JP4336873B2 - 写真シール作成方法とその装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばゲームセンター等のアミューズメント施設に設置し、利用者を撮像してその撮像画像に落書き編集することを許容し、編集後の編集画像をシール紙に印刷して写真シールシートを作成するような、写真シール作成方法とその装置、及びシール紙ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カメラで被写体を撮像して撮像画像を取得し、該撮像画像に対して落書き等の編集処理を行った後に編集画像を印刷した写真シールシートを出力する写真シール作成機が提供されている。
【0003】
該写真シール作成機の編集処理では、複数枚の撮像画像を合成できる機能も提案されており、一つのカメラで複数回撮像した複数の撮像画像を合成するタイプ(例えば、特許文献1参照)、複数の写真シール作成機で撮像画像を通信して合成するタイプ(例えば、特許文献2参照)が提案されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−308911号公報
【特許文献2】
特開平11−234602号公報
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前者のタイプでは複数の撮像画像を得るために時間を要し、プレイ時間が長くなって次の利用者の待ち時間が増加する上に収益率も低下するという問題があった。
また、後者のタイプであれば複数の写真シール作成機が必要であり、コスト増(2倍以上)に繋がる問題があった。
【0005】
この発明は、上述の問題に鑑みて、短時間で利用者毎の撮像を実行して各撮像画像を合成でき、さらに合成パターンの豊富な写真シール作成方法とその装置、及びシール紙ユニットを低コストで提供し、アミューズメント性の拡張による利用者の満足度向上とプレイ時間の抑制によるアミューズメント施設の売上向上を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、撮像空間内の一以上の被写体を撮像手段で撮像して撮像画像を作成する撮像処理を許容し、該撮像画像、又は/及び他の取得手段で取得の取得画像等の編集対象画像を、利用者が編集手段で編集して編集画像を作成する編集処理を許容し、所定の画像を出力手段で出力する写真シール作成方法又はその装置であって、それぞれに前記撮像手段を有する2以上の前記撮像空間と、少なくとも前記撮像手段及び前記出力手段を制御するとともに、前記撮像手段のそれぞれで撮像した各撮像画像の合成処理を実行する制御手段とを備え、該制御手段が、写真シールを作成する1プレイにおいて、各撮像空間の前記撮像手段のそれぞれを、並行して撮像制御するとともに、各撮像手段で撮像された複数の撮像画像を合成して合成画像を作成し、前記合成画像に基づいて作成された前記所定の画像を前記出力手段で出力する写真シール作成方法又はその装置とすることができる。
【0007】
前記撮像空間は、前記撮像手段で撮像可能な範囲の空間であり、背景カーテンや背景板等の背景部材又は/及び照明光を反射する反射板で囲繞した空間で構成することを含む。
【0008】
前記撮像手段は、デジタルカメラ又はデジタルビデオカメラで構成することを含む。
前記他の取得手段は、通信手段又は記憶媒体読取手段等のデータ取込手段、写真や絵画等の実画像をスキャニングするスキャナで構成することを含む。
【0009】
前記取得画像は、通信手段又は記憶媒体読取手段等のデータ取込手段で取得する画像、すなわち個人用デジタルカメラでの撮像やパソコンでのグラフィック制作等によるデジタル画像や、写真や絵画等の実画像をスキャナでスキャニングしたスキャニング画像で構成することを含む。
【0010】
前記編集手段は、利用者にタッチペン又は指でタッチされた座標を取得するタッチパネルやマウス等のポインティングデバイスで構成することを含む。
前記所定の画像は、前記撮像画像、前記デジタル画像、又は前記スキャニング画像等の編集前の画像、又はこれら編集前の画像を編集手段で編集した編集画像、又は、前記編集前の画像又は/及び前記編集画像から選択された複数の画像で構成することを含む。
【0011】
前記出力手段は、モノトーンプリンタ、セピア(sepia)トーンプリンタ又はカラープリンタ等画像を印刷する印刷手段、画像データを送信する通信手段、又は画像データを記憶媒体に書き込む記憶媒体リーダ/ライタで構成することを含む。
前記制御手段は、CPU又はMPU等で構成する制御装置で構成することを含む。
【0012】
好ましい実施の形態として、前記合成処理で利用可能な合成パターンを予め複数設定し、前記利用者に選択手段で所定の条件指定を選択させ、上記条件指定に基づいて決定手段で上記合成パターンを決定することができる。
【0013】
前記合成パターンは、単純に複数の撮像画像を均等サイズで割り付ける均等配置、複数の撮像画像のサイズを変えて割り付ける大小配置、1の大きな撮像画像の周りを他の小さな撮像画像で取り巻く等の適宜の規則で割り付ける規則配置等、撮像画像を合成する際の配置を規定したパターンで構成することを含む。
