JPH09296517A - ユニット建物及び施工方法 - Google Patents

ユニット建物及び施工方法

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JPH09296517A
JPH09296517A JP11252096A JP11252096A JPH09296517A JP H09296517 A JPH09296517 A JP H09296517A JP 11252096 A JP11252096 A JP 11252096A JP 11252096 A JP11252096 A JP 11252096A JP H09296517 A JPH09296517 A JP H09296517A
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JP
Japan
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building
unit
building unit
end surface
groove
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JP11252096A
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English (en)
Inventor
Katsuya Tanaka
勝哉 田中
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 最上階の建物ユニット1の上端面にほぼ
水平な防水シート26を設け、この建物ユニット1の上
端面と建物ユニット1の上端面との間に溝5を設け、建
物ユニット1と建物ユニット1との柱間に竪樋6を設け
て、防水シート26の上に降った雨水を溝5を経て竪樋
6に流れるようにしたユニット建物及びその施工方法。 【効果】 建物ユニット1はトラックで運搬可能の大き
さであるから、この防水シート26の上に降った雨水は
それほど多くなく支障なく竪樋6を通って地上に導かれ
る。しかも、この建物ユニット1は高くならないから、
トラックで運搬でき、従って、工場で製造し施工現場に
運搬でき、施工現場での施工工数が少ないというユニッ
ト建物の特徴が発揮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はユニット建物及びこ
のユニット建物の施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ユニット建物は、特公昭62−6222
4号公報に記載あるように、運搬可能な一定の大きさの
箱形の、且つ、内部、外部の仕上げられた建物ユニット
を、予め、工場で生産し、その複数個を施工現場に運搬
し、施工現場で組み立てたものである。このユニット建
物は、施工期間が短く、且つ、寸法精度の良い標準化さ
れた建物となる特徴があることから、広く採用されてい
る。
【0003】このユニット建物の上に降った雨水を竪樋
を通して地上に導く排水構造としては、特開平3−17
2427号公報記載の構造が知られている。このユニッ
ト建物は最上階の建物ユニットの上端面に傾斜した屋根
を設け、建物ユニットと隣接する建物ユニットとの間に
竪樋を設けて、屋根の上に降った雨水を建物ユニットと
隣接する建物ユニットとの間の竪樋を通して地上に導く
ようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この最上階の
建物ユニットの上端面に傾斜した屋根を設けることは、
現場施工がそれだけ多くなる。従って、施工期間が短い
というユニット建物の特徴が損なうし、この傾斜屋根を
設けるためには、長さの異なる支持材で屋根を支持する
必要があるため、施工が極めて困難である。又、工場で
予め傾斜屋根を製造し、この傾斜屋根を施工現場で組み
立てるようにすると、傾斜屋根を別のトラックで運搬す
る必要があり運搬費用が高価になるという問題がある。
そのため、この傾斜した屋根を設けない排水構造を望む
施工業者の要求が多い。そこで、本発明の目的は、建物
ユニットの上端面に傾斜屋根を設けないユニット建物及
