JP2004150295A - 内接ヘリカル型のオイルポンプロータおよびオイルポンプ - Google Patents

内接ヘリカル型のオイルポンプロータおよびオイルポンプ Download PDF

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克明 細野
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2/00Rotary-piston machines or pumps
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    • F04C2/082Details specially related to intermeshing engagement type machines or pumps
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Abstract

【課題】小型で脈動や騒音が小さい内接型オイルポンプを実現する。
【解決手段】Zi枚の外歯を有するインナーロータ10と、外歯と噛み合うZo(=Zi+1)枚の内歯を有するアウターロータ20とが噛み合う内接型のオイルポンプロータであって、インナーロータ10およびアウターロータ20が、それぞれ一様な歯面形状が軸線方向に連続するヘリカル状に形成され、これらインナーロータ10およびアウターロータ20が軸線方向一端において噛み合う位置関係にあり、 軸線方向一端における歯面形状を基準として、インナーロータ10の歯面形状の回転角度αとアウターロータ20の歯面形状の回転角度βとが、
β=α×Zi/Zo(ただしα≠0)
の関係を満たし、この関係が両ロータ10,20の軸線方向全長にわたり維持される構成とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インナーロータの外歯とアウターロータの内歯とが内接して両ロータの歯面間に形成されるセルの容積変化により流体を吸入・吐出する内接型オイルポンプロータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、内接型のオイルポンプロータは、サイクロイド曲線やトロコイド曲線等から創生した歯面を有するインナーロータおよびアウターロータを噛み合わせて構成されている。このような内接型オイルポンプとして、たとえば、従来スパー状に形成されていた両ロータの歯面をヘリカル状に形成した、ヘリカル型のポンプが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開昭54−108908号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、内接型オイルポンプでは、簡易な構成により効率のよい流体搬送が可能となるが、近年、ポンプの小型化、あるいはポンプを大型化せずに流体の搬送量を増大させることが求められている。
【0005】
ポンプの小型化、あるいはポンプを大型化せずに搬送量を増大させる手段のひとつとして、ロータを高速回転させる手段がある。ところが、ポンプを高速回転させると脈動や騒音が増大してしまうという問題があった。
【0006】
本発明は、以上の課題に鑑みてなされたもので、小型で脈動や騒音が小さい内接型オイルポンプを実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1の発明に係る内接ヘリカル型のオイルポンプロータは、Zi枚の外歯を有するインナーロータと、外歯と噛み合うZo(=Zi+1)枚の内歯を有するアウターロータとを有し、両ロータの歯面間に形成されたセルの容積変化により流体を吸入・吐出する内接型のオイルポンプロータであって、インナーロータおよびアウターロータが、それぞれ一様な歯面形状が軸線方向に連続するヘリカル状に形成されるとともに、軸線方向一端において噛み合う位置関係にあり、この位置に対して軸線方向いずれかの位置におけるインナーロータの歯面形状の回転角度αとアウターロータの歯面形状の回転角度βとが、
β=α×Zi/Zo(ただしα≠0)
の関係を満たし、この関係が両ロータの軸線方向全長にわたり維持されていることを特徴としている。
【0008】
この発明によれば、両ロータが互いに噛み合っている位置関係を基準として、軸線方向のいずれかの位置におけるインナーロータの歯面の回転角度をαとすると、この位置でのアウターロータの歯面の回転角度は両ロータの歯数比に比例してαよりも小さい回転角度βとなるように形成されている。
すなわち、歯数比がZi/Zoである両ロータは、インナーロータが角度αだけ回転するとアウターロータはβ=α×Zi/Zoだけ回転されることになるので、上述のようなヘリカル形状とすることにより、インナーロータの回転に伴い、一端での両ロータの噛み合い位置関係が軸線方向に順次移行しながら生じることになる。
したがって、スパー形状とは異なり歯面同士の接触が連続的となり、バックラッシに起因する歯面同士の不連続な接触による騒音の発生を抑制することができる。
【0009】
