JP2016100224A - コネクタの支持構造及びアダプタ - Google Patents

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Abstract

【課題】配線ボードに保持されたコネクタと相手コネクタとの接続作業を容易にして作業効率を高めること。【解決手段】本発明のコネクタの支持構造は、電気部品19に形成された相手コネクタ20に嵌合される筒状のコネクタ11と、このコネクタに接続される電線15が配索される配線ボード13に形成された筒状のコネクタ支持部14と、コネクタ11を内部に保持するとともに、コネクタ支持部14に挿入されて支持される樹脂製のアダプタ12を備える。このアダプタ12は、外周面に複数の弾性片48a〜48dを有して形成され、コネクタ支持14部の内面に弾性片48a〜48dを介してコネクタ11を支持している。【選択図】図10

Description

本発明は、コネクタの支持構造及びこれに用いられるアダプタに関する。
自動車のトランスミッション等には、ソレノイドバルブ等の電気部品(以下、電気部品と称する。)が搭載されている。この種の電気部品に電気信号や電源を供給するために、信号線や電源線(以下、単に電線という。)に接続されたコネクタが、電気部品に設けられた相手コネクタに嵌合するようになっている。
しかし、電線に接続されたコネクタを複数の電気部品の相手コネクタにそれぞれ接続しようとすると、作業工数が多くなり、コストアップの要因となる。そのため、コネクタに接続された電線が配索された配線ボードに、複数のコネクタを保持させて、各コネクタをそれぞれの電気部品に接続する構造が開示されている(特許文献1参照。)。
特許文献1では、配線ボードの側面に形成された貫通孔にコネクタの基端部を挿入して支持させ、そのコネクタの先端部を電気部品の相手コネクタに嵌合させるようにしている。これによれば、配線ボードに支持された複数のコネクタをそれぞれ電気部品の相手コネクタに接続することが可能になる。
特開2014−26907号公報
しかしながら、特許文献1のように、配線ボードの貫通孔にコネクタの基端部を支持させる場合、貫通孔とコネクタの基端部との間にクリアランスが形成されるため、各コネクタの位置と電気部品の相手コネクタの位置との間に位置ずれが生じることがある。その結果、1つのコネクタの芯を相手コネクタに合わせても、他のコネクタの芯が相手コネクタからずれてしまい、コネクタと相手コネクタとの接続が煩雑になるという問題がある。
本発明の課題は、配線ボードに支持されたコネクタと相手コネクタとの接続作業を容易にして作業効率を高めることを課題とする。
上記課題を解決する本発明のコネクタの支持構造は、電気部品に形成された相手コネクタに嵌合される筒状のコネクタと、このコネクタに接続される電線が配索される配線ボードに形成された筒状のコネクタ支持部と、コネクタを内部に保持するとともに、コネクタ支持部に挿入されて支持される樹脂製のアダプタとを備え、アダプタは、外周面に複数の弾性片を有して形成され、コネクタ支持部の内面に弾性片を介してコネクタを支持してなることを特徴とする。
これによれば、コネクタと相手コネクタとの間に芯ずれが生じていても、コネクタの先端部が相手コネクタに拾われて嵌合すれば、相手コネクタの位置に合わせてアダプタの弾性片が変形し、コネクタの位置が調芯される。これにより、コネクタ同士の芯ずれを吸収できるから、コネクタと相手コネクタとの接続が容易になり、接続作業の効率を高めることができる。なお、コネクタは、一般に先端部が面取りされているから、コネクタの先端部を相手コネクタの先端に押し当てるだけで、先端部同士を嵌め合せることができる。
この場合において、コネクタの先端部には、相手コネクタを案内するテーパ部が形成されていることが好ましい。これによれば、相手コネクタにコネクタの先端部をスムーズに嵌合させることができる。
具体的に、配線ボードのコネクタ支持部は、角筒状に形成され、これに合わせてアダプタも角筒状に形成され、弾性片は、コネクタ支持部の上下左右の内面にそれぞれ接触可能に形成されているものとすることができる。
