JP2016120821A - 薄型スライドカップホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】コスト上有利であり、サポートがカップホルダの周囲の車両内装部材に当たることを抑制できる、薄型スライドカップホルダの提供。【解決手段】トレイ30をトレイ使用位置30bからトレイ収納位置30aにスライドさせるとき、ホルダ突起82が第2リテーナガイド面81bから第1リテーナガイド面81a側に移動することでホルダ40をホルダ使用位置40bからホルダ収納位置30aに回動させることができ、ホルダ40の回動に連動してサポート60をサポート使用位置60bからサポート収納位置60aに回動させることができる。よって、トレイ30をリテーナ20に対してトレイ使用位置30bからトレイ収納位置30aにスライドさせるとき、サポート60がカップホルダ10の周囲にある車両の内装部材に当たる前にサポート60をサポート使用位置60bからサポート収納位置60aに回動させることができる。【選択図】 図7

Description

本発明は、薄型スライドカップホルダに関する。
(a)特許文献1は、図8に示すように、トレイ3aに回動可能に支持されるホルダ4aと、ホルダ4aに回動可能に支持されるサポート6aを有する、薄型スライドカップホルダ1aを開示している。
(b)特許文献2は、図9に示すように、リンク4b1に保持されるホルダ4bと、リンク4b1およびホルダ4bに回動可能に支持されるサポート6bと、サポート6bを押すプッシュアーム6cと、を有する薄型スライドカップホルダ1bを開示している。
しかし、従来構造には、つぎの問題点がある。
(a)特許文献1
トレイ3a、ホルダ4a及びサポート6aを収納するときに、サポート6aがカップホルダの周囲の車両内装部材(インストルメントパネル)Pに当たって傷を付けるおそれがある。
(b)特許文献2
ホルダ4b、サポート6bに加えて、リンク4b1、プッシュアーム6cを有するため、部品点数が多く、コスト削減の点で改善の余地がある。
特許第2794389号公報 特開第4015501号公報
本発明の目的は、コスト上有利であり、サポートがカップホルダの周囲の車両内装部材に当たることを抑制できる、薄型スライドカップホルダを提供することにある。
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) リテーナと、トレイと、ホルダと、ホルダ付勢スプリングと、サポートと、サポート付勢スプリングと、ガイド機構と、サポート連動機構と、を有しており、
前記リテーナは、車両の内装部材に固定されており、
前記トレイは、飲料容器の底面を支持する底面支持部を備えており、前記リテーナに収納されるトレイ収納位置と該トレイ収納位置から車室側に移動したトレイ使用位置とに前記リテーナにスライド可能に支持されており、
前記ホルダは、ホルダ回動軸部と、飲料容器が挿通される挿通孔を備えており前記ホルダ回動軸部より車室側に位置する第1ホルダアーム部と、前記ホルダ回動軸部より反車室側に位置する第2ホルダアーム部と、を備えており、前記第1ホルダアーム部が前記トレイに収納されるホルダ収納位置と前記第1ホルダアーム部が該ホルダ収納位置から上方に回動したホルダ使用位置とに、前記ホルダ回動軸部にて前記トレイに回動可能に支持されており、
前記ホルダ付勢スプリングは、前記ホルダを、前記トレイに対して、前記第1ホルダアーム部が上方に回動し前記第2ホルダアーム部が下方に回動する方向に付勢しており、
前記サポートは、飲料容器の側面を前記ホルダの第1ホルダアーム部と協働して支持するサポート本体部と、該サポート本体部の一端部に設けられるサポート回動軸部と、を備えており、前記トレイに収納されるサポート収納位置と該サポート収納位置から上方に回動したサポート使用位置とに、前記サポート回動軸部にて前記トレイに回動可能に支持されており、
前記サポート付勢スプリングは、前記サポートを、前記トレイに対して上方に回動付勢しており、
前記ガイド機構は、前記リテーナに設けられるリテーナガイド面と、前記ホルダの前記第2ホルダアーム部に設けられ前記リテーナガイド面に前記ホルダ付勢スプリングの付勢力により上方から押付けられるホルダ突起と、を備えており、前記リテーナガイド面は、前記トレイの前記リテーナに対する移動方向と平行な方向に延びる第1リテーナガイド面と、該第1リテーナガイド面の車室側端に連なり該第1リテーナガイド面よりも下方に位置する第2リテーナガイド面と、を備えており、
