JP2016103100A - 表面保護フィルム、表面保護フィルムの製造方法、及び、光学部材 - Google Patents
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Abstract
Description
ここに開示されるタッチパネル用表面保護フィルム(以下、単に「表面保護フィルム」という場合がある。)は、一般に、粘着シート、粘着テープ、粘着ラベル、粘着フィルム、表面保護シート等と称される形態のものであり、特に液晶ディスプレイパネル中のタッチセンサやガラスの上に粘着剤層を介して貼付される偏光板などの光学部材の加工時や搬送時に、光学部材の表面を保護する表面保護フィルムとして好適である。前記表面保護フィルムにおける粘着剤層は、典型的には連続的に形成されるが、かかる形態に限定されるものではなく、例えば点状、ストライプ状等の規則的あるいはランダムなパターンに形成された粘着剤層であってもよい。また、ここに開示される表面保護フィルムは、ロール状であってもよく、枚葉状であってもよい。
本発明の表面保護フィルムは、第一面(背面)および第二面(第一面とは反対側の面)を有する基材を有することを特徴とする。ここに開示される技術において、基材を構成する樹脂材料は、特に制限なく使用することができるが、例えば、透明性、機械的強度、熱安定性、水分遮蔽性、等方性、可撓性、寸法安定性等の特性に優れたものを使用することが好ましい。特に、基材が可撓性を有することにより、ロールコーターなどによって粘着剤組成物を塗布することができ、ロール状に巻き取ることができ、有用である。
本発明の表面保護フィルムは、第一面(背面)および第二面(第一面とは反対側の面)を有する基材と、前記基材の前記第一面(背面)に設けられた帯電防止層と、前記基材の前記第二面に粘着剤組成物により形成される粘着剤層と、を備える表面保護フィルムであって、前記帯電防止層が、導電性ポリマー成分としてポリアニリンスルホン酸、バインダとしてポリエステル樹脂、及び、架橋剤としてイソシアネート系架橋剤を含有する帯電防止剤組成物から形成されることを特徴とする。前記表面保護フィルムが、帯電防止層(トップコート層)を有することにより、表面保護フィルムの帯電防止性と剥離帯電圧の経時安定性が向上し、好ましい態様となる。
前記帯電防止層は、導電性ポリマー成分として、ポリアニリンスルホン酸を含有することを特徴とする。前記導電性ポリマーを使用することにより、帯電防止層に基づく帯電防止性及び経時の剥離帯電圧を満足することができる。また、前記ポリアニリンスルホン酸は、「水溶性」であるが、後述するイソシアネート系架橋剤を使用することにより、帯電防止層中に固定化でき、耐水性を向上できる。前記水溶性の導電性ポリマー含有水溶液を用いることにより、経時の表面抵抗値に優れた帯電防止層が得られ、好ましい態様となる。一方、帯電防止層を形成する際に用いられる導電性ポリマーが「水分散性」である場合、前記水分散性導電性ポリマー含有溶液を用いて、帯電防止層を形成すると、凝集物が発生し易くなり、均一に塗布できず、経時の表面抵抗値が著しく劣る傾向にあるため、好ましくない。
前記帯電防止層は、必須成分として、ポリエステル樹脂をバインダとして含有することを特徴とする。前記ポリエステル樹脂は、ポリエステルを主成分(典型的には50質量%超え、好ましくは75質量%以上、例えば90質量%以上を占める成分)として含む樹脂材料であることが好ましい。前記ポリエステルは、典型的には、1分子中に2個以上のカルボキシル基を有する多価カルボン酸類(典型的にはジカルボン酸類)およびその誘導体(当該多価カルボン酸の無水物、エステル化物、ハロゲン化物等)から選択される1種または2種以上の化合物(多価カルボン酸成分)と、1分子中に2個以上のヒドロキシル基を有する多価アルコール類(典型的にはジオール類)から選択される1種または2種以上の化合物(多価アルコール成分)とが縮合した構造を有することが好ましい。
