理が終わるまで待機するが、このタイミングでコラージュ合成画像810の編集処理
(S24)を行うことにより、プレイ時間を長くすることなく、コラージュ合成画像81
0を編集できる。
さらに、通常合成画像CIの編集処理(S25)前に、文字列入力処理(S243)を
実施することにより、後述のとおり、入力された文字列に基づく編集画像を、通常合成画
像CIの編集処理に利用できる。
図28に戻って、CPU103は続いて、通常合成画像CIの編集処理を実行する(S
25)。図39は、通常合成画像編集処理の詳細を示すフロー図である。図39を参照し
て、CPU103は、図40に示す編集画面を編集用ディスプレイ40に表示する(S2
51)。
図40を参照して、編集画面には、左右に2つの編集領域60L及び60Rが表示され
、2人のプレイヤがそれぞれの編集領域60(60L及び60R)で画像を編集できるよ
うになっている。また、ステップS23で選択された複数の通常写真画像650(本例で
は4枚)は、落書き切替領域75に表示され、左右のプレイヤの選択操作により、編集領
域60L及び60Rのいずれかに割り当てられる。これにより、各々の編集領域60で異
なる写真画像の編集を行うことができる。したがって、編集画像は、各通常写真画像65
0ごとに作製される。
編集画面にはさらに、写真シール用に編集処理を行うための「通常らくがき」ボタン7
6Lと、携帯電話機の待ち受け画像用に編集処理を行うための「ケータイ用らくがき」ボ
タン76Rとが表示される。
編集画面にはさらに、Myエッセンス、スペシャル、スタンプ、クルクル、メッセージ
、ペン、myデコといった編集ツールを選択するための編集ツール選択ボタン61が表示
される。編集ツール選択ボタン61は、「通常らくがき」ボタン76Lを選択した場合と
、「ケータイ用らくがき」ボタン76Rを選択した場合とで、異なる。具体的には、「通
常らくがき」ボタン76Lが選択された場合、編集ツール選択ボタン61Rが表示される
。つまり、「通常らくがき」の場合、Myエッセンス、スペシャル、スタンプ、クルクル
、メッセージ及びペンボタンが表示される。一方、「ケータイ用らくがき」ボタン76R
が選択された場合、編集ツール選択ボタン61Lが表示される。つまり、myデコ、スタ
ンプ、ペンボタンが表示される。
タッチペン42により所望の編集ツール選択ボタン61がタッチされると、タッチされ
た編集ツールに対応したパレット67が編集領域60の下に表示される。本例では、編集
領域60Lにおいて、「ケータイ用らくがき」用のMyデコツールが選択され、編集領域
60Rにおいて、「通常らくがき」用のスペシャルツールが選択されている。各パレット
67には、選択された編集ツールで利用可能なデザインの編集画像が表示された複数の選
択ボタン64が配列されている。たとえば、スペシャルツールが選択された右側のパレッ
ト67には、スタンプ画像、クルクル画像、メッセージ画像、ペン画像の複数の編集画像
が表示された複数の選択ボタン64が表示されている。
編集ツール選択ボタン61R内の「Myエッセンス」ツールを選択した場合、図41及
び図42のように、文字列入力処理S243で入力された文字列に応じて作成された複数
の編集画像がパレット67の選択ボタン64内に表示される。たとえば、文字列入力処理
S243により、文字列「まい」と、文字列「さおり」が入力された場合、CPU103
は、「まい」と「さおり」に基づいて、種々の編集画像を作製する。具体的には、図41
では、CPU103は、各文字列「まい」「さおり」の文字列画像からなる編集画像を作
製する。CPU103はさらに、「マイ」、「MAI」、「まっちゃん」等、文字列「ま
い」を変換した編集画像や、「まい」に基づいて作成された新たな編集画像(ニックネー
ム等)を作製したりする。
ニックネームはたとえば、入力された名前(本例では、「まい」「さおり」)の頭文字
1文字に「ちゃん」を付け、さらに頭文字と「ちゃん」との間に促音表記「っ」や長音符
表記「ー」等を配置して表示する。たとえば、「まっちゃん」、「まーちゃん」、「さっ
ちゃん」「さーちゃん」等である。
図42では、CPU103は、「まい」及び「さおり」に基づいて、「まい」と「さお
り」をペアで表記する種々の編集画像を作製する。
これら「Myエッセンス」の編集画像は、編集画面が表示される前に、CPU103が
、ステップS243で入力された文字列に基づいて作成する(図39中のステップS25
0)。このように、ステップS243での文字入力処理で入力された文字列は、コラージ
ュ合成画像810に文字列画像として描画されるだけでなく、通常合成画像CI用の編集
画像としても利用される。コラージュ合成画像用に文字列を入力したつもりが、通常合成
画像CI用の編集画像としても利用できるため、プレイヤに得した気分を与えることがで
き、ゲームの嗜好性が増す。
図40に戻って、編集画面には、他の編集ツールとして、編集処理ツール74も表示さ
れる。編集処理ツール74には、落書きを初めからやり直す「はじめから」ボタンや、1
つ前の編集処理に戻る「もどる」ボタン、1つ後の編集処理に進む「すすむ」ボタン、編
集領域60内の画像を回転する「回転」ボタン、編集により入力された編集画像を消去す
る「消しゴム」ボタン等が含まれる。
さらに他の編集ツールとして、「一発らくがき」ボタン77も表示される。「一発らく
がき」ボタン77には、「通常らくがき」及び「ケータイ用らくがき」に応じた複数のサ
ンプル画像を表示する。プレイヤが所望の「一発らくがき」ボタン77を選択すれば、選
択されたボタン77に表示されたサンプル画像内の複数の編集画像の組合せが、編集領域
60内の写真画像に対応して表示される。要するに、「一発らくがき」ボタン77を利用
すれば、短時間で編集処理を終えることができる。
さらに他の編集ツールとして、落書き見本及びヒント表示領域78が表示される。表示
領域78には、編集処理の見本となるサンプル画像や、編集のヒントが表示される。編集
のヒントとは、たとえば、プレイ日が誕生日の芸能人の情報や、プレイ日の季節に関する
情報、天気情報等である。プレイヤは表示領域78に表示される情報を参照して、落書き
(編集)内容を決定できる。
図39に戻って、編集画面が表示された後(S251)、CPU103は、落書き時間
