JP3090835B2 - ロータを貫通する流体制御通路を有するジェロータ型油圧装置 - Google Patents

ロータを貫通する流体制御通路を有するジェロータ型油圧装置

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JP3090835B2
JP3090835B2 JP82159483A JP82159483A JP3090835B2 JP 3090835 B2 JP3090835 B2 JP 3090835B2 JP 82159483 A JP82159483 A JP 82159483A JP 82159483 A JP82159483 A JP 82159483A JP 3090835 B2 JP3090835 B2 JP 3090835B2
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gerotor
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ホリス・ニューコーム・ホワイト、ジュニア
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ホリス・ニューコーム・ホワイト、ジュニア
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    • F04C2/00Rotary-piston machines or pumps
    • F04C2/08Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
    • F04C2/10Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member
    • F04C2/103Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member one member having simultaneously a rotational movement about its own axis and an orbital movement
    • F04C2/104Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member one member having simultaneously a rotational movement about its own axis and an orbital movement having an articulated driving shaft

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ハウジングと、このハ
ウジングの内部で軌道を描きながら偏心回転運動を行う
ロータとを有し、ハウジングとロータとの間に形成され
たジェロータ小室がロータの偏心回転運動により拡縮す
ることによって、装置内に流入した流体を高圧で排出す
るようになっているジェロータ型油圧装置に関する。そ
の主たる用途はポンプであるが、モータとしても使用す
ることができる。 【0002】 【従来の技術】ここで便宜的に図1乃至図7を参照して
ジェロータ型油圧装置の作動原理を説明する。 【0003】ジェロータ型油圧装置は、ハウジング20
とロータ28を有してなる。 【0004】ハウジング20は、ユニットとして構成さ
れ、ロータ28を半径方向で囲繞するステータ22(ジ
ェロータ組)と、ロータ28の軸方向の平坦な両端面の
一方に接する摩耗板(wear plate)21と、ロータ28の
軸方向の両端面の他方に接するマニホルド23及び端面
カバー24とを有する。 【0005】ロータ28は、ハウジング20のステータ
22のロータ洞内に偏心して配置され、摩耗板21とマ
ニホルド23の両方に対して摺動自在である。ステータ
22とロータ28の間には、図4に示すように複数のジ
ェロータ小室29が形成される。ロータ28は、駆動軸
