JP6368608B2 - 定量吐出器 - Google Patents

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Description

本発明は、定量吐出器に関するものである。
従来、定量吐出器として、下記特許文献1に示されるように、シリンダ部と、シリンダ部の内周面に沿ってシリンダ軸方向に摺動可能なピストン部と、ピストン部を操作するピストン操作部と、シリンダ部内の液室に連通された管状の吸込み部と、吸込み部の内側に配設され、ピストン部の引戻し動作に連動して開けられる開閉可能な吸込み弁と、シリンダ部の側方に向かって突出していると共にシリンダ部に直結されて液室に連通された筒状のノズル部と、ノズル部の内側に配設され、ピストン部の押込み動作に連動して開けられる開閉可能な吐出弁と、を備えるものが知られている。
上記定量吐出器によれば、ピストン操作部を操作してピストン部を押し込むことで、シリンダ部内の液室に貯留された内容物を、吐出弁及びノズル部を通じて外部に吐出することができる。その後、ピストン部が引き戻されることで、吸込み弁及び吸込み部を通じて内容物をシリンダ部内の液室に吸い込んで貯留することができる。これにより、液室内に決まった量の内容物を貯留でき、次のピストン部の押し込みによって定量の内容物を吐出することが可能とされている。
特開2013−95442号公報
しかしながら、上記した従来の定量吐出器では、予め決まった量の内容物を吐出することは可能であるが、吐出される量を適宜変更することが難しく、改善の余地があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、吐出される内容物の量を容易に変更することができると共に、変更後の量を正確に吐出することができる定量吐出器を提供することである。
上記の目的を達成するために、この発明は以下の手段を提供している。
(1)本発明に係る定量吐出器は、シリンダ部と、前記シリンダ部の内周面に沿ってシリンダ軸方向に摺動可能なピストン部と、前記ピストン部を操作するピストン操作部と、前記シリンダ部内の液室に連通された管状の吸込み部と、前記吸込み部の内側に配設され、前記ピストン部の引戻し動作に連動して開けられる開閉可能な吸込み弁と、前記シリンダ部の側方に向かって突出していると共に、前記シリンダ部に直結されて前記液室に連通された筒状のノズル部と、前記ノズル部の内側に配設され、前記ピストン部の押込み動作に連動して開けられる開閉可能な吐出弁と、を備え、前記ピストン操作部は、前記シリンダ部の上端部に被着された中蓋と、前記中蓋を覆うと共に前記ピストン部に接続され、且つ前記中蓋及び前記シリンダ部に対して相対的に押し下げ可能とされた押下ヘッドと、前記押下ヘッドを前記中蓋に対して上方に付勢する付勢手段と、を備え、前記押下ヘッドは、前記中蓋及び前記シリンダ部に対してシリンダ軸回りに回転自在とされ、前記押下ヘッド及び前記中蓋のうちのいずれか一方には、前記中蓋及び前記シリンダ部に対して前記押下ヘッドをシリンダ軸回りに回転させた際、前記押下ヘッドの押し下げに伴って、他方に設けられた規制部に対してシリンダ軸方向に沿って当接するストッパ部が設けられ、前記規制部及び前記ストッパ部は、前記押下ヘッドの内側に配置されていることを特徴とする。
本発明に係る定量吐出器によれば、シリンダ部内の液室に内容物が貯留された状態で、ピストン操作部における押下ヘッドを操作してピストン部を押し込むと、吐出弁が開いて液室内の内容物がノズル部の内側を通って外部に吐出される。そして、ピストン部の押込み動作を停止すると、吐出弁が閉じて内容物の吐出が停止する。その後、付勢手段が押下ヘッドを上方に付勢することで、ピストン部が引き戻されると、吸込み弁が開き、吸込み部の内側を通って内容物がシリンダ部内の液室に流入する。そして、ピストン部の引戻し動作が停止されると、吸込み弁が閉じて液室内への内容物の流入が停止する。これにより、液室内に決まった量の内容物を貯留でき、次のピストン部の押し込みによって、定量の内容物を吐出することができる。
ところで、吐出する内容物の量を変更する場合には、押下ヘッドをシリンダ軸回りに回転操作する。これにより、ストッパ部を周方向に移動させることができ、ストッパ部に規制部がシリンダ軸方向に沿って対向するように該規制部の位置を相対的に変更できる。従って、押下ヘッドを押し下げる際のストローク量を変えることができ、シリンダ部内の液室への内容物の流入量をストローク量に応じて変化させることができる。その結果、内容物の吐出量を変更することができる。
このように、押下ヘッドを回転操作するだけの簡便な方法で、吐出される内容物の量を容易に変更することができるので、操作性に優れている。また、押下ヘッドを回転操作しない限り、変更後の量を正確に吐出し続けることができる。また、規制部及びストッパ部は、押下ヘッドの内側に配置されているので、外側に設けた場合における押下ヘッドの嵩張りの懸念がないうえ、外部から見え難くすることができるのでデザイン性を低下させ難い。
(2)前記ストッパ部は、周方向に沿って複数設けられ、且つ前記規制部側の先端部の位置がシリンダ軸方向に互いに異なっていても良い。
この場合には、ストッパ部が複数設けられているので、押下ヘッドをシリンダ軸回りに回転操作することで、任意に選択したいずれかのストッパ部と規制部とをシリンダ軸方向に沿って対向させることができる。従って、押下ヘッドを押し下げる際のストローク量を、選択したストッパ部に応じて変えることができる。このように、複数のストッパ部が設けられていることで、ストローク量をより多段階的に変更することができるので、内容物の吐出量をさらに多段階的に変更することができ、使い易い。
(3)前記押下ヘッド及び前記中蓋のうちのいずれか一方には、周方向に沿って複数の摺接突起が形成され、前記押下ヘッド及び前記中蓋のうちの残りの他方には、前記押下ヘッド及び前記中蓋の相対的なシリンダ軸回りの回転移動に伴って、前記摺接突起に摺接する係合突起が形成され、前記係合突起は、前記押下ヘッド及び前記中蓋の相対的なシリンダ軸回りの回転移動に伴って、前記規制部が前記ストッパ部に対してシリンダ軸方向に対向し合う毎に、前記摺接突起に対して係合されても良い。
この場合には、規制部とストッパ部とがシリンダ軸方向に対向し合う毎に、摺接突起と係合突起とが係合し合うので、押下ヘッドと中蓋との周方向に沿う相対的な位置を容易且つ精度良く位置決めでき、内容物の吐出量を所望する量に速やかに変更し易い。
本発明に係る定量吐出器によれば、吐出される内容物の量を容易に変更することができると共に、変更後の量を正確に吐出することができる。