また、この構成によって、セルが軸方向に一様でない断面形状を有し、ロータの回転による容積変化が緩やかに行われるようになるので、脈動が緩和され、騒音の抑制およびポンプ効率の向上が可能となる。
【0010】
なお、インナーロータの歯面形状の回転角度αは、5°よりも小さいとヘリカル形状による効果が薄く、35°よりも大きいと製造が困難となるので、
5°≦α≦35°
とすることが好ましい。
【0011】
請求項2の発明に係る内接ヘリカル型のオイルポンプは、請求項1に記載のインナーロータおよびアウターロータと、これらインナーロータおよびアウターロータを収容し、セルに連通して流体が吸入される吸入ポートおよび流体が吐出される吐出ポートが形成されたケーシングとを備えた内接ヘリカル型のオイルポンプであって、ケーシングには、インナーロータおよびアウターロータの端面に面して、容積が拡大過程にあるセル端面に連通する吸入ポートと、容積が減少過程にあるセル端面に連通する吐出ポートと、容積が最大となっているセル端面を閉鎖するシール面とが設けられ、断面積が最大となっているセル側面の歯面間を閉鎖する閉鎖点C1および閉鎖点C2とインナーロータの中心Oiとを結んだ中心角θと、シール面が前記インナーロータの中心Oiに対して形成する中心角γとが、
θ+α≦γ
の関係を満たすことを特徴としている。
【0012】
この発明によれば、容積最大のセル端面をシールするシール面がθ+αよりも大きい角度をなして設けられることにより、ヘリカル状に形成されるセルによる吸入ポート側と吐出ポート側とを非連通とすることができる。
すなわち、内接型オイルポンプのセルは、セルが容積拡大過程にある間は吸入ポートに連通させ、セルが容積縮小過程にある間は吐出ポートに連通させなければならない。また、セルを閉鎖させたまま容積を変化させることは、キャビテーション等、騒音や効率低下の原因となるため、避けなければならない。
【0013】
一方、上述した内接ヘリカル型のオイルポンプロータでは、セルは、一端側での開口面積が最大となった後、他端側での開口面積が最大となるまで、軸線方向いずれかの位置での断面積が最大となっており、セルの容積はこの間に最大となる。
したがって、最大開口状態のセルよりも大きな範囲をシールするシール面を有することにより、容積が最大となっているセルの端面を閉鎖することができるので、吐出ポートと吸入ポートとが連通せず、効率のよい流体搬送が可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1に、本実施形態による内接ヘリカル型のオイルポンプロータを示す。このオイルポンプロータは、Zi(=6)枚の外歯を有するインナーロータ10と、この外歯と噛み合うZo(=7)枚の内歯を有するアウターロータ20とが偏心して配置されて噛み合い、図の矢印方向に回転駆動されるインナーロータ10によってアウターロータ20が従回転される構成となっている。
【0015】
図2に示すインナーロータ10は、基礎円上を転がる転円が形成するサイクロイド曲線によって外歯が創生された軸方向長さlのサイクロイドロータであって、その歯面が軸線に対して斜めに形成されたヘリカル型である。
【0016】
ここでインナーロータ10のヘリカル形状について説明する。このインナーロータ10の歯面形状は、一端側の第1面11での位置に対して、歯面形状が軸線(中心)Oi中心に所定の割合で回転しながら、他端側の第2面12に至るまで連続しているヘリカル形状となっている。
【0017】
すなわち、インナーロータ10の第1面11における角度位置を基準として、第2面12(第1面11からの距離l)における位置が、回転角度α(l)(本実施形態では7°)だけロータ回転駆動方向後方にずれ、第1面11と第2面12との間の歯面が軸線(中心)Oiに対して斜めとなっている。なお、図1は第1面11側から見た状態を示している。
【0018】
図3に示すアウターロータ20は、基礎円上を転がる転円が形成するサイクロイド曲線によって内歯が創生された軸方向長さがlのサイクロイドロータであって、その歯面が軸線Ooに対して斜めに形成されたヘリカル型である。
【0019】
ここでアウターロータ20のヘリカル形状について説明する。このアウターロータ20の歯面形状は、一端側の第1面21での位置に対して、歯面形状が軸線中心に所定の割合で回転しながら、他端側の第2面22に至るまで連続しているヘリカル形状となっている。
【0020】
すなわち、アウターロータ20の第1面21における位置を基準として、第2面22(第1面11からの距離l)における位置が、回転角度β(l)(本実施形態では6°)だけロータ回転駆動方向後方にずれ、第1面21と第2面22との間の歯面が軸線Ooに対して斜めとなっている。なお、図1は第1面21側から見た状態を示している。
【0021】
図4は、両ロータ10,20が噛み合って、第1面11,21側に開口する面積が最大となるセル100が形成された状態を示している。
このとき、第2面12,22では、図5に示すようにインナーロータ10の回転角度α(l)(=7°)、アウターロータ20の回転角度β(l)(=6°)だけ第1面11,21側よりも角度位置が遅れた形の噛み合い状態で開口している。