また、配線ボードのコネクタ支持部は、内面にアダプタの挿入位置を規制する突き当て面が形成されているものとする。これによれば、コネクタ支持部に対するコネクタの位置が安定するから、コネクタと相手コネクタとの接続を確実に行うことができ、電気的な信頼性を高めることができる。
また、上記課題を解決するため、本発明のアダプタは、電気部品に形成された相手コネクタに嵌合される筒状のコネクタを内部に保持し、コネクタに接続される電線が配索される配線ボードの筒状のコネクタ支持部に挿入され、コネクタ支持部の内面に弾性片を介してコネクタを支持してなることを特徴とする。
本発明によれば、配線ボードに支持されたコネクタと相手コネクタとの接続作業が容易になり、作業効率を高めることができる。
コネクタを支持する配線ボードの外観を示す斜視図である。 コネクタをソレノイドのコネクタ部に接続する動作説明図である。 コネクタの外観斜視図である。 アダプタの外観斜視図である。 アダプタの正面図である。 図5のA−A矢視方向のアダプタの断面図である。 コネクタが装着されたアダプタの外観斜視図である。 コネクタ支持部の外観斜視図である。 コネクタ支持部の背面図である。 アッセンブリ体が装着されたコネクタ支持部の斜視図である。 アッセンブリ体が装着されたコネクタ支持部の正面図である。 図11のB-B矢視方向の断面図である。 図12のC−C矢視方向の断面図である。
以下、本発明が適用されるコネクタの支持構造の実施形態について図1ないし図13を参照して説明する。本実施形態のコネクタは、自動車のトランスミッションに配設された電気部品であるソレノイドに接続されるものである。ソレノイドには、コネクタを介して外部から電気信号や電源が供給される。以下では、コネクタを支持するための基本構成を説明した後、コネクタの保持構造について具体的に説明する。
本実施形態のコネクタ11は、図1に示すように、アダプタ12に装着された状態で、配線ボード13に形成されたコネクタ支持部14に支持される。
配線ボード13は、図示しないトランスミッションのケース内に略水平に設置される。配線ボード13は、絶縁性の樹脂で形成され、コネクタ11に接続された電線15が配索される配索路(図示せず)と、コネクタ11を支持する複数のコネクタ支持部14とを有している。配線ボード13は、ボルト孔に通されたボルト16をケース内の構成部品に螺合させて固定される。本実施形態の配線ボード13は、平らな配索路の両端部から長手方向に沿って側壁17を立ち上げ、その側壁17の上端面にカバー18を被せて中空の箱型に形成される。コネクタ支持部14は、側壁17を水平方向に突出させて筒状に形成される。図1では、互いに異なる方向に突出する3個のコネクタ支持部14を示す。なお、配線ボード13は、カバー18を被せることなく、プレート状に形成することもできる。
配設ボード13の各コネクタ支持部14の近傍には、図2に示すように、それぞれ、電気部品である円柱状のソレノイド19が配設される。ソレノイド19は、コネクタ11と1対1で対応している。ソレノイド19は、自動車のトランスミッションの電磁弁を駆動するために用いられる。
ソレノイド19の外周面には、コネクタ11と接続される相手コネクタである樹脂製のコネクタ部20が設けられる。コネクタ部20は、電子部品類が収容された直方体状の基部21と、基部21からソレノイド19の軸方向に延出する四角筒状のハウジング22とを有して形成される。ハウジング22は、軸方向の一端の開口が、配線ボード13のコネクタ支持部14に支持されたコネクタ11の前端面と向き合って配置され、コネクタ11が嵌入するようになっている。ハウジング22の上面には、ハウジング22の上壁を貫通するスリット部23が設けられる。ハウジング22は、ハウジング22の軸芯と平行に延びる図示しない棒状の端子を収容して雄コネクタを構成する。棒状の端子に接続された電線は、基部21内の電子部品等に接続される。