本発明に係る定量吐出器の第1実施形態を示す縦断面図である。 図1に示すピストン操作部周辺を拡大した縦断面図である。 図1に示す定量吐出器の側面図であって、押下ヘッドの窓孔を通じて中蓋に設けられた操作片を露出させた状態における側面図である。 図2に示すA−A線に沿った断面図であって、規制部とストッパ部との関係を示す図である。 図2に示すB−B線に沿った断面図である。 図1に示す状態から、補助ノズルをノズル本体に対して後退させた状態を示す縦断面図である。 図1に示す補助ノズルの側面図である。 図6に示すC−C線に沿った断面図である。 図1に示す状態から、押下ヘッドを押し下げ操作した状態を示す縦断面図である。 図9に示す状態から、押下ヘッドが引き戻されている状態を示す縦断面図である。 本発明に係る定量吐出器の第2実施形態を示す横断面図である。 図11に示すD−D線に沿った定量吐出器の縦断面図である。 図12に示す定量吐出器をノズル部側から見た側面図である。 図12に示す状態から押下ヘッドを押し下げ操作した状態を示す縦断面図である。 図12に示す状態から押下ヘッドを第2吐出位置に回転させた後に、押し下げ操作した状態を示す縦断面図である。 第2実施形態の変形例を示す図であって、押下ヘッドの側面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る定量吐出器の第1実施形態について、図面に基づいて説明する。
<定量吐出器の構成>
図1に示すように、定量吐出器1は、容器本体10の口部11に装着される装着キャップ2と、装着キャップ2に連結されたシリンダ部3と、シリンダ部3内に摺動可能に配設されたピストン部4と、このピストン部4を操作するピストン操作部5と、シリンダ部3内の液室32に連通された管状の吸込み部6と、吸込み部6の内側に配設された吸込み弁7と、シリンダ部3の側方に向かって突出すると共にシリンダ部3に直結されてシリンダ部3内の液室32に連通された筒状のノズル部8と、ノズル部8の内側に配設された吐出弁9と、を備えている。
以下、シリンダ部3の横断面がなす円形状の中央を通るシリンダ軸Oに沿って、ピストン操作部5側を上側、その反対側を下側という。また、シリンダ軸O回りに周回する方向を周方向といい、シリンダ軸O方向から見た平面視において、シリンダ軸Oに直交する方向を径方向という。
(容器本体)
容器本体10は、例えばガラス瓶、ペットボトルや合成樹脂製ボトル等であり、内部に図示しない内容物が収容される。容器本体10の口部11の外周面には、雄ねじ12が形成されている。
(装着キャップ)
装着キャップ2は、円筒形状に形成され、シリンダ軸Oと同軸に配設されている。装着キャップ2の内周面には、口部11の雄ねじ12に螺合される雌ねじ20が形成されている。
(シリンダ部)
シリンダ部3は、有底筒状に形成され、その内側に容器本体10内の内容物を貯留する液室32が形成されると共に、容器本体10の上方に配置されている。
シリンダ部3には、装着キャップ2に接続され、口部11に装着される装着筒部30が設けられている。装着筒部30は、シリンダ部3の底壁部31から下方に向けて延在し、シリンダ軸Oと同軸に配置されている。装着筒部30の下端部は、装着キャップ2の上端部内にアンダーカット嵌合されている。装着筒部30には、口部11の上端開口縁上に配置される支持フランジ部30aが形成されている。
シリンダ部3の外周面には、被係止部34が径方向の外側に向けて突設されている。被係止部34は、上方から下方に向かうに従い漸次径方向の外側に向けた突出量が大きくなるように形成されている。
なお、被係止部34は、シリンダ部3の外周面において、シリンダ軸Oを径方向に挟んで互いに反対となる位置に各別に形成されている。但し、被係止部34の数は2つに限定されるものではない。
(ピストン部)
ピストン部4は、シリンダ部3内に配設されて上記液室32を画成している。
このピストン部4は、図1及び図2に示すように、シリンダ軸Oに直交する底壁部40と、底壁部40の外縁から上方に向けて延びる周壁部41と、周壁部41を径方向の外側から囲繞し、且つシリンダ部3内に摺動自在に嵌合された筒状の摺接部43と、を備えている。
底壁部40は、シリンダ部3の底壁部31の上方に間隔をあけて対向配置されている。この底壁部40とシリンダ部3の底壁部31との間に画成される空間が、上記液室32とされている。
摺接部43の上端部と周壁部41の上端部とは連結されている。摺接部43は、上方から下方に向かうに従い漸次拡径するように形成されており、シリンダ部3の内周面に全周に亘って気密に摺動自在に当接している。
底壁部40における径方向の中央部には、上方に向けて連結筒部44が立設されている。この連結筒部44は、シリンダ部3よりも上方に突出するように形成されている。
(ピストン操作部)
ピストン操作部5は、シリンダ部3の上端部に被着された中蓋50と、中蓋50を覆うと共に、中蓋50及びシリンダ部3に対して相対的にシリンダ軸O方向に沿って押し下げ可能に中蓋50に装着された押下ヘッド51と、押下ヘッド51を中蓋50に対して上方に付勢するコイルスプリング(付勢手段)52と、を備えている。
中蓋50は、シリンダ軸Oと同軸に配設された円環状の天壁部50aと、天壁部50aの外縁から下方に向けて突設された外筒部50bと、天壁部50aの内縁から下方に向けて突設された内筒部50cと、内筒部50cの下端部から径方向の内側に向けて突設された円環状の底壁部50dと、底壁部50dの内縁から上方に向けて突設されたガイド筒部50eと、を備えている。
中蓋50は、天壁部50aがシリンダ部3の上端開口縁上に載置された状態で、外筒部50bがシリンダ部3の上端部に外装されることで、シリンダ部3の上端部に被着されている。なお、内筒部50c、底壁部50d及びガイド筒部50eは、シリンダ部3内に配設されている。
底壁部50dには、ピストン部4の底壁部40の上面が係止される支持突起53が下方に向けて突設されている。これにより、押下ヘッド51及びピストン部4のこれ以上の上昇が規制されている。底壁部50dの上面は、コイルスプリング52の下端部を保持している。
上述したように構成された中蓋50には、図2及び図3に示すように、シリンダ部3に対して弾性変位可能に支持された操作片55が設けられている。
この操作片55は、シリンダ部3の被係止部34に係止され、シリンダ部3に対する中蓋50の移動を規制する係止孔(係止部)55aと、係止孔55aと被係止部34との係止が解除されるように、操作片55を弾性変位させる操作ボタン(操作部)55bと、を備えている。
上記操作片55について詳細に説明する。
中蓋50の外筒部50bのうち、シリンダ部3に形成された被係止部34に対して径方向に対向する部分には、径方向から見た側面視で四角状の開口部56が形成されている。操作片55は、この開口部56の内側に配置されている。従って、操作片55は被係止部34に対応して2つ設けられている。また、操作片55と開口部56とはヒンジ軸57を介して周方向に接続されている。これにより、操作片55はヒンジ軸57を中心として径方向に揺動するように弾性変位可能とされている。