前記サポート連動機構は、前記ホルダの前記第1ホルダアーム部に設けられるホルダガイド面と、前記サポートの前記サポート本体部の中間部に設けられ前記ホルダガイド面に前記サポート付勢スプリングの付勢力により下方から押付けられるサポート突起と、を備えている、薄型スライドカップホルダ。
上記(1)の薄型スライドカップホルダによれば、つぎの効果を得ることができる。
(i)ガイド機構が、リテーナに設けられるリテーナガイド面と、ホルダの第2ホルダアーム部に設けられリテーナガイド面に上方から押付けられるホルダ突起と、を備えており、リテーナガイド面が、トレイのリテーナに対する移動方向と平行な方向に延びる第1リテーナガイド面と、該第1リテーナガイド面の車室側端に連なり該第1リテーナガイド面よりも下方に位置する第2リテーナガイド面と、を備えている。そのため、トレイがリテーナに対してトレイ使用位置にあるときには、ホルダ突起が第2リテーナガイド面に押付けられるようにすることで、ホルダをトレイに対してホルダ使用位置に位置させることができ、トレイがリテーナに対してトレイ使用位置からトレイ収納位置側に移動したときには、ホルダ突起が第2リテーナガイド面から第1リテーナガイド面側に移動して第1リテーナガイド面に押付けられるようにすることで、ホルダをトレイに対してホルダ収納位置に位置させることができる。
(ii)また、サポート連動機構が、ホルダの第1ホルダアーム部に設けられるホルダガイド面と、サポートのサポート本体部の中間部に設けられホルダガイド面に下方から押付けられるサポート突起と、を備えている。そのため、ホルダがホルダ使用位置にあるときにサポートをサポート使用位置に位置させ、ホルダがホルダ使用位置からホルダ収納位置へ回動するときにホルダにてサポートをサポート使用位置からサポート収納位置へ連動して回動させることができる。
(iii)上記(i),(ii)により、トレイをリテーナに対してトレイ使用位置からトレイ収納位置にスライドさせるとき、ホルダ突起が第2リテーナガイド面から第1リテーナガイド面側に移動することでホルダをホルダ使用位置からホルダ収納位置に回動させることができ、ホルダの回動に連動してサポートをサポート使用位置からサポート収納位置に回動させることができる。よって、トレイをリテーナに対してトレイ使用位置からトレイ収納位置にスライドさせるとき、サポートがカップホルダの周囲にある車両の内装部材に当たる前にサポートをサポート使用位置からサポート収納位置に回動させることができ、サポートが車両の内装部材に当たって内装部材を傷つけることを抑制できる。
また、上記(1)の薄型スライドカップホルダでは、ホルダとトレイを連結するリンクと、サポートを背面側から押圧するプッシュアームは不要である。そのため、コスト上有利である。
本発明実施例の薄型スライドカップホルダの分解斜視図である。 本発明実施例の薄型スライドカップホルダの斜視図である。(a)は、トレイ、ホルダ、サポートが収納位置にあるときを示す。(b)は、トレイ、ホルダ、サポートが使用位置にあるときを示す。 本発明実施例の薄型スライドカップホルダの側面図である。(a)は、トレイ、ホルダ、サポートが収納位置にあるときを示す。(b)は、トレイ、ホルダ、サポートが使用位置にあるときを示す。 本発明実施例の薄型スライドカップホルダにおける、サポート連動機構部位での断面図である。(a)は、トレイ、ホルダ、サポートが収納位置にあるときを示す。(b)は、トレイ、ホルダ、サポートが使用位置にあるときを示す。 本発明実施例の薄型スライドカップホルダにおける、ガイド機構部位での断面図である。(a)は、トレイ、ホルダ、サポートが収納位置にあるときを示す。(b)は、トレイ、ホルダ、サポートが使用位置にあるときを示す。(c)は、作動図である。 本発明実施例の薄型スライドカップホルダの、飲料容器を収容している状態の断面図である。 本発明実施例の薄型スライドカップホルダの、収容されている飲料容器が傾いた状態の断面図である。 従来の薄型スライドカップホルダの断面図である。 従来の薄型スライドカップホルダの側面図である。
以下に、本発明実施例の薄型スライドカップホルダを、図面を参照して、説明する。なお、図中UPは上方を示し、FRは車両前方を示す。
本発明実施例の薄型スライドカップホルダ(以下、単にカップホルダともいう)10は、車両用であり、たとえば車両の内装部材であるインストルメントパネルに配置される。ただし、カップホルダ10は、インストルメントパネル以外の車両の内装パネル(意匠パネル)に配置されていてもよい。なお、本発明実施例及び図示例では、カップホルダ10がインストルメントパネルに設けられる場合を説明する。
