JP5455798B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、固体撮像素子を用いて被写体像を撮像する撮像装置におけるノイズ低減技術に関するものである。
近年、固体メモリ素子を有するメモリカードを記録媒体として、CCD、CMOS等の固体撮像素子で撮像した画像を記録および再生するデジタルカメラ等の撮像装置が盛んに開発され、広く普及してきている。また、そのような撮像装置において静止画や動画の撮影に係る解像度や動作スピードの向上が求められている。そのため、デジタルカメラ等を構成する固体撮像素子を駆動するための駆動信号の周波数や、アナログ信号処理回路、A/D変換器、後段のデジタル信号処理回路に対する駆動周波数の高速化が急速に進んでいる。
また、様々な撮影シーンにおいて、失敗の少ない撮影が可能な手軽さがより一層求められるようになってきた。そのために、たとえばスポーツシーンなど動きの速い被写体に追従するため、あるいは、低照明下の室内撮影における手ぶれ防止を目的として、シャッター秒時の高速化が進んでいる。そして、美術館や水族館といったストロボ撮影の禁止された場所での撮影などを可能とするために、撮像装置の更なる高感度化が求められている。
ところで、撮像素子の出力には、その構造に起因する縦縞状のノイズとなる列オフセット成分のノイズが存在する。以下、列オフセットと呼ぶ。たとえば、CCDセンサにおいては垂直転送レジスタの欠陥による縦縞ノイズや、強烈な光が入射した際に発生するスミア現象などが周知である。また、CMOSセンサに代表されるX−Yアドレス型センサは、一般に、行列状に配置された光電変換素子から、選択された各行ごとの信号を、行ごとに共通で列ごとに異なる垂直出力線を介して読み出す構造となっている。そのために、列ごとに異なる素子特性のばらつきによって列オフセットが発生しやすい。
一般的な撮像素子(CMOSセンサ)の1画素の読み出し部分に係る基本の回路構成を図13に示す。図13において、フォトダイオード901は光信号電荷を蓄積し、転送トランジスタ902はフォトダイオードに蓄積された光信号電荷をフローティングディフュージョンに転送する。また、リセットトランジスタ903はフォトダイオードに蓄積された光信号電荷をリセットし、フローティングディフュージョン904は光信号電荷をFD電位に転換する。画素ソースフォロア905は列アンプへと繋がる垂直出力線にFD電位を読み出す。この列ごとに設けられた垂直出力線と列アンプとが、列ごとに異なる特性ばらつきをもつことで列オフセットが発生する。
また、その他にも撮像素子の出力にはさまざまなノイズの発生要因がある。フォトダイオードに起因して発生する画素欠陥ノイズやリセットトランジスタに起因して発生するリセットノイズ、画素ソースフォロアに起因して発生する1/fノイズおよびRTSノイズなどである。リセットノイズは、リセットトランジスタをオンして所定の基準電圧を与えてオフする際に生じるノイズであり、相関2重サンプリング(CDS回路)などの周知の技術により除去できる。1/fノイズとRTSノイズは、ともに画素ソースフォロアの界面準位で電子が捕獲、放出される過程で発生するランダムノイズである。1/fノイズはパワースペクトル密度が周波数に反比例し、低い周波数でより大きなパワーを持つため、CDS回路により大きく低減できるが、RTSノイズは不特定の時間間隔をもって発生するためにCDS回路では除去できずに残る。画素欠陥ノイズはフォトダイオードに混入した不純物による暗電流ノイズであり、温度や光信号電荷の蓄積時間に依存して非常に大きなレベルの白点ノイズになりうる。画素欠陥ノイズもCDS回路では除去できずに残る。
従来では、撮像信号に重畳した上記の列オフセットを検出してキャンセルするために、1水平期間分の画像データを記憶する記憶部を備え、固体撮像素子の垂直方向の光学的黒画素を水平期間積分して記憶する。そして、有効画素データから1水平期間の記憶画像データを減算することで重畳された列オフセットを除去することが、特許文献1で提案されている。
さらに他の従来技術として、固体撮像素子の垂直方向の光学的黒画素から所定の閾値を超える欠陥画素の影響を除去した後に列オフセットを検出することで列オフセットの検出精度を高める方法が、特許文献2で提案されている。
