JP2016114379A - センサーデバイス、電子機器及び移動体 - Google Patents

センサーデバイス、電子機器及び移動体 Download PDF

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Abstract

【課題】ノイズの発生を低減できる、センサーデバイス、電子機器及び移動体を提供すること。【解決手段】センサーデバイス1は、第1物理量センサー10と、第1物理量センサー10を駆動周波数fdで駆動する駆動信号を生成する駆動部11と、第2物理量センサー20と、第2物理量センサー20からの信号と、駆動周波数fdのn倍(nは1以上の整数)の周波数fclkである基準信号と、に基づいて、出力信号を生成する出力部21と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、センサーデバイス、電子機器及び移動体に関する。
複数の物理量センサーを備える複合センサーが開発されている。例えば、特許文献1には、角速度センサーと加速度センサーとが同一パッケージに収容されている複合センサーが開示されている。また例えば、特許文献2には、角速度センサーと加速度センサーとが同一基板上に形成されている複合センサーが開示されている。
特開2010−217170号公報 特開2002−5950号公報
特許文献1及び特許文献2の複合センサーのように、物理量センサーの1つとしてとして振動型の物理量センサーを有している場合には、当該物理量センサーを駆動させるための駆動信号を生成する駆動回路を備えているのが通常である。このような駆動回路を動作させる場合には、大きな電流変化を伴うために、電源ノイズや放射ノイズの原因となりやすい。そのため、微弱な信号を処理する他の物理量センサーの検出回路にこれらのノイズが影響して、検出回路の出力にノイズが発生する虞があった。例えば、一方の物理量センサーの駆動信号の周波数と他方の物理量センサーの出力のサンプリング周波数との間の周波数差に基づくビートノイズが発生する虞があった。
本発明は、以上のような技術的課題に鑑みてなされたものである。本発明のいくつかの態様によれば、ノイズの発生を低減できる、センサーデバイス、電子機器及び移動体を提供することができる。
本発明は前述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例に係るセンサーデバイスは、第1物理量センサーと、前記第1物理量センサーを駆動周波数で駆動する駆動信号を生成する駆動部と、第2物理量センサーと、前記第2物理量センサーからの信号と、前記駆動周波数のn倍(nは1以上の整数)の周波数である基準信号と、に基づいて、出力信号を生成する出力部と、を備える、センサーデバイスである。
本適用例によれば、第2物理量センサーからの信号と、駆動周波数のn倍(nは1以上の整数)の周波数である基準信号と、に基づいて、出力信号を生成するので、基準信号として他の周波数を用いる場合に比べて、ビートノイズの発生を抑制できる。したがって、ノイズの発生を低減できるセンサーデバイスを実現できる。
[適用例2]
上述のセンサーデバイスにおいて、前記基準信号は、前記駆動部からの信号であっても
よい。
本適用例によれば、駆動信号を生成する駆動部が出力する信号に基づいて基準信号を容易に生成できる。
[適用例3]
上述のセンサーデバイスにおいて、前記駆動部からの信号が入力され、前記駆動周波数を含む第1帯域を通過させ、前記第1帯域よりも高い第2帯域を減衰させるフィルター特性を有するフィルター部を備え、前記基準信号は、前記フィルター部からの信号であってもよい。
本適用例によれば、フィルター部によって、駆動部からの信号に含まれる高周波ノイズを抑制できるので、誤動作のリスクを低減できるセンサーデバイスを実現できる。
[適用例4]
上述のセンサーデバイスにおいて、前記駆動部からの信号が入力される波形整形部を備え、前記基準信号は、前記波形整形部からの信号であってもよい。
本適用例によれば、波形整形部によって波形が整形された基準信号を生成することができるので、誤動作のリスクを低減できるセンサーデバイスを実現できる。
[適用例5]
上述のセンサーデバイスにおいて、前記駆動部からの信号の振幅を小さくするレベルシフト部を備え、前記基準信号は、前記レベルシフト部からの信号であってもよい。
本適用例によれば、出力部を駆動部よりも低い電圧で動作させることができる。
[適用例6]
本適用例に係る電子機器は、上述のいずれかのセンサーデバイスを含む、電子機器である。
[適用例7]
本適用例に係る移動体は、上述のいずれかのセンサーデバイスを含む、移動体である。
これらの電子機器及び移動体によれば、ノイズの発生を低減できるセンサーデバイスを含んでいるので、動作の信頼性の高い電子機器及び移動体を実現できる。
