JP2010269690A - コンテナ船における排ガス設備及びコンテナ船 - Google Patents

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信玄 武田
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Abstract

【課題】従来のコンテナ船においては、煙突構造物が上甲板上に設けられているために、貨物積載量が減少する。
【解決手段】コンテナ船における排ガス設備において、機関室の船尾側に、舷側外板に沿って設けられた一対の船内排ガス管通路20aと、前記各船内排ガス管通路に接続され上甲板を貫通する一対の上甲板貫通排ガス管通路20bと、前記各上甲板貫通排ガス管通路に接続され船尾端まで延在する一対の船尾側排ガス管通路20cと、前記船内排ガス管通路、前記上甲板貫通排ガス管通路及び前記船尾側排ガス管通路内に配設された主機関用排ガス管23及び/又は補機用排ガス管24とを備えたことを特徴とする。これにより、貨物の積載量を増加させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンテナ船における排ガス設備及びコンテナ船に関する。
コンテナ船においては、船首から船尾に亘って複数の貨物格納用ホールド及びハッチカバーが設けられ、これらホールド内に、多数のセルガイドが配設されており、このセルガイド間に多数個のコンテナが密に複数段積載される。
また、ハッチカバー上(暴露甲板上)には、コンテナ固縛金物等により、多数個のコンテナが複数段積み付けされる。
このようなコンテナ船においては、通常、船尾側の船内に機関室が配設されており、機関室内には、推進用の主機関(ディーゼルエンジン)、及び、発電機用ディーゼルエンジン、補助ボイラ等の補機類が設置されている。
そして、機関室の上部の上甲板上に船員室、操舵室等を有する居住区が設けられている。
更に、居住区の船尾側の上甲板上に、居住区に隣接して排ガス設備(煙突等)を収納した煙突構造物が設けられている(例えば、特許文献1。)。
コンテナ船など暴露甲板上に貨物を積載する船舶においては、煙害(熱害および煤塵付着)防止のために、煙突構造物における複数の煙突の上端の排ガス口を、積載される貨物より上方に配置する必要があった。
近年、海上輸送用コンテナの高強度化に伴い、暴露甲板上の積載コンテナ段数も増加の傾向にあり、これに伴い煙突排気口もより高い位置に配置する必要が生じており、煙突構造物に係る製造コストも増加傾向にある。
そして、特許文献1に記載のものでは、この煙突構造物が上甲板上に設けられているために、例えば大型のコンテナ船の場合では、40フィートコンテナにおいて、90−190個程度、コンテナ積載数量が減少(即ち貨物積載量が減少)するという問題がある。
また、特許文献1に記載のようなコンテナ船の場合、煙突構造物を2つに分割して左右舷に設け、一対の煙突構造物の船体中心線側にコンテナ積載エリアを確保することが考えられる。
しかしながら、このように一対の煙突構造物の船体中心線側にコンテナ積載エリアを確保したとしても、煙突排気口の上端を乗り越えてコンテナを荷役することができる陸上コンテナクレーンは殆ど存在しないため、例えエリアを確保したとしてもこのエリアにコンテナを積載するは困難である。
なお、コンテナ船ではないが、例えば図6に示すように、船舶101の船尾105の後面106に設けられ、船尾105の後面106に外気開放面107を有し船体内部側に中空箱状体に形成された排出空間部102と、外気開放面107を有する排出空間部102の内部に連通され、燃焼排気ガスを排出空間部102の外気開放面107に向けて排出させる排気管104と、排出空間部102の内部に配設された排気管104の端面近傍に設けられ、船舶101内に設置された原動機等から排出される燃焼排気ガスを外気に排出させる船舶排ガス排出設備100が提案されている(例えば、特許文献2。)。
108は係船スペースである。
なお、特許文献2には、船舶の種類が客船なのか、貨物船なのか、或いは作業船なのか何等記載されていない。
また、船舶排ガス排出設備100は、上甲板上に直接設けられているものと思われる。
特許文献2に記載のものでは、喫水線から排気管104の出口迄の高さが低いため、悪天候の中を航海する場合、海水が排気管104内に進入する恐れがあるという問題がある。
