JP2016098462A - エアジェット織機における緯糸検出方法 - Google Patents

エアジェット織機における緯糸検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】経糸開口内に進出可能な緯糸センサーにより緯糸を正確に検出する。【解決手段】緯糸センサーは、筬打ち時期に、織布及び経糸シートに近接するため、受光量が増大し、検出信号V1の電圧は、飽和レベルに達する。電圧が飽和レベルに達した検出信号V1は、織布及び経糸シートの検出信号として認識できる。緯糸センサーが経糸開口内に進入した後、緯糸案内通路の壁面の反射光を検出した検出信号V2は、受光量が小さく、電圧レベルが零に近い。緯糸Yが案内通路4内を通過すると、緯糸センサーは緯糸の反射光を受光し、電圧レベルの変化した検出信号V3を検出する。このため、検出信号V1が飽和状態から立下がった後に検出する電圧レベルの変化した検出信号V3は、緯糸の検出信号として認識でき、緯糸を正確に検出することができる。【選択図】図5

Description

本願発明は、エアジェット織機における緯糸検出方法に関する。
例えば、特許文献1には、緯糸の飛走状態を探るため、経糸列をかき分けて経糸の開口内に出入りする支持部材に投光用光ファイバー及び受光用光ファイバーを設けた緯糸検出装置が開示されている。緯糸の飛走通路の途中に投光領域があり、投光用光ファイバーの先端面及び受光用光ファイバーの先端面は、投光領域に対向するように配置されている。緯糸の飛走通路を飛走してきた緯糸の先端部が投光領域に到達すると、投光用光ファイバーから投射された光が緯糸の先端部に当たって反射する。
緯糸の先端部から反射された光の一部は、受光用光ファイバーの先端面に受光される。受光用光ファイバーの先端面に受光された光は、受光用光ファイバーを経由して光電変換部に到達する。光電変換部は、受光量に応じた電気信号を制御部に出力する。制御部は、電気信号の入力に基づいて、投光領域への緯糸の先端の到達タイミングを把握する。緯糸の先端の到達タイミングの情報は、例えば今後の緯入れ時における緯入れ用補助ノズルの噴射タイミングや噴射期間の制御等に利用される。
特開2010−209478号公報
経糸の開口内に出入りする緯糸検出装置は、筬打ち時に経糸列の下方あるいは織布の下方に位置し、緯入れ時に経糸開口内に移動される。緯糸検出装置が常時投光状態にあると、経糸列の下方から経糸開口内に進入する時、経糸列の検出信号を発信する。このため、経糸開口内に出入りするように設けた緯糸検出装置では、経糸列の検出信号と緯糸の検出信号とが発生し、両者を区別できない問題がある。
特許文献1には、経糸列の検出に関する問題の記載は無いが、一般的には、経糸開口内における緯糸の通過時期が想定できるため、緯糸検出装置の緯糸検出タイミングを予め設定しておき、このタイミングで検出信号が発生した場合に、緯糸検出信号と判断する方法が考えられている。
しかし、エアジェット織機においては、経糸の種類によっては経糸の開口遅れという問題が生じ易い。例えば、毛羽の多い経糸を使用した場合、経糸相互の絡みにより開口遅れが生じる。また、毛羽の少ない経糸を使用した場合でも、エアジェット織機の高速化のために、経糸の開口角度を小さくして開口した時、あるいは比較的弱い経糸を使用する場合に経糸張力を緩めて開口した時、開口遅れが生じ易い。経糸の開口遅れが生じると、緯糸検出装置に緯糸検出タイミングを予め設定しておいても、緯糸検出装置は、経糸の開口遅れにより、経糸列を検出する恐れが強い。これらの開口遅れの影響は、緯入れ開始側において特に生じ易い。
本願発明は、経糸開口内に進出可能な緯糸センサーにより緯糸を正確に検出することを目的とする。
請求項1は、スレイに、メインノズルと、経糸開口内に進出可能な複数のサブノズルと、経糸開口内に進出可能な少なくとも1つの緯糸センサーとを備えたエアジェット織機における緯糸検出方法において、前記緯糸センサーの検出信号の電圧レベルが飽和状態から立下がった後に生じる電圧レベルの変化を緯糸の検出信号として処理することを特徴とする。
