JP2016118045A - オーバーハング部を備えるユニット式建物 - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、特許文献1に記載のユニット式建物は、2階建物ユニットの外壁面から張り出すようにして取り付けられるハンガーユニットによってオーバーハング部を形成し、これによって、外壁面に凹凸を生じさせ、外観における意匠性を高めている。
そして、特許文献2には、ユニット式建物の2階にその直交方向の二面に跨るオーバーハング部を配置した技術が記載されている。
このように、ユニット式建物において、2階の直交方向の二面に跨るオーバーハング部により、外観における意匠性を高めることができる。
略直方体フレーム状に形成された複数の建物ユニット11・・・21・・・31・・・を組み合わせて構築される建物本体1・2と、
前記建物本体の上に設けられ、前記建物本体の上階部における屋外側の複数方向の面よりも外側に張り出す上部構造と、
前記上部構造の張出部分の下方に位置し、かつ前記建物本体の上階部における屋外側の複数方向の面に跨ってオーバーハングするように設けられたオーバーハング部3と、を備えるユニット式建物において、
前記オーバーハング部3は、
前記建物本体の出隅に位置し、床が、前記建物本体の上階部における屋外側の複数方向の面よりも張り出して設けられるキャンチバルコニー(キャンチバルコニーユニット28・29参照)と、
前記キャンチバルコニーの両端部の各々に設けられ、上端部が前記上部構造にそれぞれ接続される壁と、を有しており、
前記建物本体の上階部を構成する建物ユニット21・・・のうち、前記オーバーハング部3に隣接する建物ユニット25には、前記キャンチバルコニーの床と連続する床を備えるとともに屋外に開放されて、前記オーバーハング部3と共にインナーバルコニー3aを構成するバルコニー領域が含まれていることを特徴とする。
しかも、オーバーハング部3はキャンチバルコニーにより構成されるので、オーバーハング部3を軽量化することができる。また、重量及びサイズを抑えることができるので、輸送時における利点もある。
加えて、建物本体の上階部を構成する建物ユニット21・・・のうち、オーバーハング部3に隣接する建物ユニット25には、キャンチバルコニーの床と連続する床を備えるとともに屋外に開放されて、オーバーハング部3と共にインナーバルコニー3aを構成するバルコニー領域が含まれているので、オーバーハング部3を含めてインナーバルコニー3aを広くすることができるとともに、外観における意匠性をさらに高めることができる。
また、インナーバルコニー3aの外壁からキャンチバルコニーの先端までの距離が大きく、よりオーバーハングしているように見せることができる。
請求項1に記載のオーバーハング部3を備えるユニット式建物において、
前記上部構造は、前記建物本体の上階部の上方に設けられた下屋バルコニー3cであって、
前記バルコニー領域には前記下屋バルコニー3cも含まれ、
前記オーバーハング部3に隣接する建物ユニット23・25の上方に配置する下屋バルコニーユニット35と、
前記下屋バルコニーユニット35に隣接し、かつ、前記キャンチバルコニーユニット28・29の上方に配置するキャンチバルコニーユニット38・39と、を有することを特徴とする。
また、屋根のかかる部分の外壁から下屋バルコニー3cの先端までの距離が大きく、よりオーバーハングしているように見せることができる。
そして、下屋バルコニー3cをキャンチバルコニーと組み合わせることで、バルコニー領域を大きくできる。
また、バルコニー領域が大きくなっても、下屋バルコニーユニット35とキャンチバルコニーユニット38・39に分割されているので、搬送しやすい。
請求項1に記載のオーバーハング部3を備えるユニット式建物において、
前記上部構造は、屋根102であることを特徴とする。
請求項1から3のいずれか一項に記載のオーバーハング部3を備えるユニット式建物において、
前記キャンチバルコニーは、キャンチバルコニーユニット28・29によって構成されており、
前記両端部の壁は、前記キャンチバルコニーユニット28・29に壁材を組み付けることにより形成されていることを特徴とする。
請求項1から3のいずれか一項に記載のオーバーハング部3を備えるユニット式建物において、
前記キャンチバルコニーは、キャンチバルコニーユニット28・29によって構成されており、
前記両端部の壁は、前記キャンチバルコニーユニット28・29の両端部に隣接するオーバーハングユニット26・27の外側面に壁材を設けることにより形成されていることを特徴とする。
また、オーバーハングユニット26・27を用いた分、オーバーハング部3を建物本体に対して大きく形成することができる。