第1実施形態に係るセンサーデバイス1の回路図である。 第2物理量センサー20及び出力部21の具体例を示す回路図である。 第2実施形態に係るセンサーデバイス1aの回路図である。 第3実施形態に係るセンサーデバイス1bの回路図である。 第4実施形態に係るセンサーデバイス1cの回路図である。 第5実施形態における第2物理量センサー20a及び出力部21aの回路図である。 第6実施形態に係るセンサーデバイス1dの回路図である。 本実施形態に係る電子機器300の機能ブロック図である。 図9(A)は、電子機器300の一例であるスマートフォンの外観の一例を示す図、図9(B)は、電子機器300の一例としての腕装着型の携帯機器である。 本実施形態に係る移動体400の一例を示す図(上面図)である。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて詳細に説明する。用いる図面は説明の便宜上のものである。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1.センサーデバイス
1−1.第1実施形態
図1は、第1実施形態に係るセンサーデバイス1の回路図である。
本実施形態に係るセンサーデバイス1は、第1物理量センサー10と、第1物理量センサー10を駆動周波数fdで駆動する駆動信号を生成する駆動部11と、第2物理量センサー20と、第2物理量センサー20からの信号と、駆動周波数fdのn倍(nは1以上の整数)の周波数fclkである基準信号と、に基づいて、出力信号を生成する出力部21と、を備える。図1では、n=1である場合、すなわち、駆動周波数fdと基準信号の周波数fclkとが等しい場合について示す。また、図1に示される例では、センサーデバイス1は、出力部12及びバッファーアンプ31を備えている。
第1物理量センサー10は、第1物理量を検出する。第1物理量としては、角速度、加速度、圧力など、種々の物理量を採用できる。本実施形態においては、第1物理量は角速度である。また、本実施形態においては、水晶振動子やMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)振動子などを用いた振動型の物理量センサーである。第1物理量センサー10は、第1物理量に応じた信号を出力部12へ出力する。
駆動部11は、第1物理量センサー10を駆動周波数fdで駆動する駆動信号を生成する。駆動部11は、第1物理量センサー10から信号のフィードバックを受けながら駆動信号を生成してもよい。駆動部11は、バッファーアンプ31を介して、駆動信号を出力部21に出力してもよい。駆動部11は、バッファーアンプ31を介して、駆動信号を第2物理量センサー20に出力してもよい。
出力部12は、第1物理量センサー10からの信号と駆動信号と、に基づいて、出力信号を生成する。本実施形態においては、出力部12は、検出部121及びA/D変換部122を含んで構成されている。
検出部121は、駆動信号に基づいて、第1物理量センサー10からの信号を同期検波してもよい。検出部121は、第1物理量センサー10の出力信号を増幅処理したり、フィルター処理したりしてもよい。検出部121は、同期検波した後の信号を増幅したり、フィルター処理したりしてもよい。
図2は、第2物理量センサー20及び出力部21の具体例を示す回路図である。
第2物理量センサー20は、第2物理量を検出する。第2物理量としては、角速度、加速度、圧力など、種々の物理量を採用できる。本実施形態においては、第2物理量は加速度である。本実施形態においては、静電容量変化型の物理量センサーである。図2においては、第2物理量センサー20は、直列に接続された等価容量Cs1及び等価容量Cs2として表されている。図2に示される例では、等価容量Cs1の一端には、周波数fclkの基準信号が入力され、等価容量Cs2の一端には、基準信号をインバーターInvで反転した信号が入力される。第2物理量センサー20は、第2物理量に応じた信号を、等価容量Cs1と等価容量Cs2との接続点から出力部21へ出力する。
出力部21は、第2物理量センサー20からの信号と、駆動周波数fdのn倍(nは1以上の整数)の周波数fclkである基準信号と、に基づいて、出力信号を生成する。本実施形態においては、基準信号の周波数fclkは、駆動周波数fdの1倍である。本実施形態においては、出力部21は、検出部211及びA/D変換部212を含んで構成されている。
検出部211は、駆動信号に基づいて、第2物理量センサー20からの信号を同期検波してもよい。検出部211は、第2物理量センサー20の出力信号を増幅処理したり、フィルター処理したりしてもよい。検出部211は、同期検波した後の信号を増幅したり、フィルター処理したりしてもよい。
図2に示される例では、検出部211は、増幅回路2111、同期検波回路2112、ローパスフィルター2113、抵抗R0及びコンデンサーC0を含んで構成されている。
