JP5263444B2 - 写真撮影遊戯機 - Google Patents

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Description

本発明は、写真撮影遊戯機に関し、さらに詳しくは、複数の合成画像を印刷用紙に印刷
する写真撮影遊戯機に関する。
写真撮影遊戯機は、カメラ撮影により生成された写真画像上にタッチペンで落書き画像
等の編集画像を入力し、写真画像と編集画像とを合成した合成画像を印刷用紙である写真
シール紙に印刷する。写真シール紙は複数の区分に分けられ、各区分に1つの合成画像が
印刷される。プレイヤは、はさみやカッタを用いて区分ごと(合成画像ごと)に切り取り
、写真シールを完成する。このような写真撮影遊戯機は、ゲームセンタ等に設置され、主
として女子中高生の間で人気がある。
写真撮影遊戯機では、仕上がった写真画像内の被写体の写り具合の良さだけでなく、背
景や文字、図形の入力等の編集の自由度(いわゆる落書きやお絵描き)、合成画像のデザ
イン性も人気に影響する。なぜなら、利用者は、編集操作により、よりオリジナリティの
高い合成画像を作成したいからである。
そこで本出願人は、特開2011−142611号公報(特許文献1)において、従来
にない新たな写真シールとして、コラージュ写真シールを提案した(特許文献1の図10
参照)。特許文献1に開示されたコラージュ写真シールは、従来の写真シールに相当する
複数の合成画像がレイアウトされた1つの画像(以下、コラージュ画像という)を構成す
る。コラージュ写真シールは、従来の写真シールのイメージと異なる斬新なイメージを有
する。
特開2011−142611号公報
特許文献1に開示されたコラージュ写真シールの画像(以下、コラージュ画像という)
は、従来の写真シール用の合成画像を所定の配置領域に配置して作成される。したがって
、コラージュ画像内の合成画像は、従来の写真シール用の合成画像と相似である。つまり
、コラージュ画像内の合成画像の形状は、従来の写真シール用の合成画像の形状の制限を
受ける。したがって、自由なレイアウトのコラージュ画像を生成しにくい。
本発明の目的は、従来よりも自由なレイアウトで完成度の高いコラージュ画像を生成で
きる、写真撮影遊戯機を提供することである。
本実施の形態による写真撮影遊戯機は、カメラとプリンタとを備える。写真撮影遊戯機
は、撮影制御手段と、第1トリミング手段と、編集手段と、合成手段と、印刷手段と、第
2トリミング手段と、コラージュ生成手段とを備える。撮影制御手段は、カメラを制御し
て被写体を撮影し、所定の画像サイズの複数の基本写真画像を生成する。第1トリミング
手段は、基本写真画像をトリミングして、第1写真画像を生成する。編集手段は、第1写
真画像に対して編集画像の入力を受け付ける。合成手段は、第1写真画像及び編集画像を
合成して合成画像を生成する。印刷手段は、プリンタを制御して合成画像を印刷用紙に印
刷する。第2トリミング手段は、複数の配置領域を有するコラージュレイアウト画像内の
配置領域の形状に応じて基本写真画像をトリミングして、第1写真画像と異なる形状の第
2写真画像を生成する。コラージュ生成手段は、第2写真画像と、コラージュレイアウト
画像とを合成して、コラージュ画像を生成する。
本実施の形態による写真撮影遊戯機は、従来よりも自由なレイアウトで完成度の高いコ
ラージュ画像を生成できる。
図1は、第1の実施の形態による写真撮影遊戯機の撮影ブース側から見た斜視図である。 図2は、図1に示す写真撮影遊戯機を編集ブース側から見た斜視図である。 図3は、図1に示す写真撮影遊戯機の撮影ブース内に設置された撮影装置の斜視図である。 図4は、図1に示す写真撮影遊戯機の撮影装置と対向して配置される背面パネル周辺の構成を示す斜視図である。 図5は、図2に示す編集装置の斜視図である。 図6は、図5の編集装置の内部の一部を示す斜視図である。 図7は、図5の編集装置の断面図である。 図8は、図6中のプリンタの構成図である。 図9は、図1に示す写真撮影遊戯機の機能ブロック図である。 図10は、図1に示す写真撮影遊戯機で生成されるシート画像の一例を示す模式図である。 図11は、図10のシート画像内の合成画像の一例を示す模式図である。 図12は、図1に示す写真撮影遊戯機で生成される印刷画像の一例を示す模式図である。 図13は、図1に示す写真撮影遊戯機で生成されるコラージュ画像の一例を示す模式図である。 図14は、図1に示す写真撮影遊戯機の撮影処理を示すフロー図である。 図15は、図14の動作中に撮影装置のディスプレイに表示される画面例を示す模式図である。 図16は、撮影装置のディスプレイに表示されるライブ映像のトリミング方法の一例を示す模式図である。 図17は、図14中の撮影動作の詳細を示すフロー図である。 図18は、図3に示す撮影装置の正面図である。 図19は、図3に示す撮影装置で生成された写真画像内の被写体の瞳の模式図である。 図20は、図18と異なる他の撮影装置の正面図である。 図21は、図18及び図20と異なる他の撮影装置の正面図である。 図22は、図1に示す写真撮影遊戯機の画像編集処理の詳細を示すフロー図である。 図23は、図22の動作中に編集用ディスプレイに表示される画面例を示す模式図である。 図24は、図22中のコラージュ画像生成処理の詳細を示すフロー図である。 図25は、図13と異なる他のコラージュ画像の例を示す模式図である。 図26は、コラージュ画像生成処理中に編集用ディスプレイに表示される画面の一例を示す模式図である。 図27は、コラージュ画像生成処理中のトリミング方法の例を示す模式図である。 図28は、図27と異なる他のトリミング方法の例を示す模式図である。 図29は、図22の処理中に編集用ディスプレイに表示される画面の一例を示す模式図である。 図30は、図22中の落書き処理の詳細を示すフロー図である。 図31は、図30の処理中に編集用ディスプレイに表示される画面の一例を示す模式図である。 図32は、編集画像を表示する表示画面の一例を示す模式図である。 図33は、編集画像を表示する表示画面の他の一例を示す模式図である。 図34は、図31と異なる他の画面例を示す模式図である。 図35は、図31及び図34と異なる他の画面例を示す模式図である。 図36は、印刷処理の詳細を示すフロー図である。 図37は、印刷処理時の印刷用紙の切断方法を説明するための模式図である。 図38は、図37と異なる他の印刷用紙の切断方法を説明するための模式図である。 図39は、印刷待機処理の詳細を示すフロー図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分に
は同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[外観構成]
図1及び図2を参照して、写真撮影遊戯機1は、撮影を行う撮影ブース2と、撮影によ
り得られた写真画像の編集を行う2つの編集ブース3と、印刷用紙である写真シール紙の
印刷中にプレイヤが待機する印刷待機ブース5とを備える。撮影ブース2には、撮影装置
4が配置される。編集ブース3には、編集装置8が配置される。編集装置8は、筐体状の
本体800を備え、本体800の正面及び背面にはそれぞれ画像編集部80が設けられて
いる。つまり、編集装置8は2つの画像編集部80を備える。各画像編集部80は編集ブ
ース3に属する。編集装置8の一方の側面は撮影装置4と隣接する。編集装置8の他方の
側面には、写真シール紙を排出する用紙排出装置70が取り付けられている。
図2を参照して、編集装置8の側面のうち、用紙排出装置70が配置された側面にはさ
らに、取出口602が形成される。取出口602には、写真シール紙が排出される。用紙
排出装置70の正面には、印刷待機部90が配置される。印刷待機部90は、印刷待機ブ
ース5に属する。
図1及び図2を参照して、撮影ブース2及び編集ブース3は、図示しないカーテン等に
より外部と区分されている。印刷待機ブース5にはカーテン等が設置されてもよいし、設
置されていなくてもよい。
[撮影ブース]
図1及び図2を参照して、撮影ブース2は、撮影筐体521と、撮影装置4とを備える
。撮影筐体521は、両側壁に開口520を有する。撮影の被写体となるプレイヤは、開
口520から、撮影ブース2内に出入り可能である。以下、開口520を「出入口」52
0という。撮影筐体521の正面内壁には、図3に示す撮影装置4が配置される。そして
、撮影筐体521の背面内壁には、図4に示す背面パネル526が配置される。背面パネ
ル526は、クロマキー合成用のパネルである。背面パネル526の代わりに、クロマキ
ー合成用の1又は複数のカーテンを設けてもよい。
図3を参照して、撮影装置4の正面の右下部分(出入口520近傍部分)には、コイン
を投入するためのコイン投入口31が設けられる。写真撮影遊戯機1を利用する場合、プ
レイヤは撮影ブース2に入って、コイン投入口31にコインを投入した後、撮影装置4に
向かって撮影操作を行う。撮影終了後、プレイヤは撮影筐体521を出て、写真撮影遊戯
機1が選択するどちらかの編集ブース3に移動する。そして、プレイヤは、編集装置8の
画像編集部80に向かって画像編集操作(落書き処理操作)を行う。具体的には、フレー
ム、スタンプ、ペン書きの文字や図形などの編集画像を入力する。
カメラ10はプレイヤを被写体として撮影するもので、一般にデジタルカメラが用いら
れる。図3ではカメラ10は1台であるが、カメラ10は複数台設けられてもよい。本例
では、カメラ10は、画角及び角度を変更することができる。これにより、カメラ10は
被写体のアップを撮影することができ、被写体の全身を撮影することもできる。
撮影用ディスプレイ11は、自身が被写体となるプレイヤ用の確認モニタで、表示画面
が見えやすいようにプレイヤに向けられている。撮影用ディスプレイ11は、カメラ10
で撮影されている映像を左右反転してライブ映像(動画)としてリアルタイムで表示する
。したがって、プレイヤは鏡のように映る自分の姿を見ながら撮影を行うことができる。
さらに、その表示画面上には透明なタッチパネルが貼り付けられており、撮影用ディスプ
レイ11は、タッチパネルを介してプレイヤの入力操作を受け付ける。図3では、プレイ
ヤは自分の指を用いて撮影用ディスプレイ11をタッチする。図3には図示していないが
、撮影用ディスプレイ11には、プレイヤによる種々の操作をタッチパネル上で入力する
ためのタッチペンが設けられてもよい。
撮影用ディスプレイ11はライブ映像の他、確認用の撮影済み画像を表示する(プレビ
ュー表示)。また、各種案内画面、操作ボタンなども表示する。本実施の形態では、撮影
用ディスプレイ11がライブ映像の表示及びプレイヤの入力操作の受け付けの両方を行う
が、ライブ映像を表示するディスプレイと、プレイヤの入力操作を受け付けたり、案内表
示をしたりするディスプレイとを別個に設けてもよい。
撮影用ディスプレイ11は、撮影プレイを終了したプレイヤに対して、2つの画像編集
部80のうち、画像編集処理に利用する画像編集部80を選択する。撮影装置4に向かっ
て左側の画像編集部80が利用される場合、撮影用ディスプレイ11は、左方向の矢印と
ともに、「こっちで落書きしてね。」等、プレイヤを誘導する案内を表示する。撮影装置
4に向かって右側の画像編集部80が利用される場合、撮影用ディスプレイ11は、右方
向の矢印とともに、プレイヤを誘導する案内を表示する。
撮影装置4の正面の内壁にはカメラ10が設けられ、その下方には撮影用ディスプレイ
11が設けられる。さらにカメラ10及び撮影用ディスプレイ11を取り囲むようにして
、複数の照明器具9A及び9Bが設けられる。照明器具9A及び9Bは、撮影筐体521
の正面側から被写体を照射する。