また、特許文献2に記載のものでは、複数本の排気管104を船幅方向に亘って一様に配置しているため、図6に示す船舶排ガス排出設備100をコンテナ船等の貨物船に採用した場合、コンテナ等の貨物を積載するエリアを十分に確保することができないという問題がある。
また、機関室からの排煙を船外に排出する排煙管の一端を機関室に接続し、前記排煙管の他端を水平方向に左舷側まで延伸した後、左舷側に沿って暴露甲板と吃水線の中間域まで立ち上げ、その後、水平方向に延伸させて左舷側船尾に穿設された開口部に接続させる構造とした自動車運搬船排煙管構造が提案されている(例えば、特許文献3)。
しかしながら、特許文献3に記載のものは、水平方向に延伸している部分が車両甲板(貨物搭載エリア)の上下方向中央近傍に配設されているために、コンテナ船に採用した場合、コンテナクレーンにより吊り下げてコンテナの荷役を行うコンテナ船においては、水平方向に延伸している部分より下方のエリアにコンテナを積載することができず、コンテナ等の貨物を積載するエリアを十分に確保することができないという問題がある。
特開2002−173081号公報 特開2005−199985号公報 特開2005−212611号公報
本発明は、上記問題点を解決するために提案されたものであって、コンテナを積載するエリアを十分に確保することが可能なコンテナ船における排ガス設備及びコンテナ船を提供することを目的とする。
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたもので、特許請求の範囲に記載された各発明は、コンテナ船における排ガス設備或いはコンテナ船として、それぞれ以下に述べる各手段を採用したものである。
第1の手段のコンテナ船における排ガス設備は、
機関室の船尾側に、舷側外板に沿って設けられた左右舷一対の船内排ガス管通路と、
前記各船内排ガス管通路に接続され上甲板を貫通する左右舷一対の上甲板貫通排ガス管通路と、
前記各上甲板貫通排ガス管通路に接続され船尾端まで延在する左右舷一対の船尾側排ガス管通路と、
前記船内排ガス管通路、前記上甲板貫通排ガス管通路及び前記船尾側排ガス管通路内に配設された主機関用排ガス管及び/又は補機用排ガス管とを備えたことを特徴とする。
第2の手段のコンテナ船における排ガス設備は、第1の手段において、
前記船内排ガス管通路は、上甲板と喫水線との間に、舷側外板に接して、船首尾方向に設けられていることを特徴とする。
第3の手段のコンテナ船における排ガス設備は、第1又は2の手段において、
前記各船尾側排ガス管通路の舷側面に空気導入扉を設けたことを特徴とする。
第4の手段のコンテナ船は、
第1乃至3のいずれかの手段のコンテナ船における排ガス設備と、
両舷の前記各船内排ガス管通路と上甲板との間に各々形成された船内舷側コンテナ積載エリアと、
前記船内舷側コンテナ積載エリア間に形成された機関室後方コンテナ積載エリアと、
前記各船尾側排ガス管通路上に各々形成された船尾端舷側コンテナ積載エリアと、
前記船尾側排ガス管通路間に形成された船尾端中央コンテナ積載エリアと、
前記機関室の船首側に形成された機関室前方コンテナ積載エリアと、
前記上甲板上に設けられた居住区と、
前記機関室前方コンテナ積載エリア、前記船内舷側コンテナ積載エリア及び前記機関室後方コンテナ積載エリアの上方で前記居住区以外の箇所に形成された船上コンテナ積載エリアと、
を備えたことを特徴とする。
特許請求の範囲に記載の各請求項に係る発明のコンテナ船における排ガス設備又はコンテナ船は、上記の各手段を採用しているので、船内スペースの有効活用が可能となるとともに、上甲板の貨物積載スペースの拡大を図ることが可能となる。
近年建造されつつある見通し改善により、船上コンテナ積載エリア積載エリアの拡大を図った前方居住区コンテナ船においては、機関部上方の構造物が無くなったことで、移動岸壁クレーンの分担割において自由度が向上するメリットもある。
本発明の第1の実施形態に係る排ガス設備を採用したコンテナ船の側面模式図である。 図1のA−A矢視断面図である。 図1のB−B矢視断面図である。なお、船尾端に設けられている一部の部材も点線で図示する。 図1における船尾側排ガス管通路の拡大側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る排ガス設備を採用したコンテナ船の側面模式図である。 従来の船舶排ガス排出設備の構造を一部断面で示す後面図である。