びこのユニット建物の施工方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたものであって、請求項1記載の発明
は、四隅に柱を有する箱形の建物ユニットを上下左右に
複数個組み立てたユニット建物において、最上階の建物
ユニットの上端面にほぼ水平な防水シートが設けられ、
この最上階の建物ユニットの上端面と隣接する建物ユニ
ットの上端面との間に溝が設けられ、建物ユニットと隣
接する建物ユニットとの柱間に竪樋が設けられ、この竪
樋の上端が上記溝に接続されているものである。
【0006】又、請求項2記載の発明は、四隅に柱を有
する箱形の建物ユニットを上下左右に複数個組み立てた
ユニット建物の施工方法において、工場で上端面にほぼ
水平な屋根スラブと、この屋根スラブの上に防水シート
が取り付けられた建物ユニットを製造し、施工現場でこ
の建物ユニットを最上階に据え付け、断面U字形本体の
両側に取付片が延設された長尺体からなる金属板を、こ
の最上階の建物ユニットの上端面と隣接する建物ユニッ
トの上端面との間に架け渡して、この金属板で建物ユニ
ットと隣接する建物ユニットとの間に溝を形成し、建物
ユニットの上端面に設けられた防水シートの周縁部を金
属板に取り付け、建物ユニットと隣接する建物ユニット
との柱間に竪樋を設け、この竪樋の上端を前記溝に接続
するものである。
【0007】本発明における防水シートとは、通常の建
物に使用される防水シートが使用できる。例えば、ポリ
塩化ビニル樹脂シート等の合成樹脂シート、天然ゴムシ
ートや合成ゴムシート等のゴムシート、紙や布にアスフ
ァルトやゴム等の防水材を塗布した防水シート、上記防
水シートと金属薄板を貼り合わせた物等が使用できる。
特に、耐候性や施工性等からポリ塩化ビニル樹脂シート
が最も好適である。
【0008】(作用)請求項1記載の発明のユニット建
物では、最上階の建物ユニットの上端面にほぼ水平な防
水シートが設けられ、この最上階の建物ユニットの上端
面と隣接する建物ユニットの上端面との間に溝が設けら
れているから、最上階の建物ユニットの上に降った雨水
は、建物ユニットの上端面に設けられたほぼ水平な防水
シートの上に溜まり、その後、建物ユニットと、この建
物ユニットに隣接する建物ユニットとの間に設けられた
溝の中に流れてゆく。
【0009】この際、1個の建物ユニットは運搬可能な
大きさであるから、この上端面に設けられたほぼ水平な
防水シートはそれ程広くない。従って、このほぼ水平な
防水シートの上に雨水が溜まっても、この雨水は余り多
くならず、建物ユニットと隣接する建物ユニットとの間
に設けられた溝の中に流れてゆく。そして、本発明にお
いては建物ユニットと隣接する建物ユニットとの柱間に
竪樋が設けられ、この竪樋の上端が前記溝に接続されて
いるから、溝の中に流れた雨水は溝の中から竪樋を通っ
て地上に流れてゆく。
【0010】請求項2記載の発明では、工場で上端面に
ほぼ水平な屋根スラブと、この屋根スラブの上に防水シ
ートが取り付けられた建物ユニットを製造する。このよ
うに建物ユニットの上端面にほぼ水平な屋根スラブを取
り付け、この屋根スラブの上に防水シートを取り付ける
ことは、設備の整った工場で行うから簡単に設けること
ができる。しかも、このように建物ユニットの上端面に
防水シートを設けても建物ユニットがそれほど高くなら
ないから、これを施工現場に運搬するときに、通常の建
物ユニットとほぼ同じ高さであり、道路交通法に触れる
ことなく簡単に運搬できる。
【0011】次に、施工現場でこれ等の複数個の建物ユ
ニットを最上階に据え付け、断面U字形の本体の両側に
取付片が延設された長尺体からなる金属板を、この最上
階の建物ユニットの上端面と隣接する建物ユニットの上
端面との間に架け渡して、この金属板で建物ユニットと
隣接する建物ユニットとの間に溝を形成する。このよう
に、金属板を架け渡すだけで、建物ユニットと隣接する
建物ユニットとの間に溝を簡単に形成させることができ
る。その後、建物ユニットの上端面に設けられた防水シ
ートの周縁部を金属板に取り付ける。すると、建物ユニ
ットの上端面に設けられた防水シートの上に降った雨水
はどこにも漏れることなく支障なく溝の中に流れるよう
になる。
【0012】更に、建物ユニットと隣接する建物ユニッ
トとの柱間に竪樋を設け、この竪樋の上端を溝に接続す