前記選択手段は、前述の編集手段、又は/及び他の入力手段(例えば選択ボタン等)で構成することを含む。
【0014】
前記所定の条件指定は、使用する合成パターンの指定、複数の合成パターンをまとめた合成パターン群から利用する合成パターン群の指定、又は、パターン合成モードと通常モード等の撮像モードから利用する撮像モードの指定で構成することを含む。
【0015】
前記決定手段は、選択された条件指定に従って利用する合成パターンを決定する処理を実行する制御手段で構成することを含み、前記制御手段と一体又は別体に構成することを含む。
【0016】
また好ましい実施の形態として、前記撮像空間のそれぞれを隣接して備え、各撮像空間を仕切る仕切り部材の移動によって各撮像空間の容積比率を変更可能にすることができる。
前記仕切り部材は、カーテンやビニルシート等の幕状体、又は、木板やプラスチック板等の板状体で構成することを含む。
【0017】
前記仕切り部材の移動は、仕切り部材の上辺両端部をレール上に乗せて該レール上を滑らすように水平移動可能に構成して人力で移動させる、あるいは、モータと駆動ベルト(伝動系手段)による移動装置によって自動で移動させる等、適宜の移動手段で移動させることを含む。
【0018】
前記容積比率は、撮像空間として設定した空間の容積の比率を指し、当該容積比率の変更とは、一の撮像空間の容積を大きく又は小さくする、あるいは、複数の撮像空間の1の容積を大きく又は小さくして相対的に増加分又は減少分だけ他の撮像空間を小さく又は大きくすることを含む。
【0019】
【発明の効果】
この発明により、写真シールを作成する1プレイにおいて、別々の撮像空間で撮像した被写体の撮像画像を一つの画像に合成することが可能となる。
また複数の合成パターンから条件指定に基づいて利用者の好みにあった合成パターンを利用し、バリエーション豊かな合成画像を提供することが可能となる。
【0020】
さらに、空間容積を変更して、例えば第1の撮像空間には2人、第2の撮像空間には1人が入って撮像するような場合に、適宜の空間容積に撮像空間を調節して好撮像条件でそれぞれ撮像することが可能となる。
【0021】
このようにして、被写体の異なる撮像画像を様々な合成パターンで合成することによるアミューズメント性の拡張と、撮像空間を別々にして撮像することでの撮像時間の短縮とを実現し、利用者の満足度向上とアミューズメント施設の売上向上を図ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
まず、図1に示す写真シール作成機1の概観斜視図、図2に示す写真シール作成機1の平面図(一部断面図)、及び図3に示す筐体9の一部断面図と共に、写真シール作成機1の構成について説明する。
【0023】
写真シール作成機1は、ボックス状の枠体5で全体を囲繞し、該枠体5の正面及び側面の正面側には被覆カーテン3,3,3を、側面の上方中央部には丈の短い出入口カーテン4,4(右側面図示省略)を、それぞれ上辺から吊るして備えている。
【0024】
前記枠体5の幅方向中央部には、上端の前後にカーテンレール6を架設し、該カーテンレール6に仕切りカーテン7を吊るして、枠体5内を撮像空間A及び撮像空間Bに分割している。
【0025】
前記枠体5の正面奥側には筐体9を備えており、撮像空間A及び撮像空間Bの正面手前側には図2の平面図に示すように平面視コの字型に背景カーテン2,2を吊るしている。
【0026】
該背景カーテン2は、色若しくは模様の異なる等幅のカーテン(面)を横方向に3つ連結して構成し、利用者が幅寄せ等を行うことで、背景に使用する色若しくは模様を撮像空間A,Bのそれぞれで個別に選択できるように構成している。
【0027】
前記筐体9には、正面の鉛直方向中央部に前下がりの傾斜面を形成して該傾斜面にモニタ14(表示手段)を備える。該モニタ14には、タッチパネル15aを重ねて設け、その左右に備えたタッチペン15b,15bと共に入力装置15を構成し、タッチペン15bでタッチパネル15aをタッチさせて、利用者の入力を許容する。
【0028】
前記傾斜面の上方の鉛直面には、左右(幅方向)にデジタルカメラ12A,12Bを配設し、各デジタルカメラ12(12A,12B)の左右にストロボ発光する照明装置13A,13A,13B,13Bを配設する。
【0029】
なお、該照明装置13(13A,13B)は、ボックス状に形成して正面を白色半透明の拡散板で形成し、他の面を白色塗装した反射板で形成する。これにより、ストロボ発光体で奥側に向かって照射する照射光を前記反射板で反射し、その反射光を拡散板で拡散して主に被写体を略均一に照明する。
【0030】
また、デジタルカメラ12Aは、照明装置13Aの照明光を利用して撮像空間A内の被写体を撮像し、デジタルカメラ12Bは、照明装置13Bの照明光を利用して撮像空間B内の被写体を撮像する。
【0031】