ここに開示される技術における帯電防止層(トップコート層)は、滑剤として、脂肪酸アミドを使用することが好ましい態様である。滑剤として、脂肪酸アミドを使用することにより、帯電防止層の表面にさらなる剥離処理(例えば、シリコーン系剥離剤、長鎖アルキル系剥離剤等の公知の剥離処理剤を塗布して乾燥させる処理)を施さない態様においても、十分な滑り性と印字密着性を両立した帯電防止層(トップコート層)を得られるため、好ましい態様となりうる。このように帯電防止層の表面にさらなる剥離処理が施されていない態様は、剥離処理剤に起因する白化(例えば、加熱加湿条件下に保存されることによる白化)を未然に防止し得る等の点で好ましい。また、耐溶剤性の点からも有利である。
前記帯電防止層は、架橋剤としてイソシアネート系架橋剤を含有することを特徴とする。前記イソシアネート系架橋剤を用いることにより、帯電防止層を形成する際に必須成分である水溶性のポリアニリンスルホン酸をバインダ中に固定化でき、耐水性に優れ、更に、印字密着性の向上等の効果を実現することができる。
前記帯電防止層(トップコート層)は、前記導電性ポリマー成分等の必須成分および必要に応じて使用される添加剤が適当な溶媒(水など)に溶解した液状組成物(帯電防止層形成用のコーティング材、帯電防止剤組成物)を基材に付与することを含む手法によって好適に形成され得る。例えば、前記コーティング材を基材の第一面に塗布して乾燥させ、必要に応じて硬化処理(熱処理、紫外線処理など)を行う手法を好ましく採用し得る。前記コーティング材のNV(不揮発分)は、例えば5質量%以下(典型的には0.05〜5質量%)とすることができ、通常は1質量%以下(典型的には0.10〜1質量%)とすることが適当である。厚みの小さい帯電防止層を形成する場合には、前記コーティング材のNVを例えば0.05〜0.50質量%(例えば0.10〜0.40質量%)とすることが好ましい。このように低NVのコーティング材を用いることにより、より均一な帯電防止層が形成され得る。
ここに開示される技術における帯電防止層の厚さは、典型的には3〜500nmであり、好ましくは3〜100nm、より好ましくは3〜60nm)である。帯電防止層の厚みが小さすぎると、帯電防止層を均一に形成することが困難となり(例えば、帯電防止層の厚みにおいて、場所による厚みのバラツキが大きくなり)、このため、表面保護フィルムの外観にムラが生じやすくなることがあり得る。一方、厚すぎると、基材の特性(光学特性、寸法安定性等)に影響を及ぼす場合がある。
本発明の表面保護フィルムは、前記粘着剤層を有し、前記粘着剤層は粘着剤組成物から形成されるものであり、前記粘着剤組成物が、(メタ)アクリル系ポリマー、及び、ポリエーテル化合物を含有し、前記(メタ)アクリル系ポリマー100質量部に対して、前記ポリエーテル化合物を、0.03〜14質量部含有することを特徴とするものである。
前記粘着剤組成物は、ポリエーテル化合物を含有し、前記ポリエーテル化合物が、界面活性剤であることが好ましい。前記粘着剤組成物が、ポリエーテル化合物を特定割合配合することで、適度な帯電防止性を付与することができ、更に、表面保護フィルムを剥離した後の被着体表面における層間充填剤に対する濡れ性を確保でき、有用である。
本発明の表面保護フィルムは、前記粘着剤層を構成する粘着剤組成物が、帯電防止成分を含有することができ、前記帯電防止成分として、イオン性化合物を含有することができる。前記イオン性化合物としては、アルカリ金属塩、及び/又は、イオン液体が挙げられる。これらのイオン性化合物を含有することにより、優れた帯電防止性を付与することができる。なお、前記のように帯電防止成分を含有する粘着剤組成物を架橋してなる粘着剤層(帯電防止成分を使用)は、剥離した際に帯電防止されていない被着体(例えば、偏光板)への帯電防止が図れ、被着体への汚染が低減された表面保護フィルムとなる。このため、帯電や汚染が特に深刻な問題となる光学・電子部品関連の技術分野における帯電防止性表面保護フィルムとして非常に有用となる。
