JP5161706B2 - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は撮像装置及びその制御方法に関し、特に、CCD、CMOS等の固体撮像素子を用いて被写体像を撮像する撮像装置及びその制御方法に関する。
近年、固体メモリ素子を有するメモリカードを記録媒体として、CCD、CMOSセンサ等の固体撮像素子で撮像した画像を記録および再生するデジタルカメラ等の撮像装置が盛んに開発され、広く普及してきている。また、そのような撮像装置において、静止画や動画の撮影に係る解像度や動作スピードの向上が求められている。そのため、デジタルカメラ等を構成する固体撮像素子を駆動するための駆動信号の周波数や、アナログ信号処理回路、A/D変換器、後段のデジタル信号処理回路に対する駆動周波数の高速化が急速に進んでいる。
また、最近では、高画質、高精細といった画質の向上に加えて、様々な撮影シーンにおいて、失敗の少ない撮影が可能な手軽さがより一層求められるようになってきた。そのために、例えばスポーツシーンなど動きの速い被写体に追従するため、あるいは、低照明下の室内撮影における手ぶれ防止を目的として、シャッター秒時の高速化が進んでいる。更に、美術館や水族館といったストロボ撮影の禁止された場所での撮影などを可能とするために、撮像素子の更なる高感度化が求められている。
ところで、撮像装置は固体撮像素子及びその駆動回路以外に、CPUなどのシステム制御回路、DRAMなどのメモリ回路及びLCD等の表示回路を有する。これらの回路それぞれは、異なる高い周波数のクロック信号で動作している。このような複数の異なる周波数のクロック信号が存在する撮像装置では、装置の小型化により基板面積が小さくなり、各回路間のクロック干渉が無視できなくなってきている。例えば、干渉したクロック周波数による周期性ノイズが斜め方向に等ピッチの縞ノイズ(以下、「ビートノイズ」と呼ぶ。)として撮像信号に重畳してしまい、高感度化によりこの周期性ノイズが増幅されて、得られる画像の品位が更に劣化するという問題がある。
また、撮像装置には上記のシステムに起因するビートノイズ以外にも画像の品位を劣化させる要因として、撮像素子の構造に起因する縦線状の列ノイズが存在する。例えば、CCDセンサにおいては垂直転送レジスタの欠陥による縦縞ノイズや、強烈な光が入射した際に発生するスミア現象などが知られている。また、CMOSセンサに代表されるX−Yアドレス型センサは、一般に、行列状に配置された光電変換素子から、選択された各行毎の信号を、行毎に共通で列毎に異なる垂直信号線を介して読み出す構造となっている。そのために、列毎に異なる素子特性のばらつきによって列ノイズが発生しやすい。
従来技術においては、撮像信号に重畳したこれらの列ノイズを抽出してキャンセルするために、固体撮像素子の有効画素領域の垂直方向に位置する複数ラインからなる光学的黒画素の出力を積分して、1水平期間分の画像データとして記憶部に記憶する。そして、有効画素データから記憶した1水平期間の記憶画像データを減算することで重畳されたノイズを除去することが、例えば特許文献1で提案されている。
また、例えば特許文献2において、ビートノイズをキャンセルするための技術が提案されている。特許文献2では、2種類のクロックにより形成されるビートノイズの1周期に相当する画素数分の複数チャンネルを有し、取り込み中の光学的黒領域における各画素の信号を順次複数チャンネル毎に積分するマルチチャンネルクランプ回路を設けている。そして、このチャンネル毎の積分値を入力画像データから減算することでビートノイズを取り除く方法が用いられている。
特開平7−67038号公報 特開2002−152600号公報
しかしながら、特許文献1では、複数水平期間の画像データを1水平期間分の信号として積分するため、垂直方向に発生した列ノイズしか抽出できず、斜め方向に発生したシステムに起因するビートノイズには対応できない。
また、特許文献2では、ビートノイズの周期に相当する画素数分、専用の検出回路および積分回路が必要となり、回路構成がビートノイズの周期の長さに依存する。従って、ビートノイズの周期が長くなると回路規模が増大して、対応できなくなる。