カップホルダ10は、図1に示すように、リテーナ20と、トレイ30と、ホルダ40と、ホルダ付勢スプリング50と、サポート60と、サポート付勢スプリング70と、ガイド機構80と、サポート連動機構90と、を有する。
リテーナ20は、たとえば樹脂製である。リテーナ20は、リテーナアッパ21とリテーナロア22の2部品構成である。リテーナアッパ21とリテーナロア22とは、爪嵌合、ビス締め、カシメ等により互いに固定されている。なお、本発明図示例では、爪嵌合により互いに固定される場合を示している。
リテーナ20は、図2に示すように、インストルメントパネルPに固定されている。リテーナ20は、車両後方(車室側)のみに開放する。リテーナ20は、リテーナ20の車両前方側端部に位置するリテーナ奥壁23aと、リテーナ奥壁23aの上端部から車両後方に延びるリテーナ上壁23bと、リテーナ奥壁23aの下端部から車両後方に延びリテーナ上壁23bと対向するリテーナ下壁23cと、リテーナ奥壁23aの車両右側端部から車両後方に延びるリテーナ右壁23dと、リテーナ奥壁23aの車両左側端部から車両後方に延びリテーナ右壁23dと対向するリテーナ左壁23eと、を備える。
トレイ30は、たとえば樹脂製である。トレイ30は、図4に示すように、リテーナ20に全体または略全体が収容されるトレイ収納位置30aと、トレイ収納位置30aから車両後方に移動したトレイ使用位置30bとに、リテーナ20にスライド可能に支持されている。トレイ30は、リテーナ20に対して、トレイ収納位置30aからトレイ使用位置30b側にコンストンスプリング等の付勢部材31(図1参照)により常時付勢されている。トレイ30が付勢部材31の付勢力によりトレイ収納位置30aからトレイ使用位置30bまで移動したとき、図4(b)に示すように、トレイ30に設けられるストッパ突起32がリテーナ20に設けられるストッパ受け部24に当接し、それ以上トレイ30がリテーナ20に対して車両後方に移動することが防止される。トレイ30は、付勢部材31の付勢力に抗してトレイ使用位置30bからトレイ収納位置30aに押し込まれることで、公知のハートカム機構等からなるロック装置33(図1参照)のロックがかかり、リテーナ20に対してトレイ収納位置30aに保持される。図1に示すように、ロック装置33は、ハートカム機構からなる場合、ハートカム33aと、ロックピン33bと、を備える。
トレイ30は、底面支持部34を備えている。底面支持部34は、図6に示すように、カップホルダ10に収容されて保持される飲料容器Cの底面を支持する。トレイ30には、車両後方側端部に意匠性向上のために、トレイ30とは別体のドア部材35が取付けられていてもよい。また、トレイ30には、トレイ30のリテーナ20に対する動きに高級感を付与するために、ダンパ36(図1参照)が設けられていてもよい。
ホルダ40は、たとえば樹脂製である。ホルダ40は、複数部品構成であっても良いが、部品点数削減のため一部品構成であることが望ましい。ホルダ40は、図6に示すように、ホルダ回動軸部41と、飲料容器Cが挿通される挿通孔42aを備えておりホルダ回動軸部41より側面視で車両後方(車室側)に位置する第1ホルダアーム部42と、ホルダ回動軸部41より側面視で車両前方(反車室側)に位置する第2ホルダアーム部43と、を備えている。ホルダ40は、図4に示すように、第1ホルダアーム部42がトレイ30に収納されるホルダ収納位置40a(図4(a))と第1ホルダアーム部42がホルダ収納位置40aから上方に回動したホルダ使用位置40b(図4(b))とに、ホルダ回動軸部41にてトレイ30に回動可能に支持されている。
ホルダ付勢スプリング50は、図1に示すように、たとえばトーションスプリングからなる。ホルダ付勢スプリング50は、ホルダ40を、トレイ30に対して、第1ホルダアーム部42が上方に回動し第2ホルダアーム部43が下方に回動する方向に付勢している。すなわち、ホルダ付勢スプリング50は、ホルダ40を、ホルダ収納位置40aからホルダ使用位置40b側に回動付勢している。
サポート60は、図6に示すように、飲料容器Cの側面をホルダ40の第1ホルダアーム部42と協働して支持するサポート本体部61と、サポート本体部61の側面視における一端部に設けられるサポート回動軸部62と、を備える。サポート60は、図4に示すように、トレイ30に収納されるサポート収納位置60a(図4(a))とサポート収納位置60aから上方に略鉛直状態となるまで回動したサポート使用位置60b(図4(b))とに、サポート回動軸部62にてトレイ30に回動可能に支持されている。