<<本発明の第1の実施形態>>
本発明の第1の実施形態に係る排ガス設備を採用したコンテナ船においては、図1に示すように、コンテナ船1において、上甲板(乾舷甲板)2と船底外板5との間の船尾側には機関室3が設けられている。
機関室3内には、プロペラを駆動する主機関(ディーゼルエンジン)4、図示略のプロペラ軸、各種の補機類(複数台の発電機用ディーゼルエンジン、補助ボイラ等)が配設されている。
機関室3の直上の上甲板2上には居住区17が設けられている。
なお、居住区17の位置はこれに限定されるものではなく、例えば、コンテナ船1の船首尾方向中央より船首側の上甲板2上に設けても良い。
上甲板2には、コンテナを船内に搭載するために、船首尾方向に複数の開口が明けられており、各開口の周囲には図2に図示のように、上甲板2に明けられた各開口の周囲を囲むように各々ハッチコーミング8が設けられている。
各ハッチコーミング8上には、各々ハッチカバー9が設置されている。
<排ガス管用の排ガス管通路の概要>
図1、2、3に示すように、上甲板2以下の機関室3の船尾側上方には、喫水線LWLと上甲板2との間において、左右の舷側外板6に接して船尾方向に水平に延在する一対の排ガス管用の船内排ガス管通路20aが設けられている。
各船内排ガス管通路20aの船首端の排ガス管通路入口21aは、主機関4の後端付近に開口している。
各船内排ガス管通路20a内には、主機関4用の船内主機関用排ガス管23a、及び/又は補機類用の船内補機用排ガス管24aが配設されている。
コンテナ船1の左右舷の船尾端近傍には、各船内排ガス管通路20aの後端に接続され、上甲板2の明けられた排ガス管通路用の上甲板貫通孔21bを通り上方に延在する一対の排ガス管用の上甲板貫通排ガス管通路20bが設けられている。
各上甲板貫通排ガス管通路20b内には、主機関4用の上甲板貫通主機関用排ガス管23b、及び/又は補機類用の上甲板貫通補機用排ガス管24bが配設されている。
更に、コンテナ船1の左右舷の上甲板2より上方の船尾端近傍には、各上甲板貫通排ガス管通路20bの上端に接続され、船尾端迄水平に延在する一対の排ガス管用の船尾側排ガス管通路20cが設けられている。
各船尾側排ガス管通路20cの船尾端の排ガス管通路出口21cは、船尾外板7の垂直線上に位置している。
各船尾側排ガス管通路20cの船首尾方向の長さは、例えば40フィートの標準サイズのコンテナ(以下、単に「コンテナ」という)の収納エリアの長さ以下となっている。
なお、コンテナの収納エリアの長さとは、コンテナの長さに、隣接するコンテナとの距離及び後述するラッシングブリッジ14の船首尾方向の長さを加えたものを言う。
また、各船尾側排ガス管通路20cの上面の上甲板2からの高さは、コンテナ3個分の高さ以下となっている。
コンテナ積載量及び外部からの海水の浸入の可能性を考慮すると、上記のごとく、船尾側排ガス管通路20cの上面の高さをコンテナ3個分程度の高さとするのが最も好ましい。
また、船尾側排ガス管通路20cの上下方向の高さは、コンテナ2個分の高さとしている。
各船尾側排ガス管通路20c内には、主機関4用の船尾側主機関用排ガス管23c、及び/又は補機類用の迂回用補機用排ガス管24c、船尾側補機用排ガス管24dが配設されている。
なお、各船尾側排ガス管通路20cの上面の高さを、コンテナ2個分の高さとしても良い。
この場合、コンテナ積載量は増加するものの、悪天候海域を航海する場合において、外部から海水が各船尾側排ガス管通路20c内に侵入する可能性が高くなる。
逆に、各船尾側排ガス管通路20cの上面の高さを、コンテナ4個分の高さ以上としても良い。
この場合、外部から海水が各船尾側排ガス管通路20c内に侵入する可能性が低くなるものの、コンテナ積載量が減少する。
そして、各船内排ガス管通路20a、各上甲板貫通排ガス管通路20b及び各船尾側排ガス管通路20cにより、左右舷一対の排ガス管用の排ガス管通路20が形成されている。
このように、排ガス管通路20は、喫水線LWLと上甲板2との間において、左右の舷側外板6に接するように船尾方向に水平に延在した後立ち上がり、上甲板2を貫通した後、船尾端迄延在している。
