JP2016124467A - 船舶 - Google Patents
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Description
特許文献1には、船体のうち隔壁甲板よりも下方に、船側外板(舷側をなす船体の側壁)に接する第1区画室、及び、第1区画室に対して船体中心寄りに接する第2区画室を設けた構成が開示されている。これら第1区画室及び第2区画室は、満載喫水線を跨ぐように上下方向に延びて設けられている。
しかしながら、満載喫水線から隔壁甲板までの距離を高く設定すると、船舶の上部構造がより上方に位置するため、船舶の重心が高くなり、損傷していない通常時の復原性が悪化してしまう。
また、満載喫水線から隔壁甲板までの距離を高く設定すると、船舶に使用する鋼材重量や、船舶の総トン数が増加してしまう、という課題がある。
前記水密区画と、該水密区画の直下に位置する前記室とは、例えば互いに連通してもよいし、例えば連通しなくてもよい。
また、水密区画が二つの横置隔壁にわたって設けられるため、隔壁甲板の上下を跨ぐ舷側の部位が損傷したり、隔壁甲板の下方に位置する舷側の部位が損傷して船舶が傾斜したりしても、水密区画の直下に位置する一の室以外の他の室への浸水を抑制することができる。
すなわち、船舶が損傷した際の安全を担保できる。
また、船舶の重心を低く設定できると共に、船舶に使用する鋼材重量や、船舶の総トン数を抑えることも可能となるため、船舶の設計自由度も向上する。
はじめに、図1〜4を参照して第一実施形態に係る船舶について説明する。
図1、図2に示すように、この実施形態の船舶1は、車両を運搬可能な車両運搬船(フェリー)である。この船舶1の船体2は、舷側3A,3Bと、船底4と、を有している。
舷側3A,3Bは、左右舷側をそれぞれ形成する一対の船側外板からなる。船底4は、これら舷側3A,3Bを接続する船底外板からなる。船体2は、これら一対の舷側3A,3B及び船底4により断面U字状に形成されている。
また、本実施形態の隔壁甲板11には、前述の船首側ランプウェイ7A、船尾側ランプウェイ7Bが接続されている。このため、船首側ランプウェイ7A、船尾側ランプウェイ7Bを倒して展開させた状態においては、車両が、船首側ランプウェイ7A、船尾側ランプウェイ7Bを通して、隔壁甲板11上に乗り込む。すなわち、本実施形態の隔壁甲板11は車両の乗り込み甲板となる。
また、船体2の内部のうち隔壁甲板11の下方には、隔壁甲板11と船底4との間で2重底となる甲板18が設けられている。前述の横置隔壁20,21は、隔壁甲板11とその下方の甲板18との間、また、この甲板18と船底4との間に設けられている。
船首側において、左舷側の舷側3Aと右舷側の舷側3Bとの間、左舷側の舷側3Aとロンジバルクヘッド隔壁19Aとの間、及び、右舷側の舷側3Bとロンジバルクヘッド隔壁19Bとの間には、隔壁甲板11と、甲板18と、船首尾方向において互いに隣り合う二つの横置隔壁20,20とに囲まれた複数の区画室(室)S1〜S13が設けられている。これらの区画室S1〜S13は、ボイドスペース、燃料タンク、バラストタンク、各種の機器室、倉庫、貨物庫、清水タンク、汚物処理スペース、フィンスタビライザスペース等として用いることができる。
船尾側において、左舷側の舷側3Aと右舷側の舷側3Bとの間には、隔壁甲板11と、甲板18と、船首尾方向において互いに隣り合う二つの横置隔壁21とに囲まれた複数の区画室(室)S21,S22,S23が設けられている。これら複数の区画室S21,S22,S23は、機関区域を構成している。機関区域には、主機、発電機(図示せず)、回転軸9などが設けられる。
本実施形態では、複数の区画室S21,S22,S23のうち、船首側の区画室S21は、発電機等の機器を収容する発電機室とされている。また、区画室S22は、主機等の機器を収容する主機室とされている。船尾側の区画室S23は、主機とプロペラ5とを接続する回転軸9等の機器を収容する軸室とされている。
排気用ケーシング30は、少なくとも隔壁甲板11において、横置隔壁21を挟んで船首尾方向で互いに隣り合う区画室S21と区画室S22とを跨ぐように配置されている。本実施形態において排気用ケーシング30は、左舷側の舷側3Aと右舷側の舷側3Bとの間の、船幅方向中央部に設けられている。
また、排気用ケーシング30は、上方に向かうにしたがって船首尾方向の寸法が小さくなるように設定されている。図1に示す排気用ケーシング30では、前壁31Bが上方に向かうほど船尾側に位置し、後壁31Cの船首尾方向の位置が隔壁甲板11から煙突8までの間で変化しないが、これに限ることはない。