本発明の表面保護フィルムは、前記粘着剤組成物が、架橋剤を含有することが好ましい。また、本発明においては、前記粘着剤組成物を用いて、粘着剤層とすることができる。例えば、前記(メタ)アクリル系ポリマーの構成単位、構成比率、架橋剤の選択および添加比率等を適宜調節して架橋することにより、より耐熱性に優れた表面保護フィルム(粘着剤層)を得ることができる。
前記粘着剤組成物には、さらに、上述したいずれかの架橋反応をより効果的に進行させるための架橋触媒を含有させることができる。かかる架橋触媒として、例えばジラウリン酸ジブチルスズ、ジラウリン酸ジオクチルスズなどのスズ系触媒、トリス(アセチルアセトナト)鉄、トリス(ヘキサン−2,4−ジオナト)鉄、トリス(ヘプタン−2,4−ジオナト)鉄、トリス(ヘプタン−3,5−ジオナト)鉄、トリス(5−メチルヘキサン−2,4−ジオナト)鉄、トリス(オクタン−2,4−ジオナト)鉄、トリス(6−メチルヘプタン−2,4−ジオナト)鉄、トリス(2,6−ジメチルヘプタン−3,5−ジオナト)鉄、トリス(ノナン−2,4−ジオナト)鉄、トリス(ノナン−4,6−ジオナト)鉄、トリス(2,2,6,6−テトラメチルヘプタン−3,5−ジオナト)鉄、トリス(トリデカン−6,8−ジオナト)鉄、トリス(1−フェニルブタン−1,3−ジオナト)鉄、トリス(ヘキサフルオロアセチルアセトナト)鉄、トリス(アセト酢酸エチル)鉄、トリス(アセト酢酸−n−プロピル)鉄、トリス(アセト酢酸イソプロピル)鉄、トリス(アセト酢酸−n−ブチル)鉄、トリス(アセト酢酸−sec−ブチル)鉄、トリス(アセト酢酸−tert−ブチル)鉄、トリス(プロピオニル酢酸メチル)鉄、トリス(プロピオニル酢酸エチル)鉄、トリス(プロピオニル酢酸−n−プロピル)鉄、トリス(プロピオニル酢酸イソプロピル)鉄、トリス(プロピオニル酢酸−n−ブチル)鉄、トリス(プロピオニル酢酸−sec−ブチル)鉄、トリス(プロピオニル酢酸−tert−ブチル)鉄、トリス(アセト酢酸ベンジル)鉄、トリス(マロン酸ジメチル)鉄、トリス(マロン酸ジエチル)鉄、トリメトキシ鉄、トリエトキシ鉄、トリイソプロポキシ鉄、塩化第二鉄などの鉄系触媒を用いることができる。これら架橋触媒は、1種でもよく、2種以上を併用してもよい。
前記粘着剤組成物には、さらに架橋遅延剤を含んでいてもよい。前記架橋遅延剤としては、特に限定されず、例えば、アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル、アセト酢酸オクチル、アセト酢酸オレイル、アセト酢酸ラウリル、アセト酢酸ステアリル等のβ−ケトエステルや、アセチルアセトン、2,4−ヘキサンジオン、ベンゾイルアセトン等のβ−ジケトンが挙げられる。中でも、アセチルアセトンを用いることができる。前記架橋遅延剤は、単独で又は2種以上組み合わせて使用することができる。
本発明のタッチパネル用表面保護フィルムは、前記粘着剤層を、前記基材の前記第二面に粘着剤組成物より形成してなるものであるが、その際、粘着剤組成物の架橋は、粘着剤組成物の塗布後に行うのが一般的であるが、架橋後の粘着剤組成物からなる粘着剤層を基材などに転写することも可能である。
本発明の表面保護フィルムには、必要に応じて粘着面を保護する目的で、粘着剤層表面にセパレーターを貼り合わせることが可能である。
本発明のタッチパネルに搭載される光学部材は、前記タッチパネル用表面保護フィルムにより保護されることが好ましい。前記表面保護フィルムは帯電防止性、剥離帯電圧の経時安定性に優れ、タッチパネルの動作確認を行うことができ、表面保護フィルム剥離後の被着体表面における層間充填剤に対する濡れ性にも優れるため、加工、搬送、出荷検査時等の表面保護用途(表面保護フィルム)に使用でき、前記光学部材(タッチパネル上に搭載された偏光板など)の表面を保護するために、有用なものとなる。特に静電気が発生しやすいプラスチック製品などに用いることができるため、帯電が特に深刻な問題となる光学・電子部品関連の技術分野において、帯電防止用途に非常に有用となる。