なお、各船内排ガス管通路20aの船尾端近傍の下端には、進入した海水を排出するために、排ガス管通路用ドレン弁25が介装されたドレン管が接続されている。
同様に、船内主機関用排ガス管23aの船尾端近傍の下端にも、進入した海水を排出するために、主機関用排ガス管ドレン弁26が介装されたドレン管が接続されている。
<船内排ガス管通路の詳細構造の説明>
次に、図1、図2に基づき船内排ガス管通路20aの詳細構造につき説明する。
なお、図1、図2に示すものは、船内排ガス管通路20a内に、主機関4用の1本の船内主機関用排ガス管23aと、補機類用の1本の船内補機用排ガス管24aを配設した例を示している。
この場合、他方の舷側の船内排ガス管通路20a内には、補機類用の複数本の船内補機用排ガス管24aを配設する(以下に説明する、上甲板貫通排ガス管通路20b、船尾側排ガス管通路20cも同様)。
図1、図2に示すように、喫水線LWLと上甲板2との間の機関室3内には、舷側外板6に接すると共に、水平に延在する船内排ガス管通路20aが設けられている。
そして、船内排ガス管通路20aは、舷側外板6、上面の舷側防水内壁12b、船体中心線側の舷側防水内壁12c及び下面の第2甲板12dにより囲まれて形成されている。
船内排ガス管通路20aの上方の舷側側には、舷側外板6、舷側防水内壁12a及び上甲板2により囲まれた通路10が形成されている。
船内排ガス管通路20aの上方の船体中心線側には、船内舷側コンテナ積載エリア32bが形成されている。
このように、船内排ガス管通路20aをできる限り低く配設し、上甲板2より下方の船体内において、船内排ガス管通路20aより下方のコンテナが積載できない部分をできる限り少なくしている。
船内排ガス管通路20aの下方の船底防水壁(二重底)13との間には、舷側側の空所11が形成されている。
船内排ガス管通路20a及び船内舷側コンテナ積載エリア32bの船体中心線側には、これらに隣接する機関室後方コンテナ積載エリア32aが形成されている。
排ガス処理設備が必要な場合には、この空所11及び機関室後方コンテナ積載エリア32aの一部を流用し、排ガス処理設備を設ける。
船内排ガス管通路20a内の中央付近には、1本の船内主機関用排ガス管23aが配設されている。
更に、船内排ガス管通路20a内において、船内主機関用排ガス管23aより舷側側の上方には、1本の船内補機用排ガス管24aが配設されている。
船内主機関用排ガス管23a及び船内補機用排ガス管24aは、図示略の支持材により、船内排ガス管通路20aの内壁面に固定されている。
なお、機関室3内において、主機関3が船体中心線上に配設され、その両側に補機類が配設されているために、船内主機関用排ガス管23aと船内補機用排ガス管24aとは、図2に図示のような位置関係となる。
上記のように、舷側防水内壁12aと舷側外板6との間(従来のものでは、通路又は空所となっている)を、船内排ガス管通路20aとして有効活用することにより、船内排ガス管通路20aを船内に配設したことに伴うコンテナ積載数量の減少を、最小限に留めている。
なお、船内排ガス管通路20aを、舷側外板6から離れて、舷側防水内壁12aより船体中心線側に、舷側外板6に沿って設けた場合には、機関室後方コンテナ積載エリア32aに搭載可能なコンテナの積載数量が、ある程度更に減少する。
<上甲板貫通排ガス管通路の詳細構造の説明>
次に、図1、図3に基づき上甲板貫通排ガス管通路20bの詳細構造につき説明する。
図1、図3に示すように、舷側外板6に接して(或いは沿って)上方に延在する一対の上甲板貫通排ガス管通路20bが設けられている。
各上甲板貫通排ガス管通路20bは、その下端が各船内排ガス管通路20aの船尾端に接続され、上甲板2に明けられた上甲板貫通孔21bを通り、上甲板2上に延在している。
なお、一方の上甲板貫通排ガス管通路20b内において、上甲板貫通補機用排ガス管24bは垂直に配設されているが、上甲板貫通主機関用排ガス管23bは、上方が舷側側に傾くように配設されている。
これは、後述する船尾側排ガス管通路20c内において、作業員用の通路を確保するためである。
<船尾側排ガス管通路の詳細構造の説明>
次に、図3、図4に基づき船尾側排ガス管通路20cの詳細構造につき説明する。
図3、図4に示すように、上甲板2上の船尾端の左右舷側には、一対の船尾側排ガス管通路20cが設けられている。
