JPH0942165A - トロコイドポンプ - Google Patents
トロコイドポンプInfo
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- JPH0942165A JPH0942165A JP18995495A JP18995495A JPH0942165A JP H0942165 A JPH0942165 A JP H0942165A JP 18995495 A JP18995495 A JP 18995495A JP 18995495 A JP18995495 A JP 18995495A JP H0942165 A JPH0942165 A JP H0942165A
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- Japan
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- fluid
- pump
- casing
- fluid discharge
- discharge opening
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C14/00—Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations
- F04C14/10—Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber
- F04C14/14—Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber using rotating valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2/00—Rotary-piston machines or pumps
- F04C2/08—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
- F04C2/10—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member
- F04C2/102—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member the two members rotating simultaneously around their respective axes
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 トロコイドポンプを流量可変となし、所要量
の流体のみを供給する様にでき、ホンプ駆動エネルギー
効率を高め省エネルギーを可能にする。 【解決手段】 トロコイド歯形を有するインナーロータ
１２とアウターロータ１４とが噛み合わされ、軸方向の
両側からバルブ部材１６，１８が摺動可能に当接され、
これらにより画定されて複数のポンプ隔室が形成されて
いる。バルブ部材１６には周方向の第１の角度範囲にポ
ンプ隔室と連通せる流体吸入開口１７が形成され、バル
ブ部材１８には周方向の第２の角度範囲にポンプ隔室と
連通せる流体吐出開口１９が形成されて、流体吸入開口
１７は流体吸入口６と連通し、流体吐出開口１９は流体
吐出口８と連通している。インナーロータ１２は駆動回
転軸１０により駆動される。バルブ部材１６，１８を周
方向に回動させるための操作部材２４及びウォーム２４
Ａを含む回動操作手段が設けられている。
の流体のみを供給する様にでき、ホンプ駆動エネルギー
効率を高め省エネルギーを可能にする。 【解決手段】 トロコイド歯形を有するインナーロータ
１２とアウターロータ１４とが噛み合わされ、軸方向の
両側からバルブ部材１６，１８が摺動可能に当接され、
これらにより画定されて複数のポンプ隔室が形成されて
いる。バルブ部材１６には周方向の第１の角度範囲にポ
ンプ隔室と連通せる流体吸入開口１７が形成され、バル
ブ部材１８には周方向の第２の角度範囲にポンプ隔室と
連通せる流体吐出開口１９が形成されて、流体吸入開口
１７は流体吸入口６と連通し、流体吐出開口１９は流体
吐出口８と連通している。インナーロータ１２は駆動回
転軸１０により駆動される。バルブ部材１６，１８を周
方向に回動させるための操作部材２４及びウォーム２４
Ａを含む回動操作手段が設けられている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポンプ技術に属す
るものであり、特にトロコイドポンプに関する。
るものであり、特にトロコイドポンプに関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】内接形
のギヤポンプの１つにトロコイドポンプがある。従来の
