JP4181973B2 - プリンタドライバのインストーラ作成方法、プリンタドライバのインストール方法、情報処理装置、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

プリンタドライバのインストーラ作成方法、プリンタドライバのインストール方法、情報処理装置、プログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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本発明は、プリンタドライバの初期設定を行うプリンタドライバのインストーラ作成方法、プリンタドライバのインストール方法、このインストーラ作成方法またはインストール方法を実現するための情報処理装置プログラム、及び記憶媒体に関する。
一般的に、従来のプリンタドライバのインストール方法としては、OS(Operating System)に依存する方式や、インストーラ(インストール専用のソフトウェア)を使用する方式などが挙げられる。OSに依存する方式、例えばOSがWindows(登録商標)の場合では、ユーザは、「プリンタのプロパティ」の項目の中から「プリンタの追加」を選択し、その後、ウィザードと呼ばれるユーザとの対話形式で必要情報を入力し、プリンタドライバのインストールを行うようになっている。また、インストーラを使用する方式では、ユーザに最小限の操作をさせるだけでプリンタドライバのインストールを実現することができる。
このインストール時においてプリンタドライバは、自身が利用する各種設定データ、例えばデバイス設定や印刷設定に関するデータを初期化してOSに登録したりファイル等に保存したりする。デバイス設定は、両面ユニットや機能拡張を行うフィニッシャ、並びにメモリやハードディスク容量等の情報を含み、デバイス本体に装着されているものをドライバ側でも管理することで印刷時に利用可能な機能を制御することができる。また、印刷設定では、用紙サイズや部数、並びにレイアウトや品質等の情報を含み、印刷の仕方を指定することができる。また更には、印刷設定を一括変換する仕組みを持つドライバもあり、該ドライバの場合はいくつかの一括変換用データも登録される。
しかし、これらの初期値は、通常、デバイス本体の初期設定や一般的な利用を考慮して作られたデフォルト値であるため、このようなデフォルト設定では業務の目的に合致しないとしてインストール後にユーザによる設定変更が必要な場合も多く、ユーザにとって大きな負担となっていた。
そこで、インストール時に必要な初期設定を容易に行うことができるプリンタドライバのインストール方法として例えば、記憶装置に記憶されているアプリケーションの登録環境を分析し、分析結果に基づく初期値をドライバプログラムに自動設定する方法が提案されている(特許文献1を参照)。
特開2003−84986号公報
しかしながら、上記従来のプリンタドライバのインストール方法では、企業ユーザのように多数のコンピュータを所有し多数のユーザ(クライアントPC)を抱えている場合に、その全てのクライアントPCに対して、プリンタ管理者(ITマネージャ)の望むような初期設定に変更するのは困難であった。
例えば、全てのクライアントPCで同じ設定を行う場合でも各クライアントに対して対応を行うために非常に手間がかかるし、操作にはある程度の知識やスキルが必要となるためこれを補うための教育やマニュアル作成もそれなりの工数が必要だった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、プリンタドライバの設定をプリンタ管理者の望む初期設定に容易にカスタマイズすることができるプリンタドライバのインストーラ作成方法、インストール方法、情報処理装置プログラム、及び記憶媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明のプリンタドライバのインストーラ作成方法では、プリンタドライバの設定を変更するための複数の設定変更用データを登録する設定データ登録工程と、前記設定データ登録工程で登録した複数の設定変更用データを含む1つのインストーラを作成するインストーラ作成工程とを有し、前記インストーラ作成工程では、前記インストーラが実行され前記プリンタドライバがインストールされる際に前記プリンタドライバの初期値を前記複数の設定変更用データから選択可能とする画面を表示するように前記インストーラを作成することを特徴とする。
請求項に係る発明のプリンタドライバのインストール方法では、複数の設定変更用データを含む1つのプリンタドライバのインストーラを起動する起動工程と、前記起動工程で前記インストーラを起動する際に、前記プリンタドライバの初期値を前記インストーラに含まれる前記複数の設定変更用データから選択可能とする画面を表示する表示工程と、前記表示工程で表示される画面において選択された前記設定変更用データを前記プリンタドライバの初期値に設定する設定工程とを有し、前記設定工程で設定する前記設定変更用データは、デバイス設定、印刷設定、お気に入り設定のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする
本発明のインストーラ作成方法、プリンタドライバのインストール方法、情報処理装置プログラム、及び記憶媒体によれば、複数の設定変更用データを含む1つのインストーラを実行しプリンタドライバをインストールする際にプリンタドライバの初期値を複数の設定変更用データから選択可能とする画面を表示することによってプリンタドライバの設定をプリンタ管理者の用意した初期設定の中でクライアントの多様なニーズに応じてユーザが容易にカスタマイズすることが可能になる。
[第1実施形態]
<システム構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係る印刷システムの概略構成を示すブロック図である。