重量平均分子量(Mw)は、東ソー株式会社製GPC装置(HLC−8220GPC)を用いて測定を行った。測定条件は下記の通りである。
サンプル注入量:10μl
溶離液:THF
流速:0.6ml/min
測定温度:40℃
カラム:
サンプルカラム;TSKguardcolumn SuperHZ−H(1本)+TSKgel SuperHZM−H(2本)
リファレンスカラム;TSKgel SuperH−RC(1本)
検出器:示差屈折計(RI)
なお、重量平均分子量はポリスチレン換算値にて求めた。
ガラス転移温度Tg(℃)は、各モノマーによるホモポリマーのガラス転移温度Tgn(℃)として下記の文献値を用い、下記式により求めた。
式:1/(Tg+273)=Σ[Wn/(Tgn+273)]
〔式中、Tg(℃)は共重合体のガラス転移温度、Wn(−)は各モノマーの重量分率、Tgn(℃)は各モノマーによるホモポリマーのガラス転移温度、nは各モノマーの種類を表す。〕
文献値:
2−エチルヘキシルアクリレート(2EHA):−70℃
2−ヒドロキエチルアクリレート(HEA):−15℃
4−ヒドロキブチルアクリレート(4HBA):−32℃
アクリル酸(AA):106℃
温度23℃、湿度50%RHの雰囲気下、抵抗率計(三菱化学アナリティック製、ハイレスタUP MCP−HT450型)を用い、JIS−K−6911に準じて測定を行った。
なお、本発明における表面抵抗値(Ω/□)としては、初期、及び、室温(23℃×50%RH)×1週間(7日間)静置した場合共に、好ましくは、1.0×107以上1.0×1011未満であり、より好ましくは、1.0×108以上5.0×1010未満であり、更に好ましくは、1.0×109以上2.0×1010未満である。前記範囲内の表面抵抗値を示す表面保護フィルムは、例えば、液晶セルや半導体装置等のように静電気を嫌う物品の加工または搬送過程等において使用される表面保護フィルムとして好適に利用され得る。また、前記範囲内の表面抵抗値を示す表面保護フィルムは、タッチパネルセンサより上に偏光板を搭載し、前記偏光板上に表面保護フィルムを貼付した状態であっても、動作確認を行うことができ、有用となる。
インセル型タッチパネルを搭載しているiPhone5s(Apple社製)を用いて、タッチパネルの動作確認の評価を行った。まず、表面保護フィルムをiPhone5sの画面上に貼りつけ、画面を指でなぞった際に、タッチパネルが反応するか、目視にて観察し、動作性を確認した。
○:タッチパネルが正確に反応する場合。
×:タッチパネルが正確に反応しない場合。
表面保護フィルムを被着体(ハードコートフィルム)の表面に、温度23℃、湿度50%にて貼り付けた後、オートクレーブに投入して温度50℃、圧力5atm、時間15分の条件で処理して密着させ、温度23℃、湿度50%で12時間静置し剥離した。水接触角測定装置(商品名「DM700」、協和界面化学社製)を用いて、液適法により、温度23℃、湿度50%RHの雰囲気下で、表面保護フィルムが貼付されていた被着体表面に、約2.8μLの水滴を滴下し、滴下から1秒後の被着体表面と滴下水滴端部の接線からなる角度を測定し、「水接触角(°)」とした。前記水接触角が35°以下の場合を「(濡れ性が)良好(○)」、35°より大きいの場合を「(濡れ性が)不良(×)」と評価した。
なお、何も処理をしていない被着体の水接触角は、37.2°であった。すなわち、本評価で用いた被着体は、水接触角が37.2°のトリアセチルセルロースフィルムである。
