JP2016088522A - 繰出容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易に構成できると共に棒状内容物を最後まで使い切り易い繰出容器を提供すること。
【解決手段】螺旋溝12が形成された外筒部2と、外筒部内に軸線O方向に移動不能で且つ軸線回りに回転自在に配設され、軸線方向に延びる案内孔15が形成された内筒部3と、内筒部内に軸線方向に沿って昇降自在に配設され、案内孔を通して螺旋溝に係合する被案内突起21、及び棒状内容物Xが上方に向けて立設される支持皿20を備えた昇降部材4とを備え、昇降部材は、棒状内容物の下端部を径方向外側から囲繞する囲繞筒25を備え、囲繞筒は、弾性変形可能に形成されている、又は内筒部に対して昇降部材が上昇端位置に位置したときに支持皿から分離可能に形成されている繰出容器1を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、繰出容器に関する。
従来から、内周面に螺旋溝が形成された外筒部と、外筒部内に軸線方向に移動不能で且つ軸線回りに回転自在に配設されると共に、軸線方向に延びる第1、第2案内孔が形成された内筒部と、内筒部内に軸線方向に沿って昇降自在に配設されると共に、軸線方向に延びる補助ガイド孔、及び第1案内孔に摺動自在に係合する第1案内突起が形成された筒状のスカート部と、スカート部内に軸線方向に沿って昇降自在に配設され、棒状内容物が上方に向けて立設される支持皿と補助ガイド孔及び第2案内孔を通して螺旋溝に係合する第2案内突起とを備える昇降部材と、を備え、補助ガイド孔に、幅小部と、幅小部を軸線方向に挟む両側に位置する幅広部と、が形成され、第2案内突起が、補助ガイド孔のうち幅小部の下方に位置する幅広部に配置されている繰出容器が知られている。
この繰出容器では、外筒部と内筒部とを軸線回りに相対的に回転させると、第1案内突起が第1案内孔の上部係止部に係止されるまでは、昇降部材がスカート部と共に内筒部内を上昇し、第1案内突起が第1案内孔の上部係止部に係止された後は、第2案内突起が補助ガイド孔の幅小部に圧縮状態で摺接しつつ幅小部を上方に乗り越えることによって、昇降部材のみが上昇し、支持皿上の棒状内容物の下端部が外筒部から上方に露出する。
特許第3510354号公報
上記従来の繰出容器では、スカート部が上昇端位置に達した後に、さらに昇降部材のみを上昇させることで棒状内容物の残量が少なくなった場合であっても使用することが可能である。しかしながら、棒状内容物を最後まで使い切ることについて改善の余地があった。さらに、従来の繰出容器は、多数の部品で構成されているため、簡易な構成とすることに改善の余地があった。特に、外筒部の内側に、内筒部、スカート部及び昇降部材の3部品を順次組み合わせる構成であるので、構成が複雑になり易かった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、簡易に構成できると共に、棒状内容物を最後まで使い切り易い繰出容器を提供することである。
上記の目的を達成するために、この発明は以下の手段を提供している。
(1)本発明に係る繰出容器は、内周面に螺旋溝が形成された外筒部と、前記外筒部内に軸線方向に移動不能で且つ軸線回りに回転自在に配設されると共に、軸線方向に延びる案内孔が形成された内筒部と、前記内筒部内に軸線方向に沿って昇降自在に配設されると共に、前記案内孔を通して前記螺旋溝に係合する被案内突起、及び棒状内容物が上方に向けて立設される支持皿を備えた昇降部材と、を備え、前記昇降部材は、前記棒状内容物の下端部を径方向外側から囲繞する囲繞筒を備え、前記囲繞筒は、弾性変形可能に形成されている、又は前記内筒部に対して前記昇降部材が上昇端位置に位置したときに前記支持皿から分離可能に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、外筒部及び内筒部を軸線回りに相対的に回転させると、被案内突起が案内孔内および螺旋溝内を摺動することで、昇降部材が内筒部内を上昇する。これにより、棒状内容物を外筒部及び内筒部から突出させることができると共に、外筒部及び内筒部に対する棒状内容物の突出量を調整できるので、棒状内容物を上端部から使用することができる。