照明器具9Aは、光が出射する出射面が黒色の照明カバー90Aを備える。一方、照明
器具9Bは、出射面が白色の照明カバー90Bを備える。つまり、照明カバー90Aの明
度は、照明カバー90Bよりも低い。照明器具9A及び9Bは、カメラ10の周りに交互
に配置される。照明器具9A及び9Bの配置パターンにより、撮影時に被写体の目に映り
込む光の白点(キャッチアイ)のパターンが決まる。上述のとおり、照明器具9A及び9
Bの照明カバーの色は、無彩色である。
照明器具9Bは、その内部に、定常光の光源と、瞬間光(フラッシュ光)の光源とを備
える。定常光の光源はたとえば、蛍光灯などである。瞬間光の光源はたとえば、ストロボ
などである。ストロボは、プレイヤから撮影の開始が指示され、カメラ10が撮影してい
るライブ映像を画像(静止画)として取り込む瞬間に発光し、被写体を強く照明する。
一方、照明器具9Aは、その内部に定常光の光源を備えるものの、瞬間光の光源を備え
ない。つまり、照明器具9Aは、定常光により撮影ブース2内を照らすものの、撮影時に
はフラッシュ光を発光しない。
図4を参照して、撮影筐体521の背面及び側面には、複数の照明器具9Cが配置され
る。これらの照明器具9Cは、撮影筐体521の上方及び後方から被写体を照射する。
撮影筐体521の床には、クロマキー合成用の床部材(図示せず)が敷かれている。床
部材は床マットであってもよいし、床板であってもよい。カメラ10は、背面パネル52
6及び床部材を背景として写真を撮影する。これにより、写真撮影遊戯機1は、クロマキ
ー技術を用いることにより、被写体以外の背景を容易に特定できる。
図1に示すとおり、撮影筐体521の側壁外側上部には、案内装置500が配置される
。案内装置500は、広告用ディスプレイ503を備える。広告用ディスプレイ503は
、撮影ブース2の使用状況を知らせるとともに、写真撮影遊戯機1の広告用の映像を表示
する。撮影ブース2が使用中である場合、案内装置500は、広告用の映像と、撮影ブー
ス2が使用中である旨を知らせるメッセージとを広告用ディスプレイ503に表示する。
広告用の映像とは、たとえば、写真撮影遊戯機1で作成することができる写真シール紙
を紹介する映像や、写真撮影遊戯機1の操作方法を説明する映像などである。撮影ブース
2の使用が終了した場合、案内装置500は、撮影が終了したことを周囲に知らせるとと
もに、撮影ブース2への入室を促す映像及びメッセージを広告用ディスプレイ503に表
示する。その後、案内装置500は、広告用の映像と、撮影ブース2が空いている旨を知
らせるメッセージとを広告用ディスプレイ503に表示する。撮影ブース2が使用中の時
と、空いている時とで、広告用の映像は異なる。これにより、待機プレイヤは、撮影ブー
ス2の使用状況を容易に知ることができ、写真撮影遊戯機1が提供するサービスを知るこ
とができる。案内装置500は、スピーカ504(図9参照)を備える。
[編集ブース及び印刷待機ブース]
図2に示すとおり、編集ブース3には、編集装置8が配置される。図5を参照して、編
集装置8の上部正面及び上部背面にはそれぞれ画像編集部80が配置される。つまり、2
つの画像編集部80は互いに背中合わせに配置される。編集装置8の側面上部には用紙排
出装置70が取り付けられ、その正面700には印刷待機部90が配置される。編集装置
8の側面下部には、開閉可能な排出扉600が設けられておる。図6に示すとおり、排出
扉600の内部には、プリンタ601が収納される。つまり、編集装置8は、プリンタ6
01を収納する筐体である。
図5を参照して、編集装置8の側面のうち、用紙排出装置70が取り付けられた側面と
反対側の側面は、撮影装置4と隣接する。2つの画像編集部80は編集ブース3に属し、
印刷待機部90は印刷待機ブース5に属する。
[画像編集部]
各画像編集部80は、撮影装置4で得られた写真画像を編集するための装置である。画
像編集部80の正面中央には編集用ディスプレイ40が設けられる。編集用ディスプレイ
40は、撮影装置4で生成された複数の写真画像を表示する。さらに、編集用ディスプレ
イ40の表示画面上には透明なタッチパネルが貼り付けられており、タッチパネルを介し
てプレイヤの編集操作を受け付ける。編集用ディスプレイ40の両側には、ペン画像やス
タンプ画像といった編集画像をディスプレイ40で入力するためのタッチペン42が設け
られる。画像編集部80は、プレイヤの編集操作に応じて写真画像上に編集画像を入力す
る。本例ではタッチペン42が用いられるが、タッチペン42の代わりにプレイヤの指が
直接用いられてもよい。編集終了後、写真撮影遊戯機1は写真画像と編集画像とを合成し
、合成画像を生成する。
[排出扉周辺]
図6及び図7を参照して、排出扉600の内部には、プリンタ601が収納される。プ
リンタ601は、排出扉600を開くことで外部に取り出し可能である。プリンタ601
は、たとえば、USBケーブル等により後述するコンピュータ装置101(図9参照)と
接続されており、コンピュータ装置101からの命令に基づいて、画像編集部80で生成
された合成画像を写真シール紙に印刷する。プリンタ601はさらに、合成画像を印刷さ
れた写真シール紙を所定の長さで切断する。
図8は、プリンタ601の構成を示す模式図である。プリンタ601は、たとえばUS
Bケーブル等によりコンピュータ装置101と接続されており、編集装置8からの命令に
基づいて印刷を実行する。図8を参照して、プリンタ601は、印刷用紙である写真シー
ル紙SHが巻き取られている用紙ロール610と、用紙ロール610から送り出された写
真シール紙SHを挟んで搬送する搬送ローラ611と、プラテンローラ612及びサーマ
ルヘッド614と、インクリボン613と、切断部材615及び616とを備える。これ
らは、プリント出口620を有する筐体630内に収納される。
プリンタ601は、用紙ロール610から写真シール紙SHを送り出し、搬送ローラ6
11でプリント出口620方向に搬送する。そして、インクリボン613のインクをサー
マルヘッド614で溶融し、プラテンローラ612との印字圧力で写真シール紙SHに付
着させ、写真シール紙SH上に合成画像を印刷する。
印刷後の写真シール紙SHは、切断部材615及び616により切断される。切断部材
615はカッタを備え、写真シール紙SHを、写真シール紙SHの搬送方向に対して直交
する方向に切断する。一方、切断部材616は搬送方向に対して直交する方向に配列され
た複数のカッタを備える。切断部材616は、複数のカッタを用いて、シール紙SHを、
写真シール紙SHの搬送方向に切断する。
上述の例では、切断部材615及び616はカッタを備えるが、切断部材615及び6
16はカッタに限定されない。切断部材615は搬送方向と直交する方向に切断でき、切
断部材616は搬送方向に平行に切断できれば、その構成は特に限定されない。
たとえば、切断部材615から基本長さL0だけ送り出されたとき、切断部材615が
写真シール紙SHを切断し、短辺長さL0の写真シール紙がプリント出口620から外部
に排出される。プリンタ601は、内部に図示しないマイコンを備え、切断部材615及
び516を制御する。
図5〜図7を参照して、プリンタ601の前方には、取出部605が配置される。取出
部605は、用紙排出装置70の一部である。取出部605は、取出口602と、傾斜部
材603と、底部材604とを備える。
底部材604は板状であり、傾斜部材603の下端に配置される。傾斜部材603は板
状であり、プリント出口620と底部材604との間に傾斜して配置される。したがって
、プリント出口620から排出された写真シール紙は、傾斜部材603の表面を滑り落ち
、底部材604に受け止められる。取出口602は、プリント出口620から離れて配置
され、プリント出口620よりも下方に配置される。したがって、プレイヤは、プリント
出口620に直接触れることができず、取出口602に手を入れて、底部材604に落下
した写真シール紙を取り出す。
なお、取出部605は、傾斜部材603又は底部材604を有さなくてもよい。たとえ
ば、傾斜部材603の下端が取出口602とつながっていてもよい。
[印刷待機部]
図5に戻って、プレイヤが画像編集部80を用いて写真画像を編集した後、プレイヤは
、写真シール紙が取出口602から排出されるまで、印刷待機ブース5で待機する。印刷
待機部90は、待機中のプレイヤの携帯端末のメールアドレスを受け付ける。また、プリ
ンタ601や用紙排出装置70に異常が生じたとき(たとえば、消耗品切れや故障等)、
その旨を表示してプレイヤに案内する。印刷待機部90は用紙排出装置70の正面に設け
られる。
印刷待機部90の正面中央には待機用ディスプレイ95が設けられる。待機用ディスプ
レイ95は、アドレス入力画面等を表示する。待機用ディスプレイ95の画面上には透明
なタッチパネルが貼り付けられており、待機用ディスプレイ95は、タッチパネルを介し
てプレイヤの操作を受け付ける。本例では、携帯電話機に代表される携帯端末のアドレス
等の入力に、プレイヤの指が用いられる。なお、プレイヤの指の代わりにタッチペンを用
いてもよい。
[機能構成]
図9を参照して、写真撮影遊戯機1は、写真撮影遊戯機1全体を制御するコンピュータ
装置101と、動作中のコンピュータ装置101からの指示を受け付けて、接続されてい
る各種装置を制御する制御基板102と、クロマキーキャプチャボード17とを備える。
これらは写真撮影遊戯機1の制御装置100として機能する。制御装置100は撮影装置
4に搭載されていてもよいし、編集装置8に搭載されていてもよい。
コンピュータ装置101は、CPU(Central Processing Unit)103と、本装置に所
定の処理を実行させるための制御プログラム、処理に必要なグラフィックデータ、音声デ
ータ、撮影された写真画像、予め用意された複数の背景画像、予め用意された複数のフレ
ーム画像や複数のスタンプ画像等の編集画像等を記憶するハードディスクドライブ(以下
HDDという)104、制御プログラムの一時的な作業領域となるメモリ105、インタ
ーネット等のネットワークを介して外部の端末と通信するための通信部106とを備える
コンピュータ装置101は、撮影ブース2での撮影処理を実行する。具体的には、コン
ピュータ装置101内のCPU103は制御プログラムを実行し、撮影用ディスプレイ1
1に対する入力操作に応じて、制御信号を制御基板102に送信する。また、コンピュー
タ装置101は、カメラ10、撮影用ディスプレイ11、スピーカ450及び制御基板1
02と接続され、それらを制御する。
撮影用ディスプレイ11には、タッチパネルが画面上に積層されている。タッチパネル
はプレイヤの指の接触を検知し、それに応じた指示信号をコンピュータ装置101に送信
する。撮影用ディスプレイ11は、コンピュータ装置101から送信された画像、具体的
には、カメラ10で撮像された写真画像、撮影のための案内、選択肢などを表示する。ス
ピーカ450は、コンピュータ装置101から与えられる指示信号に基づいて、撮影プレ
イのための操作方法などの案内やBGMなどを出力する。
クロマキーキャプチャボード17は、カメラ10で撮影されている映像を所定の時間間
隔(たとえば30フレーム/秒)でデジタルデータ(静止画像)として取り込み、取り込
んだ静止画像の中からクロマキー技術により被写体以外の領域を検出し、その検出した領
域に選択された背景画像を合成する。コンピュータ装置101はさらに、必要に応じて映
像をトリミングする。具体的には、所定の時間間隔で取り込まれた静止画像の所定の領域
をトリミングして、トリミングされた画像を撮影用ディスプレイ11に順次表示する。
コンピュータ装置101はさらに、編集ブース3での画像編集処理を実行する。具体的