そして、操作片55のうち上記ヒンジ軸57よりも下方に位置する部分に上記係止孔55aが形成され、ヒンジ軸57よりも上方に位置する部分が操作ボタン55bとされている。
従って、操作ボタン55bを径方向の内側に向けて押圧することで、ヒンジ軸57を中心に操作片55を弾性変位させて、係止孔55aを径方向の外側に向けて移動させることが可能とされる。
これにより、係止孔55aを被係止部34から離脱させることができ、両者の係止を解除することが可能とされている。
図1及び図2に示すように、押下ヘッド51は、シリンダ軸Oに直交するように形成されると共に中蓋50の上方に配置された天壁部51aと、天壁部51aの外縁から下方に向けて突設されると共にシリンダ軸Oと同軸に配設された周壁部51bと、天壁部51aにおける径方向の中央部に配設されると共に、ピストン部4における連結筒部44内に嵌合される内装着筒部51cと、連結筒部44に外嵌される外装着筒部51eと、天壁部51aにおいて周壁部51bと外装着筒部51eとの間に位置する部分から下方に向けて突設されたスプリング保持部51dと、を備えている。
そして、この押下ヘッド51は、中蓋50及びシリンダ部3に対してシリンダ軸O回りに回転自在とされた状態で、中蓋50及びシリンダ部3に対して組み合わされている。よって、押下ヘッド51における内装着筒部51c及び外装着筒部51eは、ピストン部4における連結筒部44に対してシリンダ軸O回りに相対的に回転自在に接続されている。
また、周壁部51bは、中蓋50の外筒部50bを径方向の外側から囲んでいる。これにより、押下ヘッド51は、中蓋50及びシリンダ部3を上方から覆うと共に径方向の外側からも覆っている。
スプリング保持部51dは、中蓋50の底壁部50dに上方から対向しており、コイルスプリング52の上端部を保持している。これにより、コイルスプリング52は、中蓋50と押下ヘッド51との間に介装されている。
図3に示すように、押下ヘッド51の周壁部51bには、中蓋50に設けられた操作片55を外部に露出させる窓孔51fが形成されている。この窓孔51fは、下方に開口するように形成されている共に、シリンダ軸Oを挟んで径方向に向かい合うように配置されている(図5参照)。
よって、必要に応じて押下ヘッド51をシリンダ軸O回りに回転させることで、窓孔51fを通じて操作片55を外部に露出させることが可能とされている。
上述したように構成された押下ヘッド51は、図2及び図4に示すように、中蓋50に設けられた規制部58と、押下ヘッド51に設けられた複数のストッパ部59A、59B、59C、59D(以下、ストッパ部59A〜59Dと称する場合がある)とによって、押し下げのストローク量が変更可能な構成とされている。
詳細に説明する。
上記規制部58は、中蓋50における内筒部50cの内周面から径方向の内側に突出し、且つシリンダ軸O方向に沿って延在するように形成されている。なお、図示の例では、規制部58は、3つの縦リブが周方向に間隔をあけて並んだ構成とされている。但し、規制部58の形状はこの場合に限定されるものではない。
また、規制部58は、シリンダ軸Oを挟んで径方向に向かい合うように形成されている。この際、規制部58は、中蓋50の外筒部50bに設けられた操作片55に対して径方向の内側に位置するように形成されている。
複数のストッパ部59A〜59Dは、押下ヘッド51の押し下げ時に、シリンダ軸Oに沿って上記規制部58に上方から当接する部材であって、押下ヘッド51における天壁部51aから下方に向けて突出するように形成されている。この際、ストッパ部59A〜59Dは、天壁部51aのうち、スプリング保持部51dよりも径方向の外側に位置し、且つ規制部58に対してシリンダ軸O方向に対向する部分から、下方に向けて突出するように形成されている。
複数のストッパ部59A〜59Dは、周方向に沿って配置されていると共に、規制部58側の先端部(下端部)の位置がシリンダ軸O方向に互いに異なっている。
図示の例では、ストッパ部59Aが最も下方に突出するように形成されており、このストッパ部59Aから周方向に向けて段階的に下方への突出量が低くなるように、残りのストッパ部59B、59C、59Dが形成されている。
上述のように構成されているため、押下ヘッド51をシリンダ軸O回りに回転させることで、複数のストッパ部59A〜59Dを周方向に移動させることができ、いずれかのストッパ部59A〜59Dに対して規制部58がシリンダ軸O方向に対向するように、該規制部58の位置を相対的に変更することができる。そのため、押下ヘッド51を押し下げる際のストローク量を変更することができる。
本実施形態の場合には、図4に示すように、ストローク量を4段階に変更することが可能とされている。つまり、最も小さいストローク量L1から、ストローク量L2、ストローク量L3、最も大きいストローク量L4の順に4段階に変更することが可能である。
また、図2及び図5に示すように、本実施形態の押下ヘッド51には複数の摺接突起100が形成されていると共に、中蓋50には、押下ヘッド51及び中蓋50の相対的なシリンダ軸O回りの回転移動に伴って、摺接突起100に摺接する係合突起101が形成されている。
詳細に説明する。
押下ヘッド51における外装着筒部51eの外周面には、上記摺接突起100が周方向に沿って間隔をあけて複数形成されている。各摺接突起100は、径方向の外側に向けて突出すると共に、シリンダ軸O方向に沿って延在した2つの縦リブ100aによって形成されている。そして、これら複数の摺接突起100は、上述した複数のストッパ部59A〜59D及び窓孔51fに対応するように、ストッパ部59A〜59D及び窓孔51fの径方向の内側にそれぞれ配置されるように形成されている。
また、中蓋50におけるガイド筒部50eの内周面には、径方向の内側に向けて突出するように上記係合突起101が形成されている。この係合突起101は、シリンダ軸O方向に沿って延在するように形成されており、押下ヘッド51及び中蓋50の相対的なシリンダ軸O回りの回転移動に伴って摺接突起100に対して摺接すると共に、2つの上記縦リブ100a間に挟まれるように各摺接突起100に係合可能(係止可能)とされている。
なお、係合突起101は、規制部58及び操作片55に対して径方向の内側に位置するように形成されている。
特に、複数の摺接突起100が上述した配置で形成されているので、係合突起101は、押下ヘッド51及び中蓋50の相対的なシリンダ軸O回りの回転移動に伴って、規制部58が各ストッパ部59A〜59Dに対してシリンダ軸O方向に対向し合う毎に摺接突起100に対して係合されると共に、窓孔51fが操作片55を露出させる毎に係合される。
(吸込み部)
図1に示すように、吸込み部6は、シリンダ部3の底壁部31から下方に向けて延設されると共にシリンダ部3内に連通した接続筒部60と、接続筒部60に連結されたディップチューブ61と、を備えている。