ネットワーク30上には、サーバ装置40、複数のクライアント装置41,42,43、及びプリンタ50が接続されている。サーバ装置40では、管理者により、プリンタ50の設定やインストーラの準備及び配布が行われ、また各クライアント装置41,42,43からは、インストールしたプリンタドライバを介してネットワーク30に接続されているプリンタ50に印刷を行うことができる(図1中の矢印参照)。なお、不図示であるが、スキャナ、デジタルカメラ、ファクシミリ、マウス、スピーカ、音源装置、電話器、複写機などがネットワーク30上に接続される。
図2は、図1に示した印刷処理システムの内部構成を示すブロック図である。
同図に示すように、ホストコンピュータ300とプリンタ50とがネットワーク30を介して接続されている。なお、ホストコンピュータとプリンタ50を接続するネットワーク30の形態は、LAN、WAN、公衆回線、インターネット等、いかなる形態であっても適用できることは言うまでもない。
ホストコンピュータ300は、図1に示したサーバ装置40又はクライアント装置41〜43で構成され、システムバス4に接続される各デバイスを総括的に制御するCPU1を備えている。
システムバス4には、RAM2、ROM3、キーボードコントローラ(KBC)5、CRTコントローラ(CRTC)6、ディスクコントローラ(DKC)7、プリンタコントローラ(PRTC)8、及び送受信部31の各デバイスが接続されている。
RAM2は、CPU1の主メモリやワークエリア等として機能し、ROM3は、プログラム用ROMとフォント用ROMとデータ用ROMから構成されている。ROM3のプログラム用ROMにはCPU1の制御プログラムであるオペレーティング・システム・プログラム(以下OS)等が記憶され、ROM3のフォント用ROMには上記文書処理の際に使用するフォントデータ等が記憶され、ROM3のデータ用ROMには上記文書処理等を行う際に使用する各種データが記憶されている。なお、これらROM3に記憶されるデータ等は外部メモリ11に記憶されている場合もある。
キーボードコントローラ(KBC)5は、キーボード9や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御し、CRTコントローラ(CRTC)6は、CRTディスプレイ(CRT)10の表示を制御する。ディスクコントローラ(DKC)7は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、及びプリンタ制御コマンド生成プログラム(以下プリンタドライバ)等を記憶するハードディスク(HD)やフロッピー(登録商標)ディスク(FD)等の外部メモリ11とのアクセスを制御する。
プリンタコントローラ(PRTC)8は、ネットワーク30を介してプリンタ50に接続されて、プリンタ50との双方向通信制御処理を実行する。なお、送信の際に接続プロトコルに応じたコマンドを印刷ジョブに付加する場合もある。また、前記コマンドはOSが自動的に付加する場合もある。
送受信部31は、ネットワーク30に接続される装置との通信を行う機能を有する。例えばホストコンピュータ300がサーバ装置40である場合は、この送受信部31を通して、ネットワーク30に接続されるクライアント装置41〜43に後述するインストーラの配布が行われる。
CPU1は、ROM3のプログラム用ROMあるいは外部メモリ11に記憶された文書処理プログラム等に基づいて、図形、イメージ、文字、表(表計算等を含む)等が混在した文書処理を実行すると共に、例えばRAM2上に設定された表示情報RAMへのアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上でのWYSIWYGを可能としている。さらに、CPU1は、CRT10上の不図示のマウスカーソル等で指示されたコマンドに基づいて登録された種々のウインドウを開き、種々のデータ処理を実行する。ユーザは、印刷を実行する際に、印刷の設定に関するウインドウを開き、プリンタ50の設定や印刷モードの選択を含むプリンタドライバに対する印刷処理方法の設定を行うことができる。
一方、プリンタ50は、システムバス15に接続される各デバイスを総括的に制御するCPU12を備えている。システムバス15には、RAM13、ROM14、印刷部I/F16、入力部18、メモリコントローラMC20、及び操作部22の各デバイスが接続されている。印刷部I/F16には印刷部17が接続され、メモリコントローラMC20は外部メモリ21が接続されている。
RAM13は、CPU12の主メモリやワークエリア等として機能するRAMであり、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。なお、RAM13は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、及びNVRAM等に用いられる。
ROM14のプログラムROMには、CPU12の制御プログラム等が記憶されている。CPU12は、ROM14のプログラムROMに記憶された制御プログラム等あるいは外部メモリ21に記憶された制御プログラム等に基づいて、印刷部I/F16を介して印刷部(プリンタエンジン)17に出力情報としての画像信号を出力する。また、ROM14のフォント用ROMには、上記出力情報を生成する際に使用するフォントデータ等を記憶し、ROM14のデータ用ROMには、ハードディスク等の外部メモリ21がないプリンタ50の場合には、ホストコンピュータ300上で利用される情報等を記憶している。
CPU12は、入力部18を介してホストコンピュータ300との通信処理が可能となっており、プリンタ50内の情報等をホストコンピュータ300に通知可能に構成されている。プリンタドライバから受信したデータはRAM13に格納され、制御プログラムにより画像信号に変換される。なお、通信プロトコルに応じて付加されているコマンドの解釈も制御プログラムにより行われる。
前述したハードディスク(HD)やICカード等の外部メモリ21は、メモリコントローラMC20によりアクセスを制御される。外部メモリ21は、オプションとして接続され、フォントデータやエミュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶する。なお、外部メモリ21は1個に限らず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオプションフォントカード、言語系の異なるプリンタ制御言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数接続できるように構成されていても良い。さらに、図示しないNVRAMを有し、操作部22からのプリンタモード設定情報を記憶するようにしても良い。操作部22には、操作のためのスイッチやLED表示器、液晶パネル等が配されている。
