JP4883772B2 - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

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    • H04N23/80Camera processing pipelines; Components thereof
    • H04N23/81Camera processing pipelines; Components thereof for suppressing or minimising disturbance in the image signal generation

Description

本発明は、静止画像や動画像を撮像する撮像装置等に適用される画像処理装置に関し、特に撮像した映像信号に重畳するビートノイズの除去を可能とした画像処理装置に関する。
近年、デジタルカメラ、携帯電話等に用いられるCCDなどの固体撮像素子は、小型化及び高画素化が進み、固体撮像素子を駆動させる撮像回路の駆動周波数が高くなってきている。また、撮像装置には固体撮像素子の駆動回路以外に、CPUなどの制御システム回路、DRAMなどのメモリ回路及びLCD等の表示回路を有する。これらの回路のそれぞれが異なる高い周波数のクロック信号で動作している。このような複数の異なる周波数のクロック信号が存在する撮像装置において、装置の小型化により基板面積が小さくなり、各回路間のクロック干渉が無視できない問題となっている。例えば、クロック信号水平期間間の干渉、クロック信号水平期間と電源配線パターンの干渉、クロック信号水平期間とアナログ信号の干渉等が挙げられる。これらのクロック干渉が起こると、干渉したクロック周波数のノイズが撮像した映像信号に重畳してしまい、得られる画像データの品位が劣化する問題がある。
従来技術においては、映像信号に重畳したノイズを抽出してキャンセルするために、1水平期間分の画像データを記憶する記憶部を備え、固体撮像素子の垂直方向の光学的黒画素を水平期間積分して記憶部に記憶する。そして、有効画素データから1水平期間の記憶画像データを減算することで重畳されたノイズを除去することが、例えば特許文献1で提案されている。
他の従来技術においては、例えば特許文献2において、ビートノイズ信号をキャンセルする技術が提案されている。ここでは、2種類のクロックにより形成されるビートノイズ信号の1周期に相当する画素数分の複数チャンネルを有し、キャプチャ中の光学的黒領域における各画素の信号を順次複数チャンネルごとに積分するマルチチャンネルクランプ回路を設けている。そしてこの積分値を入力画像データから減算することでビートノイズ信号を取り除く方法が用いられている。
特開平7−67038号公報 特開2002−152600号公報
しかしながら、上記特許文献1の従来例では、複数水平期間の画像データを1水平期間分の信号として積分するため、垂直方向に発生したノイズしか抽出できず、斜め方向に発生したノイズには対応できない。
また、特許文献2において、ビートノイズ信号の周期が画素データの整数倍でない場合についての処理方法については考慮されておらず、特許文献2で提案された内容で対応するには不十分である。実際には、ビートノイズ信号の周期や初期位相の値は、画素データの有理数倍の値である場合もある。さらに、特許文献2で提案された発明では、ビートノイズ信号の周期が予め判明していないとビートノイズ信号を取り除くことができない。さらに、この従来技術の提案では、固体撮像素子からの画像データに対して1画素ずつノイズを除去する構成である。しかしながら、多フィールド読み出しの固体撮像素子で撮影されメモリ上でフレーム化された画像データに対してはビートノイズ信号の除去を行うことが出来ない。
本発明は、ビートノイズの周期や初期位相の値が画素の整数倍以外である場合において、画像信号に含まれるビートノイズ成分を精度良く抽出し、画像信号からビートノイズ成分を除去することを目的とする。本発明の他の目的は、ビートノイズの周期が不明な場合においても補正を可能にすることを目的とする。
上記の目的を達成するため、撮像素子から得られる画素データから、前記画素データに含まれる周期的なビートノイズ成分を除去する本発明の画像処理装置は、
前記ビートノイズ成分の周期を取得する取得手段と、
前記取得した周期で、前記撮像素子の光学的黒領域から得られる複数の画素データを複数の積分手段に振り分ける振り分け手段と、
前記複数の積分手段における積分結果を1画素当たりの信号レベルにそれぞれ正規化する第1の演算手段と、
前記第1の演算手段にて正規化された前記複数の積分手段における積分結果から、前記第1の演算手段にて正規化された前記複数の積分手段における積分結果のうちの最小値を減算することで、前記撮像素子から得られる画素データに含まれる周期的なビートノイズ成分を示す複数のノイズデータを求める第2の演算手段と、
前記撮像素子の有効画素領域から得られる複数の画素データに含まれるビートノイズ成分の位相と、前記複数のノイズデータにより示されるビートノイズ成分の位相とが一致するように、前記第2の演算手段にて求めた前記複数のノイズデータを順次繰り返し選択する選択手段と、
前記撮像素子の有効画素領域から得られる各画素データから、前記選択手段にて選択された前記ノイズデータを減算する補正手段と、を備える。
上記の目的を達成するため、更に別の構成によれば、撮像素子から得られる画素データから、前記画素データに含まれる周期的なビートノイズ成分を除去する本発明の画像処理装置は、
前記ビートノイズ成分の周期を取得する取得手段と、
前記取得した周期で、前記撮像素子の光学的黒領域から得られる複数の画素データを複数の積分手段に振り分ける振り分け手段と、
前記複数の積分手段における積分結果から、前記撮像素子から得られる画素データに含まれる周期的なビートノイズ成分を示す複数のノイズデータを求める演算手段と、
前記撮像素子の有効画素領域から得られる複数の画素データに含まれるビートノイズ成分の位相と、前記複数のノイズデータにより示されるビートノイズ成分の位相とが一致するように、前記演算手段にて求めた前記複数のノイズデータを順次繰り返し選択する選択手段と、
前記撮像素子の有効画素領域から得られる各画素データから、前記選択手段にて選択された前記ノイズデータを減算する補正手段と、を備え、
前記演算手段は、前記画素データの位相と前記複数のノイズデータにより示されるビートノイズ成分の位相のずれに応じて、前記複数の積分手段における積分結果のうち、連続して振り分けられた積分手段の積分結果を重み付けして混合することで、前記複数のノイズデータを求める。
