JP6660830B2 - 定量吐出器 - Google Patents

定量吐出器 Download PDF

Info

Publication number
JP6660830B2
JP6660830B2 JP2016130896A JP2016130896A JP6660830B2 JP 6660830 B2 JP6660830 B2 JP 6660830B2 JP 2016130896 A JP2016130896 A JP 2016130896A JP 2016130896 A JP2016130896 A JP 2016130896A JP 6660830 B2 JP6660830 B2 JP 6660830B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
nozzle
valve
valve body
piston
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016130896A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018002230A (ja
Inventor
亮 立藏
亮 立藏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP2016130896A priority Critical patent/JP6660830B2/ja
Publication of JP2018002230A publication Critical patent/JP2018002230A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6660830B2 publication Critical patent/JP6660830B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

本発明は、定量吐出器に関するものである。
従来、定量吐出器として、下記特許文献1に示されるように、シリンダ部と、シリンダ部の内周面に沿ってシリンダ軸方向に摺動可能なピストン部と、ピストン部を操作するピストン操作部と、シリンダ部内の液室に連通された筒状の吸込み部と、吸込み部の内側に配設され、ピストン部の引戻し動作に連動して開けられる開閉可能な吸込み弁と、内容物を吐出する吐出口を有し、シリンダ部の側方に向かって突出しているとともに、シリンダ部に直結されて液室に連通された筒状のノズル部と、ノズル部の内側に配設され、ピストン部の押込み動作に連動して開けられる開閉可能な吐出弁と、を備えるものが知られている。
この定量吐出器の吐出弁における弁部は、ノズル部の内側においてノズル軸方向の外側に向けて漸次拡径されたテーパー状をなし、その前端部は、ノズル部の内周面に全周にわたって密に当接している。
特開2015−127242号公報
しかしながら、前記従来の定量吐出器では、例えば液室内に内容物が貯留されていない使用開始時、及び液室内の内容物の残量が少なくなった時等に、ピストン操作部を操作すると、液室内の空気がノズル部内に流入する。そして、この空気が、弁部の前端部を部分的に弾性変形させ、吐出弁を吐出口側に向けて通過するときに、異音が生ずるおそれがあった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、液室内の空気が、ノズル部内に流入したとしても、異音が生ずるのを抑制することができる定量吐出器を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る定量吐出器は、シリンダ部と、前記シリンダ部の内周面に沿ってシリンダ軸方向に摺動可能なピストン部と、前記ピストン部を操作するピストン操作部と、前記シリンダ部内の液室に連通された筒状の吸込み部と、前記吸込み部の内側に配設され、前記ピストン部の引戻し動作に連動して開けられる開閉可能な吸込み弁と、内容物を吐出する吐出口を有し、前記シリンダ部の側方に向かって突出しているとともに、前記シリンダ部に直結されて前記液室に連通された筒状のノズル部と、を備え、前記ノズル部の内側には、前記液室と前記吐出口とを連通する連通口が形成された隔壁部と、前記連通口を前記ピストン部の押込み動作に連動して開閉する吐出弁と、が配設され、前記吐出弁は、前記ノズル部の内側に取付けられる弁基部と、前記隔壁部におけるノズル軸方向の前記吐出口側を向く前壁面に配設された弁本体と、前記ノズル軸回りに間隔をあけて複数配置され、前記弁基部と前記弁本体とを連結する弾性連結片と、を備え、前記弁本体の外周面は、ノズル軸方向の前記シリンダ部側に向かうに従い漸次、縮径するとともに、前記前壁面における前記連通口の開口周縁部と当接し、前記ノズル部は、前記シリンダ部側に位置する根元筒部と、前記吐出口側に位置し、前記根元筒部内に嵌合されたノズル筒部と、を備え、前記隔壁部は、前記根元筒部の内側に配設され、前記弁基部は、前記根元筒部内に嵌合されるとともに、前記ノズル筒部及び前記隔壁部によりノズル軸方向に挟まれていることを特徴とする。