なお、図4および図5はいずれも第1面11,21側から第2面12,22側を見た図である。
【0022】
両ロータ10,20の歯面間に形成される各セルは、第1面11,21から第2面12,22に至るまで両ロータ10,20が歯面の位置を異ならせて噛み合っているので、その開口位置が第1面11,21と第2面12,22とで異なる位置となっている。
【0023】
ところで、インナーロータ10によって回転されるアウターロータ20の回転角度は、両ロータ10,20の歯数比に比例し、インナーロータ10の回転角度に応じて決定される。
すなわち、軸線方向いずれかの位置におけるインナーロータ10歯面の回転角度αから、この位置でアウターロータ20を噛み合わせるために適切なアウターロータ20歯面の回転角度βを得ることができるので、この関係を満たすように両ロータ10,20の歯面を形成すれば、どの位置においても、また軸線方向どの位置においても、両ロータ10,20が噛み合っている状態となる。
【0024】
第1面11において噛み合う位置関係にあるインナーロータ10およびアウターロータ20の歯面は、この位置を基準として、軸線方向いずれかの位置におけるインナーロータ10の回転角度αとアウターロータ20の回転角度βとが、
β=α×Zi/Zo
を満たすようにヘリカル状に形成される。本実施形態では、Zi=6枚、Zo=7枚であるから、インナーロータ10の第2面12での回転角度α=7°に対して、アウターロータ20の第2面22での回転角度βが6°となり、第1面11,21と第2面12,22との間が連続する形状となる。なお、α≠0、β≠0とする。
【0025】
以上のように、歯面がヘリカル状に形成されているインナーロータ10およびアウターロータ20とを噛み合わせることにより、駆動が円滑で騒音が小さく、効率のよい内接ヘリカル型のオイルポンプを構成することができる。
【0026】
次に、アウターロータ20の外周面を保持するケーシング30に設けられる吸入ポートおよび吐出ポートについて説明する。
本実施形態では、両ロータ10,20の両端面に、それぞれ吸入ポート31a,32aと吐出ポート31b,32bが設けられている。図4に示すように、第1面11,21側に設けられた吸入ポート31aから吐出ポート31bに至る間の部分は、セルの一端面を閉鎖するシール面31cとなっている。また、図5に示すように、第2面12,22側に設けられた吸入ポート32aから吐出ポート32bに至る間の部分は、セルの他端面を閉鎖するシール面32cとなっている。そして、吸入ポート31aと吸入ポート32a、および吐出ポート31bと吐出ポート32bとは、それぞれ両ロータ10,20の両端面に面し、互いに対向するように同じ形状で設けられている。
【0027】
図4に示す吸入ポート31aおよび吐出ポート31bは第1面11,21に面している。この吸入ポート31aと吐出ポート31bとを非連通とするシール面31cは、インナーロータ10の中心Oiに対してなす中心角γ1が、開口面積が最大となっているセル100の側面を閉鎖する閉鎖点C1、C2とインナーロータ10の中心Oiとを結ぶ角度θに対して、
θ+α=γ1
となるように形成される。そして、この吸入ポート31a、吐出ポート31bおよびシール面31cは、中心Oiと中心Ooとを結ぶ直線に対して対称となっている。
【0028】
同様に、図5に示す吸入ポート32aおよび吐出ポート32bは第2面12,22に面している。この吸入ポート32aと吐出ポート32bとを非連通とするシール面32cは、インナーロータ10の中心Oiに対してなす角度γ2が、開口面積が最大となっているセル100の側面を閉鎖する閉鎖点C1、C2とインナーロータ10の中心Oiとを結ぶ角度θに対して、
θ+α=γ2
となるように形成される。そして、この吸入ポート32a、吐出ポート32bおよびシール面32cは、中心Oiと中心Ooとを結ぶ直線に対して対称となっている。
【0029】
図6に、中心Oiと中心Ooとを結ぶ直線を中心として形成されたセル101を示す。このセル101は、両ロータ10,20の軸線方向中央位置でのセル断面が最大面積となる位置に形成されている。すなわちセル101は、第1面11,21での面積が最大となる位置から、各ロータがそれぞれ回転角度α,βの1/2だけ回転した角度位置で形成されており、第1面11,21においては閉鎖点C1よりもロータ回転駆動方向前方の閉鎖点C3で回転方向前方に隣り合うセル102と隔てられ、第2面12,22においては閉鎖点C2よりもロータ回転駆動方向後方の閉鎖点C4で回転方向後方に隣り合うセル103と隔てられている。
【0030】
第1面11,21に面するケーシング30のシール面31cは、セル100に対して、周方向前後にインナーロータ10の回転角度αの1/2ずつ大きく設けられているので、セル100からインナーロータ10がα/2だけ回転して形成されたセル101の第1面11,21側の端面を閉鎖することができる。また、第2面12,22に面するシール面32cも同様に、セル100に対して、回転方向前後にインナーロータ10の回転角度αの1/2ずつ大きく設けられているので、セル100よりもインナーロータ10の回転角がα/2だけ後方であるセル101の第2面12,22側の端面を閉鎖することができる。