また、撮像素子から得られる画素データから、前記画素データに含まれる周期的なビートノイズ成分を除去する本発明の画像処理方法は、
前記ビートノイズ成分の周期を取得する取得工程と、
前記取得した周期で、前記撮像素子の光学的黒領域から得られる複数の画素データを複数の積分手段に振り分ける振り分け工程と、
前記複数の積分手段における積分結果を1画素当たりの信号レベルにそれぞれ正規化する第1の演算工程と、
前記第1の演算工程において正規化された前記複数の積分手段における積分結果から、前記第1の演算工程において正規化された前記複数の積分手段における積分結果のうちの最小値を減算することで、前記撮像素子から得られる画素データに含まれる周期的なビートノイズ成分を示す複数のノイズデータを求める第2の演算工程と、
前記撮像素子の有効画素領域から得られる複数の画素データに含まれるビートノイズ成分の位相と、前記複数のノイズデータにより示されるビートノイズ成分の位相とが一致するように、前記第2の演算工程において求めた前記複数のノイズデータを順次繰り返し選択する選択工程と、
前記撮像素子の有効画素領域から得られる各画素データから、前記選択工程において選択された前記ノイズデータを減算する補正工程と、を備える。
更に、撮像素子から得られる画素データから、前記画素データに含まれる周期的なビートノイズ成分を除去する本発明の画像処理方法は、
前記ビートノイズ成分の周期を取得する取得工程と、
前記取得した周期で、前記撮像素子の光学的黒領域から得られる複数の画素データを複数の積分手段に振り分ける振り分け工程と、
前記複数の積分手段における積分結果から、前記撮像素子から得られる画素データに含まれる周期的なビートノイズ成分を示す複数のノイズデータを求める演算工程と、
前記撮像素子の有効画素領域から得られる複数の画素データに含まれるビートノイズ成分の位相と、前記複数のノイズデータにより示されるビートノイズ成分の位相とが一致するように、前記演算工程において求めた前記複数のノイズデータを順次繰り返し選択する選択工程と、
前記撮像素子の有効画素領域から得られる各画素データから、前記選択工程において選択された前記ノイズデータを減算する補正工程と、を備え、
前記演算工程において、前記画素データの位相と前記複数のノイズデータにより示されるビートノイズ成分の位相のずれに応じて、前記複数の積分手段における積分結果のうち連続して振り分けられた積分手段の積分結果を重み付けして混合することで、前記複数のノイズデータを求める。
本発明によれば、垂直方向以外に斜め方向に発生するビートノイズも除去することが可能となる。また、画素クロックの整数倍以外の周期であるビートノイズも補正することが可能である。
<実施形態1>
図1は、本発明の実施形態1に係る撮像装置の機能を示す機能ブロック図である。実施形態1に係る撮像装置は、ビートノイズ信号の周期が画素データの周期の整数倍であり、撮像しながらビートノイズ信号の除去を行うことが可能に構成されている。
図1において、101は撮像レンズ、102は絞り機構、103は光信号を光電変換する半導体の撮像素子である。撮像素子103は、CCD撮像素子やMOS撮像素子等、半導体技術による固体撮像素子が使用可能である。また、104は、固定値の周期である水平同期信号HD(以下HD信号)及び垂直同期信号VD(以下VD信号)を生成する同期信号発生器(以下SSGという)である。又105は、HD信号及びVD信号に同期した信号であって、撮像素子103を駆動させる各種の制御信号を生成するタイミングジェネレータ(以下TGという)である。
さらに、106は、アナログの画像信号をデジタルの画像データに変換するA/D変換回路である。さらに107はA/D変換回路106から出力された画像データに含まれるビートノイズ成分の1周期分のノイズデータを光学的黒画素データより算出するビートノイズ検出回路である。また、108は、ビートノイズ検出回路107において算出されたビートノイズ1周期分のノイズデータを有効画像データから減算するビートノイズ除去回路である。
さらに、109は、ビートノイズ検出回路107及びビートノイズ除去回路108を駆動する制御信号を生成するウィンドウ回路である。また110は、各回路のモードやパラメータを決定するシステムコントローラ、111は、画像データに対し、補間処理や色変換処理などの画像処理を行う信号処理回路である。
さらに、113は、信号処理された画像データを一時記憶するDRAM、112は、DRAM113と各回路のバスアービトレーションを行うメモリ制御回路、114は、画像データの縮小や拡大を行う変倍回路である。また、116は、画像データを表示する表示デバイスであるLCD、115は、LCD116で画像データを表示するための表示制御回路である。
さらに、117は、画像データをJPEG圧縮方式などの圧縮方式で圧縮及び/又は伸長するための圧縮伸長回路である。また、119は、圧縮伸長回路117で圧縮された画像データを記録する脱着可能なメモリカード、118は、メモリカード119とのインターフェースを行うI/F回路である。
次に、図1に示した構成を備える、本発明の実施形態1に係る撮像装置の撮像動作について説明する。TG105は、SSG104において生成されるHD信号及びVD信号から撮像素子103を駆動する制御信号を生成する。撮像素子103は、TG105による制御信号のタイミングで、レンズ101及び絞り102を通過した光信号を電気信号へと変換する。撮像素子103において読み込まれたアナログの画像信号は、A/D変換回路106においてアナログの画像信号からデジタルの画像データに変換されてビートノイズ検出回路107及びビートノイズ除去回路108へ出力される。
ウィンドウ回路109は、HD信号およびVD信号を参照し、ビートノイズ検出回路107へイネーブル信号INTG_ON、セレクト信号INTG_SEL、リセット信号INTG_CLRを供給する。さらに、ビートノイズ除去回路108へイネーブル信号REMV_ON及びリセット信号INTG_ONを供給する。
また、ビートノイズ検出回路107は、ウィンドウ回路109から供給された制御信号に従ってビートノイズの1周期当たりの画素数のノイズデータを求める。そしてビートノイズ除去回路108において、画像データからビートノイズ検出回路107により求められたノイズデータを減算してビートノイズ成分を除去する。
ビートノイズ除去回路108から出力される、ビートノイズ成分が除去された画像データは、信号処理回路111において信号処理され、メモリ制御回路112を介してDRAM113へ格納される。