には、コンピュータ装置101は制御プログラムを実行し、編集用ディスプレイ40に対
するタッチペン42による入力操作に応じて、制御信号を制御基板102に送信する。コ
ンピュータ装置101は、プリンタ601及び編集用ディスプレイ40と接続され、それ
らを制御する。画像編集部80は2台設けられるので、編集用ディスプレイ40、タッチ
ペン42及びスピーカ46は2組設けられる。
編集用ディスプレイ40には、タッチパネルが画面上に積層されている。タッチパネル
はタッチペン42の接触を検知し、それに応じた指示信号をコンピュータ装置101に送
信する。編集用ディスプレイ40は、コンピュータ装置101から送信された編集画像を
写真画像上に重ねて表示する。スピーカ46は、編集ブース3に配備され、コンピュータ
装置101から与えられる指示信号に基づいて、編集プレイのための操作方法などの案内
やBGMなどを出力する。
コンピュータ装置101はさらに、通信部106により、インターネット等のネットワ
ークを介して図示しないサーバと通信する。そして、プレイヤの要求に応じて生成した合
成画像をプレイヤの携帯端末にサーバ経由で送信する。これにより、プレイヤは携帯端末
である携帯電話機に合成画像を取得できる。
コンピュータ装置101はさらに、印刷待機ブース5での印刷待機処理を実行する。具
体的には、コンピュータ装置101は、制御プログラムを実行し、待機用ディスプレイ9
5に対する入力操作に応じて、制御信号を制御基板102に送信する。コンピュータ装置
101は、待機用ディスプレイ95及びスピーカ96と接続され、それらを制御する。タ
ッチパネルはプレイヤの指の接触を検知し、それに応じた指示信号をコンピュータ装置1
01に送信する。待機用ディスプレイ95は、プリンタ601が印刷している間、アドレ
ス入力画面を表示する。スピーカ96は、コンピュータ装置101から与えられる指示信
号に基づいて、印刷待機時のアドレス入力の操作方法等の案内やBGMなどを出力する。
プリンタ601は図示しないマイコンを備える。コンピュータ装置101は、プリンタ
601のマイコンに対して印刷指示を送信し、印刷すべき合成画像(以下、印刷画像とい
う)を送信する。プリンタ601のマイコンは、印刷すべき合成画像の受信を完了したと
き、印刷指示に応じて印刷を開始する。
コンピュータ装置101はさらに、制御基板102及びセットトップボックス(以下、
STBという)502を介して、案内装置500内の広告用ディスプレイ503及びスピ
ーカ504と接続される。コンピュータ装置101は、撮影装置4の撮影処理における動
作に応じて、撮影ブース2の使用状況をSTB502に通知する。STB502は、撮影
ブース2の使用状況に応じた映像データを再生することにより、広告用ディスプレイ50
3に映像を表示し、スピーカ504から音声を出力する。
映像データは、メモリカードに格納され、STB502のメモリカードスロット(図示
省略)に挿入される。メモリカードスロットに挿入するメモリカードを変更することによ
り、広告用ディスプレイ502に表示する映像を容易に変更することができる。このよう
に、STB502が広告用の映像データを再生することにより、コンピュータ装置101
が広告用の映像データを再生する場合と比べて、コンピュータ装置101の負荷を軽減で
きる。
制御基板102は、コンピュータ装置101の他に、ストロボ制御部110、ストロボ
15、蛍光灯14、サービスパネル113及びコイン制御部112に接続される。図9に
は示していないが、ストロボ制御部110はカメラ10に接続され、カメラ10のシャッ
タタイミングに応じて発光するようにストロボ15を制御する。
[動作概要]
[シート画像イメージ]
図10は、写真撮影遊戯機1で作成されるシート画像810の一例を示す図である。シ
ート画像はたとえば、印刷用紙である写真シール紙に印刷される。シート画像810は、
複数の合成画像830A〜830Hと、背景画像845とを含む。複数の合成画像830
A〜830Hは、互いに隙間を設けて配列される。さらに、合成画像830A〜830D
と、合成画像830E〜830Hとの間には大きな隙間が形成される。隙間には背景画像
845とともに、文字列画像835が配置される。文字列画像はたとえば、メッセージや
、プレイヤの名前等である。
従来のシート画像では、合成画像が隙間無く配列される。これに対して、本実施形態の
シート画像810では、各合成画像830A〜830Hの間に隙間を設け、隙間に、シー
ト画像810特有の背景画像845及び文字列画像835を配置する。このようなデザイ
ンとすることにより、シート画像810では、合成画像830A〜830Hの各々が写真
シールとして認識されるだけでなく、シート画像810全体としても一体的な一つの作品
として認識される。
[合成画像イメージ]
図10に示すとおり、合成画像830は、合成画像830A、830B、830D、8
30E、830G及び830Hに示すとおり正方形状の合成画像(以下、これらを総称し
てシカク画像830Sという)と、合成画像830C及び830Fに示すとおり長方形状
の合成画像(以下、これらを総称してスタイル画像830Rという)とを含む。シカク画
像830Sの一例を図11(A)に示し、スタイル画像830Rの一例を図11(B)に
示す。
シカク画像830Sは上述のとおり、正方形状である。ここでいう正方形状とは、各辺
の長さの差が±5%以内、好ましくは±3%以内、さらに好ましくは±1%以内の矩形を
いう。スタイル画像830Rは縦長の長方形状である。スタイル画像830Rの長辺と短
辺との比はたとえば、16:10であるが、長辺と短辺との比はこれに限定されない。
図11を参照して、合成画像830(シカク画像830S、スタイル画像830R)は
、被写体で構成される写真画像650と、背景画像831と、編集画像832とを含む。
編集画像832はいわゆる落書き画像である。編集画像832はたとえば、文字列画像や
、プレイヤがタッチペン42で描画した画像、後述のスタンプ画像等である。編集画像8
32は配置されなくてもよい。
[印刷画像イメージ]
図12は、印刷画像850の一例を示す図である。図12を参照して、CPU103は
、2つのシート画像810が合成された印刷画像850を生成し、プリンタ601を制御
して、印刷画像850を写真シール紙に印刷する。プリンタ601は、第1切断部材61
5及び第2切断部材616を用いて、印刷画像850が印刷された写真シール紙を一点鎖
線Lに沿って切断する。これにより、2人のプレイヤは、シート画像810が印刷された
写真シール紙を分けることができる。左右のシート画像810では、合成画像830の配
置が異なっていてもよいし、左右のシート画像810のデザインが異なっていてもよい。
[コラージュ画像イメージ]
写真撮影遊戯機1はさらに、図13に示すコラージュ画像860を作成する。本例では
、コラージュ画像860は、携帯電話機に代表される携帯端末の待ち受け画像に利用され
る。ただし、コラージュ画像860は合成画像830と共に、写真シール紙に印刷されて
もよい。
コラージュ画像860は、コラージュレイアウト画像865と、写真画像651と、背
景画像831と、文字列画像835とを含む。コラージュレイアウト画像865は、コラ
ージュ画像860のレイアウトデザインを構成する。コラージュレイアウト画像865は
、複数の配置領域861A〜861F(配置領域861A〜861Fを総称して、「配置
領域861」という)を含む。配置領域861には、写真画像651と背景画像831と
が配置される。配置領域861に合成画像830が配置されてもよい。背景画像831は
、レイアウト画像865の各配置領域861に固有の画像であってもよいし、プレイヤが
自由に選択できる画像であってもよい。文字列画像835は、たとえば、プレイヤの名前
等である。
コラージュレイアウト画像865内の配置領域861A〜861Fの形状は異なる。た
とえば、配置領域861Aはハート形である。配置領域861B及び861Dは、正方形
状である。配置領域861C及び861Eは横長の長方形状である。配置領域861Fは
縦長の長方形状である。
従来のコラージュ画像では、写真シールとして利用される合成画像830の形状の相似
形の画像を利用している。しかしながら、本実施形態によるコラージュ画像860の配置
領域861の形状は、シカク画像830S及びスタイル画像830Rと異なる形状のもの
を含む。たとえば、配置領域861C及び861Eは、シカク画像830Sともスタイル
画像830Rとも異なる横長の形状である。また、配置領域861Aは、ハート形である
配置領域861の形状が、合成画像830の形状と異なる場合であっても、写真撮影遊
戯機1は、適切な写真画像650を配置領域861に配置できる。以下、写真撮影遊戯機
1の動作の詳細を説明する。
[写真撮影遊戯機1の動作詳細]
写真撮影遊戯機1は初めに、撮影ブース2においてカメラ10で被写体を撮影する撮影
処理を実行する。次に、編集ブース3においてプレイヤの入力操作に応じて写真画像を編
集する画像編集処理を実行する。そして、画像編集処理に基づいて生成された合成画像が
印刷されている間、印刷待機ブース5において印刷待機処理を実行する。以下、それぞれ
の処理について詳述する。
[撮影処理]
まず、撮影ブース2での写真撮影遊戯機1の撮影処理の動作を説明する。図14は、撮
影処理の動作の詳細を示すフロー図である。図14を参照して、撮影処理では、複数の合
成画像830及びコラージュ画像860に利用される複数の基本写真画像655の生成処
理が実行される(撮影制御処理:S13)。基本写真画像655は、合成画像830(シ
カク画像830S、スタイル画像830R)用の写真画像650及びコラージュ画像86
0用の写真画像651のベースとなる写真画像である。本例では、CPU103は、基本
写真画像655を合計6枚生成する。しかしながら、生成される基本写真画像655の枚
数はこれに限定されない。本実施の形態ではさらに、撮影処理時に、基本写真画像655
とともに、合成画像用の写真画像650が生成される。
さらに、撮影制御処理(S13)前に、複数の写真画像650に利用される背景画像8
31の決定が行われる(背景決定処理:S12)。決定される背景画像831は、合成画
像830用の写真画像650に対応する。つまり、プレイヤは、撮影プレイ時に、合成画
像830用の背景画像831を選択する。
コンピュータ装置101のCPU103は、HDD104に記憶された制御プログラム
をメモリ105に読み出して実行することにより、撮影処理を実行する。
図14を参照して、CPU103は、写真撮影遊戯機1の利用を促すタイトルデモ画面
を撮影用ディスプレイ11に表示する(S1)。CPU103は、STB502に対して
、撮影ブース2が空いている旨を通知する。STB502は、CPU103からの通知に
基づいて、撮影ブース2が空室の時に用いられる広告映像データを再生する。このとき、
広告用ディスプレイ503には、広告映像とともに、撮影ブース2が使用可能であること
を通知するメッセージが表示される。
タイトルデモ画面の表示中にコイン制御部112が1プレイ分のコインの投入を受け付
けると(S2でYes)、CPU103は、撮影ブース2の使用が開始されたと判断する
。このとき、CPU103は、予め定められた撮影制限時間のカウントダウンを開始する
(S3)。
次に、CPU103は、基本写真画像655の画像処理方法と、明るさの選択を受け付
ける(S4)。CPU103はまず、基本写真画像655の画像処理方法の選択画面を撮
影用ディスプレイ11に表示し、選択を受け付ける。画像処理方法はたとえば、被写体の
目元部分の画像処理方法(派手目、ナチュラル等)である。この場合、選択された画像処
理方法に基づいて、基本写真画像655内の被写体の目の部分が画像処理される。次に、