各船尾側排ガス管通路20cは、前壁22a、天井壁22b、舷側側壁22c、中央側壁22d及び底壁22eにより、囲まれて形成されている。
各船尾側排ガス管通路20cの船尾端は排ガス管通路出口21cが形成されており、外気に開放されている。
各船尾側排ガス管通路20cの船尾端は、船尾外板7の垂直線上に位置している。
舷側側壁22cは、舷側外板6の垂直線上に位置している。
天井壁22bの上甲板2からの高さは、コンテナの3個分の高さとなっている。
底壁22eの上甲板2からの高さは、コンテナの1個分の高さとなっている。
そして、各船尾側排ガス管通路20cは、その天井壁22b上に、コンテナが左右方向に2列、上下方向に複数段、船首尾方向に1行積載できるようになっている。
なお、各船尾側排ガス管通路20cを上甲板2に直接設けた場合には、底壁22eは不要となる。
各船尾側排ガス管通路20cの船首側下面は、上甲板貫通排ガス管通路20bの上端に接続されている。
各船尾側排ガス管通路20cの船尾端の下面は、図3に点線で図示のごとく、排ガス管通路支持脚16により上甲板2に支持されている。
一方の船尾側排ガス管通路20c内の舷側側壁22c寄りには、船尾側主機関用排ガス管23cが配設されている。
船尾側排ガス管通路20c内において、船尾側主機関用排ガス管23cの上方船体中心線側には、船尾側補機用排ガス管24dが配設されている。
そして、船尾側補機用排ガス管24dの上流側と上甲板貫通補機用排ガス管24bの下流側とは、左右舷方向の迂回用補機用排ガス管24cにより接続されている。
このように、船尾側排ガス管通路20c内において、船尾側主機関用排ガス管23cと船尾側補機用排ガス管24dとの左右舷方向の位置を入れ替えることにより、船尾側主機関用排ガス管23cの船体中心線側の下方に、作業員の通行スペースを確保している。
各船尾側排ガス管通路20cの船尾端の船体中心線側の、ラッシングブリッジ14との間には、図3に点線で図示のごとく、防煙壁15が設けられている。
この防煙壁15により、船尾側主機関用排ガス管23c等から排出される排ガスが、中心側に積載されたコンテナ側に回り込まないようになっている。
防煙壁15の高さは、少なくとも、船尾側主機関用排ガス管23cの上端まで高くする。
停泊中(主機関4は停止して、発電機用ディーゼルエンジン、ボイラ等の補機類のみ運転)においても排ガスのコンテナ側への回り込みを防止する場合には、防煙壁15の高さは、船尾側排ガス管通路20cの天井壁22bの高さと同じ高さとする。
これにより、ラッシングブリッジ上の荷役者への熱害も防止される。
図4に示すように、舷側側壁22cの船首側には、少なくとも1枚の空気導入扉27a(及び/又は、27b)が設けられている。
この空気導入扉27a(及び/又は、27b)の船尾端は、船尾側のヒンジ28により開閉自在に舷側側壁22cに取り付けられている。
空気導入扉27a(及び/又は、27b)は、図示略の開閉駆動装置(油圧シリンダ等)により開閉できるようになっており、開閉駆動装置は、操舵室等から遠隔で操作できるようになっている。
操舵室には、空気導入扉27a(及び/又は、27b)の開、閉、開度等を表示する表示器も備えられている。
2枚以上の空気導入扉27a、27bを設ける場合は、同じ長さにしても、或いは図4に示すように長さを異ならせても良い。
このように、空気導入扉27a、27bを舷側側壁22cの外側面に設けることにより、空気導入扉27a、27bから各船尾側排ガス管通路20c内に導入された空気の流れにより、船尾側主機関用排ガス管23c及び船尾側補機用排ガス管24dから排出される排ガスを後方へ押し流すことができる。
<コンテナ積載エリアの説明>
次に、図1〜図4に基づき、コンテナ積載エリアにつき説明する。
図1に示すように、機関室3より船首側において、ハッチカバー9より下方の船内には、水密隔壁により機関室3と仕切られた、機関室前方コンテナ積載エリア31が形成されている。
また、図1に示すように、ハッチカバー9直上(船尾側排ガス管通路20cより船首側、居住区17が配置されている箇所を除く)には、コンテナ船1のほぼ全長に亘って、船上コンテナ積載エリア30cが形成されている。
なお、居住区17を図1に示すように機関室3の直上に設けず、前述のごとくコンテナ船1の船首尾方向中央より船首側に設ける場合もある。