また変倍回路114は、DRAM113に格納されている画像データを読み出し、LCD116に表示させるため720×480画素程度のサイズに変倍処理をして、表示制御回路115を介して画像データをLCD116に表示する。また、圧縮伸長回路117においては、DRAM113から読み出した画像データを圧縮処理し、圧縮処理された圧縮画像データをDRAM113に書き込む。さらにI/F回路118においては、DRAM113から読み出した圧縮画像データをメモリカード119へ書き込む。
図2は、例えばビートノイズの周期が4画素周期である場合のビートノイズ検出回路107の構成を示す。ビートノイズ検出回路107は、積分器202乃至205を備え、ウィンドウ回路109からの信号INTG_CLRがハイレベルになると、これら積分器202乃至205の積分値がリセットされる。
この信号INTG_CLRは、図3に示すように、304に示す位置においてハイレベルになり、積分器202乃至205のリセット動作が行われる。図3におけるリセット位置304の次の画素データからは、ウィンドウ回路109からの信号INTG_ONがハイレベルになる。したがって、図2に示すAND回路200で、A/D変換回路106より出力される画像データが信号INTG_ONでゲートされて振り分け回路201へ送られる。
この信号INTG_ONは、図3に示すように、光学的黒領域303に含まれる1水平期間に含まれる光学的黒画素データが、ビートノイズ検出回路107の積分器202乃至205のいずれかにおいて積分される期間、ハイレベルになる信号である。
振り分け回路201は、ウィンドウ回路109より出力される信号INTG_SELの値に従い、信号INTG_ONでゲートされた画像データを、積分器202、積分器203、積分器204及び積分器205のいずれかへ振り分ける。
この信号INTG_SELは、図3に示すように、信号INTG_ONがハイレベル、すなわち”1”の期間において、ビートノイズの周期の画素数の範囲で、供給される画像データを1画素ずつ順番に選択を周期的に繰り返す信号である。
本実施形態1では、ビートノイズ周期が4画素周期であると仮定したので、信号INTG_SELが0、1、2、3、0・・・と繰り返す。この場合、振り分け回路201は光学的黒画素データの振り分け出力先を、それぞれ積分器202、積分器203、積分器204、積分器205、積分器202・・・と繰り返して切り替える。このような動作によって、積分器202乃至積分器205は、このように供給された1水平期間分の光学的黒画素データを積分する。
ビートノイズ検出回路107に設けられる積分器の数はビートノイズの周期の画素数によって決まる。本実施形態1においてはビートノイズの周期が4画素周期であるため、4個の積分器202乃至205が設けられている。当然にして、ビートノイズの周期が4画素周期以下の場合においても、ビートノイズの周期に応じて信号INTG_SELの周期を変化させることにより対応できる。例えばビートノイズの周期が3画素周期であれば、信号INTG_SELを0、1、2、0、1、2、・・・と変化させればよい。また、ビートノイズの周期が4画素周期以上であれば、積分器の数をビートノイズの周期に応じて増やせば対処可能である。
また、信号INTG_ON、信号INTG_SEL及び信号INTG_CLRは、図4に示すように、ウィンドウ回路109に設けたそれぞれ水平カウンタ405及び垂直カウンタ406の出力をデコーダ407乃至410でデコードすることで生成される。
また、積分器202の積分結果は、除算器206においてNで除算される。Nの値は積分器に積分された値を正規化するように決定され、図1のシステムコントローラ110が指定する。同様に、除算器207は積分器203の積分結果を、除算器208は積分器204の積分結果を、除算器209は積分器205の積分結果をそれぞれNで除算し、1画素当たりの信号レベルに正規化する。
次に、最小値検出回路210において、除算器206乃至209で正規化されたデータの中から最小値MINを検出する。減算器211乃至214において、除算器206乃至209からの正規化されたデータからそれぞれ最小値MINを減算することで、ビートノイズの直流(DC)成分が除去される。以上の方法にてビートノイズの1周期分の画素値であるノイズデータNZ1、NZ2、NZ3及びNZ4が生成される。
次に、図5を使用して、ビートノイズ除去回路108における補正方法について説明する。セレクタ501は、ビートノイズ検出回路107において生成されたノイズデータNZ1、NZ2、NZ3及びNZ4を後述する選択制御信号である出力Dに従って選択する。そして、減算器507で、A/D変換回路106から供給される有効画素データから、セレクタ501で選択されたノイズデータを減算する。さらにセレクタ513は、ウィンドウ回路109から出力される信号REMV_ONがハイレベルの時は減算器507の出力を選択し、補正後画像データとして出力する。しかし、信号REMV_ONがロウレベルの時は、A/D変換回路106から供給された画素データを選択しそのまま出力する。
信号REMV_ONは、有効画素領域302の有効画素信号がA/D変換回路106からビートノイズ除去回路108へ送られてくる期間にハイレベルになる信号である。信号REMV_ONは、図4に示すように、ウィンドウ回路109に設けられた、水平カウンタ305及び垂直カウンタ306の出力をデコーダ410でデコードすることで生成される。
次に、セレクタ501の選択制御信号の生成方法について、図5のブロック図及び図6のタイムチャート図を使用して説明する。信号REMV_ONがハイレベルになると、図6に示すように画素カウンタ502のリセットが解除され、クロックに従いカウントアップして1水平期間分のカウントを実行する。画素カウンタ502のカウント値は加算器512へ送られる。加算器512は、画素カウンタ502のカウント値と信号initial_phaseを加算する。信号initial_phaseは、図6に示すようにHD信号の開始から信号REMV_ONの開始までの画素数、もしくはこの画素数をビートノイズの周期で割った余りであり、システムコントローラ110により設定される。加算器512の加算結果を出力Bとして図6に図示する。この図では、信号initial_phaseの値を2としている。
水平期間カウンタ503は、ウィンドウ回路109から送られる信号INTG_ONがハイレベルの時にカウント値がリセットされ、図6に示すように、信号INTG_ONがロウレベルの時はHD信号に従いカウント動作が実行される。つまり水平期間カウンタ503は、ビートノイズ検出回路107において光学的黒画素データの1水平期間分からノイズデータNZ1乃至NZ4が算出される水平期間を基準としてカウント動作が行われる。
