JP5697880B2 - ユニット建物 - Google Patents
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Description
また、メイン構造体は、外形を形成する箱形の外側ラーメンであると共に、サブ構造体は、外側ラーメンの内側に平面視で略L字状を成して当該外側ラーメンと接合された内側ラーメンであり、かつ、外側ラーメンの長手方向の一端部から他端部まで連続するように非居住スペースが形成されている。
このように、1つの建物ユニットの内側に、外側ラーメンと接合された内側ラーメンを設けることで、当該内側ラーメンによって居住スペースと非居住スペースを区画することができる。このため、非居住スペースを現地で後付けする必要が無いので、現地での作業性が向上し、作業工数を削減することができる。
また、本発明におけるユニット建物では、以上の建物ユニットを複数組み合わせ、内側ラーメンが連続して少なくとも建物の外周の3面に亘って非居住スペースが連続している。このため、ユニット建物において、居住スペースからの視野が広がり開放感を得ることができると共に、居住スペース内へ十分に自然光を取り入れることができ、明るい空間を得ることができる。
また、メイン構造体は、外形を形成する箱形の外側ラーメンであると共に、サブ構造体は、外側ラーメンの内側に平面視で略L字状を成して当該外側ラーメンと接合された内側ラーメンであり、かつ、外側ラーメンの長手方向の一端部から他端部まで連続するように非居住スペースが形成されている。
このように、1つの建物ユニットの内側に、外側ラーメンと接合された内側ラーメンを設けることで、当該内側ラーメンによって居住スペースと非居住スペースを区画することができる。このため、非居住スペースを現地で後付けする必要が無いので、現地での作業性が向上し、作業工数を削減することができる。
また、本発明におけるユニット建物では、以上の建物ユニットを複数組み合わせ、内側ラーメンが連続して少なくとも建物の外周の3面に亘って非居住スペースが連続している。このため、ユニット建物において、居住スペースからの視野が広がり開放感を得ることができると共に、居住スペース内へ十分に自然光を取り入れることができ、明るい空間を得ることができる。
図1及び図2には、本実施形態に係るユニット建物としての住宅10の外観斜視図が示されている。この住宅10は、図2の想像線で示されるように、箱形に形成された建物ユニット32、33、35を互いに連結させて形成されている。
図1及び図2に示されるように、この住宅10は二階建てになっており、一階部分12の居住スペース16は略正方形状に形成され、二階部分14の居住スペース18は略L字状に形成されている。
<一階部分12>
図5に示されるように、二階部分14の居住スペース18では、建物正面側に物置66及びトイレ40、廊下68、居室70が順に設けられており、居室70は建物中央部まで広がる広い空間とされている。物置66、トイレ40、廊下68及び居室70には、それぞれ小窓48が設けられており、外気を取り込むことができるようになっている。
まず、本実施形態に係る建物ユニットの詳細について説明する前に、ユニット建物における問題点について説明を行う。
(本実施形態に係る建物ユニット32の構成)
<構成A>
図8(A)に示されるように、内側ラーメン90と外側ラーメン86の一部によって平面視でL字状を成す構造材をメイン構造体110とし、それ以外の部分をサブ構造体112としている。
図9(A)に示されるように、外側ラーメン86をメイン構造体110とし、これ以外の部分、すなわち内側ラーメン90をサブ構造体112としている。
図10(A)に示されるように、内側ラーメン90と外側ラーメン86の一部によって箱形を形成する構造材をメイン構造体110とし、それ以外の部分をサブ構造体112としている。
図11(A)に示されるように、内側ラーメン90の外側ラーメン86と接合された柱98、100を含む外側ラーメン86をメイン構造体110とし、これ以外の部分をサブ構造体112としている。
本実施形態では、図8(A)に示されるように、建物ユニット32において、メイン構造体110とサブ構造体112に分けて、メイン構造体110の少なくとも一部の柱や大梁の断面二次モーメントをサブ構造体112の柱及び大梁の断面二次モーメントよりも大きく設定している。これにより、メイン構造体110はサブ構造体112よりも曲げモーメントに対して変形し難くなる。このため、このメイン構造体110で住宅10(図2参照)に作用する荷重を主に支持するようにする。
<構成A>
図22(A)に示されるように、内側ラーメン126を基準にして分断される外側ラーメン124において、大きい方の箱状の構造材をメイン構造体130とし、それ以外をサブ構造体132としている。