加えて、前記仕切りカーテン7は、撮像時には撮像空間A及び撮像空間Bを完全に分割するように閉めて、それぞれの撮像空間の撮像条件(照明光や反射光による照明条件、又は/及び外界が写らない背景条件)を整え、編集時には仕切りカーテン7を開けて、別々に撮像した利用者が合成画像を前記入力装置15で一緒に落書き等の画像編集を行うことができる。
【0032】
前記傾斜面の下方の鉛直面には、硬貨の投入を許容する貨幣投入口16aを備え、筐体9の右側面下部には、作成した写真シールシートを排出する写真シール排出口18aを備える。
【0033】
該写真シール排出口18aの内部には、図3の部分拡大図(一部断面図)に示すように、パーソナルコンピュータで構成した制御装置11とその上方に設置したプリンタ18を備える。
【0034】
該プリンタ18は、インクジェットプリンタで構成し、シール紙ユニット30のシール紙32に写真印刷等の印刷を行う。また、シール紙ユニット30をセット可能(着脱可能)に形成しており、背面側にIDタグリーダ/ライタ17を備える。
【0035】
前記シール紙ユニット30は、ロール状のシール紙32とその側面に備えたIDタグ31で構成し、該IDタグ31は前記IDタグリーダ/ライタ17によるデータの読書きを許容する。なお、前記プリンタ18でシール紙32に画像が印刷されて作成された写真シールシート33は、前記写真シール排出口18aから排出する。
【0036】
以上の構成により、複数人の利用者が撮像空間A及びBで別々に撮像し、各撮像画像を合成した合成画像の編集を入力装置15で一緒に行うことが出来る。撮像の際に各利用者は、背景カーテン2の色若しくは模様の異なる面のうち使用する面をそれぞれが自由に選択でき、好みの背景で撮像することができる。
【0037】
次に、図4に示すブロック図と共に、写真シール作成機1の制御回路の構成について説明する。
制御装置11は、CPU,ROM,及びRAMを内蔵して各装置の制御を実行し、該制御装置11に接続して以下の各装置を備える。なお、制御装置11は、記憶装置19に格納したプログラムに従って各処理を実行し、利用者に選択されたコラージュパターン(後述)に基づく合成処理も実行する。
【0038】
デジタルカメラ12A,12Bは、制御装置11からのシャッタ信号を受けて撮像を実行し、該撮像による撮像画像を静止画データで、また撮像前のプレビュー画像を動画データで、それぞれ画像データとして制御装置11に送信する。
【0039】
照明装置13A,13Bは、制御装置11からの照明制御信号に従ってストロボ発光を実行し、撮像時に被写体を略均一に照明する。なお、該照明装置13は、ストロボ発光するストロボ照明装置に加えて蛍光灯照明装置又は/及び白熱灯照明装置を追加しても良く、またストロボ照明装置に替えて蛍光灯照明装置又は/及び白熱灯照明装置を備えても良い。
【0040】
モニタ14は、制御装置11からのRGB信号に従って、プレビュー、撮像画像、画像編集時のペンツールやスタンプツール等のアイテム画像等、必要な画像を表示する。
【0041】
入力装置15は、前述のタッチパネル15a(図1)とタッチペン15bで構成し、利用者にタッチペン15bでタッチされた座標を入力信号として制御装置11に送信する。
【0042】
貨幣処理装置16は、前述の貨幣投入口16a(図1)の内部に位置して設けており、該貨幣投入口16aから投入された硬貨等のコインの真偽判別及び金種判別を実行する。該真偽判別及び金種判別が正であれば、プレイを開始する起動信号を制御装置11に送信する。
【0043】
IDタグリーダ/ライタ17は、制御装置11の更新信号に従ってシール紙ユニット30のIDタグ31に印刷残回数などの設定データを記憶させる。また、読出信号として前記IDタグ31に記憶のIDナンバーや印刷残回数などの設定データを制御装置11に送信し、シール紙ユニット30の適否判断を可能にする。
【0044】
プリンタ18は、制御装置11からプリント画像データを受信し、該プリント画像をシール紙32に印刷して作成した写真シールシート33を排出する。
記憶装置19は、照明光度やプレイ料金等の各種設定データ、必要なプログラム、及びコラージュパターン(後述)データを記憶する。
【0045】
以上の回路構成により、2つのデジタルカメラ12A,12Bで撮像したそれぞれの撮像画像を合成パターンに基づいて1つの画像に合成し、プリンタ18で印刷した写真シールシート33を排出することができる。
【0046】
次に、図5、図7に示す処理フロー図と共に、図6、図8に示す画面イメージ図を参照して、写真シール作成機1の制御装置11の動作について説明する。
まず仕切りカーテン7を開いた状態にし、利用者によって貨幣投入口16aにコインが投入されると(ステップn1)、制御装置11は図6の(1)に示す撮像モード選択画面をモニタ14に表示し、利用者にコラージュグループ、若しくは通常撮像を選択させる(ステップn2)。
【0047】
ここでコラージュグループとは、図6の(2)に示すように、撮像画像の合成パターンであるコラージュパターン41の集合体を指す。該コラージュグループ40は、合成する各撮像画像が均等サイズとなる均等配置、合成する各撮像画像のサイズが一方は大で他方は小となる大小配置、及び、3以上の撮像画像を様々に配置するバリエーション配置等に、コラージュパターン41をグループ分けしている。