ところで、棒状内容物の下端部を囲繞している囲繞筒は、弾性変形可能に形成されている、または内筒部に対して昇降部材が上昇端位置に位置したときに支持皿から分離可能に形成されているので、棒状内容物の残量が少なくなった場合であっても、棒状内容物の下端部を引き続き使用することができる。
例えば、囲繞筒が弾性変形可能に形成されている場合には、内筒部に対して昇降部材を上昇端位置に位置させることで、囲繞筒を外筒部及び内筒部よりも上方に突出させた後、囲繞筒を例えば対象物に押し付けることで弾性変形させることができる。従って、棒状内容物を下端部まで引き続き使用することができ、棒状内容物を最後まで使い切り易い。
一方、囲繞筒が支持皿から分離可能に形成されている場合には、内筒部に対して昇降部材を上昇端位置に位置させた後、支持皿と囲繞筒とを分離させることで、棒状内容物の下端部を外部に露出させた状態で外筒部及び内筒部よりも上方に突出させることができる。従って、この場合も同様に、棒状内容物を最後まで使い切り易くなる。
このように、いずれの場合であっても、棒状内容物を下端部まで無駄なく使い切ることが可能となる。さらに、外筒部の内側に、内筒部及び昇降部材を組み合わせる構成であるので、従来に比べて部品点数を減らすことができ、構成の簡易化及び低コスト化を図ることができる。
(2)前記囲繞筒は、前記棒状内容物の周方向に沿って延びた帯状部と、前記帯状部の周端部同士を破断可能に接続する弱化部と、を備え、前記内筒部に対して前記昇降部材が上昇端位置に位置したときに前記外筒部及び前記内筒部よりも上方に突出しても良い。
この場合には、囲繞筒を外筒部及び内筒部よりも上方に突出させた後、帯状部を捩じる等して該帯状部に外力を加えることで、弱化部を破断させながら帯状部を例えば毟り取ることができる。これにより、棒状内容物の下端部を外部に速やかに露出させることができ、棒状内容物を最後まで使い切り易い。
(3)前記内筒部に対して前記昇降部材が上昇端位置に位置したときに、前記支持皿が前記囲繞筒に対して上方に分離することで前記棒状内容物を前記外筒部及び前記内筒部よりも上方に突出させても良い。
この場合には、昇降部材を内筒部に対して上昇端位置に位置させることで、囲繞筒に対して支持皿を上方に分離しながら移動させ、棒状内容物を外筒部及び内筒部よりも上方に押し上げて突出させることができる。従って、棒状内容物の下端部を外部に露出させることができるので、棒状内容物を最後まで使い切り易くなる。
本発明によれば、簡易に構成できると共に、棒状内容物を最後まで使い切り易くすることができる。
本発明に係る第1実施形態を示す図であって、昇降部材が内筒部に対して下降端位置に位置した状態を示す繰出容器の縦断面図である。 図1に示す状態から、オーバーキャップを取り外した後、昇降部材が内筒部に対して上昇端位置に位置した状態を示す繰出容器の縦断面図である。 本発明に係る第2実施形態を示す図であって、昇降部材が内筒部に対して下降端位置に位置した状態を示す繰出容器の縦断面図である。 図3に示す状態から、オーバーキャップを取り外した後、昇降部材が内筒部に対して上昇端位置に位置した状態を示す繰出容器の縦断面図である。 本発明に係る第3実施形態を示す図であって、昇降部材が内筒部に対して下降端位置に位置した状態を示す繰出容器の縦断面図である。 図5に示す状態から、オーバーキャップを取り外した後、昇降部材が内筒部に対して上昇端位置に位置した状態を示す繰出容器の縦断面図である。 本発明に係る第4実施形態を示す図であって、昇降部材が内筒部に対して下降端位置に位置した状態を示す繰出容器の縦断面図である。 図7に示すA−A線に沿った繰出容器の縦断面図である。 図7に示す状態から、オーバーキャップを取り外した後、昇降部材が内筒部に対して上昇した状態を示す繰出容器の縦断面図である。 図9に示す状態における、案内孔と被案内突起との位置関係を示す図である。 図9に示す状態から、昇降部材がさらに上昇して、内筒部に対して上昇端位置に位置した状態を示す繰出容器の縦断面図である。 図11に示す状態における、案内孔と被案内突起との位置関係を示す図である。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態の繰出容器1は、内周面に螺旋溝12が形成された外筒部2と、外筒部2内に軸線O方向に移動不能で且つ軸線O回りに回転自在に配設されると共に、軸線O方向に延びる案内孔15が形成された内筒部3と、内筒部3内に軸線O方向に沿って昇降自在に配設された筒状の昇降部材4と、を備えている。