が制限時間に達するか(S253でYES)、ENDボタン68がタッチペン42でタッ
チされる(S254でYES)までの間、選択された通常写真画像650に対応する編集
画像の入力を受け付ける。具体的には、CPU103は、タッチペン42による編集用デ
ィスプレイ40へのタッチを検知する(S252)。CPU103がパレット67内の所
望の選択ボタン64のタッチを検知すると(S252でYES、S255でYES)、タ
ッチされた選択ボタン64に表示されたデザインのツールが設定される(S257)。そ
して、編集領域60内をタッチすると(S252でYES、S255でNO)、タッチさ
れた位置に、選択されたデザインの編集画像を入力する(S256)。入力された編集画
像は、通常写真画像650に対応付けてメモリ105に格納される。
落書き時間が制限時間に達したとき(S253でYES)、または、ENDボタン68
へのタッチを検知したとき(S254でYES)、CPU103は、通常合成画像編集処
理を終了する。以上の動作により、プレイヤは、各通常写真画像650に通常合成画像用
の編集画像を入力する。プレイヤはさらに、「ケータイ用らくがき」ボタン76Rを選択
することにより、携帯電話機の待ち受け画像用に、編集処理を行うことができる。
図28に戻って、CPU103は、通常写真画像650及び作製された編集画像を合成
して、複数の通常合成画像CIを生成する(S26)。生成された通常合成画像CIはメ
モリ105又はHDD104に保存される。生成された通常合成画像CIは、従来の写真
シールを構成する。
続いて、CPU103は、シール紙850の印刷レイアウトパターンの選択を受け付け
る(レイアウト選択処理:S27)。
写真撮影遊戯機1は、2人用の印刷レイアウトパターンと、多人数用の印刷レイアウト
パターンとを備える。2人用印刷レイアウトパターンと、多人数用印刷レイアウトパター
ンとでは、プリンタ601によるシール紙850のカット位置が異なる。したがって、C
PU103は、プレイヤに、2人用印刷レイアウトパターンか、多人数用印刷レイアウト
パターンかを選択させる。
図43は、印刷レイアウトパターンの選択画面の一例である。図43の選択画面は、矩
形領域851L、851R及び852L、852Rを含む、2人用印刷レイアウトパター
ンの選択画面である。選択画面は、プレイヤ(2人)が得られるシール紙850の印刷レ
イアウトパターンのサンプルを表示するエリア1030L及び1030Rと、矩形領域8
51L、851Rの印刷レイアウトパターンを選択するエリア1032と、矩形領域85
2L及び852Rの印刷レイアウトパターンを選択するエリア1033と、決定ボタン1
035とを含む。
プレイヤが2人の場合、各プレイヤは、エリア1030L及び1030Rに表示される
印刷レイアウトパターンのサンプルを参照しながら、好みの印刷レイアウトパターンをエ
リア1032及び1033から選択する。
エリア1032及び1033から印刷レイアウトパターンが選択されると、エリア10
30L及び1030Rに、選択された印刷レイアウトパターンが反映され、選択された印
刷レイアウトパターンに基づいて、ステップS26及びS244で作成された通常合成画
像CI及びコラージュ合成画像810が表示される。各プレイヤが決定ボタン1035を
タッチすると、印刷レイアウトパターンが決定する。
なお、矩形領域852L及びRには、コラージュ合成画像用の印刷レイアウトパターン
1033Aが必ずしも選択される必要はなく、複数の通常合成画像CIが配列される印刷
レイアウトパターン1033B及び1033Cが選択されてもよい。
一方、プレイヤが3人以上の多人数である場合、プレイヤは、図43内の多人数ボタン
1031をタッチする。CPU103は、多人数ボタン1031のタッチに応じて、図4
4に示す多人数用の印刷レイアウトパターンの選択画面を表示する。
図44を参照して、多人数用の印刷レイアウトパターンは、図17と同様に、2つの矩
形領域853を含み、各矩形領域853には、2つの矩形領域853L及び853Rを含
む。CPU103は、図44に示す選択画面で、プレイヤに、各矩形領域853L及び8
53Rの印刷レイアウトパターンを選択させる。選択画面には、複数の印刷レイアウトパ
ターン1041が表示される。プレイヤにより印刷レイアウトパターン1041がタッチ
されると、エリア1040に表示される印刷レイアウトパターンのうち、対応する矩形領
域853L、853Rの印刷レイアウトパターンが、選択された印刷レイアウトパターン
に変更される。
図28に戻って、プレイヤは、図43及び図44に示される選択画面を利用して、印刷
レイアウトパターンを選択する。CPU103は、選択された印刷レイアウトパターンを
受け付け、メモリ105に保存する(S27)。
印刷レイアウトパターンが決定された後、CPU103は、決定された印刷レイアウト
パターンに基づいて、印刷画像を作製する(S28)。選択された印刷レイアウトパター
ンが、2人用印刷レイアウトパターンである場合、作製される印刷画像はたとえば、図1
3のようになる。選択された印刷レイアウトパターンが、多人数用印刷レイアウトパター
ンである場合、作製される印刷画像はたとえば、図17に示すようになる。
印刷画像を作製した後、CPU103は、印刷待機ブース5が使用中であるか否かを判
断する(S29)。具体的には、CPU103は、後述する印刷待機処理が動作中である
か否かに基づいて、ステップS29の判断を行う。印刷待機ブース5が使用中である場合
(S29でNO)、CPU103は、編集ブース3での待機をプレイヤに促す画面をディ
スプレイ40に表示する(S30)。一方、印刷待機ブースが空いている場合(S29で
YES)、CPU103は、印刷指示及び印刷画像のプリンタ601への送信を開始する
(S31)。このとき、CPU103は印刷指示を送信し、その後、印刷画像をプリンタ
601に送信する。
印刷指示及び印刷画像の送信が開始されたとき、CPU103は、払出処理(S32)
及び印刷待機処理(S33)を並行して実行する。
払出処理(S32)では、CPU103は景品払出装置70内に格納された景品を、プ
リンタ601がシール紙850を排出口602に排出するタイミングに合わせて、排出口
602に排出する。