増幅回路2111の非反転入力端子は第2物理量センサー20の出力端子と接続され、反転入力端子は接地電位GNDに接続され、出力端子は同期検波回路2112の入力端子に接続されている。抵抗R0は、増幅回路2111の帰還抵抗である。コンデンサーC0は、増幅回路2111の帰還コンデンサーである。
同期検波回路2112は、周波数fclkの基準信号に基づいて、増幅回路2111の出力信号を同期検波する。同期検波回路2112の出力端子は、ローパスフィルター2113の入力端子に接続されている。
ローパスフィルター2113は、同期検波回路2112の出力信号に対してローパスフィルター処理を行う。ローパスフィルター2113の出力端子は、A/D変換部212の入力端子に接続されている。
A/D変換部212は、検出部211の出力信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換を行う。図1及び図2に示される例では、A/D変換部212は、周波数fclkの基準信号に基づいて、検出部211の出力信号をアナログ/デジタル変換する。図1及び図2に示される例では、A/D変換部212の出力信号が出力部21の出力信号となる。
駆動部11は、第1物理量センサー10を駆動する駆動信号を生成するために、駆動周波数fdと同じ周期の大きな電流変化を伴い動作している。そのため、駆動部11は、電源ノイズや放射ノイズの原因となりやすく、当該ノイズには駆動周波数fdのノイズ成分が含まれている。
第1の例として放射ノイズが発生する場合、駆動周波数fdのノイズ成分は、検出部211に入力される第2物理量センサー20からの微弱な信号に重畳する。そして、駆動周波数fdのノイズ成分を含んだ信号が、増幅回路2111で増幅され、駆動周波数fclkに基づいて同期検波回路2112で同期検波される。
第2の例として電源ノイズが発生する場合、駆動部11が電源から大きな電流変化を伴って動作しているため、駆動部11と共通の電源に接続されている増幅回路2111における増幅率が変化し、駆動周波数fdのノイズ成分が、増幅回路2111の出力信号に重畳される。そして、駆動周波数fdのノイズ成分を含んだ増幅回路2111の出力信号が、駆動周波数fclkに基づいて同期検波回路2112で同期検波される。
ここで、仮に、駆動周波数fdのn倍(nは1以上の整数)と同期検波回路2112の基準信号の周波数との間に周波数差Δfが存在すると、当該Δfの周波数成分を含むビートノイズが同期検波回路2112の出力に発生してしまう。なお、ビートノイズの周波数(Δf)は、低い周波数であり、第2物理量センサー20で検出すべき所望の物理量の信号の使用周波数帯域の内に含まれるか、又は使用周波数帯域に近いため、ローパスフィルター2113等のフィルターによりビートノイズ成分を十分に除去することが困難である。
一方、本実施形態に係るセンサーデバイス1によれば、第2物理量センサー20からの信号と、駆動周波数fdのn倍(nは1以上の整数)の周波数fclkである基準信号と、に基づいて、出力信号を生成するので、基準信号として他の周波数を用いる場合に比べて、ビートノイズの発生を低減できる。したがって、ノイズの発生を低減できるセンサーデバイス1を実現できる。より詳細には、基準信号の周波数fclkが駆動周波数fdのn倍(nは1以上の整数)であるため、駆動周波数fdのn倍と基準信号の周波数fclkとの間の周波数差Δfに起因するビートノイズの発生を低減できる。
本実施形態においては、バッファーアンプ31を省略してもよい。すなわち、駆動部11からの信号が、第2物理量センサー20及び出力部21に直接入力される構成としても、ノイズの発生を低減できるセンサーデバイス1を実現できる。
本実施形態においては、基準信号は、駆動部11からの信号であってもよい。より具体的には、基準信号は、駆動部11が出力する駆動信号に基づく信号である。図1に示される例では、基準信号は、駆動信号に基づいてバッファーアンプ31から出力された信号である。
本実施形態に係るセンサーデバイス1によれば、駆動信号を生成する駆動部11が出力する信号に基づいて基準信号を容易に生成できる。また、基準信号は駆動部11が出力する駆動信号に基づく信号であるため、駆動周波数fdに製造バラツキや周波数調整によるバラツキ等が発生しても、駆動信号の駆動周波数fdのn倍(nは1以上の整数)と、基準信号の周波数fclkと、を一致させることができる。よって、駆動周波数fdのn倍と周波数fclkとの差に起因して発生するビートノイズを低減できる。
図2に示される例は、検出部211が同期検波を行う例であるが、これに限らず、例えば、スイッチト・キャパシタを用いたチャージアンプを用いる構成も可能である。この場合において、周波数fclkの基準信号に基づいて、スイッチト・キャパシタの制御を行ってもよい。この場合においても、上述の構成と同様の理由により同様の効果を奏する。
1−2.第2実施形態
