JP2016092449A - 画像形成装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿へ追記する画像として、例えば複写履歴情報の追記を行う際に、原稿への複写履歴情報の追記と、原稿の画像情報に基づいた複写物の生成の実行タイミングによっては、情報セキュリティーの確保が難しい。
【解決手段】画像を形成する画像形成部と、画像を読み取る画像読取部と、前記画像形成部および前記画像読取部の制御を行う制御手段とを備える画像形成装置であって、前記制御手段は、前記画像読取部に原稿の読み取りを行わせ、前記原稿の読み取りが完了した後に、前記画像形成部に前記原稿に追加の画像を形成させ、前記原稿への追加の画像の形成が完了した後に、前記画像読取部にて読み取られた前記原稿の画像の情報に基づき、前記原稿を複写した画像を前記画像形成部に形成させるように制御する。
【選択図】図13

Description

本発明は、画像形成装置およびその制御方法に関する。
従来、複写を行う際に、原稿に対して複写履歴情報を原稿出力部で追記することで、情報漏洩が発生した際の漏洩ルートをトレース可能とする技術が特許文献1に開示されている。また、画像形成装置に読み取り手段を備え、原稿への画像の追記と、原稿の画像情報に基づいた複写物の生成とを行うことが可能な構成が特許文献2に開示されている。
特開2006−229670号公報 特開2013−235039号公報
ここで、原稿へ追記する画像として、例えば複写履歴情報の追記を行うに際して、原稿への複写履歴情報の追記と、原稿の画像情報に基づいた複写物の生成の実行タイミングによっては、情報セキュリティーの確保が難しいという課題があった。
本発明は、このような課題を鑑み、原稿への複写履歴情報の追記と、原稿の画像情報に基づいた複写物の生成の実行タイミングを制御し、情報セキュリティーを向上させることを目的とする。
上記課題を解決するために本願発明は以下の構成を有する。すなわち、画像を形成する画像形成部と、画像を読み取る画像読取部と、前記画像形成部および前記画像読取部の制御を行う制御手段とを備える画像形成装置であって、前記制御手段は、前記画像読取部に原稿の読み取りを行わせ、前記原稿の読み取りが完了した後に、前記画像形成部に前記原稿に追加の画像を形成させ、前記原稿への追加の画像の形成が完了した後に、前記画像読取部にて読み取られた前記原稿の画像の情報に基づき、前記原稿を複写した画像を前記画像形成部に形成させるように制御する。
本発明によれば、原稿への複写履歴情報の追記と、原稿の画像情報に基づいた複写物の生成の実行タイミングを制御し、情報セキュリティーを向上させることが可能になる。
第一の実施形態に係る画像形成装置の構成例を示す図。 第一の実施形態に係る両面印刷のプロセスを説明するための図。 第一の実施形態に係る原稿の第1面の画像情報の読み取りの開始動作を説明するための図。 第一の実施形態に係る原稿の反転搬送路から原稿搬送路への搬送動作を説明するための図。 第一の実施形態に係る原稿の第2面の画像情報の読み取りの開始動作を説明するための図。 第一の実施形態に係る原稿の原稿搬送路から第2排紙部への排出動作を説明するための図。 第一の実施形態に係る画像形成を説明するための図。 第一の実施形態に係る原稿への印刷処理(追記プリント処理)の動作を説明するための図。 第一の実施形態に係る画像形成装置の電装の内部構成例を示す図。 第一の実施形態に係る操作部の構成例を示す図。 第一の実施形態に係る画像読取部の構成例を説明するための図。 第一の実施形態に係る原稿への複写履歴情報の追記を示す図。 第一の実施形態に係る原稿への複写履歴情報の追記の制御のフローチャート。 第一の実施形態に係る操作部に表示する複写履歴情報の入力画面の例を示す図。 第一の実施形態に係る原稿への複写履歴情報の追記完了の制御のフローチャート。 第二の実施形態に係る原稿への複写履歴情報の追記の制御のフローチャート。 第三の実施形態に係る原稿への複写履歴情報の追記を示す図。 第三の実施形態に係る原稿への複写履歴情報の追記を示す図。 第三の実施形態に係る原稿への複写履歴情報の追記の制御のフローチャート。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。本願発明に係る装置は、オートドキュメントフィーダユニット(ADF)に代表される画像読取装置、またはADFを搭載する複写機やレーザービームプリンタ(LBP)、ファクシミリに代表される複合機能付きの画像形成装置などが該当する。以下の実施形態では画像形成装置を例に挙げて説明する。
<第一の実施形態>
図1は、本実施形態に係る画像形成装置1の断面の概略を示す図である。画像形成装置1は、記録材Sを収納する第1給紙部3、第1給紙部3から記録材Sを搬送する第1の搬送路5、搬送された記録材Sを積載する第1排紙部7、電装8、および光学ユニット11を備える。第1の搬送路5を以降、「記録材搬送路」とも記載する。記録材Sの例としては、印字紙、転写紙、またはOHPシート等が挙げられるが、これらに限定するものではない。また、画像形成装置1は、画像情報を記載した原稿Gを収納する第2給紙部13、第2給紙部13から原稿Gを搬送する第2の搬送路15、原稿Gを第2排紙部17へ搬送する第3の搬送路16、および搬送された原稿Gを積載する第2排紙部17を備える。第2の搬送路15、および、第3の搬送路16を以降、「原稿搬送路」とも記載する。画像情報の詳細については後述する。
記録材搬送路5には、記録材Sに画像を印刷する印刷部21、記録材Sを搬送するCST(カセットトレイ)ピックアップローラ23、分離手段25、搬送ローラ27、排紙ローラ29、および両面印刷のための両面フラッパ31が備えられている。原稿搬送路15には、原稿Gまたは記録材Sの表裏の面を反転させて搬送する反転搬送路33、原稿Gを搬送するCIS(Contact Image Sensor)ピックアップローラ35、分離手段37、搬送ローラ39および41が備えられている。原稿搬送路16には、搬送ローラ43、排紙ローラ45、およびスイッチバックフラッパ47が備えられている。原稿搬送路16は、スイッチバックフラッパ47の位置で反転搬送路33と連結している。各種フラッパや各種ローラの制御により、原稿搬送路および記録材搬送路を搬送される記録材Sおよび原稿Gを合流、分離を切り替えて搬送することが可能となる。つまり、記録材搬送路5、原稿搬送路15、16はそれぞれ、搬送制御によって、記録材Sおよび原稿Gを他方の搬送路へと搬送可能となるように構成されている。搬送の具体例については、図を用いて後述する。