さらには、撮像信号に重畳した列オフセットを検出する方法として、複数水平期間分の画像データを記憶する画像記憶部を備え、固体撮像素子の垂直方向の光学的黒画素を丸々記憶しておいて、ノイズ除去のために2次元フィルタなどの画像処理を施す。これにより、列オフセットの検出精度を高める方法も従来より検討されている。
特開平7−67038号公報 特開2006−25148号公報
以上述べたように、撮像装置の更なる高感度化にともない、より高精度に列オフセットを検出してこれを撮像信号から除去する技術が必須である。しかしながら、上記特許文献1の例では、列オフセットの検出領域に含まれる列オフセット以外のノイズの影響について何ら考慮されていない。また、特許文献の例では、列オフセットの検出領域に含まれる欠陥画素の影響を排除することを提案しているものの、その実現にあたって列オフセットの検出領域に含まれる列オフセット成分とそれ以外のノイズ成分とを高精度に分離するための具体的な回路構成や制御方法が示されていない。信号処理のアルゴリズムも具体化されていない。
また、列オフセットを検出するために、複数水平期間分の画像データを記憶する画像記憶部(RAM)をもち、これらの比較的容量の大きなRAMにより2次元ノイズ処理を行う方法は、列オフセットの検出精度を上げる手段としては極めて有効である。しかし、一方でその方法は回路規模を増大させる結果となり、それによるコスト高、消費電力の増大、装置の大型化を招くという欠点がある。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、少ない回路規模で、列オフセットを高精度に除去できるようにすることである。
本発明に係わる画像処理装置は、画素が行列状に配置された撮像素子から読み出された画素信号から、同じ行上の信号に対して、該信号のレベルが第1および第2の閾値により示される範囲を外れた場合に、ノイズを除去するノイズ除去手段と、前記ノイズ除去手段によりノイズが除去された後の信号に対して、同じ列上の信号間で巡回演算を行う巡回演算手段と、前記巡回演算手段による演算結果に基づいて列ごとの列オフセット成分を検出する列オフセット検出手段とを有し、前記列オフセット検出手段は、前記巡回演算手段により巡回演算を行う際に、過去に求めた巡回演算値と現在の画素信号値との差分が第3および第4の閾値により示される範囲を外れた場合に、当該画素信号値による巡回演算を行わずに、過去に求めた巡回演算の結果を用いることにより、列オフセット成分を検出することを特徴とする。
本発明によれば、少ない回路規模で、列オフセットを高精度に除去することが可能となる。
撮像装置の全体構成を示すブロック図である。 センサの画素配列の領域説明図である。 センサの内部構成図である。 センサの読み出しタイミングを示す図である。 主要な信号のタイミングチャートである。 第1の実施形態における列オフセット検出回路を示す図である。 水平ノイズ処理回路の動作説明図である。 列オフセットの検出・補正動作の説明図である。 第1の実施形態における垂直ノイズ処理の動作説明図である。 垂直ノイズ処理の信号のタイミングチャートである。 第2の実施形態における列オフセット検出回路を示す図である。 第2の実施形態における垂直ノイズ処理の動作説明図である。 撮像素子のノイズ説明図である。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係わる撮像装置(画像処理装置)の全体構成を示すブロック図である。また、図2は、撮像素子であるCMOSセンサの内部の画素が行列状に配置された画素配列を模式的に示した構成図である。
図1に示すように本撮像装置(画像処理装置)は、レンズ101、絞り102、光を電気信号に変換するCMOSセンサ103を備える。CMOSセンサ103は、図2に示すように光電変換素子であるフォトダイオードに光が照射される有効画素領域203と、アルミ薄膜等により光の照射が数列から数十列に渡って遮られる水平オプティカルブラック(以下HOBと呼ぶ)領域201とを備える。さらに、アルミ薄膜等により光の照射が数ラインから数十ラインに渡って遮られる垂直オプティカルブラック(以下VOBと呼ぶ)領域202も備える。