請求項1から5のいずれか一項に記載のオーバーハング部3を備えるユニット式建物において、
前記バルコニー領域(例えば下屋バルコニー3c)(またはインナーバルコニー3a)の排水を通す竪樋71・72(または竪樋71・78)を、一の建物ユニット26(27)(または建物ユニット11)と他の建物ユニット28(27)(または建物ユニット13(11))の隣り合う柱を含む壁厚を利用した壁内に配置したことを特徴とする。
そして、建物ユニットの隣り合う柱を含む壁厚を利用した壁内は、互いの柱を含む壁厚になるので、竪樋を配置する空間として余裕がある。
請求項6に記載のオーバーハング部3を備えるユニット式建物において、
前記バルコニー領域(例えばインナーバルコニー3a)の排水を通す竪樋78を、前記建物本体に備えられるサッシ(サッシ枠81)の間に配置して、そのサッシ間の竪樋78を外側から隠すサッシカバー86を設けたことを特徴とする。
(実施形態1)
図1は本発明に係るオーバーハング部を備えるユニット式建物の一例を示すもので、第一家屋本体部と第二家屋本体部とを有する建物本体と、上部構造と、オーバーハング部と、複数のバルコニーからなるバルコニー領域と、を備える。また、図1において、1は第一家屋本体部、2は第二家屋本体部、3はオーバーハング部である。なお、本実施形態における上部構造は、後述する下屋バルコニー3cである。
なお、オーバーハング部3の内部には、洋室1fの外側部分と、インナーバルコニー3aのL形外側部分(後述するキャンチバルコニーユニット28・29からなる部分を指す)と、リビングダイニング1gの外側に並んで位置する一対の納戸1mが含まれる。
なお、下屋バルコニー3cは、2階の洋室1f、インナーバルコニー3a、及び一対の納戸1mの上に沿って位置して、そのL形外側部分がオーバーハング部3の上部に沿って形成される。
1階から3階の各建物ユニットは、四隅に立設された柱の上端間及び下端間をそれぞれ梁で直結した略直方体状のフレームを有して、下端部を床、上端部を天井、周囲を必要に応じて壁で覆ってそれぞれ構成される。
また、オーバーハング部3は、上部構造である下屋バルコニー3cの張出部分の下方に位置し、かつ建物本体の上階部における屋外側の複数方向の面に跨ってオーバーハングするように設けられている。
これら下屋バルコニー3cおよびオーバーハング部3も、建物本体を構成する各建物ユニットに連結される各種ユニットによって構成されている。
図示例では、左側及び中央に並ぶ1階建物ユニット11・12・13・14に、第一家屋本体部1の玄関1a、玄関ホール1b、リビングダイニング1c、キッチン1d、及び和室1eが設けられる。
また、図示右側に並ぶ1階建物ユニット11・12に、第二家屋本体部2のサブ玄関2a、洋室2b、洋室2c、勝手口2d、及び2階に行き来できる階段2eが設けられる。
図示例では、左側及び中央に並ぶ2階建物ユニット21・22・23、サービスバルコニーユニット24、及びインナーバルコニーユニット25に、第一家屋本体部1の洋室1f、リビングダイニング1g、キッチン1h、家事コーナー1i、パントリー1j、納戸1m、階段1n、インナーバルコニー3a及びサービスバルコニー1kが設けられる。
また、図示右側に並ぶ2階建物ユニット21・22に、第二家屋本体部2のサニタリー2f、浴室2g、トイレ2h、サニタリーバルコニー2i、洋室2j、書斎2k、ハーフオープンクロゼット2m、及び階段2nが設けられる。
なお、サービスバルコニーユニット24は、下屋バルコニーユニットであり、バルコニーフレーム、そのフレーム床部上の防水シート、床材が一体化されている。そのバルコニーフレームは、建物ユニットと同寸法で、四隅の柱と上下接合支持されている。本実施例では、下屋バルコニーユニットに手摺も一体化させている。
なお、インナーバルコニーユニット25は、略直方体状のフレーム、そのフレーム床部上の防水シート、床材、天井、及びその天井上の小屋パネルが一体化されている。その略直方体状のフレームを構成する四隅の柱のうち1本が、インナーバルコニー3aの支柱3bとして露出している。
また、オーバーハングユニット26・27は、通常の建物ユニットと同様、略直方体状のフレーム、床、壁、及び天井がそれぞれ一体化されている。このオーバーハングユニット26・27は、水平方向に隣接する建物ユニット23・21にそれぞれ接合支持されている。
なお、キャンチバルコニーユニット28及びコーナーまでの寸法を有するコーナーキャンチバルコニーユニット29は、バルコニーフレーム、そのフレーム床部上の防水シート、床材、及び手摺がそれぞれ一体化されている。
