JP6041940B2 - 船舶 - Google Patents
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Description
図1は、実施形態1に係る船舶の側面を示す模式図である。図2は、図1に示す船舶のII−II断面の模式図である。図3は、図1に示す船舶のIII−III断面の模式図である。図3において、実線は図1に示すIII−IIIを上からみた船体10の構造を示し、一点鎖線は、図1に示すIII−IIIを下からみた船体10の構造を示している。
図7は、図5に示す浸水抑制水密区画室の第1変形例を示す断面図である。上述した実施形態1と同じ構成要素には同一の符号を付して、重複する説明は省略する。図7に示すように、浸水抑制水密区画室31a、32a(31b、32b)の上面13aは、乾舷甲板13よりも高くなるように隆起している。また、図7に示すように、浸水抑制水密区画室31a、32a(31b、32b)は、船体10の船底10Bから浸水抑制水密区画室31a、32a(31b、32b)の上面13aまでを区画した水密区画である。そして、浸水抑制水密区画室31a、32a(31b、32b)は、船体10の船底10Bから浸水抑制水密区画室31a、32a(31b、32b)の上面13aまでを連通する一区画である。
図8は、図5に示す浸水抑制水密区画室の第2変形例を示す断面図である。上述した実施形態1と同じ構成要素には同一の符号を付して、重複する説明は省略する。図8に示すように、浸水抑制水密区画室31a、32a(31b、32b)は、隣接するボイドスペース81と区画し、船体10の内側にある内壁に水密滑り戸87を備えている。
図9は、図5に示す浸水抑制水密区画室の第3変形例を示す断面図である。上述した実施形態1と同じ構成要素には同一の符号を付して、重複する説明は省略する。図9に示すように、浸水抑制水密区画室31a、32a(31b、32b)は、乾舷甲板13よりも下層の2重底上甲板11から乾舷甲板13までを区画した水密区画である。そして、浸水抑制水密区画室31a、32a(31b、32b)は、2重底上甲板11から乾舷甲板13までを連通する一区画である。また、図9に示すように、浸水抑制水密区画室31a、32a(31b、32b)には、隣接するボイドスペースと区画する隔壁に海水案内管83を備えている。海水案内管83は、ボイドスペース81からバラストタンク82及び2重底上甲板11を貫通して、乾舷甲板13の下方及び2重底上甲板11の上方の空間とボイドスペース81とを接続する。海水案内管83は、船底10Bと2重底上甲板11と左右舷の側壁20a、20bとで囲まれる空間と、乾舷甲板13の下方及び2重底上甲板11の上方の空間とを接続する管部材である。海水案内管83は、少なくとも乾舷甲板13の下方及び2重底上甲板11の上方の空間に海水導入口83Aを備えている。
図10は、実施形態2に係る浸水抑制水密区画室を示す部分平面図である。なお、上述した実施形態と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図13−1は、実施形態3に係る浸水抑制水密区画室を示す部分平面図である。なお、上述した実施形態と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。浸水抑制水密区画室32a、32bは、部屋42(主機室)の内部に配置されている。
図14は、実施形態4に係る浸水抑制水密区画室を示す部分平面図である。なお、上述した実施形態と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。図14に示す船体10には、左舷側の側壁20aに接し、かつ左舷側の側壁20aと隔壁23とに挟まれた左方の浸水抑制水密区画室30aと、右舷側の側壁20bに接し、かつ右舷側の側壁20bと隔壁23とに挟まれた右方の浸水抑制水密区画室30bとが設けられている。浸水抑制水密区画室30a、30bは、部屋42(主機室)及び部屋41(発電機室)の両方の内部に配置されている。
図15は、実施形態5に係る浸水抑制水密区画室を示す部分平面図である。図16は、図15に示す浸水抑制水密区画室の断面図である。なお、上述した実施形態と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
2 制御装置
10 船体
10B 船底
11 2重底上甲板
13 乾舷甲板
12、14、15、16、17 甲板
20a 左舷側の側壁(側壁)
20b 右舷側の側壁(側壁)
21a、21b ロンジバルクヘッド隔壁
22、23、24、25 隔壁
30a、30b、31a、31b、31aa、31bb、32a、32b、32aa、32bb、33a、33b 浸水抑制水密区画室
41 部屋(発電機室)
42 部屋(主機室)
43 部屋(軸室)
45 バルブ
61 船首舷側ランプウェイ
62 船尾ランプウェイ
63、64、65 船内ランプ
81 ボイドスペース
83 海水案内管
84 開閉バルブ
85、86、87 水密滑り戸
90 ダクト
91、92 配管
WL 満載喫水線
Claims (16)
- 左右舷側の側壁及び船底と、乾舷甲板を含む複数の甲板とを含む船体と、
前記船体の内部に設けられて前記船体の内部を前記船体の長手方向に対して複数の部屋に区画する隔壁と、