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、回路規模を小さく抑えつつ、ビートノイズ及び列ノイズを補正することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、撮像手段の駆動信号の周期と前記撮像手段以外の回路の駆動により発生する信号の周期とに起因する、周期性ノイズの周期を検出する検出手段と、前記撮像手段の駆動信号の1水平期間が、前記周期性ノイズの周期の整数倍となるように、水平ブランキング期間の長さを調節する制御手段と、前記撮像手段を、前記調節した後の1水平期間に基づく駆動信号により駆動して読み出された画像信号から、列ノイズを検出する列ノイズ検出手段と、前記列ノイズ検出手段により検出された列ノイズを、前記画像信号から減ずる列ノイズ補正手段とを有する。
また、本発明の撮像装置の制御方法は、検出手段が、撮像手段の駆動信号の周期と前記撮像手段以外の回路の駆動により発生する信号の周期とに起因する、周期性ノイズの周期を検出する検出工程と、制御手段が、前記撮像手段の駆動信号の1水平期間が、前記周期性ノイズの周期の整数倍となるように、水平ブランキング期間の長さを調節する第1の調節工程と、列ノイズ検出手段が、前記撮像手段を、前記調節した後の1水平期間に基づく駆動信号により駆動して読み出された画像信号から、列ノイズを検出する列ノイズ検出工程と、列ノイズ補正手段が、前記列ノイズ検出手段により検出された列ノイズを、前記画像信号から減ずる列ノイズ補正工程とを有する。
本発明によれば、回路規模を小さく抑えつつ、ビートノイズ及び列ノイズを補正することができる。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の全体構成を示すブロック図である。
図1において、101はレンズ、102は絞り、103は光信号を電気信号に変換するCMOSセンサである。
CMOSセンサ103は、先ず、図2に示すように光電変換素子であるフォトダイオードに光が照射される有効画素領域203を含む。また、アルミ薄膜等によりフォトダイオードへの光の照射が、数列から数十列に亘って遮られる水平オプティカルブラック(HOB)領域201と、数ラインから数十ラインに亘って遮られる垂直オプティカルブラック(VOB)領域202とを含む。更に、フォトダイオードからの電荷信号が電気的に接続されていない無効(NULL)領域204とから構成されている。
104は水平同期信号(HD信号)及び垂直同期信号(VD信号)を生成する同期信号発生器(SSG)、105はCMOSセンサ103を駆動させる各種制御信号をHD信号及びVD信号に同期して発生させるタイミングジェネレータ(TG)である。
106はアナログの画像信号をデジタル画像に変換するA/D変換器である。107はA/D変換器106から出力された画像データ中に含まれる列ノイズ成分を、NULL領域の画像データから抽出する列ノイズ検出回路である。108は列ノイズ検出回路において検出された列ノイズを有効画素領域の画像データから減算する列ノイズ補正回路である。
109は列ノイズ検出回路107及び列ノイズ補正回路108を駆動する制御信号を生成するウィンドウ回路である。110は各回路を制御して動作モードやパラメータを決定するシステムコントローラ、111は画像データに対して補間処理や色変換処理などの画像処理を行う信号処理回路である。
113は信号処理された画像データを一時記憶するDRAM、112はDRAM113と各回路のバス調停を行うメモリ制御回路、114は画像データの縮小や拡大を行う変倍回路である。116は画像を表示する表示デバイスであるLCD、115はLCD116で画像データを表示するための表示制御回路である。
117は画像をJPEG圧縮などの圧縮方式で圧縮または伸長するための圧縮伸長回路である。119は圧縮伸長回路117で圧縮された画像データを記録する着脱可能なメモリカード、118はメモリカード119とのインターフェースを行うI/F回路である。
次に、上記構成を備える撮像装置の動作について説明する。
TG105は、SSG104において生成されるHD信号及びVD信号からCMOSセンサ103を駆動する各種制御信号を生成する。CMOSセンサ103は、TG105による制御信号のタイミングで、レンズ101及び絞り102を通過した光信号を電気信号へと変換する。CMOSセンサ103から読み出された電気信号(アナログ画像信号)は、A/D変換器106においてアナログ画像信号からデジタルの画像データに変換されて、列ノイズ検出回路107及び列ノイズ補正回路108へ出力される。
ウィンドウ回路109は、HD信号及びVD信号を参照して、列ノイズ検出回路107にNULL領域における検出期間を指示する検出許可信号(VWDET)を供給する。更に、列ノイズ補正回路108に有効画素領域における列ノイズ成分を除去する除去期間を指示する除去許可信号(VWCOL)を供給する。