コネクタ11は、図3に示すように、絶縁性の合成樹脂で形成された四角筒状のハウジング24に図示しない端子を収容して雌コネクタを構成する。コネクタ11の前端面25には、両側面に向かって傾斜するテーパ部26が形成される。テーパ部26は、コネクタ11とコネクタ部20を相対的に近づけたときに、コネクタ部20と当接してコネクタ11を嵌合方向に案内するようになっている。端子に接続された電線は、ハウジング24から引き出され、配線ボード13の配索路に配索されるようになっている。
コネクタ11は、前端面25の上部とこの前端面25と反対側の後端面27の上部から、それぞれ帯状の1対の脚部28が立ち上げられ、これらの脚部28は、それぞれ円弧状に湾曲して互いに連ねられ、軸方向に延びる帯状のバネ本体29を形成する。1対の脚部28には、それぞれ矩形状の貫通孔30が設けられる。バネ本体29は、上下方向に撓み変形可能に形成され、長手方向の中央付近の上面には、第1突起部31が突出している。バネ本体29の後端側の上面には、バネ本体29を押し付けて変形させる操作用の押付部32が突出している。ハウジング24の後端部の両側面には、それぞれコの字状に突出する枠状突起33が設けられ、枠状突起33の内側には、第2突起部34が設けられる。枠状突起33は、ハウジング24の前方に開口して形成され、前方からみると、開口の奥に第2突起部34が配置されている。枠状突起33と第2突起部34は、前端面35が後方に傾斜している。
コネクタ11が装着されるアダプタ12は、絶縁性の樹脂により形成され、図4ないし図6に示すように、四角筒状のハウジング36の内部にコネクタ37が保持される。アダプタ12は、ハウジング36の前端面37から後端側に向かって、上壁38と下壁39を矩形状に切り欠いた切り欠き部40が形成される。上壁38の切り欠き部40には、前方に向かって突出する突片41が設けられる。ハウジング36の軸方向の中央部には、上壁38に沿って左右に突出する1対の第1係止片42a,42bと、下壁39から左右に離れて下方に突出する1対の第2係止片43a,43bが設けられる。ハウジング36の左右の側壁44には、それぞれハウジング36の先端部から内側に突出する1対の第1ロック部45a,45bと、この第1ロック部45a,45bの後方から内側に突出する第2ロック部46a,46bが設けられる。第1ロック部45a,45bは、前端面が後方に傾斜して形成される。第2ロック部46a,46bは、ハウジング36の前方からみると、それぞれ1対の第1ロック部45a,45bの間に配置される。ハウジング36の下壁39には、内側に突出するコネクタストッパ47が設けられる。
アダプタ12は、ハウジング36の上壁38と下壁39、及び、左右の側壁44にそれぞれ同一の弾性片48a〜48dが突出して設けられる。各弾性片48は、ハウジング36の外周面から略垂直に立ち上げられた後、ハウジング36の後方に向かってこの外周面から次第に離れる方向、つまり、ハウジング36の軸と傾斜する方向に延出して設けられ、ばね性を有している。各弾性片48の後端部には、それぞれ外側に突出して相手部材(コネクタ支持部14)と接触する突部49a〜49dが形成される。各突部49は、各弾性片48の幅方向に亘って形成される。
このようにして構成されるアダプタ12には、前方からハウジング36の内部にコネクタ11が挿入される。ハウジング36に挿入されたコネクタ11は、左右の枠状突起33が、それぞれアダプタ12の第1ロック部45a,46bを押し付けて、ハウジング36の側壁44を外側に押し広げ、第1ロック部45a,46bを乗り越える。これにより、コネクタ11は、左右の第2突起部34が、それぞれアダプタ12の第2ロック部46a,46bを乗り越えて、第2ロック部46a,46bと係合され、挿入方向と反対側への移動が規制される。また、コネクタ11は、後端面27がアダプタ12のコネクタストッパ47と当接することで、挿入方向の移動が規制される。さらに、コネクタ11は、脚部28の後方の貫通孔30にアダプタ12の切り欠き部40の突片41が挿入され、かつ左右の枠状突起33がアダプタ12の切り欠き部40を挟んだ左右の側壁44の内側に係合される。