44及び揺動桿38を介する回転駆動力によって軌道を
描きながら偏心回転し、ジェロータ小室29を拡縮させ
る。この結果、ジェロータ小室29に圧力が発生し、ハ
ウジング20の1箇所に形成された2つの流体接続部の
間で、すなわち、入口手段(流入口)30から出口手段
(流出口)31の間で、流体に高圧を生ぜしめる。 【0006】ハウジング20からジェロータ小室29へ
の流体の流れは、摩耗板21に形成された連絡通路33
(図2)を経て、摩耗板21の反対側に形成された環状
溝、すなわち、環状流体通路34(図3)と、ロータ2
8に形成された環状溝、すなわち、環状流体通路37
(図4)が連通する(commutate) ことにより行われる。
ここで、ロータ28は偏心回転運動をしているので、前
記環状流体通路37と環状流体通路34とが円周方向の
一部において連通し、ジェロータ小室29内への流体の
連通が確保される。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】上記のようなジェロー
タ型油圧装置には次の問題がある。 【0008】流体がジェロータ型油圧装置内を流れるこ
とによって、この装置が昇温するという問題である。特
に、流体がロータ内を往復して流れる従来のタイプのも
のでは、流体の持つ熱量が装置に伝導しやすく、この結
果、装置、特に、ロータの昇温を招くという問題であ
る。また、流体の熱量により、装置、特に、ロータが膨
張するという問題もある。 【0009】 【発明の概要】この発明の目的は前記問題を解決するジ
ェロータ型油圧装置を提供することである。 【0010】本発明のその他の諸目的及び利点は添付図
とその説明から明らかになろう。本発明の本質的特色は
前記した特許請求の範囲に記載されている。 【0011】この発明は流体流入口と流体流出口とをそ
れぞれ一つだけ使用するポンプとして説明されているけ
れども、その流体流入口と流出口を単に逆にすることに
よって高圧流体を今度は今まで入口であった所へ導入す
れば、同一構造の油圧装置がモータとして作動すること
はこの形式の油圧装置の当業者には容易に理解される事
柄である。 【0012】以下の説明と前記した特許請求の範囲とに
おいて使用する用語「ハウジング」は、主ハウジング部
材のみならず、更に圧力板、ジェロータ組、マニホル
ド、及び端面カバーをも含むものであって、後者の各部
品はすべて主ハウジング部材へ複数のボルトによって連
結される。また、「双方向」とは、以下に詳しく説明す
るように、マニホルドに設けられた流路が、ある時は入
口からジェロータ小室への通路として、また、ある時は
ジェロータ小室から出口への通路として機能することを
意味する。 【0013】さて、図1乃至図7を参照すると、ジェロ
ータ型油圧装置は、平坦な軸方向の内端面を有する主ハ
ウジング部材20と、平坦な内端面へ順次それぞれ取付
けられた摩耗板21、ジェロータ組22、マニホルド2
3、及び端面カバー24とによって構成されるが、これ
らの部品はすべて複数のボルト25によって一体的に固
定されているけれども、その各ボルトは図1では省略さ
れているが他の色々な断面図には図示されている。しか
し、その各ボルト25は端面カバー24の右手側外端に
圧接される頭部を有すると共に、その頭部から各部材2
4,23,22及び21を貫通してその内端が主ハウジ
ング部材20へしっかり螺着されることは当業者のよく
理解される事柄である。符号26はOリングである。 【0014】図1と図4で最もよく図示されているジェ
ロータ組22は、ステータを構成する内歯部材27と、
内歯部材27の内側においてロータとして協働する外歯
部材28とから構成される。このロータ28は、図4に
示す如きそれ自体の軸線Aの周りに回転する。この軸線
Aはステータ27の中心軸線Bに対して偏心線Cの方向
に各軸線AとBの間で示す間隔だけ偏心しているので、
このロータ28はステータ27の中心軸線Bの周りに軌
道を描いて回転する。ステータ27に対してロータ28
がこのように運動する間に、一連の小室29と29aは
ロータ28とステータ27との間で容積が常に連続的に