トロコイドポンプでは、トロコイド歯形を有するインナ
ーロータとアウターロータとを噛み合わせてケーシング
内に回転可能な様に取付け、上記アウターロータには周
方向に適宜の間隔で配列された径方向流体流通孔を形成
しておき、上記ケーシングにはアウターロータの径方向
外方にてそれぞれ適宜の周方向角度範囲内に流体吸入経
路及び流体吐出経路を形成し、インナーロータまたはア
ウターロータを駆動回転させることにより、インナーロ
ータとアウターロータとの間に形成されるポンプ隔室に
流体吸入経路から流体流通孔を介して流体を吸入し、ポ
ンプ隔室から流体流通孔を介して流体吐出経路へと流体
を吐出させる様にしている。このトロコイドポンプは、
比較的騒音が小さいという利点がある。
のギヤポンプの１つにトロコイドポンプがある。従来の
トロコイドポンプでは、トロコイド歯形を有するインナ
ーロータとアウターロータとを噛み合わせてケーシング
内に回転可能な様に取付け、上記アウターロータには周
方向に適宜の間隔で配列された径方向流体流通孔を形成
しておき、上記ケーシングにはアウターロータの径方向
外方にてそれぞれ適宜の周方向角度範囲内に流体吸入経
路及び流体吐出経路を形成し、インナーロータまたはア
ウターロータを駆動回転させることにより、インナーロ
ータとアウターロータとの間に形成されるポンプ隔室に
流体吸入経路から流体流通孔を介して流体を吸入し、ポ
ンプ隔室から流体流通孔を介して流体吐出経路へと流体
を吐出させる様にしている。このトロコイドポンプは、
比較的騒音が小さいという利点がある。
【０００３】しかして、従来のトロコイドポンプでは、
流量可変とすることはなされていないので、所要流体量
が変化する場合には、ポンプから供給される流体のうち
の一部のみを利用し他の過剰分を利用することなくタン
クに戻すか捨てるかしていた。これは、ポンプ駆動エネ
ルギーの浪費をもたらしている。
流量可変とすることはなされていないので、所要流体量
が変化する場合には、ポンプから供給される流体のうち
の一部のみを利用し他の過剰分を利用することなくタン
クに戻すか捨てるかしていた。これは、ポンプ駆動エネ
ルギーの浪費をもたらしている。
【０００４】また、上記の様な従来のトロコイドポンプ
では、アウターロータの径方向外方においてポンプ隔室
と流体吸入経路及び流体吐出経路との接続を行っている
ので、流量の割には寸法が大きい。
では、アウターロータの径方向外方においてポンプ隔室
と流体吸入経路及び流体吐出経路との接続を行っている
ので、流量の割には寸法が大きい。
【０００５】そこで、本発明は、トロコイドポンプを流
量可変となし、所要量の流体のみを供給でき、かくして
ホンプ駆動エネルギー効率を高め省エネルギーの可能な
トロコイドポンプを提供することを目的とする。
量可変となし、所要量の流体のみを供給でき、かくして
ホンプ駆動エネルギー効率を高め省エネルギーの可能な
トロコイドポンプを提供することを目的とする。
【０００６】更に、本発明は、小型化の可能なトロコイ
ドポンプを提供することを目的とする。
ドポンプを提供することを目的とする。
【０００７】また、本発明は、簡単な機構により流量可
変となすことのできるトロコイドポンプを提供すること
を目的とする。
変となすことのできるトロコイドポンプを提供すること
を目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的を達成するものとして、トロコイド歯形を有するイン
ナーロータとアウターロータとが噛み合わされてケーシ
ング内にて回転可能な様に取付けられており、上記イン
ナーロータとアウターロータとに対し軸方向の両側から
１対の板状体が摺動可能に当接されており、上記インナ
ーロータとアウターロータと１対の板状体とにより画定
されて複数のポンプ隔室が形成されており、上記１対の
板状体のうちの一方には周方向の第１の角度範囲に上記
ポンプ隔室と連通せる流体吸入開口が形成されており且
つ該一方または他方には周方向の第２の角度範囲に上記
ポンプ隔室と連通せる流体吐出開口が形成されており、
上記流体吸入開口は上記ケーシングに形成された流体吸
入口と連通しており、上記流体吐出開口は上記ケーシン
グに形成された流体吐出口と連通しており、上記インナ
ーロータ及びアウターロータのうちの少なくとも一方を
駆動回転体となしており、上記１対の板状体のうちの上
記流体吸入開口及び流体吐出開口の形成されているもの
を周方向に回動させるための回動操作手段が設けられて
いることを特徴とする、トロコイドポンプ、が提供され
る。
的を達成するものとして、トロコイド歯形を有するイン
ナーロータとアウターロータとが噛み合わされてケーシ
ング内にて回転可能な様に取付けられており、上記イン
ナーロータとアウターロータとに対し軸方向の両側から
１対の板状体が摺動可能に当接されており、上記インナ
ーロータとアウターロータと１対の板状体とにより画定