図3は、第2実施形態に係るセンサーデバイス1aの回路図である。第1実施形態に係るセンサーデバイス1と同様の構成には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施形態に係るセンサーデバイス1aは、駆動部11からの信号が入力され、駆動周波数fdを含む第1帯域を通過させ、第1帯域よりも高い第2帯域を減衰させるフィルター特性を有するフィルター部32を備えている。また、周波数fclkの基準信号は、フィルター部32からの信号である。
図3に示される例では、フィルター部32の入力端子は、バッファーアンプ31の出力端子と接続され、フィルター部32の出力端子は、第2物理量センサー20及び出力部21に接続されている。フィルター部32には、駆動部11からの信号が、バッファーアンプ31を介して入力される。換言すれば、駆動部11からの信号が、バッファーアンプ3
1及びフィルター部32を介して、第2物理量センサー20及び出力部21に入力される。フィルター部32は、駆動周波数fdを含む第1帯域を通過させるローパスフィルターであってもよい。フィルター部32は、駆動周波数fdを含む第1帯域を通過させるバンドパスフィルターであってもよい。
本実施形態に係るセンサーデバイス1aによれば、フィルター部32によって、駆動部11からの信号に含まれる高周波ノイズを低減できるので、誤動作のリスクを低減できるセンサーデバイス1aを実現できる。
また、センサーデバイス1aにおいても、第1実施形態に係るセンサーデバイス1と同様の理由により同様の効果を奏する。
本実施形態においては、バッファーアンプ31を省略してもよい。すなわち、駆動部11からの信号が、少なくともフィルター部32を介して、第2物理量センサー20及び出力部21に入力される構成とすれば、駆動部11からの信号に含まれる高周波ノイズを低減できる。
また、図3に示される例は、検出部121及びA/D変換部122に対し、駆動部11からの信号が直接入力される形態であるが、フィルター部32からの信号を検出部121及びA/D変換部122に入力する構成としてもよい。これにより、フィルター部32によって、駆動部11からの信号に含まれる高周波ノイズを低減できるので、第1物理量センサー10及び第2物理量センサー20の両方に接続された回路について、誤動作のリスクを低減できるセンサーデバイス1aを実現できる。
1−3.第3実施形態
図4は、第3実施形態に係るセンサーデバイス1bの回路図である。第2実施形態に係るセンサーデバイス1aと同様の構成には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施形態に係るセンサーデバイス1bは、駆動部11からの信号が入力される波形整形部33を備えている。また、周波数fclkの基準信号は、波形整形部33からの信号である。
図4に示される例では、波形整形部33の入力端子は、フィルター部32の出力端子と接続され、波形整形部33の出力端子は、第2物理量センサー20及び出力部21に接続されている。波形整形部33には、駆動部11からの信号が、バッファーアンプ31及びフィルター部32を介して入力される。換言すれば、駆動部11からの信号が、バッファーアンプ31、フィルター部32、及び波形整形部33を介して、第2物理量センサー20及び出力部21に入力される。波形整形部33は、フィルター部32から入力される信号を矩形波に整形して出力する。
本実施形態に係るセンサーデバイス1bによれば、波形整形部33によって波形が整形された基準信号を生成することができるので、誤動作のリスクを低減できるセンサーデバイス1bを実現できる。特に、出力部21が、基準信号に基づいて同期検波を行う場合には、波形整形部33で波形を矩形波に整形することによって、検波効率を高めることができる。
本実施形態においては、バッファーアンプ31及びフィルター部32の少なくともいずれかを省略してもよい。すなわち、駆動部11からの信号が、少なくとも波形整形部33を介して、第2物理量センサー20及び出力部21に入力される構成とすれば、波形整形部33によって波形が整形された基準信号を生成することができるので、誤動作のリスク
を低減できるセンサーデバイス1bを実現できる。
また、センサーデバイス1bにおいても、第1実施形態に係るセンサーデバイス1及び第2実施形態に係るセンサーデバイス1aと同様の理由により同様の効果を奏する。
また、図4に示される例は、検出部121及びA/D変換部122に対し、駆動部11からの信号が直接入力される形態であるが、波形整形部33からの信号を検出部121及びA/D変換部122に入力する構成としてもよい。これにより、波形整形部33によって波形が整形された基準信号を生成することができるので、第1物理量センサー10に接続された出力部12及び第2物理量センサー20に接続された出力部21の両方ついて、誤動作のリスクを低減できるセンサーデバイス1aを実現できる。