サポート60は、サポート使用位置60bにあるとき、第1ホルダアーム部42の挿通孔42aを挿通しており、飲料容器Cの側面を車両前方側から支持する。サポート回動軸部62は、サポート60がサポート使用位置60bにあるときにおけるサポート本体部61の下端部に設けられている。サポート回動軸部62は、ホルダ回動軸部41よりも車両後方に位置している。
サポート付勢スプリング70は、図1に示すように、たとえばトーションスプリングからなる。サポート付勢スプリング70は、サポート60を、トレイ30に対して上方に回動付勢している。すなわち、サポート付勢スプリング70は、サポート60を、サポート収納位置60aからサポート使用位置60b側に回動付勢している。
ガイド機構80は、図5に示すように、リテーナ20に設けられるリテーナガイド面81と、ホルダ40の第2ホルダアーム部43に設けられリテーナガイド面81にホルダ付勢スプリング70の付勢力により上方から押付けられるホルダ突起82と、を備える。
リテーナガイド面81は、リテーナ左右壁23d、23eに形成されている。リテーナガイド面81は、トレイ30のリテーナ20に対する移動方向と平行な方向に延びる第1リテーナガイド面81aと、第1リテーナガイド面81aの車両後方側端(車室側端)に連なり第1リテーナガイド面81aよりも下方に位置する第2リテーナガイド面81bと、を備える。第2リテーナガイド面81bは、第1リテーナガイド面81aの車両後方側端に滑らかに連なり該車両後方側端から車両後方かつ下方に傾斜する傾斜部81b1と、傾斜部81b1の車両後方側端部かつ下端部から車両後方に平面状に延びる平板部81b2と、を備える。
ホルダ突起82は、ホルダ40の第2ホルダアーム部43に一体に形成されている。ホルダ突起82は、リテーナガイド面81にホルダ付勢スプリング50により常時押付けられており、リテーナガイド面81から離れることはない。ホルダ突起82がリテーナガイド面81に押付けられているため、トレイ30がリテーナ20に対してトレイ収納位置30aからトレイ使用位置30b側に(車両後方に)移動するとき、ホルダ突起82が第1リテーナガイド面81aから第2リテーナガイド面81b側に移動し、ホルダ40がホルダ収納位置40aからホルダ使用位置40bに回動する。逆に、トレイ30がリテーナ20に対してトレイ使用位置30bからトレイ収納位置30a側に(車両前方に)移動するとき、ホルダ突起82は第2リテーナガイド面81bから第1リテーナガイド面81a側に移動し、ホルダ40がホルダ使用位置40bからホルダ収納位置40aに回動する。
サポート連動機構90は、図4に示すように、ホルダ40の第1ホルダアーム部42に設けられるホルダガイド面91と、サポート60のサポート本体部61の側面視における中間部に設けられホルダガイド面91にサポート付勢スプリング70の付勢力により下方から押付けられるサポート突起92と、を備える。
サポート突起92は、サポート60のサポート本体部61に一体に形成されている。サポート突起92は、ホルダガイド面91にサポート付勢スプリング70の付勢力により常時押付けられており、ホルダガイド面91から離れることはない。サポート突起92がホルダガイド面91に押付けられているため、ホルダ40がホルダ収納位置40aからホルダ使用位置40bに回動するとき、サポート60がサポート収納位置60aからサポート使用位置60bに連動して回動する。逆に、ホルダ40がホルダ使用位置40bからホルダ収納位置40aに回動するとき、サポート60がサポート使用位置60bからサポート収納位置60aに連動して(押されて)回動する。
ここで、本発明実施例の作動を説明する。
(A)トレイ30がトレイ収納位置30aにあるとき
ロック装置33のロックがかかっており、トレイ30はトレイ収納位置30aに保持される。図5(a)に示すように、ホルダ突起82が第1リテーナガイド面81aに押付けられており、ホルダ40がホルダ収納位置40aに位置する。また、ホルダ40がホルダ収納位置40aに位置するため、図4(a)に示すように、サポート60がサポート収納位置60aに位置する。
(B)トレイ30をトレイ収納位置30aからトレイ使用位置30bに移動させるとき