【0048】
また、コラージュパターン41とは、合成する各撮像画像の配置パターンを指し、例えば撮像空間Aの撮像画像を中央に大きく表示し、該撮像画像の円周上に小さく表示する撮像空間Bの撮像画像を等間隔に配置するパターン(図6の(2)の右上のコラージュパターンを参照)等が存在する。
【0049】
さらにコラージュパターンには、利用者を全身撮像するか上半身撮像するかを設定しており、コラージュパターンの選択に従ってデジタルカメラ12のズーム率(光学ズーム又は/及びデジタルズーム)を確定する。
【0050】
また、コインの投入口である貨幣投入口16aは1箇所であり、前記ステップn1から後述のステップn11までの処理を、単体の写真シール作成機1で1プレイとして実行する。
【0051】
前記ステップ2でコラージュグループが選択された場合には(ステップn3)、制御装置11は撮像空間A及び撮像空間Bのそれぞれで撮像処理を実行する(ステップn4,n5)。ここで、制御装置11のマルチタスク機能により、撮像空間A及び撮像空間Bでの各撮像処理はそれぞれ独立して実行する。
【0052】
該撮像処理について詳述すると、図7に示すように、制御装置11はモニタ14に図8に示すコラージュパターン選択画面を表示する(ステップs1)。なお、図8はバリエーション配置のコラージュグループが選択された場合を示す。
【0053】
また、このコラージュパターンの選択は、仕切りカーテン7を閉めた状態で実行するため、横方向中央に画面分割線43で分割し、撮像空間A,Bそれぞれでそれぞれのタッチペン15bで選択できるように構成している。
【0054】
また仕切りカーテン7を閉めるためには、ステップs1の手前で「仕切りカーテンを閉めてください」といったメッセージを、モニタ14に表示又は音声でアナウンス(スピーカ等の適宜発音手段を利用)することが望ましい。
【0055】
このようにして、利用者によって入力装置15で、条件指定の選択としてコラージュパターンが選択(例えば各2つ選択)されて決定ボタンがタッチされると、制御装置11は利用するコラージュパターンを選択されたものに確定(決定)し、図9の(3)に示すようにプレビュー画像をリアルタイムに動画表示する。(ステップs2)。このとき、背景カーテン2(図1)を撮像に利用する面にセットする準備や、ポーズをとってシャッタボタン(撮像ボタン)を押すことを、モニタ14または音声で案内する。
【0056】
なお、前記プレビュー画像では、隣の撮像空間での撮像画像は表示せず、自分だけがコラージュパターン41の部分枠42内に表示されてプレビューできるように構成する。
【0057】
これにより、撮像が終了するまで仕上がりが予測できない面白さを演出する。なお、この実施形態では、前記部分枠42を枠として線画で表示しているが、枠線自体は表示せずに部分枠42内の被写体(利用者)のみを表示しても良い。
【0058】
画面上の配置入替ボタンがタッチされた場合は、撮像空間Aで撮像する利用者Aと撮像空間Bで撮像する利用者Bの配置関係を図中の(4)に示すように逆転して表示する。これにより、コラージュパターン選択時での選択数を減少して選択時間削減を図り、また配置関係をわかりやすく表示して最終決定できるようにしている。
【0059】
このようにしてプレビュー確認を行い、利用者によって画面上の撮像ボタン(シャッタボタン)が押下されると(ステップs3)、制御装置11はモニタ14の表示又は音声によるカウントダウンを開始し、カウントダウンのタイミングに合わせて照明装置13をストロボ発光させると共にデジタルカメラ12での静止画撮像を実行する(ステップs4)。
【0060】
制御装置11は撮像画像を確認させる確認画面をモニタ14に表示して利用者に撮像画像を確認させる(ステップs5)。
前記確認画面で利用者にOKボタンが選択されれば規定枚数(例えば2枚)撮像したか否かをチェックして規定枚数撮像までステップs2から繰り返し、規定枚数撮像すれば撮像処理を終了する(ステップs6)。
【0061】
図5の処理フロー図に戻り、制御装置11は、前記撮像処理で取得した各撮像画像を、図7のステップs1で選択されたコラージュパターンに従ってクロマキー合成する合成処理を実行する(ステップn6)。なお、クロマキー合成とは、背景色(例えば白色や青色)の部分を切り抜き、被写体である利用者を残して合成する処理を指す。
【0062】
制御装置11は、撮像空間A及びBの両撮像処理が終了するのを待ち、両方終了すれば利用者に仕切りカーテン7を開けることをモニタ14のメッセージ表示又は音声でアナウンスして、編集処理を実行する(ステップn7)。
【0063】
該編集処理では、縁どりペンやらめペン等のペンツール、及び、さくらんぼや犬等の画像をスタンプのように書き込めるスタンプツール等の落書きツールを表示し、利用者にタッチペン15bで選択された撮像画像に対して落書きツールを利用した落書き編集等の編集操作を許容する。
【0064】