反転搬送路33は、両端がそれぞれ搬送ローラ27および排紙ローラ29の位置で記録材搬送路5と連結している。原稿搬送路15上には、画像読取部50と、画像読取部50に対面する位置に白基準部材51とが備えられている。画像読取部50は、図3〜図5に示すように回転可能に構成され、回転することで読み取り位置を切り替えて原稿搬送路15、16上で画像の読み取りが可能となる。この動作についての詳細は後述する。
光学ユニット11は、電装8からの印刷信号を受けてレーザ光を印刷部21に照射する発光部53が備えられている。本実施形態では、光学ユニット11と印刷部21により画像形成部の一例を成している。電装8の内部構成の詳細は後述する。
印刷部21は、感光ドラム61、現像ローラ63、転写部65、および定着部67で構成される。定着部67は、加熱ローラ69および加圧ローラ71で構成される。感光ドラム61は、回転可能な像担持体である。現像ローラ63は、感光ドラム61と並接し、トナーを保持しながら回転する。光学ユニット11が印刷信号を受けると、発光部53は、回転する感光ドラム61の表面にレーザ光を照射する。レーザ光を照射された感光ドラム61の表面には、電荷による静電潜像が形成される。現像ローラ63が回転しながら、感光ドラム61の表面に形成された静電潜像にトナーを供給すると、感光ドラム61の表面にはトナー画像が形成される。感光ドラム61には、記録材Sにそのトナー画像を転写する転写部65が並接される。
第1給紙部3に収納されていた記録材Sは、CSTピックアップローラ23と分離手段25によって一枚ずつ記録材搬送路5の搬送ローラ27に搬送される。図1において、太い線の矢印は記録材Sとその進行方向を示す。搬送ローラ27は、感光ドラム61の表面上にあるトナー画像と記録材Sの先端とが合うようにタイミングを調整して、記録材Sを転写部65へ搬送する。
トナー画像は、感光ドラム61の回転によって転写部65に向かい、転写部65に付与される印加バイアスと圧力とによって記録材Sに転写される。転写部65は、記録材Sを定着部67に搬送する。定着部67では、回転可能な加熱ローラ69からの熱と加圧ローラ71による圧力とによりトナー画像を記録材Sに定着させる。トナー画像が定着された記録材Sは排紙ローラ29に搬送される。片面印刷の場合には、排紙ローラ29は記録材Sを第1排紙部7に排出する。両面印刷の場合には、記録材Sは排紙ローラ29から記録材搬送路5と連結している反転搬送路33へ搬送される。
ここからは、画像形成装置1における電装8と画像読取部50と操作部805の詳細について説明する。図9は、本実施形態に係る画像形成装置1の電装8の内部構成を示す図である。図9を用いて電装8の内部構成を説明する。電装8の内部には、制御手段の一例であるCPU801によって制御される各ユニットが備えられている。
CPU801は、ポリゴンミラー、モータおよびレーザ発光素子などを含む発光部53と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)802を介して接続される。ASIC802は、CPU801の制御負荷の低減を図るために用いられる。CPU801は、感光ドラム61の表面にレーザ光を走査して所望の静電潜像を形成するために、ASIC802に制御信号を送信して発光部53を制御する。
CPU801は、バス等を介してプログラムメモリ803に接続される。プログラムメモリ803には、CPU801によって行われる処理の全てまたは一部を実行するためのプログラムおよびデータが格納される。即ち、CPU801は、プログラムメモリ803に格納されたプログラムおよびデータを用いて各種処理を実行する。ASIC802は、CPU801の指示に従って、画像読取部50を制御して、画像読取部50で読み取られた画像情報を画像メモリ804に格納する。
CPU801は、さらに、電子写真プロセスに必要な帯電、現像、転写などを制御する高電圧電源ユニット810と、定着を制御する電源ユニット811とを制御する。また、CPU801は、定着部67に設けられたサーミスタ(不図示)により温度をモニタし、定着温度を一定に保つための制御を行う。CPU801は、両面フラッパソレノイド820、スイッチバックソレノイド821などの駆動系を制御する。また、CPU801は、記録材Sを搬送するために、ASIC802に制御信号を送信して、CST給紙ソレノイド822、CIS給紙ソレノイド823、メインモータ830、両面駆動モータ840などの駆動系を制御する。メインモータ830は、CSTピックアップローラ23、搬送ローラ27、感光ドラム61、転写部65、加熱ローラ69、加圧ローラ71などを駆動する。CST給紙ソレノイド822は、記録材Sを給紙する給紙ローラの駆動開始時にオンにしてCSTピックアップローラ23を駆動する。両面駆動モータ840はCISピックアップローラ35と搬送ローラ39、41、43、および排紙ローラ45を駆動する。
ASIC802は、CPU801の指示に基づいて発光部53内部のモータの速度制御、メインモータ830の速度制御、両面駆動モータ840の速度制御を行う。このようなモータの速度制御では、上述した各モータからのタック信号を検出して、タック信号の間隔が所定の時間となるように加速信号または減速信号をモータに送信する。タック信号とは、モータが回転するごとにモータから出力されるパルス信号である。
CPU801は、タッチパネルなどの表示や、操作キーを有している操作部805と接続される。CPU801は、操作画面を表示するよう操作部805を制御したり、ユーザからのコマンドを操作部805を介して受信したりする。例えば、コピーコマンドを操作部805から受信した場合、あるいはホストコンピュータ(不図示)からプリントコマンドを受信した場合、CPU801は、メインモータ830、両面駆動モータ840を駆動させて記録材Sを搬送する。感光ドラム61の表面に形成されたトナー画像が転写部65によって記録材Sに転写され、トナー画像が定着部67によって記録材Sに定着された後、記録材Sは第1排紙部7に排出される。画像形成済みの記録材Sの整列性を高めるため、第1排紙部7には、排紙口付近から記録材Sの排出方向に向けてゆるやかな上がり勾配が設けられている。CPU801は、定着部67に所定の電力を供給するよう電源ユニット811を制御し、定着部67は所定の熱量を発生して、その熱量を記録材Sに与え、記録材S上のトナー画像を融着させ、トナー画像を記録材Sに定着させる。
CPU801は、コピーコマンドを操作部805から受信した場合、あるいはホストコンピュータ(不図示)からスキャンコマンドを受信した場合に、両面駆動モータ840を駆動させる。両面駆動モータ840のトルクがCISピックアップローラ35に伝達され、CISピックアップローラ35は原稿Gを搬送する。画像読取部50は、信号線860、870を介してASIC802と接続されており、信号線860、870を介してASIC802と通信を行う。