ロック装置33のロックを解除すると、トレイ30が付勢部材31の付勢力によりリテーナ20に対してトレイ収納位置30aからトレイ使用位置30bに移動する。ホルダ40とサポート60も、トレイ30と共に、トレイ収納位置30aからトレイ使用位置30bに移動する。このため、図5(b)、(c)に示すように、ホルダ突起82が第1リテーナガイド面81aから第2リテーナガイド面81bに移動し、ホルダ40がトレイ30に対してホルダ収納位置40aからホルダ使用位置40bに回動する。また、ホルダ40がホルダ収納位置40aからホルダ使用位置40bに回動するため、図4(b)に示すように、サポート60がサポート収納位置60aからサポート使用位置60bに回動する。
(C)トレイ30をトレイ使用位置30bからトレイ収納位置30aに移動させるとき
付勢部材31の付勢力に抗してトレイ30をリテーナ20に対してトレイ収納位置30a側に押し込むと、トレイ30がトレイ使用位置30bからトレイ収納位置30aに移動する。ホルダ40とサポート60も、トレイ30と共に、トレイ使用位置30bからトレイ収納位置30aに移動する。このため、図5(c)に示すように、ホルダ突起82が第2リテーナガイド面81bから第1リテーナガイド面81aに移動し、ホルダ40がトレイ30に対してホルダ使用位置40bからホルダ収納位置40aに回動する。また、ホルダ40がホルダ使用位置40bからホルダ収納位置40aに回動するため、図4(a)に示すように、サポート60がサポート使用位置60bからサポート収納位置60aに回動する。ホルダ40のホルダ収納位置40aへの回動とサポート60のサポート収納位置60aへの回動は、ホルダ40とサポート60がカップホルダ10の周囲にあるインストルメントパネルPに接触(当接)する前に行なわれる。
トレイ30をトレイ収納位置30a側に押し込んでロック装置33のロックがかかったとき、トレイ30がトレイ収納位置30aに達し、上記(A)の状態となる。
つぎに、本発明実施例の効果を説明する。
(i)ガイド機構80が、リテーナ20に設けられるリテーナガイド面81と、ホルダ40の第2ホルダアーム部43に設けられリテーナガイド面81に上方から押付けられるホルダ突起82と、を備えており、リテーナガイド面81が、トレイ30のリテーナ20に対する移動方向と平行な方向に延びる第1リテーナガイド面81aと、該第1リテーナガイド面81aの車室側端に連なり該第1リテーナガイド面81aよりも下方に位置する第2リテーナガイド面81bと、を備えている。そのため、トレイ30がリテーナ10に対してトレイ使用位置30bにあるときには、ホルダ突起82が第2リテーナガイド面81bに押付けられるようにすることで、ホルダ40をトレイ30に対してホルダ使用位置40bに位置させることができ、トレイ30がリテーナ20に対してトレイ使用位置30bからトレイ収納位置30a側に移動したときには、ホルダ突起82が第2リテーナガイド面81bから第1リテーナガイド面81a側に移動して第1リテーナガイド面81aに押付けられるようにすることで、ホルダ40をトレイ30に対してホルダ収納位置40aに位置させることができる。
(ii)また、サポート連動機構90が、ホルダ40の第1ホルダアーム部42に設けられるホルダガイド面91と、サポート60のサポート本体部61の中間部に設けられホルダガイド面91に下方から押付けられるサポート突起92と、を備えている。そのため、ホルダ40がホルダ使用位置40bにあるときにサポート60をサポート使用位置60bに位置させ、ホルダ40がホルダ使用位置40bからホルダ収納位置40aへ回動するときにホルダ40にてサポート60をサポート使用位置60bからサポート収納位置60aへ連動して回動させることができる。
(iii)上記(i),(ii)により、トレイ30をリテーナ20に対してトレイ使用位置30bからトレイ収納位置30aにスライドさせるとき、ホルダ突起82が第2リテーナガイド面81bから第1リテーナガイド面81a側に移動することでホルダ40をホルダ使用位置40bからホルダ収納位置40aに回動させることができ、ホルダ40の回動に連動してサポート60をサポート使用位置60bからサポート収納位置60aに回動させることができる。よって、トレイ30をリテーナ20に対してトレイ使用位置30bからトレイ収納位置30aにスライドさせるとき、サポート60がカップホルダ10の周囲にある車両の内装部材Pに当たる前にサポート60をサポート使用位置60bからサポート収納位置60aに回動させることができ、サポート60が車両の内装部材Pに当たって内装部材Pを傷つけることを抑制できる。