列ノイズ検出回路107は、ウィンドウ回路109から供給された検出許可信号(VWDET)に従って列ノイズデータを算出する。そして、列ノイズ補正回路108は、ウィンドウ回路109から供給された除去許可信号(VWCOL)に従って、列ノイズ検出回路107により列毎に平均化されて算出された列ノイズデータを有効画素信号から減算して列ノイズ成分を除去する。
列ノイズ補正回路108から出力された画像データは、信号処理回路111において信号処理され、メモリ制御回路112を介してDRAM113へ格納される。
また、変倍回路114は、DRAM113に格納されている画像データを読み出し、LCD116に表示させるために表示サイズに合わせて変倍処理し、変倍処理された画像データは、表示制御回路115を介してLCD116に表示される。
また、圧縮伸長回路117は、DRAM113から読み出した画像データを圧縮処理し、圧縮処理された圧縮画像データはDRAM113に書き込まれる。さらに、I/F回路118においては、DRAM113から読み出した圧縮画像データをメモリカード119に書き込む。
図3は、上述した撮像装置の動作における主要な各部のタイミング信号およびこれらのタイミング信号に同期して出力されたセンサ出力の様態を示す説明図である。
TG105は、同期信号であるHD信号、VD信号の他に、CMOSセンサ103から1画素毎に信号を読み出すクロック信号としてHCLK信号をCMOSセンサ103に供給している。
HCLK信号は、CMOSセンサ103のHOB領域、VOB領域、有効画素領域、NULL領域の各領域の画素信号を読み出すために、センサ出力を1画素サイクル単位で制御し、読み出し禁止期間にセンサ出力を停止する読み出し制御信号である。
TG105は、さらに、センサ出力の黒の基準となる画素信号をNULL領域、VOB領域、HOB領域の各領域から選択、抽出するための制御信号であるCLPOBをCMOSセンサ103に供給している。
CLPOB信号により抽出されたHOB領域及びVOB領域の画素信号は、センサ出力から減算されて出力されることで、黒レベル変動のない安定したセンサ出力を得ることができる。
PBLK信号のタイミングは、1水平期間中でセンサ出力が読み出しを停止するブランキング期間(Tblk)を示している。すなわち、
1水平期間=有効画素期間+HOB期間+Tblk
で表される。
また、CMOSセンサ103は、背景技術で述べたようにX−Yアドレス型の読み出し構造の例に漏れず、読み出し時の列毎に異なる素子特性のばらつきによって列毎に異なるオフセットが乗る、所謂、列ノイズが発生しやすい。そのため、列ノイズは、NULL領域、VOB領域、HOB領域、有効画素領域の各領域の読み出し経路を共通にもつ同じ列上に等しく発生する性質がある。図3におけるNULL領域のセンサ出力と有効画素領域のセンサ出力の波形は、これらに重畳する列ノイズの特徴を模式的に示したものである。
ところで、背景技術で述べたように、CMOSセンサ103の出力には列ノイズの他にも、撮像手段以外の回路からの異なる周波数のクロック信号の干渉によって、特定画素周期のビートノイズが重畳しやすい。
ここで、ビートノイズの様態について、読み出し制御信号であるHCLKの周波数が33.75MHzであるときのセンサ出力に、例えば、LCD116がもつ動作クロック成分27MHzが干渉して重畳した場合を例にあげて説明する。
この場合、A/D変換器106のサンプリング後の画像データには、その差分の周波数成分である6.75MHz(=33.75−27MHz)の周期性ノイズが残留する結果となる。これは、撮像クロック33.75MHzの5分の1の周波数成分、すなわち、水平方向に5画素周期の等ピッチノイズであることを意味する。
図4は、画像データに重畳した水平方向に5画素周期の等ピッチノイズが、2次元画像上に展開される様子を、その特徴が分かるように模式的に示した説明図である。
水平期間(1H)の長さに応じて、5の剰余系に従う5通りのバリエーションでノイズパターンが形成される。水平方向のノイズピッチに変化はないが、展開される2次元画像上ではこのバリエーションによりノイズパターンの角度が大きく変化する。
図4(a)は、任意に1Hの長さを設定して、1Hの長さが5N−4(Nは正の整数)となった場合に、斜線状に発生したノイズパターンを示している。このときのブランキング期間をTblk0とする。
図4(b)は、ブランキング期間を上記Tblk0から4画素クロックサイクル分だけ拡張するように調節することで、1Hの長さを5N(Nは正の整数)とした場合に、縦線状(同じ列上)に発生したノイズパターンを示している。