この発明によれば、弁本体の外周面が、ノズル軸方向におけるシリンダ部側に向かうに従い漸次、縮径し、かつ隔壁部の前壁面における連通口の開口周縁部に当接しているので、ピストン部の押込み動作に伴い、液室内の内容物がノズル部内に流入すると、弾性連結片が弾性変形することで、弁本体の全体がノズル軸方向の吐出口側に向けて弾性変位することとなる。したがって、例えば液室内に内容物が貯留されていない使用開始時、及び液室内の内容物の残量が少なくなった時等に、液室内の空気がノズル部内に流入すると、弁本体の全体が前記吐出口側に向けて変位することとなり、弁本体の外周面における一部分のみで、連通口が開放されることが抑えられる。これにより、ノズル部内の空気が吐出弁を吐出口側に通過する時に異音が生ずるのを抑制することができる。
また、弁本体が、ノズル周方向に間隔をあけて複数配置された弾性連結片により、弁基部と連結されているので、弁本体が隔壁部から離反された際の弁本体の姿勢を安定させ、吐出弁の動作を安定したものとすることができる。
また、弁基部が、ノズル部の根元筒部内に嵌合されるとともに、根元筒部内に嵌合されたノズル筒部と、根元筒部の内側に配設された隔壁部と、によりノズル軸方向に挟まれているので、吐出弁がノズル部内をノズル軸方向に位置ずれするのを抑制することができる。
また、前記弁本体における前記吐出口側を向く前面に、肉抜き凹部が形成されてもよい。
この場合には、弁本体の前面に、肉抜き凹部が形成されているので、弁本体を軽量化することができる。このため、弁本体が隔壁部の連通口に対して位置ずれするのを抑えることが可能になり、吐出弁により連通口を確実に閉塞することができる。さらに、弁本体の前面に、肉抜き凹部が形成されていることから、弁本体の肉厚が厚くなるのを抑えることが可能になり、ひけの発生を抑制することができる。
本発明によれば、液室内の空気が、ノズル部内に流入したとしても、異音が生ずるのを抑制することができる。
本発明の第一実施形態に係る定量吐出器を示す縦断面図である。 図1に示す定量吐出器の要部を示す拡大図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る定量吐出器の一実施形態について説明する。
<定量吐出器の構成>
図1に示すように、定量吐出器1は、容器本体10の口部11に装着された装着キャップ2と、装着キャップ2に連結されたシリンダ部3と、シリンダ部3内に摺動可能に配設されたピストン部4と、ピストン部4を操作するピストン操作部5と、シリンダ部3内の液室32に連通された管状の吸込み部6と、吸込み部6の内側に配設されるとともにピストン部4の動作に伴って開閉可能とされた吸込み弁7と、内容物を吐出する吐出口8aを有し、シリンダ部3の側方に向かって突出するとともにシリンダ部3に直結されてシリンダ部3内の液室32に連通された筒状のノズル部8と、を備えている。
以下、シリンダ部3の横断面がなす円形状の中央を通るシリンダ軸Oに沿って、ピストン操作部5側を上側、容器本体10側を下側という。また、シリンダ軸O方向から見た平面視において、シリンダ軸O回りに周回する方向を周方向といい、シリンダ軸Oに直交する方向を径方向という。
(容器本体)
容器本体10は、例えばガラス瓶、合成樹脂製ボトル等であり、内部に図示しない内容物が収容される。容器本体10の口部11の外周面には、雄ねじ12が形成されている。
(装着キャップ)
装着キャップ2は、円筒形状に形成され、シリンダ軸Oと同軸に配設されている。装着キャップ2の内周面には、口部11の雄ねじ12に螺合された雌ねじ20が形成されている。
(シリンダ部)
シリンダ部3は、有底筒状に形成され、その内側に容器本体10内の内容物を貯留する液室32が形成されるとともに、容器本体10の上方に配置されている。
シリンダ部3には、装着キャップ2に接続され、口部11に装着された装着筒部30が設けられている。装着筒部30は、シリンダ部3の底壁部31から下方に向けて延在し、シリンダ軸Oと同軸に配置されている。装着筒部30の下端部は、装着キャップ2の上端部内にアンダーカット嵌合されている。装着筒部30には、口部11の上端開口縁上に配置された支持フランジ部30aが形成されている。
シリンダ部3の外周面には、被係止部34が径方向の外側に向けて突設されている。なお、被係止部34は、シリンダ部3の外周面において、シリンダ軸Oを径方向に挟んで互いに反対となる位置に各別に形成されている。但し、被係止部34の数は2つに限定されるものではない。