表面保護フィルムを被着体の表面に、温度23℃、湿度50%にて貼り付けた後、オートクレーブに投入して温度50℃、圧力5atm、時間15分の条件で処理して密着させ、温度23℃、湿度50%で12時間静置した。その後、表面保護フィルムを貼り付けた被着体を、長さ40mm、幅40mmに切り取り、長さ50mm、幅50mmのガラス板に貼り付け、そのガラス板をスピンコーター(商品名「K−359SD1」、共和理研社製)に固定した。その後、表面保護フィルムを被着体から剥がし、表面保護フィルムが貼付されていた被着体表面に、層間充填剤として商品名「SVR7000シリーズ」(デクセリアルズ社製)を4ml塗布し、1500rpm、15秒回転させ、層間充填剤を均一に伸ばした。温度23℃、湿度50%にて1時間静置した後、層間充填剤が、被着体の縁からはじかれた距離を定規で測定した。
また、層間充填剤として商品名「WORLD ROCK HRJ−21」(協立化学産業社製)を用いて、同様の測定を行った。
「SVR7000シリーズ」及び「WORLD ROCK HRJ−21」の何れの層間充填剤を用いた場合でも、縁からはじかれた距離が2mmより短い場合を「良好(○)」、何れか一方又は両方の層間充填剤を用いた場合に、縁からはじかれた距離が2mm以上となる場合を「不良(×)」と評価した。なお、本評価で用いた被着体は、前記「水接触角」の評価で用いた被着体と同じである。
各例に係る表面保護フィルム1を幅70mm、長さ130mmのサイズにカットし、剥離ライナーを剥離した後、図3に示すように、あらかじめ除電しておいたアクリル板10(三菱レイヨン社製、商品名「アクリライト」、厚み:1mm、幅:70mm、長さ:100mm)に貼り合わせた偏光板20(日東電工社製、SEG1423DU偏光板、幅:70mm、長さ:100mm)の表面に、表面保護フィルム1の片方の端部が偏光板20の端から30mmはみ出すようにして、ハンドローラーにて圧着した。
このサンプルを23℃×50%RHの環境下に1日放置した後、高さ20mmのサンプル固定台30の所定の位置にセットした。偏光板20から30mmはみ出した表面保護フィルム1の端部を自動巻取り機(図示せず)に固定し、剥離角度150°、剥離速度10m/minとなるように剥離した。このときに発生する被着体(偏光板)表面の電位を、偏光板20の中央から高さ100mmの位置に固定してある電位測定器40(春日電機社製、型式「KSD−0103」)にて、「初期の偏光板剥離帯電圧」を測定した。測定は、23℃、50%RHの環境下で行った。
また、23℃×50%RHの環境下に1週間(7日間)放置した後、「初期の偏光板剥離帯電圧」と同様に、「経時の偏光板剥離帯電圧」を測定した。測定は、23℃×50%RHの環境下で行った。
なお、偏光板剥離帯電圧とは、本発明の表面保護フィルムを構成する帯電防止層および粘着剤層に由来する剥離帯電圧であり、帯電防止性に寄与するものである。
本発明における偏光板剥離帯電圧(kV)(絶対値、初期及び経時共に)としては、好ましくは、1.8kV以下であり、より好ましくは、1.7kV以下であり、更に好ましくは、1.6kV以下である。前記範囲内にあると、例えば、液晶ドライバ等の損傷を防ぐことができ、好ましい態様となる。
表面保護フィルムを剥離ライナーごと幅50mm、長さ80mmのサイズにカットし、該剥離ライナーを除去して粘着面を露出させた。その粘着面を、偏光板(日東電工社製、SEG1423DU偏光板)にハンドローラーで圧着した。これを23℃×50%RHの環境下に1週間放置した後、被着体から表面保護フィルムを手で剥離した。剥離後の被着体表面を、明所下(天井の蛍光灯を照明とした通常の室内環境)および暗室蛍光灯下(遮光カーテンにて外光を遮断し、卓上蛍光灯のみを照明とした環境)にて目視観察し、その汚染状態を評価した。評価基準は以下のとおりである。
○:明所下にて、汚染が認められなかった場合。
×:明所下にて、汚染が認められた場合。