開口部33,34の内側には、区画室S21,S22内に収容された発電機や主機等に接続された排気用のダクト管等の配管35,36が配置されている。また、開口部33,34には、鋼製のグレーチングやメッシュ材等、通気性を有したパネル(図示せず)が装着され、開口部33,34上を作業者が歩行できるようになっている。
また、本実施形態において、ケーシング40は、船体2の船幅方向両端部、すなわち左舷側の舷側3Aと右舷側の舷側3Bとに隣接して、それぞれ設けられている。
前壁41A及び後壁41Bは、それぞれ舷側3A,3Bから船幅方向内側に向けて直交して延びるよう形成され、船首尾方向に互いに間隔をあけて配されている。前壁41Aは、主機室としての区画室S22を構成する船首側の横置隔壁21の鉛直上方に重なるように配されている。後壁41Bは、主機室としての区画室S22を構成する船尾側の横置隔壁21の鉛直上方に重なるように配されている。
内壁41Cは、前壁41Aと後壁41Bとの間で、舷側3A,3Bに対して船幅方向内側に間隔をあけて配されている。本実施形態では、内壁41Cが船首尾方向に直線状に延びる舷側3A,3Bとほぼ平行に形成されている。これにより、ケーシング40が平面視矩形の筒状に形成されている。
また、ケーシング40の船幅方向の寸法(舷側3A,3Bから内壁41Cまでの寸法)は、例えば満載喫水線WLにおける船体2の船幅方向の寸法をBとして、B/10程度としてもよい。
また、上記したケーシング40は、例えば、隔壁甲板11とその上下の甲板12,18との間で行き来するための階段室や、貨物などを収容する倉庫、各種機械等を配置する機器室等として使用してもよい。
また、ケーシング40が二つの横置隔壁21,21にわたって設けられるため、隔壁甲板11の上下を跨ぐ舷側3A,3Bの部位が損傷したり、隔壁甲板11の下方に位置する舷側3A,3Bの部位が損傷して船舶1が傾斜したりしても、ケーシング40の直下に位置する一の区画室S22以外の他の区画室S21,S23への浸水を抑制することができる。
すなわち、船舶1が損傷した際の安全を担保できる。
また、船舶1の重心を低く設定できると共に、船舶1に使用する鋼材重量や、船舶1の総トン数を抑えることも可能となるため、船舶1の設計自由度も向上する。
図5は、上記第一実施形態における船舶の第一変形例の構成を示す図であり、ケーシングを示す側断面図である。
図5に示すように、上記実施形態で示したようなケーシング40を構成する前壁41Aの下端部41A1が、主機室としての区画室S22を構成する船首側の横置隔壁21の鉛直上方に重なるように配され、前壁41Aの上端部41A2が、下端部41A1に対して船首尾方向にずれて位置してもよい。図5においては、前壁41Aの上端部41A2が下端部41A1よりも船尾側に位置している。すなわち、前壁41Aの上端部41A2は、区画室S22の鉛直上方において、区画室S22を構成する二つの横置隔壁21,21の間に位置している。
ケーシング40を構成する後壁41Bについても、上記した前壁41Aと同じような形状に形成されてもよい。また、ケーシング40の内部には、複数の区画を設けてもよい。
図6は、この発明の第一実施形態における船舶の第二変形例の構成を示す図であり、ケーシングの前壁、後壁の斜視図である。
図6に示すように、上記実施形態で示したようなケーシング40の前壁(壁部)41A、後壁(壁部)41Bには、隔壁甲板11上においてケーシング40の内外を連通する開口部42を形成し、この開口部42を水密に封止する水密閉鎖部43を開閉可能に設けてもよい。水密閉鎖部43は、図6に例示する水密扉であってもよいし、例えば水密ハッチまたはボルテットプレートであってもよい。また、これら開口部42及び水密閉鎖部43は、例えばケーシング40の内壁(壁部)41Cに対して設けられてもよい。
水密閉鎖部43を備えることで、メンテナンス作業等の際に、開口部42を通して作業者が隔壁甲板11上においてケーシング40の内外を容易に行き来することが可能となる。
次に、図7,8を参照して第二実施形態に係る船舶について説明する。第二実施形態において、上記第一実施形態と共通する構成については図中に同符号を付してその説明を省略する。
また、本実施形態のケーシング40Aは、第一実施形態のケーシング40と同様に、隔壁甲板11上において舷側3A,3Bと、前壁41Aと、後壁41Bと、内壁41Cとによって四方を囲まれた筒状をなしている。
二つの横置隔壁21,21のうち船首側に位置する横置隔壁21は、主機室としての区画室S22を構成する船首側の横置隔壁21であり、船尾側に位置する横置隔壁21は、軸室としての区画室S23を構成する船尾側の横置隔壁21である。また、上記した別の横置隔壁21は、主機室としての区画室S22と軸室としての区画室S23との間の横置隔壁21である。
また、浸水防止壁50Aは、図7に例示するように隔壁甲板11から鉛直上方に向かって延びるように形成されてもよいが、例えば隔壁甲板11から斜め上方に向かって延びるよう形成してもよい。