これにより、コネクタ11は、図7に示すように、後端部がアダプタ12に係止されて、アダプタ12に保持される。アダプタ12に保持されたコネクタ11は、バネ本体29がアダプタ12から露出しているため、アダプタ12をソレノイド19のコネクタ部20に嵌合させるときに、バネ本体29の押付部32を押圧できるようになっている。
アダプタ12に装着されたコネクタ12(以下、適宜、アッセンブリ体50という。)は、配線ボード13のコネクタ支持部14に装着される。コネクタ支持部14は、図8及び図9に示すように、全体として四角筒状に形成される。本実施形態では、コネクタ支持部14の上部をカバー18で構成し、分割構造を採用しているが、一体的に形成することもできる。
コネクタ支持部14は、前方壁51の内側に矩形の開口52が形成され、上壁53と下壁54と左右の側壁55,56とを有して形成される筒部57の内部に、後方からアッセンブリ体50が挿入されるようになっている。
コネクタ支持部14の前方壁51の裏面は、図10及び図11に示すように、アダプタ12の第1係止片42a,42b及び第2係止片43a,43bがそれぞれ当接する突き当て面58となり、アダプタ12が突き当て面58に当接することで、コネクタ支持部14の挿入位置が規制されるようになっている。アッセンブリ体50は、コネクタ支持部14に装着された状態で、開口52からアダプタ12の先端側とアダプタ12に保持されたコネクタ11が露出される。なお、コネクタ支持部14は、側壁55を階段状に形成して後端側を上方に開放することで、アッセンブリ体50を上方から装着できるようになっている。
コネクタ支持部14に挿入されたアッセンブリ体50は、図12及び図13に示すように、アダプタ12の各弾性片48a〜48dの突部49a〜49dがそれぞれ対向する筒部57の内面を押し付けて、各内面に支持されるようになっている。また、コネクタ支持部14の開口52の内周面とこの開口52から突出するアダプタ12の外周面との間には、周方向に亘って隙間が設けられている。
このように、本実施形態のコネクタ11の支持構造は、ソレノイド19に形成されたコネクタ部20に嵌合されるコネクタ11と、このコネクタ11に接続される電線15が配索される配線ボード13に形成された筒状のコネクタ支持部14と、コネクタ11を内部に保持するとともに、コネクタ支持部14に挿入されて支持されるアダプタ12とを有している。そして、アダプタ12は、コネクタ支持部14の内面に、弾性片48a〜48dを介してコネクタ11を支持するようになっている。
このような構成によれば、配線ボード13のコネクタ支持部14に挿入されたアッセンブリ体50、つまり、コネクタ11は、アダプタ12の各弾性片48a〜48dが、それぞれコネクタ支持部14の内面を押し付けて撓むことにより、コネクタ支持部14の内面に弾性片48a〜48dを介して調心可能に支持される。この弾性片48a〜48dは、同一に形成されるため、上下左右に同等の反発力を発生し、コネクタ支持部14に対して、コネクタ11を開口52の中心付近に調芯する。
ここで、複数のアッセンブリ体50が装着された配線ボード13をトランスミッションのケース内に組み付けて、アッセンブリ体50のコネクタ11をソレノイド19のコネクタ部20に接続する手順の一例を説明する。
まず、配線ボード13をトランスミッションのケース内の所定位置に組み付ける。このとき、配線ボード13の各コネクタ支持部14には、それぞれ、アッセンブリ体50が正規の挿入位置から後退させた状態で配置される。各コネクタ支持部14の近傍には、図2に示すように、ソレノイド19のコネクタ部20が配置される。
次に、各コネクタ支持部14に装着されたアッセンブリ体50を指で押し込み、コネクタ支持部14の突き当て面58に接触するまでアッセンブリ体50を移動させる。このとき、コネクタ11の軸芯とコネクタ部20のハウジング22の軸芯が多少ずれていたとしても、コネクタ11のテーパ部26がコネクタ部20のハウジング22の先端部と接触することで、コネクタ11の先端部がコネクタ部20のハウジング22の開口に拾われる。これにより、弾性片48a〜48dは、ハウジング22の位置に合わせて弾性変形し、コネクタの軸芯がハウジング22の軸芯に応じて変位(調芯)する。その結果、コネクタ11の先端部は、芯ずれが吸収されてハウジング22の開口内に案内され、ハウジング22の規定位置まで嵌入される。