接続筒部60は、上記した装着筒部30の内側に、シリンダ軸Oと同軸に配設されている。この接続筒部60は、シリンダ部3の内部に向けて開口した大径の上筒部62と、上筒部62の下端に段差を介して連設された小径の下筒部63と、を備えている。
下筒部63の上端部の内周面には、全周に亘って径方向内側に突出した円環状の弁座部64が形成されている。
なお、接続筒部60はシリンダ部3と一体に形成されている。
ディップチューブ61は、例えば可撓性を有するフレキシブルチューブからなる。但し、ディップチューブ61は単なる円筒状のパイプであってもよい。
ディップチューブ61の下端部は、容器本体10内に開放されており、ディップチューブ61の上端部は、接続筒部60内に嵌合され、上筒部62を介してシリンダ部3の内部に連通されている。
(吸込み弁)
吸込み弁7は、吸込み部6の上筒部62内に嵌合された周壁部70と、周壁部70の内側に配設されて弁座部64の内側を開閉する板状の弁体部71と、弁体部71の外周面と周壁部70の内周面とを連結する弾性変形可能な連結片72と、を備えている。
周壁部70は、吸込み部6の上筒部62内にアンダーカット嵌合されている。弁体部71は、弁座部64の上面に液密に密接(着座)されている。連結片72は、例えば周方向に間欠的に複数配設され、弁体部71の外周面と周壁部70の内周面とを繋いでいる。
なお、吸込み弁7は、1つの連結片72で弁体部71を支持した一点弁でもよい。さらに、本実施形態では、弁座部64に着座する弁体部71を利用することで吸込み部6の内側を開閉する吸込み弁7を例に挙げたが、この場合に限定されるものではなく、例えばボール弁を吸込み弁として採用しても構わない。
(ノズル部)
ノズル部8は、シリンダ部3の底壁部31の下面、及び装着筒部30の外周面の双方から一体に側方(シリンダ軸Oに交差する方向)に向かって突出し、シリンダ部3内及び装着筒部30内に連通している。
このノズル部8は、シリンダ部3及び装着筒部30に接続されたノズル本体8Aと、先端開口が吐出孔80とされ、ノズル本体8Aに該ノズル本体8Aにおけるノズル軸O1方向に沿って進退自在に装着された補助ノズル8Bとを備えている。
ノズル本体8Aの基端開口部には、環状の端壁部82が配設されている。ノズル本体8Aの基端部の上部は、シリンダ部3内に向けて開口している。従って、ノズル本体8Aの内部は、シリンダ部3内の液室32に連通していると共に、端壁部82の開口を通して装着筒部30の内部に連通している。
補助ノズル8Bは、ノズル本体8Aを囲むように該ノズル本体8Aに装着される装着部83aと、上記吐出孔80が形成された吐出部83bと、を備えている。
図1及び図6に示すように、装着部83aは、ノズル本体8Aに対して最前進位置に移動した際、ノズル本体8Aに対してアンダーカット嵌合される。これにより、補助ノズル8Bは、ノズル本体8Aから脱落することが防止されている。また、装着部83aは、ノズル本体8Aに対して最後退位置に移動した際、シリンダ部3に接することで位置決めされる。
なお、補助ノズル8Bは、ノズル軸O1回りに回り止めされた状態でノズル本体8Aに装着されている。図示の例では、ノズル本体8Aの外周面にノズル軸O1方向に沿って延びた2本の横リブ84aが形成され、補助ノズル8Bの装着部83aの内周面に形成された規制リブ84bが2本の横リブ84a内に係止されることで回り止めがなされている。
また、図7に示すように、装着部83aの外周面には、滑り止め用のリブ84cがノズル軸O1方向に間隔をあけて複数形成されている。
図1及び図6に示すように、吐出部83bは、装着部83aとの接続部分からノズル先端側に向かうに従い漸次拡径されたテーパー形状に形成されていると共に、下方に向けて屈曲している。そのため、吐出孔80は下方に向けて開口している。
吐出部83bは、補助ノズル8Bをノズル本体8Aに対して最前進位置に移動させた際、容器本体10の外面よりも径方向の外側に突出する位置に配置され(図1参照)、補助ノズル8Bをノズル本体8Aに対して最後退位置に移動させた際、容器本体10の外面と面一或いは外面よりも径方向の内側に位置するように配置される(図6参照)。
また、補助ノズル8Bには、ノズル本体8Aに対して最後退位置に位置したときに、ノズル本体8Aの先端開口を閉塞する有底筒状の栓体85が設けられている。
図1、図6及び図8に示すように、この栓体85は、装着部83aと吐出部83bとの接続部分に配置されており、連結片85aを介して装着部83aの内周面に連結されている。連結片85aは、ノズル軸O1回りに沿うノズル周方向に間隔をあけて複数配設されている。従って、周方向に隣り合う連結片85aの間は流通孔86とされている。
なお、補助ノズル8B内において、栓体85及び連結片85aが配設された部分における流路断面積(各流通孔86の開口面積を合計した面積)は、ノズル部8内において、吐出弁9が配設された部分における、吐出弁9が開いたときの流路断面積(後述する隙間Sによって画成される面積)と同等に設計されている。
(吐出弁)
図1及び図6に示すように、吐出弁9は、端壁部82の開口内に挿通された挿通部90と、挿通部90の両端部に設けられた一対の係止部91、92と、ノズル本体8Aの内周面に全周に亘って気密に密接する弁体部93と、を備え、シリンダ部3の液室32と吐出孔80との連通、及びその遮断を切り替え可能に形成されている。
一対の係止部91、92は、挿通部90に対して拡径された拡径部であり、端壁部82の両側にそれぞれ配置されて、端壁部82に対して係止されている。
一対の係止部91、92のうち、端壁部82のノズル基端側に位置する一方の係止部91は、ノズル基端側に向かうに従い漸次縮径された円錐台形状に形成されている。これにより、端壁部82の開口内に、一方の係止部91をノズル先端側から挿入することで、吐出弁9が端壁部82に装着される。
弁体部93は、ノズル先端側に向かって漸次拡径されて弾性的に縮径変形可能なテーパー状の筒状に形成され、他方の係止部92のノズル先端側の端部外縁からノズル先端側に向かって突設されている。この弁体部93の先端部(最大径部)は、ノズル本体8Aの内周面に気密に密接されている。
そして、吐出弁9には、ノズル部8内と装着筒部30内とを連通する導入孔94が形成されている。
<定量吐出器の作用>
次に、上記した構成からなる定量吐出器1の作用について説明する。
容器本体10の内容物を吐出する場合には、図1に示すように、補助ノズル8Bをノズル本体8Aに対して前進させることで、ノズル本体8Aの先端開口から栓体85を離脱させて、該先端開口の閉塞を解除しておく。このとき、ノズル本体8Aの先端開口が解除されていれば良く、補助ノズル8Bを最前進位置にセットしておく必要はない。従って、ノズル部8全体のノズル長を任意に調整して構わない。