同期信号発生器(以下SSGと呼ぶ)104は、水平同期信号(以下HD信号と呼ぶ)及び垂直同期信号(以下VD信号と呼ぶ)を生成するまた、タイミングジェネレータ(以下TGと呼ぶ)105は、CMOSセンサ103を駆動させる各種制御信号をHD信号及びVD信号に同期して発生させる。A/D変換器106は、アナログの画像信号をデジタル画像信号に変換する。OBクランプ回路107は、A/D変換器106のOB期間の出力値を所定の値に固定する。列オフセット検出回路108は、OBクランプ回路107から出力された画像データ中に含まれる列オフセット成分を垂直OB画素領域(以下VOBと呼ぶ)の画像データから抽出する。列オフセット除去回路111は、列オフセット検出回路108において検出された列オフセットを有効画素領域の画像データから減算する。ウィンドウ回路109は、列オフセット検出回路108及び列オフセット除去回路111を駆動する制御信号を生成する。システムコントローラで110は、各回路を制御して動作モードやパラメータを決定する。信号処理回路112は、画像データに対して補間処理や色変換処理を行ったり、縮小や拡大などの変倍処理を行い表示デバイスに表示可能な画像データに変換を行ったり、記録デバイスにあわせてJPEG画像などに変換を行ったりする。
また、図3は、より詳細にCMOSセンサ103の内部の構成を示した回路図の一例である。図3において、垂直走査回路300は画素配列から特定の読み出し行を選択し、リセットトランジスタ(以下リセットTrと呼ぶ)301a〜301cはフォトダイオードに蓄積された光信号電荷をリセットする。転送トランジスタ(以下転送Trと呼ぶ)302a〜302c はフォトダイオードに蓄積された光信号電荷をフローティングディフフュージョンに転送し、フォトダオード(以下、PD)303a〜303cは光電変換素子である。フローティングディフュージョン(以下FDと呼ぶ)304a〜304cは、光信号電荷をFD電位に転換する。選択トランジスタ(以下選択Trと呼ぶ)305a〜305cは、特定行を選択して画素ソースフォロアを作動させてFD電位を垂直出力線に読み出す。そして、画素ソースフォロア(以下画素SFと呼ぶ)306a〜306cは、FD電位を垂直出力線204a〜204cに読み出すバッファアンプである。
破線枠308は、読み出し回路の1画素分の構成単位である。基準電圧Vref307は列アンプ205a〜205cでの信号増幅用の基準として用いられ、サンプルホールド回路(以下S/H(N)と呼ぶ)309a〜309cはN信号(ノイズ信号)を記憶する。サンプルホールド回路(以下、S/H(S))310a〜310cはS信号(光信号成分)を記憶する。また、固体撮像素子を制御する信号線として、m行目の行選択線(以下、PSEL_m)311、m行目のリセット信号線(以下、PRES_m)312、m行目の信号転送線(以下PTX_mと呼ぶ)313を備える。また、PTN314はS/H(N)309への読み出し期間を決定する信号、PTS315はS/H(S)310への読み出し期間を決定する信号である。
トランジスタ316a〜316cは、各列のS/H(N)309の出力を水平出力線320に選択して読み出すためのものである。同じくトランジスタ317a〜317cは、各列のS/H(S)310の出力を水平出力線321に選択して読み出すためのものである。水平走査回路319は各列のS/H(N)309の出力およびS/H(S)310の出力から特定の読み出し列を選択し、水平走査回路319からはn〜n+2列目の選択信号Hn〜Hn+2(318a〜318c)が出力される。差動回路323は、水平出力線320、321からの信号を受けてCMOSセンサ103の出力VOUTとして差動出力を行う。
なお、1画素分の構成単位に4つのトランジスタを持つ構成に関して例示したが、2種類以上のリセット電圧を用い、画素SFを不活性化・活性化させる方式を用いることで、選択Tr305を削除することもできる。また、FDおよびSFを複数のPDで共有する構造であっても良い。
次に図3に記載した主な制御信号線のタイミング動作について図4を用いて説明する。撮影動作が開始されてPD303に光が入射されると、光信号電荷が発生し蓄積を開始する。垂直走査回路300により順次に各行の走査が行われていき、m行目の走査に至るとPRES_m(312)がハイレベルになり、FD304の信号がリセットされる。次にPSEL_m(311)がハイレベルになり、リセットノイズを含むリセットレベルが画素SF306を通して垂直出力線204へ読み出される。そして、垂直出力線204に読み出されたリセットレベルと基準電圧Vref307との差分が列アンプ205にて増幅されて出力される。そして、この出力されたN信号を、PTN314がハイレベルの期間(以下、N読み期間)でS/H(N)309に記憶される。その後、PTX_m 313をハイレベルにして、PD303において発生した電荷を、FD304に読み出す。N信号と同様にして、画素SF306、垂直出力線204、列アンプ205を通過した後に出力されるS信号は、PTS315がハイレベルの期間(以下、S読み期間)にS/H(S)310に記憶される。