る。すると、防水シートの上に降った雨水が溝を経て竪
樋に流れるようになる。このように、施工現場では金属
板を取り付けて溝を設け、工場で取り付けた防水シート
の周縁部を溝に取り付け、竪樋を取り付け、この溝と竪
樋とを接続するだけであるから、現場施工が極めて簡単
であるし、施工現場で作業が少なくなる。従って、施工
現場での施工工数が少ないというユニット建物の特徴が
発揮できる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を説明す
る。図1〜図6は本発明ユニット建物の一実施例を示す
もので、図1はユニット建物の上端面の一部を示す平面
図、図2は図1のX1−X1線における断面図、図3は
図1のX2−X2線における断面図、図4は図1のY1
−Y1線における断面図、図5は図1のY2−Y2線に
おける断面図、図6は建物ユニットの主要部分を示す説
明図である。
【0014】図1〜図6において、Aはユニット建物で
あり、このユニット建物Aは複数個の建物ユニット1を
組み立てたものである。建物ユニット1の骨格は、図6
に示すように、短辺と長辺とからなる矩形の四隅に配置
された4本の断面四角形筒状の鋼製の柱11、11、1
1、11と、この4本の柱11の上部を短辺と長辺に沿
って連結する4本の断面コ字形の鋼製の天井梁13、1
3、13、13と、4本の柱11の下部を短辺と長辺に
沿って連結する4本の断面コ字形の鋼製の床梁12、1
2、12、12とからなる。
【0015】この建物ユニット1の骨格の相対する床梁
12、12に厚み125mmのALC板からなる床材1
4が差し渡され、この上に大引板15が取り付けられ、
更に、この上に木製の根太16が取り付けられ、この上
にパーチクルボードからなる床材17が取り付けられて
床が形成される。又、相対する天井梁13、13に断面
コ字形の鋼製の天井小梁21が差し渡され、この天井小
梁21の下部に木製の吊木22が取り付けられ、この吊
木22に石膏ボードからなる天井材23が取り付けられ
て天井が形成される。尚、最上階の建物ユニット1は更
に天井梁13、13の上に厚み75mmのALC板から
なる屋根スラブ25が架け渡され、この上に、塩化ビニ
ル樹脂シートからなる防水シート26が取り付けられ
て、屋根2が形成される。
【0016】又、外壁を設ける場所には、床梁12と天
井梁13との間に厚み100mmのALCからなる外壁
材32が架け渡されて取り付けられ、外壁材32の内側
に石膏ボートからなる内壁材が取り付けられ、この外壁
材32と内壁材との間にロックウールからなる断熱材が
取り付けられて外壁が形成される。4は、図2および図
5に示すように、ポリ塩化ビニル樹脂被覆鋼製の金属板
であり、この金属板4は断面U字形の溝部41と、この
溝部41の両側に延設された取付片42とからなる長尺
体である。
【0017】最上階の建物ユニット1の上端面の屋根ス
ラブ25と隣接する建物ユニット1の上端面の屋根スラ
ブ25との間にこの金属板4を架け渡すと、この金属板
4の溝部41が溝5となる。そして、この取付片42の
上に、屋根スラブ2の上に取り付けられている防水シー
ト26の周縁部が接着剤で接着されている。このような
構造になっているから、防水シート26の上に降った雨
水が溝5の中に流れて行くようになっている。尚、この
溝5の下にはALCからなる渡しスラブ27が建物ユニ
ット1と隣接する建物ユニット1との間に差し渡されて
いる。6は竪樋であり、この竪樋6は4個の建物ユニッ
ト1の柱11が集まって形成する中央空所に取り付けら
れ、竪樋6の上端が溝5に接続されている。従って、溝
5を流れる雨水はこの竪樋6を通って地上に導かれるよ
うになっている。
【0018】次に、この建物の施工方法および作用につ
いて説明する。工場で、短辺と長辺とからなる矩形の四
隅に4本の断面四角形筒状の鋼製の柱11、11、1
1、11を配置し、この4本の柱11の上部を短辺と長
辺に沿って4本の断面コ字形の鋼製の天井梁13、1
3、13、13で連結し、4本の柱11の下部を短辺と
長辺に沿って4本の断面コ字形の鋼製の床梁12、1
2、12、12で連結して建物ユニット1の骨格を製造
する。
【0019】この建物ユニット1の骨格の相対する床梁
12、12に厚み125mmのALC板からなる床材1
4を差し渡し、この上に大引板15を取り付け、更に、