CPU103は、基本写真画像655の明るさの選択画面を撮影用ディスプレイ11に表
示し、撮影時の明るさの選択を受け付ける。
[背景決定処理]
次に、CPU103は、背景決定処理を実行する(S12)。背景決定処理では、CP
U103は初めに、背景ジャンルの選択画面を表示する(S5)。図15に、背景ジャン
ル選択画面の例を示す。図15(A)を参照して、背景ジャンル選択画面550は、複数
の背景ジャンルボタン551を備える。背景ジャンルボタン551は、背景のジャンルが
特定されたボタンである。図15(A)では、背景ジャンルボタン551は、4つの背景
ジャンル「パステル」、「ヴィンテージレトロ」、「おしゃれシック」、「シーズン」の
文字が表示されたボタンである。
背景ジャンルボタン551は、図15(A)に示すように、文字列で「背景ジャンル」
を特定したものであってもよい。また、図15(B)に示すように、対応する背景ジャン
ル内の代表的な背景画像831の一部が表示されたものであってもよい。ただし、背景ジ
ャンルボタン551には、撮影処理で得られる基本写真画像655から生成される写真画
像650の枚数分の背景画像831は表示されない。図15(B)では、背景ジャンルボ
タン551に4枚の背景画像831が表示されるが、これは、写真画像650の枚数未満
である。
HDD104には、各背景ジャンルに属する複数の背景画像831が格納されている。
たとえば、背景ジャンル「パステル」に属する複数の背景画像831は、いずれも、デザ
イン及び色調がパステル調である。背景ジャンル「シーズン」に属する複数の背景画像8
31は、プレイヤが季節をイメージしやすいデザイン色調(たとえば桜の絵柄や雪の絵柄
等)である。
背景ジャンルボタン551は、そのジャンルに属する背景画像のイメージをプレイヤが
理解できれば足りる。背景ジャンルボタン551の表示数は、4つ以外でもよい。2以上
の複数の背景ジャンルボタン551が表示される。
図14に戻って、CPU103は、背景ジャンル選択画面550を表示した後、背景ジ
ャンルの選択を受け付ける(S6)。プレイヤは、背景ジャンルボタン551を参照して
、自身が望む背景ジャンルを選択する。このとき、プレイヤは、所望の背景ジャンルボタ
ン551をタッチする。以降の説明では、プレイヤが「パステル」ボタン551をタッチ
したと仮定して、説明するが、他の背景ジャンルボタン551をタッチした場合も同様で
ある。
CPU103は、「パステル」ボタン551がタッチされたと認識する。そして、CP
U103は、選択された背景ジャンル「パステル」に属する複数の背景画像831の中か
ら、6枚の写真画像650に対応する6つの背景画像831を選択する(S7)。
上述のとおり、HDD104には、複数の背景画像831が、背景ジャンルに対応付け
て保存されている。CPU103は、HDD104に格納された複数の背景画像831の
うち、背景ジャンル「パステル」に属する背景画像831の格納場所を特定する。CPU
103はさらに、背景ジャンル「パステル」に属する複数の背景画像831の中から、6
つの背景画像831を抽出する。このとき、CPU103は乱数を用いてランダムに背景
画像831を抽出してもよいし、所定の規則に基づいて背景画像813を抽出してもよい
。プレイヤは、原則として、6つの背景画像831の個々の選択を行わない。つまり、プ
レイヤは、背景ジャンルを選択するが、その背景ジャンルに属した背景画像831のうち
、写真画像650に利用される具体的な個々の背景画像831を選択しない。6つの背景
画像831の選択はあくまでもCPU103が実行する。プレイヤが背景ジャンルを選択
すれば、CPU103が、複数の写真画像650に対応する複数の背景画像831を決定
する。そのため、撮影処理時間を短縮でき、回転率が高めることができる。
本実施形態ではさらに、背景ジャンルの選択時において、背景ジャンルボタン551に
、その背景ジャンルに属する背景画像831を多数表示しない。より具体的には、背景ジ
ャンルボタン551には、写真画像650の枚数よりも少ない数の背景画像831のデザ
インの一部が表示される(図15(B)参照)。又は、背景画像831のデザインは表示
されず、背景ジャンルを示す文字(「パステル」等)が表示される(図15(A)参照)
従前のように、多数の背景画像831が表示されれば、プレイヤはどうしても、表示さ
れた背景画像831の全てを見ようとする。その結果、背景画像831の選択に時間が掛
かる。これに対して、本実施の形態では、上述のとおり、背景ジャンル選択画面550に
、プレイヤが背景ジャンルをイメージできる程度の最小限の情報を提示する。そのため、
プレイヤは、イメージに基づいて背景ジャンルを選択する。その結果、背景画像831の
選択に要する時間を短縮できる。
さらに、本実施形態では、各背景ジャンルの背景画像831の組み合わせは一通りでは
ない。各背景ジャンルには、写真画像650の枚数よりも多い数の背景画像831が属し
ており、HDD104に格納されている。仮に、背景ジャンルボタン551に、任意の1
又は複数の背景画像831のデザインが表示されていても、HDD104に格納された背
景画像831は、背景ジャンルボタン551に表示された背景画像831のデザインと異
なる他のデザインの複数の背景画像も含めた中から背景画像831を選択する。
したがって、前回のプレイ時に選択した背景ジャンルと同じ背景ジャンルを選択しても
、写真画像650に利用される背景画像831の組み合わせは前回のプレイ時と異なるも
のとなる。そのため、生成される写真画像のオリジナリティも高めることができ、嗜好性
も高めることができる。そのため、プレイヤの満足度の低下を抑制できる。
ステップS7で決定された複数(本例では6枚)の背景画像831はメモリ105に格
納される。このとき、背景画像831は、写真画像(第1回目に生成される基本写真画像
655に応じた写真画像650、第2回目に生成される基本写真画像655に応じた写真
画像650等)ごとに既に対応付けられている。
なお、上述の例では、プレイヤは背景ジャンルを選択するのみであり、CPU103が
個々の背景画像831を決定した。しかしながら、プレイヤが、複数の写真画像650用
の複数の背景画像831の各々を選択してもよい。
[撮影制御処理]
次に、CPU103は、撮影制御処理を実行する(S13)。CPU103は、カメラ
10で被写体となるプレイヤを複数回撮影して基本写真画像655を生成し、さらに、基
本写真画像655をトリミングして写真画像650を生成する。本例では、プレイヤを5
回撮影し、シカク画像830S用の5枚の写真画像650を生成する。CPU103はさ
らに、プレイヤを1回撮影し、スタイル画像830R用の1枚の写真画像650を生成す
る。
初めに、CPU103は、撮影用ディスプレイ11にライブ映像を表示するための処理
を実行する(S8及びS9)。具体的には、クロマキーキャプチャボード17は、カメラ
10で撮影されている映像を取り込む。このとき、カメラ10から得られる映像は基本写
真画像655と相似形であり、本例では、縦長の長方形である。そこで、CPU103は
、映像をトリミングして、シカク画像830Sに対応した正方形状の画像を取り込む(S
8)。
より具体的には、図16を参照して、CPU103は、映像を構成する基本写真画像6
55のうち、トリミングにより、領域TR内の画像部分を切り出する。切り出された画像
は、写真画像650に対応する。
CPU103はさらに、切り出された画像からクロマキー技術により被写体以外の領域
を検出し、検出した領域に、ステップS12で決定された複数の背景画像831のうち、
第1回目の写真画像用の背景画像831を合成する。そして、背景画像831が合成され
た画像を撮影用ディスプレイ11に表示する(S9)。
CPU103はさらに、カメラ10の撮影モードを制御する。本例では、カメラ10の
焦点距離及び撮影方向を、シカク画像830S用の撮影に適したものに調整する。
続いて、CPU103は第1回目の撮影を実行する(S10)。撮影動作の詳細を図1
7に示す。はじめに、CPU103は、プレイヤにポーズを指示する(S91)。具体的
には、撮影用ディスプレイ11に「胸に手をあてて!」等のポーズの指示文を表示する。
さらに、スピーカ450から音声でポーズを指示する。プレイヤは指示に合わせてポーズ
を取る。このとき、プレイヤは、自身の写りを撮影用ディスプレイ11で確認しながら、
顔の位置や表情等を決めることができる。
CPU103はカウントダウンを開始して、所定時間経過後にシャッタ動作を行い(S
92)、映像内の基本写真画像655を固定し、生成する。さらに、基本写真画像655
をトリミングして、領域TR内の写真画像650を固定し、生成する。
CPU103は、生成された基本写真画像655及び写真画像650をメモリ105及
び/又はHDD104(以下、メモリ105等という)に記憶する。CPU103はさら
に、写真画像650を背景画像831と対応付けて保存する。
上述の例では、基本写真画像655と写真画像650とをメモリ105等に保存したが
、CPU103は、基本写真画像655と、基本写真画像655内の領域TR(写真画像
650に対応する範囲)の位置情報とをメモリ105等に保存してもよい。この場合、画
像編集処理時に、基本写真画像655及び領域TRの位置情報から、写真画像650が生
成される。
CPU103はさらに、写真画像650に背景画像831を合成して撮影用ディスプレ
イ11にプレビュー画像として表示する(S93)。プレイヤは、出来映えを確認できる
。なお、CPU103は、基本写真画像655及び写真画像650の生成時に、画像や画
質の補正処理を実行してもよい。
第1回目の撮影が終了したとき、CPU103は、2番目に生成される写真画像650
の種類(シカク画像830S用、スタイル画像830R用)に基づいて、カメラ10の撮
影モードを変更する(S95)。このとき、撮影モードに変更がなければ、ステップS9
5は省略される。本例では、第1回目〜第5回目の撮影は全てシカク画像830S用であ
るため、ステップS95は省略される。
CPU103は、カメラ10から得られる映像(基本写真画像655)をトリミングし
(S96)、トリミングされた映像に背景画像831を合成して撮影用ディスプレイ11
に表示する(S97)。そして、CPU103は、第2回目の撮影動作を行う(S91〜
S94)。第3回目〜第6回目の撮影時も同様の処理を実行する(S91〜S97)。
ただし、第6回目の撮影において、CPU103は、スタイル画像830R用の写真画
像650(長方形)を生成するために、撮影モードを変更する(S95)。以降の動作は
、第1回目〜第5回目と同じである。以上の方法により、6枚の基本写真画像655及び
対応する写真画像650が生成される。
図3及び図18に示すとおり、撮影装置4のカメラ10の周りには、照明器具9A及び
9Bが交互に配置される。上述のとおり、照明器具9Aの出射面は黒色(無彩色)であり
、かつ、照明器具9Aは瞬間光源を有さない。したがって、ステップS13の撮影制御処
理により生成された基本写真画像655(及び写真画像650)には、図19に示すとお
り、被写体の瞳領域412の黒目413内に、照明器具9Bのフラッシュ光に相当する円
形の複数の白点(キャッチアイ)414が写り込む。この場合、キャッチアイにより、被
写体の瞳が少女マンガに登場するキャラクタの瞳のようなデザインとなる。そのため、嗜
好性が高まる。
仮に、照明器具9Aに替えて、白色の出射面を有し、瞬間光源を備えない照明器具9B
を配置した場合、フラッシュ光が発生しなくても、白色の出射面が光を反射する。そのた
め、キャッチアイが明確に形成されない。
照明器具9A及び9Bの配置は、図3又は図18に限定されない。図20や図21のよ