外筒部2は、有底筒状の化粧筒10と、化粧筒10内に嵌合された螺旋筒11と、を備えている。
螺旋筒11の内周面には、一対の螺旋溝12が形成されている。螺旋溝12は、螺旋筒11の内周面において、軸線Oを径方向に挟む両側に位置する部分に各別に形成されている。これにより、一対の螺旋溝12は、軸線Oを挟んで径方向に向かい合って配置され、軸線O方向に互いに交差することなく螺旋筒11の内周面に形成されている。
なお、化粧筒10の内周面及び螺旋筒11の外周面には、互いに係合し合うことで化粧筒10及び螺旋筒11の相対的な軸線O回りの回転移動を規制する図示しない規制部が形成されている。
なお、本実施形態において、外筒部2、内筒部3及び昇降部材4は軸線Oと同軸に配設されている。以下、軸線O方向に沿って、外筒部2における化粧筒10の底部10a側を下側といい、これとは反対側を上側という。また、軸線O方向から見た平面視において、軸線Oに直交する方向を径方向といい、軸線O回りに周回する方向を周方向という。
内筒部3は、化粧筒10の底部10aから上方に向けて延在し、外筒部2よりも上方に突出している。案内孔15は、内筒部3に一対形成されると共に内筒部3を径方向に貫いている。案内孔15は、内筒部3において、軸線Oを径方向に挟む両側に位置する部分に各別に形成されている。
案内孔15の上端部には、周方向に延びる図示しない係止孔が一体に接続されている。この係止孔に後述する被案内突起21が進入することで、内筒部3及び外筒部2に対する昇降部材4のこれ以上の上昇移動が規制される。つまり、昇降部材4は上昇端位置に達する。
螺旋筒11は、下端部が化粧筒10の底部10aに接し、上端部が化粧筒10の上端部よりも下方に位置している。化粧筒10の上端部には、化粧筒10に対する螺旋筒11及び内筒部3の上昇移動を規制する押えリング16が装着されている。
押えリング16の下部16aは、化粧筒10における上端部の内側に嵌合されている。押さえリングの上部16bは、化粧筒10よりも上方に突出している。そして、この押えリング16の上部16bに、棒状内容物X及び内筒部3を覆うオーバーキャップ17が着脱自在に外嵌されている。
昇降部材4は、棒状内容物Xが上方に向けて立設される環状の支持皿20と、案内孔15を通して螺旋溝12に係合する被案内突起21と、支持皿20の外周縁部から下方に向けて延び、内筒部3よりも縮径した接続筒部22と、接続筒部22の下端部から下方に向けて延びると共に、接続筒部22より大径に形成され、内筒部3の内側に摺動自在に嵌合された摺動筒部23と、を備えている。なお、支持皿20、被案内突起21、接続筒部22及び摺動筒部23は、一体に形成されている。
支持皿20は、軸線Oと同軸に配設されており、その内周縁部には突き刺し部24が形成されている。突き刺し部24は、支持皿20の内周縁部から上方に向かうに従い漸次、径方向外側に向けて延在し、棒状内容物Xの下端面を突き刺している。突き刺し部24は、例えば支持皿20における内周縁部の全周に亘って間隔をあけて複数形成され、間欠の環状とされている。但し、この場合に限定されるものではなく、連続した環状(筒状)に形成されていても良い。
なお、支持皿20は、昇降部材4が内筒部3及び外筒部2に対して下降端位置に位置しているときに、内筒部3の上端縁より下方に位置している。これに対して、支持皿20は、昇降部材4が内筒部3及び外筒部2に対して上昇端位置に位置しているときに、内筒部3の上端縁付近に位置する(図2参照)。
被案内突起21は、摺動筒部23に径方向外側に向けて一対突設されている。被案内突起21は、摺動筒部23の外周面において、軸線Oを径方向に挟む両側に位置する部分に各別に配設されている。なお、昇降部材4の上記下降端位置とは、被案内突起21が螺旋溝12の下端部に位置している状態である。
