JP2014036314A - スキャンサービスシステム、スキャンサービス方法及びスキャンサービスプログラム - Google Patents

スキャンサービスシステム、スキャンサービス方法及びスキャンサービスプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】従来のスキャンシステムでは、画像形成装置に画像処理能力があっても、OCR処理やOCR処理の文字認識率を高めるOCR前処理等の画像処理をスキャンサーバのみで実行していたため、スキャンサーバに処理負荷が集中してしまう。
【解決手段】スキャンサーバはOCR前処理をスキャンチケットに記載し、画像形成装置はスキャンした画像に対して、スキャンサーバから受信したスキャンチケットに記載されているOCR前処理を実行する。
【選択図】図2

Description

本発明は、スキャンサービスシステム、その処理方法及びプログラムに関し、より詳細には、スキャンを実行して画像データを取得し、OCR処理により文書データを作成するスキャンサービスシステム、その処理方法およびプログラムに関する。
従来、PCや携帯端末等の情報処理装置からの指示に基づき、スキャンサーバが画像形成装置にスキャンを指示する。画像形成装置がスキャンを実行して、取得した画像データをスキャンサーバに送信し、スキャンサーバがOCR(Optical Character Recognization・光学文字認識)処理を行う。このようなスキャンサービスシステムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
また、このようなスキャンサービスシステムでは、スキャンサーバが、画像形成装置から受信した画像データの品質を向上させてOCR処理の文字識別率を高めるために、OCR処理前にOCR前処理を実行しておくという技術も知られている。
特開平9−102846号公報
しかし、従来のスキャンシステムでは、画像形成装置に画像処理能力があったとしても、OCR処理やその文字認識率を高めるOCR前処理等の画像処理をスキャンサーバのみで実行する。このため、多くの画像形成装置から処理要求があった場合等に、スキャンサーバに処理負荷が集中してしまうという課題があった。
そこで本発明では、従来スキャンサーバのみで実行している画像処理の一部を、画像形成装置の画像処理機能を用いて実行することで、スキャンサーバにかかる処理負荷を軽減することを目的とする。
本発明のスキャンサービスシステムは、予め定められたスキャン設定に基づいてスキャンを指示するスキャンサーバであって、当該指示したスキャンによるスキャン画像を受信するスキャン画像受信手段(157)および受信したスキャン画像をOCR処理するOCR処理手段(155)を含む、スキャンサーバ(150)と、前記スキャンサーバからの指示に基づいてスキャンを行うスキャン装置であって、原稿をスキャンしてスキャン画像を取得するスキャン手段(351)および取得したスキャン画像を前記スキャンサーバに送信するスキャン画像送信手段(353)を含む、スキャン装置(350)とを備えるスキャンサービスシステムであって、前記スキャンサーバは、OCR処理前に実行すべきOCR前処理を含むスキャンチケットを作成し、前記画像形成装置に送信するスキャンチケット送信手段(156、157)をさらに含み、前記スキャン装置は、前記スキャンサーバから前記スキャンチケットを受信するスキャンチケット受信手段(353)と、前記スキャン手段で取得したスキャン画像に対して、前記スキャンチケット受信手段で受信したスキャンチケットに含まれるOCR前処理を実行して、OCR前処理済みのスキャン画像を取得するOCR前処理手段(352)とをさらに含むことを特徴とする。
本発明によると、従来スキャンサーバで実行するOCR前処理を、スキャンチケットを用いて画像形成装置に指示して、画像形成装置でスキャンチケットに記載されたOCR前処理を実行することにより、スキャンサーバの負荷を軽減することができる。
本発明の一実施形態によるスキャンサービスシステムのハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1によるスキャンサービスシステムの機能構成を示すブロック図である。 OCR前処理情報が追加される前のスキャンチケット情報の構成を示す図である。 OCR前処理情報が追加される前のスキャンチケット情報の保存形式を示す図である。 OCR前処理情報が追加された後のスキャンチケット情報の構成を示す図である。 OCR前処理情報が追加された後のスキャンチケット情報の保存形式を示す図である。 OCR前処理情報の構成を示す図である。 OCR前処理情報の保存形式を示す図である。 画像情報の構成を示す図である。 画像情報の保存形式を示す図である。 文書情報の構成を示す図である。 文書情報の保存形式を示す図である。 OCR前処理されるべき画像を示す図である。 OCR前処理後の画像を示す図である。 OCR前処理されるべき画像を示す図である。 OCR前処理されるべき画像を示す図である。 OCR前処理されるべき画像を示す図である。 OCR前処理されるべき画像を示す図である。 情報処理装置におけるディスプレイに表示されるスキャンチケット作成画面を示す図である。 画像形成装置における操作部に表示されるスキャンチケット選択画面を示す図である。 画像形成装置における操作部に表示されるスキャン実行画面を示す図である。 画像形成装置における操作部に表示されるスキャン終了画面を示す図である。 情報処理装置におけるスキャンチケット作成処理のフローチャートである。 スキャンサーバにおけるスキャンチケット作成処理のフローチャートである。 画像形成装置におけるスキャン実行処理のフローチャートである。 本発明の実施例1による画像形成装置におけるOCR前処理のフローチャートである。 スキャンサーバにおけるスキャン実行処理のフローチャートである。 本発明の実施例1によるスキャンサーバにおけるスキャン実行処理中におけるスキャンチケット作成処理のフローチャートである。 本発明の実施例1によるスキャンサーバにおけるOCR処理のフローチャートである。 本発明の実施例2によるスキャンサービスシステムの機能構成を示すブロック図である。 画像形成装置情報の構成を示す図である。 画像形成装置情報の保存形式を示す図である。 本発明の実施例2によるスキャンサーバにおけるスキャン実行処理中におけるスキャンチケット作成処理のフローチャートである。 本発明の実施例2によるスキャンサーバにおけるOCR処理のフローチャートである。 本発明の実施例3におけるスキャンサービスシステムの機能構成を示すブロック図である。 濃度補正パラメータ情報の構成を示す図である。 濃度補正パラメータ情報の保存形式を示す図である。 スキャンチケット情報の構成を示す図である。 スキャンチケット情報の保存形式を示す図である。 本発明の実施例3による画像形成装置におけるOCR前処理のフローチャートである。 本発明の実施例3によるスキャンサーバにおけるスキャン実行処理中におけるスキャンチケット作成処理のフローチャートである。 本発明の実施例4によるスキャンサービスシステムの機能構成を示すブロック図である。 OCR処理情報の構成を示す図である。 OCR処理情報の保存形式を示す図である。 本発明の実施例4によるスキャンサーバにおけるスキャン実行処理中におけるスキャンチケット作成処理のフローチャートである。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるスキャンサービスシステムのハードウェア構成を示すブロック図である。図1におけるスキャンサービスシステムは、スキャンサーバ150と、ユーザによって入力されたスキャン設定情報をスキャンサーバ150に送信する情報処理装置250と、スキャンサーバ150と通信できる、スキャナを有する画像形成装置350とを備える。なお、特に断らない限り、本発明の機能が実行されるのであれば、LAN、WAN等のネットワークを介して他のコンピュータ等と接続がなされ処理が行われるシステムであっても、本発明を適用できることは言うまでもない。
まず、スキャンサーバ150のハードウェア構成を説明する。例であって、限定ではないが、図1において、スキャンサーバ150は、CPU1と、RAM2と、ROM3と、システムバス4と、外部メモリI/F5と、ネットワークI/F6と、外部メモリI/F5を通じてシステムバス4に接続される外部メモリ7とを備える。
ROM3は、データROMとプログラム用ROMから構成されている。ROM3のプログラム用ROMあるいは外部メモリ7には、オペレーティングシステム(以下OS)プログラム等が記憶されており、それに基づいて、CPU1がシステムバス4に接続される各デバイスを総括的に制御することができる。
CPU1は、ROM3のプログラム用ROMあるいは外部メモリ7に記憶されたスキャンサーバ処理プログラム等に基づいて、スキャンサーバ処理を実行する。スキャンサーバ処理には、スキャンチケット情報管理、OCR前処理情報管理、画像情報管理、文書情報管理、OCR処理等の画像処理等が含まれる。上記スキャンサーバ処理等を行う際に使用する各種データは、ROM3のデータ用ROMあるいは外部メモリ7に記憶される。つまり、スキャンサーバ150のROM3や外部メモリ7には、本発明のスキャンサービス処理プログラムの一部が記憶されている。なお、後述する情報処理装置250および画像形成装置350のROM3や外部メモリ7にも、本発明のスキャンサービスプログラムが記憶されている。
RAM2は、CPU1の主メモリ、ワークエリア等として機能し、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。なお、RAM2は、スキャンチケット情報展開領域、OCR前処理情報展開領域、画像情報展開領域、文書情報展開領域、環境データ格納領域、NVRAM等に用いられる。
外部メモリ7は、ハードディスク(HD)、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)、ICカード等とすることができるが、これらに限定されるわけではない。なお、外部メモリ7は1個に限らず、少なくとも1個以上備え、言語系の異なるOSプログラムを格納した外部メモリを複数接続できるように構成されていてもよい。また、外部メモリ7は、ブートプログラム、ユーザファイル、スキャンチケット情報、OCR前処理情報、画像情報、および文書情報等を記憶する。外部メモリI/F5を通じて、CPU1が外部メモリ7へのアクセスを制御することができる。
ネットワークI/F6は、スキャンサーバ150がネットワーク8に接続して通信するためのインターフェイスである。ネットワーク8は、LAN、WAN等のネットワークであっても本発明を適用できることは言うまでもない。ネットワークI/F6に関連する制御プログラムならびに外部メモリI/F5に関連する制御プログラムは、ROM3のプログラム用ROMや外部メモリ7等に記憶される。
ここで、スキャンサーバ150においてキーボードやマウス等が含まれていないが、CPU1は、不図示のキーボードやマウス等からのユーザ入力で指示されたコマンドに基づいて登録された種々のウインドウを開き、種々のデータ処理を実行することもできる。
次に、情報処理装置250のハードウェア構成を説明する。情報処理装置250は、PCや携帯端末等とすることができるが、これらに限定されない。図1において、情報処理装置250は、CPU9と、RAM10と、ROM11と、システムバス12と、キーボードI/F13、マウスI/F14、ディスプレイI/F15、外部メモリI/F16と、ネットワークI/F17とを備える。また、情報処理装置250は、それぞれキーボードI/F13、マウスI/F14、ディスプレイI/F15および外部メモリI/F16を通じてシステムバス12に接続されるキーボード18、マウス19、ディスプレイ20および外部メモリ21を備える。
ROM11は、ROM3と同様に、データROMとプログラム用ROMから構成されている。ROM11のプログラム用ROMあるいは外部メモリ21には、OSプログラム等が記憶されており、それに基づいて、CPU9がシステムバス12に接続される各デバイスを総括的に制御することができる。
CPU9は、ROM11のプログラム用ROMあるいは外部メモリ21に記憶された情報処理プログラム等に基づいて、ユーザによって入力されたスキャン設定情報をスキャンサーバ150に送信する。それによって、スキャンサーバ150がスキャンチケットを作成するよう要求する。その際に使用する各種データは、ROM11のデータ用ROMあるいは外部メモリ21に記憶される。
RAM10は、CPU9の主メモリ、ワークエリア等として機能し、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。なお、RAM10は、スキャンチケット情報展開領域、環境データ格納領域、NVRAM等に用いられる。
キーボードI/F13を通じて、CPU9がキーボード18や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御することできる。マウスI/F14を通じて、CPU9がマウス19や不図示のポインティングデバイスからのポインティング入力を制御することができる。ディプレイI/F15を通じて、CPU9がディスプレイ20の表示を制御することができる。また、CPU9は、ディスプレイ20上のキーボード18やマウス19等からのユーザ入力で指示されたコマンドに基づいて登録された種々のウインドウを開き、種々のデータ処理を実行する。
外部メモリ21は、外部メモリ7と同様に、ハードディスク(HD)、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)、ICカード等とすることができるが、これらに限定されるわけではない。なお、外部メモリ21は1個に限らず、少なくとも1個以上備え、言語系の異なるOSプログラムを格納した外部メモリを複数接続できるように構成されていてもよい。また、外部メモリ21は、ブートプログラム、ユーザファイル、スキャンチケット情報等を記憶する。外部メモリI/F16を通じて、CPU9が外部メモリ21へのアクセスを制御することができる。