うに、照明器具9A及び9Bの配置パターンを変更することで、キャッチアイのパターン
も変更できる。照明器具9A及び9Bの照明カバーを交換すれば、照明器具9A及び9B
の配置パターンは容易に変更できる。
上述の例では、照明器具9Aは瞬間光源を有さない。しかしながら、照明器具9Aも照
明器具9Bと同様に、瞬間光源を有してもよい。この場合であっても、照明器具9Aの照
明カバーは黒色であるため、図19に示すようなキャッチアイが形成される。ただし、照
明器具9Aが瞬間光源を有さなければ、キャッチアイがより鮮明に形成される。また、照
明器具9Aは、定常光源及び瞬間光源を有さなくてもよい。
さらに、照明器具9A及び9Bの照明カバーの出射面はいずれも無彩色(白色、黒色)
であるため、キャッチアイがより鮮明に形成される。有彩色である場合、キャッチアイが
明確に形成されにくい。
ここでいう無彩色は、白色、黒色であってもよいし、照明光が出射面に反射して被写体
に色味がかからない程度、クロマキー処理に影響がない程度であれば、クリーム色がかか
った白等、多少色味のあるものであってもよい。
また、照明器具9Aの出射面と照明器具9Bの出射面との明度差は大きい方が好ましい
。好ましくは、照明器具9Aの出射面は、より黒色に近く、照明器具9Bの出射面は、よ
り白色に近いものであればよい。
図14に戻って、撮影制御処理(S13)が終了した後、CPU103は、撮影を終了
したプレイヤに対して、画像編集処理に利用する画像編集部80を通知する(S11)。
具体的には、CPU103は、撮影用ディスプレイ11に、撮影プレイが完了した旨を表
示するとともに、二つの画像編集部80のうち、プレイヤが使用する画像編集部80へ誘
導する案内を表示する。これにより、プレイヤは編集画像処理に利用する編集用ディスプ
レイ40に速やかに移動できる。
以上のとおり、本実施形態による撮影処理では、合成画像830用の写真画像650と
共に、基本写真画像655もメモリ105等に保存する。基本写真画像655を利用する
ことにより、コラージュ画像860のデザインの自由度が高まる。
[画像編集処理]
次に、画像編集処理の詳細を説明する。CPU103は、制御プログラムに基づいて画
像編集処理を実行する。画像編集処理では、CPU103は、コラージュ画像860を生
成する。CPU103はさらに、合成画像830(シカク画像830S及びスタイル画像
830R)を生成する。
図22は、画像編集処理の詳細を示すフロー図である。図22を参照して、CPU10
3は初めに、編集用ディスプレイ40に、画面をタッチして画像編集処理の開始を促す移
動待ち画像を表示する(S21)。プレイヤがタッチペン42で編集用ディスプレイ40
をタッチしたとき、残り編集時間のカウントダウンを開始する(S22)。
続いて、CPU103は、図23に示す表示画面を編集用ディスプレイ40に表示し、
編集する写真画像650の選択を受け付ける(S23)。図23を参照して、表示画面に
は、撮影処理で生成された6枚の写真画像650が表示される。このとき、各写真画像6
50には、対応する背景画像831が合成されて表示される。
プレイヤは、表示画面を参照して、編集したい(つまり、落書きしたい)写真画像65
0を選択する。具体的には、編集したい写真画像650をタッチペン42を用いてタッチ
する。選択後、「OK」ボタン561をタッチすれば、選択された写真画像650が確定
され、メモリ105に記憶される。全ての写真画像650(図23では6枚)を選択した
い場合、表示画面内の「ぜんぶ選択する」ボタン560をタッチする。この場合、全ての
写真画像650が選択される。なお、写真画像650を順次タッチして、結果的に全ての
写真画像650が選択されてもよい。本例では、写真画像650を順次タッチした結果、
6枚全ての写真画像650がタッチされたと仮定して説明を続ける。写真画像650の選
択が完了した後、CPU103は、コラージュ画像生成処理を実行する(S24)。
ステップS23で写真画像650を選択した場合、写真画像650に対応する基本写真
画像655も選択される。つまり、ステップS23の選択操作では、合成画像830用の
写真画像650が選択されると共に、コラージュ画像860用の基本写真画像655も選
択される。
[コラージュ画像生成処理(S24)]
図24は、図22中のコラージュ画像生成処理(S24)の詳細を示すフロー図である
。図24を参照して、CPU103はまず、ステップS23で選択された写真画像650
(基本写真画像655)の数を特定する(S2401)。本例では、選択された写真画像
650は6枚であるため、CPU103は枚数N=6と認定する。
次に、CPU103は、認定された枚数Nに応じた複数のコラージュレイアウト画像8
65の中からコラージュレイアウト画像865を選択する(S2402)。HDD104
には、選択枚数Nに対応した配置領域861を含む複数のコラージュレイアウト画像86
5が保存されている。
つまり、コラージュ画像860は、ステップS23で選択された写真画像650(基本
写真画像655)の枚数に応じた配置領域861を含む。図25は、コラージュ画像86
0の例を示す模式図である。図25(A)は、ステップS23の枚数N=4の場合に作成
されるコラージュ画像例である。図25(A)に示すコラージュ画像860には、枚数N
=4に対応する4つの配置領域861A〜861Dが配置されている。図25(B)は、
枚数=5の場合に作成されるコラージュ画像例である。図25(B)に示すコラージュ画
像860には、枚数N=5に対応する5つの配置領域861A〜861Eが配置されてい
る。
要するに、本実施形態では、コラージュ画像860のコラージュレイアウト画像865
は、枚数Nに応じた数の配置領域861を有する。本例では、枚数N=6であるため、C
PU103は、HDD104に格納された複数のコラージュレイアウト画像865のうち
、枚数N=6に対応する複数のコラージュレイアウト画像865を特定する。そして、特
定された複数のコラージュレイアウト画像865の中からランダムに、複数のコラージュ
レイアウト画像865を選択し、編集用ディスプレイ40に表示する(S2402)。
図26は、ステップS2402で編集用ディスプレイ40に表示されるコラージュレイ
アウト画像選択画面例である。図26では、CPU103は、枚数N=6に属する複数の
コラージュレイアウト画像865の中から4つのコラージュレイアウト画像865を選択
して表示する。
CPU103は、レイアウト画像選択画面を表示して、プレイヤによるコラージュレイ
アウト画像865の選択を受け付ける(S2403)。
プレイヤは、レイアウト画像選択画面を参照して所望のコラージュレイアウト画像86
5を選択し、タッチする。このとき、CPU103は、プレイヤにより選択されたコラー
ジュレイアウト画像865を受け付け、特定する(S2403)。ここで、プレイヤが図
13に示すレイアウト画像865を選択したと仮定して、説明を続ける。
CPU103は、選択されたレイアウト画像865の各配置領域861A〜861Fに
、ステップS23で選択された写真画像650に対応する基本写真画像655を割り当て
る(S2404)。このとき、CPU103は、ステップS23で最初に選択された写真
画像650に対応する基本写真画像655を、配置領域861A〜861Fのうち最も画
像サイズの大きい配置領域861Aに割り当てる。ステップS23でプレイヤが最初に選
択した写真画像650は、プレイヤが最も気に入った写真画像である可能性が高い。その
ため、CPU103は、最初に選択された写真画像650に対応する基本写真画像655
を、最も画像サイズの大きい配置領域861Aに割り当てる。
最大サイズの配置領域816Aに基本写真画像655を割り当てた後、CPU103は
、他の配置領域816B〜816Fに対しても基本写真画像655を割り当てる。このと
き、CPU103はランダムに割り当てても良いし、特定の規則(ステップS23での写
真画像650Sの選択順等)に基づいて、他の配置領域861B〜861Fに基本写真画
像655を割り当ててもよい。
続いて、CPU103は、割り当てられた基本写真画像655を利用して、各配置領域
861用の写真画像651を生成する(S2405)。ここでは、一例として、配置領域
861A用の写真画像651の生成方法を説明する。図27は、写真画像651の生成方
法を説明するための模式図である。図27(A)を参照して、CPU103はまず、配置
領域861Aに割り当てられた写真画像650に対応する基本写真画像655を読み出す
。次に、CPU103は、配置領域861Aの形状に合わせて、基本写真画像655をト
リミングする。このとき、CPU103は、基本写真画像655内の被写体の顔領域を検
知して顔領域の配置を認識し、顔領域の配置及び配置領域861Aの形状に応じて、基本
写真画像655のトリミング範囲を決定する。
決定されたトリミング範囲に基づいて、CPU103は、基本写真画像655をトリミ
ングし、コラージュ画像860用の写真画像651を形成する。
以上のとおり、CPU103は、コラージュ画像860用の写真画像651を生成する
とき、合成画像830用の写真画像650を利用せず、基本写真画像655を利用する。
これにより、CPU103は、配置領域861の形状に即した写真画像651を生成する
ことができる。特に、配置領域861の形状が合成画像830用の写真画像650の形状
と異なる場合や、配置領域861の画像サイズが、写真画像650の画像サイズよりも大
きい場合、基本写真画像655の利用は有効である。
なお、図27(A)では、基本画像655を配置領域861Aの形状に合わせて切り取
っているが、写真画像651自体は矩形であって、配置領域861Aに含まれる部分以外
の必要のない部分が透過処理されてもよい。
図27(B)を参照して、仮に、CPU103が、合成画像830用の写真画像650
に基づいて、コラージュ画像860用の写真画像651を生成した場合、生成された写真
画像651のうち、領域650Dには、被写体の一部が表示されない。そのため、図27
(B)の写真画像651をコラージュレイアウト画像865の配置領域861Aに配置し
たとき、領域650Dがプレイヤに違和感を与える。
一方、図27(A)の方法により生成された写真画像651は、配置領域861Aの形
状に即した被写体を含む。そのため、コラージュレイアウト画像865に写真画像651
を配置しても、プレイヤは違和感を感じることはなく、コラージュ画像860の完成度を
高める。
図28は、図13に示すコラージュレイアウト画像865中の配置領域861E用の写
真画像651の作成例を示す模式図である。図28(A)のように、CPU103は、配
置領域861Eに割り当てられた合成画像830用の写真画像650に対応する基本写真
画像655を読み出す。そして、トリミングにより、横長の長方形状の配置領域861E
に適した形状の写真画像651を生成する。写真画像650よりも横幅の広い基本写真画
像655を利用することにより、配置領域861Eに適した横長の写真画像651を生成
できる。
一方、図28(B)のように、合成画像用の写真画像650を利用して配置領域861
Eの写真画像651を生成した場合、生成された写真画像651の領域650Dには、被
写体の一部が表示されない。そのため、違和感が生じる。
以上のとおり、CPU103は、撮影処理時に保存した基本写真画像655を利用する
ことにより、コラージュ画像860に適した写真画像651を生成することができる。そ
のため、レイアウト(配置領域861の形状)の自由度が高いコラージュ画像860を生
成でき、コラージュ画像860の完成度が高まる。
なお、後述する落書き処理(S26)において、写真画像650はらくがきされ、写真