昇降部材4は、棒状内容物Xの下端部を径方向外側から囲繞する囲繞筒25をさらに備えている。
囲繞筒25は、例えば合成樹脂製とされ、内筒部3の内側に配置されている。なお囲繞筒25は、内筒部3に対して摺動自在又は隙間をあけて配置されている。この囲繞筒25は、支持皿20を径方向外側から囲繞するように形成された第1囲繞筒26と、第1囲繞筒26と同径に形成されると共に第1囲繞筒26の上方に配置され、第1囲繞筒26に対して分離可能に接続された第2囲繞筒27と、を備えている。
そして、囲繞筒25は、昇降部材4が内筒部3及び外筒部2に対して上昇端位置に位置しているときに、第2囲繞筒27が内筒部3及び外筒部2よりも上方に突出する(図2参照)。これにより、第2囲繞筒27は外部に露出した状態となる。
第1囲繞筒26は、下端部が摺動筒部23の上端部及び接続筒部22の外周面に接した状態で、支持皿20の外周縁部に嵌合固定されている。第2囲繞筒27は、下端部が第1囲繞筒26の上端部に全周に亘って形成された破断可能な第1弱化部28を介して接続されている。これにより、第2囲繞筒27は、第1弱化部28の破断に伴って第1囲繞筒26の上端部から切り離されて分離する。
なお、図示の例では、第1囲繞筒26の上端部が支持皿20よりも上方に突出している。従って、第2囲繞筒27は、支持皿20よりも上方で第1囲繞筒26から分離する。但し、第2囲繞筒27が第1囲繞筒26から分離する位置は限定されるものではなく、例えば第1囲繞筒26の上端部が支持皿20と同等の高さ位置又は支持皿20よりも下方に位置していても構わない。
なお、図示の例では、第1弱化部28は縦断面視V字状の切り欠きによって形成された薄肉部とされている。また、棒状内容物Xの下端部は、第1囲繞筒26のうち支持皿20よりも上方に突出する部分における内周面、及び第2囲繞筒27の内周面に保持されている。
第2囲繞筒27は、周方向に沿って延びた帯状部27aと、帯状部27aの周端部同士を破断可能に接続する第2弱化部(弱化部)27bと、で構成されている。これにより、帯状部27aを例えば捩じる等して該帯状部27aに外力を加えることで、第1弱化部28及び第2弱化部27bをそれぞれ破断しながら帯状部27aを第1囲繞筒26から毟り取ることが可能とされる。これにより、第2囲繞筒27を第1囲繞筒26及び支持皿20から分離させることができる。
なお、図示の例では、第2弱化部27bは横断面視V字状の切り欠きによって形成された薄肉部とされている。
帯状部27aにおける一方の周端部には、帯状部27aの他の部分よりも薄肉に形成された側面視L字状の薄肉部29によって摘み片30が設けられている。これにより、薄肉部29を破断させることで、摘み片30を指で摘まむことが可能となるので、摘み片30を利用して第1囲繞筒26から第2囲繞筒27をさらに容易に分離させることができる。
なお、第2囲繞筒27の内周面には、棒状内容物Xの下端部を係止保持するための環状突部31が形成されている。これにより、囲繞筒25を利用して、棒状内容物Xの下端部を安定に保持することが可能とされる。但し、環状突部31は必須なものではなく、具備しなくても構わない。
(繰出容器の作用)
以上のように構成された繰出容器1を利用して、棒状内容物Xを使用する場合について説明する。
図1に示す状態からオーバーキャップ17を取り外した後、外筒部2及び内筒部3を軸線O回りに相対的に回転させると、被案内突起21が案内孔15内及び螺旋溝12内を摺動することで、昇降部材4が下降端位置から内筒部3内を上昇する。これにより、棒状内容物Xを外筒部2及び内筒部3から突出させることができると共に、外筒部2及び内筒部3からの棒状内容物Xの突出量を調整できるので、棒状内容物Xを上端部から使用することができる。
そして、被案内突起21が案内孔15の上端部に連なる係止孔に進入したときに、内筒部3及び外筒部2に対する昇降部材4のこれ以上の上昇移動が規制される。これにより、図2に示すように、昇降部材4が内筒部3及び外筒部2に対して上昇端位置に位置したときに、囲繞筒25における第2囲繞筒27が外筒部2及び内筒部3から上方に突出する。