ネットワークI/F17は、情報処理装置250がネットワーク8に接続して通信するためのインターフェイスである。ネットワークI/F17に関連する制御プログラム、ならびにキーボードI/F13、マウスI/F14、ディスプレイI/F15および外部メモリI/F16に関連する制御プログラムは、ROM11のプログラム用ROMや外部メモリ21等に記憶される。
さらに、画像形成装置350のハードウェア構成を説明する。例であって、限定ではないが、図1において、画像形成装置350は、CPU22と、RAM23と、ROM24と、システムバス25と、ネットワークI/F26と、スキャナI/F27と、外部メモリI/F5とを備える。また、画像形成装置350は、それぞれスキャナI/F27および外部メモリI/F26を通じてシステムバス25に接続されるスキャナ30および外部メモリ31と、操作部29とを備える。
ROM24は、ROM3およびROM11と同様に、データROMとプログラム用ROMから構成されている。ROM24のプログラム用ROMあるいは外部メモリ31には、オペレーティングシステムプログラム(以下OSプログラム)等が記憶されており、それに基づいて、CPU22がシステムバス25に接続される各デバイスを総括的に制御することができる。
CPU22は、ROM24のプログラム用ROMあるいは外部メモリ31に記憶されたスキャン処理プログラム等に基づいて、原稿のスキャン処理、およびOCR前処理等の画像処理を実行する。上記スキャン処理およびOCR前処理等を行う際に使用する各種データは、ROM24のデータ用ROMあるいは外部メモリ31に記憶される。
RAM23は、CPU22の主メモリ、ワークエリア等として機能し、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。なお、RAM23は、スキャンチケット情報展開領域、画像データ格納領域、環境データ格納領域、NVRAM等に用いられる。
ネットワークI/F26は、画像形成装置350がネットワーク8に接続して通信するためのインターフェイスである。また、スキャナI/F27を通じて、CPU22がスキャナ30に対してワークフロー処理中のスキャン処理における原稿のスキャニングを制御することができる。外部メモリI/F28を通じて、CPU22が外部メモリ31へのアクセスを制御することができる。
外部メモリ31は、外部メモリ7および外部メモリ21と同様に、ハードディスク(HD)、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)、ICカード等とすることができるが、これらに限定されない。なお、外部メモリ31は1個に限らず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオプションフォントカード、言語系の異なるOSを解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数接続できるように構成されていてもよい。また、外部メモリ31は、ブートプログラム、フォントデータ、ユーザファイル、画像データ、文書データ、スキャンチケット情報等を記憶する。
操作部29は、スキャン処理およびOCR前処理に関連する実行情報をユーザに提示するためのディスプレイ、操作のためのスイッチ、および不図示のポインティングデバイスを含むことができる。それによって、ディスプレイへの表示制御、スイッチやポインティングデバイスからの入力制御を実行する。1つの例として、操作部29はタッチ検知ディスプレイとすることができる。
また、CPU22は、ポインティングデバイス等で指示されたコマンドに基づいて登録された種々のウインドウを開き、スキャン処理やOCR前処理等種々のデータ処理を実行することができる。ユーザはスキャンを実行する際、操作部29によって、スキャンの設定に関するウインドウを開き、スキャナ30の設定や、スキャンモードの選択を含むスキャン処理方法の設定を行うことができる。なお、操作部29に関連する制御プログラムならびにネットワークI/F26、スキャナI/F27および外部メモリI/F31に関連する制御プログラムは、ROM24のプログラム用ROMや外部メモリ31等に記憶される。
[実施例1]
図2は、図1のスキャンサービスシステムのハードウェア構成によって実装された、本発明の実施例1におけるスキャンサービスシステムの機能構成を説明するブロック図である。
まず、スキャンサーバ150について説明する。図2に示すように、スキャンサーバ150には、スキャンチケット情報管理部151、OCR前処理情報管理部152、画像情報管理部153、文書情報管理部154、OCR処理部155、情報制御部156およびネットワーク通信部157が含まれる。情報制御部156は、ネットワーク通信部157を通じて情報処理装置250または画像形成装置350と通信し、また、スキャンサーバ150における制御の中心となっている。
情報制御部156は、情報処理装置250から送信されたスキャン設定情報を含むスキャンチケット作成要求をネットワーク通信部157が受信すると、受信したスキャン設定情報からスキャンチケットを作成する。また、情報制御部156は、作成したスキャンチケット情報をスキャンチケット情報管理部151に格納する。そして、情報制御部156はスキャン設定情報受信の応答をネットワーク通信部157から情報処理装置250に送信する。
図3はスキャンチケット情報の構成を説明するための図である。スキャンチケット情報は、スキャン設定に関する情報である“スキャンチケットID(識別子)”、“画像ファイル名”、“解像度”、“カラーモード”、“倍率”、“両面読取”、“読取サイズ”、“画像ファイル形式”を含む。また、スキャンチケット情報には、OCR処理を実施するか否かを示すフラグである“OCR処理”、およびOCR処理後の文書データの設定である“文書ファイル名”と“文書ファイル形式”も含む。また、スキャンチケット情報には、図3で示す情報以外にも、スキャン設定情報や画像関連情報、文書関連情報等が含まれていてもよい。
スキャンチケット情報管理部151には、図3で示すスキャンチケット情報が複数格納されている。これらのスキャンチケットは、スキャンチケット情報管理部151においてスキャンチケット一覧情報の形式で保存することができる。図4は、スキャンチケット一覧情報を示す図である。
本実施例では、情報処理装置250からのスキャンチケット作成要求に応じてスキャンサーバが作成したスキャンチケットは、図3および4に示すように、“OCR前処理”が付加されていない。しかし、後述するスキャン実行処理中におけるスキャンチケット作成処理によって、OCR前処理情報をスキャンチケットに追加することができる。図5および6は、OCR前処理情報が追加された後のスキャンチケット情報の構成および保存形式を示す図である。
情報制御部156は、画像形成装置350から送信されたスキャンチケット一覧要求をネットワーク通信部157が受信すると、スキャンチケット情報管理部151からスキャンチケット一覧情報(図4)を読み出す。そして、情報制御部156は読み出されたスキャンチケット一覧情報をネットワーク通信部157から画像形成装置350に送信する。また、ネットワーク通信部157が、ユーザ選択のスキャンチケットIDを画像形成装置350から受信すると、情報制御部156は選択されたスキャンチケットIDに対応するスキャンチケット情報(図3)をスキャンチケット情報管理部151から読み出す。そして、情報制御部156は読み出されたスキャンチケット情報(図3)にOCR前処理情報(図7)を付加して、ネットワーク通信部157から画像形成装置350にスキャンチケット送信する。
図7はOCR前処理情報の構成を説明するための図である。OCR前処理情報には、“OCR前処理ID”、OCR前処理の内容を示す“OCR前処理”を含む。また、OCR前処理情報には、図7で示す情報以外にも、OCR前処理設定等が含まれていてもよい。図8は、OCR前処理情報管理部152に保存されているOCR前処理情報の形式を説明するための図である。図8に示すように、OCR前処理情報管理部(OCR前処理情報記憶手段)152には、図7で示すOCR前処理情報が複数格納されている。
情報制御部156は、画像形成装置350によってスキャンおよびOCR前処理実行後の画像データをネットワーク通信部157が画像形成装置350から受信すると、画像データをOCR処理部155に送信しOCR処理を指示する。すなわち、情報制御部156は、OCR前処理済みのスキャン画像受信後、OCR処理部155にOCR処理を指示する。情報制御部156は、OCR処理部155から受信した画像データをRAM2または外部メモリ7に保存し、保存された画像データについての画像情報を画像情報管理部153に格納する。
図9は画像情報の構成を説明するための図である。画像情報は、“画像ID”、“文書ID”、画像データが格納されているRAM2または外部メモリ31上の場所を示す“画像ファイルパス”を含む。図9で示す情報以外にも、画像データ関連情報等が含まれていてもよい。また、図10は、画像情報管理部153に保存されている画像情報の形式を説明するための図である。画像情報管理部153には、図9で示す画像情報が複数格納されている。
情報制御部156は、OCR処理部155によるOCR処理により取得した文書データをRAM2または外部メモリ7に保存し、保存された文書データの文書情報を文書情報管理部153に格納する。そして、情報制御部156は文書保存済みの応答をネットワーク通信部157から画像形成装置350に送信する。
図11は文書情報の構成を説明するための図である。文書情報は、“文書ID”、文書データが格納されているRAM2または外部メモリ31上の場所を示す“文書ファイルパス”を含む。図11で示す情報以外にも、文書データ関連情報等が含まれていてもよい。また、図12は、文書情報管理部154に保存されている文書情報の形式を説明するための図である。文書情報管理部154には、図11で示す文書情報が複数格納されている。
スキャンチケット情報管理部151は、情報制御部156からの依頼に応じて、RAM2または外部メモリI/F5を通じて外部メモリ7に、図4で示すスキャンチケット情報を保存したり、RAM2または外部メモリ7から読み出したりする。OCR前処理情報管理部152は、情報制御部156からの依頼に応じて、RAM2または外部メモリI/F5を通じて外部メモリ7に、図8で示すOCR前処理情報を保存したり、RAM2または外部メモリ7から読み出したりする。画像情報管理部153は、情報制御部156からの依頼に応じて、RAM2または外部メモリI/F5を通じて外部メモリ7に、図10で示す画像情報を保存したり、RAM2または外部メモリ7から読み出したりする。文書情報管理部154は、情報制御部156からの依頼に応じて、RAM2または外部メモリI/F5を通じて外部メモリ7に、図12で示す文書情報を保存したり、RAM2または外部メモリ7から読み出したりする。
OCR処理部155は、情報制御部156から受信した画像データを、RAM2または外部メモリI/F5上に展開しOCR処理を行い、処理結果の文書データと元の画像データを情報制御部156に送信する。ネットワーク通信部157は、ネットワーク8を通じて受信した情報処理装置250や画像形成装置350から送信された各種情報をネットワークI/F6を通じて受信し、受信した情報を情報制御部156に送信する。ネットワーク通信部157は、情報制御部156から受信した各種情報をネットワークI/F6とネットワーク8を通じて、情報処理装置250や画像形成装置350に送信する。
次に、情報処理装置250について説明する。情報制御部251は、ユーザインターフェイス(以下UI)部252に指示し、ディスプレイ20に図19のスキャンチケット作成画面900を表示させる。情報制御部251はスキャンチケット作成画面900上でユーザがキーボード18やマウス19を使用して入力されたスキャン設定情報をネットワーク通信部253からネットワーク8を通じてスキャンサーバ150に送信する。それによって、スキャンサーバ150がスキャンチケットを作成するよう要求する。そして、情報制御部251はネットワーク通信部253を通じてスキャンサーバ150からスキャン設定情報受信の応答を受信する。
また、UI部252は情報制御部251からの依頼に応じて、ディスプレイI/F15を通じてディスプレイ20に図19のスキャンチケット作成画面900を表示させる。UI部252は、キーボードI/Fを通じてキーボード18でユーザによって入力された内容を検出し、情報制御部251に送信する。UI部252は、マウスI/F14を通じてマウス19でユーザによって入力された内容を検出し、情報制御部251に送信する。ネットワーク通信部253は、ネットワーク8を通じて受信したスキャンサーバ150から送信された各種情報をネットワークI/F17を通じて受信し、受信した情報を情報制御部251に送信する。ネットワーク通信部253は、情報制御部251から受信した各種情報をネットワークI/F17とネットワーク8を通じて、スキャンサーバ150に送信する。
さらに、画像形成装置350について説明する。情報制御部354は、スキャンチケット一覧情報要求をネットワーク通信部353からネットワーク8を通じてスキャンサーバ150に送信する。情報制御部354は、ネットワーク通信部353を通じてスキャンサーバ150からのスキャンチケット一覧情報(図4)を受信する。そして、情報制御部354は、スキャンチケット一覧情報(図4)をUI部355に送信し、操作部29に図20のスキャンチケット選択画面1000を表示させる。
次に、情報制御部354は、UI部355を通じてスキャンチケット選択画面1000上でユーザによって入力された内容を受信し、選択されたスキャンチケットIDをネットワーク通信部353からスキャンサーバ150に送信する。情報制御部354は、選択されたスキャンチケットIDに対応するスキャンチケット情報(図5)をスキャンサーバ150からネットワーク通信部353を通じて受信(スキャンチケット受信)する。そして、情報制御部354はスキャンチケット情報(図5)をUI部355に送信し、操作部29に図21のスキャン実行画面1100を表示させる。