一方、コネクタ11の先端部がハウジング22の開口内に嵌入されると、コネクタ11の押付部32を押し付けて、バネ本体29を撓ませる。この撓みによって、バネ本体29に形成された第1突起部31が下方に移動し、第1突起部31がハウジング22のスリット部23に係合される。スリット部23に係合された第1突起部31は、スリット部23に沿って移動する。
このように、本実施形態によれば、配線ボード13に保持された複数のコネクタ11は、それぞれ、ソレノイド19のコネクタ部22との位置ずれを吸収できるから、コネクタ部22へのスムーズな嵌合が可能になる。すなわち、コネクタ支持部14に沿って、アッセンブリ体50をスライドさせる簡単な操作で、コネクタ11をコネクタ部22に嵌合させることができる。
なお、本実施形態の配線ボード13は、複数のコネクタ支持部14が互いに異なる軸芯を向いて設けられるため、それぞれのコネクタ支持部14に対してアッセンブリ体をスライドさせる例を説明したが、例えば、各コネクタ支持部14の軸芯が互いに平行である場合には、コネクタ支持部14の正規の挿入位置にアッセンブリ体50を保持した状態で、各コネクタ11をコネクタ部22に接続することも可能である。
以上、本発明の実施形態を図面により詳述してきたが、上記の実施形態は本発明の例示にしか過ぎないものであり、請求項に記載された範囲内において変更・変形することが可能である。
例えば、本実施形態では、アッセンブリ体50を支持するコネクタ支持部14が四角筒状の筒部57を有して形成される例を説明したが、筒部57は、アダプタ12の外面を包囲して、各弾性片48a〜48dが接触する内面を有していれば、四角筒状に限らず、円筒状に形成することもできる。
また、本実施形態では、アダプタ12の外面に上下左右に延びる4本の弾性片48a〜48dを設ける例を説明したが、弾性片48の本数は4本に限られるものではない。例えば、コネクタ支持部14の筒部57が円筒状に形成されている場合には、弾性片がアダプタ12の軸周りに等間隔で3本設けられていてもよい。
また、本実施形態では、コネクタを接続する相手コネクタとして、ソレノイド19に形成されたコネクタ部20を例に説明したが、本発明のコネクタの支持構造は、コネクタ11をソレノイド19のコネクタ部20に接続する場合に限らず、あらゆる電気部品のコネクタに接続する場合にも適用できるのは勿論である。
11 コネクタ
12 アダプタ
13 配線ボード
14 コネクタ支持部
15 電線
19 ソレノイド
20 コネクタ部
26 テーパ部
48a〜48d 弾性片
50 アッセンブリ体
57 筒部
58 突き当て面

Claims (4)

  1. 電気部品に形成された相手コネクタに嵌合される筒状のコネクタと、
    前記コネクタに接続される電線が配索される配線ボードに形成された筒状のコネクタ支持部と、
    前記コネクタを内部に保持するとともに、前記コネクタ支持部に挿入されて支持される樹脂製のアダプタとを備え、
    前記アダプタは、外周面に複数の弾性片を有して形成され、前記コネクタ支持部の内面に前記弾性片を介して前記コネクタを支持してなるコネクタの支持構造。
  2. 前記配線ボードの前記コネクタ支持部は、角筒状に形成され、
    前記アダプタの前記弾性片は、前記コネクタ支持部の上下左右の内面にそれぞれ接触可能に形成されている請求項1に記載のコネクタの支持構造。
  3. 前記配線ボードの前記コネクタ支持部は、内面に前記アダプタの挿入位置を規制する突き当て面が形成されてなる請求項1又は2に記載のコネクタの支持構造。
  4. 電気部品に形成された相手コネクタに嵌合される筒状のコネクタを内部に保持し、前記コネクタに接続される電線が配索される配線ボードの筒状のコネクタ支持部に挿入され、該コネクタ支持部の内面に弾性片を介して前記コネクタを支持してなるアダプタ。
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