従って、棒状内容物Xの残量が少なくなった場合には、昇降部材4を内筒部3に対して上昇端位置に位置させることで、囲繞筒25における第2囲繞筒27を外部に露出させることができる。これにより、摘み片30を指で摘まみ、帯状部27aを捩じる等して外力を加えることで、第1弱化部28及び第2弱化部27bをそれぞれ破断しながら帯状部27aを第1囲繞筒26から毟り取ることができる。その結果、第2囲繞筒27を第1囲繞筒26及び支持皿20から分離させることができるので、棒状内容物Xの下端部を外部に露出させることができる。
従って、棒状内容物Xを下端部まで引き続き使用することができ、棒状内容物Xを最後まで使い切り易い。
以上説明したように、本実施形態の繰出容器1によれば、棒状内容物Xを下端部まで無駄なく使い切ることができる。さらに、外筒部2の内側に、内筒部3及び昇降部材4を組み合わせる構成であるので、従来に比べて部品点数を減らすことができ、構成の簡易化及び低コスト化を図ることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る繰出容器の第2実施形態について説明する。
第2実施形態では、囲繞筒の全体が支持皿から分離する点が第1実施形態と主に異なる。なお、第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。
図3及び図4に示すように、本実施形態の繰出容器40における囲繞筒41は、支持皿20上に嵌合された状態で内筒部3の内側に摺動自在又は隙間をあけて配置されている。なお、本実施形態では、支持皿20の外周端部と摺動筒部23の上端部とが接続されている。
支持皿20には、囲繞筒41よりも径方向内側に位置する部分から上方に向けて環状突起42が突設されている。この環状突起42の上端部は、径方向外側に向けて突出している。そして囲繞筒41は、下端部が環状突起42の上端部に対してアンダーカット嵌合されている。これにより、囲繞筒41は、支持皿20に対して装着されている。
また、囲繞筒41は、昇降部材4が内筒部3及び外筒部2に対して上昇端位置に位置しているときに、内筒部3及び外筒部2よりも上方に突出して外部に露出した状態となる。
さらに、囲繞筒41は、周方向に沿って延びた帯状部41aと、帯状部41aの周端部同士を破断可能に接続する弱化部41bと、で構成されている。なお、図示の例では、弱化部41bは横断面視V字状の切り欠きによって形成された薄肉部とされている。
これにより、帯状部41aを指で摘まむ等して例えば捩じるように帯状部41aに外力を加えることで、弱化部41bを破断しながら上記アンダーカット嵌合を徐々に外すようにして帯状部41aを毟り取ることができる。これにより、支持皿20から囲繞筒41の全体を分離させることが可能となる。
なお、図示の例では、帯状部41aにおける周端部には側面視L字状の切欠部43によって摘み片44がそれぞれ形成されている。これにより、例えば2つの摘み片44を指で摘まみ、これら2つの摘み片44を周方向に互いに離間させるように捩じりながら帯状部41aに外力を加えることで、弱化部41bを周方向に裂くように破断できるので、該破断を抵抗少なく容易に行うことができる。
このように構成された繰出容器40によれば、第1実施形態と同様の作用効果を奏功することができる。
つまり、棒状内容物Xの残量が少なくなった場合に、昇降部材4を内筒部3に対して上昇端位置に位置させることで、図4に示すように囲繞筒41を外部に露出させることができる。これにより、2つの摘み片44を利用して帯状部41aを支持皿20から毟り取ることができるので、囲繞筒41の全体を支持皿20から分離させることができる。従って、棒状内容物Xの下端部を外部に露出させることができ、棒状内容物Xを最後まで使い切り易い。
特に、囲繞筒41の全体を支持皿20から分離させることができるので、第1実施形態よりも棒状内容物Xの下端部をさらに広範囲に露出させることができ、さらに無駄なく棒状内容物Xを使い切り易い。
(第3実施形態)
次に、本発明に係る繰出容器の第3実施形態について説明する。