次に、情報制御部354は、スキャン実行画面1100上でユーザによって入力されたスキャン実行の指示をUI部355を通じて受信すると、スキャナ部351にスキャンチケット情報(図5)を送信して、スキャナ30で原稿のスキャンを指示する。情報制御部354は、スキャナ部351で取得された画像データを受信し、受信した画像データとスキャンチケット情報(図5)をOCR前処理部352に送信し、OCR前処理を指示する。情報制御部354は、OCR前処理部352からOCR前処理済みの画像データを受信し、受信した画像データを、ネットワーク通信部353を通じてスキャンサーバ150に送信する。そして、情報制御部354は、UI部355に指示して、操作部29に図22のスキャン終了画面1200を表示させる。
スキャナ部351は、情報制御部354からスキャンチケット情報(図5)を受信すると、スキャンチケット情報(図5)に記載されているスキャン設定情報に従い、スキャナI/F27を通じてスキャナ30にスキャンを依頼する。また、スキャナ部351は、スキャナ30で取得した画像データ(スキャン画像)をスキャナI/F27を通じて取得し、情報制御部354に送信する。
OCR前処理部352は、情報制御部354から画像データとスキャンチケット情報(図5)を受信すると、スキャンチケット情報(図5))に記載されているOCR処理前に実行すべきOCR前処理を実行する。また、OCR前処理部352は、OCR前処理が終了すると、OCR前処理された画像データを情報制御部354に送信する。ネットワーク通信部353は、ネットワーク8を通じて受信したスキャンサーバ150から送信された各種情報をネットワークI/F26を通じて受信し、受信した情報を情報制御部354に送信する。
ネットワーク制御部353は、情報制御部354から受信した各種情報をネットワークI/F26とネットワーク8を通じて、スキャンサーバ150に送信する。UI部355は情報制御部354からの依頼に応じて、操作部29に図20〜22のスキャンチケット選択画面、スキャン実行画面およびスキャン終了画面を表示する。UI部355は、操作部29でユーザによって入力された内容を検出し、情報制御部354に送信する。
図13から18は、OCR前処理部352によるOCR前処理を説明するための図である。図13はOCR前処理部352によって文字スムージング・濃度調整処理されるべき画像の一例を示す。OCR前処理部352は、情報制御部354から受信されたスキャンチケット情報にOCR前処理である“文字スムージング・濃度調整”が記載されていた場合には、図13で示す画像に対して文字スムージング・濃度調整の画像処理を実行する。また、図14は、図13の画像をOCR前処理部352によって文字スムージング・濃度調整等のOCR前処理された画像を示す。図13の画像は、OCR前処理部352によって、画像の文字部分のエッジがスムーズにされ、文字の濃度がOCR処理で認識されやすい濃度に調整されるなどされ、図14の画像となる。
図15はOCR前処理部352によって背景ノイズ除去処理されるべき画像の一例を示す。OCR前処理部352は、情報制御部354から受信されたスキャンチケット情報にOCR前処理である“背景ノイズ除去処理”が記載されていた場合には、図15で示す画像に対して背景ノイズ除去処理の画像処理を実行する。また、図14は、図15の画像をOCR前処理部352によって背景ノイズ除去処理された画像を示す。図15の画像は、OCR前処理部352によって、文字がOCR処理で認識されやすいように文字の背景のノイズを除去され、図14の画像となる。
図16はOCR前処理部352によって裏写り除去処理されるべき画像の一例を示す。OCR前処理部352は、情報制御部354から受信されたスキャンチケット情報にOCR前処理である“裏写り除去処理”が記載されていた場合には、図16で示す画像に対して裏写り除去処理の画像処理を実行する。また、図14は、図16の画像をOCR前処理部352によって裏写り除去処理された画像を示す。図16の画像は、OCR前処理部352によって、文字がOCR処理で認識されやすいように文字の背景に裏写りしている画像や文字を除去され、図14の画像となる。
図17はOCR前処理部352によって枠消し処理されるべき画像の一例を示す。OCR前処理部352は、情報制御部354から受信されたスキャンチケット情報にOCR前処理である“枠消し処理”が記載されていた場合には、図17で示す画像に対して枠消し処理の画像処理を実行する。また、図14は、図17の画像をOCR前処理部352によって枠消し処理された画像を示す。図17の画像は、OCR前処理部352によって、OCR処理で認識率向上のために文字の背景の原稿罫線枠や、冊子を読み取った際に出現したブック枠、パンチ穴が開けられた原稿を読み取った際に出現したパンチ枠を除去され、図14の画像となる。
図18はOCR前処理部352によって画像回転されるべき画像の一例を示す。OCR前処理部352は、情報制御部354から受信されたスキャンチケット情報にOCR前処理である“画像回転”が記載されていた場合には、図18で示す画像に対して画像回転の画像処理を実行する。また、図14は、図18の画像をOCR前処理部352によって画像回転された画像を示す。図18の画像は、OCR前処理部352によって、文字がOCR処理で認識されやすいように文字の角度が調整され、図14の画像となる。
以下で、本実施例における情報処理装置250のディスプレイ20に表示される画面を図19を参照して説明する。
図19は、情報処理装置250のディスプレイ20に表示されるスキャンチケット作成画面を説明するための図である。図19は、ディスプレイ20に表示されるスキャンチケット作成画面の一例である。この画面の表示処理はCPU9からの依頼に基づいてディスプレイ20により実行される。本画面上でのユーザの入力操作には、キーボード18、マウス19が用いられる。
スキャンチケット作成画面900は、解像度選択リストボックス901、カラーモード選択リストボックス902、倍率選択リストボックス903、両面読取選択リストボックス904、読取サイズ選択リストボックス905を含む。また、スキャンチケット画面900は、ファイル名入力ボックス906、OCR処理選択リストボックス907、スキャンチケット作成ボタン908等を含む。
解像度選択リストボックス901は、ユーザがスキャンチケットに設定したい画像の解像度を選択する際に使用するリストボックスである。UI部252はディスプレイ20やキーボード18、マウス19を通じて、ユーザがどの解像度を選択したかを検知して、検知した解像度を情報制御部251に送信する。カラーモード選択リストボックス902は、ユーザがスキャンチケットに設定したい画像のカラーモードを選択する際に使用するリストボックスである。UI部252はディスプレイ20やキーボード18、マウス19を通じて、ユーザがどのカラーモードを選択したかを検知して、検知したカラーモードを情報制御部251に送信する。倍率選択リストボックス903は、ユーザがスキャンチケットに設定したい画像の倍率を選択する際に使用するリストボックスである。UI部252はディスプレイ20やキーボード18、マウス19を通じて、ユーザがどの倍率を選択したかを検知して、検知した倍率を情報制御部251に送信する。両面読取選択リストボックス904は、ユーザがスキャンチケットに設定したい両面読取するか否か選択する際に使用するリストボックスである。UI部252はディスプレイ20やキーボード18、マウス19を通じて、ユーザが両面読取するか否かを検知して、検知した両面読取を情報制御部251に送信する。読取サイズ選択リストボックス905は、ユーザがスキャンチケットに設定したい画像の読取サイズを選択する際に使用するリストボックスである。UI部252はディスプレイ20やキーボード18、マウス19を通じて、ユーザがどの読取サイズを選択したかを検知して、検知した読取サイズを情報制御部251に送信する。ファイル名入力ボックス906は、ユーザがスキャンチケットに設定したい文書のファイル名を入力する際に使用する文字入力ボックスである。UI部252はディスプレイ20やキーボード18、マウス19を通じて、ユーザが設定したい文書ファイル名を検知して、検知した文書ファイル名を情報制御部251に送信する。OCR処理選択リストボックス907は、ユーザがスキャンチケットに設定したい画像に対してOCR処理をするか否かを選択する際に使用するリストボックスである。UI部252はディスプレイ20やキーボード18、マウス19を通じて、ユーザがOCR処理するか否かを選択したかを検知して、検知したOCR処理を情報制御部251に送信する。
スキャンチケット作成ボタン908は、ユーザが入力したスキャン設定でスキャンチケット作成を実行する際にユーザが押下するボタンである。ユーザがスキャンチケット作成ボタン908を押下することによって、UI部252はスキャンチケット作成画面900で入力された内容を検出して、検出内容を情報制御部251に送信する。
以下で、本実施例における画像形成装置350の操作部29に表示される画面を図20〜22を参照して説明する。
図20は、操作部29に表示されるスキャンチケット選択画面を説明するための図である。図20は、操作部29に表示されるスキャンチケット選択画面の一例である。この画面の表示処理はCPU22からの依頼に基づいて操作部29により実行される。本画面上でのユーザの入力操作には、不図示のタッチパネル等が用いられる。
スキャンチケット選択画面1000は、スキャンチケット選択チェックボックス1001、スキャンチケットIDリスト1002、スキャン設定リスト1003、スキャンチケット選択ボタン1004等を含む。なお、このスキャンチケットIDリスト1002、スキャン設定リスト1003は、情報制御部354がスキャンサーバ150から受信したスキャンチケット一覧情報から、それぞれスキャンチケットIDの一覧、スキャン設定の一覧が表示される。したがって、図20には、スキャンチケット選択チェックボックス1001、スキャンチケットIDリスト1002、スキャン設定リスト1003が3つ表示されているがこれは一例である。スキャンチケット選択チェックボックス1001、スキャンチケットIDリスト1002、スキャン設定1003リストの個数は、情報制御部354がスキャンサーバ150から受信したスキャンチケット一覧情報のレコード数と同じ個数となる。
スキャンチケット選択チェックボックス1001は、ユーザが実行したいスキャンチケット情報を選択する際に押下するチェックボックスである。UI部355は操作部29を通じて、検知されたスキャンチケット情報のスキャンチケットIDを、情報制御部354に送信する。
スキャンチケットIDリスト1002は、情報制御部354がスキャンサーバ150から受信したスキャンチケット情報の中に記載されているスキャンチケットIDのリストを表示するものである。また、スキャン設定リスト1003は、情報制御部354がスキャンサーバ150から受信したスキャンチケット情報の中に記載されている各スキャンチケットのスキャン設定のリストを表示するものである。
スキャン設定選択ボタン1004は、スキャンチケット選択チェックボックス1001で選択されたスキャンチケットを実行する際に、ユーザが押下するボタンである。ユーザがスキャンチケット選択ボタン1004を押下することによって、操作部29はスキャンチケット選択チェックボックス1001で選択されたスキャンチケット情報のスキャンチケットIDを検出して、検出内容を情報制御部354に送信する。
図21は、操作部29に表示されるスキャン実行画面を説明するための図であり、操作部29に表示されるスキャン実行画面の一例である。この画面の表示処理はCPU22からの依頼に基づいて操作部29により実行される。本画面上でのユーザの入力操作には、不図示のタッチパネル等が用いられる。
スキャン実行画面1100は、スキャンチケットID表示1101、スキャン設定表示1102、スキャン実行ボタン1103等を含む。なお、このスキャンチケットID表示1101、スキャン設定表示1102は、情報制御部354がスキャンサーバ150から受信したスキャンチケット情報から、それぞれスキャンチケットID、スキャン設定が表示される。
スキャンチケットID1101は、情報制御部354がスキャンサーバ150から受信したスキャンチケット情報の中に記載されているスキャンチケットIDを表示するものである。また、スキャン設定1102は、情報制御部354がスキャンサーバ150から受信したスキャンチケット情報の中に記載されているスキャン設定を表示するものである。
スキャン実行ボタン1103は、スキャンチケットID表示およびスキャン設定表示に表示されているスキャンチケットを実行する際に、ユーザが押下するボタンである。ユーザがスキャン実行ボタン1103を押下することによって、操作部29はスキャン実行画面1101で入力された内容を検出して、検出内容を情報制御部354に送信する。
図22は、操作部29に表示されるスキャン終了画面を説明するための図であり、操作部29に表示されるスキャン終了画面の一例である。この画面の表示処理はCPU22からの依頼に基づいて操作部29により実行される。本画面上でのユーザの入力操作には、不図示のタッチパネル等が用いられる。
スキャン終了画面1200は、スキャンチケットID表示1201、スキャン設定表示1202、OKボタン等を含む。なお、このスキャンチケットID表示1201、スキャン設定表示1202は、情報制御部354がスキャンサーバ150から受信したスキャンチケット情報から、それぞれスキャンチケットID、スキャン設定が表示される。
スキャンチケットID1201は、情報制御部354がスキャンサーバ150から受信したスキャンチケット情報の中に記載されているスキャンチケットIDを表示するものである。また、スキャン設定1202は、情報制御部354がスキャンサーバ150から受信したスキャンチケット情報の中に記載されているスキャン設定を表示するものである。