されて複数のポンプ隔室が形成されており、上記１対の
板状体のうちの一方には周方向の第１の角度範囲に上記
ポンプ隔室と連通せる流体吸入開口が形成されており且
つ該一方または他方には周方向の第２の角度範囲に上記
ポンプ隔室と連通せる流体吐出開口が形成されており、
上記流体吸入開口は上記ケーシングに形成された流体吸
入口と連通しており、上記流体吐出開口は上記ケーシン
グに形成された流体吐出口と連通しており、上記インナ
ーロータ及びアウターロータのうちの少なくとも一方を
駆動回転体となしており、上記１対の板状体のうちの上
記流体吸入開口及び流体吐出開口の形成されているもの
を周方向に回動させるための回動操作手段が設けられて
いることを特徴とする、トロコイドポンプ、が提供され
る。
【０００９】本発明の一態様においては、上記ケーシン
グ内には、上記流体吸入開口と上記流体吸入口との間に
低圧流体室が介在しており、上記流体吐出開口と上記流
体吐出口との間に高圧流体室が介在している。
グ内には、上記流体吸入開口と上記流体吸入口との間に
低圧流体室が介在しており、上記流体吐出開口と上記流
体吐出口との間に高圧流体室が介在している。
【００１０】本発明の一態様においては、上記回動操作
手段は上記１対の板状体のうちの少なくとも一方にウォ
ームホイールを形成し該ウォームホイールと噛み合うウ
ォームを操作部材に取付けてなるものであり、該操作部
材はケーシング外にて操作し得るものである。
手段は上記１対の板状体のうちの少なくとも一方にウォ
ームホイールを形成し該ウォームホイールと噛み合うウ
ォームを操作部材に取付けてなるものであり、該操作部
材はケーシング外にて操作し得るものである。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。
の実施の形態を説明する。
【００１２】図１は本発明によるトロコイドポンプの第
１の実施形態を示す一部切欠一部透視分解斜視図であ
り、図２及び図３はいずれもこのトロコイドポンプの組
立て状態を示す断面図である。
１の実施形態を示す一部切欠一部透視分解斜視図であ
り、図２及び図３はいずれもこのトロコイドポンプの組
立て状態を示す断面図である。
【００１３】これらの図において、２は第１ケーシング
部材であり、４は第２ケーシング部材であり、これらは
ボルトにより結合され一体化されてケーシングを構成し
ている。該ケーシングには、第１ケーシング部材２及び
第２ケーシング部材４を貫通してＡＢ方向の流体吸入口
６が形成されており、該流体吸入口によりケーシング内
の空洞とケーシング外とが連通している。また、ケーシ
ングには、第１ケーシング部材を貫通してＡＢ方向の流
体吐出口８が形成されており、該流体吐出口によりケー
シング内の空洞とケーシング外とが連通している。尚、
流体は例えば油である。
部材であり、４は第２ケーシング部材であり、これらは
ボルトにより結合され一体化されてケーシングを構成し
ている。該ケーシングには、第１ケーシング部材２及び
第２ケーシング部材４を貫通してＡＢ方向の流体吸入口
６が形成されており、該流体吸入口によりケーシング内
の空洞とケーシング外とが連通している。また、ケーシ
ングには、第１ケーシング部材を貫通してＡＢ方向の流
体吐出口８が形成されており、該流体吐出口によりケー
シング内の空洞とケーシング外とが連通している。尚、
流体は例えば油である。
【００１４】１０は駆動回転軸であり、該駆動回転軸１
０は第２ケーシング部材４の中央部をＸＹ方向に貫通し
ておりベアリングを介して第２ケーシング部材４に回転
可能な様に支持されている。駆動回転軸１０のＸ方向端
部は、必要によりクラッチ等を介して不図示のモータ等
の回転駆動源の出力軸に接続されている。また、駆動回
転軸１０のＹ方向端部にはスプライン１０Ａが形成され
ている。
０は第２ケーシング部材４の中央部をＸＹ方向に貫通し
ておりベアリングを介して第２ケーシング部材４に回転
可能な様に支持されている。駆動回転軸１０のＸ方向端
部は、必要によりクラッチ等を介して不図示のモータ等
の回転駆動源の出力軸に接続されている。また、駆動回
転軸１０のＹ方向端部にはスプライン１０Ａが形成され
ている。
【００１５】尚、本明細書では、軸方向、周方向及び径
方向とは、特に指示しない限り、いずれも駆動回転軸１
０に関する方向（あるいはこれに相当する方向）を指
し、即ちＸＹ方向を軸方向として指すものとする。
方向とは、特に指示しない限り、いずれも駆動回転軸１
０に関する方向（あるいはこれに相当する方向）を指
し、即ちＸＹ方向を軸方向として指すものとする。
【００１６】ケーシング内の空洞にはインナーロータ１
２及びアウターロータ１４が配置されている。インナー
ロータ１２の外歯とアウターロータ１４の内歯とはトロ
コイド曲線状に形成及び配置されている。インナーロー
タ１２には、上記駆動回転軸１０のスプラインと係合せ
るスプライン穴１２Ａが形成されている。