第3実施形態では、囲繞筒が弾性変形可能とされている点が第1実施形態と主に異なる。なお、第3実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。
図5及び図6に示すように、本実施形態の繰出容器50における囲繞筒51は、例えばエラストマー樹脂製とされ、弾性変形可能とされている。また、囲繞筒51は、下端部が摺動筒部23の上端部及び接続筒部22の外周面に接した状態で支持皿20の外周縁部に嵌合固定されていると共に、内筒部3の内側に摺動自在又は隙間をあけて配置されている。
このように構成された繰出容器50によれば、囲繞筒51を例えば図示しない対象物に押し付けることで弾性変形させることができるので、図6に示すように、囲繞筒51を外筒部2及び内筒部3よりも上方に突出させた後、囲繞筒51を支持皿20から分離させなくても棒状内容物Xを下端部まで引き続き使用することができ、棒状内容物Xを最後まで使い切ることができる。
なお、本実施形態において、囲繞筒51を支持皿20の外周縁部に分離自在に嵌合させても構わない。この場合には、例えば囲繞筒51を弾性変形させることで棒状内容物Xを使用し続けた結果、棒状内容物Xの残量がさらに少なくなったときに、囲繞筒51を支持皿20から分離させることができる。これにより、棒状内容物Xを最後までさらに使い切り易くなる。
(第4実施形態)
次に、本発明に係る繰出容器の第4実施形態について説明する。
第4実施形態では、支持皿が囲繞筒に対して上方に分離することで、棒状内容物Xを押し上げて外部に露出させる点が第1実施形態と主に異なる。なお、第4実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。
図7及び図8に示すように、本実施形態の繰出容器60は、囲繞筒61の下端部が支持皿20の外周縁部に全長に亘って薄肉の弱化部62を介して破断可能に接続されている。これにより、囲繞筒61は支持皿20と分離可能で一体に形成されていると共に、内筒部3の内側に摺動自在又は隙間をあけて配置されている。
案内孔15は、第1実施形態と同様に周方向に等間隔をあけて内筒部3に2つ形成されているが、形状が異なっている。本実施形態の案内孔15は、螺旋溝12の下端部に対して径方向に向かい合う位置から上方に向けて延びた第1案内孔63と、第1案内孔63の上端部から螺旋溝12の傾斜に倣って斜め上方に延びる(周方向に向かうに従い漸次上方に延びる)第2案内孔64と、第2案内孔64の上端部からさらに上方に向かって延びた第3案内孔65と、を備えている。
さらに、内筒部3の内周面には、軸線Oに沿って延びたスリット状の案内溝66が周方向に等間隔をあけて2つ形成されている。
これら案内溝66は、第1案内孔63の上方に、第1案内孔63と周方向の位置を一致させた状態で形成されている。図示の例では、案内溝66の下端部は第1案内孔63の上端部に連なっている。囲繞筒61の下端部側の外周面には、径方向外側に向けて突出し、案内溝66内に係合する被案内リブ67が形成されている。
このように、案内孔15及び案内溝66が内筒部3に形成されているので、外筒部2及び内筒部3を軸線O回りに相対的に回転させると、被案内突起21が案内孔15内及び螺旋溝12内を移動し、被案内リブ67が案内溝66内を移動する。
詳細には、外筒部2及び内筒部3を軸線O回りに相対的に回転させると、図9及び図10に示すように、被案内突起21が第1案内孔63内及び螺旋溝12内を移動して第1案内孔63の上端部に達すると共に、被案内リブ67が案内溝66内を移動して案内溝66の上端部に達する。
このとき、図9に示すように、囲繞筒61の上端部が内筒部3の上端部と同等の高さになるように昇降部材4が内筒部3に対して上昇する。また、被案内リブ67は、案内溝66の上端部に達することで、これ以上の上昇移動が規制される。
そして、外筒部2及び内筒部3の相対的な回転をさらに進めると、図11及び図12に示すように、被案内突起21は第1案内孔63から第2案内孔64に進入した後、さらに第3案内孔65に進入して第3案内孔65の上端部に達する。これにより、支持皿20を軸線O回りに若干回転させながら上昇させることができる。