(ピストン部)
ピストン部4は、シリンダ部3内に配設されて液室32を画成している。
ピストン部4は、図1に示すように、シリンダ軸Oに直交する底壁部40と、底壁部40の外縁から上方に向けて延びる周壁部41と、周壁部41を径方向の外側から囲繞し、且つシリンダ部3内に摺動自在に嵌合された筒状の摺接部43と、を備えている。
底壁部40は、液室32に面する平面視円形の壁部であり、シリンダ部3の底壁部31の上方に間隔をあけて対向配置されている。底壁部40の外周部の上面には後述する連結部材53のフランジ部53bが当接されており、フランジ部53bによって底壁部40が上方から押さえられている。
周壁部41は、円筒形状の筒部であり、シリンダ軸Oを共通軸にしてシリンダ部3と同軸上に配設されている。摺接部43は、シリンダ軸Oを共通軸にしてシリンダ部3と同軸上に配設された略円筒形状の筒部であり、摺接部43の上下方向の中間部は、上記した周壁部41の上端部に連結されている。摺接部43の上端部は、上側に向かうに従い漸次拡径されたテーパー形状に形成されている。
また、摺接部43の下端部は、下側に向かうに従い漸次拡径されたテーパー形状に形成されている。そして、これら摺接部43の上下端部は、それぞれシリンダ部3の内周面に全周に亘って密に摺動自在に当接している。
(ピストン操作部)
ピストン操作部5は、シリンダ部3の上端部に被着された中蓋50と、シリンダ部3に対して相対的に押し下げ可能な押下ヘッド51と、押下ヘッド51を上方に付勢するコイルスプリング52と、押下ヘッド51とピストン部4とを連結する連結部材53と、を備えている。
中蓋50は、シリンダ軸Oに対して垂直に配設された円環状の天壁部50aと、天壁部50aの外縁から下方に向かって延びる外筒部50bと、天壁部50aの内縁から下方に向かって延びる内筒部50cと、内筒部50cの下端部から径方向の内側に向けて延びる円環状の底壁部50dと、底壁部50dの内縁から立設されたガイド筒部50eと、を備えている。
天壁部50aは、シリンダ部3の上方に配置され、シリンダ部3の上端開口縁上に載置されている。
外筒部50bは、シリンダ部3の上端部の外周に周設された円筒形状の筒部であり、シリンダ軸Oを共通軸にしてシリンダ部3と同軸上に配置されているとともにシリンダ部3の上端部にアンダーカット嵌合されている。内筒部50cは、シリンダ部3の上端部の内側に配設された略円筒形状の筒部であり、シリンダ軸Oを共通軸にしてシリンダ部3及び外筒部50bと同軸上に配置されている。
底壁部50dは、シリンダ軸Oに対して垂直に配設された円環状の板部である。また、底壁部50dの下面には、連結部材53の後述するフランジ部53bに上方から当接するストッパ50fが設けられている。ガイド筒部50eは、内筒部50cの内側に配設された円筒形状の直筒部であり、シリンダ軸Oを共通軸にして内筒部50cと同軸上に配置されている。
押下ヘッド51は、シリンダ軸Oに対して垂直に配設された円環状の天壁部51aと、天壁部51aの外縁から下方に向かって延びる周壁部51bと、天壁部51aの内縁から下方に向かって延びる内筒部51cと、天壁部51aの下面から下方に向かって延びる筒状のスプリング保持部51dと、を備えている。天壁部51aは、中蓋50の天壁部50aの上方に配設されている。
周壁部51bは、中蓋50の外筒部50b及びシリンダ部3の外周に周設された円筒形状の直筒部であり、シリンダ軸Oを共通軸にして中蓋50の外筒部50b及びシリンダ部3と同軸上に配置されている。
内筒部51cは、周壁部51bの内側に配設された円筒形状の直筒部であり、シリンダ軸Oを共通軸にして周壁部51bと同軸上に配置されている。
また、内筒部51cの外径は、中蓋50のガイド筒部50eよりも小径であり、内筒部51cは、ガイド筒部50eの内側に挿入されている。スプリング保持部51dは、コイルスプリング52の上端部を保持する円筒形状の筒部であり、周壁部51bの上端部と内筒部51cの上端部との間に配設されている。
コイルスプリング52は、押し込まれたピストン部4を引き戻す付勢力を付与するための付勢部材であり、上記した中蓋50と押下ヘッド51との間に介装されている。
コイルスプリング52は、押下ヘッド51の周壁部51bの内側に配設されており、コイルスプリング52の下端は、上記した中蓋50の底壁部50dの上面に係止され、コイルスプリング52の上端は、上記した押下ヘッド51のスプリング保持部51dの内側に嵌め込まれて押下ヘッド51の天壁部51aの下面に係止されている。
連結部材53は、押下ヘッド51の内筒部51cの内側に嵌合された嵌合部53aと、嵌合部53aの下端から径方向外側に突出したフランジ部53bと、を備えている。嵌合部53aは、有頂筒状の筒部であり、シリンダ軸Oを共通軸にして押下ヘッド51の内筒部51cと同軸上に延設されている。