1−4.第4実施形態
図5は、第4実施形態に係るセンサーデバイス1cの回路図である。第3実施形態に係るセンサーデバイス1bと同様の構成には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施形態に係るセンサーデバイス1cは、駆動部11からの信号の振幅を小さくするレベルシフト部34を備えている。また、周波数fclkの基準信号は、レベルシフト部34からの信号である。
図5に示される例では、レベルシフト部34の入力端子は、波形整形部33の出力端子と接続され、レベルシフト部34の出力端子は、第2物理量センサー20及び出力部21に接続されている。レベルシフト部34には、駆動部11からの信号が、バッファーアンプ31、フィルター部32及び波形整形部33を介して入力される。換言すれば、駆動部11からの信号が、バッファーアンプ31、フィルター部32、波形整形部33、及びレベルシフト部34を介して、第2物理量センサー20及び出力部21に入力される。本実施形態においては、レベルシフト部34は、波形整形部33の出力信号の電圧振幅を小さくする。
本実施形態に係るセンサーデバイス1cによれば、出力部21を駆動部11よりも低い電圧で動作させることができる。
本実施形態においては、バッファーアンプ31、フィルター部32、及び波形整形部33の少なくともいずれかを省略してもよい。すなわち、駆動部11からの信号が、少なくともレベルシフト部34を介して、第2物理量センサー20及び出力部21に入力される構成とすれば、出力部21を駆動部11よりも低い電圧で動作させることができる。
また、センサーデバイス1cにおいても、第1実施形態に係るセンサーデバイス1、第2実施形態に係るセンサーデバイス1a及び第3実施形態に係るセンサーデバイス1bと同様の理由により同様の効果を奏する。
また、図5に示される例は、検出部121及びA/D変換部122に対し、駆動部11からの信号が直接入力される形態であるが、レベルシフト部34からの信号を検出部121及びA/D変換部122に入力する構成としてもよい。これにより、第1物理量センサー10に接続された出力部12及び第2物理量センサー20に接続された出力部21の両方ついて、駆動部11よりも低い電圧で動作させることができる。
1−5.第5実施形態
図6は、第5実施形態における第2物理量センサー20a及び出力部21aの回路図である。上述の第1実施形態に係るセンサーデバイス1、第2実施形態に係るセンサーデバ
イス1a、第3実施形態に係るセンサーデバイス1b及び第4実施形態に係るセンサーデバイス1cのいずれかにおいて、第2物理量センサー20に代えて第2物理量センサー20aを採用し、出力部21に代えて出力部21aを採用することができる。
図6に示される第2物理量センサー20aは、抵抗変化型の物理量センサーである。図6に示される例では、第2物理量センサー20aは、ホイートストンブリッジを構成する抵抗Rw、抵抗Rx、抵抗Ry及び抵抗Rzと、電流源CSとを含んで構成されている。
電流源CSは、抵抗Rxと抵抗Ryとの接続点(ノードB)と、抵抗Rzと抵抗Rwとの接続点(ノードD)との間に電流を供給する。ホイートストンブリッジを構成する抵抗Rw、抵抗Rx、抵抗Ry及び抵抗Rzの変化は、抵抗Rwと抵抗Rxとの接続点(ノードA)と、抵抗Ryと抵抗Rzとの接続点(ノードC)との間の電位差の変化として出力部21aに出力される。
出力部21aは、A/D変換部212を含んで構成されている。A/D変換部212は、第2物理量センサー20aの出力信号をアナログ/デジタル変換する。図6に示される例では、A/D変換部212は、周波数fclkの基準信号に基づいて、第2物理量センサー20aの出力信号をアナログ/デジタル変換する。図6に示される例では、A/D変換部212の出力信号が出力部21aの出力信号となる。
このような構成においても、第1実施形態に係るセンサーデバイス1、第2実施形態に係るセンサーデバイス1a、第3実施形態に係るセンサーデバイス1b及び第4実施形態に係るセンサーデバイス1cと同様の理由により同様の効果を奏する。
1−6.第6実施形態
上述の第1〜5実施形態では、n=1である場合、すなわち、駆動周波数fdと基準信号の周波数fclkとが等しい場合について示したが、各実施形態において、駆動部11からの信号の周波数fdをn倍して出力する逓倍回路を設けてもよい。例として、第1実施形態において、逓倍回路を設けた形態について、図7を用いて以下に説明する。
図7は、第6実施形態に係るセンサーデバイス1dの回路図である。駆動部11aは、I/V変換回路111、ローパスフィルター112、全波整流回路113、積分回路114、プルアップ抵抗115、ハイパスフィルター116、コンパレーター117を含んで構成されている。