信号phaseは、図6に示すように、1水平期間ごとのビートノイズ位相差の信号であり、システムコントローラ110から送られる。信号phaseと水平期間カウンタ503の出力値を乗算器504で乗算する。乗算器504の乗算結果を出力Aとして図6に図示し、この図では、信号phaseの値を1としている。さらに、乗算器504の乗算結果と加算器512の加算結果とを加算器505で加算する。加算器505の加算結果を出力Cとして図6に示している。
剰余演算器506は、加算器505における加算結果をビートノイズ1周期分の画素数4で割った余りの値をセレクタ501に選択制御信号として送る。剰余演算器506における剰余演算結果を出力Dとして図6に示している。選択制御信号である出力Dは、信号REMV_ONがハイレベルの期間において、図6に示したビートノイズ位相の値と等しくなっており、セレクタ501においてビートノイズの位相に合わせてノイズデータが選択される。なお、剰余演算器506におけるビートノイズ1周期分の画素数の値は、システムコントローラ110が指定する。
システムコントローラ110は、図7のフローチャート図のように動作する。図7において、ステップS701では、モードに応じてクロック周波数を設定する。すなわち、高解像動画を撮影するモードや電子ビューファインダーなどの省電モードなど、撮像装置の動作モードに従ってシステムコントローラ110からTG105へ信号を送り撮像素子のクロック周波数を変更する。この場合、図8に示すように、周囲のクロックは一定であるためビートノイズの周期は不変であるが、1周期当たりの画素数が変化する。次に、ステップS702では、撮像素子103のクロック周波数をビートノイズの周波数で除算して、ビートノイズ1周期当たりの画素数を計算し、ビートノイズ除去回路108における剰余演算器506に設定する。その後、ステップS703に進み、光学的黒領域の1水平期間分の画素数をビートノイズ周期の画素数で除算し、積分器202乃至積分器205における各積分値を正規化する値Nを求め、ビートノイズ検出回路107に設定する。
次にステップS704では、信号initial_phaseの値を求める。この場合、図6に示すようにHD信号の開始から信号REMV_ONの開始までの画素数または画素数をビートノイズ周期で除算した余りの値を信号initial_phaseの値とし、ビートノイズ除去回路108へ設定する。さらにステップS705では信号phaseの値を求めるが、図6に示すようにHD信号の周期のクロック数をビートノイズ周期の画素数で除算した余りの値を信号phaseの値とし、ビートノイズ除去回路108へ設定する。
<実施形態2>
図9は、本発明の実施形態2に係る撮像装置の機能を示す機能ブロック図であり、ビートノイズ信号の周期が画素データの周期の整数倍であり、DRAM113から画像データを読み出してビートノイズ信号の除去を行うことが可能に構成されている。
本実施形態2では、システムコントローラ110から出力する信号によって、画像データの取り込み時にビートノイズ除去を行うか、またはDRAM113から読み出した画像データに対してビートノイズ除去を行うか、の切り替えが可能に構成されている。さらに、ビートノイズの周期が不明であっても、一旦メモリに取り込んだ画像データの光学的黒領域をFFT変換などにより解析することで、ビートノイズ周期を求めた後にビートノイズ補正が行うことができる。
図9においては、図1と同じ回路要素には同じ参照符号を示している。したがって、特段の説明がない場合には、図1と同じ動作を行うものとする。図9において、撮像素子103からHD信号及びVD信号に同期したクロックで信号を読み出された画像データは、A/D変換回路106を経てメモリ制御回路112によってDRAM113へ記憶される。
システムコントローラ110から出力される信号memONは、DRAM113から読み出した画像データに対してビートノイズ除去を行う場合においてはハイレベルとなり、キャプチャ時にビートノイズ除去を行う場合においてはロウレベルとなる。本実施形態2においては、信号memONはハイレベルとなり、セレクタ121においてメモリ制御回路112を介してDRAM113から読み出した画像データをメモリ画像同期回路120へ出力する。メモリ画像同期回路120は、メモリ制御回路112によってDRAM113から読み出された画像データの1水平期間ごとに1パルス出力する信号memHD信号を生成し出力する。
DRAM113から読み出した画像データは、図3の307に示す領域でありHD信号とは非同期であるため、DRAM113から読み出した画像データに対応した信号memHD信号を新たに生成する必要がある。また、DRAM113から読み出す画像データは1枚単位であるため、VD信号については新たに信号を生成する必要は無い。また、同時に、メモリ画像同期回路120は、DRAM113から読み出された画像データをビートノイズ検出回路107及びビートノイズ除去回路108へ出力する。
セレクタ122では、信号memONがハイレベルであれば信号memHDを選択し、信号memONがロウレベルであればHD信号を選択する。本実施形態2では、信号memONはハイレベルであるため、信号memHDをウィンドウ回路109へ出力する。ウィンドウ回路109は、信号memHD信号をデコードして信号INTG_ON、信号INTG_SEL、信号INTG_CLR、信号REMV_ONを生成し、ビートノイズ検出回路107及びビートノイズ除去回路108へ出力する。
ビートノイズ検出回路107及びビートノイズ除去回路108で、信号INTG_ON、信号INTG_SEL、信号INTG_CLR、信号REMV_ONに従ってビートノイズの除去が行われ、メモリ制御回路112によってDRAM113に記憶される。DRAM113に記憶されたビートノイズ成分が除去された画像データは、信号処理回路111で信号処理され、メモリ制御回路112を介してDRAM113へ格納される。
変倍回路114においてDRAM113に格納されている画像データを読み出し、LCD116に表示させるサイズに変倍し、表示制御回路115において画像データをLCD116に表示する。また、圧縮伸長回路117においてDRAM113から読み出した画像データを圧縮し、I/F回路118においてメモリカード119へ圧縮された圧縮画像データを書き込む。
次に、実施形態2におけるビートノイズの補正方法について説明する。実施形態2におけるビートノイズ検出回路107の構成及び動作は、実施形態1と同様であり、図2と同じ構成である。しかしビートノイズ除去回路108においては、DRAM113から読み出した画像データに対するノイズデータNZ1乃至NZ4を選択する方法について、使用する撮像素子103の走査方式に応じた選択をする必要がある。