変化する一連の小室を形成する。その各小室29の容積
は偏心線Cの片側において漸増すると共に、その反対側
において各小室の容積が漸減する。図4に示す最小容積
の小室29aはゼロに近づく。このロータ28は図4に
おいて矢印Dで示す方向に回転する。ロータ28は二つ
の平坦な軸方向端面を有する。 【0015】ハウジングへの入口手段(流入口)は符号
30で示される。流体出口手段(流出口)は符号31で
示される。入口手段は、鎖線のみによって示されている
手段により主ハウジング部材20の中の連続的環状溝、
すなわち、分配通路32へ連通するように接続される。
この環状溝32は多数の貫通孔、すなわち、連絡通路3
3を有する摩耗板21へ開口するが、連絡通路33の数
は重要ではなくて流体の必要な流量を引き受けるに足る
だけ十分な数である。この各連絡通路33は、連絡通路
33aによって、摩耗板21の反対端面に形成された小
径の環状溝、すなわち、環状流体通路34へ接続され
る。この環状流体通路34は、ジェロータ組22の方へ
向かってロータ洞の中へ開口する。 【0016】環状流体通路34は、対称形、すなわち、
均一な直径と一様の深さをもった通路である。 【0017】ステータ27の各内歯27aはステータの
内側面に削成した各貫通孔27bの中へ円周方向180
゜にわたって嵌装されたシリンダ27aによって提供さ
れると共に、図4に示すような等間隔の位置に維持され
る。各シリンダ27aの両端面はステータ27の両端面
と同一レベルにあることを理解されたい。ロータ28は
円周方向に中断されない環状密封帯36によって取囲ま
れた開放中心孔35を有するが、環状密封帯36の径方
向外側に環状液体流入通路37が形成される。揺動桿3
8の回転軸線は図4において符号Aによって示される。
揺動桿38のステータ27に対する軌道運動の旋回軸線
は図4において符号Bによって示されている。各点Aと
Bを結ぶ直線Cがここでは偏心線として示される。ロー
タ28の運動方向は図4において矢印Dによって示され
るようなものとする。この方向の回転をする間に偏心線
Cの側にある各小室29の容積は次第に増加するけれ
ども、偏心線の側にある各小室29の容積は図4にお
いて示すように次第に減少する。ロータ28はこの油圧
装置に対する主要バルブとしての機能を有する。6本の
流過通路、すなわち、貫通孔37aは、環状流体通路3
7の円周方向等間隔に配設されると共に、ロータ28の
軸線と平行する方向に直線状にロータを貫通する。この
各流過通路37aは何れも符号37bで示したようにそ
の一部分が環状流体通路37より半径方向内側へ突出し
ているが、その突出量は一実施例において約1/8”程
度である。同図の構造では、他の流過通路が、全体的に
ロータ28の中心軸線上に、揺動桿38とロータ28の
結合部の周りにある。なお、スプラインと歯車との噛合
面には、十分な隙間があり、この形式の駆動連結におい
ては、流体の流れが妨害されることはない。油圧装置が
作動されるとき、環状流体通路34と環状流体通路37
とが連通する。 【0018】マニホルド23はバルブの切換作用を果た
すものであり、図5、図5A及び図6に最もよく図示さ
れている。7本の互に平行な貫通孔40がロータ28に
面するマニホルド23の表面を経てその軸線と平行に貫
通している。この一組の貫通孔は図5と図6に最もよく
示されているように独特な断面形を有する。この各貫通
孔40の形をここでは「複式台形」と呼称する。 【0019】図5を参照すると、この各貫通孔40の一
つが実質的に中央に仕切りのない2つの台形が互に面し
ているように見えると共にその両端が全く平行ではなく
て放射状に傾いている。各貫通孔の半径方向内側は直線
ではなくてその中心40aにおいて僅かに高い頂点をも
った僅かに内側へ彎入する凹曲線から構成される。図5
に示されるように、この貫通孔40の半径方向外側はそ
の中心において結合する2本の直線から成るか、または
半径方向外側へ僅かに膨出する凸曲線から構成される。
この油圧装置が作動されるとき、これらの貫通孔40
は、ロータ28内の流過通路と次々に連通する。このこ