具体的には、CPU103は、印刷画像の送信を開始してから所定時間ΔT1が経過し
たとき、プレイヤが景品を希望するか否かを判断する。そして、プレイヤが景品を希望す
る場合、景品を払い出すよう、景品払出装置70に指示する。所定時間ΔT1は、印刷画
像の送信が開始されてからプリンタ601がシール紙850に印刷画像を印刷して排出口
602に排出するまでに掛かる時間よりも短くする。これにより、景品はシール紙850
よりも先に排出口602に排出される。
景品もシール紙850も同じ排出口602に排出されるため、景品よりも先にシール紙
850が排出されると、後から排出された景品により、シール紙850が傷ついたり、ミ
シン目C0が割れたりする可能性がある。さらに、景品がシール紙850の後で排出され
ると、景品の取り忘れが生じる可能性がある。景品をシール紙850よりも先に払い出す
ことにより、これらの問題を解消する。
[印刷待機処理(S33)]
図45は、印刷待機処理(S33)の詳細を示すフロー図である。図45を参照して、
待機画面(デモ画面)をディスプレイ95に表示している(S3401)。ステップS3
1(図28)で印刷画像の送信が開始されたとき、CPU103はカウントダウンを開始
する(S3402)。ここでは、印刷待機処理の残り時間がカウントダウンされる。
続いて、CPU103は、プレイヤが操作したタッチペン92のディスプレイ95への
タッチに応じて、景品要否画面を表示する(S3403)。景品要否画面には、景品を希
望する場合に選択される「要求ボタン」と、景品が不要な場合に選択される「不要ボタン
」とが表示される。プレイヤは、いずれかのボタンを選択する。プレイヤが景品を欲しい
場合、「要求ボタン」を選択する(S3403でYES)。このとき、CPU103は、
景品フラグを「1」にする(S3404)。景品フラグが「1」である場合、プレイヤが
景品を希望したことを示し、「0」のとき、プレイヤは景品を希望しないことを示す。景
品フラグはメモリ105に格納される。景品フラグを設定した後、CPU103は携帯電
話機に代表される携帯端末への画像送信処理を行う(S3406〜S3410)。
一方、ステップS603において、プレイヤが景品を希望しない場合(S3403でN
O)、つまり、「不要ボタン」が選択された場合、CPU103は景品フラグを「0」と
してメモリ105に格納する(S3405)。ステップS3401〜S3405までの処
理は、所定時間ΔT1よりも短い時間内に実行される。
CPU103は、ステップS32(図28参照)の払出処理において、景品フラグを参
照する。そして、景品フラグが「1」である場合、所定時間ΔT1が経過した後、CPU
103は、景品払出装置70に、景品の払い出しを指示する。
続いて、CPU103は、携帯端末への画像送信処理を実行する(S3406〜S34
10)。CPU103はまず、画像送信希望を受け付ける(S3406)。CPU103
は、ディスプレイ95に選択画面を表示する。選択画面には、携帯端末への合成画像の送
信を希望する「送信希望ボタン」と、画像転送を希望せずに、所定のゲームのプレイを希
望する「ゲーム希望ボタン」とが表示される。
プレイヤにより「送信希望ボタン」が選択されたとき、CPU103は、プレイヤが携
帯端末への合成画像の送信を希望したと判断する(S3406でYES)。この場合、C
PU103はまず、編集処理において作製された複数の合成画像(通常合成画像CI及び
コラージュ合成画像810)又は通常写真画像650のうち、携帯端末に転送する合成画
像の選択を受け付ける(S3407)。このとき、コラージュ合成画像810が選択され
てもよいし、編集処理において携帯端末の待ち受け画像用に編集処理した通常合成画像C
Iが選択されてもよい。さらに、デコメール(登録商標)用の素材(いわゆるデコ素材)
を通常合成画像CIとともに選択してもよい。CPU103は、携帯端末へ送信する合成
画像を1つ選択させてもよいし、2つ以上選択させてもよい。
携帯端末に転送する合成画像を受け付けた後(S3407)、CPU103は、合成画
像の送信方法を受け付ける(S3408)。具体的には、CPU103は、プレイヤの携
帯端末が非接触通信可能な機種か否かを問う表示画面をディスプレイ95に表示する。非
接触通信はたとえば、Felica(登録商標)や、Bluetooth(登録商標)で
ある。写真撮影遊戯機1は、非接触通信装置97(図10参照)を備える。プレイヤの携
帯端末が非接触通信可能な機種であるとプレイヤが回答した場合(S3408でYES)
、写真撮影遊戯機1は、非接触通信装置を介してプレイヤの携帯端末に、ステップS34
07で選択された合成画像を送信する(S3410)。一方、ステップS3408での問
い合わせの結果、プレイヤが、自身の携帯電話機が非接触通信可能な機種ではないと回答
した場合(S3408でNO)、CPU103は、プレイヤの携帯端末のメールアドレス
の入力を受け付ける(S3409)。この場合、CPU103は、入力されたアドレス宛
にステップS3407で選択された合成画像を送信する(S3410)。具体的には、C
PU103は選択された合成画像を図示しないサーバを経由してプレイヤの携帯端末に送
信する。なお、ステップS3410はステップS3409の入力が完了した後印刷待機処
理が完了するまでの間のいずれの時期に実行してもよい。
サーバ経由で画像をプレイヤの携帯端末に送信する場合であって、ステップS3407
で選択された画像が通常写真画像650である場合、写真撮影遊戯機1は、選択された通
常写真画像650の他に、合成画像をサーバに送信してもよい。また、ステップS340
7で選択された画像が合成画像である場合、写真撮影遊戯機1は、選択された合成画像の
他に、通常写真画像650をサーバに送信してもよい。この場合、プレイヤに、合成画像
とともに、通常写真画像650も提供できる。
S3409のアドレス入力が完了したとき、又は、ステップS3406でプレイヤが画
像転送を希望しない場合、つまり、「ゲーム希望ボタン」が選択された場合(S3406
でNO)、CPU103は、ミニゲーム用プログラムを起動して、ディスプレイ95にミ
ニゲーム画面を表示し、プレイヤにミニゲームを提供する(S3411)。ミニゲームは