撮像素子103の走査方式がプログレッシブ走査型CCDなどの1水平期間ずつ順次に読み取るセンサを用いて撮像しDRAM113に記憶されている画像データについて説明する。すなわちこの場合、1水平期間ごとのビートノイズの位相変化は、図6におけるHD信号期間の1画素目のビートノイズ位相に示すように、1水平期間進むごとに信号phaseの値が3ずつ進んでいる。このように各水平期間のビートノイズの位相は、HD信号の一定周期に依存するため一定に変化しており、実施形態1の画像データを取得しながらノイズ除去する場合と同様に、図5に示したビートノイズ除去回路108の構成にてノイズデータを選択すればよい。
しかしながら、撮像素子103の走査方式がインターレース走査CCDなど2フィールド読み出しのセンサを用いて撮像しDRAM113に記憶されている画像データについて説明する。この場合には、1つのフィールドの中で水平期間ごとの位相変化は、図6に示したようにそれぞれ一定である。しかしながら、図11におけるVD信号期間の1画素目のビートノイズ位相に示すようにフィールドごとにビートノイズの位相差があるため、ビートノイズ成分を含む画像データに対するノイズデータの選択を次のような方法で行う必要がある。
図10に、実施形態2におけるビートノイズ除去回路108の回路図を示す。図10において、図5と同じ回路要素には同じ参照符号を示している。したがって、特段の説明がない場合には、図5と同じ動作を行うものとする。インターレース走査型CCDを使用して1水平期間おきに走査された画像をDRAM113から読み出した場合について説明する。
図10における信号even_incrは、奇数番目の水平期間に対する偶数番目の水平期間の位相差の信号であり、信号odd_incrは偶数番目の水平期間に対する奇数番目の水平期間の位相差の信号である。信号even_incrおよび信号odd_incrはシステムコントローラ110が設定する。
セレクタ508で、水平期間カウンタ503のLSBが0のとき、画像データの偶数水平期間を処理していることになるため、信号even_incrを選択する。一方、水平期間カウンタ503のLSBが1のとき、画像データの奇数水平期間を処理していることになるため、信号odd_incrを選択する。
加算器509で、1水平期間前の位相にセレクタ508の出力を加算する。加算器509の加算結果は、システムコントローラ110によって指定された1水平期間分の画素数に画素カウンタ502のカウンタ値が一致したタイミングで、フリップフロップ510にロードされる。そのために、AND回路514、515及びOR回路516が設けられる。一方、1水平期間分の画素数に画素カウンタ502のカウンタ値が一致しない期間においては、フリップフロップ510の値はそのまま保持される。
加算器512で、画素カウンタ502のカウンタ値と信号initial_phaseとを加算する。信号initial_phaseの値は、信号memHDから信号REMV_ONのハイレベルになるまでの画素数である。
加算器505で、フリップフロップ510にホールドされているビートノイズの位相の値と加算器512の出力を加算する。剰余演算器506において、加算器505における加算結果をビートノイズ1周期分の画素数4で割った余りをセレクタ501に選択制御信号として出力する。なお、剰余演算器506におけるビートノイズ1周期分の画素数の値は、システムコントローラ110が指定する。
セレクタ501では、選択制御信号に従ってノイズデータを選択し、加算器507で画像データからノイズデータを減算する。セレクタ513で、信号REMV_ONがハイレベルの時は減算器507の出力を選択し、補正後画像データとして出力する。信号REMV_ONがロウレベルの時は、A/D変換回路106から入力された画素データを選択しそのまま出力する。
図10においては、2フィールド読み出しの撮像素子を用いた場合について述べたが、3フィールド以上の読み出しの撮像素子を用いた場合においても対処可能であり、フィールド数をXとした場合について示す。
図12に示すように、セレクタ508におけるフィールドの位相差データをフィールド数Xだけ用意する。また、剰余演算器511において水平期間カウンタ503のカウンタ値をフィールド数Xで剰余演算した結果をセレクタ508の選択制御信号として入力すればよい。
図5、図10及び図12に示したようなノイズデータを選択するセレクタ501の選択信号を生成する際に、画素カウンタ502にinitial_phaseを加算する加算器512と、水平期間カウンタ503にphaseを乗算する乗算器504を設ける。これにより、1水平期間ごとにビートノイズが何画素ずれるかを認識できるため、メモリから読み出したデータについてもビートノイズ除去を行うことができる。
さらに、本実施形態では、メモリから読み出したデータに対してビートノイズ除去を可能にした。したがって、前述したように、ビートノイズの周期が不明であっても、メモリから読み出した画像データの光学的黒領域をFFT変換などにより解析することで、ビートノイズ周期を求めた後にビートノイズ補正を行うことができる。
<実施形態3>
本発明の実施形態3においては、ビートノイズの周期が画素の整数倍以外であり、画像データを取得しながらビートノイズの除去を行う。実施形態3が実施形態1と異なる点は、ビートノイズの周期が画素データの整数倍以外という点である。以下、実施形態1とは異なる部分について説明する。
実施形態3におけるビートノイズ検出回路107及びビートノイズ除去回路108の回路構成及び動作を、図13、14及び15を用いて説明する。
図13は、ビートノイズの周期が4.5画素周期であるとき、光学的黒画素データ4.5画素をノイズデータ5画素に換算し、さらに5画素のノイズデータを用いて補正後の画像データを求める方法を説明する図である。図14は、実施形態3におけるビートノイズ検出回路107の回路図であり、図15は、実施形態3におけるビートノイズ除去回路108の回路図である。
なお、ビートノイズ周期が4.5画素周期以外である場合においても、画素単位で表したビートノイズ周期の小数点以下を切り上げた整数以上の整数個のデータに換算することにより、ビートノイズ1周期分のデータを求めればよい。
まず、ビートノイズ1周期を含む光学的黒画素データ4.5画素からノイズデータ5画素に換算する。図13の(a)に示すように、光学的黒画素データとノイズデータの位相が同じになるのはビートノイズの2周期毎である。
図13の(b)はノイズデータの画素の大きさを概念的に示し、ノイズデータ、補正値及び補正後画像データを算出する方法を説明する図である。図13の(b)に示すように、ノイズデータ1画素の概念的な大きさを光学的黒画素データの0.9画素の大きさとすると、ビートノイズ周期4.5画素をノイズデータ5画素で表すことができる。下記の式のように光学的黒画素データに重み付けをして混合した後、混合後データMDの値をそれぞれ10通り求める。