嵌合部53aの上端部は、押下ヘッド51の内筒部51cにアンダーカット嵌合されており、嵌合部53aの上端面は、押下ヘッド51の天壁部51aの上面と面一に形成されている。
フランジ部53bは、周方向の全周に亘って形成された円環状の板部であり、ピストン部4の底壁部40の上面に載置されているとともにピストン部4の周壁部41の内側にアンダーカット嵌合されている。
また、フランジ部53bは、中蓋50の底壁部50dの下面に設けられたストッパ50fと当接可能とされており、これにより、コイルスプリング52による押下ヘッド51(ピストン部4)の上昇が制限されて押下ヘッド51(ピストン部4)のストロークの上端位置が位置決めされている。
(吸込み部)
吸込み部6は、容器本体10の内部に収容された内容物をシリンダ部3内の液室32に吸い込むための管状部であり、その概略構成としては、シリンダ部3の底壁部31の下面から下方に向かって延びているとともにシリンダ部3の内側に連通した接続筒部60と、接続筒部60に接続されたディップチューブ61と、を備えている。
接続筒部60は、上記した装着筒部30の内側に配設されているとともにシリンダ軸Oを共通軸にして同軸上に配設された筒部である。接続筒部60のうち、上端部は他の部分よりも拡径されている。すなわち、接続筒部60は、シリンダ部3の内部に向けて開口された大径の上筒部62と、上筒部62の下方に段差を介して連設された小径の下筒部63と、を備えている。
下筒部63の上端部の内周面には、全周に亘って径方向内側に突出した円環状の弁座部64が形成されている。また、接続筒部60は、上記したシリンダ部3と一体に形成されている。
ディップチューブ61は、容器本体10の内側に配置されて容器本体10内の内容物を吸い上げるためのチューブであり、例えば可撓性を有するフレキシブルチューブからなる。なお、ディップチューブ61は、単なる円筒状のパイプであってもよい。ディップチューブ61の下端開口は、容器本体10内に開放されており、ディップチューブ61の上端開口は、上記した接続筒部60の内側に嵌合されて上記した上筒部62を介してシリンダ部3の内部に連通されている。
(吸込み弁)
吸込み弁7は、吸込み部6の上筒部62内に嵌合された周壁部70と、周壁部70の内側に配設されて弁座部64の内側を開閉する板状の弁体部71と、弁体部71の外周面と周壁部70の内周面とを連結する弾性変形可能な連結片72と、を備えている。
周壁部70は、吸込み部6の上筒部62内にアンダーカット嵌合されている。弁体部71は、弁座部64の上面に密に当接している。連結片72は、例えば周方向に間欠的に複数配設され、弁体部71の外周面と周壁部70の内周面とを繋いでいる。
なお、吸込み弁7は、1つの連結片72で弁体部71を支持した一点弁でもよい。さらに、本実施形態では、弁座部64に着座する弁体部71を利用することで吸込み部6の内側を開閉する吸込み弁7を例に挙げたが、この場合に限定されるものではなく、例えばボール弁を吸込み弁として採用しても構わない。
(ノズル部)
ノズル部8は、シリンダ部3内の液室32に貯留された内容物を外部に吐出させるための筒状部材である。なお、図1及び図2にLで示す鎖線は、ノズル部8の中心軸線を示しており、以下、ノズル軸Lという。また、ノズル軸Lに沿った方向をノズル軸方向といい、ノズル軸方向から見てノズル軸Lに直交する方向をノズル径方向といい、ノズル軸L回りの方向をノズル周方向という。さらに、ノズル軸方向のうち、吐出口8a側を前側といい、シリンダ部3側を後側という。
ノズル部8は、後側に位置する根元筒部82と、前側に位置し、根元筒部82内に嵌合されたノズル筒部81と、を備えている。
根元筒部82は、円筒形状をなし、前側に向かって下向きに傾斜している。根元筒部82は、シリンダ部3の底壁部31の下面において、装着筒部30の外周面から、シリンダ軸Oに交差する方向に向かって突出している。
根元筒部82は、シリンダ部3と一体に形成されている。根元筒部82の後端部は、端壁部82aによって閉塞されている。根元筒部82の後端部の上部は、シリンダ部3の内部に向けて開口されている。
また、根元筒部82の内側には、ノズル軸Lに対して直交する隔壁部82bが配設されている。
隔壁部82bには、ノズル軸方向に貫通し、液室32と吐出口8aとを連通する連通口82cが形成されている。連通口82cは、ノズル軸Lと同軸に配置されている。連通口82cは、ノズル軸方向から見て円形状をなし、ノズル軸方向に真直ぐ延びている。
根元筒部82の後端部の外周面には、ノズル筒部81の後述する外装筒部81aの後端開口縁とノズル軸方向で対向する対向部82dが突設されている。対向部82dは、ノズル周方向に連続して延び、環状に形成されている。