この上に木製の床根太16を取り付け、この上にパーチ
クルボードからなる床材17を取り付けて床を形成す
る。又、相対する天井梁13、13に断面コ字形の鋼製
の天井小梁21を差し渡し、この天井小梁21の下面に
木製の吊木22を取り付け、この吊木22に天井材23
を取り付けて天井を形成する。又、外壁を設ける場所に
は、床梁12と天井梁13との間に厚み100mmのA
LCからなる外壁材32を架け渡して取り付け、外壁材
32の内側に石膏ボートからなる内壁材を取り付け、こ
の外壁材32と内壁材との間にロックウールからなる断
熱材を取り付けて外壁を形成する。
【0020】更に、浴槽や押し入れ等の家具を取り付け
たり内装や外装を行ったりして建物ユニット1を完成さ
せるる。尚、最上階の建物ユニット1には、天井梁1
3、13の上に厚み75mmのALC板からなる屋根ス
ラブ25を架け渡し、この上に、塩化ビニル樹脂シート
からなる防水シート26を取り付けて、屋根2を形成す
る。
【0021】このようにして製造した建物ユニット1お
よび最上階の建物ユニット1を施工現場に運搬する。こ
の際、最上階の建物ユニット1は通常の建物ユニット1
に75mmのALC板からなる屋根スラブ25が取り付
けられているだけであるから、高さが通常の建物ユニッ
ト1とほとんど同じで、これを施工現場に運搬するのに
なんら支障がない。施工現場では、予め設けている土台
の上に建物ユニット1を複数個据え付ける。この際、最
上階には最上階の建物ユニット1を取り付ける。その
後、建物ユニット1と隣接する建物ユニット1との接続
部の仕上げや内作、外作等の仕上げ、屋根部分の仕上げ
等の排水構造、電気・ガス・水道等の接続をしてユニッ
ト建物を完成する。
【0022】この際の屋根部分の仕上げ等の排水構造に
ついて詳細に説明する。先ず、4個の建物ユニット1の
柱11が集まって形成する中央空所に竪樋6を取り付け
る。又、ロックウールからなる断熱材27を最上階の建
物ユニット1と隣接する建物ユニット1との間に差し渡
して取り付ける。次に、最上階の建物ユニット1の上端
面の屋根スラブ25と隣接する建物ユニット1の上端面
の屋根スラブ25との間に金属板4を架け渡す。する
と、この金属板4の溝部41が溝5となる。この金属板
4の溝部41に通孔を設け、この通孔の周縁部に竪樋6
の上端を接続する。
【0023】次に、この金属板4の取付片42の上面
に、屋根スラブ25の上に取り付けられている防水シー
ト26の側縁部を接着剤で接着する。すると、防水シー
ト26の上に降った雨水が溝5を経て竪樋6を通って地
上に流れてゆくようになる。尚、1個の建物ユニット1
は運搬可能な大きさであるから、この上端面に設けられ
たほぼ水平な防水シート26はそれ程広くない。従っ
て、このほぼ水平な防水シート26の上に雨水が溜まっ
ても、この雨水は余り多くならず、建物ユニット1と隣
接する建物ユニット1との間に設けられた溝5の中に流
れてゆく。
【0024】このように、施工現場では金属板4を取り
付けて溝5を設け、工場で取り付けた防水シート26の
縁部を金属板4に取り付け、竪樋6を取り付け、この溝
5と竪樋6とを接続するだけであるから、現場施工が極
めて簡単であるし、施工現場の作業が少なくなる。従っ
て、施工現場での施工工数が少ないというユニット建物
の特徴が発揮でき、極めて価値がある。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の発明のユニット建物で
は、最上階の建物ユニットの上端面にほぼ水平な防水シ
ートが設けられ、この最上階の建物ユニットの上端面と
隣接する建物ユニットの上端面との間に溝が設けられて
いるから、最上階の建物ユニットの上に降った雨水は、
建物ユニットの上端面に設けられたほぼ水平な防水シー
トの上に溜まり、その後、建物ユニットと、この建物ユ
ニットに隣接する建物ユニットとの間に設けられた溝の
中に流れてゆく。そして、本発明においては建物ユニッ
トとこの建物ユニットに隣接する建物ユニットとの柱間
にこの溝に接続されている竪樋が設けられているから、
溝の中に流れた雨水は溝の中から竪樋を通って地上に流
れてゆく。このように、本発明では、雨水が支障なく竪
樋を通って地上に流れてゆくので安心である。
【0026】請求項2記載の発明では、工場で上端面に