図10は、本実施形態に係る操作部805の一例を示す図である。表示部901は、タッチパネルシートが貼られた液晶ディスプレイから構成されていて、操作画面やソフトキーを表示する。表示部901は、ソフトキーが押下されると、押下された位置を示す位置情報をCPU801に送信する。CPU801はその位置情報に基づいて、ユーザのコマンドを判別する。
キーボード902は、テンキー903、ストップキー904、ユーザモードキー905、およびスタートキー906を有する。テンキー903は、数字と文字を入力するためのキーであり、コピー部数の設定や画面の切り替えで使われる。ストップキー904は、稼働中の動作を止めるためのキーである。ユーザモードキー905は、画像形成装置1の設定を行うためのキーである。スタートキー906は、画像情報の読み取りの開始や印刷の開始を指示するためのキーである。スタートキー906の中央には、2色に発光可能なLED部907がある。例えば、LED部907が緑色であるときはスタートキー906が使えることを示し、LED部907が赤色であるときはスタートキー906が使えないことを示す。
図11は、本実施形態に係る画像読取部50の構成例を説明する図である。図11では、CIS1001の回路ブロックの例を示す。CIS1001では、例えば10,368画素分のフォトダイオードが特定の主走査密度(例えば1,200dpi)でアレイ状に配置されている。
画像読取部50は、ASIC802からスタートパルス(CISSTART)信号1002、発光素子制御(CISLED)信号1003、Sl_in信号1004を受信する。さらに、画像読取部50は、ASIC802からSl_select信号1005、CISの動作速度を決めるシステムクロック(SYSCLK)信号1006を受信する。なお、CISSTART信号1002、CISLED信号1003、Sl_in信号1004、Sl_select信号1005、SYSCLK信号1006は、図9に示す画像読取部50とASIC802を接続する信号線860により伝送される。また、画像読取部50は、ASIC802にSl_out信号1007を送信する。Sl_out信号1007は、図9に示す画像読取部50とASIC802を接続する信号線870により伝送される。
発光素子1008は、電流増幅部1009によって増幅された電流に基づいて発光し、原稿Gを均一に照射する。
CISSTART信号1002がアクティブになると、CIS1001は、受けた光に基づく電荷の蓄積を開始し、出力バッファ1010にデータを順次セットする。転送クロック(CISCLK)信号1011がシフトレジスタ1012に与えられると、シフトレジスタ1012は、出力バッファ1010にセットされたデータをCISSNS信号1013としてA/Dコンバータ1014に転送する。CISCLK信号1011の周波数は、例えば500kHz〜1MHzである。
CISSNS信号1013には所定のデータ保障領域があるため、CISCLK信号1011の立ち上がりタイミングから所定の時間が経過したのちにCISSNS信号1013のサンプリングが行われる。CISSNS信号1013は、CISCLK信号1011の立ち上がりと立ち下りの双方のエッジに同期して出力される。A/Dコンバータ1014のサンプリング速度を決定するCISサンプリングクロック(ADCLK)信号1015の周波数は、CISCLK信号1011の周波数の2倍となるように生成される。そして、ADCLK信号1015の立ち上がりのエッジにより、CISSNS信号1013がサンプリングされる。タイミングジェネレータ1016は、SYSCLK信号1006を分周して、ADCLK信号1015およびCISCLK信号1011を生成する。ADCLK信号1015の位相は、CISCLK信号1011と比べて、データ保障領域分だけ遅延している。
A/Dコンバータ1014でデジタル変換されたCISSNS信号1013は、出力インターフェース回路1017によって所定のタイミングでSl_out信号1007として送信される。Sl_out信号1007はシリアルデータである。その際、CISSTART信号1002から所定画素数分のCISSNS信号1013は、アナログ出力基準電圧であるため、有効画素としては使用されない。
制御回路1018は、Sl_in信号1004およびSl_select信号1005に従ってGAIN1019を介してA/Dコンバータ1014のA/D変換ゲインを可変に制御することができる。例えば、画像のコントラストが適切に得られない場合、A/Dコンバータ1014のA/D変換ゲインを大きくするよう制御回路1018に指示し、コントラストを増加させる。これにより、画像のコントラストを適切な値へと変換することができる。
図11では、全ての画素が一つずつCISSNS信号1013として出力される例を説明した。しかし、画像を高速で読み取るために、複数画素をエリアごとに分割して、複数のエリアを並行してA/D変換してもよい。また、図11では、画像読み取りのイメージセンサとしてCIS1001を用いた。しかし、CMOSセンサやCCDセンサを用いてもよい。
ここからは、図2〜図8を基に、画像形成装置1における記録材Sへの印刷動作、および、原稿Gに対する読み取り動作及び追記プリント動作について説明する。
図2は、本実施形態に係る両面印刷の処理を説明するための図である。まず、第1給紙部3に収納されていた記録材Sは、CSTピックアップローラ23および搬送ローラ27によって搬送され、転写部65を通ってその片面にトナー画像が定着され、排紙ローラ29に搬送される。次に、記録材Sの後端が両面フラッパ31を通過した後、両面フラッパ31は搬送路を記録材搬送路5から反転搬送路33に切り替える。その後、排紙ローラ29は逆回転し、記録材Sを反転搬送路33へ搬送する。記録材Sは搬送ローラ39によって画像読取部50の読み取り位置に搬送される。その後、記録材Sは搬送ローラ41および搬送ローラ27によって再び転写部65に搬送される。記録材Sの裏面に対してトナー画像の転写および定着が行われた後、第1排紙部7に排出される。
図3〜図7を用いて、本実施形態に係る両面コピーの処理を説明する。なお、本実施形態では、原稿Gの第1面を表面とし第2面を裏面としているが、第1面を裏面とし第2面を表面としてもよく、原稿Gの第1面と第2面が表であるか裏であるかはどちらでも構わない。また、原稿Gが両面印刷されている場合の例を示しているが、片面印刷がなされた原稿Gを対象としても構わない。