混合後データMD1=9/9×光学的黒データa
混合後データMD2=1/9×光学的黒データa+8/9×光学的黒データb
混合後データMD3=2/9×光学的黒データb+7/9×光学的黒データc
混合後データMD4=3/9×光学的黒データc+6/9×光学的黒データd
混合後データMD5=4/9×光学的黒データd+5/9×光学的黒データe
混合後データMD6=5/9×光学的黒データe+4/9×光学的黒データf
混合後データMD7=6/9×光学的黒データf+3/9×光学的黒データg
混合後データMD8=7/9×光学的黒データg+2/9×光学的黒データh
混合後データMD9=8/9×光学的黒データh+1/9×光学的黒データi
混合後データMD10=9/9×光学的黒データi
上記のように、混合後データMD1乃至MD10を算出するビートノイズ検出回路107の動作について図14及び図16を用いて説明する。図14において、混合器1401、混合比カウンタ1424、振り分け回路1402、積分器1403乃至積分器1407、カウンタ1408乃至カウンタ1412は、CLKを2逓倍回路1426において倍速にした信号INTG_CLKで動作する。
ビートノイズ周期当たりの光学的黒画素データの画素数よりもビートノイズ周期当たりのノイズデータの画素数の方が多くなるため、上記の回路においては入力される光学的黒画素データよりも早く動作しなければならないためである。
図16に示すように、信号INTG_CLRのハイレベルの時に積分器1403乃至積分器1407の積分値及びカウンタ1408乃至カウンタ1412のカウンタ値が0にリセットされる。信号INTG_ONのロウレベルの時に混合比カウンタ1424のカウンタ値がリセットされ、信号INTG_ONがハイレベルになると、信号INTG_CLKに従い、0から18の間で1ずつカウントアップする。混合比カウンタ1424のカウンタ値のビット幅は5bitで出力するが、上位4bitを係数mとして使用し、下位1bitの反転を信号INTG_ENとして使用する。混合比カウンタ1424が18までカウントし、次の信号INTG_CLKで0になると、連続して信号INTG_ENが1となるため、クロック1回の間に2回積分されることになる。
混合比カウンタ1424の出力値を除算器1425において係数の分母d=9で除算する。除算器1425の除算結果を係数mとして混合器14101へ出力する。画素データは信号INTG_ONでマスクされ、信号INTG_ONがハイレベルの時のみ光学的黒画素データOB1として混合器1401へ入力される。また同時に、光学的黒画素データOB1及び信号INTG_ONを1画素分遅らせ、光学的黒画素データOB2として混合器1401へ入力する。混合器回路1401において、光学的黒画素データOB1に係数(1−m)を乗算した結果と光学的黒画素データOB2に係数mを乗算した結果を加算することにより、混合後データMDの値が求められる。従って、混合後データMDを算出する式は下記のようになる。
混合後データMD=光学的黒画素データOB1×(1−m)+光学的黒画素データOB2×m
混合比カウンタ1424の最大値及び係数の分母dの値は、ビートノイズ周期の画素数をノイズデータの画素数で除算することにより求められ、システムコントローラ110によって設定される。
積分器1403及び積分器1407において、図16に示すように、信号INTG_ENがハイレベルであり、且つ信号INTG_SELにより指定された積分器が振り分け回路1402より出力された混合後データを積分する。混合後データMD1と混合後データMD6はビートノイズの同じ位相にあるため、図14の振り分け回路1402により積分器1403に積分され、積分結果を図13の(b)に示す積分データID1とする。同様に、混合後データMD2と混合後データMD7は積分器1404に積分され積分データID2となり、混合後データMD3と混合後データMD8は積分器1405に積分され積分データID3となる。また、混合後データMD4と混合後データMD9は積分器1406に積分され積分データID4となり、混合後データMD5と混合後データMD10は積分器1407に積分され積分データID5となる。
カウンタ1408乃至カウンタ1412において、図16に示すように、信号INTG_ENがハイレベルであり、且つ信号INTG_SELにより指定されたカウンタが1ずつカウントアップする。カウンタ1408は積分器1403に積分された回数をカウントしており、積分データID1をカウンタ1408のカウント値で除算し、図13の(b)に示す正規化データND1を求める。同様に、積分データID2をカウンタ1409のカウント値で除算し正規化データND2を、積分データID3をカウンタ1410のカウント値で除算し正規化データND3を求める。同様に、積分データID4をカウンタ1411のカウント値で除算し正規化データND4を、積分データID5をカウンタ1412のカウント値で除算し正規化データND5を求める。
図14の最小値検出回路1418において、正規化データ5個の中から最小値MINを検出し、5個の正規化データからそれぞれ最小値MINを減算することで、ビートノイズのオフセットが除去される。これにてノイズデータNZ1乃至NZ5の5個が求まる。
次に、図13の(b)に示す補正値A、B、C、D及びEを求める。補正値A乃至Eは、下記の式のようにノイズデータNZ1乃至NZ5に重み付けをして求める。なお、補正値F、G、H及びIについては図示していない。
補正値A=ノイズデータNZ1×(9/10−水平期間剰余数k×phase)+ノイズデータNZ2×(1/10+水平期間剰余数k×phase)
補正値B=ノイズデータNZ2×(8/10−水平期間剰余数k×phase)+ノイズデータNZ3×(2/10+水平期間剰余数k×phase)
補正値C=ノイズデータNZ3×(7/10−水平期間剰余数k×phase)+ノイズデータNZ4×(3/10+水平期間剰余数k×phase)
補正値D=ノイズデータNZ4×(6/10−水平期間剰余数k×phase)+ノイズデータNZ5×(4/10+水平期間剰余数k×phase)
補正値E=ノイズデータNZ5×(5/10−水平期間剰余数k×phase)+ノイズデータNZ6×(5/10+水平期間剰余数k×phase)
補正値F=ノイズデータNZ6×(4/10−水平期間剰余数k×phase)+ノイズデータNZ7×(6/10+水平期間剰余数k×phase)
補正値G=ノイズデータNZ7×(3/10−水平期間剰余数k×phase)+ノイズデータNZ8×(7/10+水平期間剰余数k×phase)
