JP2007064122A - 内接型ギヤポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】 流体の閉じ込みが発生するのを防ぎ、搬送効率を向上させる。
【解決手段】 インナーロータ20の回転中心と両ロータ20、30の回転方向Fに沿う外歯21の歯先部21dとを結ぶ第1直線L1と、前記回転中心と外歯21の噛み合い部21aとを結ぶ第2直線L2とがなす第1角度θ1が、前記回転中心と外歯21の歯底21eとを結ぶ第3直線L3と、第2直線L2とがなす第2角度θ2の1.4倍以上1.8倍以下とされている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、インナーロータとアウターロータとの間に形成されるセルの容積変化によって流体を吸入、吐出する内接型ギヤポンプに関するものである。
この種の内接型ギヤポンプは、小型で構造が簡単であるため自動車の潤滑油用ポンプや自動変速機用オイルポンプ等として広範囲に利用されており、例えば下記特許文献1に示されるように、n(nは自然数)枚の外歯が形成されたインナーロータと、この外歯に噛み合うn+1枚の内歯が形成されたアウターロータと、流体が吸入される吸入ポートおよび流体が吐出される吐出ポートが形成されたケーシングとを備え、インナーロータを回転させることによって外歯が内歯に噛み合ってアウターロータを回転させ、両ロータ間に形成される複数のセルの容積変化によって流体を吸入、吐出するようになっている。
セルは、その回転方向前側と後側で、インナーロータの外歯とアウターロータの内歯とがそれぞれ接触することによって個別に仕切られ、かつ両側面をケーシングによって仕切られており、これによって独立した流体搬送室を構成している。そして、各セルは外歯と内歯との噛み合いの過程の途中において容積が最小となった後、吸入ポートに沿って移動するときに容積を拡大させて流体を吸入し、容積が最大となった後、吐出ポートに沿って移動するときに容積を減少させて流体を吐出する。
特開2003−328959号公報
ところで、前記従来の内接型ギヤポンプでは、前記特許文献1に示されるように、吸入ポートの両ロータの回転方向における後端と、吐出ポートの前記回転方向における前端との距離、つまりポートの仕切り幅が、前記回転方向に沿う前記外歯の噛み合い部における幅より大きくされている。そのため、複数のセルのうち、両ロータが噛み合って外歯から内歯に回転駆動力を伝達させる噛み合い位置に位置する最小容積のセルが密閉される、いわゆる流体の閉じ込みが発生し、内接型ギヤポンプの搬送効率を低下させる等の要因となっていた。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、流体の閉じ込みが発生するのを防ぎ、搬送効率の向上された内接型ギヤポンプを提供することを目的とする。
上記の課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明による内接型ギヤポンプは、n(nは自然数)枚の外歯が形成されたインナーロータと、該外歯と噛み合うn+1枚の内歯が形成されたアウターロータと、流体が吸入される吸入ポートおよび流体が吐出される吐出ポートが形成されたケーシングとを備え、両ロータが噛み合って回転するときに両ロータの歯面間に形成されるセルの容積変化により流体を吸入、吐出することによって流体を搬送する内接型ギヤポンプであって、前記インナーロータの回転中心と前記外歯の歯先とを結ぶ第1直線と、前記回転中心と前記外歯の噛み合い部とを結ぶ第2直線とがなす第1角度が、前記回転中心と前記外歯の歯底とを結ぶ第3直線と、前記第2直線とがなす第2角度の1.4倍以上1.8倍以下とされていることを特徴とする。
この発明によれば、前記第1角度が前記第2角度の1.4倍以上1.8倍以下とされているので、外歯の噛み合い部を含む歯先部における両ロータの回転方向に沿う幅が広げられ、この幅を、吸入ポートの前記回転方向における前端と、吐出ポートの前記回転方向における後端との距離、つまりポートの仕切り幅に近づけることが可能になる。したがって、複数のセルのうち、両ロータが噛み合って外歯から内歯に回転駆動力を伝達させる噛み合い位置に位置する最小容積のセルが密閉される、いわゆる流体の閉じ込みの発生を防ぐことが可能になり、内接型ギヤポンプの搬送効率を向上させることができる。
なお、前記第1角度が前記第2角度の1.4倍より小さくなると前記の作用が奏されず、内接型ギヤポンプの搬送効率を向上させることができない。また、前記第1角度が前記第2角度の1.8倍より大きくなると、アウターロータの内歯の歯面が磨耗し易くなり、この内接型ギヤポンプの耐久性が低下する。
ここで、前記吸入ポートの両ロータの回転方向における後端と、前記吐出ポートの前記回転方向における前端との距離が、前記外歯の噛み合い部における前記回転方向に沿う幅と同等とされてもよい。