たとえば、じゃんけんゲームやクイズ、心理テスト等であり、短時間で楽しめるものであ
る。印刷待ち時間にミニゲームを提供することで、プレイヤは印刷待ち時間の退屈さを解
消できる。
CPU103はステップS602のカウントダウン開始から所定時間ΔT2が経過した
か否かを監視する(S3412)。ステップS611で所定時間ΔT2が経過したとCP
U103が判断したとき(S3412でYES)、CPU103はミニゲームを終了する
(S3413)。
[印刷処理]
プリンタ601内で実行される印刷処理について説明する。プリンタ601はマイコン
を内蔵する。プリンタ601内のマイコンは図46に示す印刷処理を実行する。
図46を参照して、プリンタ601のマイコンは、CPU103からの印刷指示を受け
たとき(S801でYES)、印刷画像の受信が完了した後(S802でYES)、シー
ル紙SHに、印刷画像を印刷する(S803)。
具体的には、選択された印刷レイアウトパターンが2人用印刷レイアウトパターンであ
る場合、図13に示すような印刷画像をシール紙SHに印刷する。選択された印刷レイア
ウトパターンが、多人数用印刷レイアウトパターンである場合、図17に示すような印刷
画像をシール紙SHに印刷する。
2人用印刷レイアウトパターンに基づく印刷画像を印刷する場合、CPU103は、矩
形領域852が矩形領域851よりも先に排出されるように印刷画像を印刷するよう、プ
リンタ601を制御する。
図8に示すように、プリンタ601は、シール紙SHを第1辺1Sの延在方向に搬送す
る。そして、排出口602近傍で、シール紙SHを第2辺2Sの延在方向に切断する。そ
こで、CPU103は、矩形領域852が、矩形領域851よりも排出口602側に配置
されるように印刷画像の印刷を制御する。
印刷後、CPU103は、印刷レイアウトパターンに応じて、シール紙SHの切断タイ
ミングを調整する(S804〜S808)。CPU103はまず、印刷画像が2人用印刷
レイアウトパターンに基づくものか否かを判断する(S804)。2人用印刷レイアウト
パターンに基づく場合(S804でYES)、シール紙SHが第1辺1S方向に搬送され
、図8に示すように、シール紙SHのうち、カッタ615から排出口602側に搬送され
た部分の長さL0が長さS2となったときに、シール紙SHを切断するよう、CPU10
3は、プリンタ601を制御する。プリンタ601は、長さL0が長さS2となったとき
、シール紙SHを切断する(S805)。このとき、矩形領域852がシール紙SHから
切り離される。
切断後、シール紙SHは依然として排出口602側に搬送される。そこで、CPU10
3はさらに、長さL0が長さS1になったときにシール紙SHを切断するようプリンタ6
01を制御する。プリンタ601は、長さL0が長さS1となったとき、シール紙SHを
切断する(S806)。このとき、矩形領域851がシール紙SHから切り離される。
以上の動作により、シール紙SHは、通常合成画像CIが所定の印刷レイアウトパター
ンで印刷された矩形領域851と、コラージュ合成画像810が印刷された矩形領域85
2とに切断されて、排出口602に排出される。このとき、CPU103は、第1辺1S
方向の長さが短い(S2<S1)矩形領域852から先に排出口602に排出する。切断
されたシール紙片が短すぎれば、プリンタ601から排出口602に排出されず、プリン
タ601のカッタ615近傍で引っ掛かる可能性がある。しかしながら、本実施の形態で
は、矩形領域852の後で、矩形領域852よりも長い矩形領域851が排出口602側
に搬送される。そのため、仮に、切断された矩形領域852がカッタ615近傍で引っ掛
かっても、その後に搬送される矩形領域851により排出口602に押し出される。した
がって、切断されたシール紙片が短いために排出口602に排出されないという問題が解
消される。
一方、ステップS804での判断の結果、多人数用印刷レイアウトパターンに基づく場
合(S804でNO)、CPU102は、長さL0が長S3になったときに1回目の切断
を実行し(S807)、長さL0が再び長さS3になったときに2回目の切断を実行する
よう(S808)、プリンタ601を制御する。これにより、図17に示す印刷用紙は、
ラインC1で2等分され、排出口602に排出される。
以上のとおり、CPU103は、印刷レイアウトパターンに応じた長さにシール紙SH
を切断し、図13及び図17のラインC1で切断された2枚のシール紙片が、排出口60
2に排出される。
排出された各シール紙片には、ミシン目C0が形成されている。したがって、2人用印
刷レイアウトパターンである場合、矩形領域851は、ハサミやカッタを利用することな
く、プレイヤの手作業で、ミシン目C0に沿って、矩形領域851L及び851Rに容易
に切断される。同様に、矩形領域852も、矩形領域852L及び852Rに容易に切断
される。したがって、写真撮影遊戯機1でプレイが完了した後、ハサミ等を用いることな
く、写真シールを各プレイヤごとに分けることができる。多人数用レイアウトパターンで
ある場合も同様に、矩形領域853は、ミシン目C0に沿って2つの矩形領域853L及
び853Rに切断される。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態では、図30及び図31に示すとおり、各配置領域801A〜801
Cごとの写真画像選択領域1010A〜1010Cを表示して、各配置領域801A〜8
01Cごとの通常写真画像650A〜650Dを選択する。しかしながら、他の方法によ
り、配置領域801A〜801Cに配置される通常写真画像650A〜650Dを選択し
てもよい。
本実施の形態による写真撮影遊戯機は、第1の実施の形態による写真撮影遊戯機と比較
して、図30に代えて、図47に示す通常写真画像配置変換処理(S242)を実施する
。その他の構成及び動作は第1の実施の形態と同じである。
図47は、本実施の形態による通常写真画像配置変換処理(S242)の詳細を示すフ
ロー図である。図47を参照して、CPU103は初めに、図31に代えて、図48に示
す選択画面を編集用ディスプレイ40に表示する(S2001)。
図48を参照して、選択画面は、コラージュ合成画像810と、写真画像選択領域10