その後、図9に示すように、液室32に内容物が貯留された状態で、押下ヘッド51の天壁部51aの上面を押圧し、コイルスプリング52の付勢力に抵抗しながら押下ヘッド51を押し下げる。これにより、コイルスプリング52が軸方向に圧縮されると共に、押下ヘッド51に連結されたピストン部4が、押下ヘッド51と共にシリンダ部3に対して相対的に下降してシリンダ部3の底壁部31側に押し込まれ、液室32が減容される。
そして、液室32の減容化によって液室32の内圧が所定の正圧まで上昇することで、その内圧によって弁体部93が弾性的に縮径変形し、弁体部93の先端部とノズル本体8Aの内周面との間に隙間Sが形成されて吐出弁9が開かれる。これにより、液室32内の内容物が隙間Sを通じてノズル本体8A内に流入した後、栓体85における流通孔86を通過して補助ノズル8B内にさらに流入し、その後、吐出孔80から外部に吐出される。
なお、先に説明したように、栓体85及び連結片85aが配設された部分における補助ノズル8B内の流路断面積と、吐出弁9が開いたときの該吐出弁9が配設された部分におけるノズル部8内の流路断面積とが同等とされているので、内容物を抵抗少なくスムーズに吐出させることができる。
次に、上記した押下ヘッド51の押し下げ操作を止めてピストン部4の押込み動作(下降)を停止させると、弁体部93が弾性により復元変形して拡径される。これにより、弁体部93の先端部がノズル本体8Aの内周面に全周に亘って再び気密に密接して吐出弁9が閉じられ、その結果、ノズル部8からの内容物の吐出が停止される。
次に、図10に示すように、押下ヘッド51への押圧力を解除すると、コイルスプリング52の付勢力によって押下ヘッド51が押し上げられ、押下ヘッド51に連結されたピストン部4が、押下ヘッド51と共にシリンダ部3に対して相対的に上昇してシリンダ部3の上端側に引き戻され、液室32の容積が増大される。
その結果、液室32の内圧が負圧となり、その内圧によって吸込み弁7の連結片72を弾性変形させながら弁体部71が引き上げられ、弁体部71が弁座部64から離間して吸込み弁7が開かれる。
これにより、容器本体10内の内容物がディップチューブ61内に流入してディップチューブ61内を上方に向かって流通し、弁座部64の内側を通って吸込み弁7の周壁部70の内側に流入する。そして、その内容物は、周壁部70と弁体部71との間の隙間を通って流通し、接続筒部60の上筒部62の内側を通過して液室32内に吸い込まれる。
その後、図1に示すように、ピストン部4の底壁部40の上面が、中蓋50の底壁部50dの支持突起53に当接することで、押下ヘッド51の上昇が停止してピストン部4の引戻し動作が停止する。これにより、吸込み弁7の連結片72の弾性によって弁体部71が引き下げられ、弁体部71が弁座部64に着座して液密に密接して吸込み弁7が閉じられ、その結果、液室32内への内容物の吸い込みが停止される。
これにより、液室32内に決まった量の内容物を貯留することができ、次のピストン部4の押し込みによって定量の内容物を吐出することができる。
特に、本実施形態の定量吐出器1によれば、吐出する内容物の量を変更することができる。
この場合には、押下ヘッド51をシリンダ軸O回りに回転操作する。これにより、図4に示すように、押下ヘッド51に形成された複数のストッパ部59A〜59Dを周方向に移動させることができ、いずれかのストッパ部59A〜59Dに、中蓋50に形成された規制部58がシリンダ軸O方向に沿って対向するように、該規制部58の位置を相対的に変更することができる。
従って、押下ヘッド51を押し下げる際のストローク量を変えることができ。シリンダ部3における液室32への内容物の流入量をストローク量に応じて変化させることができる。その結果、内容物の吐出量を変更することができる。
このように、押下ヘッド51を回転操作するだけの簡便な方法で、吐出される内容物の量を容易に変更することができるので、操作性に優れている。しかも、押下ヘッド51を回転操作しない限り、変更後の量を正確に吐出することができる。
さらに、図5に示すように、押下ヘッド51をシリンダ軸O回りに回転操作した際、規制部58とストッパ部59A〜59Dとがシリンダ軸O方向に対向し合う毎に、中蓋50のガイド筒部50eに形成された係合突起101と、押下ヘッド51の外装着筒部51eに形成された摺接突起100とが係合し合うので、押下ヘッド51と中蓋50との周方向に沿う相対的な位置を容易且つ精度良く位置決めでき、内容物の吐出量を所望する量に速やかに変更し易い。
本実施形態では、吐出量を4段階に変更することが可能であるので、4段階のうちのいずれかの吐出量に速やかに変更することができる。
また、規制部58及びストッパ部59A〜59Dは、押下ヘッド51の内側に配置されているので、外側に設けた場合における押下ヘッド51の嵩張りの懸念がないうえ、外部から見え難くすることができるので、デザイン性を低下させ難い。
(第1実施形態の変形例)
上記第1実施形態では、規制部58を中蓋50側に形成し、複数のストッパ部59A〜59Dを押下ヘッド51側に形成したが、これとは逆に、規制部58を押下ヘッド51側に形成し、複数のストッパ部59A〜59Dを中蓋50側に形成しても構わない。この場合であっても、同様の作用効果を奏功することができる。
いずれにしても、中蓋50及び押下ヘッド51のうちのいずれか一方に規制部58を係止し、他方に複数のストッパ部59A〜59Dを形成すれば良い。
また、摺接突起100及び係合突起101についても同様で、摺接突起100を押下ヘッド51側に形成し、係合突起101を中蓋50側に形成したが、摺接突起100を中蓋50側に形成し、係合突起101を押下ヘッド51側に形成しても構わない。この場合であっても、同様の作用効果を奏功することができる。
従って、中蓋50及び押下ヘッド51のうちのいずれか一方に摺接突起100を形成し、他方に係合突起101を形成すれば良い。
また、上記第1実施形態において、押下ヘッド51を透明或いは半透明材料で形成し、外部から押下ヘッド51の内部を視認することができるように構成しても構わない。このようにすることで、いずれかのストッパ部59A〜59Dに対して規制部58をより正確にシリンダ軸O方向に対向させることができ、内容物の吐出量を所望する量に正確に変更し易い。
また、この場合において、例えば中蓋50の天壁部50aに規制部58の位置を示すメモリ(指示マーク等)を形成し、このメモリを利用しながら規制部58を、いずれかのストッパ部59A〜59Dに対してシリンダ軸O方向に対向させても良い。
さらに、例えば各ストッパ部59A〜59Dに、例えば吐出量(計量)を明示しても良い。このようにすることで、内容物の吐出量を所望する量にさらに正確に変更し易い。
さらには、規制部58と複数のストッパ部59A〜59Dとの位置合わせを、押下ヘッド51の外側で行うように構成しても構わない。
例えば、押下ヘッド51の周壁部51bに、複数のストッパ部59A〜59Dにそれぞれ対応した複数の第1メモリ(指示マーク等)を形成し、中蓋50の外筒部50b或いはシリンダ部3の側壁面に、規制部58に対応した第2メモリ(指示マーク等)を形成しても良い。