また、図3に示すように、左右舷の船尾側排ガス管通路20cの間の上甲板2上には、船尾端中央コンテナ積載エリア30aが形成されている。
船尾端中央コンテナ積載エリア30aにおける左右舷方向のコンテナ積載可能な数量は、船上コンテナ積載エリア30cにおけるコンテナ積載可能な数量に比べて、左右舷の船尾側排ガス管通路20cの幅分の合計4列少なくなっている。
また、船尾端中央コンテナ積載エリア30aにおける上下方向のコンテナ積載可能な数量は、船上コンテナ積載エリア30cにおけるコンテナ積載可能な数量に比べて、ハッチコーミング8及びハッチカバー9の高さ分の1段多くなっている。
また、図1、図3に示すように、左右舷の船尾側排ガス管通路20cの直上には、船尾端舷側コンテナ積載エリア30bが形成されている。
船尾端舷側コンテナ積載エリア30bにおける上下方向のコンテナ積載可能な数量は、船尾端中央コンテナ積載エリア30aにおけるコンテナ積載可能な数量に比べて、船尾側排ガス管通路20cの高さ分、上下方向に3段少なくなっている。
また、図1、図2に示すように、機関室3内の船内排ガス管通路20a上には、水密隔壁により機関室3等と仕切られた、船内舷側コンテナ積載エリア32bが形成されている。
機関室3直上の左右舷の船内排ガス管通路20a及び船内舷側コンテナ積載エリア32b間には、水密隔壁により機関室3と仕切られた、機関室後方コンテナ積載エリア32aが形成されている。
<<本発明の第2の実施形態>>
次に、図5に基づき、本発明の第2の実施形態に係る排ガス設備を採用したコンテナ船につき説明する。
上記の本発明の第1の実施形態のコンテナ船においては、図1に示すように、機関室3の直上(或いは、機関室3の直上より船首側)の上甲板2上に、居住区17が設けられている。
これに対し、本発明の第2の実施形態に係る排ガス設備を採用したコンテナ船においては、図5に示すように、船首端の上甲板2上に居住区17が設けられている。
この場合、船上コンテナ積載エリア30cは、居住区17の船尾側において連続して形成されている。
その他の排ガス管通路20(船内排ガス管通路20a、上甲板貫通排ガス管通路20b、船尾側排ガス管通路20c)等の設備、機器等については、図1〜図4に図示のものと同様のものが設けられている。
本発明の第2の実施形態に係る排ガス設備を採用したコンテナ船によれば、船上コンテナ積載エリア積載エリアの拡大を図った前方居住区コンテナ船において、前方の見通しが改善されると共に、機関室3の直上(或いは、機関室3の直上より船首側)の上甲板2上の構造物が無くなったことで、船上コンテナ積載エリア30cが連続して形成されているため、移動岸壁クレーンの分担割において自由度が向上する。
次に、本発明の第1、2の実施形態に係る排ガス設備を採用したコンテナ船におけるコンテナの積載数量の具体的な実施例につき説明する。
なお、各実施例は、40フィートの標準サイズのコンテナを積載する場合の例であるが、これに限定されるものではなく、例えば、20フィートのコンテナを積載する場合には、当然に積載数量も増加し、コンテナ船1の大きさによっても増減するものである。
また、以下の積載個数例は、コンテナを満載した場合の個数であり、満載していない場合はこの限りではない。
上甲板2上(ハッチカバー9上、上甲板2上、或いは船尾側排ガス管通路20c上)の、船尾端中央コンテナ積載エリア30a、船尾端舷側コンテナ積載エリア30b、船上コンテナ積載エリア30cにおける積載可能なコンテナ数量は、各々次のとおりになる。
・船尾端中央コンテナ積載エリア30a:左右舷方向に13列、上下方向に8段、船首尾方向に1行積載。
・船尾端舷側コンテナ積載エリア30b:左右舷方向に2列、上下方向に5段、船首尾方向に1行積載。
・船上コンテナ積載エリア30c(居住区17の船首側及び船尾側の合計):左右舷方向に17列、上下方向に7段、船首尾方向に19行積載。
船内(ハッチカバー9下、或いは居住区17下)の、機関室前方コンテナ積載エリア31、機関室後方コンテナ積載エリア32a、船内舷側コンテナ積載エリア32bにおける積載可能なコンテナ数量は、各々次のとおりになる。
・機関室前方コンテナ積載エリア31:左右舷方向に15列、上下方向に9段、船首尾方向に15行積載。
・機関室後方コンテナ積載エリア32a:左右舷方向に13列、上下方向に5〜7段、船首尾方向に4行積載。