このように、本第1の実施形態では、発生するビートノイズを、意図的に、縦線状(同じ列上)のノイズパターンとなるように、撮像装置の各種条件に応じて撮像装置のブランキング期間及び1Hの長さを調節する。これにより、列ノイズ検出回路107、列ノイズ補正回路108により、列ノイズと共に、ビートノイズを列ノイズの一種として検出し、除去することができる。
図5は、そのためのシステムコントローラ110による撮影動作のフローの概略である。
操作者の撮影開始の指示(不図示のレリーボタンの押下等)により撮影動作が開始される。
システムコントローラ110は、撮影動作が開始されると、まず、CMOSセンサ103の撮像条件である読み出しサイズやスピードなどの各種設定情報を取得して、撮像周波数(fc)等を決定する(ステップS501)。次に、システムコントローラ自身の動作周波数やLCDの動作周波数等のシステム条件を取得して、ノイズ源となりうるシステム周波数(fn)を特定する(ステップS502)。
そして、上記の撮像周波数とシステム周波数とからビートノイズ周期(Tb)を算出する(ステップS50)。
Tb = fc/|fc−fn|
そして、水平周期(1H)がビートノイズ周期(Tb)の整数倍となるように、ブランキング期間(Tblk)を調節して(ステップS504)(第1の調節工程)、SSG104のHD信号を設定する(ステップS505)。
そして、ステップS501で取得した撮像条件に基づいて、CMOSセンサ103を駆動するTG105の各種駆動信号を設定する(ステップS506)。TG105を介して、CMOSセンサ103の露光、電荷の蓄積を行う(ステップS507)。そして、所定の露光時間経過後、CMOSセンサ103からセンサ出力の読み出しを行い、読み出しながらビートノイズを列ノイズと共に、ビートノイズの一種として検出して除去する(ステップS508)。
信号処理された撮像信号は、LCD116に表示し、メモリカード119に記録して(ステップS509)、撮像処理を終了する。
上記の通り本第1の実施形態によれば、ブランキング期間を調節して、水平周期がビートノイズ周期の整数倍にすることにより、列ノイズを除去する回路を用いてビートノイズ及び列ノイズを除去することができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
上述した第1の実施形態では、主として静止画の撮影動作について説明したが、動画撮影時においても、ビートノイズを縦線状(同じ列上)のノイズパターンとなるように水平周期を制御して、列ノイズと共に検出して除去することが可能である。そこで、本第2の実施形態では、動画撮影時の撮影動作に応用した場合について説明する。
動画時においても、動画を構成する個々の静止画に関してビートノイズを除去するための基本的な動作は上述した第1の実施形態と同様であり、第1の実施形態で説明した装置構成(図1)および動作フロー(図5)も同様である。ここでは、第1の実施形態と動作が異なるHD信号、VD信号、PBLK信号のタイミング部分のみに関して、図6を参照して説明する。
図6は、撮像装置の動作における主要な各部のタイミング信号を示す説明図である。
センサ出力が読み出しを停止するPBLK信号のタイミングは、センサ出力の水平ブランキング期間THblkと垂直ブランキング期間TVblkにより構成される。水平期間(1H)は、有効画素期間、HOB期間、THblkとからなり、
水平期間(1H)=有効画素期間+HOB期間+THblk
で表される。
また、動画の1フレーム(コマ)を構成する時間単位である1垂直期間(1V)は、有効画素期間、VOB期間、TVblkとからなり、
垂直期間(1V)=有効画素期間+VOB期間+TVblk
で表される。
さらに、垂直ブランキング期間TVblkは、固定のブランキング期間TVblk0と、垂直期間(1V)の長さを調節するために最終ラインに設けられたフレームレート調節期間Tadjにより構成される。
上述した第1の実施形態と同様に、水平期間(1H)がビートノイズ周期(Tb)の整数倍となるようにブランキング期間(THblk)の調節を行うが、その際に、水平期間(1H)の長さに比例して垂直期間(1V)の長さも変化する。垂直期間(1V)の長さが変化すると、動画のフレームレート(1秒あたりの撮影コマ数)も変化してしまうので、例えば、テレビジョン信号など一定のフレームレートで規格化された動画に対して対応できなくなる。
そこで、本第2の実施形態では水平期間(1H)の長さの変化に伴い、変化する垂直期間(1V)の長さが一定値となるように調節する(第2の調節工程)。そのために、垂直期間(1V)の最終ラインに、調節期間Tadjを設けている。