なお、本実施形態では、図2に示したようにホストコンピュータ300やプリンタ50がネットワーク30を介して接続されている環境を想定して説明をするが、直接接続するスタンドアローン環境でも同様に利用することが可能である。
<RAM2のメモリマップ>
図3(a),(b)は、本実施形態におけるRAM2のメモリマップを示す図であり、同図(a)はサーバ装置40のメモリマップ、同図(b)はクライアント装置のメモリマップを示している。
このメモリマップは、本実施形態における制御プログラムがホストコンピュータ300上のRAM2にロードされ実行可能となった状態のメモリマップである。
図中の301〜306は、サーバ装置40のメモリマップであり、301はBIOS、302はOSとOS管理データ部から成るOS関連領域、303は空き領域、304はアプリケーション領域、305は本実施形態で動作するインストール処理関連プログラム領域、306は本実施形態に関連するデータを保持する関連データ領域である。
インストール処理関連プログラム領域305は、クライアント装置41〜43で使用するインストーラを作成する処理を行うプログラムを格納する領域であり、このプログラムにより、プリンタドライバの設定をカスタマイズのために使用するの設定変更用データ(以下、カスタマイズデータと記す)が作成され、作成されたカスタマイズデータは関連データ領域306に保持される。
311〜316はクライアント装置41〜43のメモリマップであり、それぞれサーバ装置40の対応する項目と同じである。315はクライアント装置41〜43におけるインストール処理関連プログラム領域であり、ドライバインストール処理の他に、カスタマイズデータによってプリンタドライバの設定値をカスタマイズのためのデータ更新処理を含む。316は本実施形態に関連するデータを保持する領域であり、カスタマイズデータは領域315若しくは316に保持される。
<OS関連領域302の詳細>
図4は、本実施形態におけるシステム構成とメモリ関係を示す概念図である。
ホストコンピュータ300のシステム350は、プリンタドライバの本体プログラムから成るドライバモジュール351と、プリンタドライバで利用する各種設定値データが存在するOS管理データ部352(OS関連領域302内)とを備えている。OS管理データ部352は、プリンタドライバがOSを介して利用できるデータ領域であり、ファイルやシステムが管理しているデータ領域(例えばWindows(登録商標)の場合はレジストリ)等を指す。OS管理データ部352には、デバイス設定データ352a、印刷設定データ352b、お気に入りデータ352c、及びお気に入り管理テーブル352dが存在する。
プリンタドライバは、自身が動作する際には、保存されている設定値データを読み出し、その設定値データに従って動作し、設定値データに変更があった場合は書き戻しを行う。本実施形態では、設定値データとして、デバイス設定データ352a、印刷設定データ352b、及びお気に入りデータ352cを例にとって説明する。
デバイス設定データ352aは、主にハードウェア的な能力や着脱可能なオプションの装備状況に関する情報であり、両面印刷用のユニット、ホチキス止めやパンチ穴を開けるフィニッシャ、給紙段を増やす給紙カセットやペーパーデッキ、受信能力に関わるメモリサイズやハードディスクの有無、等がそれに当たる。このデバイス設定データをドライバモジュール351側で管理することで、印刷時にプリンタドライバで利用可能な機能を制限することができる。
印刷設定データ352bは、アプリケーションからプリンタ50に印刷する際に印刷方法を指定する各種設定データであり、用紙サイズや部数、レイアウトや品質等の情報を有するほか、両面印刷やホチキス止めの可否等、デバイス設定の影響を受ける項目もある。
お気に入りデータ352cは、一組の印刷設定とその管理情報(名称やコメント等)を持ち、印刷設定を一括変換するために用いる。また、お気に入り管理テーブル352dは、複数のお気に入りデータを管理するために存在し、名称一覧や属性を示すためのフラグ等を保存している。
上記各設定データのフォーマット一覧を図5(a)〜(d)に示す。
<プリンタドライバのインストール時の処理>
図6は、本実施形態におけるプリンタドライバのインストール時の処理を示すフローチャートである。
インストール作業は、システムが提供するツールや、メーカーが提供する専用のインストーラを使って行うことができる。それらを実行すると、まずシステムとのやり取りに従ってドライバモジュール351(図4参照)がコピーされ、システム350に登録される(ステップS601)。次にシステム350によってプリンタドライバがロード及び実行され、初期値作成モードとなる。このとき、ステップS602において、デバイス設定データ352aの初期値を作成し、OS管理データ部352へ登録を行う。
同様にステップS603において、印刷設定データ352bの初期値を作成し、OS管理データ部352へ登録を行う。最後にステップS604において、各お気に入りデータ352cと、その管理情報をまとめたお気に入り管理テーブル352dをOS管理データ部352へ登録する。
<プリンタドライバ操作時(設定変更時)の処理>
図7及び図8は、本実施形態におけるプリンタドライバ操作時(設定変更時)の処理をフローチャートである。
プリンタドライバでは、GUI(グラフィック・ユーザ・インターフェース)等を通して設定値を変更することができる。まずシステムやアプリケーションによってプリンタドライバがロードされると、プリンタドライバが起動し(ステップS701)、プリンタドライバは必要なデータの初期化を行う(ステップS702)。ここでは、OS管理データ部352からデバイス設定データ、印刷設定データ、及びお気に入りデータを読み込み、利用可能な状態にする。またGUIにて設定変更するモードである場合は、このときGUIを表示する。