I/V変換回路111は、第1物理量センサー10からの交流の電流信号を電圧信号に変換し出力する。このI/V変換回路111は、電荷を電圧に変化して出力するQ/V変換回路であってもよい。I/V変換回路111の出力信号は、ハイパスフィルター116で直流成分が除去されて、コンパレーター117に入力される。コンパレーター117は、入力信号の電圧を増幅して2値化信号(方形波電圧信号)を出力する。ただし、本実施形態では、コンパレーター117は、ローレベルのみ出力可能なオープンドレイン出力のコンパレーターであり、ハイレベルはプルアップ抵抗115を介して積分回路114の出力電圧にプルアップされる。そして、コンパレーター117が出力する2値化信号は、第1物理量センサー10へ駆動信号118として供給される。
さらに、本実施形態では、第1物理量センサー10の発振電流が一定になるように、すなわち、I/V変換回路111の出力電圧のレベルが一定になるように駆動信号118の振幅が調整される。こうすることで、第1物理量センサー10を極めて安定に発振させることができ、角速度の検出精度を向上させることができる。
ローパスフィルター112は、抵抗1121とコンデンサー1122を含むRCフィルターである。ローパスフィルター112は、1次のローパスフィルターとして機能するだけでなく、入力信号に対して約90度位相をシフトする位相シフト回路としても機能する。I/V変換回路111の出力信号は、ローパスフィルター112を介して、全波整流回路113に入力される。
全波整流回路は、入力された信号を全波整流して、積分回路114に出力する。
積分回路114は、入力された信号を積分した電圧として出力する。駆動信号118のハイレベルはプルアップ抵抗115を介して積分回路114の出力電圧にプルアップされるため、積分回路114の出力電圧は、I/V変換回路111の出力信号の振幅が大きいほど低くなる。このような構成により、第1物理量センサー10の発振電流の振幅が一定に保持されるように駆動信号119の振幅レベルがフィードバック制御される。
また、本実施形態のセンサーデバイス1dには、逓倍回路35が設けられている。逓倍回路35は、コンパレーター351が出力する2値化信号とコンパレーター352が出力する2値化信号との排他的論理和演算を行う排他的論理和(EXOR)回路353が設けられている。前述したように、I/V変換回路111の出力信号は、ローパスフィルター112を通過することで位相が遅れる。その結果、コンパレーター351が出力する信号とコンパレーター352が出力する信号は、周波数がともに駆動周波数fdであり等しいが、互いの位相がずれている。
したがって、排他的論理和(EXOR)回路353の出力信号は、コンパレーター351が出力する信号やコンパレーター352が出力する信号の周波数の2倍の周波数の信号、すなわち駆動周波数fdの2倍の周波数の信号となる。
このように、本実施形態では、角速度の検出精度や検出感度の劣化を抑制することを目的として設けられているローパスフィルター112の位相シフト機能に着目し、2つの2値化信号に必然的に位相差が生じることを利用することで、回路面積が極めて小さい排他的論理和(EXOR)回路353、及びコンパレーター351、352を付加して、駆動周波数fdの2倍の周波数の信号を生成する。
本実施形態に係るセンサーデバイス1dによれば、駆動部11aからの互いに位相の異なる2つの出力信号を排他的論理和回路(EXOR)353に入力し、2倍の周波数の信号を生成する。そのため、回路面積を小さく保ったまま、基準信号の周波数fclkを駆動周波数fdの2倍の周波数とすることができる。
また、A/D変換部212に入力する基準信号の周波数を高めることができ、サンプリングレートの高いA/D変換を実現できる。
本実施形態においては、バッファーアンプ31を省略してもよい。すなわち、駆動部11からの信号が、少なくとも逓倍回路35を介して、第2物理量センサー20及び出力部21に入力される構成とすれば、上述の効果を奏するセンサーデバイス1dを実現できる。
また、本実施形態において、逓倍回路35からの信号を、バッファーアンプ31だけでなく、第4実施形態で詳述したフィルター部32、波形整形部33、及び波形整形部33を介して、第2物理量センサー20及び出力部21に入力されるようにしてもよい。また、別な例として、フィルター部32、波形整形部33、及び波形整形部33のいずれか1つ又は2つを選択して、バッファーアンプ31の後段又は前段に設けてもよい。
1−7.物理量センサーの変形例
本発明における物理量センサーとしては、例えば、様々な静電容量型の物理量センサー及び抵抗変化型(ピエゾ抵抗型)の物理量センサーを採用することができる。例えば、可動錘部の移動により静電容量の変化を検出する物理量センサーを採用することができる。また例えば、ジャイロセンサー、シリコンダイヤフラム型の圧力センサー等を採用することができる。また例えば、キャビティ(中空室)の空気圧によってシリコンダイヤフラムを変形させ、その変形による静電容量の変化(あるいはピエゾ抵抗の抵抗値の変化等)を検出する圧力センサーを採用することができる。