２及びアウターロータ１４が配置されている。インナー
ロータ１２の外歯とアウターロータ１４の内歯とはトロ
コイド曲線状に形成及び配置されている。インナーロー
タ１２には、上記駆動回転軸１０のスプラインと係合せ
るスプライン穴１２Ａが形成されている。
【００１７】インナーロータ１２とアウターロータ１４
とは、同等の厚さ（ＸＹ方向寸法）を有する。インナー
ロータ１２及びアウターロータ１４のＸ方向側には第１
のバルブ部材１６が配置されている。また、インナーロ
ータ１２及びアウターロータ１４のＹ方向側及びアウタ
ーロータ１４の周方向外方には第２のバルブ部材１８が
配置されている。これら第１のバルプ部材１６と第２の
バルブ部材１８とは、第１のバルプ部材１６の係合用切
欠（径方向の対向位置に２つ形成されている）１６Ａに
第２のバルブ部材１８の係合用突起（径方向の対向位置
に２つ形成されている）１８Ａを係合させることによ
り、周方向の相対的回転が阻止されている。上記第１の
バルブ部材１６及び第２のバルブ部材１８は、本発明の
１対の板状体を構成しており、インナーロータ１２及び
アウターロータ１４に対し摺動可能に当接されている。
とは、同等の厚さ（ＸＹ方向寸法）を有する。インナー
ロータ１２及びアウターロータ１４のＸ方向側には第１
のバルブ部材１６が配置されている。また、インナーロ
ータ１２及びアウターロータ１４のＹ方向側及びアウタ
ーロータ１４の周方向外方には第２のバルブ部材１８が
配置されている。これら第１のバルプ部材１６と第２の
バルブ部材１８とは、第１のバルプ部材１６の係合用切
欠（径方向の対向位置に２つ形成されている）１６Ａに
第２のバルブ部材１８の係合用突起（径方向の対向位置
に２つ形成されている）１８Ａを係合させることによ
り、周方向の相対的回転が阻止されている。上記第１の
バルブ部材１６及び第２のバルブ部材１８は、本発明の
１対の板状体を構成しており、インナーロータ１２及び
アウターロータ１４に対し摺動可能に当接されている。
【００１８】第１のバルブ部材１６には、周方向の第１
の角度範囲Ｍ（図３参照）に円弧状に延びている流体吸
入開口１７が形成されている。また、第２のバルブ部材
１８には、周方向の第２の角度範囲Ｎ（図３参照）に円
弧状に延びている流体吐出開口１９が形成されている。
図１及び図３において、ＸＹ方向に見た時、上記流体吸
入開口１７と流体吐出開口１９とはＡＢ方向の直線Ｓや
Ｓ1 やＳ2 に関し対称的に配置されている。
の角度範囲Ｍ（図３参照）に円弧状に延びている流体吸
入開口１７が形成されている。また、第２のバルブ部材
１８には、周方向の第２の角度範囲Ｎ（図３参照）に円
弧状に延びている流体吐出開口１９が形成されている。
図１及び図３において、ＸＹ方向に見た時、上記流体吸
入開口１７と流体吐出開口１９とはＡＢ方向の直線Ｓや
Ｓ1 やＳ2 に関し対称的に配置されている。
【００１９】図２及び図３に示されている様に、インナ
ーロータ１２とアウターロータ１４と第１のバルブ部材
１６と第２のバルブ部材１８とにより画定されて、複数
のポンプ隔室２０が形成されている。
ーロータ１２とアウターロータ１４と第１のバルブ部材
１６と第２のバルブ部材１８とにより画定されて、複数
のポンプ隔室２０が形成されている。
【００２０】図２に示されている様に、ケーシング内の
空洞には、第１のバルブ部材１６のＸ方向側に駆動回転
軸１０の外方にて環形状をなす低圧流体室Ｌが形成され
ており、第２バルブ部材１８のＹ方向側に環形状をなす
高圧流体室Ｈが形成されている。低圧流体室Ｌは、一方
において流体吸入口６と連通し、他方において流体吸入
開口１７を介してポンプ隔室２０と連通している。高圧
流体室Ｈは、一方において流体吐出口８と連通し、他方
において流体吐出開口１９を介してポンプ隔室２０と連
通している。
空洞には、第１のバルブ部材１６のＸ方向側に駆動回転
軸１０の外方にて環形状をなす低圧流体室Ｌが形成され
ており、第２バルブ部材１８のＹ方向側に環形状をなす
高圧流体室Ｈが形成されている。低圧流体室Ｌは、一方
において流体吸入口６と連通し、他方において流体吸入
開口１７を介してポンプ隔室２０と連通している。高圧
流体室Ｈは、一方において流体吐出口８と連通し、他方
において流体吐出開口１９を介してポンプ隔室２０と連
通している。
【００２１】第１のバルブ部材１６のＸ方向側の面に
は、ウォーム部材２２が付設されている。該ウォーム部
材は、周方向にほぼ角度９０度にわたって外方面にウォ
ームホイール２２Ａが形成されている。一方、第１ケー
シング部材２には、ＰＱ方向に回動操作部材２４が挿入
されており、該操作部材には上記ウォームホイール２２
Ａと噛み合うウォーム２４Ａが取付けられている。操作
部材２４の操作部２４Ｂはケーシング外に設けられてい
る。上記ウォーム部材２２、操作部材２４及びウォーム
２４Ａを含んで、本発明の回動操作手段が構成されてい