また、根元筒部82の外周面のうち、対向部82dよりも前側に位置する部分には、ノズル筒部81の外装筒部81aがアンダーカット嵌合された嵌合突起82eが設けられている。
嵌合突起82eは、ノズル周方向に連続して延び、環状に形成されている。また、根元筒部82の外周面のうち、嵌合突起82eよりも前側に位置する部分には、ノズル筒部81の外装筒部81aの内周面に形成された後述する溝部81cに挿入されることで、ノズル筒部81の根元筒部82に対する回転を防止する周止めリブ82fが複数設けられている。
周止めリブ82fは、それぞれがノズル軸方向に沿って直線状に形成され、ノズル周方向に間隔をあけて複数形成されている。
ノズル筒部81は、内容物を吐出するための筒部材であり、内容物を吐出する吐出口8aを有している。ノズル筒部81は、根元筒部82をノズル径方向に囲繞する外装筒部81aと、根元筒部82の径方向の内側に配設された本体筒部81bと、本体筒部81bの前端部からノズル軸Lに沿って延びる延出筒部81dと、延出筒部81dの前端部から下方に向けて延び、下端開口が吐出口8aとされた屈曲筒部81eと、を備えている。
本体筒部81b、延出筒部81d、及び屈曲筒部81eの各内径は、互いに同等となっている。
ノズル筒部81は、根元筒部82に装着されている。ノズル筒部81のうち、本体筒部81bが根元筒部82内に嵌合されるとともに、外装筒部81aが根元筒部82に外嵌されている。そして、外装筒部81aの後端部が、根元筒部82の嵌合突起82eにアンダーカット嵌合されている。
また、外装筒部81aの内周面には、根元筒部82の周止めリブ82fが挿入された溝部81cがノズル周方向に等間隔をあけて複数形成されている。溝部81cは、ノズル軸方向に真直ぐ延びている。
屈曲筒部81eは、延出筒部81dの前端部から下方に向かうに従い漸次、前方に向けて延びている。屈曲筒部81e及び延出筒部81dの各外径は、互いに同等となっている。
(吐出弁)
また、本実施形態では、ノズル部8の内側には、隔壁部82bの連通口82cをピストン部4の押込み動作に連動して開閉する吐出弁9が配設されている。吐出弁9は、ノズル部8の内側から、シリンダ部3内の液室32への内容物及び空気の流入を止める逆止弁である。
そして本実施形態では、図2に示すように、吐出弁9は、ノズル部8の内側に取付けられる弁基部91と、隔壁部82bにおける前側を向く前壁面82gに配設された弁本体92と、ノズル周方向に間隔をあけて複数配置され、弁基部91と弁本体92とを連結する弾性連結片93と、を備えている。
弁基部91は筒状に形成され、ノズル軸Lと同軸に配設されている。弁基部91は、隔壁部82bより前側に配設されている。弁基部91の外周面のうち、後側に位置する部分には、外径が縮径されることで肉厚が薄くされた縮径部91aが形成されている。縮径部91aの内周面に、弾性連結片93が連結されている。なお、縮径部91aは形成されていなくてもよい。
弁本体92はノズル軸Lと同軸に配置されている。弁本体92の外周面92aは、後側に向かうに従い漸次、縮径するとともに、前壁面82gにおける連通口82cの開口周縁部と当接している。図示の例では、弁本体92は円錐形状をなし、弁本体92の後端部は、隔壁部82bよりも後側に突き出している。弁本体92の後端部は、後方に向けて尖る先鋭形状に形成されている。なお、弁本体92の後端部を、後方を向く平坦面に形成し、弁本体92を、ノズル軸方向に沿う縦断面視で台形状を呈するように形成してもよい。
また、弁本体92における前側を向く前面に、肉抜き凹部92bが形成されている。肉抜き凹部92bは円錐形状をなし、ノズル軸方向と同軸に配置されている。このため、弁本体92の周壁の厚みは、全域にわたって同等となっている。
弁本体92の前側の外周縁部には、ノズル径方向の外側に向けて突出するフランジ部92cが形成されている。フランジ部92cの厚みは、弁本体92の周壁の厚みと同等となっている。
フランジ部92cのノズル径方向の外端部は、弾性連結片93と接続されている。フランジ部92cの前側を向く前面と、弾性連結片93の前側を向く前面と、が面一となっている。また、フランジ部92cは、隔壁部82bの前壁面82gから前側に離れている。フランジ部92cと前壁面82gとが、ノズル軸方向に互いに対向している。
弾性連結片93は、弁基部91と弁本体92とをノズル径方向に連結している。弾性連結片93は、弁本体92を連通口82cから前側に向けて離反自在に支持している。弾性連結片93は、隔壁部82bの前壁面82gから前側に離れている。弾性連結片93と前壁面82gとが、ノズル軸方向に互いに対向している。弾性連結片93の厚みは、弁本体92のフランジ部92cの厚みよりも薄くなっている。図示の例では、弾性連結片93は、周方向に間隔をあけて3つ配置されている。