次にデバイス設定の変更がされた場合には(ステップS704)、デバイス設定データの更新を行い(ステップS705)、必要ならば印刷設定データの整合処理を行う(ステップS706)。印刷設定が変更された場合には(ステップS707)、印刷設定データの更新を行う(ステップS708)。既存のお気に入りを選択した場合は(ステップS709)、該当するお気に入りデータで印刷設定データを一括変換し(ステップS710)、必要ならば印刷設定データの整合処理を行う(ステップS711)。お気に入りを追加したり編集した場合は(ステップS712)、該当するお気に入りデータをOS管理データ部352に登録し(ステップS713)、お気に入り管理テーブル352dを更新する(ステップS714)。またそれ以外のプリンタドライバ処理は、しかるべき処理手順で作業を行う(ステップS715)。
作業が終わるとプリンタドライバ終了通知がなされ(ステップS703)、ステップS716にて終了処理を行う。この終了処理では、デバイス設定データや印刷設定データの書き戻しを行う。プリンタドライバはOS管理データ部352に設定値を残しているため、次回起動時には直前の操作による設定が有効になる。最後にシステムやアプリケーションによってプリンタドライバはアンロードされる。
<本実施形態の特徴的な処理>
以下、図9〜図21を参照して、サーバ装置40で、管理者が望む設定にカスタマイズするためのインストーラを作り、そのインストーラをクライアント装置41〜43にインストールする処理について説明する。
I.サーバ装置40でのインストーラ作成時の処理
図9は、本実施形態におけるサーバ装置40でのインストーラ作成時の処理を示すフローチャートである。図10は、本処理でのシステム構成とメモリ関係を示す概念図であり、サーバ装置40上において本実施形態のカスタマイズデータを作成するカスタマイズデータ作成環境を示している。
図9及び図10を用いて、プリンタドライバの設定をプリンタ管理者の望む初期設定にカスタマイズするためのインストーラを作成するサーバ装置40上での処理について説明する。
最初にステップS801において、カスタマイズデータ作成ツール360のインストール処理部361は、サーバ装置40上のシステム350にインストール対象とするプリンタドライバをインストールする。このとき図6で説明した処理が実行され、OS管理データ部352には初期状態の設定値データ、すなわちデバイス設定データ、印刷設定データ、及びお気に入りデータが書き込まれる(図10のT1,T2参照)。
次にステップS802において、管理者はプリンタドライバの持つユーザインターフェース(UI)を介して目的とする設定変更を行う。このとき図7及び図8で説明した処理が実行され、変更結果はOS管理データ部352に保存される(図10のT2)。図11、図12及び図13は、実際にUI上で設定を変更する様子を例示したものであり、図14はデフォルト設定値のセットと変更後の設定値(カスタム設定値)のセットを例示したものである。
図11(a),(b)はデバイス設定の画面であり、同図(a)に例示したようにサイドペーパーデッキ、排紙オプション、及びLIPS拡張メモリの3項目を変えたものとすると、その部分が変更されたデバイス設定データが同図(b)に示すようにOS管理データ部352に保存される。図14(a)はそのデータを表したものである。
同様に、図12(a),(b)と図14(b)は印刷設定に関する変更例であり、図13(a),(b)と図14(c)は、お気に入りを追加したときのお気に入り管理テーブル352dの変化を例示したものである。
なお、ここでは3種類のデータを同時に示しているが、このうちのいくつかだけをカスタマイズ対象としても良い。
次にステップS803において、カスタマイズデータ作成ツール360のカスタマイズデータ作成部362は、OS管理データ部352に保存されている設定データを読み出し、それをカスタマイズデータとしてステップS804においてカスタマイズデータファイル370に保存する(図10のT3)。ファイル370に保存されるカスタマイズデータは、デバイス設定又は印刷設定の場合は図14(a),(b)におけるカスタム設定値の1セットであり、お気に入りの場合は図14(c)に示す管理テーブルと実際のお気に入りデータとなる。
ステップS802からステップS804の繰り返しにより複数のファイルを登録することが可能であるが、それらを区別して管理するためにステップS805において、ファイル毎に名称やコメント等の管理情報を付加する。
その後ステップS806においては、インストールするドライバモジュールと、カスタマイズデータファイルと、カスタマイズデータを設定データ(既にシステムに保存されている)に反映させるデータ更新処理部とを統合したインストーラを作成し、さらにステップS807において、作成したインストーラをクライアント装置41〜43へ送信して、本処理を終了する。
II.クライアント装置でのインストール時の処理
図15は、本実施形態におけるインストーラによるプリンタドライバのインストール処理を示すフローチャートである。図15は、本処理でのシステム構成とメモリ関係を示す概念図であり、サーバ装置40で作成したインストーラを使って実際にクライアント装置41〜43にインストールを行う処理のフローを示している。
クライアント装置41〜43がサーバ装置40から送信されたインストーラを受信し、インストーラが起動すると、最初にステップS1201においてクライアント装置41〜43上にプリンタドライバをインストールする。このとき図6で説明した処理が実行され、OS管理データ部352には初期状態の設定値データ、すなわちデバイス設定データ、印刷設定データ、及びお気に入りデータが書き込まれる(図16のT11,T12)。
次にステップS1202においてユーザインターフェースを表示し、どの設定を初期値とするかをユーザが選択する。図17(a),(b)及び図18は、実際にUI上で初期値を選択する様子を例示したものである。図17(a)はデバイス設定を変更するための画面であり、デバイスによって装備が異なるような場合に自分が利用するデバイスに該当するものを選択する。本画面ではタイトルやコメントを頼りに選択できる例を示している。図17(b)は印刷設定を変更するための画面であり、初期値としたい設定を持つ選択肢を選択する。図18はお気に入りデータを登録するための画面であり、追加したいお気に入りを選択する。