さらに、建物本体の上階(2階)部を構成する建物ユニット21・・・のうち、オーバーハング部3に隣接する建物ユニット25には、キャンチバルコニーの床と連続する床を備えるとともに屋外に開放されて、オーバーハング部3と共にインナーバルコニー3aを構成するバルコニー領域が含まれた状態となっている。
また、壁の下端部は、下階(1階)部の上端部の高さに達する。
なお、インナーバルコニー3aの内壁面は、壁と直交して設けられる。
図示例では、右側に並ぶ3階建物ユニット31・32に、第二家屋本体部2のコモンスペース2p、洋室2r、洋室2t、及び洋室2uが設けられる。
また、キャンチバルコニーユニット28及びコーナーキャンチバルコニーユニット29の上階にキャンチバルコニーユニット38及びコーナーキャンチバルコニーユニット39をそれぞれ配置している。
なお、下屋バルコニーユニット35は、バルコニーフレーム、そのフレーム床部上の防水シート、及び床材で構成されている。
同様に、キャンチバルコニーユニット38及びコーナーキャンチバルコニーユニット39も、バルコニーフレーム、そのフレーム床部上の防水シート、床材、及び手摺がそれぞれ一体化されている。このキャンチバルコニーユニット38及びコーナーキャンチバルコニーユニット39は、下屋バルコニーユニット35・36・37にぞれぞれ接合して支持される。
そして、上階建物ユニット25の出隅・屋外側面と、他の二つの上階建物ユニット21,23の屋外側面に対応する範囲内で、オーバーハング部3(壁及びキャンチバルコニー)が設けられる。すなわち、オーバーハング部3は、キャンチバルコニーユニット28及びコーナーキャンチバルコニーユニット29と、両方のオーバーハングユニット26・27と、からなる。
また、バルコニーフレーム床部25fの短辺部に対し、コーナーキャンチバルコニーユニット29のバルコニーフレーム床部29fが、同様に、各々の両端部でブラケット61を介してボルト結合や溶接等により強固に連結されている。
なお、図示例では、バルコニーフレーム床部25fの短辺部の両端に各々溶接したブラケット61に対し、バルコニーフレーム床部29fの一端部と、他端部側に延長した延長部29gを備える中間梁29h部とが、ブラケット61の各々の受け板62を介してボルト結合や溶接等により強固に連結されている。
そして、バルコニーフレーム床部25fの短辺部に連結したバルコニーフレーム床部29fの延長部29gの先端が、バルコニーフレーム床部28fの一端部先端に溶接したブラケット61に対し、受け板62を介してボルト結合や溶接等により強固に連結されている。
同様に、下屋バルコニーユニット37・37のフレーム床部には、各々の結合部先端に沿った排水溝にそれぞれ開口する排水孔37d・37dが形成されている。
同様に、コーナーキャンチバルコニーユニット39のフレーム床部には、先端部に沿った排水溝に開口する排水孔39dが形成されている。
また、排水孔39dには、フレーム床部内において、点線で示したように、呼び樋73が接続されており、この呼び樋73を、下屋バルコニーユニット37との近接部に向けて配置させて、その先端に竪樋74を接続する。この竪樋74は、図3に示すように、インナーバルコニー3aの端部壁面に沿って露出している。
同様に、コーナーキャンチバルコニーユニット29のフレーム床部には、先端部に沿った排水溝に開口する排水孔29dが形成されている。
また、竪樋74には、フレーム床部内において、点線で示したように、呼び樋77が接続されており、この呼び樋77を、呼び樋76と同様、オーバーハングユニット27との近接部に向けて配置する。
この一対の竪樋78・78を、図2及び図5(a)に示すように、1階建物ユニット11・11の結合部先端に各々位置する壁内に配置する。
すなわち、2階建物ユニット21のフレーム床部には、サービスバルコニー1kの先端に沿った排水溝に開口する排水孔21dが形成されており、この排水孔21dに接続される図略の竪樋を1階建物ユニット14の壁内や外に配置する。
また、2階建物ユニット24のフレーム床部には、サニタリーバルコニー2iの先端に沿った排水溝に開口する排水孔24dが形成されており、この排水孔24dに接続される図略の竪樋を1階建物ユニット11の壁内や外に配置する。
そして、シャッターレール82・82間において、柱11p・11pの外側の板材83の外側に縦長ケース状の取付下地材85が柱11p・11pにそれぞれボルト結合されている。この取付下地材85内に一対の竪樋78・78を配置して、取付下地材85を外側から覆う縦長のサッシカバー86(図1も参照)がねじ止めされている。
なお、配置する竪樋は1本でもよい。