2.電子機器
図8は、本実施形態に係る電子機器300の機能ブロック図である。なお、上述された各実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施形態に係る電子機器300は、センサーデバイス1、センサーデバイス1a、センサーデバイス1b又はセンサーデバイス1cを含む電子機器300である。図8に示される例では、電子機器300は、センサーデバイス1、演算処理装置310、操作部330、ROM(Read Only Memory)340、RAM(Random Access Memory)350、通信部360、表示部370、音出力部380を含んで構成されている。なお、本実施形態に係る電子機器300は、図8に示される構成要素(各部)の一部を省略又は変更してもよいし、他の構成要素を付加した構成としてもよい。
演算処理装置310は、ROM340等に記憶されているプログラムに従い、各種の計算処理や制御処理を行う。具体的には、演算処理装置310は、センサーデバイス1の出力信号や、操作部330からの操作信号に応じた各種の処理、外部とデータ通信を行うために通信部360を制御する処理、表示部370に各種の情報を表示させるための表示信号を送信する処理、音出力部380に各種の音を出力させる処理等を行う。
操作部330は、操作キーやボタンスイッチ等により構成される入力装置であり、ユーザーによる操作に応じた操作信号を演算処理装置310に出力する。
ROM340は、演算処理装置310が各種の計算処理や制御処理を行うためのプログラムやデータ等を記憶している。
RAM350は、演算処理装置310の作業領域として用いられ、ROM340から読み出されたプログラムやデータ、操作部330から入力されたデータ、演算処理装置310が各種プログラムにしたがって実行した演算結果等を一時的に記憶する。
通信部360は、演算処理装置310と外部装置との間のデータ通信を成立させるための各種制御を行う。
表示部370は、LCD(Liquid Crystal Display)や電気泳動ディスプレイ等により構成される表示装置であり、演算処理装置310から入力される表示信号に基づいて各種の情報を表示する。
そして、音出力部380は、スピーカー等の音を出力する装置である。
本実施形態に係る電子機器300によれば、ノイズの発生を低減できるセンサーデバイス1を含んで構成されているので、動作の信頼性の高い電子機器300を実現できる。なお、電子機器300が、センサーデバイス1に代えて、センサーデバイス1a、センサー
デバイス1bまたセンサーデバイス1cを含んで構成されている場合にも同様の効果を奏する。
電子機器300としては種々の電子機器が考えられる。例えば、パーソナルコンピューター(例えば、モバイル型パーソナルコンピューター、ラップトップ型パーソナルコンピューター、タブレット型パーソナルコンピューター)、携帯電話機などの移動体端末、ディジタルスチールカメラ、インクジェット式吐出装置(例えば、インクジェットプリンター)、ルーターやスイッチなどのストレージエリアネットワーク機器、ローカルエリアネットワーク機器、移動体端末基地局用機器、テレビ、ビデオカメラ、ビデオレコーダー、カーナビゲーション装置、ページャー、電子手帳(通信機能付も含む)、電子辞書、電卓、電子ゲーム機器、ゲーム用コントローラー、ワードプロセッサー、ワークステーション、テレビ電話、防犯用テレビモニター、電子双眼鏡、POS(point of sale)端末、医療機器(例えば電子体温計、血圧計、血糖計、心電図計測装置、超音波診断装置、電子内視鏡)、魚群探知機、各種測定機器、計器類(例えば、車両、航空機、船舶の計器類)、フライトシミュレーター、ヘッドマウントディスプレイ、モーショントレース、モーショントラッキング、モーションコントローラー、PDR(歩行者位置方位計測)等が挙げられる。
図9(A)は、電子機器300の一例であるスマートフォンの外観の一例を示す図、図9(B)は、電子機器300の一例としての腕装着型の携帯機器である。図9(A)に示される電子機器300であるスマートフォンは、操作部330としてボタンを、表示部370としてLCDを備えている。図9(B)に示される電子機器300である腕装着型の携帯機器は、操作部330としてボタン及び竜頭を、表示部370としてLCDを備えている。これらの電子機器300は、ノイズの発生を低減できるセンサーデバイス1、センサーデバイス1a、センサーデバイス1b又はセンサーデバイス1cを含んで構成されているので、動作の信頼性の高い電子機器300を実現できる。
3.移動体