50と、選び直しボタン1060と、決定ボタン1070とを備える。
写真画像選択領域1050には、複数の通常写真画像650A〜650Fが表示される
。本例では、6枚の通常写真画像650A〜650Fが表示されるが、表示される通常写
真画像650は4枚であってもよいし、5枚であってもよい。選択される通常写真画像6
50は、複数あればよい。本例では、図28中のステップS23で6枚全ての通常写真画
像650を選択したとして、説明を続ける。
コラージュ合成画像810のレイアウト画像830の配置領域802には、写真画像8
20が配置される。そして、配置領域801A〜801Cには、CPU103により任意
に選択された通常写真画像650E、650A及び650Dが予め配置されている。要す
るに、CPU103は、予め完成させたコラージュ合成画像810をサンプルとして選択
画面に表示する。写真画像選択領域1050内の複数の通常写真画像650のうち、通常
写真画像650E、650A及び650Dには、選択されている旨を示すカーソル651
がそれぞれ配置される。
プレイヤは図48のコラージュ合成画像810のサンプルを見て、このコラージュ合成
画像810を採用するか否か判断する。表示されたコラージュ合成画像810を採用する
場合、プレイヤは決定ボタン1070をタッチする。このとき、CPU103は、プレイ
ヤが図48中のコラージュ合成画像810を採用したと判断し(S2002でNO)、通
常写真画像配置変換処理S242を終了する。
一方、プレイヤが図48に示すコラージュ合成画像810のサンプルを採用しない場合
、選び直しボタン1060をタッチする。このとき、CPU103は、プレイヤが通常写
真画像650の選択し直しを受け付けたと判断し(S2002でYES)、リセット処理
を実行する(S2012)。
リセット処理では、CPU103は、配置領域801A〜801Cに配置された通常写
真画像650E、650A及び650Dの配置を解除する。本例では、通常写真画像65
0E、650A及び650Dを、配置領域801A〜801Cから削除する。そして、配
置領域801A〜801Cを特定するためのカウンタnを「0」にする(S2003)。
このとき、編集用ディスプレイ40に表示される選択画像は図49のとおりとなる(S
2004)。図49を参照して、コラージュ合成画像810内の各配置領域801A〜8
01C内の通常写真画像650E、650A及び650Dはいったん削除され、各配置領
域801A〜801Cには各配置領域を特定するための記号「A」、「B」、「C」が表
示される。
CPU103はさらに、カウンタn=0に対応する配置領域801A内の記号「A」を
、他の配置領域801B、801C内の記号「B」、「C」よりも大きく表示する。そし
て、複数の通常写真画像650A〜650Fを写真画像選択領域1050に表示する。C
PU103はさらに、選択画面内に、「A」に配置する通常写真画像650を選択するよ
う表示したり、音声によりプレイヤに伝えたりして、プレイヤに写真画像選択領域105
0内の通常写真画像650の選択を促す。
記号「A」が他の記号「B」及び「C」よりも大きく表示されることにより、プレイヤ
は、配置領域801Aに配置する通常写真画像650を選択すると容易に理解できる。
プレイヤは、写真画像選択領域1050内に表示された複数の通常写真画像650の中
から、配置領域801Aに配置する通常写真画像650を選択する。ここで、プレイヤが
通常写真画像650Cをタッチして選択したとする。このとき、図49に示すとおり、選
択領域1050内の通常写真画像650Cには、カーソル651が配置される。
プレイヤが通常写真画像650Cを選択したとき、CPU103は、通常写真画像65
0Cの選択を受け付け(S2005)、受け付けた通常写真画像650Cを配置領域80
1Aに配置して表示する(S2006)。
この時点では、全ての配置領域801A〜801Cに通常写真画像650が配置されて
いないため(2007でNO)、CPU103は、カウンタnをインクリメントして「1
」とする。そして、ステップS2004に戻って、CPU103は、カウンタn=1に対
応する配置領域801B用の通常写真画像650A〜650Fを写真画像選択領域105
0から選択させる(S2004〜S2007)。ステップS2004における選択画像を
図50に示す。図50に示す選択画像では、コラージュ合成画像810内の配置領域80
1Aに、既に選択された通常写真画像650Cが配置されている。さらに、写真画像選択
領域1050内の通常写真画像650C上には、「選択済み」画像652が配置され表示
される。「選択済み」画像652により、プレイヤは、通常写真画像650Cが既に選択
されたことを容易に認識できる。
さらに、配置領域801B内の記号「B」は、他の記号「C」よりも大きく表示され、
選択される通常写真画像650の配置位置をプレイヤが認識しやすいようにする。
さらに、選択画面には、「戻る」ボタン1080が表示される。プレイヤが「戻る」ボ
タン1080を選択したとき、CPU103は、図49に示す選択画面に戻す。つまり、
「戻る」ボタン1080を選択すれば、カウンタn−1に対応する(つまり、一つ前に通
常写真画像の選択が完了した)配置領域801A用の通常写真画像650の選択を再度実
行できる。
プレイヤは、図50内の写真画像選択領域1050内の複数の通常写真画像650A〜
650Fの中から、配置領域801Bに配置する通常写真画像650を選択する。このと
き、図50に示すとおり、選択画面内には、配置領域801Bに相当する記号「B」の領
域に配置する通常写真画像650の選択を促す表示をして、必要に応じて音声でも伝える
このとき、プレイヤは、選択領域1050内の通常写真画像650Cを再度選択するこ
ともできる。この場合、配置領域801Aと801Bには同じ通常写真画像650Cが配
置される。
本例において、プレイヤは通常写真画像650Dを選択したとする。この場合、CPU
102は、通常写真画像650Dの選択を受け付け(S2005)、受け付けた通常写真
画像650Dを配置領域801Bに表示する(S2006)。
同様に、配置領域801Cに配置する通常写真画像650の選択処理を実施する(S2
007でNO、S2004〜2006)。図51を参照して、ステップS2004におい