・船内舷側コンテナ積載エリア32b:左右舷方向に1列、上下方向に3段、船首尾方向に4行積載。
この実施例1の場合では、従来のごとく機関室3上に煙突構造物を設けたものに比べて、
船上コンテナ積載エリア30cにおいて、煙突構造物が無くなったことにより、コンテナ積載数量は、17列×7段×1行=119個増加する。
船尾端舷側コンテナ積載エリア30bにおいて、左右舷に船尾側排ガス管通路20cを設けたことにより、コンテナ積載数量は、2列×3段×1行×2(両舷)=12個減少する。
船内舷側コンテナ積載エリア32bにおいて、左右舷に船尾側排ガス管通路20cを設けたことにより、コンテナ積載数量は、1列×3段×3行×2(両舷)=18個減少する。
これらを合計すると、実施例1のものでは、従来のごとく機関室3上に煙突構造物を設けたものに比べて、コンテナ積載数量が89(=119−12−18)個増加している。
なお、船尾側排ガス管通路20cを低くして、上甲板2上に直に設けた場合には、コンテナ積載数量は、従来のものに比べて、93個増加する。
実施例1のものより大型のコンテナ船1の場合の積載可能なコンテナ数量は、各々次のとおりになる。
上甲板2上の、船尾端中央コンテナ積載エリア30a、船尾端舷側コンテナ積載エリア30b、船上コンテナ積載エリア30cにおける積載可能なコンテナ数量は、各々次のとおりになる。
・船尾端中央コンテナ積載エリア30a:左右舷方向に13+4列、上下方向に8+2段、船首尾方向に1行積載。
・船尾端舷側コンテナ積載エリア30b:左右舷方向に2列、上下方向に5+2段、船首尾方向に1行積載。
・船上コンテナ積載エリア30c(居住区17の船首側及び船尾側の合計):左右舷方向に17+4列、上下方向に7+2段、船首尾方向に19+2行積載。
船内の、機関室前方コンテナ積載エリア31、機関室後方コンテナ積載エリア32a、船尾端舷側コンテナ積載エリア30bにおける積載可能なコンテナ数量は、各々次のとおりである。
・機関室前方コンテナ積載エリア31:左右舷方向に15+4列、上下方向に9+2段、船首尾方向に15+2行積載。
・機関室後方コンテナ積載エリア32a:左右舷方向に13+4列、上下方向に5+2〜8+2段、船首尾方向に4行積載。
・船内舷側コンテナ積載エリア32b:左右舷方向に1列、上下方向に3+2段、船首尾方向に4行積載。
この実施例2の場合では、従来のごとく機関室3上に煙突構造物を設けたものに比べて、船上コンテナ積載エリア30cにおいて、煙突構造物が無くなったことにより、コンテナ積載数量は、(17+4)列×(7+2)段×1行=189個増加する。
船尾端舷側コンテナ積載エリア30bにおいて、左右舷に船尾側排ガス管通路20cを設けたことにより、コンテナ積載数量は、2列×3段×1行×2(両舷)=12個減少する。
船内舷側コンテナ積載エリア32bにおいて、左右舷に船尾側排ガス管通路20cを設けたことにより、コンテナ積載数量は、1列×3段×3行×2(両舷)=18個減少する。
これらを合計すると、実施例2のものでは、従来のごとく機関室3上に煙突構造物を設けたものに比べて、コンテナ積載数量が159(=189−12−18)個増加している。
このように、コンテナ船1が大きい程、コンテナ積載数量の増加効果は大きくなる。
<<その他の変形例>>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されず、本発明の範囲内でその具体的構造に種々の変更を加えてよいことはいうまでもない。
例えば、船内排ガス管通路20a、上甲板貫通排ガス管通路20b及び船尾側排ガス管通路20cからなる排ガス管通路20は、所謂ハッチカバーレスコンテナ船にも採用可能である。
この場合、ハッチカバー9は無く、図2において船上コンテナ積載エリア30cと称しているエリアは、機関室後方コンテナ積載エリア32a及び船内舷側コンテナ積載エリア32bに連続して形成される。
また、船首側の船上コンテナ積載エリア30cと称しているエリアは、機関室前方コンテナ積載エリア31にも連続して形成される。
<<各実施の形態における効果>>
以上詳述のごとく、本実施の形態に係るコンテナ船1(船舶の排ガス設備)によれば、主機関4より伸びた主機関用排ガス管23及び/又は補機用排ガス管24を、上甲板2と喫水線LWLとの間において、船内の極力下方を通じて、船尾付近より船外へ排気するようにしている。