ほぼ水平な屋根スラブと、この屋根スラブの上に防水シ
ートが取り付けられた建物ユニットを製造する。この防
水シートを設けることは設備の整った工場で行うから簡
単に設けることができる。しかも、このように建物ユニ
ットの上端面に防水シートを設けても建物ユニットがそ
れほど高くならず、簡単に施工現場に運搬できる。次
に、施工現場でこれ等の複数個の建物ユニットを最上階
に据え付け、断面コ字形の本体の両側に取付片が延設さ
れた長尺体からなる金属板を、この最上階の建物ユニッ
トの上端面と隣接する建物ユニットの上端面との間に架
け渡してこの金属板で建物ユニットと隣接する建物ユニ
ットとの間に溝を形成するから、建物ユニットと隣接す
る建物ユニットとの間に溝を簡単に設けることができ
る。
【0027】その後、建物ユニットの上端面に設けられ
た防水シートの周縁部を金属板の上面に取り付け、建物
ユニットと隣接する建物ユニットとの柱間に竪樋を設
け、この竪樋の上端を溝に接続するから、防水シートの
上に降った雨水が溝を経て竪樋に流れるようになる。こ
のように、施工現場では金属板を取り付けて溝を設け、
工場で取り付けた防水シートの周縁部を溝に取り付け、
竪樋を取り付け、この溝と竪樋とを接続するだけである
から、現場施工が極めて簡単であるし、施工現場で作業
が少なくなるので、施工現場での施工工数が少ないとい
うユニット建物の特徴が発揮でき、極めて価値がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ユニット建物に適用した一実施例を示す
もので、ユニット建物の上端面の一部を示す平面図であ
る。
【図2】図1のX1−X1線における断面図である。
【図3】図1のX2−X2線における断面図である。
【図4】図1のY1−Y1線における断面図である。
【図5】図1のY2−Y2線における断面図である。
【図6】建物ユニットの主要部分を示す説明図である。
【符号の説明】
A ユニット建物 1 建物ユニット 11 柱 12 床梁 13 天井梁 26 防水シート 4 金属板 5 溝 6 竪樋

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四隅に柱を有する箱形の建物ユニットを
    上下左右に複数個組み立てたユニット建物において、最
    上階の建物ユニットの上端面にほぼ水平な防水シートが
    設けられ、この最上階の建物ユニットの上端面と隣接す
    る建物ユニットの上端面との間に溝が設けられ、建物ユ
    ニットと隣接する建物ユニットとの柱間に竪樋が設けら
    れ、この竪樋の上端が上記溝に接続されていることを特
    徴とするユニット建物。
  2. 【請求項2】 四隅に柱を有する箱形の建物ユニットを
    上下左右に複数個組み立てたユニット建物の施工方法に
    おいて、工場で上端面にほぼ水平な屋根スラブと、この
    屋根スラブの上に防水シートが取り付けられた建物ユニ
    ットを製造し、施工現場でこの建物ユニットを最上階に
    据え付け、断面U字形本体の両側に取付片が延設された
    長尺体からなる金属板を、この最上階の建物ユニットの
    上端面と隣接する建物ユニットの上端面との間に架け渡
    して、この金属板で建物ユニットと隣接する建物ユニッ
    トとの間に溝を形成し、建物ユニットの上端面に設けら
    れた防水シートの周縁部を金属板に取り付け、建物ユニ
    ットと隣接する建物ユニットとの柱間に竪樋を設け、こ
    の竪樋の上端を前記溝に接続することを特徴とするユニ
    ット建物の施工方法。
JP11252096A 1996-05-07 1996-05-07 ユニット建物及び施工方法 Pending JPH09296517A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016118045A (ja) * 2014-12-22 2016-06-30 ミサワホーム株式会社 オーバーハング部を備えるユニット式建物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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