前記複数の部屋のうち少なくとも1つの内部に配置され、前記乾舷甲板よりも下層の甲板または前記船底から前記乾舷甲板までの空間を区画し、かつ前記側壁及び前記隔壁に接する複数の浸水抑制水密区画室と、
を備え、
前記複数の部屋は、主機室、発電機室及び軸室の少なくとも1つである特定部屋を有し、
前記複数の浸水抑制水密区画室のうち少なくとも1つは、前記特定部屋に設けられ、1つの隔壁と1つの側壁のみに接し、前記特定部屋の前記側壁と前記隔壁との連結部を覆った空間であり、かつ、前記浸水抑制水密区画室の一部のみが液体タンクであることを特徴とする船舶。 - 前記船体は、船首側に前記左右舷側の側壁のそれぞれの内側に前記左右舷側の側壁に沿ってロンジバルクヘッド隔壁を備え、
前記特定部屋を区画する隔壁は、前記ロンジバルクヘッドと接することを特徴とする請求項1に記載の船舶。 - 前記特定部屋に配置された前記浸水抑制水密区画室のうち少なくとも1つは、内部が複数に区画されており、
内部が複数に区画されている前記浸水抑制水密区画室は、前記内部の複数の区画のうち、一部の区画のみが液体タンクであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の船舶。 - 前記隔壁を挟んで前記船体の長手方向の前後に配置される前記複数の浸水抑制水密区画室は、前記部屋の大きさが異なることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の船舶。
- 前記浸水抑制水密区画室は、左舷側の側壁と右舷側の側壁との間を仕切る隔壁に接していることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の船舶。
- 前記浸水抑制水密区画室は、前記複数の部屋より容積が小さく、かつ左舷側の側壁または右舷側の側壁から船体の内側に延びる前記船体の短手方向における寸法が、満載喫水線における前記船体の幅の1/10より大きいことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の船舶。
- 前記浸水抑制水密区画室は、前記乾舷甲板以上になるように隆起していることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の船舶。
- 前記浸水抑制水密区画室の上方には、ダクトが配置されていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の船舶。
- 前記浸水抑制水密区画室は、前記複数の部屋より容積が小さく、かつ前記浸水抑制水密区画室の前記船体の長手方向の寸法は、高さ方向の浸水範囲を制限する甲板の全長、または満載喫水線より下方における前記船体の投影長さの前端と後端間の長さを比較して大きい方の長さの3/100と、3mとを比較して大きい方の長さより大きいことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の船舶。
- 前記特定部屋の前記浸水抑制水密区画室の一部の前記液体タンクに液体を注入する配管にバルブを備え、前記バルブは、前記浸水抑制水密区画室の外側に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の船舶。
- 前記浸水抑制水密区画室は、前記浸水抑制水密区画室に浸水した水を、前記乾舷甲板よりも下層の甲板で区画される二重底へ流入可能であることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の船舶。
- 前記浸水抑制水密区画室と、前記複数の部屋のうち少なくとも1つの内部とを繋ぐ、密滑り戸、水密ハッチ及びバルブの少なくとも1つをさらに備える請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の船舶。
- 前記特定部屋の前記浸水抑制水密区画室の一部の前記液体タンクは、清水タンク、燃料タンクまたはバラストタンクの機能を備える請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の船舶。
- 前記特定部屋の前記浸水抑制水密区画室は、前記側壁が損傷した場合浸水し、
前記特定部屋に設けられた前記浸水抑制水密区画室で前記連結部が覆われた前記隔壁は、前記主機室と前記発電機室と前記軸室とのうち2つの部屋を区画し、
前記特定部屋は、縦通隔壁で区画されていない請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の船舶。 - 前記特定部屋に設けられた前記浸水抑制水密区画室は、左舷の前記側壁と前記隔壁に接する左方の浸水抑制水密区画室と、右舷の前記側壁と前記隔壁に接する右方の浸水抑制水密区画室とを有することを特徴とする請求項1から請求項14のいずれか1項に記載の船舶。
- 前記特定部屋に設けられた前記浸水抑制水密区画室は、全面が前記特定部屋に面している請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の船舶。
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