図3は、本実施形態の原稿Gが第2給紙部13から原稿搬送路15へ搬送され、原稿Gの第1面の画像情報の読み取りが開始される動作を説明するための図である。図3において、太い線の矢印は原稿Gとその進行方向とを示す。また、第2給紙部13に積載された原稿Gにおいて、上側の面を第1面として説明する。第2給紙部13に収納されていた原稿Gは、CISピックアップローラ35と分離手段37によって一枚ずつ搬送ローラ39に搬送される。画像読取部50は、原稿Gの第1面の画像情報の読み取りを開始する前に、CIS1001の感度不均一や発光素子1008の不均一等に起因する画像信号の出力レベルのばらつきを補正するためのシェーディング補正係数の導出を行う。シェーディング補正により、濃度(輝度)にムラがある画像からムラを除き、一様な明るさの画像にすることができる。シェーディング補正係数は、画像読取部50と白基準部材51とが対面する位置で、白基準画像と黒基準画像とから導出される。ここで、白基準画像は発光素子1008が白基準部材51へ発光することで得られ、黒基準画像は発光素子1008が発光しない状態で画像読取部50にて読み取られる。
画像読取部50は、導出されたシェーディング補正係数を、新たなシェーディング補正係数として設定する。その後、画像読取部50は、原稿搬送路15に備えられている反転搬送路33に対面する位置に回転する。搬送ローラ39は、原稿Gを画像読取部50の読み取り位置に搬送し、画像読取部50は原稿Gの第1面の画像情報を読み取る。読み取られた原稿Gの第1面の画像情報は、電装8に備えられた画像メモリ804に記憶される。なお、白基準部材51は、ごみ付着に対する配慮がなされ、画像形成装置1に下向きに配置されている。また、基準部材に白基準部材51を使用しているが、基準部材は白色以外でもよい。
図4は、本実施形態に係る原稿Gの第1面の画像情報の読み取りが終了し、原稿Gが反転搬送路33から原稿搬送路16へ搬送される動作を説明するための図である。
反転搬送路33で原稿Gの第1面の画像情報の読み取りが開始され、画像読取部50を通過した原稿Gは、搬送ローラ41に搬送される。搬送ローラ41は、原稿Gの後端がスイッチバックフラッパ47を通過した時点で停止する。このとき、原稿Gは搬送ローラ41に挟持された状態で所定時間が経過するまで停止している。この所定時間の間に、スイッチバックフラッパ47は、搬送路を反転搬送路33から原稿搬送路16に切り替える。所定時間の経過後、搬送ローラ41は原稿Gを原稿搬送路16へ搬送する。
また、原稿Gの第1面の画像情報の読み取りが終了した後、画像読取部50は白基準部材51が設置されている位置に対面する位置まで回転する。ここで、白基準部材51に対面する位置は、画像読取部50の回転軌道上にある。画像読取部50と白基準部材51とが対面する位置で、白基準画像と黒基準画像とから、シェーディング補正係数が導出される。画像読取部50は、導出されたシェーディング補正係数を、新たなシェーディング補正係数として設定する。
図5は、本実施形態に係る原稿Gが反転搬送路33から原稿搬送路16へ搬送され、原稿Gの第2面の画像情報の読み取りが開始され、記録材Sは第1給紙部3から記録材搬送路5へ搬送される動作を説明するための図である。原稿Gは、所定時間が経過するまで搬送ローラ41に挟持された状態で停止する。スイッチバックフラッパ47が原稿Gの搬送路を反転搬送路33から原稿搬送路16に切り替えると同時に、画像読取部50は原稿搬送路16に対面する位置に回転する。搬送ローラ41が逆回転し、原稿Gは原稿搬送路16を通って画像読取部50に搬送される。原稿Gが画像読取部50を通過する際に、画像読取部50は原稿Gの第2面の画像情報を読み取る。読み取られた原稿Gの第2面の画像情報は、電装8に備えられた画像メモリ804に記憶される。
一方、第1給紙部3に収納されていた記録材Sは、一枚ずつ記録材搬送路5に備えられた搬送ローラ27に搬送される。搬送されるのとほぼ同時に、発光部53は、画像メモリ804に記憶された原稿Gの第2面の画像情報に基づいてレーザ光を感光ドラム61の表面に照射し、これにより静電潜像が感光ドラム61の表面に形成される。感光ドラム61の表面に形成された静電潜像は、現像ローラ63により、トナー画像として現像される。転写部65は、現像されたトナー画像を記録材Sに転写し、定着部67はトナー画像を記録材Sに定着して、原稿Gの第2面の画像情報に基づく画像形成が完了する。図5では、原稿Gの第2面の画像情報の読み取りの開始とともに記録材Sの搬送が開始されているが、原稿Gの第2面の画像情報の読み取りの後に記録材Sの搬送が開始されてもよい。
図6は、本実施形態に係る原稿Gの第2面の画像情報の読み取りが終了し、原稿Gは原稿搬送路16から第2排紙部17へ排出され、記録材Sは記録材搬送路5から反転搬送路33へ搬送される動作を説明するための図である。原稿搬送路16で第2面の画像情報を読み取られた原稿Gは、搬送ローラ43および排紙ローラ45によって第2排紙部17に排出される。原稿Gの後端がスイッチバックフラッパ47を通過すると、スイッチバックフラッパ47は、搬送路を原稿搬送路16から反転搬送路33へ切り替える。原稿Gの第2面の画像形成が完了した記録材Sは、排紙ローラ29の逆回転によって、両面フラッパ31で切り替えられた反転搬送路33に向けて搬送される。
図7は、本実施形態に係る原稿Gの第1面の画像情報に基づく画像形成を説明するための図である。原稿Gの第2面の画像形成が完了した記録材Sの後端が両面フラッパ31を通過した後、両面フラッパ31は搬送路を記録材搬送路5から反転搬送路33へ切り替える。その後、排紙ローラ29は逆回転し、記録材Sを反転搬送路33へ搬送する。反転搬送路33に搬送された記録材Sは、画像読取部50を通過して搬送ローラ41によって搬送ローラ27に搬送され、さらに搬送ローラ27によって転写部65に搬送される。図7において、破線の矢印は記録材Sの搬送の様子を示している。発光部53は、画像メモリ804に記憶された原稿Gの第1面の画像情報に基づいてレーザ光を感光ドラム61の表面に照射し、感光ドラム61の表面に静電潜像が形成される。感光ドラム61の表面に形成された静電潜像は、現像ローラ63により、トナー画像として現像される。転写部65は、現像されたトナー画像を記録材Sに転写し、定着部67はトナー画像を記録材Sに定着して、原稿Gの第1面の画像情報に基づく画像形成が完了する。その後、記録材Sは排紙ローラ29によって第1排紙部7に排出される。