また、本実施形態の船舶1Aによれば、複数の分割ケーシング40A1,40A2のうち一の分割ケーシング40A1(40A2)に海水が浸入しても、この海水が他の分割ケーシング40A2(40A1)に侵入することを浸水防止壁50Aによって遮ることができる。このため、他の分割ケーシング40A2(40A1)の直下に位置する区画室S23(S22)が浸水することを抑制できる。例えば、軸室としての区画室S23上の分割ケーシング40A2が浸水しても、主機室としての区画室S22が浸水することを抑制できる。
次に、図9,10を参照して第三実施形態に係る船舶について説明する。第三実施形態において、上記第一、第二実施形態と共通する構成については図中に同符号を付してその説明を省略する。
浸水防止室60Bは、例えば二つの区画室S21,S22を区画する横置隔壁21に対して、二つの区画室S21,S22のうち一方の区画室側のみ(区画室S21側のみ、あるいは、区画室S22側のみ)に設けられてもよいが、本実施形態では、両方の区画室S21,S22側に一つずつ設けられている。
浸水防止室60Bは、ケーシング40Bと同様に、船体2の船幅方向両端部、すなわち左舷側の舷側3Aと右舷側の舷側3Bとに隣接して、それぞれ設けられる。
また、本実施形態の船舶1Bによれば、浸水防止室60Bによって隣り合う二つの区画室S21,S22の両方が浸水することを抑制できる。
次に、図11〜14を参照して第四実施形態に係る船舶について説明する。第四実施形態において、上記第一実施形態と共通する構成については図中に同符号を付してその説明を省略する。
その上で、本実施形態の隔壁甲板11には、ケーシング40Bの下部の内側において、発電機室としての区画室S21の上部と、主機室としての区画室S22の上部とに、それぞれ開口部33,34が形成されている。これら開口部33,34を通して、区画室S21,S22内とケーシング40B内の空間とが連通している。
また、船体2の内部には、ケーシング40Bの上端40tから上方に向けて延び、ケーシング40Bを煙突8に繋げる排気用ケーシング30Cが設けられている。排気用ケーシング30Cは、上下方向に連続する筒状をなし、甲板13,14,15を貫通して設けられている。排気用ケーシング30Cは、少なくとも甲板12において、ケーシング40Bと同様に、船体2の船幅方向両端部、すなわち左舷側の舷側3Aと右舷側の舷側3Bとに隣接して、それぞれ設けられている。
この排気用ケーシング30C内には、二つの区画室S21,S22からケーシング40Bの上方に延びる配管35,36が挿入されている。配管35,36がダクト管である場合、配管35,36は煙突8まで延びてもよいし、複数の配管35,36が排気用ケーシング30C内において一つの配管に纏められてもよい。
また、本実施形態の船舶1Cによれば、損傷時の安全を担保するためのケーシング40B内に配管35,36を設けることで、隔壁甲板11の上方空間において配管35,36を設けるスペースを別途用意する必要がないため、隔壁甲板11の上方空間を有効に活用することができる。
次に、図15,16を参照して第五実施形態に係る船舶について説明する。第五実施形態において、上記第一実施形態と共通する構成については図中に同符号を付してその説明を省略する。
また、本実施形態のケーシング40Dは、第一実施形態のケーシング40と同様に、隔壁甲板11上において舷側3A,3Bと、前壁41Aと、後壁41Bと、内壁41Cとによって四方を囲まれた筒状をなしている。
図16において、ケーシング40Dの内壁41Cは、ロンジバルクヘッド隔壁19A,19Bよりも舷側3A,3Bの近くに位置しているが、例えばロンジバルクヘッド隔壁19A,19Bの鉛直上方に位置してもよい。
また、本実施形態の船舶1Dによれば、左右一方の舷側3A(3B)が損傷して上記区画室S6(S12)が浸水することで非対称浸水が発生し、船舶1Dのヒール量(横方向の傾き角度)が大きくなり、水線が一方の舷側3A(3B)において隔壁甲板11よりも高くなっても、区画室S6(S12)内に侵入した海水は隔壁甲板11上においてケーシング40Dのみに侵入する。すなわち、ケーシング40Dを除く隔壁甲板11上への浸水を防ぐことができる。したがって、船舶1Dに非対称浸水が発生しても、ケーシング40Dを除く隔壁甲板11上への浸水を抑制することができ、損傷時の安全を担保することができる。
上記第五実施形態の構成には、図17,18に例示するように、前述した第二実施形態の構成が適用されてもよい。すなわち、ケーシング40Dは、舷側3A,3Bとロンジバルクヘッド隔壁19A,19Bとの間において舷側3A,3Bに沿って船首尾方向に配列された複数の区画室S4〜S6,S10〜S12上に設けられてもよい。この場合には、第二実施形態と同様の浸水防止壁50Dが、ケーシング40Dの前壁41Aと後壁41Bとの間に位置する横置隔壁20の鉛直上方に重なるようにケーシング40D内に設けられればよい。