て、CPU103は、図51に示す選択画面を表示する。このとき、写真画像選択領域1
050内の通常写真画像650A〜650Fのうち、通常写真画像650C及び650D
には、「選択済み」画像652が表示される。
そして、配置領域801A及び801B用の通常写真画像650の選択処理と同様に、
プレイヤは、写真画像選択領域1050内の複数の通常写真画像650A〜650Fから
、所望の通常写真画像650を選択する。本例では、通常写真画像650Eを選択したと
する。
CPU103は、通常写真画像650Eの選択を受け付け(S2005)、選択された
通常写真画像650Eを配置領域801Cに配置する(S2006)。このとき、CPU
103は、全ての配置領域801A〜801Cに通常写真画像650が配置されたと判断
する(S2007でYES)。
この場合、図52に示すとおり、選択画面内のコラージュ合成画像810の各配置領域
801A〜801Cには、通常写真画像650C〜650Eが配置され、コラージュ合成
画像810のイメージは完成している。CPU103はさらに、選択画面内に選び直しボ
タン1060と決定ボタン1070とを表示する。そして、選択領域1050内には通常
写真画像650A〜650Fを表示せず、選び直しボタン1060又は決定ボタン107
0の選択を促す表示をする。
プレイヤが図52に示すコラージュ合成画像810を採用するために決定ボタン107
0を選択したとき、又は、選び直しボタン1060及び決定ボタン1070が選択される
ことなく所定時間が経過したとき(S2009でNO、2010でYES)、CPU10
3は、通常写真画像配置変換処理S242を終了する。このとき、CPU103は、各配
置領域801A〜801Cと通常写真画像650C〜650Eとを対応付けてメモリ10
5に記憶する。
なお、選び直しボタン1060及び決定ボタン1070が選択されることなく所定時間
が経過した場合であって、配置領域801A〜801Cの通常写真画像650の選択が完
了していない場合、通常写真画像650が選択されていない配置領域801には、CPU
103が任意の通常写真画像650を配置する。
一方、プレイヤが図52に示すコラージュ合成画像810に満足せず、通常写真画像6
50の選択及び配置をやり直したい場合、プレイヤは、選び直しボタン1060を選択す
る。このとき、CPU103は、通常写真画像650の選択し直しが要求されたと判断す
る(S2009でYES)。このとき、CPU103は、リセット処理S2012を実施
する。つまり、選択画像内のコラージュ合成画像810内の各配置領域801A〜801
Cに配置された通常写真画像650C〜650Eを削除し、ステップS2003に戻る。
したがって、CPU103は、図49に示す選択画像を編集用ディスプレイ40に表示し
、配置領域801Aから通常写真画像650の選択を再び受け付ける(S2003〜S2
007)。
このように、本例では、コラージュ合成画像810の全ての配置領域801A〜801
Cに配置する通常写真画像650を選択した後、リセット処理により配置領域801A〜
801Cの写真画像を削除する。この場合、各配置領域801A〜801Cに配置された
写真画像650C〜650Eのうちの1又は2つ(たとえば、650Cのみ)を削除する
場合よりも、プレイヤにとって操作が分かりやすい。
以上のとおり、本実施の形態では、各配置領域801A〜801C用の通常写真画像6
50A〜650Fを順次選択画面に表示し、プレイヤに選択させる。この場合、第1の実
施の形態(図30及び図31)の場合と比較して、各配置領域801A〜801Cに配置
する通常写真画像を選択しやすい。具体的には、本実施の形態では、初めに、配置領域8
01A用の通常写真画像650が写真画像選択領域1050に表示される。配置領域80
1A用の通常写真画像650の選択が完了すれば、次に、配置領域801B用の通常写真
画像650が選択領域に表示される。要するに、各配置領域801A〜801C用の写真
画像650が順次写真画像選択領域1050に表示される。そのため、写真画像選択領域
1050内に表示される通常写真画像のサイズも第1の実施の形態の場合と比較して大き
く、見やすい。さらに、次にどの配置領域801の通常写真画像650を選択すればよい
か分かりやすく、プレイヤにとって操作もしやすい。
本実施の形態では、ステップS2001において、コラージュ合成画像810のサンプ
ルを表示し、表示されたコラージュ合成画像810を採用するか否かを受け付ける(S2
002)。しかしながら、ステップS2001及びS2002はなくてもよい。
また、ステップS2007において、全ての配置領域801A〜801Cへの通常写真
画像650の配置が完了したと判断したとき(S2007でYES)、そのまま通常写真
画像配置変換処理(S242)を終了してもよい。
また、本実施の形態の通常写真画像配置変換処理S242において、第1の実施の形態
の通常写真画像配置変換処理と同様に、各配置領域801A〜801Cに配置される通常
写真画像650を必要に応じて画像処理して表示してもよい。
第2の実施の形態における通常写真画像配置変換処理(S242)以外の他の動作処理
については、第1の実施の形態と同様である。
上述の実施の形態では、画像編集処理において、コラージュ合成画像810に対して通
常写真画像650の配置変換や、文字列の入力が可能である。したがって、プレイヤは、
自身の嗜好に応じてコラージュ合成画像810をカスタマイズできる。
上述の実施の形態の撮影処理において、コラージュ合成画像用のレイアウト画像830
を被写体のライブ映像とともに撮影用ディスプレイ11に表示するとき、第1〜第6回の
撮影動作により得られた通常写真画像650に代えて、モデル等が写った通常写真画像6
50のサンプルを、配置領域801に配置して表示してもよい。この場合であっても、コ
ラージュ合成画像810のイメージをある程度プレイヤに伝えることができる。ただし、
好ましくは、レイアウト画像830の配置領域801にプレイヤが被写体として写った通
常写真画像650を配置して撮影用ディスプレイ11に表示するのが好ましい。
上述の実施の形態の撮影処理においては、プレイヤの選択によりレイアウト画像830