攪拌羽根、温度計、窒素ガス導入管、冷却器を備えた四つ口フラスコに、2−エチルヘキシルアクリレート(2EHA)100質量部、2−ヒドロキシエチルアクリレート(HEA)4質量部、重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.2質量部、酢酸エチル157質量部を仕込み、緩やかに攪拌しながら窒素ガスを導入し、フラスコ内の液温を65℃付近に保って6時間重合反応を行い、アクリル系ポリマー(A)溶液(40質量%)を調製した。前記アクリル系ポリマー(A)の重量平均分子量は、54万、ガラス転移温度(Tg)は、−68℃であった。
攪拌羽根、温度計、窒素ガス導入管、冷却器を備えた四つ口フラスコに、2−エチルヘキシルアクリレート(2EHA)100質量部、4−ヒドロキシブチルアクリレート(4HBA)10質量部、アクリル酸(AA)0.02質量部、重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.2質量部、酢酸エチル157質量部を仕込み、緩やかに攪拌しながら窒素ガスを導入し、フラスコ内の液温を65℃付近に保って6時間重合反応を行い、アクリル系ポリマー(B)溶液(40質量%)を調製した。前記アクリル系ポリマー(B)の重量平均分子量は、54万、ガラス転移温度(Tg)は、−67℃であった。
バインダとしてポリエステル樹脂バイロナールMD−1480(25%水溶液、東洋紡社製)、導電性ポリマーとしてポリアニリンスルホン酸(aquapass、重量平均分子量4万、三菱レイヨン社製)、架橋剤としてジイソプロピルアミンでブロックしたヘキサメチレンジイソシアネートのイソシアヌレート体、滑剤として、オレイン酸アミドを水/エタノール(1/3)の混合溶媒に、バインダを固形分量で100質量部、導電性ポリマーを固形分量で75質量部、架橋剤を固形分量で10質量部、滑剤を固形分量で30質量部とを加え、約20分間撹拌して十分に混合した。このようにして、NV約0.4%の帯電防止層(C)用水溶液を調製した。
バインダとしてポリエステル樹脂バイロナールMD−1480(25%水溶液、東洋紡社製)、導電性ポリマーとしてポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)(PEDOT)0.5%およびポリスチレンスルホネート(重量平均分子量15万)(PSS)0.8%を含む水溶液(Bytron P、H.C.Stark社製)を水/エタノール(1/1)の混合溶媒に、バインダを固形分量で100質量部と、導電性ポリマーを固形分量で50質量部と、メラミン系架橋剤2.5質量部とを加え、約20分間撹拌して十分に混合した。このようにして、NV約0.4%の帯電防止層(D)用水溶液を調製した。
一方の面(第一面)にコロナ処理が施された厚さ38μm、幅30cm、長さ40cmの透明なポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(ポリエステルフィルム)のコロナ処理面に、前記帯電防止層(C)又は(D)のいずれかの水溶液を、乾燥後の厚みが30nm又は50nmとなるように塗布した。この塗布物を130℃に1分間加熱して乾燥させることにより、PETフィルムの第一面に帯電防止層を有する帯電防止層付き基材を作製した。
〔アクリル系粘着剤溶液の調製〕
前記アクリル系ポリマー(A)溶液(40質量%)を酢酸エチルで20質量%に希釈し、この溶液500質量部(固形分100質量部)に、架橋剤として、ヘキサメチレンジイソシアネートのイソシアヌレート体(日本ポリウレタン工業社製、コロネートHX)3質量部(固形分3質量部)、架橋触媒として、ジラウリン酸ジブチルスズ(商品名:OL−1、東京ファインケミカル社製)(1質量%酢酸エチル溶液)3質量部(固形分0.03質量部)、架橋遅延剤として、アセチルアセトンを溶媒100質量部に(換算した場合)対して3質量部、及び、ポリエーテル化合物として、ポリエチレングリコール(商品名:PEG400、数平均分子量:400、三洋化成製)0.05質量部を加えて、混合攪拌を行い、アクリル系粘着剤溶液を調製した。