選択を確定することで次のステップS1203に進んで該当する設定データを読み込み、ステップS1204にてOS管理データ部352に保存されているデータに上書きする(図16のT3)。図19、図20及び図21は、それぞれ図17(a),(b)及び図18での選択結果を反映させたユーザインターフェースを示している。
図19はデバイス設定、図20は印刷設定を示したもので、左図がデータの内容であり、右図が反映した結果の画面である。また図21はお気に入りを示したもので、図18で選択したお気に入りが追加されている。
なお、管理者が全ユーザに対して同じ設定を持つような環境を作りたければ、データを一つだけ用意し、ステップS1202の選択ステップを省くことで実現可能である。
以上のように本実施形態によれば、予め管理者はサーバ装置40において複数のカスタマイズデータを含めたインストーラを作成して送信し、クライアント装置41〜43のユーザはそのインストーラを使って初期設定を選択肢の中から選ぶことで、プリンタドライバの設定値のカスタマイズを行うようにしたので、次のような利点を有する。
(1)管理者がインストーラを一つ作成するだけで、それを利用する全てのクライアント装置において、管理者の望むように業務に即した印刷環境を容易に構築することができる。これは大規模オフィス等でユーザ数が多い場合は特に有用である。
(2)管理者が複数のカスタマイズデータを用意し、インストール時に選択できるようにすることで、業務が細分化している場合やユーザニーズが多様化している場合にも一つのインストーラで対応することができる。これにより、必要な初期値パターンが多い場合は大きなコストダウン効果が望める。
(3)各クライアント装置41〜43のデバイス設定を管理者が決めた通りに反映することができるので、全てのクライアント装置41〜43において印刷時に利用可能な機能を初めから過不足なく設定することができる。これは、デバイスがオフラインでもクライアント装置ユーザの手を煩わさずに設定することができる。
(4)各クライアント装置41〜43の印刷設定を管理者が決めた通りに反映することで、定型文書の印刷であれば、印刷時にクライアント装置ユーザによる設定変更の手間を省く効果がある。
[第2実施形態]
上記第1実施形態では、プリンタドライバの設定データ全体を更新するようにしたが、本実施形態では該当項目をピンポイントで更新する形態の処理フローを説明する。
<サーバ装置40でのインストーラ作成時の処理>
図22は、本発明の第2実施形態に係るサーバ装置40でのインストーラ作成時の処理を示すフローチャートである。
最初にステップS1601において、プリンタドライバのインストールを行い、続くステップS1602では、ドライバUI上で設定値の変更を行う。これは、上記の第1実施形態における図9のステップS801及びステップS802と同様である。
次にステップS1603において変更点の検知を行う。変更点の検知は、例えば変更前後のデータの比較で行う方法や、ユーザ操作をトレースして操作履歴から判別する方法などがあるが、他の方法でも構わない。
そしてステップS1604において、抽出した変更点をデータ化し、この変更点データ(カスタマイズデータ)をファイルに保存する。ここで、図11及び図12に示すような変更をした場合、作成される変更点データは、それぞれ図24(a),(b)に示すようになる。なお、ここでは変更点をテーブル形式で表現しているが、スクリプトで表現したり、他のデータ形式で表現することも可能である。なお、図24では、お気に入りに関するデータは図示していないが、同様に実現できることは言うまでもない。
その後のステップS1605では各変更点データファイル毎に管理情報を付加し、さらにステップS1606においてインストーラを作成し、ステップS1607において各クライアント装置41〜43にインストーラを送信する。この3つのステップ(ステップS1605、ステップS1606、ステップS1607)は第1実施形態のステップS805〜ステップS807と同様である。
なお、図23で示すフローのように、ユーザインターフェースでの操作を介さずに直接変更点データを作成することも可能である。ここでは、ステップS1701において直接、図24に示すような変更点データ(カスタマイズデータ)を作成し、これに管理情報を付加する(ステップS1702)。このようにして、ステップS1606と同様のインストーラを作成することもできる(ステップS1703)。
<クライアント装置でのインストール時の処理>
I.第1の例
図25は、本実施形態におけるインストーラによるプリンタドライバのインストール処理(第1の例)を示すフローチャートである。このフローチャートを参照して、サーバ装置40で作成したインストーラを使って実際にクライアント装置41〜43にインストールを行う処理を説明する。
インストーラが起動すると、まずステップS1901においてクライアント装置41〜43上にプリンタドライバがインストールされ、続くステップS1902においてユーザインターフェースを介してユーザは初期値とすべきカスタマイズデータを選択する。
次にステップS1903では、OS管理データ部352に保存されている設定データを読み込み、ステップS1904において、読み込まれた設定データに対して、インストーラに添付されている変更点データを基に変更すべき項目を変更し、最後にステップS1905において、その変更された設定データをOS管理データ部352に書き戻す。
II.第2の例
プリンタドライバに外部プログラムからの設定値変更要求を受け付ける外部要求処理部(図27の353参照)がある場合は、設定値変更要求を発行することもできる。以下、この例について説明する。
図26は、本実施形態におけるインストーラによるプリンタドライバのインストール処理(第2の例)を示すフローチャートである。図27は、本処理でのシステム構成とメモリ関係を示す概念図であり、サーバ装置40で作成したインストーラを使って実際にクライアント装置41〜43にインストールを行う処理(第2の例)のフローを示している。