この場合、外歯の噛み合い部における前記回転方向に沿う幅が、ポートの仕切り幅と同等とされているので、前記最小容積のセルにおいて、前記のように流体の閉じ込みが発生することのみならず、このセルを介して吐出ポートから吸入ポートへ流体が逆流することも回避することが可能になり、内接型ギヤポンプの搬送効率をさらに向上させることができる。
特に、前記第1角度が前記第2角度の1.4倍以上1.8倍以下とされ、外歯の噛み合い部を含む歯先部における両ロータの回転方向に沿う幅が広げられることによって、この幅がポートの仕切り幅と同等とされているので、このポートの仕切り幅が狭められることはなく現行同等に維持されることになり、前記の逆流が発生することを確実に回避することができる。
本発明に係る内接型ギヤポンプによれば、搬送効率の向上を図ることができる。
図1に示す内接型ギヤポンプ10は、n枚(nは自然数、本実施形態ではn=9)の外歯21が形成されたインナーロータ20と、各外歯21と噛み合う(n+1)枚(本実施形態では10枚)の内歯31が形成されたアウターロータ30と、インナーロータ20に形成された取付け孔22に挿入された駆動軸60とを備え、これらがケーシング50の内部に収納された構成とされている。アウターロータ30の回転中心O2は、インナーロータ20の回転中心O1に対して偏心量eだけ偏心され、駆動軸60およびインナーロータ20の回転中心O1は一致している。
そして、駆動軸60が回転中心O1回りに回転されることにより、取付け孔22にその回転駆動力が伝達されて、インナーロータ20も回転中心O1回りに回転され、さらに、このロータ20の回転駆動力が、外歯21が内歯31に噛み合うことによってアウターロータ30に伝達され、このロータ30が回転中心O2回りに回転されるようになっている。
この際、両ロータ20、30は、ケーシング50の内面50aと、各ロータ20、30の両端面20a、30aおよびアウターロータ30の外周面30bとが摺接しながら回転される。
ここで、インナーロータ20の歯面とアウターロータ30の歯面との間には、両ロータ20、30の回転方向Fに沿ってセルCが複数形成されている。各セルCは、前記回転方向Fの前側と後側で、インナーロータ20の外歯21とアウターロータ30の内歯31とがそれぞれ接触することによって個別に仕切られ、かつ両側面をケーシング50の内面50aによって仕切られており、これによって独立した流体搬送室を形成している。そして、セルCは両ロータ20、30の回転に伴って回転移動し、1回転を1周期として容積の増大、減少を繰り返すようになっている。ここで、インナーロータ20の回転駆動力は、容積が最小となるセルCminを形成する外歯21が内歯31に噛み合うことによってアウターロータ30に伝達される。
ケーシング50には容積が増大するときのセルCに連通する平面視円弧状の吸入ポート51と、減少するときのセルCに連通する円弧状の吐出ポート52とが設けられていて、吸入ポート51からセルCに吸入された流体が両ロータ20、30の回転に伴い搬送されて吐出ポート52から吐出されるようになっている。
なお、図示のインナーロータ20は、第1基礎円diに外接してすべりなく転がる第1外転円によって創成される外転サイクロイド曲線を外歯21の歯先部21bの形状とし、第1基礎円diに内接してすべりなく転がる第1内転円によって創成される内転サイクロイド曲線を外歯21の歯溝部21cの形状として形成されている。
また、アウターロータ30は、第2基礎円doに外接してすべりなく転がる第2外転円によって創成される外転サイクロイド曲線を内歯31の歯溝部31bの形状とし、第2基礎円doに内接してすべりなく転がる第2内転円によって創成される内転サイクロイド曲線を内歯31の歯先部31cの形状として形成されている。
ここで、本実施形態では、インナーロータ20の回転中心O1と前記回転方向Fに沿う外歯21の幅方向中央部、つまり歯先21dとを結ぶ第1直線L1と、前記回転中心O1と外歯21の噛み合い部21aとを結ぶ第2直線L2とがなす第1角度θ1が、前記回転中心O1と外歯21の歯底21eとを結ぶ第3直線L3と、前記第2直線L2とがなす第2角度θ2の1.4倍以上1.8倍以下とされている。なお、外歯21の噛み合い部21aは、図2に示すように、外歯21の歯面と第1基礎円diとの交点とされる。
また、吸入ポート51の前記回転方向Fにおける後端51aと、吐出ポート52の前記回転方向Fにおける前端52aとの距離が、前記回転方向Fに沿う外歯21の噛み合い部21aにおける幅と同等とされている。本実施形態では、吸入ポート51の後端51aおよび吐出ポート52の前端52aと第1基礎円diとの交点同士の距離が、前記回転方向Fに沿う外歯21の噛み合い部21aにおける幅と同等とされている。