OKボタン1203は、スキャンチケットID表示およびスキャン設定表示に表示されているスキャンチケットを実行した後、処理を終了する際に、ユーザが押下するボタンである。ユーザがOKボタン1203を押下することによって、操作部29はスキャン終了画面1201で入力された内容を検出して、検出内容を情報制御部354に送信する。
以下で、本実施例における情報処理装置250のスキャンチケット作成処理を図23のフローチャートを参照して説明する。なお本フローに係る情報処理装置250のプログラムは、ROM11のプログラムROMや外部メモリ21に記憶されており、RAM10に読み出されCPU9によって実行される。
情報処理装置250においては、図23に示すように、ステップS1301において、情報制御部251は、UI部252に対して図19のスキャンチケット作成画面900を表示するよう依頼する。
また、ステップS1302において、UI部252は、ユーザがスキャンチケット画面900上のスキャンチケット作成ボタン908を押下したか否かを判断する。UI部252が、スキャンチケット作成ボタン908が押下されていないと判断した場合には、処理は再度ステップS1302に進む。UI部252が、スキャンチケット作成ボタン908が押下されたと判断した場合には、UI部252はスキャンチケット作成画面900上でユーザが入力したスキャン設定内容を検知して情報制御部251に送信する。そして、処理はステップS1303に進む。
ステップS1303において、情報制御部251はステップS1302にて取得したスキャン設定情報をネットワーク通信部253からスキャンサーバ150に送信し、スキャンサーバ150がスキャンチケットを作成するよう要求する。
ステップS1304において、UI部252は、ネットワーク通信部253を通じてスキャンサーバからスキャン設定情報受信の応答を受信したか否かを判断する。情報制御部251が、スキャン設定情報受信の応答を受信していないと判断した場合は、処理は再度ステップS1304に進む。情報制御部251が、スキャン設定情報受信の応答を受信したと判断した場合は、処理は終了する。
以下で、本実施例におけるスキャンサーバ150のスキャン設定処理を図24のフローチャートを参照して説明する。なお本フローに係るスキャンサーバ150のプログラムは、ROM3のプログラムROMや外部メモリ7に記憶されており、RAM2に読み出されCPU1によって実行される。
スキャンサーバ150においては、図24に示すように、ステップS1401において、情報制御部156は、ネットワーク通信部157を通じて情報処理装置250からスキャン設定情報を受信したか否かを判断する。情報制御部156が、スキャン設定情報を受信していないと判断した場合には、処理は再度ステップS1401に進む。情報制御部156が、スキャン設定情報を受信したと判断した場合には、処理はステップS1402に進む。
ステップS1402において、情報制御部156は、ステップS1401において受信したスキャン設定情報をもとに図3のスキャンチケット情報を作成する。また、情報制御部156は作成したスキャンチケット情報をスキャンチケット情報管理部151に送信しスキャンチケット一覧の形式(図4)で保存する。
ステップS1403において、情報制御部156はネットワーク通信部157を通じて情報制御装置250に対して、スキャン設定情報受信の応答を送信し、処理は終了する。
以下で、本実施例における画像形成装置350のスキャン実行処理を図25のフローチャートを参照して説明する。なお本フローに係る画像形成装置350のプログラムは、ROM24のプログラムROMや外部メモリ31に記憶されており、RAM23に読み出されCPU22によって実行される。
画像形成装置350においては、図25に示すように、ステップS1501において、情報制御部354は、ネットワーク通信部353を通じてスキャンサーバ150に対して、スキャンチケット一覧情報を要求する。
ステップS1502において、情報制御部354はネットワーク通信部353を通じて、スキャンサーバ150からスキャンチケット一覧情報を受信したか否かを判断する。情報制御部354が、スキャンチケット一覧情報を受信していないと判断した場合は、処理は再度S1502に進む。情報制御部354が、スキャンチケット一覧情報を受信したと判断した場合は、処理はステップS1503に進む。
ステップS1503において、情報制御部354はステップS1502で受信したスキャンチケット一覧情報を、UI部355に送信してスキャンチケット選択画面1000の表示を依頼する。
また、ステップS1504において、UI部355は、ユーザがスキャンチケット選択画面1000上のスキャンチケット選択ボタン1004を押下したか否かを判断する。UI部355が、スキャンチケット選択ボタン1004が押下されていないと判断した場合には、処理は再度ステップS1504に進む。UI部355が、スキャンチケット選択ボタン1004が押下されたと判断した場合には、UI部355はスキャンチケット選択画面1000上でユーザがスキャンチケット選択チェックボックス1001で入力したスキャンチケットIDを検知する。そして、UI部355は検知したスキャンチケットIDを情報制御部354に送信し、処理はステップS1505に進む。
ステップS1505において、情報制御部354は、ネットワーク通信部355を通じてスキャンサーバ150に、ステップS1504で受信したスキャンチケットIDを送信する。
ステップS1506において、情報制御部354は、ネットワーク通信部355を通じてスキャンサーバ150から図5のスキャンチケット情報を受信したか否かを判断する。情報制御部354がスキャンチケット情報を受信していないと判断した場合は、処理は再度ステップS1506に進む。情報制御部354がスキャンチケット情報を受信したと判断した場合は、処理はステップS1507に進む。
ステップS1507において、情報制御部354は、ステップS1506で受信したスキャンチケット情報をUI部355に送信し、スキャン実行画面1100を表示するよう依頼する。
ステップS1508において、UI部355は、ユーザがスキャン実行画面1100上のスキャン実行ボタン1103を押下したか否かを判断する。UI部355が、スキャン実行ボタン1103が押下されていないと判断した場合には、処理は再度ステップS1508に進む。UI部355が、スキャン実行ボタン1103が押下されたと判断した場合には、処理はステップS1509に進む。
ステップS1509において、情報制御部354はスキャナ部351にS1506で受信したスキャンチケット情報を送信し、スキャナI/F27を通じてスキャナ30にスキャンチケット情報で指定されたスキャン設定でのスキャンを依頼する。スキャナ部351は、スキャナ30でスキャンされた画像データをスキャナI/F27経由で受信し、受信した画像データを情報制御部354に送信する。
ステップS1510において、情報制御部354はステップS1506で受信したスキャンチケット情報と、ステップS1509でスキャナ部351から受信した画像データを、OCR前処理部352に送信する。そして、OCR前処理部352が受信したスキャンチケット情報のOCR前処理情報に基づき、受信した画像データに対してOCR前処理を実行する。OCR前処理部352はOCR前処理した画像データを情報制御部354に送信(すなわち、OCR前処理済みのスキャン画像送信)する。このステップS1510での処理の詳細は、図26を参照して説明する。
ステップS1511において、情報制御部354は、ステップS1510でOCR前処理部352から受信した画像データを、ネットワーク通信部353を通じてスキャンサーバ150に送信する。
ステップS1512において、情報制御部354はネットワーク通信部353を通じてスキャンサーバ150から文書保存の応答を受信したか否かを判断する。情報制御部354が文書保存の応答を受信したと判断していない場合は、処理は再度ステップS1512に進む。情報制御部354が文書保存の応答を受信したと判断した場合は、処理はステップS1513に進む。
ステップS1513において、情報制御部354は、ステップS1506で受信したスキャンチケット情報をUI部355に送信し、スキャン終了画面1200を表示するよう依頼する。そして処理は終了する。
以下で、本実施例における画像形成装置350のOCR前処理を図26のフローチャートを参照して説明する。なお本フローに係る画像形成装置350のプログラムは、ROM24のプログラムROMや外部メモリ31に記憶されており、RAM23に読み出されCPU22によって実行される。
画像形成装置350においては、ステップS1510の処理に入った場合、図26に示すように以下の処理を行う。ステップS1601においては、OCR前処理部352が情報制御部354から受信した図5のスキャンチケット情報のOCR前処理情報に文字スムージング・濃度調整処理が記載されているか否かを判断する。OCR前処理部352がOCR前処理情報に文字スムージング・濃度調整処理が記載されていると判断した場合は、処理はステップS1602に進む。OCR前処理部352がOCR前処理情報に文字スムージング・濃度調整処理が記載されていないと判断した場合は、処理はステップS1604に進む。
ステップS1602において、OCR前処理部352はプログラムROM24または外部メモリ31に文字スムージング・濃度調整の画像処理プログラムを搭載しているか否かを判断する。OCR前処理部352が文字スムージング・濃度調整の画像処理プログラムを搭載していると判断した場合は、処理はステップS1603に進む。OCR前処理部352が文字スムージング・濃度調整の画像処理プログラムを搭載していないと判断した場合は、処理はステップS1604に進む。
ステップS1603において、OCR前処理部352は情報制御部354から受信した画像データに対して、文字スムージング・濃度調整処理の画像処理を実行する。これにより、図13に示すような画像データに対して、文字スムージング・濃度調整処理の画像処理が実行され、図14に示すような画像データに変換される。
ステップS1604において、OCR前処理部352はスキャンチケット情報のOCR前処理情報に背景ノイズ除去処理が記載されているか否かを判断する。OCR前処理部352がOCR前処理情報に背景ノイズ除去処理が記載されていると判断した場合は、処理はステップS1605に進む。OCR前処理部352がOCR前処理情報に背景ノイズ除去処理が記載されていないと判断した場合は、処理はステップS1607に進む。
ステップS1605において、OCR前処理部352はプログラムROM24または外部メモリ31に背景ノイズ除去処理の画像処理プログラムを搭載しているか否かを判断する。OCR前処理部352が背景ノイズ除去処理の画像処理プログラムを搭載していると判断した場合は、処理はステップS1606に進む。OCR前処理部352が背景ノイズ除去処理の画像処理プログラムを搭載していないと判断した場合は、処理はステップS1607に進む。
ステップS1606において、OCR前処理部352は画像データに対して、背景ノイズ除去処理の画像処理を実行する。これにより、図15に示すような画像データに対して、背景ノイズ除去処理の画像処理が実行され、図14に示すような画像データに変換される。
ステップS1607において、OCR前処理部352はスキャンチケット情報のOCR前処理情報に裏写り除去処理が記載されているか否かを判断する。OCR前処理部352がOCR前処理情報に裏写り除去処理が記載されていると判断した場合は、処理はステップS1608に進む。OCR前処理部352がOCR前処理情報に裏写り除去処理が記載されていないと判断した場合は、処理はステップS1610に進む。
ステップS1608において、OCR前処理部352はプログラムROM24または外部メモリ31に裏写り除去処理の画像処理プログラムを搭載しているか否かを判断する。OCR前処理部352が裏写り除去処理の画像処理プログラムを搭載していると判断した場合は、処理はステップS1609に進む。OCR前処理部352が裏写り除去処理の画像処理プログラムを搭載していないと判断した場合は、処理はステップS1610に進む。
ステップS1609において、OCR前処理部352は画像データに対して、裏写り除去処理の画像処理を実行する。これにより、図16に示すような画像データに対して、裏写り除去処理の画像処理が実行され、図14に示すような画像データに変換される。
ステップS1610において、OCR前処理部352はスキャンチケット情報のOCR前処理情報に枠消し処理が記載されているか否かを判断する。OCR前処理部352がOCR前処理情報に枠消し処理が記載されていると判断した場合は、処理はステップS1611に進む。OCR前処理部352がOCR前処理情報に枠消し処理が記載されていないと判断した場合は、処理はステップS1613に進む。
ステップS1611において、OCR前処理部352はプログラムROM24または外部メモリ31に枠消し処理の画像処理プログラムを搭載しているか否かを判断する。OCR前処理部352が枠消し処理の画像処理プログラムを搭載していると判断した場合は、処理はステップS1612に進む。OCR前処理部352が枠消し処理の画像処理プログラムを搭載していないと判断した場合は、処理はステップS1613に進む。
ステップS1612において、OCR前処理部352は画像データに対して、枠消し処理の画像処理を実行する。これにより、図17に示すような画像データに対して、枠消し処理の画像処理が実行され、図14に示すような画像データに変換される。
ステップS1613において、OCR前処理部352はスキャンチケット情報のOCR前処理情報に画像回転処理が記載されているか否かを判断する。OCR前処理部352がOCR前処理情報に画像回転処理が記載されていると判断した場合は、処理はステップS1614に進む。OCR前処理部352がOCR前処理情報に画像回転処理が記載されていないと判断した場合は、OCR前処理部352が画像データを情報制御部354に送信して処理は終了する。
ステップS1614において、OCR前処理部352はプログラムROM24または外部メモリ31に画像回転処理の画像処理プログラムを搭載しているか否かを判断する。OCR前処理部352が画像回転処理の画像処理プログラムを搭載していると判断した場合は、処理はステップS1615に進む。OCR前処理部352が画像回転処理の画像処理プログラムを搭載していないと判断した場合は、処理はステップS1613に進む。