この場合には、押下ヘッド51の回転時、いずれかの第1メモリに第2メモリを一致させることで、規制部58とストッパ部59A〜59Dとのシリンダ軸O方向の位置合わせを行うことができる。従って、この場合であっても、内容物の吐出量を所望する量に正確に変更し易い。しかもこの場合には、押下ヘッド51を透明或いは半透明材料で形成する必要がない。
加えて、この場合において、複数の第1メモリを、例えば吐出量(計量)を明示するメモリとしても良い。この場合には、内容物の吐出量を所望する量にさらに正確に変更し易い。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る定量吐出器の第2実施形態について説明する。
第1実施形態では、4つのストッパ部59A〜59Dを設けることで、押下ヘッド51を押し下げる際のストローク量を4段階に変更可能とし、これにより吐出量を4段階に調整することができる場合を例に挙げて説明した。これに対して、第2実施形態では、ストッパ部を1つだけ設け、押下ヘッドの回転操作によってストッパ部の位置を、規制部に当接しない位置と、当接する位置とに切り換え可能とされている。これにより、押下ヘッドを押し下げる際のストローク量を2段階に変更し、これにより吐出量を2段階に調整することができる定量吐出器とされている。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。
図11及び図12に示すように、本実施形態の定量吐出器200は、装着キャップ2と、装着キャップ2に連結されたシリンダ部201と、シリンダ部201内に摺動可能に配設されたピストン部202と、ピストン部202を操作するピストン操作部203と、吸込み部6と、吸込み弁7と、シリンダ部201の側方に向かって突出すると共にシリンダ部201に直結されてシリンダ部201内の液室32に連通された筒状のノズル部204と、ノズル部204の内側に配設された吐出弁9と、を備えている。
シリンダ部201と吸込み部6との間には、円筒状の連結筒210が設けられている。なお、本実施形態の吸込み部6は、シリンダ軸Oと同軸に配置されている。連結筒210は、外周面がシリンダ部201における装着筒部30の内側に嵌合され、内周面が吸込み部6における接続筒部60の下筒部63に外嵌されている。これにより、連結筒210を介して装着筒部30と接続筒部60とを一体的に組み合わせることができ、吸込み部6及びディップチューブ61の取り付け状態をより安定化させ易い。
なお、連結筒210は、接続筒部60よりも下方に向けて延びていると共に、下方に向かうにしたがって外径が漸次縮径するように形成されている。また、連結筒210には、径方向の外側に向かって突出し、容器本体10の口部11の上端開口縁と装着筒部30における支持フランジ部30aとの間に配置される環状のフランジ部210aが形成されている。
さらに、本実施形態のシリンダ部201の外周面には、第1実施形態における被係止部34が形成されていない。この被係止部34に代えて、シリンダ部201の上端部側の外周面には、径方向の外側に向けて突出すると共に、周方向に間隔をあけて配置された複数の縦リブ状の第1係合片211が形成されている。
ピストン部202は、第1ピストン部202Aと、第2ピストン部202Bとを備えている。
第1ピストン部202Aは、底壁部40、周壁部41及び摺接部43備えている。なお、底壁部40における径方向の中央部には、上方に向けて有頂筒状に膨出した膨出部40aが形成されている。第2ピストン部202Bは、膨出部40aに外嵌された有頂筒状の第1連結筒部212と、第1連結筒部212の下端部から径方向の外側に向かって突出した環状部213と、を備えている。環状部213は、底壁部40の上面に配置されていると共に、外周縁が周壁部41の内周面に対してアンダーカット嵌合されている。
このように、第1ピストン部202Aと第2ピストン部202Bとは、膨出部40aに対する第1連結筒部212の外嵌、及び周壁部41に対する環状部213のアンダーカット嵌合により、一体に組み合わされている。
第1連結筒部212は、シリンダ部201よりも上方に突出しており、その天壁部は後述する押下ヘッド221の天壁部221aに対して面一とされている。また、第1連結筒部212の上端部側には、全周に亘って径方向の内側に窪んだ周溝214が形成されている。
ピストン操作部203は、シリンダ部201の上端部に被着された中蓋220と、中蓋220を覆うと共に、中蓋220及びシリンダ部201に対して相対的にシリンダ軸O方向に沿って押し下げ可能に中蓋220に装着された押下ヘッド221と、押下ヘッド221を中蓋220に対して上方に付勢するコイルスプリング52と、を備えている。
中蓋220は、シリンダ軸Oと同軸に配設された円環状の天壁部220aと、天壁部220aの外縁から下方に向けて突設された外筒部220bと、天壁部220aの内縁から下方に向けて突設された第1内筒部220cと、第1内筒部220cの下端部から径方向の内側に向けて突設された円環状の底壁部220dと、底壁部220dの内縁から上方に向けて突設された第2内筒部220eと、を備えている。
中蓋220は、天壁部220aがシリンダ部201の上端開口縁上に載置された状態で、外筒部220bがシリンダ部201の上端部に外装されることで、シリンダ部201の上端部に被着されている。なお、第1内筒部220c、底壁部220d及び第2内筒部220eは、シリンダ部201内に配設されている。また、底壁部220dの上面は、コイルスプリング52の下端部を保持している。
外筒部220bの内周面には、径方向の内側に向けて突出すると共に、周方向に間隔をあけて配置された複数の縦リブ状の第2係合片222が形成されている。これら第2係合片222は、シリンダ部201側に形成された第1係合片211に対して周方向に各別に係合されている。これにより、中蓋220は、シリンダ部201に対して回り止めがされた状態で、シリンダ部201に被着されている。
押下ヘッド221は、シリンダ軸Oに直交するように形成されると共に中蓋220の上方に配置された天壁部221aと、天壁部221aの外縁から下方に向けて突設されると共にシリンダ軸Oと同軸に配設された周壁部221bと、を備えている。
天壁部221aの中央部には、ピストン部202における第1連結筒部212の天壁部を露出させる開口部221cが形成されていると共に、この開口部221cの周縁部から下方に向かって延び、第1連結筒部212を径方向の外側から囲繞する第2連結筒部221dが形成されている。
第2連結筒部221dは、第1連結筒部212に対してシリンダ軸O回りに相対的に回転自在に接している。第2連結筒部221dの上端部側には、径方向の内側に向かって突出し、第1連結筒部212に形成された周溝214内に入り込んで、アンダーカット嵌合される環状の係合突起230が形成されている。