これらの各排ガス管が配設された通路として、ハッチカバー9と舷側の第2甲板12d(喫水線LWL上)との間のスペース(従来は、通路等として使用)を活用する。
このような配置を行うことで船内スペースの有効活用が可能となるとともに、機関室4上の煙突構造物を廃止したことで、上甲板2上の貨物積載スペースの拡大を図ることが可能となる。
また、排ガス管通路20の排ガス管通路出口21cを、船尾端に配置された(ラッシングブリッジ14(暴露部積載コンテナの転倒防止用装置)と一体構造とすることで更なる構造の合理化も可能となる。
また、今後予定されている主機関4等からの排ガスに含まれる窒素酸化物の排出規制への対応策である脱硝装置なども船内の比較的低い位置(例えば、船内排ガス管通路20aの下方の空所11等)に配置することが可能となり、低重心化による復原性の向上も期待される。
1 コンテナ船
2 上甲板
3 機関室
4 主機関
5 船底外板
6 舷側外板
7 船尾外板
8 ハッチコーミング
9 ハッチカバー
10 通路
11 空所
12a、12b、12c 舷側防水内壁
12d 第2甲板
13 船底防水壁
14 ラッシングブリッジ
15 防煙壁
16 排ガス管通路支持脚
17 居住区
18 操舵機械搭載区画
19 係船機械搭載区画
20 排ガス管通路
20a 船内排ガス管通路
20b 上甲板貫通排ガス管通路
20c 船尾側排ガス管通路
21a 排ガス管通路入口
21b 上甲板貫通孔
21c 排ガス管通路出口
22a 前壁
22b 天井壁
22c 舷側側壁
22d 中央側壁
22e 底壁
23 主機関用排ガス管
23a 船内主機関用排ガス管
23b 上甲板貫通主機関用排ガス管
23c 船尾側主機関用排ガス管
24 補機用排ガス管
24a 船内補機用排ガス管
24b 上甲板貫通補機用排ガス管
24c 迂回用補機用排ガス管
24d 船尾側補機用排ガス管
25 排ガス管通路用ドレン弁
26 主機関用排ガス管ドレン弁
27a、27b 空気導入扉
28 ヒンジ
30a 船尾端中央コンテナ積載エリア
30b 船尾端舷側コンテナ積載エリア
30c 船上コンテナ積載エリア
31 機関室前方コンテナ積載エリア
32a 機関室後方コンテナ積載エリア
32b 船内舷側コンテナ積載エリア

Claims (4)

  1. 機関室の船尾側に、舷側外板に沿って設けられた左右舷一対の船内排ガス管通路と、
    前記各船内排ガス管通路に接続され上甲板を貫通する左右舷一対の上甲板貫通排ガス管通路と、
    前記各上甲板貫通排ガス管通路に接続され船尾端まで延在する左右舷一対の船尾側排ガス管通路と、
    前記船内排ガス管通路、前記上甲板貫通排ガス管通路及び前記船尾側排ガス管通路内に配設された主機関用排ガス管及び/又は補機用排ガス管とを備えたことを特徴とするコンテナ船における排ガス設備。
  2. 前記船内排ガス管通路は、上甲板と喫水線との間に、舷側外板に接して、船首尾方向に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコンテナ船における排ガス設備。
  3. 前記各船尾側排ガス管通路の舷側面に空気導入扉を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテナ船における排ガス設備。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のコンテナ船における排ガス設備と、
    両舷の前記各船内排ガス管通路と上甲板との間に各々形成された船内舷側コンテナ積載エリアと、
    前記船内舷側コンテナ積載エリア間に形成された機関室後方コンテナ積載エリアと、
    前記各船尾側排ガス管通路上に各々形成された船尾端舷側コンテナ積載エリアと、
    前記船尾側排ガス管通路間に形成された船尾端中央コンテナ積載エリアと、
    前記機関室の船首側に形成された機関室前方コンテナ積載エリアと、
    前記上甲板上に設けられた居住区と、
    前記機関室前方コンテナ積載エリア、前記船内舷側コンテナ積載エリア及び前記機関室後方コンテナ積載エリアの上方で前記居住区以外の箇所に形成された船上コンテナ積載エリアと、
    を備えたことを特徴とするコンテナ船。
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