まず、ステップS2001及びステップS2002では、上記ステップS1901及びステップS1902と同じで、インストーラ380のインストール処理部381によるプリンタドライバのインストールと(図27のT21,T22)、初期値とすべきカスタマイズデータの選択を行う。
次のステップS2003において、インストーラ380は、インストールしたプリンタドライバをロードし、データ更新処理部382は、ステップS2004において変更点データを参照し、変更すべき項目全てに関して設定変更要求を発行する(図27のT23)。全ての変更要求が終わったら、ステップS2005においてインストーラ380によってプリンタドライバのアンロードを行う。
次に、この設定変更要求を受け取ったときのプリンタドライバの処理について、図28及び図29のフローチャートを用いて説明する。
まずインストーラ380によってプリンタドライバがロードされると、プリンタドライバが起動し(ステップS2201)、プリンタドライバは必要なデータの初期化を行う(ステップS2202)。ここでは、OS管理データ部352からデバイス設定データ、印刷設定データ及びお気に入りデータを読み込み、利用可能な状態にする。これ以降は、外部要求処理部353の処理要求受付インターフェースを通して、外部プログラムからの設定変更要求を含む各種要求を受け付ける状態となる。
そして、デバイス情報取得要求を受け付けた場合には(ステップS2204)、ステップS2206においてデバイスと直接通信を行ってデバイスオプションの装備状況等のデバイス情報を取得し、ステップS2207において内部的に保持していた(ステップS2202で初期化した)デバイス設定データを更新する。ここでデバイス設定が変更されたので、必要があればステップS2208において印刷設定データの整合処理を行う。
次に、デバイス設定変更要求を受け付けた場合には(ステップS2205)、デバイス設定データ中の指定された項目を指定された設定値で更新し(ステップS2207)、必要があれば印刷設定データの整合処理を行う(ステップS2208)。
また、印刷設定変更要求を受け付けた場合は(ステップS2209)、印刷設定データ中の指定された項目を指定された設定値で更新し(ステップS2210)、お気に入り変更要求を受け付けた場合は(ステップS2211)、指定されたお気に入りの持つ印刷設定データで、内部的に保持していた(ステップS2202で初期化した)印刷設定データを更新する(ステップS2212)。またデバイス設定を無視して一括変換を行っているので、必要があれば印刷設定データの整合処理を行う(ステップS2213)。
また、お気に入り登録要求を受け付けた場合は(ステップS2214)、指定されたお気に入りデータをOS管理データ部352に登録し(ステップS2215)、お気に入り管理テーブル352dに新しいお気に入りを追記する等の更新処理を行う(ステップS2216)。またそれ以外のプリンタドライバ処理は、しかるべき処理手順で作業を行う(ステップS2217)。
全てのデータ更新要求処理が終わるとプリンタドライバ終了通知がなされ(ステップS2203)、ステップS2218において終了処理を行う。ここではデバイス設定データや印刷設定データの書き戻しを行う。プリンタドライバはOS管理データ部352に設定値を残しているため、次回起動時には直前の操作による設定が有効になる。最後にインストーラ380によってプリンタドライバはアンロードされる。
以上の処理によって、クライアント装置41〜43のユーザがインストールの一連の作業を行う間に、デバイス設定、印刷設定、及び/又はお気に入りの各設定データが、管理者の用意した設定の一つに若しくは管理者の望む設定にカスタマイズされたことになる。
本実施形態によれば、インストーラに含めるデータサイズを小さくすることができ、またデータフォーマットの違いに影響されないカスタマイズを行うことができる。
[第3実施形態]
上記第1及び第2実施形態では、複数のカスタマイズデータをインストーラに含めたが、本実施形態ではカスタマイズデータの一覧情報やそのデータの実体はサーバ装置40で管理し、クライアント装置41〜43からの要求に応じて必要なものだけを送付する形態の処理フローを説明する。なお、設定データの変更の形態は、第1実施形態のように設定データ全体を上書きしても良いし、第2実施形態のように部分的に変更しても良い。
図30は、本発明の第3実施形態に係るサーバ装置40でのカスタマイズデータ管理処理を示すフローチャートであり、サーバ装置40がクライアント装置41〜43からのカスタマイズデータに関する問い合わせを受けたときの処理を示したものである。
なお、予めカスタマイズデータを作成してサーバ装置40で管理しておくものとする。
まずプリンタドライバからカスタマイズデータの一覧情報の要求が来た場合は(ステップS2301)、サーバ装置40で管理している一覧情報を要求元のクライアント装置に返送する(ステップS2302)。次に、カスタマイズデータの実体の要求が来た場合は(ステップS2303)、カスタマイズデータの実体を要求元のクライアント装置に返送する(ステップS2304)。以上の要求受付処理を、クライアント装置41〜43からの要求がある限り続ける。
なお、ステップS2302の処理では、要求元のクライアント装置を判断して、一部のカスタマイズデータに制限した一覧情報を返送する処理にしても良い。それによって、クライアント装置が所属する部署やフロアに適合したものだけをリストさせることもできるし、管理者がクライアント装置の権限に応じて制限をかけることもできる。
次に、図31は、本実施形態に係るインストーラによるプリンタドライバのインストール処理を示すフローチャートであり、サーバ装置40で作成したインストーラを使って実際にクライアント装置41〜43にインストールを行う処理を示したものである。
最初にステップS2401においてプリンタドライバをインストールし、次のステップS2402では、サーバ装置40と通信を行い、カスタマイズデータの一覧情報の取得要求を発行する。ここでサーバ装置40からは一覧情報が返ってくるので、それをステップS2403においてユーザインターフェースに表示し、ユーザはここから適切なものを選択する。