る。従って、上記回動操作部材２４を回動させることに
より、第１のバルブ部材１６及び第２のバルブ部材１８
の軸方向の周りの方向性（上記直線Ｓ，Ｓ1 ，Ｓ2 の方
向性）を適宜設定することができ［ＡＢ方向となす角度
θをもって、第１のバルブ部材１６及び第２のバルブ部
材１８の軸方向周りの方向を表すものとする］、図３に
示されるθ＝０°の方向から図３中で時計回りに角度９
０度回転したθ＝９０°の方向までの所望の方向性を実
現することができる。
は、ウォーム部材２２が付設されている。該ウォーム部
材は、周方向にほぼ角度９０度にわたって外方面にウォ
ームホイール２２Ａが形成されている。一方、第１ケー
シング部材２には、ＰＱ方向に回動操作部材２４が挿入
されており、該操作部材には上記ウォームホイール２２
Ａと噛み合うウォーム２４Ａが取付けられている。操作
部材２４の操作部２４Ｂはケーシング外に設けられてい
る。上記ウォーム部材２２、操作部材２４及びウォーム
２４Ａを含んで、本発明の回動操作手段が構成されてい
る。従って、上記回動操作部材２４を回動させることに
より、第１のバルブ部材１６及び第２のバルブ部材１８
の軸方向の周りの方向性（上記直線Ｓ，Ｓ1 ，Ｓ2 の方
向性）を適宜設定することができ［ＡＢ方向となす角度
θをもって、第１のバルブ部材１６及び第２のバルブ部
材１８の軸方向周りの方向を表すものとする］、図３に
示されるθ＝０°の方向から図３中で時計回りに角度９
０度回転したθ＝９０°の方向までの所望の方向性を実
現することができる。
【００２２】駆動回転軸１０の回転中心即ちインナーロ
ータ１２の対称中心軸Ｏ1 とアウターロータ１４の対称
中心軸Ｏ2 とは、ＡＢ方向に偏位している。
ータ１２の対称中心軸Ｏ1 とアウターロータ１４の対称
中心軸Ｏ2 とは、ＡＢ方向に偏位している。
【００２３】次に、本実施形態の動作を説明する。
【００２４】先ず、図１及び図３に示されている様に、
第１のバルブ部材１６及び第２のバルブ部材１８の軸方
向周りの方向がθ＝０°であるとする。Ｙ方向に見て、
駆動回転軸１０を反時計回り（即ち図３において反時計
回り）に回転させると、インナーロータ１２及びアウタ
ーロータ１４が反時計回りに回転する。これにともな
い、図３中の左半部では、インナーロータ１２とアウタ
ーロータ１４との間に形成されるポンプ隔室２０は容積
増加過程にあるので、流体吸入口６から低圧流体室Ｌを
経て流体吸入開口１７からポンプ隔室２０内へと流体が
吸入される。一方、図３中の右半部では、インナーロー
タ１２とアウターロータ１４との間に形成されるポンプ
隔室２０は容積減少過程にあるので、流体吐出開口１９
から高圧流体室Ｈを経て、流体吐出口８から外部へと流
体が吐出される。
第１のバルブ部材１６及び第２のバルブ部材１８の軸方
向周りの方向がθ＝０°であるとする。Ｙ方向に見て、
駆動回転軸１０を反時計回り（即ち図３において反時計
回り）に回転させると、インナーロータ１２及びアウタ
ーロータ１４が反時計回りに回転する。これにともな
い、図３中の左半部では、インナーロータ１２とアウタ
ーロータ１４との間に形成されるポンプ隔室２０は容積
増加過程にあるので、流体吸入口６から低圧流体室Ｌを
経て流体吸入開口１７からポンプ隔室２０内へと流体が
吸入される。一方、図３中の右半部では、インナーロー
タ１２とアウターロータ１４との間に形成されるポンプ
隔室２０は容積減少過程にあるので、流体吐出開口１９
から高圧流体室Ｈを経て、流体吐出口８から外部へと流
体が吐出される。
【００２５】次に、第１のバルブ部材１６及び第２のバ
ルブ部材１８の軸方向周りの方向がθ＝９０°であると
する。この場合は、流体吸入開口１７は容積増加過程に
ある隔室２０と容積減少過程にある隔室２０と丁度等し
い割合で連通し、且つ流体吐出開口１８も容積減少過程
にある隔室２０と容積増加過程にある隔室２０と丁度等
しい割合で連通することになる。かくして、低圧流体室
Ｌから流体吸入開口１７及び流体吐出開口１９を経て隔
室２０内に吸入される流体の量は差し引きで０となり、
隔室２０から流体吐出開口１９及び流体吸入開口１７を
経て高圧流体室Ｈへと吐出される流体の量も差し引きで
０となる。
ルブ部材１８の軸方向周りの方向がθ＝９０°であると
する。この場合は、流体吸入開口１７は容積増加過程に
ある隔室２０と容積減少過程にある隔室２０と丁度等し
い割合で連通し、且つ流体吐出開口１８も容積減少過程
にある隔室２０と容積増加過程にある隔室２０と丁度等
しい割合で連通することになる。かくして、低圧流体室
Ｌから流体吸入開口１７及び流体吐出開口１９を経て隔
室２０内に吸入される流体の量は差し引きで０となり、
隔室２０から流体吐出開口１９及び流体吸入開口１７を
経て高圧流体室Ｈへと吐出される流体の量も差し引きで
０となる。
【００２６】従って、θを０°〜９０°の範囲内の適宜
の角度に設定することにより、流量０から最大流量まで
の所望の流量を得ることができ、需要に応じた所要量の