この場合、浸水防止室60Dは、例えば上記複数の区画室S3〜S7,S9〜S13のうち左舷側の舷側3A及び右舷側の舷側3Bにおいて各々独立して形成された独立区画室S4,S6,S10,S12に設けられてもよい。また、浸水防止室60Dは、例えば図17,18に示すように、独立区画室S4,S6,S10,S12に隣り合う別の区画室S3,S5,S7,S9,S11,S13側のみに設けられてもよい。この場合、独立区画室S4,S6,S10,S12の容積を確保することができる。
また、ケーシング(水密区画)は、例えば舷側に沿って複数連ねて配列されてもよい。
2 船体
2a 船首
2b 船尾
3A,3B 舷側
4 船底
5 プロペラ
6 舵
7A 船首側ランプウェイ
7B 船尾側ランプウェイ
8 煙突
9 回転軸
11 隔壁甲板
12,13,14,15,16,18 甲板
19A,19B ロンジバルクヘッド隔壁
20 横置隔壁
21 横置隔壁
30,30C 排気用ケーシング
31A 側壁
31B 前壁
31C 後壁
33,34 開口部
35,36 配管
40,40A,40B,40D ケーシング(水密区画)
40A1,40A2,40B1,40B2 分割ケーシング(分割水密区画)
41A 前壁(壁部)
41B 後壁(壁部)
41C 内壁(壁部)
43 水密閉鎖部
50A,50B,50D 浸水防止壁
60B,60B1,60B2,60D 浸水防止室
61A 付加壁
61B 内壁
S1〜S13,S21〜S23 区画室(室)
Claims (11)
- 左右一対の舷側を有する船体と、
前記船体内を上下方向に区画する隔壁甲板と、
前記船体内における前記隔壁甲板によって区画される下方空間に、船首尾方向に間隔をあけて複数設けられることで、前記下方空間に複数の室を画成する横置隔壁と、
前記船体内における前記隔壁甲板によって区画される上方空間において、前記舷側に沿うように、かつ、船首尾方向の長さが前記下方空間で該船首尾方向に配列された二つの横置隔壁にわたって設けられた水密区画と、
を備える船舶。 - 二つの前記横置隔壁の間に、別の前記横置隔壁が位置し、
前記水密区画内に設けられ、別の前記横置隔壁の上方に重なる位置において、前記隔壁甲板から上方に向かって延在し、少なくとも前記水密区画の下端部の空間を船首尾方向に配列される複数の分割水密区画に分割する浸水防止壁を備える請求項1に記載の船舶。 - 互いに隣り合う前記室の間に、浸水防止室が設けられている請求項1又は請求項2に記載の船舶。
- 前記水密区画が、機関区域を構成する前記室上に設けられる請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の船舶。
- 前記室が、前記舷側と、該舷側に対して前記船体の内側に間隔をあけて設けられるロンジバルクヘッド隔壁との間において二つの前記横置隔壁によって画成される区画室である請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の船舶。
- 前記水密区画内に、前記室から前記水密区画の上方に延びる配管が設けられている請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の船舶。
- 前記水密区画と該水密区画を除く前記上方空間の部分とを区画する壁部に、開口部が形成され、
該開口部を水密に封止する水密閉鎖部を開閉可能に設ける請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の船舶。 - 前記水密区画が、前記船体の船幅方向の両端部にそれぞれ設けられている請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の船舶。
- 前記水密区画が、前記舷側に沿って複数連ねて配列されている請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の船舶。
- 前記水密区画と、該水密区画の直下に位置する前記室とが、互いに連通している請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の船舶。
- 前記水密区画の上端の位置は、損傷後における水線が超えない高さに設定されている請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の船舶。
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