ステップS1615において、OCR前処理部352は画像データに対して、画像回転処理の画像処理を実行する。これにより、図17に示すような画像データに対して、画像回転処理の画像処理が実行され、図14に示すような画像データに変換される。そして、OCR前処理部352が画像データを情報制御部354に送信して処理は終了する。
以下で、本実施例におけるスキャンサーバ150のスキャン実行処理を図27のフローチャートを参照して説明する。なお本フローに係るスキャンサーバ150のプログラムは、ROM3のプログラムROMや外部メモリ7に記憶されており、RAM2に読み出されCPU1によって実行される。
スキャンサーバ150においては、図27に示すように、ステップS1701において、情報制御部156は、ネットワーク通信部157を通じて画像形成装置350から、スキャンチケット一覧要求を受信したか否かを判断する。情報制御部156がスキャンチケット一覧情報要求を受信していないと判断した場合は、処理は再度S1701に進む。情報制御部156がスキャンチケット一覧情報要求を受信していないと判断した場合は、処理はステップS1702に進む。
ステップS1702において、情報制御部156は、スキャンチケット情報管理部151に対して、スキャンチケット一覧情報の読み出しを要求する。情報制御部156は、スキャンチケット情報管理部151から受信したスキャンチケット一覧情報(図4)を、ネットワーク通信部157を通じて画像形成装置350に送信する。
ステップS1703において、情報制御部156は、ネットワーク通信部157を通じて画像形成装置350からスキャンチケットIDを受信したか否かを判断する。情報制御部156がスキャンチケットIDを受信していないと判断した場合は、処理は再度S1703に進む。情報制御部156がスキャンチケットIDを受信したと判断した場合は、処理はステップS1704に進む。
ステップS1704において、情報制御部156はステップS1703で受信したスキャンチケットIDをスキャンチケット情報管理部151に送信し、スキャンチケットIDに対応するスキャンチケット情報の読み出しを依頼する。スキャンチケット情報管理部151は、図4のスキャンチケット情報から、受信したスキャンチケットIDに関連する図3のスキャンチケット情報を読み出し、情報制御部156に送信する。そして、情報制御部156は、受信したスキャンチケット情報(図3)を元に、スキャンチケット情報(図5)の作成処理を行い、すなわち、スキャンチケット情報にOCR前処理情報を付加する処理を行う。このステップS1704での処理の詳細は、図28を参照して説明する。
ステップS1705において、情報制御部156はネットワーク通信部157を通じて画像形成装置350に対して、ステップS1704で作成したスキャンチケット情報を送信する。
ステップS1706において、情報制御部156はネットワーク通信部157を通じて画像形成装置350から画像データを受信したか否かを判断する。情報制御部156が、画像データを受信していないと判断した場合は、処理は再度S1706に進む。情報制御部156が、画像データを受信していないと判断した場合は、処理はステップS1707に進む。
ステップS1707において、情報制御部156はステップS1706で受信した画像データを画像情報管理部153に送信して画像データの保存を依頼する。画像情報管理部153は、情報制御部156から受信した画像データをRAM2または外部メモリ7に保存し、図9の画像情報を図10のレコードに追加する。
ステップS1708において、情報制御部156は、ステップS1706で受信した画像データをOCR処理部155に送信して、OCR処理を依頼する。情報制御部156はOCR処理部155でのOCR処理の結果、画像データから文字を読み取った文書データをOCR処理部155から受信する。このステップS1708での処理の詳細は図29を参照して説明する。
ステップS1709において、情報制御部156はステップS1708で受信したOCR処理結果の文書データを文書情報管理部154に送信して文書データの保存を依頼する。文書情報管理部154は、情報制御部156から受信した文書データをRAM2または外部メモリ7に保存し、図11の画像情報を図12のレコードに追加する。
ステップS1710において、情報制御部156はネットワーク通信部157を通じて、画像形成装置350に文書保存の応答を送信する。そして、処理は終了する。
以下で、本実施例におけるスキャンサーバ150のスキャンチケット作成処理を図28のフローチャートを参照して説明する。なお本フローに係るスキャンサーバ150のプログラムは、ROM3のプログラムROMや外部メモリ7に記憶されており、RAM23に読み出されCPU1によって実行される。
スキャンサーバ150においては、ステップS1704の処理に入った場合、図28に示すように以下の処理を行う。ステップS1801において、情報制御部156はスキャンチケット情報管理部151から受信したスキャンチケット情報に加えて、OCR前処理として、文字スムージング・濃度調整処理を記載する。ステップS1802において、情報制御部156はスキャンチケット情報のOCR前処理情報として、背景ノイズ除去処理を記載する。ステップS1803において、情報制御部156はスキャンチケット情報のOCR前処理情報として、裏写り除去処理を記載する。ステップS1804において、情報制御部156はスキャンチケット情報のOCR前処理情報として、枠消し処理を記載する。ステップS1805において、情報制御部156はスキャンチケット情報のOCR前処理情報として、画像回転処理を記載する。そして、処理は終了する。
以下で、本実施例1におけるスキャンサーバ150のOCR処理を図29のフローチャートを参照して説明する。なお本フローに係るスキャンサーバ150のプログラムは、ROM3のプログラムROMや外部メモリ7に記憶されており、RAM23に読み出されCPU1によって実行される。
スキャンサーバ150においては、ステップS1708の処理に入った場合、図29に示すように以下の処理を行う。ステップS1901において、OCR処理部155は情報制御部156から受信した画像データから、文字画像部分の文字読み取り処理を実行する。そして、OCR処理部155は読み取られた文字と、画像データのうち文字画像部分以外の画像を組み合わせ、文書データを作成する。そして処理は終了する。
画像データをOCR前処理する際に、スキャンサーバが図28のフローチャート、画像形成装置が図26のフローチャートに従って処理すると、スキャンサーバから画像形成装置に対して、OCR前処理についてスキャンチケットを用いて指示することができる。
以上の手順により、従来スキャンサーバで行なっていたOCR前処理を、スキャンチケットを用いて画像形成装置に指示し、画像形成装置でスキャンチケットに記載されたOCR前処理を実行することで、スキャンサーバの負荷を軽減する効果を得ることができる。
以上のように、本発明の実施例1では、従来スキャンサーバで行なっていたOCR前処理を、スキャンチケットを用いて画像形成装置に指示して、画像形成装置でスキャンチケットに記載されたOCR前処理を実行する。これにより、スキャンサーバの負荷を軽減することができる。
[実施例2]
実施例1において、スキャンサーバ150は図28のフローチャートで示すスキャンチケット作成処理では、画像形成装置350にOCR前処理の画像処理を実行することが可能か否かに関わらず、全てのOCR前処理をスキャンチケットに記載していた。また、画像形成装置350は、図26のフローチャートで示すスキャン実行処理におけるステップS1602、S1605、S1608、S1611、S1614において、自らに各OCR前処理が実行可能か否かを判断し、実行可能なOCR前処理のみを実行する。さらに、スキャンサーバ150は図29のフローチャートで示すOCR処理では、全てのOCR前処理を画像形成装置350で実行されたものとして、OCR処理を実行する。この場合、画像形成装置350に実行不可能なOCR前処理があった際には、そのOCR前処理は実行されずにOCR処理が実行されることになってしまう。
そこで、本実施例では、画像形成装置350に1つ以上のOCR前処理が不可能であった場合でも、全てのOCR前処理が漏れなく実行されるスキャンサービスシステムについて説明する。なお特に断らない限り、本実施例について、実施例1と同一の番号のブロック図や処理は、それぞれ実施例1の同一番号のブロック図や処理と同一のものである。
図30は、図1のスキャンサービスシステムのハードウェア構成によって実装された、本実施例におけるスキャンサービスシステムの機能構成を説明するブロック図である。本実施例のスキャンサービスシステムの機能構成は、図2で示す実施例1のスキャンサービスシステムの機能構成と類似しているが、スキャンサーバ150には画像形成装置情報管理部158がさらに含まれる。画像形成装置情報管理部(スキャン装置情報記憶手段)158は、情報制御部156からの依頼に応じて、RAM2または外部メモリI/F5を通じて外部メモリ7に、画像形成装置情報を保存する(スキャン装置情報記憶ステップ)。または、画像形成装置情報をRAM2または外部メモリ7から読み出す。
図31は画像形成装置情報の構成を説明するための図である。画像形成装置情報は、画像形成装置に関する情報である“画像形成装置ID”、“装置機能”、“装置設置日時”を含む。画像形成装置情報には、図31で示す情報以外にも、デフォルトスキャン設定情報や画像形成装置内保存画像情報、消耗品消費情報等が含まれていてもよい。また、図32は、画像形成装置情報管理部158に保存されている画像形成装置情報の形式を説明するための図である。画像形成装置情報管理部158には、図31で示す画像形成装置情報が複数格納されている。
情報制御部156は、スキャンチケット情報要求と画像形成装置IDをネットワーク通信部157が画像形成装置350から受信すると、画像形成装置IDを画像形成装置情報管理部158に送信し、画像形成装置情報(図31)の取得を依頼する。情報制御部156は、受信した画像形成装置情報(図31)の装置機能情報を参照し、装置情報に記載されているOCR前処理のみをスキャンチケット情報に記載する。そして作成したスキャンチケット情報を、ネットワーク通信部157を通じて画像形成装置350に送信する。
また、情報制御部156は、画像形成装置350から受信した画像データと一緒に画像形成装置情報(図31)をOCR処理部155送信し、OCR処理を依頼する。OCR処理部155は、画像形成装置情報(図31)に記載されていない装置機能のOCR前処理を実行したあとで、OCR処理を実行する。
以下で、本実施例におけるスキャンサーバ150のスキャンチケット作成処理を図33のフローチャートを参照して説明する。なお本フローに係るスキャンサーバ150のプログラムは、ROM3のプログラムROMや外部メモリ7に記憶されており、RAM23に読み出されCPU1によって実行される。
スキャンサーバ150においては、ステップS1704の処理に入った場合、図33に示すように以下の処理を行う。
ステップS2201において、情報制御部156は、ネットワーク通信部157を通じて画像形成装置350から受信した画像形成装置IDを、画像形成装置情報管理部158に送信し、画像形成装置情報の読み出しを依頼する。画像形成装置情報管理部158は、図32の画像形成装置情報から、受信した画像形成装置IDに対応する画像形成装置情報を読み出し、情報制御部156に送信する。
ステップS2202において、情報制御部156は、ステップS2201で受信した画像形成装置情報の装置機能に文字スムージング・濃度調整処理機能が記載されているか否かを判断する。情報制御部156は、装置機能に文字スムージング・濃度調整処理機能が記載されていると判断した場合は、処理はステップS2203に進む。情報制御部156は、装置機能に文字スムージング・濃度調整処理機能が記載されていないと判断した場合は、処理はステップS2204に進む。
ステップS2203において、情報制御部156はスキャンチケット情報管理部151から受信したスキャンチケット情報に加えて、OCR前処理として、文字スムージング・濃度調整処理を記載する。
ステップS2204において、情報制御部156は、ステップS2201で受信した画像形成装置情報の装置機能に背景ノイズ除去処理機能が記載されているか否かを判断する。情報制御部156は、装置機能に背景ノイズ除去処理機能が記載されていると判断した場合は、処理はステップS2205に進む。情報制御部156は、装置機能に背景ノイズ除去処理機能が記載されていないと判断した場合は、処理はステップS2206に進む。
ステップS2205において、情報制御部156はスキャンチケット情報管理部151から受信したスキャンチケット情報に加えて、OCR前処理として、背景ノイズ除去処理を記載する。
ステップS2206において、情報制御部156は、ステップS2201で受信した画像形成装置情報の装置機能に裏写り除去処理機能が記載されているか否かを判断する。情報制御部156は、装置機能に裏写り除去処理機能が記載されていると判断した場合は、処理はステップS2207に進む。情報制御部156は、装置機能に裏写り除去処理機能が記載されていないと判断した場合は、処理はステップS2208に進む。
ステップS2207において、情報制御部156はスキャンチケット情報管理部151から受信したスキャンチケット情報に加えて、OCR前処理として、裏写り除去処理を記載する。
ステップS2208において、情報制御部156は、ステップS2201で受信した画像形成装置情報の装置機能に枠消し処理機能が記載されているか否かを判断する。情報制御部156は、装置機能に枠消し処理機能が記載されていると判断した場合は、処理はステップS2209に進む。情報制御部156は、装置機能に枠消し処理機能が記載されていないと判断した場合は、処理はステップS2210に進む。
ステップS2209において、情報制御部156はスキャンチケット情報管理部151から受信したスキャンチケット情報に加えて、OCR前処理として、枠消し処理を記載する。