これにより、押下ヘッド221はシリンダ軸O方向に位置決めがされた状態で、中蓋220及びシリンダ部201に対してシリンダ軸O回りに回転可能とされた状態で組み合わされている。
なお、第2連結筒部221dの下端部は、第1連結筒部212と中蓋220における第2内筒部220eとの間に配置されている。
天壁部221aには、第2連結筒部221dと周壁部221bとの間に位置する部分から下方に向けて突出した環状のスプリング保持部231が形成されている。スプリング保持部231は、中蓋220の底壁部220dに上方から対向しており、コイルスプリング52の上端部を保持している。これにより、コイルスプリング52は、中蓋220と押下ヘッド221との間に介装されている。
上述したように構成された押下ヘッド221は、シリンダ軸O回りの回転量が規制されていると共に、回転位置に応じて押し下げのストローク量が変更可能な構成とされている。本実施形態では、押下ヘッド221は、シリンダ軸O回りの回転によって第1吐出位置P1及び第2吐出位置P2のいずれかの位置に切り換え可能とされていると共に、第1吐出位置P1でのストローク量L5よりも第2吐出位置P2でのストローク量L6が小さい設定とされている。
詳細に説明する。
はじめに、定量吐出器200をシリンダ軸O方向から見た上面視において、周方向のうちシリンダ軸Oを時計回りに周回する方向を第1周方向T1、その反対方向を第2周方向T2という。
中蓋220における外筒部220bには、径方向の外側に向けて突出すると共に周方向に沿って延びた規制部240が形成されている。規制部240は、外筒部220bの全周のうち略1/4周に相当する長さで形成されていると共に、シリンダ軸Oを挟んで径方向に向かい合うように形成されている。
さらに、中蓋220の外筒部220bには、径方向の外側に向けて突出した突起状の回転ストッパ241が形成されている。この回転ストッパ241は、上述した2つの規制部240の間の周方向中間部分に配置されていると共に、シリンダ軸Oを挟んで径方向に向かい合うように形成されている。
これに対して、押下ヘッド221における周壁部221bの内周面には、径方向の内側に向けて突出した凸条部242及びストッパ部243が形成されている。
凸条部242は、周壁部221bの上端部から下端部に亘ってシリンダ軸O方向に沿って長尺に延びるように形成されており、シリンダ軸Oを挟んで径方向に向かい合うように形成されている。凸条部242のうち第1周方向T1側を向いた第1周端面242aは、規制部240の周端面に接触している。そして、凸条部242が規制部240に接触している位置が、上述した第1吐出位置P1とされている。
また、押下ヘッド221が中蓋220に対してシリンダ軸O回りを第2周方向T2に向けて回転すると、凸条部242のうち第2周方向T2側を向いた第2周端面242bが回転ストッパ241の周端面に接触する。これにより、押下ヘッド221のそれ以上の回転が規制される。そして、凸条部242が回転ストッパ241に接触している位置が、上述した第2吐出位置P2とされている。
このように、規制部240及び回転ストッパ241に凸条部242が接触することで、押下ヘッド221のシリンダ軸O回りの回転量が規制され、第1吐出位置P1及び第2吐出位置P2のいずれかの位置に切り換え可能とされている。
なお、中蓋220の外筒部220bには、規制部240に接触している凸条部242よりも第2周方向T2側に位置する部分から径方向の外側に向けて突出し、凸条部242を第1吐出位置P1に位置決めさせる膨出部245が形成されている。これにより、凸条部242は、規制部240と膨出部245とによって周方向に挟まれた状態となり、第1吐出位置P1に安定して位置決めされている。なお、膨出部245は、押下ヘッド221の回転に伴って凸条部242が周方向に乗り越え可能な突出量とされている。
ストッパ部243は、周壁部221bの上端部から周壁部221bの上下方向の略中間部分に亘ってシリンダ軸O方向に沿って長尺に延びるように形成されており、シリンダ軸Oを挟んで径方向に向かい合うように形成されている。この際、ストッパ部243は、定量吐出器200をシリンダ軸O方向から見た上面視(図11参照)で、回転ストッパ241よりも第2周方向T2側に位置し、且つ規制部240よりも第1周方向T1側に配置位置するように形成されている。
これにより、押下ヘッド221が第1吐出位置P1に位置している場合には、ストッパ部243の下方には回転ストッパ241及び規制部240が存在しない。これに対して、押下ヘッド221が第2吐出位置P2に位置している場合には、ストッパ部243は規制部240の上方に位置する。
従って、第1吐出位置P1で押下ヘッド221を押し下げた場合には、ストッパ部243は何ら規制されることなく押下ヘッド221に追従して下方移動する(図14参照)。そのため、押下ヘッド221の天壁部221aが中蓋220の天壁部220aに近接するまでのストローク量L5で、押下ヘッド221の押し下げが可能とされている。
これに対して、第2吐出位置P2で押下ヘッド221を押し下げた場合には、ストッパ部243が規制部240に対して上方から当接して、それ以上の押し下げが規制される(図15参照)。これにより、ストッパ部243の下端部が規制部240に接触するまでのストローク量L6(ストローク量L5よりも小さい)で、押下ヘッド221の押し下げが可能とされている。
なお、ストッパ部243は、周方向に間隔をあけて配置された2つの縦リブ243aによって形成されている。但し、この場合に限定されるものではない。
なお、本実施形態では、図13に示すように、押下ヘッド221が第1吐出位置P1及び第2吐出位置P2に位置していることを示す指標部が押下ヘッド221の外周面に形成されている。
図示の例では、指標部の一例として、ストローク量L5、L6に応じた内容物の吐出量が形成されている。即ち、押下ヘッド221が第1吐出位置P1に位置していることを示す第1指標部250、及び押下ヘッド221が第2吐出位置P2に位置していることを示す第2指標部251が形成されている。第1指標部250は内容物が例えば30ml吐出されることを意味する「30」と表示され、第2指標部251は内容物が例えば15ml吐出されることを意味する「15」と表示されている。
これら第1指標部250及び第2指標部251のいずれかがノズル部204の上方に位置していることで、押下ヘッド221が第1吐出位置P1又は第2吐出位置P2に位置していることを正確に把握することが可能とされている。
図12に示すように、ノズル部204は、シリンダ部201の底壁部31の下面、及び装着筒部30の外周面の双方から一体に側方(シリンダ軸Oに交差する方向)に向かって突出し、シリンダ部201内に連通している。
ノズル部204は、シリンダ部201及び装着筒部30に、斜め下向きに接続されたノズル本体204Aと、先端開口が吐出孔80とされ、ノズル本体204Aに装着された補助ノズル204Bとを備えている。