また編集処理として、前記クロマキー合成を利用して利用者の背景に書き込みを行う背景描画も許容する。この背景描画は、利用者A及び利用者Bの背景に描画する、利用者Aの背景に描画する(すなわち利用者Aのみマスクをかけて利用者Bの上には書き込める)、及び利用者Bの背景に描画する(すなわち利用者Bのみマスクをかけて利用者Aの上には書き込める)といった描画方法を利用者が任意に選択できるように構成する。
【0065】
前述のステップn3でコラージュグループが選択されずに通常撮像が選択された場合には、撮像空間Aのみを利用して撮像処理を実行する(ステップn8)。該撮像処理では、図7と共に説明した撮像処理からステップs1のコラージュパターン選択処理を削除し、ステップs2のプレビュー表示(ライブビュー表示)でデジタルカメラ12からの映像で動画表示をそのまま表示するよう変更し、他の処理は同一の処理とした通常撮像処理を実行する。
【0066】
また、該通常撮像処理では、撮像空間Bは不使用であることを明確にするため、撮像空間B側の照明光度を落とすと共に、モニタ14は撮像空間A側の半面のみで表示する。
【0067】
該通常撮像処理が終了すると、制御装置11は編集処理を実行する(ステップn9)。該編集処理は、前記ステップn7で説明した編集操作のうち、背景描画に関して被写体である利用者全員の背景を描画する機能に限定されるだけで(すなわち複数の利用者で各々にマスクをかけて描画することはできない)、後は同一の編集を許容する。
【0068】
前記編集処理(ステップn7又はステップn9)が終了すると、制御装置11は、印刷画像選択処理を実行する(ステップn10)。該印刷画像選択処理では、前記編集処理で編集して作成された編集画像を、どのように分割して印刷するかを選択させる。例えば、均等16分割や、大小取り混ぜた混合8分割等、予め設定された分割数の中から利用者の好みの分割数を選択させる。
【0069】
前記印刷画像選択処理が終了すると、制御装置11は印刷処理を実行し、編集画像を分割数に従って図3に示したプリンタ18でシール紙32に印刷して、図10の平面図に示す写真シールシート33を写真シール排出口18aから排出する(ステップn11)。
【0070】
以上の動作により、利用者は複数人で別々の撮像空間で背景に使用するカーテン2の面を自由に選択し、それぞれの好みの撮像条件で撮像することができる。このように別々に撮像した撮像画像をコラージュパターンに従って配置合成した合成画像を取得し、該合成画像に一緒に落書き等の編集処理を行い、作成した編集画像を印刷した写真シールシート33を取得することができる。このように自動作成した写真シールシート33から、利用者は写真シール34を剥離し、ノートや手帳、筆箱といった持ち物等に自由に貼付することができる。
【0071】
複数の利用者が別々の撮像空間に分かれて撮像することで、合成処理のバリエーションが増加すると共にクロマキー合成の精度も向上し、アミューズメント性の豊富な編集処理を提供することが可能となる。
【0072】
特に撮像空間の数に対応した利用者、すなわちこの実施形態では2人の利用者がコラージュパターンを利用する場合は、一人ずつの撮像空間を確保することで理想的な照明条件を提供することができる。従って、複数人で撮像する場合のように、他者の影による影響等を受けず、美しく撮像した上で合成することが可能となる。
【0073】
また、撮像空間を1つしか備えない従来の写真シール作成機1と比較して、デジタルカメラ12及び照明装置13の追加程度で済むため、コスト増を抑制して提供することができる。
【0074】
なお、前述した図7のステップs2のプレビュー表示では、相手側(隣側)の撮像空間で撮像中(プレビュー表示中)又は撮像済みの場合に、相手側の映像も動画表示し、利用者同士で協力して合成画像を作成できるように構成しても良い。この場合は、コラージュパターンを利用した遊びのある合成画像を協力して仕上げる楽しさが提供できる。
【0075】
また、撮像処理は撮像空間A,Bで別個独立に実行したが、同期をとって実行しても良い。この場合、図7のステップs1で両利用者(利用者A及びB)にコラージュパターンが選択されるまで次の処理を待ち、ステップs3で両利用者にシャッタボタンが押下されるまでカウントダウンの開始を待ち、ステップs5で両利用者に撮像画像がOKされるまで次のステップを待つ。
【0076】
これにより、別々の撮像空間であっても同時に撮像できるため、両方の映像をコラージュパターンでプレビュー表示して撮像する場合に、実際に合成イメージをリアルタイムに確認して撮像することができる。
【0077】
またこの同期を取って撮像処理を実行する場合、ステップs2でプレビュー表示は、前記ステップs1、s5、又はs6が終了次第に実行してもよい。これにより、先に処理(前記ステップs1,s5,s6)を終わらせた利用者は、ポーズの検討や確認をしながら相手方の処理(前記ステップs1、s5、又はs6)が終わるのを待つことができる。
【0078】
また、図5のステップn6で説明した合成処理は、それぞれの撮像直後(例えば図7のステップs5の後)に実行しても良い。これにより、次の撮像のためにストロボ充電を行う時間を有効に利用して合成処理を実行することができ、全撮像画像の終了後に編集処理開始までの待ち時間を短縮することができる。
