JP2016129515A5 - - Google Patents

Claims (4)

1. インビトロで培養された１以上のＮＫ細胞の細胞増殖又は細胞生存の１以上を促進する方法であって、
   前記１以上のＮＫ細胞に、
   (a)Ｔａｔタンパク質のタンパク質形質導入ドメイン；および
   (b)前記Ｔａｔタンパク質のタンパク質形質導入ドメインと付着し、細胞生存及び増殖を促進することが可能であり、かつ細胞内で生物活性を有する、ＭＹＣタンパク質、
   を含む融合タンパク質を提供するステップ；ならびに
   培地中で前記１以上のＮＫ細胞を培養するステップ、
   を含み、かつ
   前記融合タンパク質に暴露されなかった対応する細胞と比較して、前記１以上のＮＫ細胞の前記増殖又は生存の１以上が増加している、
   前記方法。
2. 前記Ｔａｔタンパク質がＨＩＶ−１ Ｔａｔタンパク質である、請求項１記載の方法。
3. 前記Ｔａｔタンパク質が配列番号１０記載のアミノ酸配列を含む、請求項１記載の方法。
4. 前記１以上のＮＫ細胞に、アポトーシスを抑制するＢｃｌ−２ファミリーメンバー、およびＴａｔタンパク質のタンパク質形質導入ドメインを含む融合タンパク質を提供するステップをさらに含む、請求項１記載の方法。