請求項1によれば、検出信号の飽和状態からの立下りから緯糸センサーの経糸開口内への進入完了を直接的に検出ことにより、経糸開口タイミングの遅れの影響を受けること無く、緯糸を正確に検出することができる。
請求項2は、前記緯糸センサーは、緯糸の案内通路の前半に配設されていることを特徴とする。請求項2によれば、経糸開口タイミングの遅れの影響が出易い緯入れ前半の位置において、緯糸を正確に検出することができる。
請求項3は、前記緯糸センサーは、前記メインノズルに最も近い前記サブノズルに並べて配設されていることを特徴とする。経糸列は中央側に比べて端部に張力の緩みを生じ易く、経糸開口タイミングの遅れの影響が最も出易い。請求項3によれば、経糸開口タイミングの遅れの影響が最も出易い経糸列端部において、緯糸を正確に検出することができる。
請求項4は、前記緯糸センサーの前記検出信号が、前記飽和状態の電圧レベルから緯糸の案内通路の壁面からの反射光の受光量に相当する電圧レベルに切り替わったことで、前記電圧レベルの飽和状態からの立下りが終了したと判断することを特徴とする。請求項4によれば、検出信号の飽和状態からの立下りを確実に判断することができる。
本願発明は、経糸開口内に進出可能な緯糸センサーにより緯糸を正確に検出することができる。
エアジェット織機の緯入れ装置を示す概略平面図である。 緯糸センサーと制御装置との電気的な接続を示すブロック図である。 筬打ち時の緯糸センサーを示すエアジェット織機の側面図である。 緯入れ時の緯糸センサーを示すエアジェット織機の側面図である。 緯糸センサーの検出信号を示す線図である。
本願発明の実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。図1は、エアジェット織機1の緯入れ開始側の構成を平面的に示している。スレイ2には、メインノズル3、メインノズル3から発射された緯糸Yの案内通路4を備えた多数の変形筬5及び案内通路4に対向して配置された経糸開口内に進出可能な多数のサブノズル6が配設されている。
メインノズル3は配管7によりメイン開閉バルブ8と接続され、メイン開閉バルブ8は配管9によりメインエアタンク10に接続されている。サブノズル6は、4本のサブノズル6がそれぞれ配管11により1つのサブ開閉バルブ12に接続されている。
本実施形態では、図示していないが、6個のサブ開閉バルブ12が緯入れ方向に並べて配設され、各サブ開閉バルブ12にそれぞれ配管11を介して4本のサブノズル6が接続されている。全てのサブノズル6は、緯入れ方向に等間隔又は、ランダムな間隔で配設されている。各サブ開閉バルブ12は、それぞれ配管13によりサブエアタンク14に接続される。メインエアタンク10及びサブエアタンク14は、それぞれ配管15、配管16及び共通の配管17により圧縮エアのエア供給源18に接続されている。
エアジェット織機1には、エアジェット織機1の各種装置を制御する制御装置19が設けられている。制御装置19は、エアジェット織機1の駆動モータ20に設けたエンコーダ21と信号線22で接続され、エンコーダ21の信号に基づき、エアジェット織機1の回転角度を検出している。なお、駆動モータ20は、信号線23により制御装置19と接続され、制御装置19からの指令に基づき、起動、停止を行っている。
メインノズル3のメイン開閉バルブ8及びサブノズル6のサブ開閉バルブ12は、それぞれ信号線24及び信号線25により制御装置19と接続されている。メイン開閉バルブ8及びサブ開閉バルブ12は、制御装置19からの信号に基づき予め定められたタイミングで開閉動作を行い、メインエアタンク10及びサブエアタンク14の圧縮エアをメインノズル3及びサブノズル6に供給して緯入れを行う。
なお、メインノズル3の上流側(図1の左側)には、緯糸測長貯留装置44がエアジェット織機1に隣接して設けたスタンド(図示せず)に取付けられ、緯糸測長貯留装置44からメインノズル3へ緯糸Yが供給される。緯糸測長貯留装置44の緯糸係止ピン45は電磁力で作動するように構成され、信号線47により制御装置19と接続されている。緯糸測長貯留装置44のバルーンセンサー46は、信号線48により制御装置19と接続されている。エアジェット織機1の運転中、予め設定されたタイミングとバルーンセンサー46の検出信号とに基づき、制御装置19からの指令信号が発信され、緯糸係止ピン45は緯糸Yの係止と開放を行う。