例えば、垂直ブランキング期間(TVblk)の最終ラインを除く全ライン数が500Hであるものとする。この場合、水平ブランキング期間(THblk)を2画素クロック分だけ縮めると、1垂直期間(1V)あたりでは1000画素クロック分縮まるため、調節期間Tadjをその分だけ伸ばす。逆に、水平ブランキング期間(THblk)が2画素クロック分だけ伸ばされた場合には、調節期間Tadjをその分だけ短くする。
上記のように本第2の実施形態によれば、1水平期間の変動分を垂直ブランキング期間で吸収することで、動画時においてもビートノイズを除去して、なお且つ、動画のフレームレートを所定の値に設定することができる。
本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の全体構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るセンサの画素配列の領域説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る静止画撮影時のセンサ信号の読み出しタイミングの説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る撮像装置のビートノイズを表す概念図である。 本発明の第1の実施の形態に係る撮影動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る動画撮影時のセンサ信号の読み出しタイミングの説明図である。
符号の説明
101 レンズ
102 絞り
103 CMOSセンサ
104 同期信号発生器(SSG)
105 タイミングジェネレータ(TG)
106 A/D変換器
107 列ノイズ検出回路
108 列ノイズ補正回路
109 ウィンドウ回路
110 システムコントローラ
111 信号処理回路
112 メモリ制御回路、
113 DRAM
114 変倍回路
115 表示制御回路
116 LCD
117 圧縮伸長回路
118 I/F回路
119 メモリカード

Claims (4)

  1. 撮像手段の駆動信号の周期と前記撮像手段以外の回路の駆動により発生する信号の周期とに起因する、周期性ノイズの周期を検出する検出手段と、
    前記撮像手段の駆動信号の1水平期間が、前記周期性ノイズの周期の整数倍となるように、水平ブランキング期間の長さを調節する制御手段と、
    前記撮像手段を、前記調節した後の1水平期間に基づく駆動信号により駆動して読み出された画像信号から、列ノイズを検出する列ノイズ検出手段と、
    前記列ノイズ検出手段により検出された列ノイズを、前記画像信号から減ずる列ノイズ補正手段と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮像手段から、予め設定されたフレームレートで画像信号を読み出すように駆動する駆動手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記撮像手段の駆動信号の1垂直期間が前記フレームレートとなるように、垂直ブランキング期間の長さを調節することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 検出手段が、撮像手段の駆動信号の周期と前記撮像手段以外の回路の駆動により発生する信号の周期とに起因する、周期性ノイズの周期を検出する検出工程と、
    制御手段が、前記撮像手段の駆動信号の1水平期間が、前記周期性ノイズの周期の整数倍となるように、水平ブランキング期間の長さを調節する第1の調節工程と、
    列ノイズ検出手段が、前記撮像手段を、前記調節した後の1水平期間に基づく駆動信号により駆動して読み出された画像信号から、列ノイズを検出する列ノイズ検出工程と、
    列ノイズ補正手段が、前記列ノイズ検出手段により検出された列ノイズを、前記画像信号から減ずる列ノイズ補正工程と
    を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  4. 駆動手段による前記撮像手段の駆動により、前記撮像手段から、予め設定されたフレームレートで画像信号を読み出す読み出し工程と、
    前記制御手段が、前記撮像手段の駆動信号の1垂直期間が、前記フレームレートとなるように、垂直ブランキング期間の長さを調節する第2の調節工程と
    を更に有することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置の制御方法。
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