補正値H=ノイズデータNZ8×(2/10−水平期間剰余数k×phase)+ノイズデータNZ9×(8/10+水平期間剰余数k×phase)
補正値I=ノイズデータNZ9×(1/10−水平期間剰余数k×phase)+ノイズデータNZ10×(9/10+水平期間剰余数k×phase)
上記の演算は、図15における混合器1511において行われ、各ノイズデータNZに掛けられる係数は混合比回路1510において下記のように生成される。剰余演算器1509において、水平期間カウンタ1504のカウンタ値を係数の分母である10で除算した余りである水平期間剰余数k(0≦k≦9)を出力し、混合比回路1510へ送る。
混合比回路1510において、水平期間剰余数kと信号phaseの乗算が行われる。信号phaseは、ビートノイズが画像データ1水平期間ごとにずれる位相の値であり、ビートノイズ周期が画素の整数倍以外の場合においては、信号phaseの値も整数倍以外になることがある。水平期間剰余数kと信号phaseの値の乗算は固定小数点数で行われ、乗算結果が1以上になる場合は整数部を切り捨て、乗算結果は常に1未満の小数とする。
乗算結果を常に1未満の小数とする理由として、図13の(c)を用いて説明する。図13の(c)は、信号phaseの値が3/10である時の基準ノイズデータ(k=0)に対するノイズデータ(k=1、2、3)の位相差の様子を示したものである。kの値が進むにつれノイズデータは3/10画素ずつ左にシフトしており、基準ノイズデータ(k=0)に比べてk=1、2、3のノイズデータは水平期間剰余数kと信号phaseの値を乗算した値だけ位相がシフトしている。k=3になるとk=0の時に比べて、ちょうどノイズデータ1画素分だけ左にシフトした状態になり、kが4以上の整数である時もノイズデータ1画素以上の位相差があることになる。
従って、基準のノイズデータと1水平期間目以降のノイズデータの位相差が1画素以上となる場合は、前述したように混合比回路1510において整数部を切り捨て1未満の小数とする。これにより、補正値を求める際の水平期間ごとの位相変化に対応したノイズデータの重み付けを行うことができる。
以上、信号phaseの値が3/10である場合について説明した。しかしながら、信号phaseの値が1以上の数値である場合においては、信号phaseの値の整数部を切り捨て、信号phaseの値の小数部の値についてのみ混合比回路1510において演算すればよい。
セレクタ1501及びセレクタ1502において選択されるノイズデータについては、混合比回路1510において切り捨てられる1画素以上の整数の位相差だけシフトさせる必要がある。セレクタ1501及びセレクタ1502の選択制御信号として、補正値A、B、C、D及びEを求めるために必要な隣り合う2個のノイズデータを選択する方法について図15を用いて説明する。
加算器1514において、画素カウンタのカウンタ値と信号initial_phaseの値とを加算し、加算結果を加算器1506へ送る。乗算器1505において、水平期間カウンタ1504のカウンタ値に1水平期間ごとの位相差信号phaseの値を乗算する。信号phaseの値が3/10のとき、乗算器1505では固定小数点数の乗算が行われ、乗算結果の整数部のみを出力する。この値は混合比回路1510において切り捨てた整数部の値と等しい。
加算器1506において、乗算器1505の出力と加算器1514の出力とを加算する。剰余演算器1507において、加算器1506の加算結果をノイズデータの画素数5で除算した余りを選択制御信号である信号selとして出力する。セレクタ1501及びセレクタ1502は、図17に示す選択制御信号である信号selに従いノイズデータを選択し、混合器1511において補正値A、B、C、D及びEが求められ、加算器1512において有効画素データから補正値を減算する。
セレクタ1513は、信号REMV_ONがハイレベルの時は減算器1512の出力を選択し、補正後画像データとして出力する。一方、信号REMV_ONがロウレベルの時はA/D変換回路106からの入力された画素データを選択しそのまま出力する。
また、実施形態2において述べた、多フィールド読み出しの撮像素子から読み出した各フィールド画像がメモリ上でフレーム化された画像データに対するビートノイズ除去にも対応可能である。この場合には、図15における乗算器1505を図12で示された構成に置き換えればよい。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給しても達成可能である。すなわち、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性の半導体メモリカード、ROMなどを用いることができる。また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現される場合もある。
しかし、さらにそのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれる場合もあり得る。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の実施形態に係る画像処理装置の機能ブロック図である。 本発明の実施形態1に係るビートノイズ検出回路の機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置における光学的黒領域、有効画素領域等を説明する図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置で使用されるウィンドウ回路の機能ブロック図である。 本発明の実施形態1に係るビートノイズ除去回路の機能ブロック図である。 本発明の実施形態1に係る画像処理装置の動作の説明に供するタイムチャート図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置におけるシステムコントローラの動作を説明するフローチャート図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置のモードに対するビートノイズ周波数の変化を説明する図である。 本発明の実施形態2に係る画像処理装置の機能ブロック図である。 本発明の実施形態2に係るビートノイズ除去回路の機能ブロック図である。 本発明の実施形態2にフィールドごとの位相差を説明する図である。 本発明の実施形態2に係るビートノイズ除去回路の機能ブロック図である。 本発明の実施形態2に係る画像処理装置のモードに対するビートノイズ周波数の変化を説明する図である。 本発明の実施形態3に係るビートノイズ検出回路の機能ブロック図である。 本発明の実施形態3に係るビートノイズ除去回路の機能ブロック図である。 本発明の実施形態3に係る画像処理装置の動作の説明に供するタイムチャート図である。 本発明の実施形態3の動作の説明に供する、セレクタ1201及びセレクタ1202で選択されるノイズデータと選択制御信号の関係を表す図である。