画像650に対して編集画像832の入力が受け付けられる。そのため、写真画像650
に入力された編集画像832をコラージュ画像860に配置される写真画像651に使用
することもできる。しかしながら、写真画像651には、対応する写真画像650の編集
画像832を使用しない方が好ましい。写真画像650の編集画像832を使用する場合
、領域650D部分には、編集画像832が入力されない。そのため、編集画像832を
使用した場合、違和感が生じる。したがって、コラージュ画像860内の写真画像651
には、落書き処理(S26)による編集画像832が入力されない方が好ましい。さらに
、上述のような領域650Dが形成されてしまう写真画像651だけに編集画像832を
使用しないようにしてもよいが、コラージュ画像860全体の統一感を図るためには、コ
ラージュ画像860に使用される写真画像651は全て、らくがき処理(S26)による
編集画像832が入力されない(つまり、らくがきされない)画像であることが好ましい
CPU103は、コラージュレイアウト画像865内の全ての配置領域861A〜86
1F用の写真画像651を生成する(S2405)。その後、CPU103は、コラージ
ュレイアウト画像865の各配置領域861に、対応する写真画像651と、各配置領域
861に予め割り当てられた背景画像831とを配置して合成し、コラージュ画像860
を生成する。生成されたコラージュ画像860は、メモリ105又はHDD104に保存
される。なお、コラージュ画像生成処理(S24)で生成されたコラージュ画像860は
、この時点では、文字列画像835を含んでいない。以上の動作を終了後、CPU103
は、コラージュ画像生成処理(S24)を終了する。
図22に戻って、CPU103は、文字列入力処理を実行する(S25)。文字列入力
処理(S25)により、コラージュ画像860用の文字列画像835が生成される。さら
に、文字列入力処理(S25)により、合成画像830に用いる編集画像832も生成さ
れる。
CPU103は、編集用ディスプレイ40に、図29に示す文字列入力画面を表示する
。文字列入力画面には、ステップS24で生成されたコラージュ画像860(ただし、文
字列画像835は含まない)を表示する。
図29に示す例では、2人用の文字列入力画面300を表示しているが、プレイヤの人
数に応じた文字列入力画面を表示してもよい。プレイヤは、タッチペン42を用いて、文
字列入力画面300を操作することにより、プレイヤ自身の名前を入力する。
本実施の形態では、プレイヤの名前を入力する例を説明するが、プレイヤが二人以のグ
ループでプレイしている場合、文字列としてグループ名などを入力してもよいし、メッセ
ージ等を入力してもよい。いずれの場合であっても、プレイヤの入力した文字列から生成
された文字列画像835が、コラージュ画像860内に配置される。
図29を参照して、文字列入力画面300の下部には、左右に2つの入力パレット32
0L及び320Rが表示される。入力パレット320Lには、ひらがな入力ボタン325
が表示されている。入力パレット320Rには、ローマ字入力ボタン326が表示されて
いる。プレイヤは、切替ボタン327をタッチすることによって、ローマ字入力ボタン3
26又はひらがな入力ボタン325を、入力パレット320L及び320Rに表示させる
ことができる。プレイヤは、ローマ字入力ボタン326又はひらがな入力ボタン325を
用いて、自分の名前等の文字列を入力する。
入力された文字列は、メモリ105に記憶され、上述のとおり、待ち受け画像360内
に文字列画像835として入力される。入力された文字列はさらに、後述するとおり、編
集画像832の一種であるスタンプ画像として、写真画像650と合成することができる
CPU103は、文字列入力画面300内の決定ボタン328の操作を受け付けた場合
、ローマ字表示エリア322及びひらがな表示エリア321に表示された文字列をメモリ
105又はHDD104に保存し、文字列入力処理を終了する。
CPU103は、保存された文字列に基づいて、コラージュ画像860用の文字列画像
835を生成する。そして、コラージュ画像860に対応付けて、文字列画像835をメ
モリ105又はHDD104に保存する。後述するとおり、CPU103は、サーバを介
してプレイヤの携帯端末に、文字列画像835と、文字列画像835を除くコラージュ画
像860とを送信する。これにより、プレイヤは、携帯端末の画面に、文字列画像835
を含むコラージュ画像860を表示することができる。プレイヤはさらに、サーバ上で文
字列画像835を変更することができる。
図22を参照して、文字列入力処理(S25)の後に、CPU103は落書き処理を実
行する(S26)。落書き処理では、合成画像830用の写真画像650に対応した編集
画像832(スタンプ画像、クルクル画像、メッセージ画像、ペン画像等)の入力を受け
付ける。
図30は、落書き処理の詳細を示すフロー図である。図30を参照して、CPU103
は、図31に示す編集画面を編集用ディスプレイ40に表示する(S251)。
図31を参照して、編集画面には、左右に2つの編集領域60L及び60Rが表示され
、2人のプレイヤがそれぞれの編集領域60(60L及び60R)で写真画像650を編
集できるようになっている。また、対応する背景画像831を重ねて表示された6枚の写
真画像650は、落書き切替領域75に表示され、左右のプレイヤの選択操作により、編
集領域60L及び60Rのいずれかに割り当てられる。これにより、各々の編集領域60
で異なる写真画像650の編集を行うことができる。したがって、編集画像832は、各
写真画像650ごとに作製される。
編集画面にはさらに、Myエッセンス、スペシャル、スタンプ、クルクル、メッセージ
、ペン、トップ画像、プロフ画像、コメント用、といった編集ツールを選択するための編
集ツール選択ボタン61L及び61Rが表示される。
タッチペン42により所望の編集ツール選択ボタン61がタッチされると、タッチされ
た編集ツールに対応したパレット67が編集領域60の下に表示される。各パレット67
には、選択された編集ツールで利用可能なデザインの編集画像832が表示された複数の
選択ボタン64が配列されている。たとえば、スペシャルツールが選択された右側のパレ
ット67には、スタンプ画像、クルクル画像、メッセージ画像、ペン画像の複数の編集画
像が表示された複数の選択ボタン64が表示されている。
編集ツール選択ボタン61R内の「Myエッセンス」ツールを選択した場合、図32及
び図33のように、文字列入力処理S25で入力された文字列に応じて作成された複数の
編集画像832(文字列画像)がパレット67の選択ボタン64内に表示される。たとえ
ば、文字列入力処理(S25)により、文字列「まい」と、文字列「さおり」が入力され
た場合、CPU103は、「まい」と「さおり」に基づいて、種々の編集画像832を作
製する。具体的には、図32では、CPU103は、各文字列「まい」「さおり」の文字
列画像からなる編集画像を作製する。CPU103はさらに、「マイ」、「MAI」、「
まっちゃん」等、文字列「まい」を変換した編集画像832や、「まい」に基づいて作成
された新たな編集画像832(ニックネーム等)を作成したりする。図33では、CPU
103は、「まい」及び「さおり」に基づいて、「まい」と「さおり」をペアで表記する
種々の編集画像832を作成する。
これら「Myエッセンス」の編集画像832は、編集画面が表示される前に、CPU1
03が、文字列入力処理(S25)で入力された文字列に基づいて作成する(図30のス
テップS250)。このように、ステップS25での文字入力処理で入力された文字列は
、合成画像830用の編集画像832としても利用される。
図31に戻って、編集画面には、他の編集ツールとして、編集処理ツール74も表示さ
れる。編集処理ツール74には、落書きを初めからやり直す「最初から」ボタンや、1つ
前の編集処理に戻る「もどる」ボタン、1つ後の編集処理に進む「すすむ」ボタン、編集
により入力された編集画像832を消去する「消しゴム」ボタン等が含まれる。
さらに他の編集ツールとして、「一発らくがき」ボタン77も表示される。「一発らく
がき」ボタン77を選択した場合、編集領域60L、60R内の写真画像650に合成さ
れた背景画像831の種類に応じた複数のサンプル画像が表示される。プレイヤが、複数
のサンプル画像の中からいずれか一つを選択した場合、サンプル画像内の複数の編集画像
の組合せが、編集領域60内の写真画像650に対応して表示される。要するに、「一発
らくがき」ボタン77を利用すれば、短時間で編集処理を終えることができる。
さらに他の編集ツールとして、「背景チェンジ」ボタン76L、76R(以下、総称し
て「背景チェンジ」ボタン76という)も表示される。「背景チェンジ」ボタン76は、
対応する編集領域60内の写真画像650に合成された背景画像831を、他の背景画像
831に変更する。
図30に戻って、編集画面が表示された後(S251)、CPU103は、落書き時間
が制限時間に達するか(S253でYes)、ENDボタン68がタッチペン42でタッ
チされる(S254でYes)までの間、編集領域60に表示された写真画像650に対
応する編集画像832の入力を受け付ける。具体的には、CPU103は、タッチペン4
2による編集用ディスプレイ40へのタッチを検知する(S252)。CPU103がパ
レット67内の所望の選択ボタン64のタッチを検知すると(S252でYes、S25
8でNo、S255でYes)、タッチされた選択ボタン64に表示されたデザインのツ
ールが設定される(S257)。そして、編集領域60内をタッチすると(S252でY
es、S258及びS255でNo)、タッチされた位置に、選択されたデザインの編集
画像832を入力する(S256)。入力された編集画像832は、写真画像650に対
応付けてメモリ105に格納される。
CPU103はまた、背景画像831の選択を受け付ける。「背景チェンジ」ボタン7
6がタッチされたとき(S252でYes、S258でYes)、対応する編集領域60
内の背景画像831の背景ジャンルを特定する(S259)。背景画像831の背景ジャ
ンルはHDD104又はメモリ105に格納されている。背景ジャンルを特定した後、C
PU103は、特定された背景ジャンルに属する背景画像831(HDD104内に格納
)の中から、背景画像831を任意に選び、決定する(S260)。そして、編集領域6
0に表示されている背景画像831を削除した後、ステップS260で決定された背景画
像831を写真画像650と共に編集領域60に表示する。
上述の例では、ステップS260でCPU103が1つの背景画像381を選択したが
、他の方法により、背景画像831を決定してもよい。たとえば、「背景チェンジ」ボタ
ン76が選択されたとき、パレット67に複数の背景画像831が表示され、プレイヤが
パレット67に表示された背景画像831の中から背景画像831を選択してもよい。パ
レット67に表示される背景画像831は、先に編集領域60に表示されていた背景画像
831と同じ背景ジャンルに属さないものであってもよい。以上のとおり、背景画像83
1が気に入らない場合、プレイヤは、画像編集処理中に背景画像831を変更できる。
落書き時間が制限時間に達したとき(S253でYes)、又は、ENDボタン68へ
のタッチを検知したとき(S254でYes)、CPU103は、落書き処理を終了する
。以上の動作により、プレイヤは、写真画像650に編集画像832を入力できる。
図22に戻って、CPU103は、落書き処理の後(S26)、合成画像830を生成