具体的には、オーバーハング部3は、インナーバルコニーユニット25の直交方向の二面にそれぞれ取り付けられるキャンチバルコニーユニット28・29であって、そのインナーバルコニーユニット25及びキャンチバルコニーユニット28・29の上に上部構造である下屋バルコニー3cを備えて、そのキャンチバルコニーユニット28・29の側方及び上部構造(下屋バルコニー3c)に跨る壁を備える構成なので、オーバーハング部3を軽量化することができる。
また、重量及びサイズを抑えることができるので、輸送時における利点もある。
また、インナーバルコニー3aの外壁からキャンチバルコニー(キャンチバルコニーユニット28・29)の先端までの距離が大きく、よりオーバーハングしているように見せることができる。
また、屋根のかかる部分の外壁から下屋バルコニー3cの先端までの距離が大きく、よりオーバーハングしているように見せることができる。
そして、下屋バルコニー3cをキャンチバルコニー(キャンチバルコニーユニット38・39)と組み合わせることで、バルコニー領域を大きくできる。
また、バルコニー領域が大きくなっても、下屋バルコニーユニット35とキャンチバルコニーユニット38・39に分割されているので、搬送しやすい。
また、オーバーハングユニット26・27を用いた分、オーバーハング部3を建物本体に対して大きく形成することができる。
または、インナーバルコニー3aの排水を通す竪樋71・78を、一の建物ユニット建物ユニット11と他の建物ユニット13(11)の隣り合う柱を含む壁厚を利用した壁内に配置したので、インナーバルコニー3aの竪樋71・78を建物ユニット11・13(11)の外部に露出させずにその隣り合う柱を含む壁厚を利用した壁内に配置できる。
そして、建物ユニットの隣り合う柱を含む壁厚を利用した壁内は、互いの柱を含む壁厚になるので、竪樋を配置する空間として余裕がある。
実施形態1では、キャンチバルコニーの両端部に壁を形成するためにオーバーハングユニットを用いたが、これに限られるものではない。
本実施形態2は、図示はしないが、オーバーハング部3に隣接する建物ユニットは、上階建物ユニット25単体である。すなわち、上階建物ユニット25の出隅・屋外側面に対応する範囲内で、オーバーハング部3(壁及びキャンチバルコニー28・29)が設けられる。
このオーバーハング部3は、キャンチバルコニーユニット28・29と、壁とからなる。すなわち、オーバーハングユニット26・27で形成される壁面と同じように壁を設置する。
実施形態1では、キャンチバルコニーの両端部に壁を形成するためにオーバーハングユニットを用いたが、これに限られるものではない。
本実施形態3は、図示はしないが、オーバーハング部3に隣接する建物ユニットは、上階建物ユニット25・21(23)の二つである。すなわち、上階建物ユニット25の出隅・屋外側面と、他の上階建物ユニット21(23)の屋外側面に対応する範囲内で、オーバーハング部3(壁及びキャンチバルコニー28・29)が設けられる。
このオーバーハング部3は、キャンチバルコニーユニット28・29と、一方のオーバーハングユニット26(27)と、他方の壁とからなる。
図10は実施形態4のオーバーハング部3を備えるユニット式建物を示すもので、図示のように、2階建てのユニット式建物において、その建物本体101の2階部分外壁の直交する二面に跨ってオーバーハングするオーバーハング部3のインナーバルコニー3aの上に屋根102を設けてもよい。
以上の実施形態においては、3階建てや2階建ての建物としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、4階建て以上の建物であってもよい。
また、建物本体及びオーバーハング部の構成等も任意であり、例えば、建物本体の直交する三壁面や全周囲壁面に沿ってオーバーハングするオーバーハング部を設けてもよく、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
1a 玄関
1b 玄関ホール
1c リビングダイニング
1d キッチン
1e 和室
1f 洋室
1g リビングダイニング
1h キッチン
1i 家事コーナー
1j パントリー
1k サービスバルコニー
1m 納戸
1n 階段
1p 小屋裏収納
1r 吹き抜け
2 第二家屋本体部(建物本体)
2a サブ玄関
2b 洋室
2c 洋室
2d 勝手口
2e 階段
2f サニタリー
2g 浴室
2h トイレ
2i サニタリーバルコニー
2j 洋室
2k 書斎
2m ハーフオープンクロゼット
2n 階段
2p コモンスペース
2r 洋室
2t 洋室
2u 洋室
3 オーバーハング部
3a インナーバルコニー
3b 支柱
3c 下屋バルコニー(上部構造)
11 1階建物ユニット
11p 柱
12 1階建物ユニット
13 1階建物ユニット
14 1階建物ユニット
21 2階建物ユニット
21d 排水孔
22 2階建物ユニット
23 2階建物ユニット