以上説明したように、本実施形態に係る内接型ギヤポンプ10によれば、第1角度θ1が第2角度θ2の1.4倍以上1.8倍以下とされているので、外歯21の噛み合い部21aを含む歯先部21bにおける両ロータ20、30の回転方向Fに沿う幅が広げられ、この幅を、吸入ポート51の前端51aと、吐出ポート52の後端52aとの距離、つまりポートの仕切り幅に近づけることが可能になる。したがって、複数のセルCのうち、両ロータ20、30が噛み合って外歯21から内歯31に回転駆動力を伝達させる噛み合い位置に位置する最小容積のセルCminが密閉される、いわゆる流体の閉じ込みの発生を防ぐことが可能になり、内接型ギヤポンプ10の搬送効率の向上させることができる。
また、外歯21の噛み合い部21aにおける前記回転方向Fに沿う幅が、ポートの仕切り幅と同等とされているので、前記最小容積のセルCminにおいて、前記のように流体の閉じ込みが発生することのみならず、このセルCminを介して吐出ポート52から吸入ポート51へ流体が逆流することも回避することが可能になり、内接型ギヤポンプ10の搬送効率をさらに向上させることができる。
特に、第1角度θ1が第2角度θ2の1.4倍以上1.8倍以下とされ、外歯21の噛み合い部21aを含む歯先部21bにおける前記回転方向Fに沿う幅が広げられることによって、この幅がポートの仕切り幅と同等とされているので、このポートの仕切り幅が狭められることはなく現行同等に維持されることになり、前記の逆流が発生することを確実に回避することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、外歯21および内歯31の形状をサイクロイド曲線に基づいて形成した構成を示したが、これに代えて、例えばトロコイド曲線に基づいて形成してもよい。
また、第1角度θ1を第2角度θ2の1.4倍以上1.8倍以下とすることによって、外歯21の噛み合い部21aを含む歯先部21bにおける回転方向Fに沿う幅を広くすれば、外歯21の噛み合い部21aにおける回転方向Fに沿う幅は、ポートの仕切り幅と同等とされなくてもよい。
ここで、前記作用効果についての検証試験を実施した。この試験に供する内接型ギヤポンプとして、第1角度θ1と第2角度θ2との比率を種々異ならせた複数の構成を採用し、それぞれの内接型ギヤポンプにおいて、吐出圧力を300kPaとしてインナーロータを750rpmで回転させたときの実吐出量を測定し、この実吐出量を理論吐出量で除した値に100を乗じて得られる容積効率を算出した。
結果、図3に示されるように、第1角度θ1が第2角度θ2の1.4倍以上であれば、容積効率が85%以上となり、搬送効率が向上されることが確認された。
次に、前記複数の内接型ギヤポンプそれぞれにおいて、吐出圧力を600kPaとしてインナーロータを6000rpmで500時間回転させたときの、アウターロータの内歯における歯面の最大磨耗量を測定した。
結果、図4に示されるように、第1角度θ1が第2角度θ2の1.8倍以下であれば、前記最大磨耗量を50μm以下に抑えられ、この内接型ギヤポンプの耐久性が現行同等に維持されることが確認された。
以上より、第1角度θ1を第2角度θ2の1.4倍以上1.8倍以下とすることによって、アウターロータの内歯における歯面が磨耗することを抑えつつ、内接型ギヤポンプの搬送効率を向上できることが確認された。
流体の閉じ込みが発生するのを防ぎ、搬送効率の向上された内接型ギヤポンプを提供する。
本発明に係る一実施形態において、内接型ギヤポンプを示す要部平面図である。 図1に示す内接型ギヤポンプの噛み合い部分を示す拡大図である。 本発明に係る内接型ギヤポンプの作用効果を検証した第1試験の結果を示す図である。 本発明に係る内接型ギヤポンプの作用効果を検証した第2試験の結果を示す図である。
符号の説明
10 内接型ギヤポンプ
20 インナーロータ
21 外歯
21d 歯先
21e 歯底
30 アウターロータ
31 内歯
50 ケーシング
C セル
L1 第1直線
L2 第2直線
L3 第3直線
O1 インナーロータの回転中心
θ1 第1角度
θ2 第2角度

Claims (2)

  1. n(nは自然数)枚の外歯が形成されたインナーロータと、該外歯と噛み合うn+1枚の内歯が形成されたアウターロータと、流体が吸入される吸入ポートおよび流体が吐出される吐出ポートが形成されたケーシングとを備え、両ロータが噛み合って回転するときに両ロータの歯面間に形成されるセルの容積変化により流体を吸入、吐出することによって流体を搬送する内接型ギヤポンプであって、
    前記インナーロータの回転中心と前記外歯の歯先とを結ぶ第1直線と、前記回転中心と前記外歯の噛み合い部とを結ぶ第2直線とがなす第1角度が、前記回転中心と前記外歯の歯底とを結ぶ第3直線と、前記第2直線とがなす第2角度の1.4倍以上1.8倍以下とされていることを特徴とする内接型ギヤポンプ。
  2. 請求項1記載の内接型ギヤポンプにおいて、
    前記吸入ポートの両ロータの回転方向における後端と、前記吐出ポートの前記回転方向における前端との距離が、前記外歯の噛み合い部における前記回転方向に沿う幅と同等とされていることを特徴とする内接型ギヤポンプ。

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