スレイ2には、メインノズル3に最も近い位置に配設されたサブノズル6に並べて経糸開口内に進出可能な緯糸センサー26が配設されている。即ち、緯糸センサー26は緯糸Yの案内通路4の前半で、かつ、経糸列端部に配設されている。本実施形態では、緯糸センサー26は、メインノズル3に最も近い位置に配設された緯入れ方向で見て1番目のサブノズル6と緯入れ方向の下流側に配置された2番目のサブノズル6との中間位置に配設されている。
緯糸センサー26は、図2に示すように、ホルダ27に取付けられた本体28の頭部29に、投光部30及び受光部31を有する。投光部30は、例えば光ファイバー32で形成され、光ファイバー32の一端を本体28の頭部29から外部に臨ませるとともに、光ファイバー32の他端を信号処理装置33に設けた発光素子34に接続している。
受光部31は、投光部30に隣接して配置され、投光部30と同様に、光ファイバー35で形成されている。受光部31は、光ファイバー35の一端を本体28の頭部29から外部に臨ませるとともに、他端を信号処理装置33に設けた受光素子36に接続している。また、信号処理装置33には、受光素子36の受光量に応じた電圧の検出により検出信号を発生する検出回路37が備えられている。なお、投光部30と受光部31とは、互いに位置を入れ替えても良い。
信号処理装置33は信号線38により制御装置19に接続されている。制御装置19は、信号処理装置33に対して投光指令信号を発信することにより、発光素子34を作動し、光ファイバー32を介して投光部30から光を投射する。本実施例では、信号処理装置33の発光素子34は、エアジェット織機1の運転中、常時作動するように設定されている。受光部31で受光した光は受光素子36において光電変換され、検出回路37は発生した電圧信号を検出信号として信号線38により制御装置19に送信する。
図3及び図4には、スレイ2に取付けた緯糸センサー26が示されている。スレイ2には、スレイ2の長手方向にT型溝39が刻設されている。緯糸センサー26のホルダ27を保持した取付けブラケット40は、T型溝39内に嵌合したT型ボルト41をナット42で締め付けることによりスレイ2に固定される。緯糸センサー26は、取付けブラケット40によるホルダ27の保持位置を調整することにより、投光部30及び受光部31の位置が決められる。また、緯糸センサー26は、ナット42を緩めることにより、スレイ2の長手方向に移動して設置位置を調整することができる。
緯糸センサー26は、変形筬5に対して傾斜した状態でスレイ2に取付けられ、投光部30及び受光部31は、緯糸Yの案内通路4内に指向される。具体的には、投光部30及び受光部31は、案内通路4内の緯糸Yの飛走位置に対して指向される。図3に示すように、スレイ2が筬打ち位置に揺動した時、緯糸センサー26は織布Wの下方で、織布Wを案内するフェルプレート43に近い位置にある。このため、投光部30及び受光部31は、織布Wに指向する。
続いて、スレイ2が緯入れのためにエアジェット織機1の後方へ揺動する時、緯糸センサー26は開口しつつある経糸シートTの下方に位置するため、投光部30及び受光部31は経糸シートTに指向する。スレイ2の後方への揺動に伴い、緯糸センサー26は下側に開口した経糸シートTをかき分けて、図4に示すように、経糸開口内に進入し、投光部30及び受光部31は緯糸Yの飛走位置に指向する。緯入れ終了後、スレイ2が筬打ちのためにエアジェット織機1の前方へ揺動するため、緯糸センサー26は図3に示す位置に復帰する。
緯糸センサー26は、エアジェット織機1の運転中、織布W及び経糸シートTの下方の位置(図3参照)と、経糸開口内の位置(図4参照)とを繰り返し移動する。このため、投光部30及び受光部31が、織布W及び経糸シートTを指向する時期と変形筬5の案内通路4内の緯糸Yの飛走位置を指向する時期が繰り返し発生し、緯糸センサー26は織布W及び経糸シートTと緯糸Yとを繰り返し検出する。