前記アクリル系粘着剤溶液を、前記帯電防止層を有する基材(帯電防止層付き基材)の帯電防止層とは反対の面に塗布し、130℃で1分間加熱して、厚さ15μmの粘着剤層を形成した。次いで、前記粘着剤層の表面に、片面にシリコーン処理を施したセパレーターであるポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ25μm)のシリコーン処理面を貼り合わせ、タッチパネル用表面保護フィルムを作製した。
表1〜表3の配合内容に基づき、実施例1と同様にして、表面保護フィルムを作製した。
2EHA:2−エチルヘキシルアクリレート
HEA:2−ヒドロキエチルアクリレート
4HBA:4−ヒドロキブチルアクリレート
AA:アクリル酸(AA)
アデカプルロニック25R−1:ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロックコポリマー(ADEKA社製、ポリエーテル化合物)
サーフィノール420:2,4,7,9-テトラメチル―5―デシン−4,7−ジオールのポリエーテル化物(日信化学社製、ポリエーテル化合物)
サーフィノール485:2,4,7,9-テトラメチル―5―デシン−4,7−ジオールのポリエーテル化物(日信化学社製、ポリエーテル化合物)
アクアロンHS−10:ポリオキシエチレンノニルプロペニルフェニルエーテル硫酸アンモニウム(第一工業製薬社製、ポリエーテル化合物)
ラテムルPD−420:ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル(花王社製、ポリエーテル化合物)
PEG400:ポリエチレングリコール(数平均分子量:400、三洋化成製、ポリエーテル化合物)
PP200:ポリプロピレングリコール(数平均分子量:200、三洋化成社製、ポリエーテル化合物)
3 :タッチパネル
10:アクリル板
20:偏光板
30:サンプル固定台
40:電位測定器
11:帯電防止層
12:基材
13:粘着剤層
31:偏光板
32:タッチセンサ
33:基盤ガラス
34:液晶
Claims (6)
- 第一面および第二面を有する基材と、前記基材の前記第一面に設けられた帯電防止層と、前記基材の前記第二面に粘着剤組成物より形成される粘着剤層と、を備えるタッチパネル用表面保護フィルムであって、
前記帯電防止層が、導電性ポリマー成分としてポリアニリンスルホン酸、バインダとしてポリエステル樹脂、及び、架橋剤としてイソシアネート系架橋剤を含有する帯電防止剤組成物から形成され、
前記粘着剤組成物が、(メタ)アクリル系ポリマー、及び、ポリエーテル化合物を含有し、
前記(メタ)アクリル系ポリマー100質量部に対して、前記ポリエーテル化合物を、0.03〜14質量部含有することを特徴とするタッチパネル用表面保護フィルム。 - 前記基材が、ポリエチレンテレフタレート及び/又はポリエチレンナフタレートを含有することを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル用表面保護フィルム。
- 前記帯電防止剤組成物が、さらに、滑剤として脂肪酸アミドを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のタッチパネル用表面保護フィルム。
- 前記ポリエーテル化合物が、界面活性剤であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のタッチパネル用表面保護フィルム。
- 請求項1〜4のいずれかに記載のタッチパネル用表面保護フィルムにより保護されることを特徴とするタッチパネルに搭載される光学部材。
- 請求項1〜4のいずれかに記載のタッチパネル用表面保護フィルムの製造方法であって、
前記帯電防止剤組成物を含有する水溶液を調製する工程と、
前記水溶液を前記基材の第一面に塗布・乾燥して、帯電防止層を調製する工程と、を含むことを特徴とするタッチパネル用表面保護フィルムの製造方法。
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