また、本実施形態では、弁基部91は、根元筒部82内に嵌合されるとともに、ノズル筒部81及び隔壁部82bによりノズル軸方向に挟まれている。弁基部91のノズル軸方向の両端縁はそれぞれ、ノズル筒部81及び隔壁部82bと当接している。弁基部91の内周面は、ノズル筒部81の内周面よりもノズル径方向の内側に位置し、弁基部91とノズル筒部81との当接部分には、径方向の段差が形成されている。
<定量吐出器の作用>
まず、定量吐出器1の液室32内に内容物を貯留する貯留作業について説明する。
はじめに、液室32内に内容物が貯留していない状態で、ピストン操作部5における押下ヘッド51の天壁部51aの上面を押圧し、コイルスプリング52の付勢力に抵抗しながら押下ヘッド51を押し下げる。
これにより、コイルスプリング52が軸方向に圧縮されるとともに、連結部材53を介して押下ヘッド51に連結されたピストン部4が、押下ヘッド51とともにシリンダ部3に対して相対的に下降してシリンダ部3の底壁部31側に押し込まれ、液室32内の空気が加圧される。
次に、液室32内の空気が加圧されたことにより、その内圧によって弾性連結片93が弾性変形し、弁本体92が前側に向けて変位する。これにより、弁本体92の外周面92aが、隔壁部82bの前壁面82gにおける連通口82cの開口周縁部から前側に向けて離反し、弁本体92の外周面92aと、連通口82cの開口周縁部との間に隙間が形成されて吐出弁9が開放される。
これにより、液室32内に充満していた空気が、根元筒部82の後端部の内側に流入し、連通口82cを通って根元筒部82の前側に向かって流通する。さらに、前記空気は、ノズル筒部81内の本体筒部81bから延出筒部81d内に流入し、屈曲筒部81e内を通って吐出口8aから外部に排出される。
そして、上記した押下ヘッド51の押し下げ操作を止めてピストン部4の押込み動作(下降)を停止させると、弾性連結片93が復元変形し、弁本体92が内側に向けて復元変位する。これにより、弁本体92の外周面92aが、前壁面82gにおける連通口82cの開口周縁部と当接して吐出弁9が閉じられ、その結果、ノズル部8からの液室32内の空気の排出が停止される。
次に、押下ヘッド51への押圧力を解除すると、コイルスプリング52の付勢力によって押下ヘッド51が押し上げられ、連結部材53を介して押下ヘッド51に連結されたピストン部4が、押下ヘッド51とともにシリンダ部3に対して相対的に上昇してシリンダ部3の上端側に引き戻され、液室32の容積が増大される。その結果、液室32の内圧が負圧となる。
また、前述したように液室32の内圧が負圧となると、その内圧によって吸込み弁7の弁体部71が引っ張られ、吸込み弁7の連結片72を弾性変形させながら弁体部71が引き上げられ、弁体部71が弁座部64から離間して吸込み弁7が開かれる。
これにより、容器本体10内の内容物がディップチューブ61内に流入してディップチューブ61内を上方に向かって流通し、弁座部64の内側を通って吸込み弁7の周壁部70の内側に流入する。そして、その内容物は、周壁部70と弁体部71との間の隙間を通って流通し、接続筒部60の上筒部62の内側を通過して液室32内に吸い込まれる。
そして、連結部材53のフランジ部53bの上面が中蓋50の底壁部50dの下面のストッパ50fに当接することで、押下ヘッド51の上昇が停止してピストン部4の引戻し動作が停止する。これにより、吸込み弁7の連結片72の弾性によって弁体部71が引き下げられ、弁体部71が弁座部64に着座して密に当接して吸込み弁7が閉じられ、その結果、液室32内への内容物の吸い込みが停止される。
以上の貯留作業を複数回にわたって繰り返すことで、液室32内に内容物を貯留させることができる。
次に、定量吐出器1の液室32内から内容物を吐出する吐出作業について説明する。
前述の通り液室32に内容物が貯留された状態で、前述の動作と同様に天壁部51aの上面を押圧し、押下ヘッド51を押し下げる。
これにより、前述した液室32内の空気の排出と同様に、内容物が吐出弁9を開放させながら、隔壁部82bの連通口82cを通して根元筒部82の前側に向かって流通する。さらに、前記内容物は、ノズル筒部81内の本体筒部81bから延出筒部81d内に流入し、屈曲筒部81e内を通って吐出口8aから外部に吐出される。
またその後に、押下ヘッド51への押圧力を解除すると、前述の作用と同様に、液室32内に内容物が貯留される。
以上の吐出作業を複数回にわたって繰り返し、所望量に合わせて内容物を定量ずつ吐出させることができる。