図5は、エアジェット織機1の運転中における緯糸センサー26の検出信号の発生状態を示している。信号処理装置33の発光素子34は、制御装置19の指令により常時発光し、緯糸センサー26の投光部30から光を投射している。信号処理装置33の受光素子36は、緯糸センサー26の受光部31が受光した光を光電変換し、検出回路37において受光部31の受光量に応じた電圧レベルの検出信号V1〜V4を制御装置19に送信する。
緯糸センサー26は、緯入れ終了後、経糸シートTから退出し、筬打ち時期(図3参照)に、投光部30及び受光部31が、織布W及び経糸シートTに近接している。織布W及び経糸シートTまでの距離が短く、投光部30から投射した光の反射面が大きいため、受光部31の受光量が増大し、検出信号V1の電圧は、飽和レベルに達する。従って、制御装置19は、電圧が飽和レベルに達した検出信号V1を、織布W及び経糸シートTの検出信号であると認識し、処理することができる。
筬打ち後、緯糸センサー26が経糸シートTをかき分けて経糸開口内に進入した時点では、緯入れ開始前のため、受光部31は変形筬5の案内通路4の壁面からの反射光を受光している。受光部31と案内通路4の壁面との距離は、他の検出対象に比較して長く、変形筬5を構成する筬羽間には、隙間がある。このため、受光部31の受光量は小さく、検出した電圧レベルは、零に近い極めて低い検出信号V2となる。
また、受光部31は、経糸開口内に進入した時、経糸シートTの反射光の受光から案内通路4の壁面の反射光の受光に切り替わるため、受光量に応じた電圧レベルは、検出信号V1の飽和レベルから立下がり、零状態に近い位置で検出信号V2に切り替わる。制御装置19において、検出信号V2を検出することにより、検出信号V1の電圧レベルの飽和状態からの立下りが終了したと判断できる。
緯入れ時期(図4参照)には、緯糸センサー26は変形筬5の案内通路4を指向し、緯入れ領域に達しているため、緯糸Yが案内通路4内を通過すると、投光部30から投射された光の一部が緯糸Yに反射し、受光部31に受光される。投光部30及び受光部31と緯糸Yとの距離は、案内通路4の壁面との距離よりも小さく、また、緯糸Yは緯入れ方向に連続しているため、検出信号V2より電圧レベルの高い検出信号V3が生じる。従って、制御装置19において、電圧が飽和状態にある検出信号V1が検出信号V2まで立下がった後に生じる電圧レベルの変化した検出信号V3は、緯糸Yの検出信号と認識し、処理できる。
緯糸センサー26は、緯入れ終了時まで緯糸Yと対向し、緯糸Yの反射光を受光しているため、検出信号V3は緯糸センサー26が緯入れ領域に存在する間発生している。緯入れが終了し、スレイ2が筬打ち方向に揺動すると、緯糸センサー26は、緯糸Yの指向方向から外れるため、検出信号V3の立下りが生じるが、途中で、経糸開口内から退出し、経糸シートTの下方に位置する。この時点から、受光部31は経糸シートTからの強い反射光を受光するため、電圧レベルが上昇し、電圧レベルが飽和レベルに達した検出信号V4を発生する。検出信号V4は、検出信号V1の前半部に相当し、筬打ち時期を経過して後半部の検出信号V1に繋がる信号である。
本実施形態では、緯糸センサー26が緯糸Yを検出することにより、緯糸Yが緯糸センサー26の設置位置に到達するタイミングをエアジェット織機1の回転角度で認識し、緯糸検出データとして蓄積することができる。蓄積した緯糸Yの到達タイミングの緯糸検出データは、メインノズル3及びサブノズル6の噴射タイミングあるいは噴射期間等の緯入れ制御に利用することができる。
本実施形態では、電圧レベルが飽和状態から立下がる時の電圧レベルの変化は、経糸シートTの検出信号V1として処理され、電圧レベルの飽和状態からの立下り後に生じる電圧レベルの変化が、緯糸Yの検出信号V3として処理される。このため、緯糸Yの検出のために、エアジェット織機1の回転角度による検出タイミングを設定すること無く、緯糸Yを正確に検出することができる。例えば、織成に使用する経糸の種類により経糸の開口遅れが生じる恐れがあっても、経糸シートTの検出信号V1の立下りを認識することで、緯糸センサー26が経糸シートTをかき分けて経糸開口内に進入するタイミングを把握できるため、開口遅れに影響されること無く緯糸Yを正確に検出することができる。