図10は、本実施形態に係る移動体400の一例を示す図(上面図)である。なお、上述された各実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施形態に係る移動体400は、センサーデバイス1、センサーデバイス1a、センサーデバイス1b又はセンサーデバイス1cを含む移動体400である。図10には、センサーデバイス1を含んで構成されている物理量検出装置200を含んで構成されている移動体400が示されている。また、図10に示される例では、移動体400は、エンジンシステム、ブレーキシステム、キーレスエントリーシステム等の各種の制御を行うコントローラー420、コントローラー430、コントローラー440、バッテリー450及びバックアップ用バッテリー460を含んで構成されている。なお、本実施形態に係る移動体400は、図10に示される構成要素(各部)の一部を省略又は変更してもよいし、他の構成要素を付加した構成としてもよい。
本実施形態に係る移動体400によれば、ノイズの発生を低減できるセンサーデバイス1を含んでいるので、動作の信頼性の高い移動体400を実現できる。なお、移動体400が、センサーデバイス1に代えて、センサーデバイス1a、センサーデバイス1bまたセンサーデバイス1cを含んで構成されている場合にも同様の効果を奏する。
このような移動体400としては種々の移動体が考えられ、例えば、自動車(電気自動車も含む)、ジェット機やヘリコプター等の航空機、船舶、ロケット、人工衛星等が挙げられる。
以上、本実施形態あるいは変形例について説明したが、本発明はこれら本実施形態あるいは変形例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。
本発明は、実施形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
1,1a,1b,1c…センサーデバイス、10…第1物理量センサー、11,11a…駆動部、12…出力部、20,20a…第2物理量センサー、21,21a…出力部、31…バッファーアンプ、32…フィルター部、33…波形整形部、34…レベルシフト部、35…逓倍回路、111…I/V変換回路、112…ローパスフィルター、113…全波整流回路、114…積分回路、115…プルアップ抵抗、116…ハイパスフィルター、117…コンパレーター、118,119…駆動信号、121…検出部、122…A/D変換部、211…検出部、212…A/D変換部、310…演算処理装置、300…電子機器、330…操作部、340…ROM、350…RAM、351,352…コンパレーター、353…排他的論理和回路、360…通信部、370…表示部、380…音声出力部、400…移動体、420…コントローラー、430…コントローラー、440…コントローラー、450…バッテリー、460…バックアップ用バッテリー、1121…抵抗、1122…コンデンサー、2111…増幅回路、2112…同期検波回路、2113…ローパスフィルター、C0…コンデンサー、Cs1,Cs2…等価容量、Inv…インバーター、R0,Rw,Rx,Ry,Rz…抵抗

Claims (7)

  1. 第1物理量センサーと、
    前記第1物理量センサーを駆動周波数で駆動する駆動信号を生成する駆動部と、
    第2物理量センサーと、
    前記第2物理量センサーからの信号と、前記駆動周波数のn倍(nは1以上の整数)の周波数である基準信号と、に基づいて、出力信号を生成する出力部と、
    を備える、センサーデバイス。
  2. 請求項1に記載のセンサーデバイスにおいて、
    前記基準信号は、前記駆動部からの信号である、センサーデバイス。
  3. 請求項2に記載のセンサーデバイスにおいて、
    前記駆動部からの信号が入力され、前記駆動周波数を含む第1帯域を通過させ、前記第1帯域よりも高い第2帯域を減衰させるフィルター特性を有するフィルター部を備え、
    前記基準信号は、前記フィルター部からの信号である、センサーデバイス。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のセンサーデバイスにおいて、
    前記駆動部からの信号が入力される波形整形部を備え、
    前記基準信号は、前記波形整形部からの信号である、センサーデバイス。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載のセンサーデバイスにおいて、
    前記駆動部からの信号の振幅を小さくするレベルシフト部を備え、
    前記基準信号は、前記レベルシフト部からの信号である、センサーデバイス。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のセンサーデバイスを含む、電子機器。
  7. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のセンサーデバイスを含む、移動体。
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