とは油圧装置の基本的流路切換作用を実現する。図
図6に示すようにジェロータに面するマニホルド23の
側面に等間隔で穿設した7つの開口部41は何れも図5
Aにおいて示す如く内側下方へ傾斜する各流体通路41
aと次に説明する各流体通路42とによって各貫通孔4
0の一つへそれぞれ接続される。図6において実線で示
すようにマニホルド23に穿設した7本の傾斜した流体
通路42は、前述の各開口部41、各通路41a及び各
貫通孔40に関連した構造体と直前に説明したように協
働する。これらの協働関係にある各通路はその協働状態
を示すため図6において点線で図示されている。7本の
傾斜通路42はマニホルド23の一部分を横切ってその
片側から反対側まで貫通している。この各傾斜通路42
はジェロータの軸線に対して僅かの傾斜角を有すると共
に、図5と図6に示す如く各傾斜通路を軸線と結ぶ径方
向寸法が軸線との間で何れも等しい間隔を有する。従っ
て、マニホルド内の各傾斜通路42はマニホルド23を
貫通する途中において各通路41aの一つと合流または
交差するので、7本の貫通孔40の各々が各通路41a
と42のそれぞれ一つと組合わされる。 【0020】図1にはっきり見られる長い強固な揺動桿
38は図2と図3において断面として図示されている。
揺動桿38の一端は駆動軸44へスプライン連結部44
bを介して連結される。駆動軸44は中実外端部と中空
内端部44aとを有することが図示されている。揺動桿
38の反対端はロータ28の開放中心孔35においてス
プライン連結部44cを介してロータへ連結される。両
端の各スプライン連結部は、揺動桿38が各中心軸線
A,Bの周りに軌道を描いて旋回することができると共
に、流体が各連結部の周りを越えて連続的に流過できる
ように構成される。排出通路には揺動桿38の駆動連結
部の周りを越えて流過する流れを許すロータ28の開放
中心孔35と、摩耗板の開放中心孔21aと、駆動軸の
中空内端部44aとが含まれるが、最終的には流出口3
1へ鎖線で示すように接続される4本の半径方向排出通
路45,46とによって完成される。 【0021】主ハウジング部材20の内部において駆動
軸44を支承するに適した針軸受が符号47と48の位
置に配置される。更に符号49と50によって示すよう
に、駆動軸44が主ハウジング部材20から外側へ突出
する部位に適当な軸封手段が配設される。 【0022】この装置は流入口30から低圧流体を吸引
すると共に流出口31から高圧流体を排出するための動
力取付け用として駆動軸44を利用するポンプとして説
明された。前述のように流入口30と流出口31を逆に
使用すれば、この油圧装置は駆動軸44に動力を発生さ
せるモータとして作動する。 【0023】ポンプとしての作動を次に説明する。動力
は、図1で見た場合、駆動軸44の左側突出端に入力さ
れる。これによって駆動軸44、揺動桿38、ロータ2
8が回転すると共にロータがステータ27に対し軌道を
描いて旋回する。その結果、偏心線Cの側にある各小
室29の容積が次第に増大するため、流入口30におい
て吸引力が発生する。図4における偏心線Cの側にあ
る各小室29の容積は同時に漸減するため流出口31か
ら高圧の流体が排出される。流入口30から吸引された
流体は環状溝32、各通路33aを経て環状流体通路3
4に達し、次いでロータ28と環状流体通路37と円筒
状貫通孔37aとを通過し、更にマニホルド23の各複
式台形開口部、すなわち、貫通孔40からマニホルドの
各通路41aと42を通過し、次いでマニホルドの各
口部41を経てロータに達し、漸増しつつある各小室2
9の中へ導入される。他の各小室29は他の各開口部
1と他の各通路42及び41aとマニホルドの他の複式
台形開口部、すなわち、貫通孔40とを経てロータの開
放中心孔35へ排出される。その流体は次いで揺動桿3
8とロータ28の駆動連結部内の遊隙周りを流過した
後、摩耗板21の中心孔21aから駆動軸44の中空部
44aを通過し、最後に各半径方向通路45と46を経
て流出口31から排出される。 【0024】本発明の第1実施例は図8〜11に図示さ
れている。図8は第1実施例の中央縦断面図であって、