【0031】
以上のように各吸入ポートおよび吐出ポートを設けることにより、ヘリカル状に形成されるセルの両端面を効率よく閉鎖し、吸入側と吐出側とを非連通とすることができる。
【0032】
なお、以上の実施形態において示した各構成部材、その諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求に基づき種々変更可能である。
たとえば、シール面を、中心Oi,Ooを結ぶ直線に対して対称ではなく、セルの容積が最大となるときのセルの開口位置にあわせて、両端面で異なる位置に設けてもよく、このようにシール面を設けることによってさらに確実に吸入側と吐出側とを断絶させることが可能になる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1の発明に係る内接ヘリカル型のオイルポンプロータによれば、歯面同士の接触が連続的に行われ、バックラッシに起因する歯面同士の不連続な接触による騒音の発生を抑制することができる。
また、脈動が緩和されることにより、騒音の抑制およびポンプ効率の向上が可能となる。
【0034】
請求項2の発明に係る内接ヘリカル型のオイルポンプによれば、最大開口状態のセルよりも大きな範囲をシールするシール面を有することにより、容積が最大となっているセルの端面を閉鎖することができるので、吐出ポートと吸入ポートとが連通せず、効率のよい流体搬送が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるオイルポンプロータを示す図である。
【図2】本発明の一実施形態によるインナーロータを示す図である。
【図3】本発明の一実施形態によるアウターロータを示す図である。
【図4】図1に示すオイルポンプロータに形成されるセルの一端側の開口状態およびケーシングの吸入・吐出ポートを示す図である。
【図5】図1に示すオイルポンプロータに形成されるセルの他端側の開口状態およびケーシングの吸入・吐出ポートを示す図である。
【図6】セルとシール面との位置関係を示す図である。
【符号の説明】
10 インナーロータ
Oi 軸線(中心)
α,β 回転角度
20 アウターロータ
Oo 軸線(中心)
30 ケーシング
31a,32a 吸入ポート
31b,32b 吐出ポート
31c,32c シール面
100,101,102,103 セル
C1,C2,C3,C4 閉鎖点

Claims (3)

  1. Zi枚の外歯を有するインナーロータと、前記外歯と噛み合うZo(=Zi+1)枚の内歯を有するアウターロータとを有し、両ロータの歯面間に形成されたセルの容積変化により流体を吸入・吐出する内接型のオイルポンプロータであって、
    前記インナーロータおよびアウターロータが、それぞれ一様な歯面形状が軸線方向に連続するヘリカル状に形成されるとともに、軸線方向一端において噛み合う位置関係にあり、
    軸線方向一端における歯面形状を基準として、軸線方向いずれかの位置における前記インナーロータの歯面形状の回転角度αと前記アウターロータの歯面形状の回転角度βとが、
    β=α×Zi/Zo(ただしα≠0)
    の関係を満たし、この関係が両ロータの軸線方向全長にわたり維持されていることを特徴とする内接ヘリカル型のオイルポンプロータ。
  2. 請求項1に記載のインナーロータおよびアウターロータと、これらインナーロータおよびアウターロータを収容し、前記セルに連通して流体が吸入される吸入ポートおよび流体が吐出される吐出ポートが形成されたケーシングとを備えた内接ヘリカル型のオイルポンプであって、
    前記ケーシングには、前記インナーロータおよびアウターロータの端面に面して、容積が拡大過程にある前記セル端面に連通する吸入ポートと、容積が減少過程にある前記セル端面に連通する吐出ポートと、容積が最大となっている前記セル端面を閉鎖するシール面とが設けられ、
    断面積が最大となっている前記セル側面の歯面間を閉鎖する閉鎖点C1および閉鎖点C2と前記インナーロータの中心Oiとを結んだ中心角θと、
    前記シール面が前記インナーロータの中心Oiに対して形成する中心角γとが、
    θ+α≦γ
    の関係を満たすことを特徴とする内接ヘリカル型のオイルポンプ。
  3. 前記シール面が、前記インナーロータの中心Oiと前記アウターロータの中心Ooとを結ぶ直線に対して線対称に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の内接ヘリカル型のオイルポンプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008136521A1 (ja) 2007-05-08 2008-11-13 Idemitsu Kosan Co., Ltd. ポリカーボネート重合体、塗工液、および電子写真感光体
KR101082037B1 (ko) * 2011-07-21 2011-11-10 (재)대구기계부품연구원 헬리컬 기어 구조를 갖는 오일 펌프

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