【0079】
また、コラージュパターンが選択された場合でも、全身撮像か上半身撮像かを利用者が選択できるように構成しても良い。この場合は、図9の(3)に示した画面イメージ図に全身/上半身切替ボタンを表示し、利用者による該全身/上半身切替ボタンのタッチによって、操作している利用者を撮像するデジタルカメラ12A又は12Bのズームを切替えてプレビュー表示するように構成すると良い。合成される隣の撮像空間の撮像画像に関しては、撮像される利用者自身に全身/上半身の切替を任せればよい。
【0080】
また、コラージュパターンはコラージュグループによって予め使用するパターンと順番を確定しておき、利用者にコラージュグループが選択されれば、制御装置11が撮像毎に順次(又はランダムに)コラージュパターンを替えて規定枚数の撮像画像を取得するように設定しても良い。
【0081】
この場合は、図7と共に説明した撮像処理を、図11の処理フロー図に示すように変更すればよい。ここでは、コラージュパターン選択処理(図7のステップs1)を省略し、ステップs6で規定枚数撮像となるまでは、コラージュパターンを次のパターンに変更して(ステップs7)撮像を繰り返すように設定する。
【0082】
また、図11に示したように、シャッタボタンの押下(図7のステップs3)を省略し、所定時間(例えば10秒)経過でカウントダウンを実行して撮像するように構成しても良い。
【0083】
また、図8のコラージュパターン選択画面で、各コラージュパターンをより小さく表示し、利用者に選択されたコラージュパターンを拡大表示すると共に、その時の映像をリアルタイムに動画表示して合成イメージがプレビューできるように構成しても良い。これにより、コラージュパターンの利用イメージがわかりやすくなり、初めての利用者でも戸惑い無く容易に理解して利用することができる。
【0084】
また、図5で説明したステップn6での合成処理は、ステップn7の編集処理内で利用者に実行させるように設定しても良い。この場合は、図12の画面イメージ図に示すように、選択されたコラージュパターンと撮像した撮像画像を表示し、利用者が撮像画像をコラージュパターンにドラッグする、あるいは撮像画像をタッチしてからコラージュパターンをタッチすることで、コラージュパターンに利用する撮像画像を決定する。この合成画像決定処理を実行した後に、ステップn7で説明した編集処理を実行すると良い。
【0085】
また、写真シールシート33は、撮像空間Aでの利用者と撮像空間Bでの利用者がそれぞれ好きなように選んだコラージュパターンでの印刷画像を取得できるように、撮像空間A側とB側で予め均等に分割して印刷しても良い。この場合、分割用の切取線を入れる等の目印により、分割位置がわかりやすいようにしても良い。
【0086】
また、図1に示した仕切りカーテン7の奥側上端と筐体9の上端中央を伸縮性のあるゴム紐で接続しても良い。この場合、仕切りカーテン7を開いた状態で固定する引掛け鍵をカーテンレール6の中央部に設けると共に仕切りカーテン7の奥側上端に前記引掛け鍵を引掛ける引掛かり部を設ける。さらに、前記引掛け鍵はソレノイドによって前記仕切りカーテン7の引掛かり部から外す制御を可能に構成する。
【0087】
これにより、照明条件を良好にする必要がある撮像時に、自動で前記引掛け鍵を前記引掛かり部から外して前記ゴム紐の収縮力で仕切りカーテン7を閉じ、確実に良好な照明条件を確保することが可能となる。
【0088】
また、例えばUSBケーブルやIEEEケーブル等のデータ取込インターフェースを筐体9の正面側に備え、個人用のデジタルカメラやノートパソコン、携帯電話やPDA等から前記編集処理で使用する画像を取り込み可能に構成しても良い。これにより、例えば過去に撮像したお気に入りの写真画像を使用する、ペットの写真画像を使用する、あるいは、風景写真や花柄イラストを利用する等、利用者が自由な素材画像を利用することができ、利用者の満足度を向上させることができる。
【0089】
また、撮像空間Aと撮像空間Bで、照明位置や照明光度、照明の色相、背景色、出入口カーテン4等の周景色のうち、いずれか一つ、又は複数若しくは全部を変化させ、異なる撮像条件で撮像するように構成しても良い。これにより、コラージュパターンを利用した合成画像のバリエーションが豊富になり、よりアミューズメント性が向上する。
【0090】
また、撮像空間A及び撮像空間Bのそれぞれに対し、照明手段を複数備えて照明位置、照明光度、照明の色相、又はこれらの複数をそれぞれが選択可能に構成し、デジタルカメラ12を複数備えて使用するデジタルカメラ12をそれぞれが選択可能に構成して、それぞれの撮像空間で別個に選択できる撮像条件のパターンを増加させてもよい。これにより、各利用者が選択できる撮像条件が増加し、それぞれが満足できる撮像画像を別々に取得することができる。このようにして満足度の高い撮像画像を組み合わせた合成画像を作成し、該合成画像に対して各利用者が一緒に編集することで、各利用者の満足度が高くかつ協力して作成した連帯感の強い編集画像を作成し、該編集画像を印刷した写真シールシート33を提供して利用者の満足度を向上させることができる。