流体のみを供給でき、かくしてポンプ駆動エネルギー効
率が高められ省エネルギーが実現される。
の角度に設定することにより、流量０から最大流量まで
の所望の流量を得ることができ、需要に応じた所要量の
流体のみを供給でき、かくしてポンプ駆動エネルギー効
率が高められ省エネルギーが実現される。
【００２７】また、本実施形態においては、第２のバル
ブ部材１８が高圧流体室Ｈ内の流体からＸ方向に受ける
圧力は第１のバルブ部材１６が低圧流体室Ｌ内の流体か
らＹ方向に受ける圧力より大きいので、第１のバルブ部
材１６、インナーロータ１２、アウターロータ１４及び
第２のバルブ部材１８は全体としてＸ方向に押圧され、
これによりポンプ隔室２０のシール効果が得られる。
ブ部材１８が高圧流体室Ｈ内の流体からＸ方向に受ける
圧力は第１のバルブ部材１６が低圧流体室Ｌ内の流体か
らＹ方向に受ける圧力より大きいので、第１のバルブ部
材１６、インナーロータ１２、アウターロータ１４及び
第２のバルブ部材１８は全体としてＸ方向に押圧され、
これによりポンプ隔室２０のシール効果が得られる。
【００２８】更に、本実施形態によれば、アウターロー
タ１４の径方向外方では流体吸入経路及び流体吐出経路
との接続を行っておらず、インナーロータ１２及びアウ
ターロータ１４の軸方向側方において流体吸入開口１７
及び流体吐出開口１９との接続を行っているので、流量
の割には装置寸法を小さくすることができる。また、ポ
ンプ流量は、インナーロータ１２及びアウターロータ１
４の軸方向側方に配置されたバルブ部材１６，１８を回
動させるという簡単な構成を用い、ケーシング外にて操
作部材２４を操作することで、容易に変化させることが
できる。
タ１４の径方向外方では流体吸入経路及び流体吐出経路
との接続を行っておらず、インナーロータ１２及びアウ
ターロータ１４の軸方向側方において流体吸入開口１７
及び流体吐出開口１９との接続を行っているので、流量
の割には装置寸法を小さくすることができる。また、ポ
ンプ流量は、インナーロータ１２及びアウターロータ１
４の軸方向側方に配置されたバルブ部材１６，１８を回
動させるという簡単な構成を用い、ケーシング外にて操
作部材２４を操作することで、容易に変化させることが
できる。
【００２９】図４は本発明によるトロコイドポンプの第
２の実施形態を示す一部切欠分解斜視図であり、図５〜
図７はいずれもこのトロコイドポンプの組立て状態を示
す断面図である。これらの図において、上記図１〜図３
におけると同様の機能を有する部材には同一の符号が付
されている。
２の実施形態を示す一部切欠分解斜視図であり、図５〜
図７はいずれもこのトロコイドポンプの組立て状態を示
す断面図である。これらの図において、上記図１〜図３
におけると同様の機能を有する部材には同一の符号が付
されている。
【００３０】本実施例では、バルブ部材１８に、周方向
の第１の角度範囲Ｍ（図７参照）に円弧状に延びている
流体吸入開口１７と、周方向の第２の角度範囲Ｎ（図７
参照）に円弧状に延びている流体吐出開口１９とが形成
されている。そして、インナーロータ１２及びアウター
ロータ１４のＸ方向側には板状体１６’が配置されてい
る。
の第１の角度範囲Ｍ（図７参照）に円弧状に延びている
流体吸入開口１７と、周方向の第２の角度範囲Ｎ（図７
参照）に円弧状に延びている流体吐出開口１９とが形成
されている。そして、インナーロータ１２及びアウター
ロータ１４のＸ方向側には板状体１６’が配置されてい
る。
【００３１】本実施形態では、第１ケーシング部材２
に、低圧流体室Ｌと高圧流体室Ｈが形成されており、更
にこれらとそれぞれ連通する流体吸入開口６及び流体吐
出開口８が形成されている。
に、低圧流体室Ｌと高圧流体室Ｈが形成されており、更
にこれらとそれぞれ連通する流体吸入開口６及び流体吐
出開口８が形成されている。
【００３２】以上の様な本実施形態によれば、上記第１
の実施形態と同様な流量可変効果、ポンプ駆動エネルギ
ー効率の向上効果及び省エネルギー効果が実現される。
の実施形態と同様な流量可変効果、ポンプ駆動エネルギ
ー効率の向上効果及び省エネルギー効果が実現される。
【００３３】また、本実施形態によれば、上記第１の実
施形態と同様に、アウターロータ１４の径方向外方では
流体吸入経路及び流体吐出経路との接続を行っておら
ず、インナーロータ１２及びアウターロータ１４の軸方
向側方において流体吸入開口１７及び流体吐出開口１９
との接続を行っているので、流量の割には装置寸法を小
さくすることができる。また、ポンプ流量は、インナー
ロータ１２及びアウターロータ１４の軸方向側方に配置
されたバルブ部材１８を回動させるという簡単な構成を
用い、ケーシング外にて操作部材２４を操作すること
で、容易に変化させることができる。
施形態と同様に、アウターロータ１４の径方向外方では
流体吸入経路及び流体吐出経路との接続を行っておら