このようにして読み出されS/H(N)309に記憶された各列のm行目のN信号は、水平走査回路319の出力信号318により制御される選択トランジスタ316を介して、水平出力線320に列ごとに順次読み出される。全く同様にして、読み出されS/H(S)310に記憶された各列のm行目のS信号は、水平走査回路319の出力信号318により制御される選択トランジスタ317を介して、水平出力線321に列ごとに順次読み出される。列ごとに並列に読み出されたm行目のN信号とS信号とは、差動信号としてそれぞれ差動回路323に入力されて、その差動出力がCMOSセンサ103のセンサ出力VOUTとなる。
S信号は、N信号にPDで発生した光信号電荷による信号が加わったものである。これによりS信号とN信号との差動動作を行うことでCDS動作が行われる。そして、CMOSセンサ103のセンサ出力VOUTからは、撮像素子に起因するリセットノイズや1/fノイズが除去されて、撮像信号は、列オフセットに加えて画素欠陥ノイズとRTSノイズとが重畳された態様で出力される。
次に、図1に示した全体構成を備える、本実施形態の撮像装置の動作について説明する。図5は、撮像装置の動作における主要な各部のタイミング信号およびこれらのタイミング信号に同期して出力されたセンサ出力の態様を示した説明図である。
TG105は、SSG104において生成されるHD信号及びVD信号からCMOSセンサ103を駆動する各種制御信号を生成する。CMOSセンサ103は、TG105による制御信号のタイミングで、レンズ101及び絞り102を通過した光信号を電気信号へと変換する。CMOSセンサ103から読み出されたアナログ画像信号は、A/D変換器106においてアナログ信号からデジタルの画像データに変換されて、OBクランプ回路107を介してOB期間を所定のレベルに固定される。その後に、列オフセット検出回路108及び列オフセット除去回路111へ出力される。
ウィンドウ回路109は、HD信号及びVD信号を参照して、列オフセット検出回路108にVOB領域における列オフセットの垂直検出期間(垂直検出領域)を指示する垂直検出ウィンドウ信号(VWDET)と水平検出期間(水平検出領域)を指示する水平検出ウィンドウ信号(HWIN)を供給する。また、巡回演算の回数をカウントするためのカウンタパルス信号(CCLK)を供給する。
また、ウィンドウ回路109は、列オフセット除去回路111に有効画素領域における垂直の列オフセット補正期間を指示する垂直補正期間信号(VWCOL)と水平の列オフセット補正期間を指示する水平補正期間信号(HWIN)を供給する。なお、水平補正期間信号として供給される信号HWINは、水平検出ウィンドウ信号と同一の信号である。 列オフセット検出回路108は、ウィンドウ回路109から供給された垂直/水平検出ウィンドウ信号(VWDET/HWIN)に従って列オフセットデータを算出する。また、列オフセット除去回路111は、ウィンドウ回路109から供給された垂直/水平補正期間信号(VWCOL/HWIN)に従って、有効画素信号から列オフセットデータを減算することにより列オフセットを除去する。列オフセット除去回路111から出力された画像データは、信号処理回路112において信号処理されて、表示デバイスや記録デバイスに適合する画像データへと変換される。
TG105は、同期信号であるHD信号、VD信号の他に、CMOSセンサ103から1画素ごとに信号を読み出すクロック信号(HCLK信号)をCMOSセンサ103に供給している。HCLK信号は、CMOSセンサ103内部の構成要素であるHOB、VOB、有効画素の各領域の画素信号を読み出すためにセンサ出力を1画素サイクル単位で制御し、読み出し禁止期間にセンサ出力を停止する読み出し制御信号である。さらに、TG105は、センサ出力の黒の基準となる画素信号をVOB、HOBの各領域から抽出するための制御信号(CLPOB信号)をOBクランプ回路107に供給している。そして、OBクランプ回路107において有効画素領域の信号からHOBおよびVOBの画素信号が減算されることで、黒レベル変動のない安定したセンサ出力を得ることができる。PBLK信号のタイミングは、1水平期間中のセンサ出力が読み出しを停止しているブランキング期間(Tblk)を示している。