ステップS2210において、情報制御部156は、ステップS2201で受信した画像形成装置情報の装置機能に画像回転処理機能が記載されているか否かを判断する。情報制御部156は、装置機能に画像回転処理機能が記載されていると判断した場合は、処理はステップS2211に進む。情報制御部156は、装置機能に画像回転処理機能が記載されていないと判断した場合は、処理は終了する。
ステップS2211において、情報制御部156はスキャンチケット情報管理部151から受信したスキャンチケット情報に加えて、OCR前処理として、画像回転処理を記載する。そして、処理は終了する。
以下で、本実施例におけるスキャンサーバ150のOCR処理を図34のフローチャートを参照して説明する。なお本フローに係るスキャンサーバ150のプログラムは、ROM3のプログラムROMや外部メモリ7に記憶されており、RAM23に読み出されCPU1によって実行される。
スキャンサーバ150においては、ステップS1708の処理に入った場合、実施例1では図29に示す処理を行うが、本実施例では図34に示すように以下の処理を行う。
ステップS1902において、情報制御部156は、ネットワーク通信部157を通じて画像形成装置350から受信した画像形成装置IDを、画像形成装置情報管理部158に送信し、画像形成装置情報の読み出しを依頼する。画像形成装置情報管理部158は、図32の画像形成装置情報から、受信した画像形成装置IDに対応する画像形成装置情報を読み出し、情報制御部156に送信する。情報制御部156は、受信した画像形成装置情報と画像データをOCR処理部155に送信してOCR処理を依頼する。
ステップS1903において、OCR処理部155は、ステップS1902で受信した画像形成装置情報の装置機能に文字スムージング・濃度調整処理機能が記載されているか否かを判断する。OCR処理部155は、装置機能に文字スムージング・濃度調整処理機能が記載されていないと判断した場合は、処理はステップS1904に進む。情報制御部156は、装置機能に文字スムージング・濃度調整処理機能が記載されていると判断した場合は、処理はステップS1905に進む。
ステップS1904において、OCR処理部155は情報制御部156から受信した画像データに対して、文字スムージング・濃度調整処理の画像処理を実行する。これにより、図13に示すような画像データに対して、文字スムージング・濃度調整処理の画像処理が実行され、図14に示すような画像データに変換される。
ステップS1905において、OCR処理部155は、ステップS1902で受信した画像形成装置情報の装置機能に背景ノイズ除去処理機能が記載されているか否かを判断する。OCR処理部155は、装置機能に背景ノイズ除去処理機能が記載されていないと判断した場合は、処理はステップS1906に進む。情報制御部156は、装置機能に背景ノイズ除去処理機能が記載されていると判断した場合は、処理はステップS1907に進む。
ステップS1906において、OCR処理部155は情報制御部156から受信した画像データに対して、背景ノイズ除去処理の画像処理を実行する。これにより、図15に示すような画像データに対して、背景ノイズ除去処理の画像処理が実行され、図14に示すような画像データに変換される。
ステップS1907において、OCR処理部155は、ステップS1902で受信した画像形成装置情報の装置機能に裏写り除去処理機能が記載されているか否かを判断する。OCR処理部155は、装置機能に裏写り除去処理機能が記載されていないと判断した場合は、処理はステップS1908に進む。情報制御部156は、装置機能に裏写り除去処理機能が記載されていると判断した場合は、処理はステップS1909に進む。
ステップS1908において、OCR処理部155は情報制御部156から受信した画像データに対して、裏写り除去処理の画像処理を実行する。これにより、図16に示すような画像データに対して、裏写り除去処理の画像処理が実行され、図14に示すような画像データに変換される。
ステップS1909において、OCR処理部155は、ステップS1902で受信した画像形成装置情報の装置機能に枠消し処理機能が記載されているか否かを判断する。OCR処理部155は、装置機能に枠消し処理機能が記載されていないと判断した場合は、処理はステップS1910に進む。情報制御部156は、装置機能に枠消し処理機能が記載されていると判断した場合は、処理はステップS1911に進む。
ステップS1910において、OCR処理部155は情報制御部156から受信した画像データに対して、枠消し処理の画像処理を実行する。これにより、図17に示すような画像データに対して、枠消し処理の画像処理が実行され、図14に示すような画像データに変換される。
ステップS1911において、OCR処理部155は、ステップS1902で受信した画像形成装置情報の装置機能に画像回転処理機能が記載されているか否かを判断する。OCR処理部155は、装置機能に画像回転処理機能が記載されていないと判断した場合は、処理はステップS1912に進む。情報制御部156は、装置機能に画像回転処理機能が記載されていると判断した場合は、処理はステップS1901に進む。
ステップS1912において、OCR処理部155は情報制御部156から受信した画像データに対して、画像回転処理の画像処理を実行する。これにより、図18に示すような画像データに対して、画像回転処理の画像処理が実行され、図14に示すような画像データに変換される。
ステップS1901の処理については、実施例1と同様のため説明は省略する。そして処理は終了する。
スキャンサーバがスキャンチケット情報作成する際に図33のフローチャートに従って処理すると、画像形成装置で可能なOCR前処理のみが、スキャンチケット情報に記載される。また、OCR処理する際に図34のフローチャートに従って処理すると、スキャンサーバは画像形成装置では不可能なOCR前処理を行った後に、OCR処理を実行する。
以上の手順により、画像形成装置に実行不可能なOCR前処理があった場合でも、必要なOCR前処理が画像形成装置で実行されない事態を防ぐことができる。これによりOCR前処理が漏れなく実行され、精度の高いOCR処理結果を得ることができる。
以上のように、本発明の実施例2では、スキャンサーバで画像形成装置ごとに保持している画像処理機能情報を保存しておく。そして、画像形成装置がスキャンサーバに対してスキャンチケットの要求を行った際に、スキャンサーバは、保存しているその画像形成装置の画像処理機能情報を参照し、所望のOCR前処理が画像形成装置で実行可能か否かと判断する。実行可能であると判断した場合のみそのOCR前処理をスキャンチケットに記載する。画像形成装置はスキャンチケットに記載されたOCR前処理を行い、OCR前処理した画像データをスキャンサーバに送信し、スキャンサーバでは、画像形成装置が実行していないOCR前処理を実行する。これにより、画像形成装置にOCR処理を実行するための画像処理機能の一部または全部が無い場合、必要なOCR前処理が画像形成装置で実行されない事態を防ぐことができる。そして、OCR前処理が漏れなく実行されるため、その後OCR処理を行った際に精度の高いOCR処理結果を得ることができる。
[実施例3]
実施例1において、スキャンサーバ150は図28のフローチャートで示すスキャンチケット作成処理では、画像形成装置350の濃度調整処理の経時に関わらず、文字スムージング・濃度調整処理のOCR前処理を実行するよう指示する。この場合、画像形成装置350が経時劣化した場合には、最適な濃度調整処理を実施することができなくなる。
そこで、本実施例では、画像形成装置350が経時劣化を考慮した濃度調整のOCR前処理が実行されるスキャンサービスシステムについて説明する。なお特に断らない限り、本実施例について、実施例1と同一の参照符号のブロックや処理は、それぞれ実施例1の同一参照符号のブロックや処理と同一のものである。
図35は、図1のスキャンサービスシステムのハードウェア構成によって実装された、本実施例におけるスキャンサービスシステムの機能構成を説明するブロック図である。本実施例のスキャンサービスシステムの機能構成は、図2で示す実施例1のスキャンサービスシステムの機能構成と類似しているが、スキャンサーバ150には画像形成装置情報管理部158、濃度補正パラメータ情報管理部159がさらに含まれる。
画像形成装置情報管理部158は、情報制御部156からの依頼に応じて、RAM2または外部メモリI/F5を通じて外部メモリ7に、画像形成装置情報を保存したり、RAM2または外部メモリ7から読み出したりする。濃度補正パラメータ情報管理部(濃度補正パラメータ記憶手段)159は、情報制御部156からの依頼に応じて、RAM2または外部メモリI/F5を通じて外部メモリ7に、濃度補正パラメータ情報を保存する。または、濃度補正パラメータ情報をRAM2または外部メモリ7から読み出す。
図36は濃度補正パラメータ情報の構成を説明するための図である。濃度補正パラメータ情報は、濃度補正パラメータに関する情報である“経過日”、“濃度補正パラメータ”を含む。濃度補正パラメータ情報には、図36で示す情報以外にも、デフォルト濃度補正パラメータ情報等が含まれていてもよい。また、図37は、濃度補正パラメータ情報管理部159に保存されている濃度補正パラメータ情報の形式を説明するための図である。濃度補正パラメータ情報管理部159には、図36で示す濃度補正パラメータ情報が複数格納されている。
情報制御部156は、スキャンチケット情報要求と画像形成装置IDをネットワーク通信部157が画像形成装置350から受信すると、画像形成装置IDを画像形成装置情報管理部158に送信し、画像形成装置情報(図31)の取得を依頼する。また、情報制御部156は、受信した画像形成装置情報(図31)の装置機能情報を参照し、装置情報に記載されているOCR前処理のみをスキャンチケット情報に記載する。情報制御部156は受信した画像形成装置情報の装置設置日時と現在日時の差から経過日を取得し、濃度補正パラメータ情報管理部159に経過日を送信し、経過日に応じた濃度補正パラメータ情報(図36)の取得を依頼する。情報制御部156は、スキャンチケット情報に受信した画像形成装置情報と濃度補正パラメータ情報を記載する。そして作成したスキャンチケット情報を、ネットワーク通信部157を通じて画像形成装置350に送信する。
そして、画像形成装置350の情報制御部354は、ネットワーク通信部353を通じてスキャンサーバ150から受信したスキャンチケット情報と、スキャナ部351から取得した画像データをOCR前処理部352に送信し、OCR前処理を依頼する。OCR前処理部352は、受信したスキャンチケットのOCR前処理の濃度調整処理を実行する際、スキャンチケット情報に記載されている濃度補正パラメータ情報に従って、OCR前処理である濃度補正処理を実行する。
図38は本実施例のスキャンチケット情報の構成の一例を説明するための図である。図38で示すスキャンチケット情報の構成は、図5で示すスキャンチケット情報の構成と類似しているが、画像形成装置350で濃度補正処理を実行する際に使用するための“濃度補正パラメータ”がさらに含まれる。図39は、スキャンチケット情報管理部151に保存されているスキャンチケット情報の形式を説明するための図である。スキャンチケット情報管理部151には、図38で示すスキャンチケット情報が複数格納されている。図39で示すスキャンチケット情報が複数含まれる形式は、スキャンチケット一覧情報として、スキャンサーバ150と画像形成装置350で使用される。
以下で、本実施例における画像形成装置350のOCR前処理を図40のフローチャートを参照して説明する。なお本フローに係る画像形成装置350のプログラムは、ROM24のプログラムROMや外部メモリ31に記憶されており、RAM23に読み出されCPU22によって実行される。
画像形成装置350において、ステップS1510の処理に入った場合、実施例1では図26に示す処理を行うが、本実施例では図40に示すように以下の処理を行う。
ステップS1616において、OCR前処理部352は情報制御部354から受信した図38のスキャンチケット情報のOCR前処理情報に文字スムージング・濃度調整処理が記載されているか否かを判断する。OCR前処理部352がOCR前処理情報に文字スムージング・濃度調整処理が記載されていると判断した場合は、処理はステップS1617に進む。OCR前処理部352がOCR前処理情報に文字スムージング・濃度調整処理が記載されていないと判断した場合は、処理はステップS1604に進む。
ステップS1617において、OCR前処理部352はプログラムROM24または外部メモリ31に文字スムージング・濃度調整の画像処理プログラムを搭載しているか否かを判断する。OCR前処理部352が文字スムージング・濃度調整の画像処理プログラムを搭載していると判断した場合は、処理はステップS1618に進む。OCR前処理部352が文字スムージング・濃度調整の画像処理プログラムを搭載していないと判断した場合は、処理はステップS1604に進む。
ステップS1618において、OCR前処理部352は情報制御部354から受信した図38のスキャンチケット情報に濃度補正パラメータが記載されているか否かを判断する。OCR前処理部352がスキャンチケット情報に濃度補正パラメータが記載されていると判断した場合は、処理はステップS1619に進む。OCR前処理部352がスキャンチケット情報に濃度補正パラメータが記載されていないと判断した場合は、処理はステップS1620に進む。
ステップS1619において、OCR前処理部352は情報制御部354から受信したスキャンチケット情報に記載されている濃度補正パラメータを取得する。そして、OCR前処理部352は取得した濃度補正パラメータを次のステップS1620で実行する文字スムージング処理・濃度調整処理で使用する濃度補正パラメータとして、RAM23または外部メモリ31に保存する。