ず、インナーロータ１２及びアウターロータ１４の軸方
向側方において流体吸入開口１７及び流体吐出開口１９
との接続を行っているので、流量の割には装置寸法を小
さくすることができる。また、ポンプ流量は、インナー
ロータ１２及びアウターロータ１４の軸方向側方に配置
されたバルブ部材１８を回動させるという簡単な構成を
用い、ケーシング外にて操作部材２４を操作すること
で、容易に変化させることができる。
【００３４】更に、本実施形態によれば、流体吸入のた
めの経路及び流体吐出のための経路をポンプ隔室２０の
Ｙ方向側に集中させたので、一層の軸方向長さの短縮が
可能である。
めの経路及び流体吐出のための経路をポンプ隔室２０の
Ｙ方向側に集中させたので、一層の軸方向長さの短縮が
可能である。
【００３５】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば、トロコイ
ドポンプの流量を可変となし、所要量の流体のみを供給
でき、かくしてホンプ駆動エネルギー効率を高め省エネ
ルギーが可能となる。更に、本発明によれば、トロコイ
ドポンプの小型化が可能である。また、本発明によれ
ば、トロコイドポンプの流量を簡単な機構により可変と
なすことができる。
ドポンプの流量を可変となし、所要量の流体のみを供給
でき、かくしてホンプ駆動エネルギー効率を高め省エネ
ルギーが可能となる。更に、本発明によれば、トロコイ
ドポンプの小型化が可能である。また、本発明によれ
ば、トロコイドポンプの流量を簡単な機構により可変と
なすことができる。
【図１】本発明によるトロコイドポンプの第１の実施形
態を示す一部切欠一部透視分解斜視図である。
態を示す一部切欠一部透視分解斜視図である。
【図２】本発明によるトロコイドポンプの第１の実施形
態のトロコイドポンプの組立て状態を示す断面図であ
る。
態のトロコイドポンプの組立て状態を示す断面図であ
る。
【図３】本発明によるトロコイドポンプの第１の実施形
態のトロコイドポンプの組立て状態を示す断面図であ
る。
態のトロコイドポンプの組立て状態を示す断面図であ
る。
【図４】本発明によるトロコイドポンプの第２の実施形
態を示す一部切欠分解斜視図である。
態を示す一部切欠分解斜視図である。
【図５】本発明によるトロコイドポンプの第２の実施形
態のトロコイドポンプの組立て状態を示す断面図であ
る。
態のトロコイドポンプの組立て状態を示す断面図であ
る。
【図６】本発明によるトロコイドポンプの第２の実施形
態のトロコイドポンプの組立て状態を示す断面図であ
る。
態のトロコイドポンプの組立て状態を示す断面図であ
る。
【図７】本発明によるトロコイドポンプの第２の実施形
態のトロコイドポンプの組立て状態を示す断面図であ
る。
態のトロコイドポンプの組立て状態を示す断面図であ
る。
２ 第１ケーシング部材 ４ 第２ケーシング部材 ６ 流体吸入口 ８ 流体吐出口 １０ 駆動回転軸 １０Ａ スプライン １２ インナーロータ １２Ａ スプライン穴 １４ アウターロータ １６ 第１のバルブ部材 １６’ 板状体 １６Ａ 係合用切欠 １７ 流体吸入開口 １８ 第２のバルブ部材 １８Ａ 係合用突起 １９ 流体吐出開口 ２０ ポンプ隔室 ２２ ウォーム部材 ２２Ａ ウォームホイール ２４ 操作部材 ２４Ａ ウォーム ２４Ｂ 操作部 Ｌ 低圧流体室 Ｈ 高圧流体室
Claims (3)
- 【請求項１】 トロコイド歯形を有するインナーロータ
とアウターロータとが噛み合わされてケーシング内にて
回転可能な様に取付けられており、上記インナーロータ
とアウターロータとに対し軸方向の両側から１対の板状
体が摺動可能に当接されており、上記インナーロータと
アウターロータと１対の板状体とにより画定されて複数
のポンプ隔室が形成されており、上記１対の板状体のう
ちの一方には周方向の第１の角度範囲に上記ポンプ隔室
と連通せる流体吸入開口が形成されており且つ該一方ま
たは他方には周方向の第２の角度範囲に上記ポンプ隔室
と連通せる流体吐出開口が形成されており、上記流体吸
入開口は上記ケーシングに形成された流体吸入口と連通
しており、上記流体吐出開口は上記ケーシングに形成さ
れた流体吐出口と連通しており、上記インナーロータ及
びアウターロータのうちの少なくとも一方を駆動回転体
となしており、上記１対の板状体のうちの上記流体吸入
開口及び流体吐出開口の形成されているものを周方向に
回動させるための回動操作手段が設けられていることを
特徴とする、トロコイドポンプ。 - 【請求項２】 上記ケーシング内には、上記流体吸入開
口と上記流体吸入口との間に低圧流体室が介在してお
り、上記流体吐出開口と上記流体吐出口との間に高圧流
体室が介在していることを特徴とする、請求項１に記載
のトロコイドポンプ。 - 【請求項３】 上記回動操作手段は上記１対の板状体の
うちの少なくとも一方にウォームホイールを形成し該ウ
ォームホイールと噛み合うウォームを操作部材に取付け