24 サービルバルコニーユニット(下屋バルコニーユニット)
24d 排水孔
25 インナーバルコニーユニット
25f バルコニーフレーム床部
26 オーバーハングユニット
26w 壁材
27 オーバーハングユニット
28 キャンチバルコニーユニット
28d 排水孔
28f バルコニーフレーム床部
29 コーナーキャンチバルコニーユニット
29d 排水孔
29f バルコニーフレーム床部
29g 延長部
29h 中間梁
31 3階建物ユニット
32 3階建物ユニット
33 小屋パネル
34 小屋パネル
35 下屋バルコニーユニット
36 下屋バルコニーユニット
36d 排水孔
37 下屋バルコニーユニット
37d 排水孔
38 キャンチバルコニーユニット
38d 排水孔
39 コーナーキャンチバルコニーユニット
39d 排水孔
61 ブラケット
62 受け板
71 竪樋
72 竪樋
73 呼び樋
74 竪樋
75 竪樋
76 呼び樋
77 呼び樋
78 竪樋
81 サッシ枠
82 シャッターレール
83 板材
85 取付下地材
86 サッシカバー
101 建物本体
102 屋根
Claims (7)
- 略直方体フレーム状に形成された複数の建物ユニットを組み合わせて構築される建物本体と、
前記建物本体の上に設けられ、前記建物本体の上階部における屋外側の複数方向の面よりも外側に張り出す上部構造と、
前記上部構造の張出部分の下方に位置し、かつ前記建物本体の上階部における屋外側の複数方向の面に跨ってオーバーハングするように設けられたオーバーハング部と、を備えるユニット式建物において、
前記オーバーハング部は、
前記建物本体の出隅に位置し、床が、前記建物本体の上階部における屋外側の複数方向の面よりも張り出して設けられるキャンチバルコニーと、
前記キャンチバルコニーの両端部の各々に設けられ、上端部が前記上部構造にそれぞれ接続される壁と、を有しており、
前記建物本体の上階部を構成する建物ユニットのうち、前記オーバーハング部に隣接する建物ユニットには、前記キャンチバルコニーの床と連続する床を備えるとともに屋外に開放されて、前記オーバーハング部と共にインナーバルコニーを構成するバルコニー領域が含まれていることを特徴とするオーバーハング部を備えるユニット式建物。 - 請求項1に記載のオーバーハング部を備えるユニット式建物において、
前記上部構造は、前記建物本体の上階部の上方に設けられた下屋バルコニーであって、
前記バルコニー領域には前記下屋バルコニーも含まれ、
前記オーバーハング部に隣接する建物ユニットの上方に配置する下屋バルコニーユニットと、
前記下屋バルコニーユニットに隣接し、かつ、前記キャンチバルコニーユニットの上方に配置するキャンチバルコニーユニットと、を有することを特徴とするオーバーハング部を備えるユニット式建物。 - 請求項1に記載のオーバーハング部を備えるユニット式建物において、
前記上部構造は、屋根であることを特徴とするオーバーハング部を備えるユニット式建物。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載のオーバーハング部を備えるユニット式建物において、
前記キャンチバルコニーは、キャンチバルコニーユニットによって構成されており、
前記両端部の壁は、前記キャンチバルコニーユニットに壁材を組み付けることにより形成されていることを特徴とするオーバーハング部を備えるユニット式建物。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載のオーバーハング部を備えるユニット式建物において、
前記キャンチバルコニーは、キャンチバルコニーユニットによって構成されており、
前記両端部の壁は、前記キャンチバルコニーユニットの両端部に隣接するオーバーハングユニットの外側面に壁材を設けることにより形成されていることを特徴とするオーバーハング部を備えるユニット式建物。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載のオーバーハング部を備えるユニット式建物において、
前記バルコニー領域の排水を通す竪樋を、一の建物ユニットと他の建物ユニットの隣り合う柱を含む壁厚を利用した壁内に配置したことを特徴とするオーバーハング部を備えるユニット式建物。 - 請求項6に記載のオーバーハング部を備えるユニット式建物において、
前記バルコニー領域の排水を通す竪樋を、前記建物本体に備えられるサッシの間に配置して、その竪樋を外側から隠すサッシカバーを前記サッシ間に設けたことを特徴とするオーバーハング部を備えるユニット式建物。
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