図8は、本実施形態に係る原稿Gの第1面および第2面の両面の画像情報を読み取り、読み取った原稿Gの両面に印字等の印刷を行う処理(追記プリント処理)を説明する図である。まず、第2給紙部13に収納された原稿Gは、CISピックアップローラ35と分離手段37により、一枚ずつ搬送ローラ39に搬送される。画像読取部50は、シェーディング補正係数の導出を行う。シェーディング補正の動作については図3を用いて説明したものと同様である。画像読取部50を通過した原稿Gは、搬送ローラ41に搬送される。搬送ローラ41は、原稿Gの後端がスイッチバックフラッパ47を通過した時点で停止する。よって、原稿Gは搬送ローラ41に挟持された状態で停止している。所定時間の経過後、原稿Gは、原稿搬送路16へ搬送される。
スイッチバックフラッパ47が搬送路を、反転搬送路33から原稿搬送路16に切り替えると同時に、画像読取部50は、原稿搬送路16に対面する位置に回転する。搬送ローラ41が逆回転すると、原稿Gは、原稿搬送路16に沿って、画像読取部50に搬送される。原稿Gが画像読取部50に搬送され通過することで、画像読取部50は原稿Gの第2面の画像情報を読み取る。読み取られた原稿Gの第2面の画像情報は、画像メモリ804に記憶される。上述までの制御により、原稿Gの両面の画像情報の読み取りが完了する。
画像情報の読み取りが終了した原稿Gに対して以下の制御により追記プリントを行う。ここでの追記プリントとは、予め画像が印刷されていた原稿Gに対し、新たな画像情報を追加で印刷することを指す。まず、原稿Gを搬送ローラ43および排紙ローラ45まで搬送する。排紙ローラ45は、原稿Gの後端が画像読取部50を通過した時点で停止する。よって、原稿Gは排紙ローラ45に挟持された状態で停止している。所定時間の経過後、排紙ローラ45は逆回転すると、原稿Gは、原稿搬送路16に沿って搬送ローラ41によって、搬送ローラ27に搬送される。搬送ローラ27は、感光ドラム61の表面のトナー画像と原稿Gの先端位置のタイミングを合わせるように、原稿Gを転写部65へと搬送する。
感光ドラム61の回転によりトナー画像は、転写部65に付与される印加バイアスと圧力によって、原稿Gに転写される。更に、転写部65は、原稿Gを定着部67に搬送する。定着部67では、回転可能な加熱ローラ69からの熱と、加熱ローラ69と対向し回転可能な加圧ローラ71の圧力とにより、トナー画像を原稿Gに定着させる。トナー画像が定着された原稿Gは、排紙ローラ29に搬送される。排紙ローラ29は、原稿Gの後端が両面フラッパ31を通過した時点で停止し、両面フラッパ31は原稿Gが搬送ローラ39の方向に搬送されるよう切り替える。所定時間の経過後、排紙ローラ29が逆回転すると、原稿Gは、第1面から第2面に反転した状態で搬送ローラ39に搬送される。引き続き、原稿Gは、搬送ローラ41および搬送ローラ27によって、転写部65および定着部67へと搬送され、トナー画像が印刷される。その後、原稿Gは排紙ローラ29に搬送され、排紙ローラ29は原稿Gを第1排紙部7に排出する。このようにして、原稿Gの両面の画像情報を読み取り、読み取った原稿Gの両面に追記プリントを行う。
図12は、本実施形態において原稿Gの複写時に複写履歴情報の追記プリント処理を行う一例を示す。図12において、1201は複写前の原稿Gを示す。また、1202は複写に伴って追記プリント処理を行った原稿G、1205は複写に伴って追記プリント処理を行わなかった原稿G、1203は複写物を示す。図12に示すように、原稿G1202には複写履歴情報が追記されており、さらに複写物1203にも原稿Gと同じ複写履歴情報が印刷されている。また、原稿G1201には、QRコード(登録商標)などを代表とする二次元バーコード1204が予め印刷されており、上述したように原稿Gに複写履歴情報を追記プリントする際に必要となる情報が埋め込まれている。例えば、複数枚の用紙からなる原稿Gのうち、1枚目の用紙が原稿G1202に該当し、2枚目以降の用紙が原稿G1205に該当するような構成としてよい。また、原稿G1202に該当するページは複数であってもよい。
本実施形態において、ユーザによって予め原稿Gに二次元バーコード1204を用いて埋め込まれた情報に基づいて、原稿Gに対して複写履歴情報の追記プリント処理を実行する。なお、原稿Gへの二次元バーコード1204の付加は、原稿Gの文書作成時にパーソナルコンピュータ等の文書作成ソフト上でユーザが行うものとする。表1に二次元バーコード1204に埋め込む情報の項目の一例を示す。なお、情報を埋め込む手段としては二次元バーコード1204ではなく、例えば電子透かしや、他のパターン画像等の他の手段であっても構わない。
Figure 2016092449
本実施形態においては、複写物1203に“コピー禁止”の文字を追加した例を示すが、これに限定するものではない。例えば、複写物1203には文字の追加だけではなく、例えばコピー防止用のパターンを追加しても構わない。また、原稿Gへの複写履歴情報の追記は、文字ではなく二次元バーコードなどのパターンによって行っても構わない。さらに、本実施形態においては複写物1203に二次元バーコード1204を印刷していない例を示しているが、印刷するように構成しても構わない。
[処理フロー]
図13のフローチャートを用いて本実施形態に係る両面コピー時における画像形成装置1の制御について説明を行う。本実施形態においては、原稿Gへの複写履歴情報の追記が完了したことを二次元バーコード1204の情報を基に判定し、その後に複写物のプリント処理を実行する制御を行う。なお、本実施形態において画像形成装置1のユーザ操作は操作部805で行う例を示しているが、これに限定するものではなく、例えばパーソナルコンピュータや携帯電話など画像形成装置1に接続される装置を介して実施できるようにしてよい。また、本実施形態では、総ページ数が20ページの原稿Gにおいて、第1面の1ページと第2面の4ページに複写履歴情報の追記を行う場合を一例として説明する。
S1301にて、画像形成装置1は、操作部805からコピーコマンドを受け取った場合、原稿Gの1面目の読み取り処理を行う。原稿Gの読み取った1面目の画像情報は、画像メモリ804に格納される。
S1302にて、画像形成装置1は、原稿Gの2面目の読み取り処理を行う。原稿Gの読み取った2面目の画像情報は、画像メモリ804に格納される。
S1303にて、画像形成装置1は、画像メモリ804に格納された画像情報を分析処理し、原稿Gに二次元バーコード1204が付加されているか否かを確認し、その二次元バーコード1204の情報に基づいて、複写履歴管理が必要な文書か否かを判定する。複写履歴管理が必要な文書(以下、複写履歴管理文書)であると判定した場合は(S1303にてYES)S1304に進み、複写履歴管理文書でないと判定した場合は(S1303にてNO)S1313に進む。