して、メモリに保存する(S27)。具体的には、CPU103は、それぞれの写真画像
650、背景画像831、及び、落書き処理(S26)で入力された編集画像832を合
成して合成画像830を生成する。
続いて、CPU103は、シート画像810のレイアウトパターンをプレイヤに選択さ
せる(S28)。図34は、プレイヤ数が2人用のシート画像810のレイアウトパター
ン選択画面400である。プレイヤの数が3人以上の場合、プレイヤは、プレイヤと同じ
人数が表示されたタブ407にタッチして、プレイヤの人数に応じたパターン選択画面を
表示させることができる。図35に、3人用のレイアウトパターン選択図を示す。
図34を参照して、レイアウトパターン選択画面400は、プレイヤ(2人)の各々が
それぞれシート画像810のレイアウトパターンを選択できるように、2つの選択エリア
401L及び401Rを有する。選択エリア401L及び401Rには、それぞれ、イメ
ージ表示領域402と、2種類のシート画像810のレイアウトパターン403及び40
4とが表示される。イメージ表示領域402は、シート画像810のイメージが表示され
る。具体的には、選択されたレイアウトパターン403又は404に応じて、複数の合成
画像830が配置されて作成されたシート画像810が、イメージ表示領域402に表示
される。レイアウトパターン403及び404内の各矩形領域405a及び405bには
、合成画像830が配置される。矩形領域405aは、矩形領域405bと比較して、画
像サイズが大きい。
プレイヤは、2つのレイアウトパターン403、404の中からいずれかを選択して、
決定ボタン406を押す。これにより、各プレイヤは、自分の好みに合ったレイアウトパ
ターンのシート画像810を選択することができる。
図22及び図34を参照して、プレイヤがレイアウトパターン403を選択した場合、
レイアウトパターン403は、矩形領域405aを含む(S29でYes)。そのため、
CPU103は、複数のシカク画像(合成画像)830Sのうち、矩形領域405aに配
置されるシカク画像830Sの選択を受け付ける(S30)。たとえば、CPU103は
、レイアウトパターン選択画面400上に複数のシカク画像830Sを表示する。プレイ
ヤは、矩形領域405aに配置したいシカク画像830Sをタッチする。CPU103は
、タッチされたシカク画像830Sを、矩形領域405aに配置して、イメージ表示領域
402に表示する。CPU103は、選択されたレイアウトパターンに応じてシート画像
810を生成する(S31)。
図33に示す2人用のレイアウトパターン選択画面400によりレイアウトパターンが
決定された場合、2つ(2人分)のシート画像810が生成される。CPU103は、生
成した2つのシート画像810を並べて印刷画像850を生成する(S31)。選択され
たシート画像810のレイアウトパターンがレイアウトパターン404である場合、生成
される印刷画像850の印刷レイアウトパターンはたとえば、図12のようになる。ステ
ップS28のレイアウトパターン選択により、印刷画像850の印刷レイアウトパターン
も選択され、決定される。
図22を参照して、印刷画像850を生成した後、CPU103は、印刷待機ブース5
が使用中であるか否かを判断する(S32)。具体的には、CPU103は、後述する印
刷待機処理が動作中であるか否かに基づいて、ステップS32の判断を行う。印刷待機ブ
ース5が使用中である場合(S32でNo)、CPU103は、編集ブース3での待機を
プレイヤに促す画面をディスプレイ40に表示する(S33)。一方、印刷待機ブース5
が空いている場合(S32でYes)、CPU103は、印刷指示及び印刷画像850の
プリンタ601への送信を開始する(ステップS34)。このとき、CPU103は、印
刷指示を送信し、その後、印刷画像850をプリンタ601に送信する。
[印刷処理]
図36は、プリンタ601が実施する印刷処理の一例を示すフロー図である。なお、印
刷処理の各ステップは、写真撮影遊戯機1のCPU103がプリンタ601に指示しても
よい。
図36を参照して、プリンタ601内のマイコンは、CPU103から、印刷画像85
0及び印刷指示を受信する(S3001)。マイコンは、受信した印刷画像850に基づ
いて、印刷用紙である写真シール紙SHへの印刷画像850の印刷を開始する(S300
2)。マイコンは、用紙ロール610、搬送ローラ611及びプラテンローラ612を制
御して写真シール紙SHをプリント出口620に向かって送り出す。マイコンはさらに、
インクリボン613及びサーマルヘッド614を制御して、印刷画像850を写真シール
紙SH上に印刷する。
マイコンはさらに、印刷された写真シール紙SHの切断方法を決定する(S3003〜
S3006)。マイコンは、印刷指示内に含まれる印刷レイアウトパターン情報を読み出
す(S3003)。印刷レイアウトパターン情報は、印刷画像850の印刷レイアウトパ
ターンに対応して付与される情報である。印刷画像850の印刷レイアウトパターンは、
図37に示すプレイヤ2人用の印刷レイアウトパターンである場合や、図38に示すよう
に、プレイヤ3人用の印刷レイアウトパターンである場合、多人数の印刷レイアウトパタ
ーンである場合等が存在する。マイコンは、印刷レイアウトパターン情報に基づいて、切
断方法を特定する。
印刷レイアウトパターンが図37に示すパターンである場合(S3003で横切りマル
チカット)、マイコンは、切断部材615を利用して、横方向、つまり、写真シール紙S
Hの搬送方向に対して直交する方向にマルチカット(2回カット)を実施する(S300
4)。図37に示すとおり、切断部材615は、写真シール紙SHの搬送方法に対して直
交して写真シール紙SHを1プレイ当たりの所定面積分切断する。このとき、マイコンは
、搬送距離L0/2ごとに切断部材615に切断を指示する。これにより、L0/2の幅
を有する写真シール紙SHが2枚作製される。この場合、切断部材616は使用されない
作製された2枚の写真シール紙SHは、プリント出口620から排出された後、取出部
605の傾斜部材603を滑って底部材604に落下する。プレイヤは取出口602から
2枚の写真シール紙SHを取り出す。
各写真シール紙SHには各プレイヤごとのシート画像810が印刷されている。したが
って、印刷された写真シール紙SHをハサミ等でプレイヤが切断することなく、各プレイ
ヤが自分のシート画像が印刷された写真シール紙SHを取得できる。
図36を参照して、印刷レイアウトパターンが図37に示すパターンである場合(S3
003で縦切りマルチカット)、マイコンは、切断部材615と、切断部材616とを制
御して、写真シール紙SHを、縦方向、つまり、搬送方向にマルチカット(3枚に切断)
する(S3005)。図38に示すとおり、切断部材616は、搬送方向と平行にシール
紙SHを3つに切断する。切断部材616は搬送方向と直交する方向に配列された2枚の
カッタを備え、これらのカッタを利用して、写真シール紙SHを3つに切断する。切断部
材615は、写真シール紙SHが距離L0分搬送された後、搬送方向と直交する方向にシ
ール紙SHを1プレイ当たりの所定面積分切断する。以上の動作により、長さL0の3つ
のシール紙SHが作製される。
切断部材615のみを用いて搬送距離L0/3ごとに写真シール紙SHを切断しても、
3枚のシール紙SHを作製することができる。しかしながらこの場合、切断後の写真シー
ル紙SHがプリント出口620に付着してしまい。底部材604まで落下しない場合が起
こり得る。なぜなら、切断された写真シール紙SHは、搬送方向に対して直交する方向に
長い。この場合、プリント出口620において、切断された写真シール紙SHが筐体63
0と接触する範囲が大きい。さらに、面積は小さいため、写真シール紙SH自体が軽い。
そのため、静電気や写真シール紙SH自体の側面の接着層により、写真シール紙SHがプ
リント出口620近傍の筐体630に貼り付きやすく、底部材604に落下しにくい。さ
らに、取出口602は、プリント出口620よりも下方に配置され、かつ、プリント出口
620から離れて配置されるため、プレイヤは筐体630に貼り付いた写真シール紙SH
を素手で取りにくい。
一方、本実施形態のように、切断部材616で写真シール紙SHを3つに切断した場合
、作製される各写真シール紙SHは、搬送方向に長く、筐体630と接触する範囲が小さ
い。そのため、切断後の各写真シール紙SHは、プリント出口620近傍の筐体630に
貼り付きにくく、落下しやすい。そのため、プレイヤは取出口602から3枚の写真シー
ル紙SHを容易に取り出せる。
要するに、1枚当たりの写真シール紙SHの面積が小さく、プリント出口620との接
触範囲が大きければ、写真シール紙SHがプリント出口620に貼り付く可能性が大きく
なる。取出口602はプリント出口620の下方であってプリント出口620から離れて
配置されるため、プリント出口620に貼り付いた写真シール紙SHを素手で取るのは困
難である。切断部材616は、縦方向(搬送方向)に写真シール紙SHを切断する。その
ため、1枚当たりの写真シール紙SHの面積が小さくなっても、1枚当たりの写真シール
紙SHのプリント出口620との接触範囲も小さくすることができる。そのため、写真シ
ール紙SHはプリント出口620に貼り付きにくい。
図36を参照して、印刷レイアウトパターンが通常である場合、(S3003で通常)
、マイコンは、切断部材615を制御して、搬送距離L0で1回切断する(S3008)
。つまりこの場合、1プレイあたりの所定面積分の1枚の写真シール紙SHが取出口60
2に排出される。
なお、上述の実施形態では、プリンタ601は、印刷画像850の印刷レイアウトパタ
ーンに応じて、切断部材615及び616によりシール紙SHを複数枚(4枚以上)に切
断してもよい。
[印刷待機処理(S35)]
CPU103は、プリンタ601が印刷処理(図36)を実施している間、印刷待機処
理を実行する(図22のS35)。
図39は、印刷待機処理(S35)の詳細を示すフロー図である。図39を参照して、
CPU103は、待機画面(デモ画面)をディスプレイ95に表示している(S51)。
ステップS34(図22参照)で印刷画像850の送信が開始されたとき、CPU103
は携帯端末への画像送信処理を実行する(S52〜S55)。CPU103はまず、画像
送信希望を受け付ける(S52)。CPU103は、ディスプレイ95に選択画面を表示
する。選択画面には、携帯端末へのコラージュ画像860や写真画像650、合成画像8
30等の送信を希望する「送信希望」ボタンと、画像転送を希望しない「送信不要」ボタ
ンとが表示される。
プレイヤにより「送信希望ボタン」が選択されたとき、CPU103は、プレイヤが携
帯端末への画像の送信を希望したと判断する(S52でYes)。この場合、CPU10
3はまず、編集処理において生成されたコラージュ画像860、写真画像650及び合成
画像830のうち、携帯端末に転送する画像の選択を受け付ける(S53)。CPU10
3は、携帯端末へ送信する画像を1つ選択させてもよいし、2つ以上選択させてもよい。
携帯端末に転送する画像を受け付けた後(S53)、CPU103は、プレイヤの携帯
端末のメールアドレスの入力を受け付ける(S54)。そして、CPU103は、入力さ
れたアドレス宛にステップS53で選択された画像を送信する(S55)。具体的には、
CPU103は選択された画像を図示しないサーバを経由してプレイヤの携帯端末に送信
する。ステップS53でコラージュ画像860が選択された場合、CPU103は、文字
列画像835を含まないコラージュ画像860と、ステップS25(図22)で記憶した
文字列に関する情報(以下、文字列情報という)とをサーバ(以下、画像サーバという)