を決定する。しかしながら、CPU103がレイアウト画像830を任意に決定してもよ
い。
上述の実施の形態では、シール紙SHは中央部にミシン目C0を有する。しかしながら
、シール紙SHは、ミシン目C0を有さなくてもよい。
上述の実施の形態では、印刷用紙としてシール紙を用いたが、シール紙以外の他の印刷
用紙を用いてもよい。
上述の実施の形態では、コラージュ合成画像内の配置領域801に、通常写真画像65
0を配置した。しかしながら、通常写真画像650に代えて、通常写真画像650に対応
する通常合成画像CIを、配置領域801に配置してコラージュ合成画像810を作製し
てもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するため
の例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣
旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
1 写真撮影遊戯機
4 撮影装置
8 編集装置
10 カメラ
100 制御装置

Claims (14)

  1. カメラとプリンタとを備えた写真撮影遊戯機であって、
    前記カメラを制御して、通常合成画像用の複数の第1写真画像を生成する第1撮影制御
    手段と、
    前記第1写真画像又は前記通常合成画像が配置される1又は複数の第1配置領域と、被
    写体を含む第2写真画像が配置される第2配置領域と、背景画像とを有するコラージュ合
    成画像用のレイアウト画像を決定する決定手段と、
    決定された前記レイアウト画像の前記第1配置領域に、前記第1写真画像を配置し、前
    記第2配置領域に前記カメラが撮影する被写体映像を配置して前記レイアウト画像を表示
    するライブ映像表示手段と、
    前記レイアウト画像が表示された後、前記カメラを制御して、前記第2写真画像を生成
    する第2撮影制御手段と、
    前記レイアウト画像の前記第1配置領域に前記第1写真画像を配置し、前記第2配置領
    域に前記第2写真画像を配置して表示し、前記第1配置領域に配置される前記第1写真画
    像の選択を受け付ける受付手段と、
    前記第1写真画像に対応した編集画像の入力を受け付ける編集手段と、
    前記第1写真画像と前記編集画像とを合成して複数の前記通常合成画像を生成する第1
    生成手段と、
    選択された前記第1写真画像、又は、選択された前記第1写真画像に対応した前記通常
    合成画像を前記第1配置領域に配置したレイアウト画像と、前記第2写真画像と、を合成
    してコラージュ合成画像を生成する第2生成手段と、
    前記プリンタを制御して、前記複数の通常合成画像と、前記コラージュ合成画像とを印
    刷用紙に印刷する印刷制御手段とを備える、写真撮影遊戯機。
  2. 請求項1に記載の写真撮影遊戯機であって、
    前記受付手段は、
    前記複数の第1配置領域と、前記第2写真画像が予め配置された第2配置領域とを有す
    る前記レイアウト画像と、複数の前記第1写真画像が表示される選択領域とを表示する選
    択表示手段と、
    前記選択領域に表示される前記複数の第1写真画像の中から前記第1配置領域に配置す
    る第1写真画像の選択を前記第1配置領域順に受け付ける選択手段と、
    前記第1写真画像の選択を受け付けるごとに、前記選択された第1写真画像を前記第1
    配置領域に配置して表示する配置手段とを備える、写真撮影遊戯機。
  3. 請求項2に記載の写真撮影遊戯機であって、
    前記受付手段はさらに、
    全ての前記第1配置領域に前記第1写真画像が配置された後、前記第1写真画像の選択
    し直しを受け付ける第1選択し直し手段と、
    前記第1選択し直し手段が選択し直しを受け付けたとき、前記全ての第1配置領域に配
    置された前記第1写真画像の配置を解除する第1リセット手段とを備える、写真撮影遊戯
    機。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の写真撮影遊戯機であって、
    前記受付手段はさらに、
    前記第2配置領域に前記第2写真画像が予め配置され、かつ、前記第1配置領域に前記
    第1写真画像が予め配置されたレイアウト画像を表示するサンプル表示手段と、
    前記サンプル表示手段により表示された前記レイアウト画像の前記第1写真画像の選択
    し直しを受け付ける第2選択し直し手段と、
    前記第2選択し直し手段が選択し直しを受け付けたとき、前記全ての第1配置領域に配
    置された前記第1写真画像の配置を解除する第2リセット手段とを備える、写真撮影遊戯
    機。
  5. 請求項1に記載の写真撮影遊戯機であって、
    前記受付手段は、
    前記第2配置領域に前記第2写真画像が配置されたレイアウト画像と、前記レイアウト
    画像内の1又は複数の第1配置領域ごとの選択領域と、前記選択領域ごとに表示される前
    記複数の第1写真画像とを表示する選択表示手段と、
    各選択領域ごとに前記第1写真画像の選択を受け付ける選択手段と、
    前記各選択領域で選択された第1写真画像を、対応する前記第1配置領域に配置して表
    示する配置手段とを備える、写真撮影遊戯機。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の写真撮影遊戯機であって、
    前記レイアウト画像はさらに、複数の文字画像からなる基準文字列画像が配置された第
    3配置領域を備え、
    前記写真撮影遊戯機はさらに、
    前記決定されたレイアウト画像の前記第1配置領域に、選択された前記第1写真画像を
    配置し、前記第2配置領域に前記第2写真画像を配置して表示して、文字列の入力を受け
    付ける文字列受付手段と、
    前記基準文字列画像に代えて、入力された前記文字列に対応する文字列画像を前記第3
    配置領域に配置して表示する文字列画像表示手段とを備え、
    前記第2生成手段は、表示された前記文字列画像を含むコラージュ合成画像を生成する
    、写真撮影遊戯機。