てなるものであり、該操作部材はケーシング外にて操作
し得るものであることを特徴とする、請求項１〜２のい
ずれかに記載のトロコイドポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18995495A JPH0942165A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | トロコイドポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18995495A JPH0942165A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | トロコイドポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0942165A true JPH0942165A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16249982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18995495A Pending JPH0942165A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | トロコイドポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0942165A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2497950A1 (en) * | 2011-03-09 | 2012-09-12 | Volvo Car Corporation | Georotor pump with capacity control valve provided rotatable within the shaft. |
| JP2014190341A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Johnson Electric Sa | 液体ポンプ |
| JP2014206133A (ja) * | 2013-04-15 | 2014-10-30 | 株式会社ジェイテクト | 電動ポンプ装置 |
| WO2016152319A1 (ja) * | 2015-03-26 | 2016-09-29 | ジヤトコ株式会社 | オイルポンプ |
| US11421684B2 (en) * | 2020-04-17 | 2022-08-23 | Dana Motion Systems Italia S.R.L. | Device for providing a flow and a method of varying a flow rate |
-
1995
- 1995-07-26 JP JP18995495A patent/JPH0942165A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2497950A1 (en) * | 2011-03-09 | 2012-09-12 | Volvo Car Corporation | Georotor pump with capacity control valve provided rotatable within the shaft. |
| EP2628951A1 (en) * | 2011-03-09 | 2013-08-21 | Volvo Car Corporation | A gerotor device |
| JP2014190341A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Johnson Electric Sa | 液体ポンプ |
| JP2014206133A (ja) * | 2013-04-15 | 2014-10-30 | 株式会社ジェイテクト | 電動ポンプ装置 |
| WO2016152319A1 (ja) * | 2015-03-26 | 2016-09-29 | ジヤトコ株式会社 | オイルポンプ |
| JP2016183596A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | ジヤトコ株式会社 | オイルポンプ |
| US11421684B2 (en) * | 2020-04-17 | 2022-08-23 | Dana Motion Systems Italia S.R.L. | Device for providing a flow and a method of varying a flow rate |
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