また、CMOSセンサ103は、X−Yアドレス型の読み出し構造に起因して、読み出し時の列ごとに異なる素子特性のばらつきによる画素信号値の列オフセットが発生しやすい。そのため、列オフセットは、VOB、HOB、有効画素部の各領域の読み出し経路を共通にもつ同じ列上に等しく発生する性質がある。また、CMOSセンサの出力には、列オフセットの他にも、画素欠陥ノイズやRTSノイズが重畳しており、さらにはセンサ後段のアナログ回路やAD変換時の量子化ノイズ等のランダムノイズが重畳される。図5におけるセンサ出力(VOB)とセンサ出力(有効画素部)の波形は、これらに重畳する列オフセットとその他のノイズの態様を模式的に示したものである。
本実施形態の要旨は、列オフセットとその他のノイズが重畳した上記態様にあるVOB領域のセンサ出力から不要なノイズ成分を排除して、列オフセットのみを高精度に検出する点にある。図6は、それを実現するための列オフセット検出回路108の詳細な回路構成図である。
まず、図6の構成について説明する。列オフセット検出回路108には、撮像入力信号500が入力される。Dフリップフロップ(以下DFF)501,502,503,504の各出力は直列に接続されており、画素クロックで駆動される4段のシフトレジスタを構成している。DFF501がシフトレジスタの1段目、DFF502が2段目、DFF503が3段目、DFF504が4段目である。メディアンフィルタ505は5入力のメディアンフィルタであり、撮像入力信号500とDFF501〜504の各出力がそれぞれ入力される。2入力信号の差分レベル判定回路506の正入力aにはDFF502の出力が接続されており、差分レベル判定回路506の負入力bにはメディアンフィルタ505のメディアン出力が接続される。
レジスタ507には、所定レベル範囲を決めるための閾値Th1,Th2(第1および第2の閾値)が設定されている。閾値Th1,Th2は、差分レベル判定回路506の判定基準値として使用される。差分レベル判定回路506の判定出力(H/L)は、セレクタ508の切り換え制御端子に接続されている。セレクタ508の入力にはDFF502の出力とメディアンフィルタ505の出力が接続される。破線枠内のDFF501〜504,メディアンフィルタ505,差分レベル判定回路506,レジスタ507,セレクタ508により水平ノイズ処理回路513(ノイズ除去部)が構成される。
セレクタ508の出力514は、水平ノイズ処理回路513の出力信号として、乗算器(係数K)515に入力されるとともに、差分レベル判定回路521の負入力bに入力される。乗算器(係数K)515の出力と乗算器517(係数1−K)の出力は、それぞれ加算器516に入力され、お互いに加算される。加算器516の出力はセレクタ520の一方に入力され、セレクタ520の出力はラインメモリ518に入力される。
ラインメモリ518の出力は乗算器517に入力されるとともに、セレクタ520の他方と、差分レベル判定回路521の正入力aに入力される。さらに、ラインメモリ518の出力は列オフセット検出回路108の検出出力526となる。
レジスタ523には、所定レベル範囲を決めるための閾値Th3,Th4(第3および第4の閾値)が設定されている。閾値Th3,Th4は、差分レベル判定回路521の判定基準値として使用される。差分レベル判定回路521の判定出力(H/L)は、ANDゲート回路522の一方に入力される。ANDゲート回路522の他方には、カウンタ519のキャリー出力COUTが接続されて、両者のANDゲート出力がセレクタ520の切り換え制御端子に接続される。破線枠内のセレクタ520,差分レベル判定回路521,ANDゲート522,レジスタ523により垂直ノイズ処理回路524が構成される。
レジスタ525にはカウンタ設定値(目標値)が設定され、カウンタ519のキャリー出力(COUT)の基準値として使用される。カウンタ519には、カウンタをゼロリセットするカウンタリセット信号(CRES)およびカウンタ計数用のカウンタパルス(CCLK)が、TG105から供給される。
次に、図6の動作の詳細について説明する。列オフセット検出回路108に入力された撮像信号500は、まず、水平ノイズ処理回路513に入力されて、水平データ間でのレベル判定によるノイズ除去の処理が行われる。