ステップS1620において、OCR前処理部352は情報制御部354から受信した画像データに対して、文字スムージング・濃度調整処理の画像処理を実行する。このとき、RAM23または外部メモリ31に濃度補正パラメータが保存されていた場合は、保存されている濃度補正パラメータを使用して、濃度補正処理を実行する。これにより、図13に示すような画像データに対して、文字スムージング・濃度調整処理の画像処理が実行され、図14に示すような画像データに変換される。濃度補正パラメータがスキャンチケット情報に記載されていた場合は、画像形成装置350の経時劣化に応じた濃度補正処理が行われる。
ステップS1604〜S1615においては、図26のステップS1604〜S1615と同様の処理なので、説明は省略する。
以下で、本実施例におけるスキャンサーバ150のスキャンチケット作成処理を図41のフローチャートを参照して説明する。なお本フローに係るスキャンサーバ150のプログラムは、ROM3のプログラムROMや外部メモリ7に記憶されており、RAM23に読み出されCPU1によって実行される。
スキャンサーバ150においては、ステップS1704の処理に入った場合、実施例1では図28に示す処理を行うが、本実施例では図41に示すように以下の処理を行う。
ステップS1806において、情報制御部156はスキャンチケット情報管理部151から受信したスキャンチケット情報に加えて、OCR前処理として、文字スムージング・濃度調整処理を記載する。
ステップS1807において、情報制御部156はネットワーク通信部157を通じて画像形成装置350から受信した画像形成装置IDを画像形成装置情報管理部158に送信し、画像形成装置情報の読み出しを依頼する。画像形成装置情報管理部158は、図32の画像形成装置情報から、受信した画像形成装置IDに対応する画像形成装置情報を読み出し、情報制御部156に送信する。
ステップS1808においては、情報制御部156は、現在日時から、ステップS1807において受信した画像形成装置情報の装置設置日時を差し引き、得られた差分の日数を経時として取得する。
ステップS1809において、情報制御部156は、ステップS1808において取得した経時を濃度補正パラメータ情報管理部159に送信し、経時に対応した濃度補正パラメータ情報を取得するよう依頼する。濃度補正パラメータ情報管理部159は、図37の濃度補正パラメータ情報を読み出し、読みだされた濃度補正パラメータ情報の中から、情報制御部156から受信した経時に対応する濃度補正パラメータを取得する。そして、濃度補正パラメータ情報管理部159は、取得した濃度補正パラメータを情報制御部156に送信する。
ステップS1810において、情報制御部156は、スキャンチケット情報管理部151から受信したスキャンチケット情報に加えて、濃度補正パラメータとして、ステップS1809で取得した濃度補正パラメータを記載する。
ステップS1802〜S1805においては、図28のステップS1802〜S1805と同様の処理なので、説明は省略する。
スキャンサーバが、スキャンチケット情報作成する際に図41のフローチャートに従って処理すると、画像形成装置での経時に応じた濃度補正パラメータがスキャンチケット情報に記載される。また、画像形成装置が、OCR前処理を実行する際に図40のフローチャートに従って処理すると、画像形成装置350のスキャンチケット情報に記載されている経時劣化に応じた濃度補正パラメータを使用した精度の高い濃度調整を実行することができる。
以上の手順により、画像形成装置が経時劣化した場合でも、OCR前処理のうち濃度調整処理において、経時変化を考慮した濃度調整処理を実行した上でOCR処理を実行することによって、精度の高いOCR前処理を行うことができる。
以上のように、本発明の実施例3では、スキャンサーバで画像形成装置ごとの設置時刻情報と、経時時間と経時時間に応じた濃度補正パラメータ情報を保存しておく。そして、画像形成装置がスキャンサーバに対してスキャンチケットの要求を行った際に、スキャンサーバは画像形成装置の設置時刻と現在時刻の差から経時時間を算出し、経時時間から濃度補正パラメータを取得して、スキャンチケットに記載する。画像形成装置はスキャンチケットに記載された濃度補正パラメータに従って、OCR前処理の濃度調整処理を行う。これにより画像形成装置が経時劣化した場合でも、OCR前処理のうち濃度調整処理において、経時変化を考慮した濃度調整処理を実行した上でOCR処理を実行することによって、精度の高いOCR前処理を行うことができる。
[実施例4]
実施例1において、スキャンサーバ150は図28のフローチャートで示すスキャンチケット作成処理では、スキャンサーバ150のOCR処理に対して各OCR前処理が必要か否かに関わらず、全てのOCR前処理をスキャンチケットに記載する。この場合、OCR処理に対して各OCR前処理が不要な際でも、画像形成装置で全てのOCR前処理が実行されてしまう。例えば、バーコードのような図形を読み取るOCR処理では、文字スムージング・濃度調整処理のOCR前処理が不要である。また、会計帳簿のような帳票のうち特定の枠で囲まれた部分を文字認識するOCRの場合では、枠消し処理のOCR前処理を行うと正しいOCR処理結果が得られなくなってしまう。さらに、OCR処理の精度が高まる等機能がバージョンアップした場合には、背景ノイズ除去処理等のOCR前処理が不要になる場合もある。しかし、これらの例のように文字スムージング・濃度調整処理や枠消し処理、背景ノイズ除去処理が不要な場合でも、実施例1のスキャンサービスシステムでは、すべてのOCR前処理が画像形成装置350で実行されることになる。
そこで、本実施例では、OCR処理毎に不要なOCR前処理があったとしても、必要なOCR前処理のみが画像形成装置350で実行されるスキャンサービスシステムについて説明する。なお特に断らない限り、本実施例において、実施例1と同一の参照符号のブロックや処理は、それぞれ実施例1の同一参照符号のブロックや処理と同一のものである。
図42は、図1のスキャンサービスシステムのハードウェア構成によって実装された、本実施例におけるスキャンサービスシステムの機能構成を説明するブロック図である。本実施例のスキャンサービスシステムの機能構成は、図2で示す実施例1のスキャンサービスシステムの機能構成と類似しているが、スキャンサーバ150にはOCR処理情報管理部160がさらに含まれる。OCR処理情報管理部160は、情報制御部156からの依頼に応じて、RAM2または外部メモリI/F5を通じて外部メモリ7に、図32で示す画像形成装置情報を保存したり、RAM2または外部メモリ7から読み出したりする。
情報制御部156は、スキャンチケット情報要求をネットワーク通信部157から受信すると、スキャンチケット実行に必要なOCR処理情報の読み出しをOCR処理情報管理部(OCR処理情報記憶手段)160に依頼し、OCR処理情報の読み出しを依頼する。
図43はOCR処理情報の構成を説明するための図である。OCR処理情報は、“OCR処理ID”、“OCR処理名“、OCR前処理のOCR前処理IDを示す“OCR前処理ID”を含む。また、OCR処理情報には、図43で示す情報以外にも、OCR処理バージョン、OCR処理設定、OCR前処理設定等が含まれていてもよい。また、図44は、OCR処理情報管理部160に保存されているOCR処理情報の形式を説明するための図である。OCR処理情報管理部160には、図43で示すOCR処理情報が複数格納されている。
情報制御部156は、受信したOCR処理情報のOCR処理情報を参照し、OCR前処理IDを取得する。情報制御部156は、取得したOCR前処理IDをOCR前処理情報管理部152に送信し、OCR前処理IDに対応するOCR前処理情報(図7)の読み出しを依頼する。情報制御部156は、受信したOCR前処理情報(図7)を、スキャンチケット情報管理部151から受信したスキャンチケット情報のみをOCR前処理情報に記載する。そして作成したスキャンチケット情報を、ネットワーク通信部157を通じて画像形成装置350に送信する。情報制御部156は、ネット枠制御部157を通じて画像形成装置350から受信した画像データを、OCR処理部155に送信してOCR処理の実行を依頼する。
以下で、本実施例におけるスキャンサーバ150のスキャンチケット作成処理を図45のフローチャートを参照して説明する。なお本フローに係るスキャンサーバ150のプログラムは、ROM3のプログラムROMや外部メモリ7に記憶されており、RAM23に読み出されCPU1によって実行される。
スキャンサーバ150においては、ステップS1704の処理に入った場合、実施例1では図28に示す処理を行うが、本実施例では図45に示すように以下の処理を行う。
ステップS1811において、情報制御部156は、ネットワーク通信部157を通じて画像形成装置350からOCR処理IDを受信すると、OCR処理情報管理部160に対し、OCR処理IDに対応するOCR処理情報の読み出しを依頼する。OCR処理情報管理部160は、図44のOCR処理情報からOCR処理IDに対応するOCR処理情報を読み出し、情報制御部156に送信する。
ステップS1812において、情報制御部156はステップS1811において受信したOCR処理情報から、OCR前処理情報を取り出す。情報制御部156は、OCR前処理情報に記載されているOCR前処理IDをOCR前処理情報管理部152に送信し、OCR前処理情報の読み出しを依頼する。OCR前処理情報管理部152は、図8のOCR前処理情報からOCR前処理IDに対応するOCR前処理情報を読み出し、情報制御部156に送信する。
ステップS1813において、情報制御部156は、ステップS1812で受信したOCR前処理情報に文字スムージング・濃度調整処理が含まれているか否かを判断する。情報制御部156は、OCR前処理情報に文字スムージング・濃度調整処理が含まれていると判断した場合は、処理はステップS1801に進む。情報制御部156は、OCR前処理情報に文字スムージング・濃度調整処理が含まれていないと判断した場合は、処理はステップS1814に進む。
ステップS1801は、図28のステップS1801と同様の処理のため説明は省略する。
ステップS1814において、情報制御部156は、ステップS1812で受信したOCR前処理情報に背景ノイズ除去処理が含まれているか否かを判断する。情報制御部156は、OCR前処理情報に背景ノイズ除去処理が含まれていると判断した場合は、処理はステップS1802に進む。情報制御部156は、OCR前処理情報に背景ノイズ除去処理が含まれていないと判断した場合は、処理はステップS1815に進む。
ステップS1802は、図28のステップS1802と同様の処理のため説明は省略する。
ステップS1815において、情報制御部156は、ステップS1812で受信したOCR前処理情報に裏写り除去処理が含まれているか否かを判断する。情報制御部156は、OCR前処理情報に裏写り除去処理機能が含まれていると判断した場合は、処理はステップS1803に進む。情報制御部156は、OCR前処理情報に裏写り除去処理が含まれていないと判断した場合は、処理はステップS1816に進む。
ステップS1803は、図28のステップS1803と同様の処理のため説明は省略する。
ステップS1816において、情報制御部156は、ステップS1812で受信したOCR前処理情報に枠消し処理が含まれているか否かを判断する。情報制御部156は、OCR前処理情報に枠消し処理が含まれていると判断した場合は、処理はステップS1804に進む。情報制御部156は、OCR前処理情報に枠消し処理機能が含まれていないと判断した場合は、処理はステップS1817に進む。
ステップS1804は、図28のステップS1804と同様の処理のため説明は省略する。
ステップS1817において、情報制御部156は、ステップS1812で受信したOCR前処理情報に画像回転処理が含まれているか否かを判断する。情報制御部156は、OCR前処理情報に画像回転処理機能が記載されていると判断した場合は、処理はステップS1805に進む。情報制御部156は、OCR前処理情報に画像回転処理が含まれていないと判断した場合は、処理は終了する。
ステップS1805は、図28のステップS1805と同様の処理のため説明は省略する。
スキャンサーバが、スキャンチケット情報作成する際に図45のフローチャートに従って処理すると、各OCR処理で必要なOCR前処理のみが、スキャンチケット情報に記載される。
以上の手順により、OCR処理毎に不要なOCR前処理があった場合でも、必要なOCR前処理のみが画像形成装置で実行される。これによりOCR処理によっては不要なOCR前処理や、OCR処理の変更によって不要になったOCR前処理が画像形成装置で実行されるのを防ぐことによって、画像形成装置で実行するOCR前処理の負荷軽減になる。
以上のように、本発明の実施例4では、スキャンサーバ自身が保持するOCR処理毎に、各OCR処理に対応して必要なOCR前処理の情報を保存しておく。画像形成装置からスキャンチケットの要求があった場合には、スキャンサーバは、所望のOCR処理に対応するOCR前処理をスキャンチケットに記載して画像形成装置に送信する。また、OCR処理をバージョンアップ等により変更する場合には、変更されたOCR処理に対応して必要なOCR前処理の情報を変更し、変更後に作成するスキャンチケットには、変更されたOCR前処理を記載する。これにより、OCR処理によっては不要なOCR前処理や、OCR処理の変更によって不要になったOCR前処理が画像形成装置で実行されるのを防ぐことができ、画像形成装置で実行するOCR前処理の負荷を軽減することができる。
150 スキャンサーバ
151 スキャンチケット情報管理部
152 OCR前処理情報管理部
155 OCR処理部
156 情報制御部
250 情報処理装置
251 情報制御部
350 画像形成装置
352 OCR前処理部
354 情報制御部

Claims (21)

  1. 予め定められたスキャン設定に基づいてスキャンを指示するスキャンサーバであって、当該指示したスキャンによるスキャン画像を受信するスキャン画像受信手段(157)および受信したスキャン画像をOCR処理するOCR処理手段(155)を含む、スキャンサーバ(150)と、