以上説明したように、本実施形態に係る定量吐出器1によれば、弁本体92の外周面92aが、ノズル軸方向における後側に向かうに従い漸次、縮径し、かつ隔壁部82bの前壁面82gにおける連通口82cの開口周縁部に当接しているので、ピストン部4の押込み動作に伴い、液室32内の内容物がノズル部8内に流入すると、弾性連結片93が弾性変形することで、弁本体92の全体がノズル軸方向の前側に向けて弾性変位することとなる。したがって、例えば液室32内に内容物が貯留されていない使用開始時、及び液室32内の内容物の残量が少なくなった時等に、液室32内の空気がノズル部8内に流入すると、弁本体92の全体が前側に向けて変位することとなり、弁本体92の外周面92aにおける一部分のみで、連通口82cが開放されることが抑えられる。これにより、ノズル部8内の空気が吐出弁9を前側に通過する時に異音が生ずるのを抑制することができる。
また、弁本体92が、ノズル周方向に間隔をあけて複数配置された弾性連結片93により、弁基部91と連結されているので、弁本体92が隔壁部82bから離反された際の弁本体92の姿勢を安定させ、吐出弁9の動作を安定したものとすることができる。
また、弁基部91が、ノズル部8の根元筒部82内に嵌合されるとともに、根元筒部82内に嵌合されたノズル筒部81と、根元筒部82の内側に配設された隔壁部82bと、によりノズル軸方向に挟まれているので、吐出弁9がノズル部8内をノズル軸方向に位置ずれするのを抑制することができる。
また、弁本体92の前面に、肉抜き凹部92bが形成されているので、弁本体92を軽量化することができる。このため、弁本体92が隔壁部82bの連通口82cに対して位置ずれするのを抑えることが可能になり、吐出弁9により連通口82cを確実に閉塞することができる。さらに、弁本体92の前面に、肉抜き凹部92bが形成されていることから、弁本体92の肉厚が厚くなるのを抑えることが可能になり、ひけの発生を抑制することができる。
なお、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態においては、弁基部91が、ノズル部8の根元筒部82内に嵌合されるとともに、根元筒部82内に嵌合されたノズル筒部81と、根元筒部82の内側に配設された隔壁部82bと、によりノズル軸方向に挟まれている構成を示したが、このような態様に限られない。弁基部は筒状をなしていなくてもよいし、根元筒部内に嵌合されることなくノズル筒部内に配設されていてもよい。また、弁基部は、ノズル筒部と隔壁部とにより挟まれていなくてもよい。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 定量吐出器
3 シリンダ部
4 ピストン部
5 ピストン操作部
6 吸込み部
7 吸込み弁
8 ノズル部
8a 吐出口
9 吐出弁
32 液室
81 ノズル筒部
82 根元筒部
82b 隔壁部
82c 連通口
82g 前壁面
91 弁基部
92 弁本体
92a 外周面
92b 肉抜き凹部
93 弾性連結片
L ノズル軸

Claims (2)

  1. シリンダ部と、
    前記シリンダ部の内周面に沿ってシリンダ軸方向に摺動可能なピストン部と、
    前記ピストン部を操作するピストン操作部と、
    前記シリンダ部内の液室に連通された筒状の吸込み部と、
    前記吸込み部の内側に配設され、前記ピストン部の引戻し動作に連動して開けられる開閉可能な吸込み弁と、
    内容物を吐出する吐出口を有し、前記シリンダ部の側方に向かって突出しているとともに、前記シリンダ部に直結されて前記液室に連通された筒状のノズル部と、を備え、
    前記ノズル部の内側には、前記液室と前記吐出口とを連通する連通口が形成された隔壁部と、前記連通口を前記ピストン部の押込み動作に連動して開閉する吐出弁と、が配設され、
    前記吐出弁は、
    前記ノズル部の内側に取付けられる弁基部と、
    前記隔壁部におけるノズル軸方向の前記吐出口側を向く前壁面に配設された弁本体と、
    前記ノズル軸回りに間隔をあけて複数配置され、前記弁基部と前記弁本体とを連結する弾性連結片と、を備え、
    前記弁本体の外周面は、ノズル軸方向の前記シリンダ部側に向かうに従い漸次、縮径するとともに、前記前壁面における前記連通口の開口周縁部と当接し
    前記ノズル部は、前記シリンダ部側に位置する根元筒部と、前記吐出口側に位置し、前記根元筒部内に嵌合されたノズル筒部と、を備え、
    前記隔壁部は、前記根元筒部の内側に配設され、
    前記弁基部は、前記根元筒部内に嵌合されるとともに、前記ノズル筒部及び前記隔壁部によりノズル軸方向に挟まれていることを特徴とする定量吐出器。
  2. 前記弁本体における前記吐出口側を向く前面に、肉抜き凹部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の定量吐出器。