図7は水平ノイズ処理のアルゴリズムを説明した図である。DFF501〜504により構成されたシフトレジスタで、水平方向の同じ行上の5画素分のデータ(Pn-2, Pn-1, Pn, Pn+1, Pn+2)を並列に抽出してメディアンフィルタ505にかける。メディアンフィルタ505では、入力された5つのデータの順位付けが行なわれて中央値Mdを差分レベル判定回路506に出力する。差分レベル判定回路506は、画素データPnと、この画素データPnを含む左右2画素の計5画素データの中央値Mdとの差分データ(Pn−Md)を算出し、算出した差分データ(Pn−Md)のレベルを閾値Th1〜Th2で決まる範囲と比較する。差分データのレベルが閾値Th1〜Th2の範囲を超えている場合には差分レベル判定回路506の出力がHighレベルになり、セレクタ508は中央値Mdを選択する。すなわち、画素データPnはノイズとして排除される。差分データのレベルが閾値Th1〜Th2の範囲内にある場合には差分レベル判定回路506の出力がLowレベルになり、セレクタ508は画素データPnを選択する。水平ノイズ処理回路513では、垂直検出ウィンドウ信号(VWDET)と水平検出ウィンドウ信号(HWIN)で定められた列オフセット検出期間(検出領域)内で、これらの動作が水平画素毎に順次行われる。
ここで、閾値Th1〜Th2で示される設定範囲を狭めればその分だけ小さいレベルのノイズまで除去できる。しかし、水平データ間には列オフセットによる変動分も含まれており、列オフセットをノイズとして排除しないために、想定される列オフセットの最大値を閾値Th1〜Th2で示される設定範囲の下限とするのが望ましい。
水平ノイズ処理を経た後の出力514(Xn)は、乗算器515、加算器516、乗算器517、ラインメモリ518とで構成される巡回積分回路に入力されて、垂直データ間(信号間)の巡回演算(式(1))が行われる。ラインメモリ518には巡回演算値(Yn)が逐次、更新される。
K:巡回係数
n←K・Xn+(1−K)・Yn−1 (1)
ラインメモリ518は、水平検出ウィンドウ信号(HWIN)で示される1水平データ分の画素データを保持できる。巡回積分回路では、垂直検出ウィンドウ信号(VWDET)と水平検出ウィンドウ信号(HWIN)で定められた列オフセット検出期間(検出領域)内で、これらの動作が水平画素毎に順次行われる。垂直検出ウィンドウ信号(VWDET)内に複数回数の巡回演算を経た後にラインメモリ518に保持された巡回演算値が、検出された列オフセットデータとなる。そして、垂直補正期間信号(VWCOL)内に列オフセット除去回路111に読み出されて列オフセットの除去が行われる。
図8は、動画時に、連続して読み出された各画像から列オフセットを検出して補正していく流れを説明した図である。最初に、巡回演算の初期値0で第1フィールドのVOB領域から列オフセットが検出されて、その結果が有効画素領域の画素データから減算されることで有効画素領域の画像から列オフセットが除去される。
次の第2フィールドでは、第1フィールドの列オフセットデータを過去の巡回演算値(巡回演算の演算結果)として引き継いで、第2フィールドのVOB領域から列オフセットが検出される。そして、検出された列オフセットが有効画素領域の画素データから減算される。これにより、有効画素領域の画像から列オフセットが除去される。
次の第3フィールドでは、第2フィールドの列オフセットデータを巡回演算値としてさらに引き継いで、第3フィールドのVOB領域から列オフセットが検出される。そして、検出された列オフセットが有効画素領域の画素データから減算される。これにより、有効画素領域の画像から列オフセットが除去される。そして、この処理が後続のフィールドで逐次繰り返される。上記の処理過程で、巡回演算値は、初期値0から次第に本来の列オフセットに収束していく。
図9は、巡回演算値の収束の様子を示した図である。式(1)に示した巡回演算式の場合、たとえば、巡回係数Kが(1/64)であれば、1回の巡回演算で入力データXnの(1/64)が巡回演算値として加重平均される。そのため、これを128回繰り返せば、ほぼ収束させることができる。図8の例では1フィールドのVOBの検出ライン数が16ラインの設定であり、1フィールドあたり16回の巡回演算ができるので、最初の8フィールドで巡回演算を収束させて正しい列オフセットを検出することが可能である。しかし実際には、列オフセットの検出領域であるVOBの出力信号には画素欠陥ノイズやRTSノイズが重畳しており、これらのノイズの影響によって巡回演算値に誤差が発生する。