    前記スキャンサーバからの指示に基づいてスキャンを行うスキャン装置であって、原稿をスキャンしてスキャン画像を取得するスキャン手段(351)および取得したスキャン画像を前記スキャンサーバに送信するスキャン画像送信手段(353)を含む、スキャン装置(350)と
    を備えるスキャンサービスシステムであって、
    前記スキャンサーバは、
    OCR処理前に実行すべきOCR前処理を含むスキャンチケットを作成し、前記画像形成装置に送信するスキャンチケット送信手段(156、157)をさらに含み、
    前記スキャン装置は、
    前記スキャンサーバから前記スキャンチケットを受信するスキャンチケット受信手段(353)と、
    前記スキャン手段で取得したスキャン画像に対して、前記スキャンチケット受信手段で受信したスキャンチケットに含まれるOCR前処理を実行して、OCR前処理済みのスキャン画像を取得するOCR前処理手段(352)と
    をさらに含むことを特徴とするスキャンサービスシステム。
  2. 前記OCR前処理は、文字スムージング・濃度調整処理、背景ノイズ除去処理、裏写り除去処理、枠消し処理および画像回転処理のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載のスキャンサービスシステム。
  3. ユーザによって入力されたスキャン設定を前記スキャンサーバに送信する情報処理装置(250)をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のスキャンサービスシステム。
  4. 前記スキャンサーバは、OCR処理前に実行すべきOCR前処理を記憶するOCR前処理情報記憶手段(152)をさらに含み、
    前記スキャンチケット送信手段は、前記OCR前処理情報記憶手段からOCR処理前に実行すべきOCR前処理を取得し、取得したOCR前処理をスキャンチケットに記載することを特徴とする請求項1に記載のスキャンサービスシステム。
  5. 前記スキャンサーバは、前記スキャン装置で実行可能なOCR前処理を記憶するスキャン装置情報記憶手段(158)をさらに含み、
    前記スキャンチケット送信手段(156、157)は、前記OCR前処理情報記憶手段からOCR処理前に実行すべきOCR前処理を取得し、前記スキャン装置情報記憶手段から前記スキャン装置で実行可能なOCR前処理を取得し、スキャンチケットには、実行すべきOCR前処理のうち、前記スキャン装置で実行可能なOCR前処理のみを記載し、
    前記OCR処理手段(155)は、OCR処理を実行する前に、実行すべきOCR前処理のうち、前記スキャンチケット送信手段でスキャンチケットに記載されなかったOCR前処理を実行することを特徴とする請求項4に記載のスキャンサービスシステム。
  6. 前記スキャンサーバは、
    前記スキャン装置の設置日時を記憶するスキャン装置情報記憶手段(158)と、
    前記スキャン装置の設置日時からの経時に応じて、経時劣化を補正するための濃度調整処理に使用する濃度補正パラメータを記憶する濃度補正パラメータ記憶手段(159)と
    をさらに含み、
    前記スキャンチケット送信手段(156、157)は、前記スキャン装置情報記憶手段に記憶されている前記スキャン装置の設置日時と現在時刻から、前記スキャン装置の設置日時からの経時を取得し、取得した経時に対応する濃度補正パラメータを前記濃度補正パラメータ記憶手段から取得し、取得した濃度補正パラメータをスキャンチケットに記載し、
    前記OCR前処理手段(352)は、前記スキャンサーバから前記スキャンチケット受信手段で受信したスキャンチケットに記載されている濃度補正パラメータを使用して、スキャン画像を濃度補正処理することを特徴とする請求項1に記載のスキャンサービスシステム。
  7. 前記スキャンサーバは、OCR処理毎に必要なOCR前処理の識別子を記憶するOCR処理情報記憶手段(160)をさらに含み、
    前記スキャンチケット送信手段(156)は、前記OCR処理情報記憶手段(160)から実行するOCR処理に必要なOCR前処理の識別子を取得し、取得したOCR前処理の識別子に対応するOCR前処理のみを前記OCR前処理情報記憶手段から取得し、スキャンチケットに記載することを特徴とする請求項3に記載のスキャンサービスシステム。
  8. 予め定められたスキャン設定に基づいてスキャンを指示するスキャンサーバであって、当該指示したスキャンによるスキャン画像を受信し、受信したスキャン画像をOCR処理する、スキャンサーバ(150)と、前記スキャンサーバからの指示に基づいて原稿をスキャンしてスキャン画像を取得し、取得したスキャン画像を前記スキャンサーバに送信するスキャン装置(350)とを備えるスキャンサービスシステムによって実行されるスキャンサービス方法であって、前記スキャンサービス方法は、
    前記スキャンサーバが、OCR処理前に実行すべきOCR前処理を含むスキャンチケットを作成し、前記スキャン装置に送信するスキャンチケット送信ステップと、
    前記スキャン装置が、前記スキャンサーバから前記スキャンチケットを受信するスキャンチケット受信ステップと、
    前記スキャン装置が、原稿をスキャンして取得したスキャン画像に対して、前記スキャンチケット受信ステップで受信したスキャンチケットに含まれるOCR前処理を実行して、OCR前処理済みのスキャン画像を取得するOCR前処理ステップと
    を備えることを特徴とするスキャンサービス方法。
  9. 前記OCR前処理は、文字スムージング・濃度調整処理、背景ノイズ除去処理、裏写り除去処理、枠消し処理および画像回転処理のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項8に記載のスキャンサービス方法。
  10. 前記スキャンサービス方法は、前記スキャンサーバが、情報処理装置(250)からユーザによって入力されたスキャン設定を受信する、ステップをさらに備えることを特徴とする請求項8に記載のスキャンサービス方法。
  11. 前記スキャンサービス方法は、前記スキャンサーバが、OCR処理前に実行すべきOCR前処理を記憶する、OCR前処理情報記憶ステップをさらに備え、
    前記スキャンチケット送信ステップは、前記スキャンサーバが、前記OCR前処理情報記憶ステップで記憶したOCR処理前に実行すべきOCR前処理を取得し、取得したOCR前処理をスキャンチケットに記載することを含むことを特徴とする請求項8に記載のスキャンサービス方法。
  12. 前記スキャンサービス方法は、前記スキャンサーバが、前記スキャン装置で実行可能なOCR前処理を記憶する、スキャン装置情報記憶ステップをさらに備え、
    前記スキャンチケット送信ステップは、前記スキャンサーバが、前記OCR前処理情報記憶ステップで記憶したOCR処理前に実行すべきOCR前処理を取得し、前記スキャン装置情報記憶ステップで記憶した前記スキャン装置で実行可能なOCR前処理を取得し、スキャンチケットには、実行すべきOCR前処理情報のうち、前記スキャン装置で実行可能なOCR前処理のみを記載することを含み、
    前記OCR処理ステップは、前記スキャンサーバが、OCR処理を実行する前に、実行すべきOCR前処理情報のうち、前記スキャンチケット送信ステップでスキャンチケットに記載されなかったOCR前処理を実行することを含むことを特徴とする請求項11に記載のスキャンサービス方法。
  13. 前記スキャンサービス方法は、
    前記スキャンサーバが前記スキャン装置の設置日時を記憶する、スキャン装置情報記憶ステップと、
    前記スキャンサーバが、前記スキャン装置の設置日時からの経時に応じて、経時劣化を補正するための濃度調整処理に使用する濃度補正パラメータを記憶する、濃度補正パラメータ記憶ステップと
    をさらに備え、
    前記スキャンチケット送信ステップは、前記スキャンサーバが、前記スキャン装置情報記憶ステップで記憶した前記スキャン装置の設置日時と現在時刻から、前記スキャン装置の設置日時からの経時を取得し、前記濃度補正パラメータ記憶ステップで記憶した取得した経時に対応する濃度補正パラメータを取得し、取得した濃度補正パラメータをスキャンチケットに記載することを含み、
    前記OCR前処理ステップは、前記スキャン装置が、前記スキャンサーバから前記スキャンチケット受信ステップで受信したスキャンチケットに記載されている濃度補正パラメータを使用して、スキャン画像を濃度補正処理することを含むことを特徴とする請求項8に記載のスキャンサービス方法。
  14. 前記スキャンサービス方法は、前記スキャンサーバがOCR処理毎に必要なOCR前処理の識別子を記憶するOCR処理情報記憶ステップをさらに備え、
    前記スキャンチケット送信ステップは、前記スキャンサーバが、前記OCR処理情報記憶ステップで記憶した実行するOCR処理に必要なOCR前処理の識別子を取得し、取得したOCR前処理の識別子に対応するOCR前処理のみを前記OCR前処理情報記憶ステップで記憶したOCR前処理のうちから取得し、スキャンチケットに記載することを含むことを特徴とする請求項11に記載のスキャンサービス方法。
  15. 予め定められたスキャン設定に基づいてスキャンを指示するスキャンサーバであって、当該指示したスキャンによるスキャン画像を受信し、受信したスキャン画像をOCR処理する、スキャンサーバ(150)と、前記スキャンサーバからの指示に基づいて原稿をスキャンしてスキャン画像を取得し、取得したスキャン画像を前記スキャンサーバに送信するスキャン装置(350)とを備えるスキャンサービスシステムにスキャンサービス方法を実行させるためのスキャンサービスプログラムであって、前記スキャンサービス方法は、
    前記スキャンサーバが、OCR処理前に実行すべきOCR前処理を含むスキャンチケットを作成し、前記スキャン装置に送信するスキャンチケット送信ステップと、
    前記スキャン装置が、前記スキャンサーバから前記スキャンチケットを受信するスキャンチケット受信ステップと、
    前記スキャン装置が、原稿をスキャンして取得したスキャン画像に対して、前記スキャンチケット受信ステップで受信したスキャンチケットに含まれるOCR前処理を実行して、OCR前処理済みのスキャン画像を取得するOCR前処理ステップと
    を備えることを特徴とするスキャンサービスプログラム。
  16. 前記OCR前処理は、文字スムージング・濃度調整処理、背景ノイズ除去処理、裏写り除去処理、枠消し処理および画像回転処理のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項15に記載のスキャンサービスプログラム。
  17. 前記スキャンサービス方法は、前記スキャンサーバが、情報処理装置(250)からユーザによって入力されたスキャン設定を受信する、ステップをさらに備えることを特徴とする請求項15に記載のスキャンサービスプログラム。
  18. 前記スキャンサービス方法は、前記スキャンサーバが、OCR処理前に実行すべきOCR前処理を記憶する、OCR前処理情報記憶ステップをさらに備え、
    前記スキャンチケット送信ステップは、前記スキャンサーバが、前記OCR前処理情報記憶ステップで記憶したOCR処理前に実行すべきOCR前処理を取得し、取得したOCR前処理をスキャンチケットに記載することを含むことを特徴とする請求項15に記載のスキャンサービスプログラム。
  19. 前記スキャンサービス方法は、前記スキャンサーバが、前記スキャン装置で実行可能なOCR前処理を記憶する、スキャン装置情報記憶ステップをさらに備え、
    前記スキャンチケット送信ステップは、前記スキャンサーバが、前記OCR前処理情報記憶ステップで記憶したOCR処理前に実行すべきOCR前処理を取得し、前記スキャン装置情報記憶ステップで記憶した前記スキャン装置で実行可能なOCR前処理を取得し、スキャンチケットには、実行すべきOCR前処理情報のうち、前記スキャン装置で実行可能なOCR前処理のみを記載することを含み、
    前記OCR処理ステップは、前記スキャンサーバが、OCR処理を実行する前に、実行すべきOCR前処理情報のうち、前記スキャンチケット送信ステップでスキャンチケットに記載されなかったOCR前処理を実行することを含むことを特徴とする請求項18に記載のスキャンサービスプログラム。
  20. 前記スキャンサービス方法は、
    前記スキャンサーバが前記スキャン装置の設置日時を記憶する、スキャン装置情報記憶ステップと、
    前記スキャンサーバが、前記スキャン装置の設置日時からの経時に応じて、経時劣化を補正するための濃度調整処理に使用する濃度補正パラメータを記憶する、濃度補正パラメータ記憶ステップと
    をさらに備え、
    前記スキャンチケット送信ステップは、前記スキャンサーバが、前記スキャン装置情報記憶ステップで記憶した前記スキャン装置の設置日時と現在時刻から、前記スキャン装置の設置日時からの経時を取得し、前記濃度補正パラメータ記憶ステップで記憶した取得した経時に対応する濃度補正パラメータを取得し、取得した濃度補正パラメータをスキャンチケットに記載することを含み、
    前記OCR前処理ステップは、前記スキャン装置が、前記スキャンサーバから前記スキャンチケット受信ステップで受信したスキャンチケットに記載されている濃度補正パラメータを使用して、スキャン画像を濃度補正処理することを含むことを特徴とする請求項15に記載のスキャンサービスプログラム。
  21. 前記スキャンサービス方法は、前記スキャンサーバがOCR処理毎に必要なOCR前処理の識別子を記憶するOCR処理情報記憶ステップをさらに備え、
    前記スキャンチケット送信ステップは、前記スキャンサーバが、前記OCR処理情報記憶ステップで記憶した実行するOCR処理に必要なOCR前処理の識別子を取得し、取得したOCR前処理の識別子に対応するOCR前処理のみを前記OCR前処理情報記憶ステップで記憶したOCR前処理のうちから取得し、スキャンチケットに記載することを特徴とする請求項18に記載のスキャンサービスプログラム。
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