JP2016130896A 2016-06-30 2016-06-30 定量吐出器 Active JP6660830B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016130896A JP6660830B2 (ja) 2016-06-30 2016-06-30 定量吐出器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016130896A JP6660830B2 (ja) 2016-06-30 2016-06-30 定量吐出器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018002230A JP2018002230A (ja) 2018-01-11
JP6660830B2 true JP6660830B2 (ja) 2020-03-11

Family

ID=60947565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016130896A Active JP6660830B2 (ja) 2016-06-30 2016-06-30 定量吐出器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6660830B2 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5036721Y2 (ja) * 1971-10-27 1975-10-25
DE4324607A1 (de) * 1993-01-26 1994-08-04 Meckenstock Fritz Gmbh Handbetätigte Sprühpumpe
US5544789A (en) * 1995-01-05 1996-08-13 Calmar Inc. Bellows pump dispenser
JP2001180728A (ja) * 1999-12-27 2001-07-03 Kiyota Engineering:Kk 飲料容器用注出装置
JP4738988B2 (ja) * 2005-11-17 2011-08-03 花王株式会社 2連式吐出器
JP5360810B2 (ja) * 2009-01-30 2013-12-04 株式会社吉野工業所 ポンプ
JP5246708B2 (ja) * 2009-05-29 2013-07-24 株式会社吉野工業所 定量式ポンプ
JP6385223B2 (ja) * 2014-09-22 2018-09-05 大和製罐株式会社 ポンプディスペンサ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018002230A (ja) 2018-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101590865B1 (ko) 디스펜서 용기
JP6640013B2 (ja) 定量吐出器
JP5780541B2 (ja) 液体噴出器
JP6774887B2 (ja) 吐出容器
JP6609517B2 (ja) 定量吐出器
JP5820690B2 (ja) 吐出ポンプ
JP6660830B2 (ja) 定量吐出器
JP5047587B2 (ja) 押下ヘッドおよび押下ヘッド付きポンプ
JP6147174B2 (ja) 液体容器装着用ポンプ
JP6170411B2 (ja) 液体容器装着用ポンプ
JP2007320594A (ja) 吐出容器
JP6655466B2 (ja) 定量吐出器
JP5836065B2 (ja) 吐出ポンプ
JP5252308B2 (ja) 遅延吐出ポンプ
JP6140597B2 (ja) 定量吐出器
EP3922360A1 (en) Dispenser and dispensing container
JP2011213390A (ja) 吐出ポンプ
JP6906862B2 (ja) ポンプ容器
JP5680908B2 (ja) ノズル付き押出容器
JP6982845B2 (ja) キャップ
JP6789104B2 (ja) ポンプ付き噴出器及び液体噴出容器
JP6824068B2 (ja) 定量吐出器
JP6594257B2 (ja) 定量吐出器
JP4573119B2 (ja) 少量吐出容器
JP6531004B2 (ja) 吐出器

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20181012

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191023

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6660830

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150