本願発明は、前記した実施形態の構成に限定されるものではなく、本願発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、次のように実施することができる。
(1)緯糸センサー26は、織幅内の緯入れ方向に複数配設するように構成しても良い。例えば、緯糸センサー26は、各サブ開閉バルブ12に接続するサブノズル6の間に1つ配置するように構成しても良い。
(2)緯糸センサー26の投光部30及び受光部31は、光ファイバー32、35を用いること無く、発光素子34及び受光素子36を本体28の頭部29に直接設けるように構成しても良い。
(3)信号処理装置33は、緯糸センサー26の本体28と制御装置19との間に独立して設けた構成を示したが、制御装置19に組み込む構成としても構わない。
(4)本実施形態では、緯糸センサー26の検出信号V1〜V4を全て制御装置19に送信し、制御装置19において検出信号V1〜V4の電圧レベルを比較し、検出信号V3を緯糸検出信号として処理する構成が示されている。しかし、本願発明は、信号処理装置33において検出信号V1〜V4の電圧レベルを比較し、緯糸検出信号として判断できる検出信号V3あるいは検出信号V3を処理したディジタル信号を制御装置19に送信するように構成しても良い。このような検出信号V1〜V4の処理方法では、制御装置19の負荷を減らすことができる。
(5)緯糸センサー26の受光素子36は、光電管に置き換えても構わない。
(6)飽和状態の検出信号V1から電圧レベルが減少を開始してから所定時間を経過したことを以って、電圧レベルの飽和状態からの立下りが終了したと判断しても良い。このようにすれば、緯糸センサー26の経糸列への進入から緯糸検出までの期間が短く、案内通路4の壁面の反射光の受光量に応じた電圧レベルの検出信号V2の認識が難しい場合でも対応することができる。
1 エアジェット織機
2 スレイ
3 メインノズル
4 案内通路
5 変形筬
6 サブノズル
8 メイン開閉バルブ
10 メインエアタンク
12 サブ開閉バルブ
14 サブエアタンク
18 エア供給源
19 制御装置
20 駆動モータ
21 エンコーダ
26 緯糸センサー
27 ホルダ
28 本体
29 頭部
30 投光部
31 受光部
32、35 光ファイバー
33 信号処理装置
34 発光素子
36 受光素子
37 検出回路
40 取付けブラケット
43 フェルプレート
T 経糸シート
W 織布
Y 緯糸

Claims (4)

  1. スレイに、メインノズルと、経糸開口内に進出可能な複数のサブノズルと、経糸開口内に進出可能な少なくとも1つの緯糸センサーとを備えたエアジェット織機における緯糸検出方法において、
    前記緯糸センサーの検出信号の電圧レベルが飽和状態から立下がった後に生じる電圧レベルの変化を緯糸の検出信号として処理することを特徴とするエアジェット織機における緯糸検出方法。
  2. 前記緯糸センサーは、緯糸の案内通路の前半に配設されていることを特徴とする請求項1に記載のエアジェット織機における緯糸検出方法。
  3. 前記緯糸センサーは、前記メインノズルに最も近い前記サブノズルに並べて配設されていることを特徴とする請求項2に記載のエアジェット織機における緯糸検出方法。
  4. 前記緯糸センサーの前記検出信号が、前記飽和状態の電圧レベルから緯糸の案内通路の壁面からの反射光の受光量に相当する電圧レベルに切り替わったことで、前記電圧レベルの飽和状態からの立下りが終了したと判断することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のエアジェット織機における緯糸検出方法。
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