に示すものに類似の各軸受と軸封装置は図面を簡単
にするため省略されている。 【0025】主ハウジング部材60に固定される摩耗板
61、ジェロータ組62、マニホルド63、及び端面カ
バー64はすべて複数のボルト65によって堅固に一体
的に締着されるが、その各ボルトは図8に示すようにこ
の装置の右手端から延出して主ハウジング部材60のね
じ孔へしっかり螺着される。主ハウジング部材60はそ
の横孔67を介して連続的に環状室68と接続する流入
口66を有する。環状室68は主ハウジング部分60の
中へ回転可能に取付けた駆動軸70の中空部分70aへ
導入する多数の半径方向貫通孔69と連通している。長
い強固な揺動桿71はその一端に駆動軸70とのスプラ
イン連結部71aを有すると共に、その他端にジェロー
タ組62のロータ部材と連結する他のスプライン連結部
71bを具えている。これらの各スプライン連結部71
a,71bは揺動桿71が自由に回転できると同時に、
揺動桿71の回転に伴って生じるステータの内部におけ
るロータの軌道を描く旋回運動にも揺動桿71が追従で
きるように形成される。 【0026】摩耗板61の円形の開放中心孔61aは揺
動桿71に必要な運動を許すに足る寸法を有すると同時
に吸入される流体の通路の一部を形成する。 【0027】ロータ72を貫通する6対の吸入流体通路
82及び流過通路83は、摩耗板61の中心孔61aを
環状流体通路84へ接続させる。環状流体通路84はマ
ニホルド63の方へ向って開放されている。 【0028】図12は図8に示す装置と同様のものであ
る。図12の装置において、流過通路83の一端はスプ
ライン駆動連結部71bの区域に存在する。これはこの
連結部71bを冷却且つ潤滑する役目を果たすためであ
る。なお、その上、マニホルド板23Aは、各貫通孔4
0,41を相互に接続するため、その端面に形成された
7本の円弧状溝孔78A(図14参照)を具えている。 【0029】流入口66Aと入口通路67Aとは図8の
ものより大きな直径を有する。互に食い違った2列に配
置した多数の半径方向貫通孔69Aと69Bが駆動軸7
0に穿設されている。図13参照のこと。このような組
合せによって図8に示したような連続的な環状室68を
必要とすることなく揺動桿の周りの区域へ流入流体を障
害なく導入することができる。 【0030】各対の貫通孔40,41をそれぞれ接続す
るため傾斜通路78を使用する代りに、マニホルド板2
3Aはロータから遠い方のその端面に形成された溝孔7
8Aを有する。図14参照のこと。各溝孔78Aの開放
側は端面カバー板によって閉塞される。図12参照のこ
と。 【0031】ジェロータ62は図9に最もよく図示され
ている。ジェロータ62はステータ62aとロータ72
との組合せから成る。ステータ62aは内側へ延出する
多数の歯を有する。その各歯はステータを直接加工する
ことによって部分的に形成でき、また、部分的に多数の
円筒状貫通孔62cの中へ堅固に嵌装した6本の円筒状
部材、すなわち、シリンダ62bによっても形成され
る。各貫通孔62cはシリンダ62bの半径より大きな
間隔まで内側へ延出しているので、各部材62bは図9
に示す位置において強固に保持される。ロータ72は図
示の如く外側へ延出する多数の歯72aを有する。その
各歯は内側へ延出するステータの各歯62bと噛合的に
協働する。その歯数は内側へ延出する上記したステータ
62aの歯数より1本だけ少ない。 【0032】ロータ72はステータ62aの中心軸線F
に対して偏心した中心軸線Eを有する。ここでは各点E
とFを結ぶ直線Gを偏心線と呼ぶ。ロータ72には吸入
流体通路の一部を形成する概ね環状のリング溝、すなわ
ち、環状流体通路84がその端面に穿設される。環状流
体通路84は軸線Eの周りへ偏心的に配置される。環状
流体通路84の内側へ同心的に穿設した円形溝孔74は
この回転流体圧装置から流体を排出する通路を構成す
る。 【0033】今後は図9,10及び11を参照すると、
図11はマニホルド62のジェロータ構造62に面する
端面を示す。その中央にロータ72の円形排出溝孔74