S1304にて、画像形成装置1は、追記完了フラグの状態を判定する。追記完了フラグは、原稿Gへの追記プリントが完了したか否かを示し、その値が“1”であれば完了したことを示し、“0”であれば未完了であることを示す。追記完了フラグは初期値を“0”とする。追記完了フラグが“1”である場合は(S1304にてYES)、画像形成装置1は、原稿Gへの追記プリント処理は完了していると判定し、S1312に進む。一方、追記完了フラグが“0”の場合は(S1304にてNO)、画像形成装置1は、原稿Gへの追記プリント処理が未完了であると判定し、S1305に進む。
S1305にて、画像形成装置1は、S1301およびS1302にて読み取った画像が原稿Gの第1枚目の読み取りであるか否かを判定する。原稿Gの第1枚目の読み取りである場合は(S1305にてYES)S1306に進む。原稿Gの第2枚目以降の読み取りである場合は(S1305にてNO)、画像形成装置1は、ユーザによる複写履歴入力を飛ばし、S1308に進む。
S1306にて、画像形成装置1は、表1に示す原稿Gの二次元バーコード1204に埋め込まれた複写履歴追記ページ情報から原稿Gへの複写履歴管理情報の追記が必要なページ番号のリストを作成し、プログラムメモリ803に格納する。本実施形態においては、ページ番号リストの一例は以下の表2に示す通りである。
Figure 2016092449
S1307にて、画像形成装置1は、原稿Gに印字されている二次元バーコード1204に基づいて、ユーザ入力が必要な項目を表示部901に表示する。図14にユーザからの入力を受け付ける設定画面の構成例を示す。本実施形態においては、図14に示すように所属および名前をユーザ入力する項目としている。また、表1に示す二次元バーコード1204に埋め込まれた複写物への追記情報選択肢の情報に従って複写物への追加プリント項目をユーザ選択できるよう、表示部901に表示する。
S1308にて、画像形成装置1は、S1301もしくはS1302で読み込んだ原稿Gの二次元バーコード1204の情報(本実施形態では表2に示したデータ)から原稿Gに複写履歴情報の追記が必要なページか否かを判定する。具体的には、画像形成装置1は、表1に示す二次元バーコード1204の情報において、読み込んだ原稿Gのページ番号が複写履歴追記ページ番号と一致している場合に、追記が必要であると判定する。本実施形態の場合は1ページ目、4ページ目に履歴情報の追記を行うので、1ページ目、4ページ目のみ(S1308にてYES)S1309に進み、それ以外のページは(S1308にてNO)S1310に進む。
S1309にて、画像形成装置1は、S1308で原稿Gへの複写履歴情報の追記が必要であると判定した場合には、図8で説明したように原稿Gの第1面もしくは第2面への追記プリント処理を行う。
S1310にて、画像形成装置1は、S1303で読みとった二次元バーコード1204の情報の複写履歴追記ページ番号に基づいて、必要なページへの原稿Gの追記プリントが完了したか否かを判定する。この判定処理については図15のフローチャートを用いて後述する。原稿Gへの必要なページへの追記プリントが完了した場合(S1310にてYES)S1311に進み、原稿Gへの必要なページへの追記プリントが完了していない場合(S1310にてNO)S1301に戻り、画像形成装置1は原稿Gの読み取り処理を行う。本実施形態においては、表1に示したように、1ページ目と4ページ目への追記プリントが完了した時点で、画像形成装置1は、原稿Gへの追記プリントが完了したと判定し、S1311に進む。
S1311にて、画像形成装置1は、追記完了フラグを“1”にセットし、プログラムメモリ803に格納する。
S1312にて、画像形成装置1は、S1301およびS1302で画像メモリ804に格納した原稿Gの画像情報に基づいて、複写物の両面印刷処理を実行する。この際、複写物にも先に原稿Gに追記した複写履歴情報が記載されるように画像形成を行う。両面印刷処理の動作は、図2を用いて前述した通りである。
S1313にて、画像形成装置1は、印刷処理後の不要になった原稿Gの画像情報を画像メモリ804から消去する。S1312で画像メモリ804に蓄積した画像情報に基づく複写物のプリントが終了しているため、以降は不要となる。
S1314にて、画像形成装置1は、原稿Gの読み取りが完了したか否かを判定する。完了したと判定した場合は(S1314にてYES)、本処理フローを終了する。一方、原稿Gの読み取り処理が完了していないと判定した場合は(S1314にてNO)、S1301に戻り、画像形成装置1は、原稿Gの読み取り処理を行う。
続いて、図13のS1310における原稿Gの追記プリントが完了したか否かを判定する処理について図15のフローチャートを用いて説明を加える。図13のフローチャートの説明と同様に、総ページ数が20ページの原稿Gにおいて、第1面の1ページと第2面の4ページに複写履歴情報の追記を行う場合の例について説明する。
S1501にて、画像形成装置1は、S1310で原稿Gに追記処理したページ番号を追記ページ番号リストから消去する。本実施形態では、画像形成装置1は、1ページ目と4ページ目の追記処理が完了した時点で、表1の追記ページ番号リストから各々の該当するページを削除する。
S1502にて、画像形成装置1は、追記ページ番号リストから全てのページが消去されたか否かを判定する。追記ページ番号リストがすべて消去されている場合は(S1502にてYES)、画像形成装置1は、原稿Gへの追記処理が完了したと判定し、図13のS1311に進む。また、追記ページ番号リストにページ番号が残っている場合は(S1502にてNO)、画像形成装置1は、原稿Gへの追記処理が未完了であると判定し、図13のS1301に戻り、原稿Gの読み取りおよび追記処理を行う。なお、S1310における追記完了の判定手法については、二次元バーコード1204に埋め込まれた情報に応じて変えても良い。例えば、表2に示した追記ページ番号リストを作成するために必要な情報が二次元バーコード1204に埋め込まれていない場合には、第2給紙部13に積載された原稿Gの読み取りが全て完了したことで追記完了の判定を行うことができる。
以上、本実施形態によれば原稿Gへの複写履歴情報の追記処理が完了したことを判定した後に、複写物の印刷を行う。これにより、原稿への複写履歴情報の追記と、原稿の画像情報に基づいた複写物の生成の実行タイミングを制御し、情報セキュリティーを向上させることが可能となる。また、装置の小型化やコストダウンに対しても効果的な構成を提供できる。
<第二の実施形態>
本実施形態では、原稿Gへ複写履歴情報の追記を、原稿Gの余白を検知して自動的に実行する制御について説明する。なお、本実施形態において、要部構成が第一の実施形態と同一の場合は同一の符号を付加し、説明を省略する。