本発明実施例の構造では、ホルダ40とトレイ30を連結するリンクと、サポート60を背面側から押圧するプッシュアームは不要である。そのため、コスト上有利である。
ホルダ40がホルダ使用位置40bからホルダ収納位置40aに回動するときに、ホルダ40の回動に連動してサポート60をサポート使用位置60bからサポート収納位置60aに回動させることができる。このため、さらにつぎの効果が得られる。
図7に示すように、車両加速時などの力が加わって飲料容器Cが車両後方に傾いたとき、ホルダ40が飲料容器Cによってホルダ使用位置40bからホルダ収納位置40a側に倒されるが、サポート60も、サポート使用位置60bからサポート収納位置60a側に連動して倒される。よって、飲料容器Cの収納スペースの車両前後方向寸法D1が通常使用時の車両前後方向寸法D(図6参照)よりも小さくなり、飲料容器Cの保持性能を向上させることができる。
10 薄型スライドカップホルダ
20 リテーナ
21 リテーナアッパ
22 リテーナロア
30 トレイ
30a トレイ収納位置
30b トレイ使用位置
31 付勢部材
33 ロック装置
34 底面支持部
35 ドア部材
40 ホルダ
40a ホルダ収納位置
40b ホルダ使用位置
41 ホルダ回動軸部
42 第1ホルダアーム部
42a 挿通孔
43 第2ホルダアーム部
50 ホルダ付勢スプリング
60 サポート
60a サポート収納位置
60b サポート使用位置
61 サポート本体部
62 サポート回動軸部
70 サポート付勢スプリング
80 ガイド機構
81 リテーナガイド面
81a 第1リテーナガイド面
81b 第2リテーナガイド面
81b1 傾斜部
81b2 平板部
82 ホルダ突起
90 サポート連動機構
91 ホルダガイド面
92 サポート突起
C 飲料容器
P インストルメントパネル

Claims (1)

  1. リテーナと、トレイと、ホルダと、ホルダ付勢スプリングと、サポートと、サポート付勢スプリングと、ガイド機構と、サポート連動機構と、を有しており、
    前記リテーナは、車両の内装部材に固定されており、
    前記トレイは、飲料容器の底面を支持する底面支持部を備えており、前記リテーナに収納されるトレイ収納位置と該トレイ収納位置から車室側に移動したトレイ使用位置とに前記リテーナにスライド可能に支持されており、
    前記ホルダは、ホルダ回動軸部と、飲料容器が挿通される挿通孔を備えており前記ホルダ回動軸部より車室側に位置する第1ホルダアーム部と、前記ホルダ回動軸部より反車室側に位置する第2ホルダアーム部と、を備えており、前記第1ホルダアーム部が前記トレイに収納されるホルダ収納位置と前記第1ホルダアーム部が該ホルダ収納位置から上方に回動したホルダ使用位置とに、前記ホルダ回動軸部にて前記トレイに回動可能に支持されており、
    前記ホルダ付勢スプリングは、前記ホルダを、前記トレイに対して、前記第1ホルダアーム部が上方に回動し前記第2ホルダアーム部が下方に回動する方向に付勢しており、
    前記サポートは、飲料容器の側面を前記ホルダの第1ホルダアーム部と協働して支持するサポート本体部と、該サポート本体部の一端部に設けられるサポート回動軸部と、を備えており、前記トレイに収納されるサポート収納位置と該サポート収納位置から上方に回動したサポート使用位置とに、前記サポート回動軸部にて前記トレイに回動可能に支持されており、
    前記サポート付勢スプリングは、前記サポートを、前記トレイに対して上方に回動付勢しており、
    前記ガイド機構は、前記リテーナに設けられるリテーナガイド面と、前記ホルダの前記第2ホルダアーム部に設けられ前記リテーナガイド面に前記ホルダ付勢スプリングの付勢力により上方から押付けられるホルダ突起と、を備えており、前記リテーナガイド面は、前記トレイの前記リテーナに対する移動方向と平行な方向に延びる第1リテーナガイド面と、該第1リテーナガイド面の車室側端に連なり該第1リテーナガイド面よりも下方に位置する第2リテーナガイド面と、を備えており、
    前記サポート連動機構は、前記ホルダの前記第1ホルダアーム部に設けられるホルダガイド面と、前記サポートの前記サポート本体部の中間部に設けられ前記ホルダガイド面に前記サポート付勢スプリングの付勢力により下方から押付けられるサポート突起と、を備えている、薄型スライドカップホルダ。
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