図22(B)に示されるように、外側ラーメン124をメイン構造体130とし、それ以外、つまり内側ラーメン126をサブ構造体132としている。
図23に示されるように、内側ラーメン126の上枠126Aのみをサブ構造体132とし、それ以外をメイン構造体130としている。
本実施形態では、図22(A)に示されるように、建物ユニット33において、メイン構造体130とサブ構造体132に分けて、メイン構造体130の少なくとも一部の柱や大梁の断面二次モーメントをサブ構造体132の柱及び大梁の断面二次モーメントよりも大きくしている。
16 居住スペース
18 居住スペース
20 縁側(非居住スペース)
21 縁側(非居住スペース)
22 縁側(非居住スペース)
26A 外壁(区画壁)
28 サッシ(窓)
32 建物ユニット
33 建物ユニット
35 建物ユニット
86 外側ラーメン
90 内側ラーメン
110 メイン構造体
112 サブ構造体
114 補強材(補強梁)
116 補強材(補強梁)
120 補強材(補強梁)
124 外側ラーメン
126 内側ラーメン
130 メイン構造体
132 サブ構造体
134 大梁(補強梁)
136 大梁(補強梁)
138 大梁(補強梁)
Claims (6)
- 各々ラーメン構造として構成されたメイン構造体及びサブ構造体を含んで構成され、前記メイン構造体を構成する少なくとも一部の構造材の断面二次モーメントが前記サブ構造体を構成する構造材の断面二次モーメントよりも大きく設定され、
前記メイン構造体は、4本の柱と、前記柱の上端部及び下端部同士を連結する8本の梁と、で構成される直方体形状を成し、
前記サブ構造体は、前記メイン構造体内に設けられ、上下に位置する当該メイン構造体の梁の途中部分に、当該サブ構造体の梁の一端部が連結されると共に、前記サブ構造体の梁の他端部同士がサブ構造体の柱で連結され、
前記メイン構造体は、外形を形成する箱形の外側ラーメンであると共に、前記サブ構造体は、前記外側ラーメンの内側に平面視で略L字状を成して当該外側ラーメンと接合された内側ラーメンであり、かつ、前記外側ラーメンの長手方向の一端部から他端部まで連続するように非居住スペースが形成された建物ユニットを備え、
前記建物ユニットを複数組み合わせ、前記内側ラーメンが連続して少なくとも建物の外周の3面に亘って前記非居住スペースが連続しているユニット建物。 - 各々ラーメン構造として構成されたメイン構造体及びサブ構造体を含んで構成され、前記メイン構造体を構成する少なくとも一部の構造材の断面二次モーメントが前記サブ構造体を構成する構造材の断面二次モーメントよりも大きく設定されると共に、前記メイン構造体が建物に作用する荷重を支持し、
前記メイン構造体は、4本の柱と、前記柱の上端部及び下端部同士を連結する8本の梁と、で構成される直方体形状を成し、
前記サブ構造体は、前記メイン構造体内に設けられ、上下に位置する当該メイン構造体の梁の途中部分に、当該サブ構造体の梁の一端部が連結されると共に、前記サブ構造体の梁の他端部同士がサブ構造体の柱で連結され、
前記メイン構造体は、外形を形成する箱形の外側ラーメンであると共に、前記サブ構造体は、前記外側ラーメンの内側に平面視で略L字状を成して当該外側ラーメンと接合された内側ラーメンであり、かつ、前記外側ラーメンの長手方向の一端部から他端部まで連続するように非居住スペースが形成された建物ユニットを備え、
前記建物ユニットを複数組み合わせ、前記内側ラーメンが連続して少なくとも建物の外周の3面に亘って前記非居住スペースが連続しているユニット建物。 - 前記メイン構造体の少なくとも1つの架構面を構成する構造材の断面二次モーメントが他の架構面を構成する構造材の断面二次モーメントよりも大きく設定されている請求項1又は2に記載のユニット建物。
- 前記外側ラーメンと前記内側ラーメンとを接合する補強梁が設けられている請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のユニット建物。
- 前記内側ラーメンを連続させて閉空間が形成されている請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のユニット建物。
- 組み合わされた複数の前記建物ユニットの外側に設けられた非居住スペースと、
前記非居住スペースに設けられた縁側と、
前記縁側と居住スペースを区間する区画壁に設けられた窓と、
を有する請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のユニット建物。
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- 2010-03-18 JP JP2010062440A patent/JP5697880B2/ja active Active
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