次に、ユーザが選択した選択肢に該当するカスタマイズデータの実体をダウンロードするようにサーバ装置40に対して要求する。そして、サーバ装置40からデータの返信を受け取ったら(ステップS2404)、ステップS2405において、OS管理データ部352に保存されている設定データを更新して終了となる。
以上の処理によって、クライアント装置のユーザがインストールの一連の作業を行う間に、デバイス設定、印刷設定、及び/又はお気に入りの各設定データが、管理者の用意した設定の一つに若しくは管理者の望む設定にカスタマイズされたことになる。
本実施形態によれば、カスタマイズデータはサーバ装置40において最新のものを管理することができ、且つインストーラサイズを小さくすることができる。
本発明は、上述した実施形態の装置に限定されず、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、一つの機器から成る装置に適用しても良い。前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体をシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、完成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMを用いることができる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、次のプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPUなどが処理を行って実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の実施形態を示す印刷処理システムの構成例である。 実施形態に係る印刷処理システムの内部構成を説明するブロック図である。 実施形態におけるRAM2のメモリマップを示す図である。 実施形態におけるシステム構成とメモリ関係の概念図である。 実施形態における設定値のデータフォーマット一覧を例示する図である。 第1実施形態におけるプリンタドライバのインストール処理を示すフロー図である。 第1実施形態におけるプリンタドライバ操作時の内部処理を示すフロー図である。 図7の続きのフロー図である。 第1実施形態におけるサーバ装置40でのインストーラ作成時の処理を示すフロー図である。 第1実施形態におけるシステム構成とメモリ関係の概念図である。 インストーラ作成時のGUI作業を示す図である。 インストーラ作成時のGUI作業を示す図である。 インストーラ作成時のGUI作業を示す図である。 カスタマイズデータの例を示す図である。 第1実施形態におけるインストーラによるプリンタドライバのインストール処理を示すフロー図である。 第1実施形態におけるシステム構成とメモリ関係の概念図である。 インストール実行時に初期値選択のために表示されるUIの一例を示す図である。 インストール実行時に初期値選択のために表示されるUIの一例を示す図である。 インストール実行時に初期値選択したときの結果画面の一例を示す図である。 インストール実行時に初期値選択したときの結果画面の一例を示す図である。 インストール実行時に初期値選択したときの結果画面の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るサーバ装置40でのインストーラ作成時の処理を示すフロー図である。 第2実施形態におけるサーバ装置40でのインストーラ作成時の他の処理を示すフロー図である。 第2実施形態に係るカスタマイズデータの例を示す図である。 第2実施形態におけるインストーラによるプリンタドライバのインストール処理を示すフロー図である。 実施形態におけるインストーラによるプリンタドライバのインストール処理を示すフロー図である。 第2実施形態におけるシステム構成とメモリ関係の概念図である。 第2実施形態におけるプリンタドライバの処理要求受付時の処理を示すフロー図である。 図28の続きのフロー図である。 本発明の第3実施形態に係るサーバ装置40でのカスタマイズデータ管理処理を示すフロー図である。 第3実施形態におけるインストーラによるプリンタドライバのインストール処理を示すフロー図である。
符号の説明
30 ネットワーク
31 送受信部
40 サーバ装置
41〜43 クライアント装置
352 OS管理データ部
362 カスタマイズデータ作成部
370 カスタマイズデータファイル
380 インストーラ
381 インストール処理部
382 データ更新処理部

Claims (19)

  1. リンタドライバの設定を変更するための複数の設定変更用データを登録する設定データ登録工程と、
    前記設定データ登録工程で登録した複数の設定変更用データを含む1つのインストーラを作成するインストーラ作成工程とを有し、
    前記インストーラ作成工程では、前記インストーラが実行され前記プリンタドライバがインストールされる際に前記プリンタドライバの初期値を前記複数の設定変更用データから選択可能とする画面を表示するように前記インストーラを作成することを特徴とするプリンタドライバのインストーラ作成方法。
  2. インストールされているプリンタドライバの持つユーザインターフェースを介して行なわれた設定変更の結果を設定データとして保存する保存工程を有し、
    前記設定データ登録工程では、前記保存工程で保存された前記設定データを読み出し前記設定変更用データとして登録することを特徴とする請求項1に記載のプリンタドライバのインストーラ作成方法。
  3. 前記設定データ登録工程では、前記プリンタドライバの設定の変更点を抽出した変更点データを前記設定変更用データとして登録することを特徴とする請求項1または2に記載のプリンタドライバのインストーラ作成方法
  4. 前記複数の設定変更用データはデバイス設定、印刷設定、お気に入り設定のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプリンタドライバのインストーラ作成方法。
  5. 前記プリンタドライバの初期値は前記インストーラに含まれる前記複数の設定変更用データのうち前記表示された画面において選択された前記設定変更用データがOS管理データ部に書き込まれることで設定される前記プリンタドライバの設定であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプリンタドライバのインストーラ作成方法。
  6. 前記インストーラ作成工程では、前記複数の設定変更用データを区別するための管理情報を前記作成されるインストーラに付加し、
    前記管理情報を用いることで前記プリンタドライバの初期値を前記複数の設定変更用データから選択可能とする画面を表示するように前記インストーラを作成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のプリンタドライバのインストーラ作成方法。
  7. 複数の設定変更用データを含む1つのプリンタドライバのインストーラを起動する起動工程と、
    前記プリンタドライバの初期値を前記インストーラに含まれる前記複数の設定変更用データから選択可能とする画面を表示する表示工程と、
    前記表示工程で表示される画面において選択された前記設定変更用データを前記起動工程で起動される前記インストーラによってインストールされる前記プリンタドライバの初期値に設定する設定工程とを有し、
    前記設定工程で設定する前記設定変更用データは、デバイス設定、印刷設定、お気に入り設定のうち少なくとも1つを含むことを特徴とするプリンタドライバのインストール方法。
  8. 前記プリンタドライバの初期値は前記インストーラに含まれる前記複数の設定変更用データのうち前記表示された画面において選択された前記設定変更用データがOS管理データ部に書き込まれることで設定される前記プリンタドライバの設定であることを特徴とする請求項6に記載のプリンタドライバのインストール方法。
  9. 前記プリンタドライバのインストーラには前記複数の設定変更用データを区別するための管理情報が付加されており、
    前記表示工程では、前記管理情報を用いることで前記プリンタドライバの初期値を前記インストーラに含まれる複数の設定変更用データから選択可能とする画面を表示することを特徴とする請求項7または8に記載のプリンタドライバのインストール方法。
  10. プリンタドライバの設定を変更するための複数の設定変更用データを登録する設定データ登録手段と、
    前記設定データ登録手段で登録した複数の設定変更用データを含む1つのインストーラを作成するインストーラ作成手段とを有し、
    前記インストーラ作成手段は、前記インストーラが実行され前記プリンタドライバがインストールされる際に前記プリンタドライバの初期値を前記複数の設定変更用データから選択可能とする画面を表示するように前記インストーラを作成することを特徴とする情報処理装置。
  11. インストールされているプリンタドライバの持つユーザインターフェースを介して行なわれた設定変更の結果を設定データとして保存する保存手段を有し、
    前記設定データ登録手段は、前記保存手段によって保存された前記設定データを読み出し前記設定変更用データとして登録することを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記設定データ登録手段は、前記プリンタドライバの設定の変更点を抽出した変更点データを前記設定変更用データとして登録することを特徴とする請求項10または11に記載の情報処理装置
  13. 前記複数の設定変更用データはデバイス設定、印刷設定、お気に入り設定のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  14. 前記インストーラ作成手段は、前記複数の設定変更用データを区別するための管理情報を前記作成されるインストーラに付加し、
    前記管理情報を用いることで前記プリンタドライバの初期値を前記複数の設定変更用データから選択可能とする画面を表示するように前記インストーラを作成することを特徴とする請求項10乃至13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  15. 複数の設定変更用データを含む1つのプリンタドライバのインストーラを起動する起動手段と、
    前記プリンタドライバの初期値を前記インストーラに含まれる前記複数の設定変更用データから選択可能とする画面を表示する表示手段と、
    前記表示手段によって表示される画面において選択された前記設定変更用データを前記起動手段によって起動される前記インストーラによってインストールされる前記プリンタドライバの初期値に設定する設定手段とを有し、
    前記設定手段によって設定する前記設定変更用データは、デバイス設定、印刷設定、お気に入り設定のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする情報処理装置。
  16. 前記プリンタドライバのインストーラには前記複数の設定変更用データを区別するための管理情報が付加されており、
    前記表示手段では、前記管理情報を用いることで前記プリンタドライバの初期値を前記インストーラに含まれる複数の設定変更用データから選択可能とする画面を表示することを特徴とする請求項15に記載の情報処理装置。
  17. 前記プリンタドライバの初期値は前記インストーラに含まれる前記複数の設定変更用データのうち前記表示された画面において選択された前記設定変更用データがOS管理データ部に書き込まれることで設定される前記プリンタドライバの設定であることを特徴とする請求項10乃至15のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  18. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  19. 請求項18に記載のプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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