と連通する排出孔75が貫通している。同心円上に、ロ
ータ72へ連通する7本の貫通孔76が開口すると共
に、更にその外側の同心円に沿って7本の貫通孔77が
開口している。これらの各貫通孔77は、図9に示され
ている如くロータ72とステータ62aの間に形成され
る拡縮する各小室80と連通し得るように、その半径方
向位置が定められている。 【0034】図10はマニホルド63の端面カバー64
に面する端面を示す。この図面によると各貫通孔76は
いずれも傾斜通路78,79によって各貫通孔77の一
本へそれぞれ接続されることが判る。各対の傾斜通路7
8,79は双方の開放端部79aにおいて接続される。 【0035】これらの各部の協関係は図9において鎖
線81によって示されている。この図面によると各開口
77の一つは図9の頂端にある小室80aと協する位
置にあると共に、ここでは略図的に示した各傾斜通路7
8,79を介して相当離れた位置にある一本の貫通孔7
6と協している。その離れた距離は、各貫通孔76が
配置される位置の円の周りで、各貫通孔76の約2.5
ピッチ分に相当する程離れている。次に、環状流体通路
84の各半径方向外側開口部84aが如何にして各連通
貫通孔76と協するかを見ることにする。6つの開口
部84aはいずれも実質的に円周方向に延びる半径方向
最外側部分84bと、その両端において半径方向と円周
方向の内側へ傾斜する中間部分84cと、その一端から
円周方向に延びる半径方向最内側仕切り部分84dとに
よって形成される。各貫通孔76の断面はここでは複式
台形と呼称するけども、その反対側半分の断面はその広
い方の側縁が互いに中心の方に開く概ね台形である。図
9を今度よく見ると、その頂端にある最小室80aがそ
の関連する貫通孔77と連通しているとき、この接続部
の各傾斜通路78,79を介して接続する鎖線で示す他
端76は流入流体が貫通孔76から移送される以前に最
小室80aに関連する排出流体がどうして遮断されるの
かをはっきり示している。遮断された瞬間に最小室80
aへ流体が閉じ込められるから、最小室80a内に流入
口66から流入する圧力より高い圧力が発生する。この
高圧によってロータ72が軸線の反対側にある各円筒状
部材62bに対して更に十分に密封される。最小室80
a内の高圧も図9に示す上方部の各小室付近におけるロ
ータの転動部へオイルを提供するので、ロータが流体力
学的オイルの薄膜に浮くことになるからより一層高い効
率の機械的出力が得られる。また環状流体通路84の各
部分84aの形状は複式台形貫通孔76の半径方向外側
縁と略々一致することを見ることができる。 【0036】ロータ72には、環状流体通路84と反対
側の端面において釣合リング溝86が形成される。釣合
リング溝86はロータを貫通する細い流過通路87を介
して反対側の円形溝孔74へ接続される。従ってロータ
72の両端面の油圧は釣合リング溝86によって平衡状
態となる。 【0037】次に、図8〜11に示すようなこの油圧装
置がどのように作動するのかを明らかにしよう。駆動軸
70へ動力が入力されると、ロータ72がステータ62
aの内部において図9に示す矢印の方向に回転する。
8に示すように流入流体は流入口66から各通路67,
68へ流入し、次いで駆動軸70の中空部分70aを経
て摩耗板61の中心孔61aを通過する。それからの流
れはマニホルド63の各傾斜通路78,79を経て図9
に示す偏心線Gの反対側にある各貫通孔76の入口から
他方の貫通孔77に達するが、この各貫通孔はいずれも
ロータとステータの間にある各小室80の一つと連通す
る。その間に偏心線Gの反対側にある各小室80の一つ
は対応する貫通孔76と連通するので、小室80から排
出される流体はマニホルド63から各排出通路74,7
5を経て流出口85へ排出される。 【0038】図15は左右対称的通路を有する油圧装置
を示す。この装置における内部流通通路はロータの開放
中心孔35を通る代わりにマニホルド板23Bに穿設し
た一連の貫通孔100を通って折り返した後、流出口1
01を経てこのジェロータ装置から排出される。 【0039】各貫通孔100はジェロータ装置の中心軸