表3に本実施形態に係る原稿Gに予め印字されている二次元バーコード1204に埋め込まれた情報の一例を示す。表1の情報に加え、複写履歴情報の文字サイズを予め二次元バーコード1204に情報として埋め込ませる。第一の実施形態と同様に、原稿Gへの二次元バーコード1204の付加については、原稿Gの文書作成時にユーザがパーソナルコンピュータの文書作成ソフト上で行うこととする。
Figure 2016092449
[処理フロー]
図16のフローチャートを用いて本実施形態に係る画像形成装置1の両面コピー時における原稿Gへの複写履歴情報の追記処理について説明を加える。
S1601にて、画像形成装置1は、複写履歴情報の追記に必要なスペースが、原稿Gに存在するか否かを、S1301もしくはS1302で読み込んだ原稿Gの画像データから求める。原稿Gの空きスペースは、画像データから白の部分を判別し、その後、判別した白の塊(余白領域)の面積を求めることによって算出することが可能となる。なお、画像データから白を判別するのは画像データの各画素のRGB値が所定値以上であるか否かによって求めることができる。また、原稿Gに必要な空きスペースの面積は、図13のS1307でユーザによって入力された文字数に応じて変更しても良い。また、ある程度、複写履歴情報を追記する領域を限定しておいてもよい。そして、追記が可能であると特定された領域に対し、複写履歴を追記することとなる。
以上、本実施形態によれば、読み込んだ原稿Gの画像データから追記するスペースを求めた後に複写履歴の追記を行う。これにより、原稿Gへの複写履歴情報のより確実な追記が可能となる。
<第三の実施形態>
本実施形態では、原稿Gへ複写履歴情報の追記が可能な回数を、原稿Gに付加した二次元バーコード1204に埋め込んでおき、追記回数が所定値より超えた場合の制御について説明する。なお、本実施形態において、要部構成が第一の実施形態と同一の場合は同一の符号を付加し、説明を省略する。
図17は、本実施形態における原稿Gへの複写履歴情報の追記が所定回数を超えた場合の一例を示す。図17において、1201は複写前の原稿Gを示す。また、1202は複写に伴って追記プリント処理を行った原稿G、1205は複写に伴って追記プリント処理を行わなかった原稿G、1203は複写物を示す。図17は、原稿Gには複写履歴情報の追記が所定回数を超え追記スペースがない場合を示している。つまり、原稿G1202では、複写履歴が5回分追記され、以降の複写履歴を追記する領域が無くなっている。本実施形態においては、新しい記録材Sに複写履歴記載ページKを追加する制御を実施する。さらに複写物にも原稿Gと同じく、新たに複写履歴記載ページKが追加される。
また、二次元バーコード1204には、原稿Gへの複写履歴情報の追記に必要な情報と共に、複写履歴情報の追記可能回数(追記処理が実行可能な上限回数)についての情報が埋め込まれている。第一の実施形態と同様に、原稿Gへの二次元バーコード1204の付加については、原稿Gの文書作成時にユーザによりパーソナルコンピュータの文書作成ソフト上で行うものとする。表4に本実施形態に係る二次元バーコード1204に埋め込む情報の項目の一例を示す。ここでは、複写履歴情報を追記可能な上限回数を“5”とした例を示す。なお、情報を埋め込む手段としては二次元バーコード1204に限定するものではなく、例えば電子透かし等であっても構わない。
Figure 2016092449
図17の二次元バーコード1701は、原稿Gに複写履歴情報の追記回数を埋め込むために、複写毎に付加される。つまり、二次元バーコード1701を追記するたびにその内容に含まれる追記回数の情報を更新する。表5に二次元バーコード1701に埋め込む情報の一例を示す。なお、二次元バーコード1701には追記回数だけではなく複写履歴情報そのものを埋め込んでもよく、その場合は、複写履歴情報を文字として追記プリントすることを省いてもよい。
Figure 2016092449
図17の二次元バーコード1702は、複写履歴記載ページKに複写履歴情報の追記回数を埋め込むために、複写履歴記載ページKの作成時に印刷される。詳細については、図19のS1904の箇所で説明する。表6に二次元バーコード1702に埋め込まれた情報の一例を示す。ここでは、新たな複写履歴記載ページが追加されたため、複写履歴情報の追記可能回数の上限が異なる値となっている。
Figure 2016092449
図18は、図17とは異なり、すでに複写履歴記載ページKが追加されている状態でコピー処理が発生した場合を示す。図18において、1201は複写前の原稿Gを示す。また、1202は複写後の原稿G、1203は複写物を示す。複写前にすでに複写履歴記載ページKが原稿Gに追加されている。つまり、図17に示すように複写履歴記載ページKには複写履歴が1つ印刷されている。この場合、原稿Gには追記プリント処理を行わず、複写履歴記載ページKに対し複写履歴情報を追記プリント処理する。また、二次元バーコード1801を複写履歴記載ページKに印刷する。二次元バーコード1801には、表7に示すように複写履歴情報の追記回数が1つ増加した(追記回数が“2”になった)ことを情報として埋め込む。
Figure 2016092449
[処理フロー]
図19のフローチャートを用いて本実施形態に係る画像形成装置1の複写履歴記載ページKの追加を含めた原稿Gへの複写履歴情報の追記処理について説明する。なお、図19のフローチャートにおいては複写前にすでに原稿Gに追加されている複写履歴記載ページについては原稿Gとして扱う。
S1901にて、画像形成装置1は、S1308で原稿Gに複写履歴情報の追記プリントが必要であると判定した場合(S1308にてYES)、複写履歴情報の追記領域が存在するか否かを判定する。具体的には、二次元バーコード1204の複写履歴情報追記可能回数よりも、二次元バーコード1701の複写履歴追記回数が少ない場合に、画像形成装置1は、原稿Gへ複写履歴情報の追記プリントが可能であり、追記領域が存在すると判定する。この場合(S1901にてYES)、S1902に進む。一方、二次元バーコード1204の複写履歴情報追記可能回数と、二次元バーコード1701の複写履歴追記回数とが同じ場合は、画像形成装置1は、複写履歴記載ページKに追記プリントが不可であり、追記領域は存在しないと判定する。この場合(S1901にてNO)、S1903に進む。
S1902にて、画像形成装置1は、二次元バーコード1204に埋め込まれた情報に基づいて、二次元バーコード1701と複写履歴情報を追記プリントする。なお、上述したように二次元バーコード1701に複写履歴情報を埋め込む場合は、複写履歴情報を文字としてプリントする必要はない。その後、図13のS1310へ進む。