【0091】
また、撮像処理では各撮像空間で個別に撮像アングルを変更できるように構成しても良い。例えばデジタルカメラ12のズーム率を変更する、デジタルカメラの撮像位置又は/及び撮像方向(撮像角度)を上下左右斜めに変更する、あるいは各撮像空間に複数のデジタルカメラ12(例えば正面と天井に1つずつ等)を備えて使用するデジタルカメラ12を選択するといったように構成することができる。
【0092】
これにより、撮像画像のバリエーションが豊かになり、仕上がりの合成画像のバリエーションも豊富となって、アミューズメント性をより向上することができる。
【0093】
また、前記モニタ14は、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、鏡、又は、画像を投射するプロジェクタや映写機等の投射手段と上記画像を写像(像を写し出す)するスクリーンやカーテンや筐体等の写像手段とを有する投射写像手段等の表示手段で構成してもよい。
【0094】
また、第2の実施形態として、写真シール作成機1は図13の平面図に示すように撮像空間A,Bを隣接させずに分割し、各撮像空間毎にモニタ14及び入力装置15を備えても良い。この場合の写真シール作成機1の制御装置11の動作は、図14の処理フロー図に示すように各撮像空間毎に編集処理も個別実行するように構成すればよい。
【0095】
ここでの編集処理は、撮像空間A及びBでの各撮像処理で得たそれぞれの撮像画像を合成した合成画像に対して編集を実行する(ステップn7a,n7b)。相手側の撮像が終了していない場合は、ひとまず相手側の撮像画像を表示しない状態で編集を許容し、相手側の撮像が終了した時点で編集中の画像に合成してモニタに表示するように設定する。
【0096】
他の構成要素及び処理については、先の実施形態(これを第1の実施形態とする)と同一であるため(例えば貨幣投入口16aは撮像空間B側に設置)、同一要素に同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0097】
この実施形態により、利用者は自分のペースで撮像し、例えば撮像空間Aでは早く撮像を終了してゆっくり編集を行い、撮像空間Bではゆっくり撮像を行って残った時間で編集するといったことが可能となる。
【0098】
なお、編集処理は各利用者(A及びB)がそれぞれ独立して編集する個別編集処理(これを前記ステップn7a,n7bとする)を行った後、いずれか一方の入力装置15を利用して一緒に編集処理を実行する合同編集処理(総合編集処理)を実行可能に構成しても良い。
【0099】
これにより、例えば自分の顔が写っている部分には自分で手を加えて個別編集し、全体的には一緒に手を加えて全体編集を行うことができ、個人の満足度と仲間一体での満足度とを向上させることができる。
【0100】
なお、貨幣投入口16a及び貨幣処理装置16を撮像空間A側にも備え、コラージュパターンを使用しない通常モードの場合に、撮像空間Aと撮像空間Bとでそれぞれが単体の写真シール作成機1であるかのように動作させても良い。この場合は、印刷処理のタイミングが重なっても順番に印刷すればよく、2台の写真シール作成機1として別々に利用することが可能となる。
【0101】
これにより、制御装置11やプリンタ18等のコストを抑制した上で2台の単独の写真シール作成機1として利用することも可能となり、混んでいるときは通常モード、空いているときはコラージュモードを利用するなど、臨機応変な運用に対応することが可能となる。
【0102】
また、第3の実施形態として、図15の概観斜視図に示すように第1の実施形態でのカーテンレール6及び仕切りカーテン7を幅方向に移動可能に構成しても良い。この場合、背景カーテン2は省略して被覆カーテン3の内面側を背景として利用する。
【0103】
この実施形態では、各撮像空間(A,B)を広く取っており、複数人数毎でも十分広いスペースで撮像することを可能にし、コラージュを効率良くできるようにしている。
【0104】
これにより、例えば4人グループの利用者が、撮像空間Aに3人、撮像空間Bに1人と分かれて撮像する場合に、仕切りカーテン7の位置を変更して人数に合った適度な撮像空間を確保することが可能となる。これにより、適度な撮像空間を確保した上で撮像空間毎に人数差をつけて撮像することが可能となり、人数に対応した撮像条件の確保と、一層のアミューズメント性向上を図ることができる。
【0105】
なお、この第3の実施形態において、カーテンレール6及び仕切りカーテン7を幅方向に制御装置11で移動制御する空間比率調整手段を備えても良い。
前記空間比率調整手段は、ベルトと正逆転モータ(パルスモータ等の適宜の駆動手段)で構成すると良い。具体的には、筐体9の上端に幅方向にベルトを張架してその一部をカーテンレール6の一端に接続し、同様に枠体5の正面側上端にも幅方向にベルトを張架してその一部をカーテンレール6の一端に接続して、各ベルトを正逆転モータで同期をとって回転させる構成とすれば良い。
【0106】