想定される列オフセットの最大値よりレベルの大きな画素欠陥ノイズやRTSノイズは、巡回演算回路の前段に設けられた水平ノイズ処理によって除去することができる。したがって、想定される列オフセットの最大値により巡回演算値の誤差幅が決定される。しかしながら、通常、想定される列オフセットの最大値は撮像素子の出力で数mV〜数10mV程度が見込まれており、これらに巡回係数Kを乗じたものが巡回演算値のおおよその誤差幅となる。ノイズの影響による誤差幅を小さくするためには巡回係数Kを小さくすれば良いが、巡回係数Kを小さくすると巡回演算値の収束時間もそれに比例して長くなる。許容できる収束時間を満足する巡回係数Kは、現状1/64程度であり、このときの巡回演算値の誤差幅は、特に高ゲイン時には縦筋ノイズの発生要因になりうる。
そこで、垂直ノイズ処理回路524において、カウンタ519のキャリー出力(COUT)がHighレベルにある場合に、差分レベル判定回路521は、巡回積分回路への現在の入力データ(Xn)と1回前の巡回演算値であるラインメモリ518の出力データ(Yn-1)との差分データ((Yn-1)−Xn)を算出し、算出した差分データ((Yn-1)−Xn)のレベルを閾値Th3〜Th4で決まる範囲と比較する。差分データのレベルが閾値Th3〜Th4の範囲を超えている場合には差分レベル判定回路521の出力がHighレベルになり、セレクタ520は通常の巡回演算値でなく、1回前の巡回演算値(Yn-1)を選択する。
垂直ノイズ判定時: Yn ← Yn−1 …(2)
すなわち、入力データXnはノイズとして排除される。差分データのレベルが閾値Th3〜Th4の範囲内にある場合には差分レベル判定回路521の出力がLowレベルになり、セレクタ520は入力データXnを使用した巡回演算値(式(1)の演算値)を選択する。同じ列上の差分データ((Yn-1)−Xn)には基本的に列オフセットは含まれない。したがって、垂直ノイズ処理回路524においては水平ノイズ処理回路513の場合と異なり、想定される列オフセットの最大値に制約されずに、閾値Th3〜Th4で設定されるノイズ除去範囲をより小さな値にできる。
次に、カウンタ519の働きについて説明する。垂直ノイズ処理回路524のノイズ除去動作は、通常の巡回演算値を1回前の巡回演算値(Yn-1)で置換することであり、巡回演算の休止動作と等価である。したがって、巡回演算の収束時の変動が大きな領域において垂直ノイズ処理を動作させた場合には、収束時の変動をノイズと判定して巡回動作が収束しない可能性がある。そのために、カウンタ519は巡回演算(検出動作)の開始後の収束時の変動が小さい領域に限定して(収束時の変動が大きい領域を垂直ノイズ処理の停止期間として)垂直ノイズ処理をおこなうためのタイミング調整を行う。
図9に例示したように、巡回係数が(1/64)の場合には、巡回演算の回数が128回を経過した後に垂直ノイズ処理動作の実行が許可されるように、レベル判定回路521の出力をカウンタ519のキャリー出力(COUT)でゲートする。
図10に、カウンタ519に供給されるカウンタリセット信号(CRES)とカウンタ計数用のカウンタパルス(CCLK)とキャリー出力(COUT)のタイミングを示す。カウンタ519にはレジスタ525のカウンタ設定値(目標値)として128が設定されており、カウンタリセット(CRES)の立下りでカウンタ値はゼロにリセットされて、キャリー出力(COUT)はLowレベルにクリアされる。
垂直検出ウィンドウ信号(VWDET)がHighになっている期間内に、水平同期信号HDに連動するパルスが供給されており、パルスの立下りでカウンタの計数が行われる。カウンタの計数値がカウンタ基準値(128)に到達した時点で、キャリー出力(COUT)はHighレベルに切り替わる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態で示した垂直ノイズ処理は、巡回演算時の変化量に着目して、ノイズ検出を行うものである。したがって、巡回演算の収束時の変動が大きい領域では使用できない。これを回避するために、第1の実施形態では巡回演算の開始時点から所定の演算回数だけ、垂直ノイズ処理を禁止した。