ノズル本体204Aの基端開口部には、環状の端壁部82が配設されている。ノズル本体204Aの基端部の上部は、シリンダ部201内に向けて開口している。従って、ノズル本体204Aの内部は、シリンダ部201内の液室32に連通している。補助ノズル204Bは、ノズル本体204Aを囲むように該ノズル本体204Aに装着される装着部255と、上記吐出孔80が形成された吐出部256と、を備えている。
吐出部256は、装着部255との接続部分からノズル先端側に向かうに従い下方に向けて屈曲している。そのため、吐出孔80は下方に向けて開口している。
吐出弁9は、端壁部82よりも補助ノズル204B側に配置された隔壁部257の開口を利用して取り付けられている。なお、本実施形態の吐出弁9は、第1実施形態における導入孔94が形成されていない。さらに、隔壁部257には、吐出弁9を囲むように間隔をあけて流通孔258が形成されている。
(定量吐出器の作用)
本実施形態の定量吐出器200によれば、図12に示すように、押下ヘッド221が第1吐出位置P1に位置している状態で押下ヘッド221を押し下げ操作すると、ストッパ部243の下方に規制部240が位置していないので、図14に示すように、押下ヘッド221の天壁部221aが中蓋220の天壁部220aに近接するまでのストローク量L5で押し下げを行うことができる。これにより、例えば30mlの吐出量で内容物を吐出することができる。
特に、押下ヘッド221の天壁部221aを中蓋220の天壁部220aに近接させるまで、押下ヘッド221を押し下げることができるので、押下ヘッド221内のデッドスペースをなくすことができる。
続いて、吐出量を変更する場合には、押下ヘッド221をシリンダ軸O回りに第2周方向T2に向けて回転操作する。これにより、図11に示すように、凸条部242及びストッパ部243を第2周方向T2側に移動させることができ、凸条部242の第2周端面242bが回転ストッパ241の周端面に接触して、それ以上の回転が規制される。これにより、押下ヘッド221を第2吐出位置P2に位置させることができ、ストッパ部243が規制部240の上方に位置する。また、第2指標部251がノズル部204の上方に位置した状態となる。
そして、押下ヘッド221を第2吐出位置P2で押し下げ操作すると、図15に示すように、ストッパ部243の下端部が規制部240に接触するまでのストローク量L6で押し下げを行うことができる。これにより、例えば15mlの吐出量で内容物を吐出することができる。
このように、本実施形態の場合であっても、第1実施形態と同様に、押下ヘッド221を回転操作するだけの簡便な方法で、吐出される内容物の量を容易に変更することができるので、操作性に優れている。しかも、押下ヘッド221を回転操作しない限り、変更後の量を正確に吐出することができる。
(第2実施形態の変形例)
上記第2実施形態において、押下ヘッド221を透明或いは半透明材料で形成し、外部から押下ヘッド221の内部を視認することができるように構成しても構わない。このようにすることで、押下ヘッド221が第1吐出位置P1又は第2吐出位置P2のいずれかに位置していることを把握することができ、内容物の吐出量を所望する量に正確に変更し易い。
また、上記実施形態では、押下ヘッド221の周壁部221bの外周面に第1指標部250及び第2指標部251を形成したが、この場合に限定されるものではない。例えば、図16に示すように、中蓋220における規制部240の外周面(或いは外筒部220bの外周面)に第1指標部250及び第2指標部251を形成し、押下ヘッド221の周壁部221bにいずれかの指標部を露出させるための切欠部260を形成しても構わない。この場合であっても、同様の作用効果を奏功することができる。
なお、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
O…シリンダ軸
1、200…定量吐出器
3、201…シリンダ部
4、202…ピストン部
5、203…ピストン操作部
6…吸込み部6
7…吸込み弁7
8、204…ノズル部
9…吐出弁9
10…容器本体
11…容器本体の口部
30…装着筒部
32…液室
50、220…中蓋
51、221…押下ヘッド
52…コイルスプリング(付勢手段)
58、240…規制部
59A、59B、59C、59D、243…ストッパ部
100…摺接突起
101…係合突起

Claims (3)

  1. シリンダ部と、
    前記シリンダ部の内周面に沿ってシリンダ軸方向に摺動可能なピストン部と、
    前記ピストン部を操作するピストン操作部と、
    前記シリンダ部内の液室に連通された管状の吸込み部と、
    前記吸込み部の内側に配設され、前記ピストン部の引戻し動作に連動して開けられる開閉可能な吸込み弁と、
    前記シリンダ部の側方に向かって突出していると共に、前記シリンダ部に直結されて前記液室に連通された筒状のノズル部と、
    前記ノズル部の内側に配設され、前記ピストン部の押込み動作に連動して開けられる開閉可能な吐出弁と、を備え、
    前記ピストン操作部は、
    前記シリンダ部の上端部に被着された中蓋と、
    前記中蓋を覆うと共に前記ピストン部に接続され、且つ前記中蓋及び前記シリンダ部に対して相対的に押し下げ可能とされた押下ヘッドと、
    前記押下ヘッドを前記中蓋に対して上方に付勢する付勢手段と、を備え、
    前記押下ヘッドは、前記中蓋及び前記シリンダ部に対してシリンダ軸回りに回転自在とされ、
    前記押下ヘッド及び前記中蓋のうちのいずれか一方には、前記中蓋及び前記シリンダ部に対して前記押下ヘッドをシリンダ軸回りに回転させた際、前記押下ヘッドの押し下げに伴って、他方に設けられた規制部に対してシリンダ軸方向に沿って当接するストッパ部が設けられ、
    前記規制部及び前記ストッパ部は、前記押下ヘッドの内側に配置されていることを特徴とする定量吐出器。
  2. 請求項1に記載の定量吐出器において、
    前記ストッパ部は、周方向に沿って複数設けられ、且つ前記規制部側の先端部の位置がシリンダ軸方向に互いに異なっていることを特徴とする定量吐出器。
  3. 請求項2に記載の定量吐出器において、
    前記押下ヘッド及び前記中蓋のうちのいずれか一方には、周方向に沿って複数の摺接突起が形成され、
    前記押下ヘッド及び前記中蓋のうちの残りの他方には、前記押下ヘッド及び前記中蓋の相対的なシリンダ軸回りの回転移動に伴って、前記摺接突起に摺接する係合突起が形成され、
    前記係合突起は、前記押下ヘッド及び前記中蓋の相対的なシリンダ軸回りの回転移動に伴って、前記規制部が前記ストッパ部に対してシリンダ軸方向に対向し合う毎に、前記摺接突起に対して係合されることを特徴とする定量吐出器。
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