JP2016113957A5 - - Google Patents

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上記した課題を解決するために、本発明のスクロール流体機械は、以下の手段を採用している。
即ち、本発明にかかるスクロール流体機械は、端板上に渦巻き状ラップが立設され、その渦巻き状ラップ同士が互いに対向されて噛み合わされる一対の固定スクロールおよび旋回スクロールを備え、前記固定スクロールおよび旋回スクロールの少なくともいずれか一方の端板に、その高さが前記渦巻き状ラップに沿って中心側で高く、外周側で低くされた段部が設けられるとともに、いずれか他方の前記渦巻き状ラップに、前記端板の前記段部に対応してその高さが前記渦巻き状ラップに沿って中心側で低く、外周側で高くされた段部が設けられているスクロール流体機械において、前記段部により前記渦巻き状ラップのラップ高さが変化する位置に対応して、そのスクロールの前記渦巻き状ラップの根元部分に凸部が形成され、前記凸部が形成された前記スクロールに噛み合う相手方スクロールの少なくともいずれか一方または双方の前記渦巻き状ラップの歯先部分の腹側面または背側面に、前記凸部に対応して、少なくとも前記ラップ高さが変化することにより加工が不連続となる部位を跨ぐようにラップ厚さを薄くする方向に控え部が設けられていることを特徴とする。
さらに、本発明にかかるスクロール流体機械は、端板上に渦巻き状ラップが立設され、その渦巻き状ラップ同士が互いに対向されて噛み合わされる一対の固定スクロールおよび旋回スクロールを備えているスクロール流体機械において、前記固定スクロールおよび旋回スクロールの少なくともいずれか一方または双方の前記渦巻き状ラップの根元部分に凸部が形成され、前記固定スクロールおよび旋回スクロールの少なくともいずれか一方または双方の前記渦巻き状ラップの歯先部分の腹側面または背側面に、前記凸部に対応して、ラップ厚さを薄くする方向に控え部が設けられ、前記控え部は、該控え部を除く前記渦巻き状ラップのラップ面に表面処理被膜を設けることにより形成されていることを特徴とする。
さらに、本発明にかかるスクロール流体機械は、端板上に渦巻き状ラップが立設され、その渦巻き状ラップ同士が互いに対向されて噛み合わされる一対の固定スクロールおよび旋回スクロールを備えているスクロール流体機械において、前記固定スクロールおよび旋回スクロールの少なくともいずれか一方または双方の前記渦巻き状ラップの根元部分に凸部が形成され、前記凸部が形成された前記根元部分の腹側面または背側面に、ラップ厚さを薄くする方向に控え部が設けられ、前記控え部は、該控え部を除く前記渦巻き状ラップのラップ面に表面処理被膜を設けることにより形成されていることを特徴とする。
この一対の固定スクロール15および旋回スクロール16は、図1および図3に示されるように、各々の中心を旋回半径分だけ離すとともに、渦巻き状ラップ15B,16Bの位相を180度ずらして噛み合わされ、各々の渦巻き状ラップ15B,16Bの歯先面15C,16Cと歯底面(端板面)15D,16D間に常温で所定のチップ隙間を設定して組み込まれるようになっている。これにより、両スクロール15,16間に、端板15A,16Aと渦巻き状ラップ15B,16Bとで限界される一対の圧縮室17が、スクロール中心に対して対称に形成されるとともに、旋回スクロール16が固定スクロール15周りにスムーズに公転旋回駆動されるようになっている。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について、図7を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第2実施形態に対して、渦巻き状ラップ15B,16Bの根元部に形成される加工精度の低下部分27Bを控え部26B内に含むように、控え部26を形成している点が異なる。その他の点については、第1および第2実施形態と同様であるので説明は省略する。
本実施形態は、スクロールの加工速度を上げることにより、固定スクロール15および旋回スクロール16の渦巻き状ラップ15B,16Bの根元部に形成される加工精度の低下部分27Bに対して、そのスクロール15,16の少なくともいずれか一方または双方の渦巻き状ラップ15B,16Bの根元部分の腹側面または背側面に、ラップ厚さを薄くする方向に加工精度の低下部分を含む控え部26Bを設けることにより、ガス漏れの原因となる渦巻き状ラップ15B,16B間の接触不良を回避するようにしたものである。

Claims (4)

  1. 端板上に渦巻き状ラップが立設され、その渦巻き状ラップ同士が互いに対向されて噛み合わされる一対の固定スクロールおよび旋回スクロールを備え、
    前記固定スクロールおよび旋回スクロールの少なくともいずれか一方の端板に、その高さが前記渦巻き状ラップに沿って中心側で高く、外周側で低くされた段部が設けられるとともに、いずれか他方の前記渦巻き状ラップに、前記端板の前記段部に対応してその高さが前記渦巻き状ラップに沿って中心側で低く、外周側で高くされた段部が設けられているスクロール流体機械において、
    前記段部により前記渦巻き状ラップのラップ高さが変化する位置に対応して、そのスクロールの前記渦巻き状ラップの根元部分に凸部が形成され、
    前記凸部が形成された前記スクロールに噛み合う相手方スクロールの少なくともいずれか一方または双方の前記渦巻き状ラップの歯先部分の腹側面または背側面に、前記凸部に対応して、少なくとも前記ラップ高さが変化することにより加工が不連続となる部位を跨ぐようにラップ厚さを薄くする方向に控え部が設けられていることを特徴とするスクロール流体機械。
  2. 前記控え部は、該控え部を除く前記渦巻き状ラップのラップ面に表面処理被膜を設けることにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスクロール流体機械。
  3. 端板上に渦巻き状ラップが立設され、その渦巻き状ラップ同士が互いに対向されて噛み合わされる一対の固定スクロールおよび旋回スクロールを備えているスクロール流体機械において、
    前記固定スクロールおよび旋回スクロールの少なくともいずれか一方または双方の前記渦巻き状ラップの根元部分に凸部が形成され、
    前記固定スクロールおよび旋回スクロールの少なくともいずれか一方または双方の前記渦巻き状ラップの歯先部分の腹側面または背側面に、前記凸部に対応して、ラップ厚さを薄くする方向に控え部が設けられ、
    前記控え部は、該控え部を除く前記渦巻き状ラップのラップ面に表面処理被膜を設けることにより形成されていることを特徴とするスクロール流体機械。
  4. 端板上に渦巻き状ラップが立設され、その渦巻き状ラップ同士が互いに対向されて噛み合わされる一対の固定スクロールおよび旋回スクロールを備えているスクロール流体機械において、
    前記固定スクロールおよび旋回スクロールの少なくともいずれか一方または双方の前記渦巻き状ラップの根元部分に凸部が形成され、前記凸部が形成された前記根元部分の腹側面または背側面に、ラップ厚さを薄くする方向に控え部が設けられ、
    前記控え部は、該控え部を除く前記渦巻き状ラップのラップ面に表面処理被膜を設けることにより形成されていることを特徴とするスクロール流体機械。
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