に送信する。
プレイヤは、携帯端末に送信された画像を様々な用途で使用することができる。たとえ
ば、プレイヤは、送信された画像を保存して友人同士で見せ合ったり、ブログパーツとし
て用いたりすることができる。
たとえば、コラージュ画像860を、インターネット上の自身のウェブページのブログ
に掲載する場合、コラージュ画像860内の文字列画像835を変更したい場合がある。
文字列が各プレイヤの名前等である場合、個人情報がインターネット上のウェブページに
掲載されることになる。このようなことを望まないプレイヤは、コラージュ画像860内
の文字列画像835を変更することができる。
画像サーバは、文字列画像835を含まないコラージュ画像860と、文字列情報とを
対応付けて格納する。画像サーバはさらに、コラージュ画像860内の文字列画像835
の配置領域に、文字列画像835に替えて配置される複数の装飾画像を格納する。
プレイヤの操作により、プレイヤの携帯端末やコンピュータ等のユーザ端末は、画像サ
ーバにコラージュ画像860の送信を要求し、文字列画像835を含むコラージュ画像8
60を受信してディスプレイに表示する。プレイヤがコラージュ画像860内の文字列画
像835の変更を希望する場合、ユーザ端末は、文字列画像835の変更要求を画像サー
バに送信する。画像サーバは、変更要求を受け、選択画面をユーザ端末に送信する。選択
画面は、文字列画像835に替えて利用するための複数の装飾画像を選択するための選択
画面、又は、新たな文字列を入力するための文字列入力画面等である。
プレイヤは、装飾画像の選択画面を参照して、所望の装飾画像を選択する。この場合、
画像サーバは、選択された装飾画像への変更指示をユーザ端末から受け、文字列画像83
5を装飾画像に差し換えた新たなコラージュ画像860をユーザ端末に送信する。
一方、プレイヤが文字列入力画面により新たな文字列を入力した場合、画像サーバは、
新たに入力された文字列をユーザ端末から受信し、新たな文字列画像835を生成する。
そして、コラージュ画像860内の文字列画像835を新たな文字列画像835に差し換
えた新たなコラージュ画像860をユーザ端末に送信する。
以上の動作により、写真撮影遊戯機1でのプレイ後であっても、プレイヤはコラージュ
画像860内の文字列画像835を自由に変更できる。
S55の画像送信が完了したとき、又は、ステップS52でプレイヤが画像転送を希望
しない場合、つまり、「送信不要」ボタンが選択された場合(S52でNo)、CPU1
03は、プリンタ601が印刷を完了したか否かを判断する(S56)。印刷が完了した
とき、CPU103は、印刷が完了した旨をディスプレイ85に表示して、印刷待機処理
(S57)を終了する。
以上の実施の形態による写真撮影遊戯機は、カメラとプリンタとを備える。写真撮影遊
戯機は、撮影制御手段と、第1トリミング手段と、編集手段と、合成手段と、印刷手段と
、第2トリミング手段と、コラージュ生成手段とを備える。撮影制御手段は、カメラを制
御して被写体を撮影し、複数の基本写真画像を生成する。第1トリミング手段は、基本写
真画像をトリミングして、第1写真画像を生成する。編集手段は、第1写真画像に対して
編集画像の入力を受け付ける。合成手段は、第1写真画像及び編集画像を合成して合成画
像を生成する。印刷手段は、プリンタを制御して合成画像を印刷用紙に印刷する。第2ト
リミング手段は、複数の配置領域を有するコラージュレイアウト画像内の配置領域の形状
に応じて基本写真画像をトリミングして、第1写真画像と異なる形状の第2写真画像を生
成する。コラージュ生成手段は、第2写真画像と、コラージュレイアウト画像とを合成し
て、コラージュ画像を生成する。
本実施形態による写真撮影遊戯機では、コラージュ画像を、合成画像用の第1写真画像
を用いて生成するのではなく、基本写真画像を用いて生成する。そのため、コラージュレ
イアウト画像内の各配置領域の形状に合わせて、基本写真画像をトリミングすることによ
り、配置領域861の形状に適合した形状の第2写真画像を生成することができる。その
ため、コラージュ画像のレイアウト(配置領域の形状)の自由度が高まり、完成度の高い
コラージュ画像を作製できる。
上記写真撮影遊戯機はさらに、写真受付手段と、選択手段とを備えてもよい。写真受付
手段は、生成された複数の第1写真画像のうち、合成画像に利用する第1写真画像の選択
を受け付ける。選択手段は、複数のコラージュレイアウト画像の中から、選択された第1
写真画像の数に応じた配置領域を含むコラージュレイアウト画像を選択する。第2トリミ
ング手段は、選択された第1写真画像に対応する基本写真画像をトリミングして、第2写
真画像を生成する。
この場合、選択された第1写真画像の数に応じて、使用するコラージュレイアウト画像
が決定される。
上記写真撮影遊戯機では、第1トリミング手段は、写真受付手段で最初に選択された第
1写真画像に対応する基本写真画像を、複数の配置領域のうち画像サイズが最大の配置領
域の形状に応じてトリミングしてもよい。
この場合、プレイヤが最も好む写真画像が、最大サイズの配置領域に配置されやすい。
上記写真撮影遊戯機はさらに、ライブ映像手段を備える。ライブ映像手段は、カメラに
撮影された映像を、第1写真画像に応じた形状にトリミングして表示してもよい。撮影制
御手段は、ライブ映像表示手段がトリミングされた映像を表示した後、カメラを制御して
被写体を撮影する。
この場合、撮影プレイ時には、第1写真画像の形状の映像がライブ表示されて撮影処理
が実行されるが、コラージュ画像では、第1写真画像と異なる形状の第2写真画像が利用
される。
本実施の形態による写真撮影遊戯機は、カメラと、照明器具と、撮影制御手段とを備え
る。照明器具は、カメラの周りに配置される。撮影制御手段は、カメラを制御して被写体
を撮影し、複数の写真画像を生成する。複数の照明器具は、光を出射する無彩色の第1出
射面を有する第1照明器具と、光を出射し、第1出射面よりも明度の低い無彩色の第2出
射面を有する第2照明器具とを含む
この場合、基本写真画像内の被写体の瞳にキャッチアイを形成できる。
上記写真撮影遊戯機では、第1照明器具は、定常光を出射する定常光源と、瞬間光を出
射する瞬間光源とを含み、第2照明器具は、定常光源を含み、瞬間光源を含まなくてもよ
い。
この場合、撮影時に第2照明器具は瞬間光を発しない。そのため、より明確なキャッチ
アイが形成される。
本実施の形態による写真撮影遊戯機は、カメラとプリンタとを備える。写真撮影遊戯機
は、撮影制御手段と、編集手段と、合成手段と、印刷制御手段とを備える。撮影制御手段
は、カメラを制御して被写体を撮影し、複数の写真画像を生成する。編集手段は、写真画
像に対して編集画像の入力を受け付ける。合成手段は、写真画像及び編集画像を合成して
合成画像を生成する。受付手段は、印刷レイアウトパターンの選択を受け付ける。印刷制
御手段は、印刷レイアウトパターンに応じて、プリンタを制御して、合成画像を印刷用紙
に印刷する。プリンタは、ロールと、印刷手段と、第1御代b第2切断手段と、切断制御
手段とを備える。ロールは、印刷用紙が巻かれる。印刷手段は、ロールから送り出された
印刷用紙に合成画像を印刷する。第1切断部材は、ロールから送り出された印刷用紙を搬
送方向と直交する方向に切断する。第2切断部材は、ロールから送り出された印刷用紙を
、印刷用紙の搬送方向に沿って切断する。切断制御手段は、印刷レイアウトパターンに応
じて、第1切断部材及び第2切断部材を制御して印刷用紙を切断する。
この場合、印刷用紙を搬送方向と平行又は直交して切断することができる。
上記写真撮影遊戯機において、プリンタは印刷用紙を排出するプリント出口を有する。
写真撮影遊戯機はさらに、プリンタを収納し、プリント出口の手前にプリント出口から離
れて配置される取出口を有する筐体を備える。切断制御手段は、第1切断部材により、ロ
ールから送り出された印刷用紙を、1プレイにつき提供される所定面積分切断し、第2切
断部材により、所定面積分の印刷用紙を搬送方向に沿って切断して複数に分割する。
この場合、切断された印刷用紙がプリント出口に貼り付くのを抑制できる。
本実施形態による写真撮影遊戯方法は、上記写真撮影遊戯機を用いて実行される。本実
施形態による制御プログラムは、上記写真撮影遊戯機に搭載されたコンピュータ装置に実
行される。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するため
の例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣
旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
1 写真撮影遊戯機
4 撮影装置
8 編集装置
10 カメラ
100 制御装置

Claims (3)

  1. カメラとプリンタとを備えた写真撮影遊戯機であって、
    前記カメラを制御して被写体を撮影し、複数の写真画像を生成する撮影制御手段と、
    前記写真画像に対して編集画像の入力を受け付ける編集手段と、
    前記写真画像及び前記編集画像を合成して合成画像を生成する合成手段と、
    印刷レイアウトパターンの選択を受け付ける受付手段と、
    前記選択された印刷レイアウトパターンに応じて、前記プリンタを制御して、前記合成画像を印刷用紙に印刷する印刷制御手段とを備え、
    前記プリンタは、
    前記印刷用紙が巻かれたロールと、
    前記ロールから送り出された前記印刷用紙に前記合成画像を印刷する印刷手段と、
    前記ロールから送り出された前記印刷用紙を搬送方向と直交する方向に切断する第1切断部材と、
    前記ロールから送り出された前記印刷用紙を、前記印刷用紙の搬送方向に沿って切断する第2切断部材と、
    前記印刷レイアウトパターンに応じて、前記第1切断部材及び前記第2切断部材を制御して前記印刷用紙を切断する切断制御手段とを備える、写真撮影遊戯機。
  2. 請求項1に記載の写真撮影遊戯機であって、
    前記プリンタは前記印刷用紙を排出するプリント出口を有し、
    前記写真撮影遊戯機はさらに、
    前記プリンタを収納し、前記プリント出口の手前に前記プリント出口から離れて配置される取出口を有する筐体を備え、
    前記切断制御手段は、
    前記第1切断部材により、前記ロールから送り出された印刷用紙を、1プレイにつき提供される所定面積分切断し、
    前記第2切断部材により、前記所定面積分の印刷用紙を前記搬送方向に沿って切断して複数に分割する、写真撮影遊戯機。
  3. 印刷用紙が巻かれたロールと、前記ロールから送り出された前記印刷用紙を搬送方向と直交する方向に切断する第1切断部材と、前記ロールから送り出された前記印刷用紙を、前記印刷用紙の搬送方向に沿って切断する第2切断部材とを有するプリンタと、カメラとを備えた写真撮影遊戯機に、
    前記カメラを制御して被写体を撮影し、複数の写真画像を生成する撮影制御ステップと、
    前記写真画像に対して編集画像の入力を受け付ける編集ステップと、
    前記写真画像及び前記編集画像を合成して合成画像を生成する合成ステップと、
    印刷レイアウトパターンの選択を受け付ける受付ステップと、
    受け付けた選択の印刷レイアウトパターンに応じて、前記プリンタを制御して、前記合成画像を前記印刷用紙に印刷する印刷制御ステップと、
    受け付けた選択の前記印刷レイアウトパターンに応じて、前記プリンタの前記第1切断部材及び前記第2切断部材を制御して前記印刷用紙を切断する切断制御ステップと、を実行させる制御プログラム。
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