これに対して、上述したように被案内リブ67は案内溝66内において上昇移動が規制されているので、囲繞筒61は軸線O回りの回転及び上昇移動が規制されている。
従って、図11に示すように、支持皿20と囲繞筒61とを接続している弱化部62を破断することができ、囲繞筒61に対して支持皿20を分離させながら、支持皿20を上昇させることができる。これにより、支持皿20を利用して棒状内容物Xを押し上げ、棒状内容物Xを外筒部2及び内筒部3よりも上方に突出させることができる。
なお、被案内突起21が第3案内孔65の上端部に達することで、内筒部3及び外筒部2に対する昇降部材4のこれ以上の上昇移動が規制され、昇降部材4は上昇端位置に達する。
このように構成された繰出容器60によれば、棒状内容物Xの残量が少なくなった場合に、図11に示すように昇降部材4を内筒部3に対して上昇端位置に位置させることで、上述したように、囲繞筒61に対して支持皿20を上方に分離しながら移動させ、棒状内容物Xを外筒部2及び内筒部3よりも上方に突出するように押し上げることができる。
従って、第1実施形態と同様に、棒状内容物Xの下端部を外部に露出させることができ、棒状内容物Xを最後まで使い切り易い。
本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記各実施形態では、囲繞筒内に棒状内容物の下端部を固定状態で嵌合したが、棒状内容物を囲繞筒内に遊嵌するなど適宜変更してもよい。また、支持皿に突き刺し部を配設しなくてもよく、外筒部として化粧筒及び螺旋筒が一体に形成された構成を採用してもよい。
また、第1実施形態〜第3実施形態では、支持皿と囲繞筒とを別体としたが、この場合に限定されるものではなく、一体成形としてもよい。一体成形とすることで、昇降部材の全体を一度の成形で形成することが可能となるので、効率の良い組立作業を行うことができ、製造コストを抑えやすい。なお、囲繞筒を別体にした場合には、分離や弾性変形を容易に行うことができる材料を幅広く選択することができるので、設計自由度を向上することができる。
さらに、第1実施形態及び第2実施形態では、弱化部を破断させることで囲繞筒の一部または全体を取り外す構成としたが、弱化部を設けずに、囲繞筒の全体を取り外す(分離させる)構成としても構わない。
O…軸線
X…棒状内容物
1、40、50、60…繰出容器
2…外筒部
3…内筒部
4…昇降部材
12…螺旋溝
15…案内孔
20…支持皿
21…被案内突起
25、41、51、61…囲繞筒
27a、41a…帯状部
27b、41b…弱化部

Claims (3)

  1. 内周面に螺旋溝が形成された外筒部と、
    前記外筒部内に軸線方向に移動不能で且つ軸線回りに回転自在に配設されると共に、軸線方向に延びる案内孔が形成された内筒部と、
    前記内筒部内に軸線方向に沿って昇降自在に配設されると共に、前記案内孔を通して前記螺旋溝に係合する被案内突起、及び棒状内容物が上方に向けて立設される支持皿を備えた昇降部材と、を備え、
    前記昇降部材は、前記棒状内容物の下端部を径方向外側から囲繞する囲繞筒を備え、
    前記囲繞筒は、弾性変形可能に形成されている、又は前記内筒部に対して前記昇降部材が上昇端位置に位置したときに前記支持皿から分離可能に形成されていることを特徴とする繰出容器。
  2. 請求項1に記載の繰出容器において、
    前記囲繞筒は、前記棒状内容物の周方向に沿って延びた帯状部と、前記帯状部の周端部同士を破断可能に接続する弱化部と、を備え、前記内筒部に対して前記昇降部材が上昇端位置に位置したときに前記外筒部及び前記内筒部よりも上方に突出することを特徴とする繰出容器。
  3. 請求項1に記載の繰出容器において、
    前記内筒部に対して前記昇降部材が上昇端位置に位置したときに、前記支持皿が前記囲繞筒に対して上方に分離することで前記棒状内容物を前記外筒部及び前記内筒部よりも上方に突出させることを特徴とする繰出容器。
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