また、写真シール作成機1全体の構成を、円形の撮像空間の中央に筐体9を設けた構成とし、該撮像空間を半径方向に分割する仕切りカーテンで複数(例えば3つや4つ等)の撮像空間に分割し、仕切りカーテンを円周方向に移動させて個々の撮像空間の容積比率を変化させて撮像することが可能なように構成しても良い。
【0107】
この場合、デジタルカメラ12(広角レンズの撮像手段を複数台備えることが望ましい)の位置に対応して仕切りカーテンの移動距離を限定することで、アミューズメント性の確保と撮像条件の一定レベルの確保を行うことができ、利用者は楽しく撮像することができる。
【0108】
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の写真シール作成装置は、実施形態の写真シール作成機1に対応し、
以下同様に、
仕切り部材は、仕切りカーテン7に対応し、
制御手段は、制御装置11に対応し、
撮像手段は、デジタルカメラ12A,12Bに対応し、
編集手段及び選択手段は、入力装置15に対応し、
出力手段は、プリンタ18に対応し、
合成パターンは、コラージュパターンに対応し、
取得手段は、データ取込インターフェースに対応し、
取得画像は、素材画像に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真シール作成機の概観斜視図。
【図2】写真シール作成機の平面図。
【図3】筐体の一部断面図。
【図4】写真シール作成機の制御回路の構成を示すブロック図。
【図5】写真シール作成機の制御装置の動作を示す処理フロー図。
【図6】撮像モード選択画面の画面イメージ説明図。
【図7】写真シール作成機の制御装置の動作を示す処理フロー図。
【図8】コラージュパターン選択画面の画面イメージ説明図。
【図9】プレビュー画面の画面イメージ説明図。
【図10】写真シールシートの平面図。
【図11】写真シール作成機の制御装置の動作を示す処理フロー図。
【図12】合成画像決定画面の画面イメージ説明図。
【図13】第2実施形態の写真シール作成機の平面図。
【図14】第2実施形態の写真シール作成機の動作を示す処理フロー図。
【図15】第3の実施形態の写真シール作成機の概観斜視図。
【符号の説明】
1…写真シール作成機
7…仕切りカーテン
11…制御装置
12A,12B…デジタルカメラ
15…入力装置
18…プリンタ
32…シール紙
A,B…撮像空間
Claims (6)
- 撮像空間内の一以上の被写体を撮像手段で撮像して撮像画像を作成する撮像処理を許容し、
該撮像画像、又は/及び他の取得手段で取得の取得画像等の編集対象画像を、利用者が編集手段で編集して編集画像を作成する編集処理を許容し、
所定の画像を出力手段で出力する写真シール作成方法であって、
それぞれに前記撮像手段を有する2以上の前記撮像空間と、少なくとも前記撮像手段及び前記出力手段を制御するとともに、前記撮像手段のそれぞれで撮像した各撮像画像の合成処理を実行する制御手段とを備えた写真シール作成装置を用い、
該制御手段が、写真シールを作成する1プレイにおいて、
各撮像空間の前記撮像手段のそれぞれを、並行して撮像制御するとともに、
各撮像手段で撮像された複数の撮像画像を合成して合成画像を作成し、
前記合成画像に基づいて作成された前記所定の画像を前記出力手段で出力する
写真シール作成方法。 - 前記合成処理で利用可能な合成パターンを予め複数設定し、
前記利用者に選択手段で所定の条件指定を選択させ、
上記条件指定に基づいて決定手段で上記合成パターンを決定する
請求項1記載の写真シール作成方法。 - 前記撮像空間のそれぞれを隣接して備え、各撮像空間を仕切る仕切り部材の移動によって各撮像空間の容積比率を変更可能にする
請求項1又は2記載の写真シール作成方法。 - 撮像空間内の一以上の被写体を撮像手段で撮像して撮像画像を作成する撮像処理を許容し、
該撮像画像、又は/及び他の取得手段で取得の取得画像等の編集対象画像を、利用者が編集手段で編集して編集画像を作成する編集処理を許容し、
所定の画像を出力手段で出力する写真シール作成装置であって、
それぞれに前記撮像手段を有する2以上の前記撮像空間と、
少なくとも前記撮像手段及び前記出力手段を制御するとともに、前記撮像手段のそれぞれで撮像した各撮像画像の合成処理を実行する制御手段とを備え、
該制御手段が、
写真シールを作成する1プレイにおいて、
各撮像空間の前記撮像手段のそれぞれを、並行して撮像制御するとともに、
各撮像手段で撮像された複数の撮像画像を合成して合成画像を作成し、
前記合成画像に基づいて作成された前記所定の画像を前記出力手段で出力する
写真シール作成装置。 - 前記合成処理で利用可能な合成パターンを予め複数設定し、
前記利用者に所定の条件指定を選択させる選択手段と、
上記条件指定に基づいて上記合成パターンを決定する決定手段とを備えた
請求項4記載の写真シール作成装置。 - 前記撮像空間のそれぞれを隣接して備え、
各撮像空間を仕切ると共に移動によって各撮像空間の容積比率を変更可能にする仕切り部材を備えた
請求項4又は5記載の写真シール作成装置。
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