線に対して対称的にマニホルド板23Bを貫通してい
る。揺動桿38はマニホルド板23Bと各貫通孔100
によって規定される円の中心において物理的に接触する
ような何等かの物理的接触を実現する。図16参照のこ
と。 【0040】図17装置において、ロータ28Aの片
側にある外方リング溝103は傾斜した流過通路104
を介してロータの開放中心孔35へ接続される。外方リ
ング溝103と連通する星形環状溝、すなわち、環状流
体通路34はこの流体通路を流体出入口の一方30へ接
続する。他の環状流体通路は第2リング溝105であ
る。この第2リング溝105と連通する他の星形環状
溝、すなわち、星形環状流体通路106は他の流体通路
を流体出入口の他方107へ接続する。 【0041】この星形環状流体通路106はマニホルド
板23Cの内側貫通孔40と外側貫通孔41との間にお
いてマニホルド板の端面に形成される。図18参照のこ
と。(この各貫通孔40と41は一連の連絡通路108
によりそれぞれマニホルド板23Cの反対側において互
に接続される)。星形環状流体通路106の任意の位置
からマニホルド板23Cを貫通し更に通路閉塞板110
をも貫通する一連の貫通孔109は端面カバーの凹入部
111へ接続している。流体出入口の一方107はこの
凹入部111へ接続される。 【0042】このジェロータ装置の作動中にその流路を
切換えるためロータの開放中心孔35と第2リング溝1
05とが選択的にマニホルドの各貫通孔40と連通す
る。 【0043】なお、請求項2と3の、ロータに設けた一
対の流過通路の一方(又は他方)が他方(又は一方)を
取り囲んでいるという構成は、例えば、図8と図17に
おける一対の流過通路の配置関係の違いに関するもので
ある。 また、請求項6と9における「流体の100%が
〜」の趣旨は、流体入出力部の間の連通は、100%、
マニホルドに設けられた双方向手段を介して起きるとい
う意味である。 【0044】本発明の好ましい実施例を図示すると共
に、以上のように説明したけれども、これは単なる例示
に過ぎないのであって、これに限定するものと解釈すべ
きではない。
【図面の簡単な説明】 【図1】 ジェロータ型油圧装置の作動原理を説明する
ための中央縦断面図。 【図2】 図1の矢指線2−2で示す方向から見た横断
面図。 【図3】 図1の矢指線3−3で示す方向から見た横断
面図。 【図4】 図1の矢指線4−4で示す方向から見た横断
面図。 【図5】 図1の矢指線5−5で示す方向から見た横断
面図であり、図5Aは、この図5の矢指線5A−5Aで
示す方向から見た部分的断面図。 【図6】 図1の矢指線6−6で示す方向から見た横断
面図。 【図7】 図1の矢指線7−7で示す方向から見た横断
面図。 【図8】 本発明の第1実施例を示す中央縦断面図。 【図9】 図8の各矢指線9−9で示す方向から見た互
いに異なる部位の横断面図。 【図10】 図8の各矢指線10−10で示す方向から
見た互いに異なる部位の横断面図。 【図11】 図8の各矢指線11−11で示す方向から
見た互いに異なる部位の横断面図。 【図12】 短くした貫通孔と異なるマニホルド通路と
を有する油圧装置の図8のような中央縦断面図。 【図13】 図12の矢指線13−13で示す方向から
見た部位における図7の油圧装置を示す横断面図。 【図14】 図12の矢指線14−14で示す方向から
見た部位における図12のマニホルド板を示す横断面
図。 【図15】 左右対称的流体出入口を有する油圧装置を
示す中央縦断面図。 【図16】 図15の矢指線16−16で示す方向から
図15で示す左右対称的流体出入口付き油圧装置のマニ
ホルド板を示す横断面図。 【図17】 逆流切換型油圧装置を示す図8と同様の中
央縦断面図。 【図18】 図17の矢指線18−18で示す方向から
見た図17で示す逆流切換型油圧装置のマニホルド板を