これに対して、列オフセットのとり得るレベル、すなわち収束後の巡回演算値は、撮像素子の特性から想定される所定の範囲内に限定される。そこで、第2の実施形態では、巡回演算値の絶対レベルに着目して垂直ノイズ処理を禁止する期間を設けるようにしたものである。
図11は、そのための列オフセット検出回路108の詳細な回路構成図である。第1の実施形態で示した図6の回路構成図との違いは、カウンタ519周辺の僅かな部分であるので、ここではその異なる部分の構成および動作についてのみ説明する。
まず、構成としては新たに、レベル判定回路550が追加されており、レベル判定回路550の出力がカウンタ519のカウンタリセット信号(CRES)として接続される点が第1の実施形態と異なる。また、レベル判定回路550にはラインメモリ518の出力データ(Yn-1)が入力される。レジスタ551には、所定レベル範囲を決めるための閾値Th5,Th6が設定されている。閾値Th5,Th6(第5および第6の閾値)は、レベル判定回路550の判定基準値として使用される。
図12は、巡回演算値の収束の様子とカウンタ519の状態を示した図である。図11および図12をもとに、カウンタ519の動作について説明する。巡回係数Kが1/64であれば、巡回演算値は初期値0から巡回演算を開始して128回の巡回演算までの間で第1の実施形態と同様の収束特性を示す。レジスタ551には想定される列オフセット(検出値)の最大値がとり得る範囲が閾値Th5,Th6で設定されており、巡回演算が開始されてラインメモリ518の出力データ(Yn-1)がこの範囲に入ったところで、レベル判定回路550の出力はHighレベルからLowレベルに切り替わる。
レベル判定回路550の出力がカウンタリセット信号(CRES)としてカウンタ519に接続されているため、HighレベルからLowレベルに切り替わる立下りでカウンタ519のカウンタ値はゼロにリセットされて、キャリー出力(COUT)はLowレベルにクリアされる。垂直検出ウィンドウ信号(VWDET)がHighになっている期間内に、水平同期信号HDに連動するパルスが供給されており、パルスの立下りでカウンタの計数が行われる。カウンタの計数値がカウンタ基準値(128)に到達した時点で、キャリー出力(COUT)がHighレベルに切り替わるとともに、垂直ノイズ処理の禁止が解除される。言い換えれば、巡回演算値が所定の範囲に入るまでの行数の間は、垂直ノイズ処理を禁止する。
このように、第2の実施形態では、巡回演算値の絶対レベルに着目して垂直ノイズ処理を禁止する期間を設けるようにした。そのため、巡回係数の変更やノイズの影響により巡回演算値が変化した場合でも、これらの変化に垂直ノイズ処理の禁止期間を柔軟に対応させて誤動作を防止できる。

Claims (3)

  1. 画素が行列状に配置された撮像素子から読み出された画素信号から、同じ行上の信号に対して、該信号のレベルが第1および第2の閾値により示される範囲を外れた場合に、ノイズを除去するノイズ除去手段と、
    前記ノイズ除去手段によりノイズが除去された後の信号に対して、同じ列上の信号間で巡回演算を行う巡回演算手段と、
    前記巡回演算手段による演算結果に基づいて列ごとの列オフセット成分を検出する列オフセット検出手段とを有し、
    前記列オフセット検出手段は、前記巡回演算手段により巡回演算を行う際に、過去に求めた巡回演算値と現在の画素信号値との差分が第3および第4の閾値により示される範囲を外れた場合に、当該画素信号値による巡回演算を行わずに、過去に求めた巡回演算の結果を用いることにより、列オフセット成分を検出することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第3および第4の閾値により示される範囲は、前記第1および第2の閾値により示される範囲よりも狭い範囲であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記列オフセット検出手段は、前記列オフセット検出手段の検出動作の開始後に、去に求めた巡回演算値と現在の画素信号値との差分と前記第3および第4の閾値により示される範囲とを比較する動作を所定の期間だけ行わないことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
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