  7. 請求項6に記載の写真撮影遊戯機であって、
    前記文字列画像表示手段は、前記文字列を構成する文字が入力されるごとに、入力され
    た前記文字に応じた文字列画像を順次表示する、写真撮影遊戯機。
  8. 請求項7に記載の写真撮影遊戯機であって、
    前記基準文字列画像は、第1基準文字列画像と第2基準文字列画像とを含み、
    前記文字列受付手段は、
    第1文字列の入力を受け付ける第1受付手段と、
    第2文字列の入力を受け付ける第2受付手段とを備え、
    前記文字列画像表示手段は、
    前記第1受付手段で前記第1文字列が受け付けられたとき、前記第1文字列に対応する
    第1文字列画像を前記第1基準文字列画像に代えて表示し、前記第2受付手段で前記第2
    文字列が受け付けられたとき、前記第2文字列に対応する第2文字列画像を前記第2基準
    文字列画像に代えて表示する、写真撮影遊戯機。
  9. 請求項7又は請求項8に記載の写真撮影遊戯機であって、
    前記文字列受付手段は、入力された前記文字列に対応した文字列画像内の文字画像数に
    応じて、前記文字列画像の幅を調整して表示する、写真撮影遊戯機。
  10. 請求項1に記載の写真撮影遊戯機であって、
    前記レイアウト画像内の1又は複数の前記第1配置領域には、配置される前記第1写真
    画像又は前記通常合成画像の画像処理方法が予め対応付けられ、
    前記第2生成手段はさらに、前記第1配置領域に応じて前記第1写真画像又は前記通常
    合成画像を画像処理して前記コラージュ合成画像を生成する、写真撮影遊戯機。
  11. 請求項1に記載の写真撮影遊戯機であって、
    前記印刷制御手段は前記プリンタを制御して、第1辺及び第2辺からなる矩形状の前記
    印刷用紙の前記第1辺の延びる方向に並んで配列される第1矩形領域及び第2矩形領域を
    有し、前記第2矩形領域の前記第1辺方向の長さは、前記第1矩形領域よりも短い、印刷
    レイアウトパターンに基づいて、前記複数の通常合成画像を前記第1矩形領域に印刷し、
    前記コラージュ合成画像を前記第2矩形領域に印刷し、前記印刷用紙を前記矩形領域ごと
    に切断する、写真撮影遊戯機。
  12. 請求項11に記載の写真撮影遊戯機であって、
    前記印刷制御手段は前記プリンタを制御して、前記印刷用紙を前記第1辺方向に送り出
    して、排出口で前記第2辺方向に前記印刷用紙を切断し、前記プリンタが前記印刷用紙を
    送り出すとき前記第2矩形領域が前記第1矩形領域よりも前記排出口側に配置されるよう
    に印刷する、写真撮影遊戯機。
  13. カメラとプリンタとを備えた写真撮影遊戯機を用いた写真撮影遊戯方法であって、
    前記カメラを制御して、通常合成画像用の複数の第1写真画像を生成するステップと、
    前記第1写真画像又は前記通常合成画像が配置される1又は複数の第1配置領域と、被
    写体を含む第2写真画像が配置される第2配置領域と、背景画像とを有するコラージュ合
    成画像用のレイアウト画像を決定するステップと、
    決定された前記レイアウト画像の前記第1配置領域に、前記第1写真画像を配置し、前
    記第2配置領域に前記カメラが撮影する被写体映像を配置して前記レイアウト画像を表示
    するステップと、
    前記レイアウト画像が表示された後、前記カメラを制御して、前記第2写真画像を生成
    するステップと、
    前記レイアウト画像の前記第1配置領域に前記第1写真画像を配置し、前記第2配置領
    域に前記第2写真画像を配置して表示し、前記第1配置領域に配置される前記第1写真画
    像の選択を受け付けるステップと、
    前記第1写真画像に対応した編集画像の入力を受け付けるステップと、
    前記第1写真画像と前記編集画像とを合成して複数の前記通常合成画像を生成するステ
    ップと、
    選択された前記第1写真画像、又は、選択された前記第1写真画像に対応した前記通常
    合成画像を前記第1配置領域に配置したレイアウト画像と、前記第2写真画像と、を合成
    してコラージュ合成画像を生成するステップと、
    前記プリンタを制御して、前記複数の通常合成画像と、前記コラージュ合成画像とを印
    刷用紙に印刷するステップとを備える、写真撮影遊戯方法。
  14. カメラとプリンタとを備えた写真撮影遊戯機に搭載されたコンピュータに、
    前記カメラを制御して、通常合成画像用の複数の第1写真画像を生成するステップと、
    前記第1写真画像又は前記通常合成画像が配置される1又は複数の第1配置領域と、被
    写体を含む第2写真画像が配置される第2配置領域と、背景画像とを有するコラージュ合
    成画像用のレイアウト画像を決定するステップと、
    決定された前記レイアウト画像の前記第1配置領域に、前記第1写真画像を配置し、前
    記第2配置領域に前記カメラが撮影する被写体映像を配置して前記レイアウト画像を表示
    するステップと、
    前記レイアウト画像が表示された後、前記カメラを制御して、前記第2写真画像を生成
    するステップと、
    前記レイアウト画像の前記第1配置領域に前記第1写真画像を配置し、前記第2配置領
    域に前記第2写真画像を配置して表示し、前記第1配置領域に配置される前記第1写真画
    像の選択を受け付けるステップと、
    前記第1写真画像に対応した編集画像の入力を受け付けるステップと、
    前記第1写真画像と前記編集画像とを合成して複数の前記通常合成画像を生成するステ
    ップと、
    選択された前記第1写真画像、又は、選択された前記第1写真画像に対応した前記通常
    合成画像を前記第1配置領域に配置したレイアウト画像と、前記第2写真画像と、を合成
    してコラージュ合成画像を生成するステップと、
    前記プリンタを制御して、前記複数の通常合成画像と、前記コラージュ合成画像とを印
    刷用紙に印刷するステップとを実行させる、制御プログラム。
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