示す横断面図。 【符号の説明】 20;60: 主ハウジング 22;62: ジェロータ組 23;63: マニホルド板 24;64: 端面カバー 26;66: 流体通路 27;62a: ステータ 28;72: ロータ 29;80: 小室 30;66: 流体入口 31;85: 流体出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホリス・ニューコーム・ホワイト、ジュ ニア アメリカ合衆国 ケンタッキー州 42240 ホプキンスビル、パイル・レー ン 243 (56)参考文献 特公 昭45−23269(JP,B1) 米国特許3106163(US,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.ハウジングと、二つの平坦な軸方向端面を有するロ
    ータと、複数のジェロータ小室と、流体入出力部を具え
    ているジェロータ型油圧装置において、前記ロータの一
    端面から他端面まで延びる一方の流過通路と前記ロータ
    内にある他方の流過通路とから成る一対の流過通路と、
    前記ロータの一側にあって前記流過通路の一方を前記入
    出力部の一方に接続する手段と、前記ロータの他側にあ
    って前記流過通路の他方を前記入出力部の他方に接続す
    る手段と、前記油圧装置が作動される時前記一対の流過
    通路を前記ジェロータの各小室へ選択的に接続するよう
    に前記ハウジング内に配置した双方向手段とを有するこ
    とを特徴とする、ジェロータ型油圧装置。 2.請求項1のジェロータ型油圧装置であって、前記一
    対の流過通路の一方が、前記一対の流過通路の他方を取
    り囲んでいることを特徴とする、ジェロータ型油圧装
    置。 3.請求項1のジェロータ型油圧装置であって、前記一
    対の流過通路の他方が、前記一対の流過通路の一方を取
    り囲んでいることを特徴とする、ジェロータ型油圧装
    置。 4.請求項1のジェロータ型油圧装置であって、前記一
    対の流過通路の前記一方は、一方の端面から他方の端面
    に前記ロータを真直ぐに貫通している、ジェロータ型油
    圧装置。 5.請求項1のジェロータ型油圧装置であって、前記一
    対の流過通路を前記ジェロータの各小室へ選択的に接続
    するように前記ハウジング内に配置した前記双方向手段
    は、前記ロータの一方の側に位置している、ジェロータ
    型油圧装置。 6.請求項1のジェロータ型油圧装置であって、前記一
    対の流過通路からの流体の100%が、前記一対の流過
    通路を前記ジェロータの各小室へ選択的に接続するよう
    に前記ハウジング内に配置した前記双方向手段を通過す
    るようになっている、ジェロータ型油圧装置。 7.請求項1のジェロータ型油圧装置であって、前記一
    対の流過通路の前記一方は、前記ロータの軸線上に延び
    る中央孔である、ジェロータ型油圧装置。 8.請求項1のジェロータ型油圧装置であって、前記一
    対の流過通路のうちの1つの通路が、一方の端面から他
    方の端面に前記ロータを真直ぐに貫通している、ジェロ
    ータ型油圧装置。 9.ハウジングと、2つの平らな軸方向端面を具え回転
    しながら前記ハウジングと2つの平面で係合するロータ
    とを有し、該ロータは前記ハウジングと協してジェロ
    ータ小室を画定し、さらに流体入出力部を有しているジ
    ェロータ型油圧装置において、 前記ロータが中央の開口を有し、1つの面において該開
    口を前記流体入出力部の一方に接続する手段を有し、前
    記ロータは前記中央開口を取り囲む溝を具え、 他方の面において、前記溝を前記流体入出力部の他方に
    接続する手段を有し、さらに、前記ハウジング内で前記
    ロータの一方の側に流路切換作用をなすマニホルドを具
    え前記中央開口と溝を選択的に前記ジェロータ小室に接
    続するようになっており、かくして、装置の流体連通が
    前記ロータの両側で起き流体の100%が前記ロータを
    通過するようになっている、 ジェロータ型油圧装置。
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