Claims (8)

  1. 撮像素子から得られる画素データから、前記画素データに含まれる周期的なビートノイズ成分を除去する画像処理装置であって、
    前記ビートノイズ成分の周期を取得する取得手段と、
    前記取得した周期で、前記撮像素子の光学的黒領域から得られる複数の画素データを複数の積分手段に振り分ける振り分け手段と、
    前記複数の積分手段における積分結果を1画素当たりの信号レベルにそれぞれ正規化する第1の演算手段と、
    前記第1の演算手段にて正規化された前記複数の積分手段における積分結果から、前記第1の演算手段にて正規化された前記複数の積分手段における積分結果のうちの最小値を減算することで、前記撮像素子から得られる画素データに含まれる周期的なビートノイズ成分を示す複数のノイズデータを求める第2の演算手段と、
    前記撮像素子の有効画素領域から得られる複数の画素データに含まれるビートノイズ成分の位相と、前記複数のノイズデータにより示されるビートノイズ成分の位相とが一致するように、前記第2の演算手段にて求めた前記複数のノイズデータを順次繰り返し選択する選択手段と、
    前記撮像素子の有効画素領域から得られる各画素データから、前記選択手段にて選択された前記ノイズデータを減算する補正手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 撮像素子から得られる画素データから、前記画素データに含まれる周期的なビートノイズ成分を除去する画像処理装置であって、
    前記ビートノイズ成分の周期を取得する取得手段と、
    前記取得した周期で、前記撮像素子の光学的黒領域から得られる複数の画素データを複数の積分手段に振り分ける振り分け手段と、
    前記複数の積分手段における積分結果から、前記撮像素子から得られる画素データに含まれる周期的なビートノイズ成分を示す複数のノイズデータを求める演算手段と、
    前記撮像素子の有効画素領域から得られる複数の画素データに含まれるビートノイズ成分の位相と、前記複数のノイズデータにより示されるビートノイズ成分の位相とが一致するように、前記演算手段にて求めた前記複数のノイズデータを順次繰り返し選択する選択手段と、
    前記撮像素子の有効画素領域から得られる各画素データから、前記選択手段にて選択された前記ノイズデータを減算する補正手段と、を備え、
    前記演算手段は、前記画素データの位相と前記複数のノイズデータにより示されるビートノイズ成分の位相のずれに応じて、前記複数の積分手段における積分結果のうち、連続して振り分けられた積分手段の積分結果を重み付けして混合することで、前記複数のノイズデータを求めることを特徴とする画像処理装置。
  3. 前記振り分け手段は前記ビートノイズ成分の周期に応じた数の積分手段に撮像素子の光学的黒領域から得られる画素データを振り分けることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記取得手段は、前記撮像素子の光学的黒領域から得られる画素データを解析し、前記ビートノイズ成分の周期を求めることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記画素データは、前記撮像素子から得られた画素データを記憶したメモリ手段から読み出したものであることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 撮像素子から得られる画素データから、前記画素データに含まれる周期的なビートノイズ成分を除去する画像処理方法において、
    前記ビートノイズ成分の周期を取得する取得工程と、
    前記取得した周期で、前記撮像素子の光学的黒領域から得られる複数の画素データを複数の積分手段に振り分ける振り分け工程と、
    前記複数の積分手段における積分結果を1画素当たりの信号レベルにそれぞれ正規化する第1の演算工程と、
    前記第1の演算工程において正規化された前記複数の積分手段における積分結果から、前記第1の演算工程において正規化された前記複数の積分手段における積分結果のうちの最小値を減算することで、前記撮像素子から得られる画素データに含まれる周期的なビートノイズ成分を示す複数のノイズデータを求める第2の演算工程と、
    前記撮像素子の有効画素領域から得られる複数の画素データに含まれるビートノイズ成分の位相と、前記複数のノイズデータにより示されるビートノイズ成分の位相とが一致するように、前記第2の演算工程において求めた前記複数のノイズデータを順次繰り返し選択する選択工程と、
    前記撮像素子の有効画素領域から得られる各画素データから、前記選択工程において選択された前記ノイズデータを減算する補正工程と、を備えることを特徴とする画像処理方法。
  7. 撮像素子から得られる画素データから、前記画素データに含まれる周期的なビートノイズ成分を除去する画像処理方法において、
    前記ビートノイズ成分の周期を取得する取得工程と、
    前記取得した周期で、前記撮像素子の光学的黒領域から得られる複数の画素データを複数の積分手段に振り分ける振り分け工程と、
    前記複数の積分手段における積分結果から、前記撮像素子から得られる画素データに含まれる周期的なビートノイズ成分を示す複数のノイズデータを求める演算工程と、
    前記撮像素子の有効画素領域から得られる複数の画素データに含まれるビートノイズ成分の位相と、前記複数のノイズデータにより示されるビートノイズ成分の位相とが一致するように、前記演算工程において求めた前記複数のノイズデータを順次繰り返し選択する選択工程と、
    前記撮像素子の有効画素領域から得られる各画素データから、前記選択工程において選択された前記ノイズデータを減算する補正工程と、を備え、
    前記演算工程において、前記画素データの位相と前記複数のノイズデータにより示されるビートノイズ成分の位相のずれに応じて、前記複数の積分手段における積分結果のうち連続して振り分けられた積分手段の積分結果を重み付けして混合することで、前記複数のノイズデータを求めることを特徴とする画像処理方法。
  8. 請求項6または7に記載の画像処理方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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