S1903にて、画像形成装置1は、新たな記録紙Sに複写履歴情報の追記プリントを行うために原稿Gを画像形成装置1から排出する処理を行う。
S1904にて、画像形成装置1は、新しい記録紙Sへの二次元バーコードと複写履歴情報のプリント処理を行う。具体的には、画像形成装置1は、新たな記録紙Sを第1給紙部3から、CSTピックアップローラ23および搬送ローラ27によって搬送し、プリント処理を行う。その後、図13のS1310へ進む。
以上、本実施形態によれば、第一の実施形態の効果に加え、原稿Gへ所定回数以上の複写履歴の追記を行った場合は、新たな記録紙Sに複写履歴情報の追記を行う制御を行う。この制御により、原稿への追記スペースがないことによる複写履歴情報の追記不備を回避することが可能となる。
なお、第二の実施形態にて述べた空きスペースを算出する処理(図16のS1601)において、空きスペースがないと判定された場合、本実施形態のように、新たな記録材に追記処理を行うようにしてもよい。
<その他の実施形態>
また、第一〜第三の実施形態においては、図1に示すように画像を読み取る部位(画像読取部50)が画像形成装置1の内部に設けられた構成を例にとって説明した。しかし、この構成に限定するものではなく、例えば、スキャナなどのように装置の外部に画像読取部が設けられる構成であっても構わない。この場合には、例えば装置の外部にて原稿等の画像が読み取られた後、その原稿が装置内に搬送されるようにしてもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
1:画像形成装置、5:第1の搬送路(記録材搬送路)、15:第2の搬送路(原稿搬送路)、11:光学ユニット、21:印刷部、50:画像読取部、801:CPU、G:原稿、S:記録紙

Claims (13)

  1. 画像を形成する画像形成部と、画像を読み取る画像読取部と、前記画像形成部および前記画像読取部の制御を行う制御手段とを備える画像形成装置であって、
    前記制御手段は、前記画像読取部に原稿の読み取りを行わせ、前記原稿の読み取りが完了した後に、前記画像形成部に前記原稿に追加の画像を形成させ、前記原稿への追加の画像の形成が完了した後に、前記画像読取部にて読み取られた前記原稿の画像の情報に基づき、前記原稿を複写した画像を前記画像形成部に形成させるように制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記追加の画像は、複写履歴に関する情報を含む画像であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記画像読取部にて読み取られた前記原稿の画像と、前記複写履歴に関する情報とに基づいて生成された画像を前記画像形成部に形成させるように制御することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記原稿には、前記追加の画像を形成する際の情報を示すパターン画像が印刷されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記パターン画像には、前記追加の画像の形成を行う対象となる前記原稿のページ番号の情報が含まれることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記ページ番号の情報にて設定された前記原稿のページに対して前記追加の画像の形成が完了したことに応じて、記録材への画像形成を開始させることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記原稿に印刷されたパターン画像には、前記追加の画像を形成する際に用いられる文字のサイズの情報が含まれ、
    前記制御手段は、前記文字のサイズの情報と、前記画像読取部にて読み取られた前記原稿の画像における余白領域とから、前記原稿において前記追加の画像の形成が可能な領域を特定することを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記原稿に印刷されたパターン画像には、前記追加の画像の形成を実行可能な回数の上限を示す情報が含まれ、
    前記制御手段は、前記追加の画像の形成を実行するたび実行した回数を更新して、新たなパターン画像を前記原稿に追記させ、
    前記制御手段は更に、前記原稿に印刷されたパターン画像が示す情報と前記新たなパターン画像が示す情報とに基づいて、新たな追加の画像の形成が実行可能か否かを判定することを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、前記原稿に前記追加の画像の形成が可能でないと判定した場合、新たな記録材に対して複写履歴に関する情報を印刷させ、当該印刷された新たな記録材を前記原稿に追加することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記パターン画像は、二次元バーコードであることを特徴とする請求項4乃至9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  11. 前記原稿の複写を行う際に、複写物に追記する情報を受け付ける設定手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  12. 前記画像形成装置は、前記画像形成部による記録材への画像形成を行う際に当該記録材を搬送する第一の搬送路と、前記画像読取部による原稿の画像読取を行う際に当該原稿を搬送する第二の搬送路と、
    を備え、
    前記第一の搬送路および前記第二の搬送路はそれぞれ、搬送する対象を他方の搬送路へと搬送できるように構成され、
    前記制御手段は前記画像読取部および前記画像形成部の処理に応じて、前記第一および第二の搬送路における搬送を制御することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  13. 画像を形成する画像形成部と、画像を読み取る画像読取部とを備える画像形成装置の制御方法であって、
    制御手段が、前記画像読取部に原稿の読み取りを行わせ、前記原稿の読み取りが完了した後に、前記画像形成部に前記原稿に追加の画像を形成させ、前記原稿への追加の画像の形成が完了した後に、前記画像読取部にて読み取られた前記原稿の画像の情報に基づき、前記原稿を複写した画像を前記画像形成部に形成させるように制御する工程を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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