JP6789104B2 - ポンプ付き噴出器及び液体噴出容器 - Google Patents

ポンプ付き噴出器及び液体噴出容器 Download PDF

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本発明は、ポンプ付き噴出器及び内容液を収容する容器本体にポンプ付き噴出器を装着して成る液体噴出容器に関する。
従来から、香水や化粧水等の液体を内容液として収容する容器として、内容液を収容する容器本体の口部にポンプ付き噴出器を装着して成る液体噴出容器が知られている。
例えば、特許文献1には、装着キャップと、装着キャップに支持されたポンプと、ポンプに接続された吸引用パイプと、押下げヘッドと、を有するポンプ付き噴出器を、その装着キャップにおいて容器本体の口部に装着した構成を有する液体噴出容器が記載されている。この液体噴出容器によれば、押下げヘッドを押下げ操作することによりポンプを作動させて、容器本体に収容された内容液を吸引用パイプから吸引し、押下げヘッドに設けた噴出口から外部に向けて噴出させることができる。
特開2009−35272号公報
上記特許文献1の液体噴出容器では、容器本体に収容されている内容液を残すことなく最後まで使い切ることができるようにするために、ポンプに接続された吸引用パイプの下端に設けられた吸引口を容器本体の底部に近接させる必要がある。
しかしながら、特許文献1に記載される従来の液体噴出容器では、吸引用パイプの長さは一定であるので、内高(口部から底部までの高さ)が相違する複数種類の容器本体に対し、吸引用パイプの長さが相違する複数種類のポンプ付き噴出器を用意する必要があるという問題点があった。この場合、複数種類のポンプ付き噴出器のそれぞれにおける吸引用パイプの長さの差が小さいと、容器本体にポンプ付き噴出器を組み付ける工程等において、吸引用パイプの長さが相違する他種のポンプ付き噴出器を誤って組み付けてしまうおそれがあるという問題も生じることになる。また、例えば容器本体としてガラス瓶を採用した場合には、各々のガラス瓶の底壁の厚みにばらつきが大きいことから、容器本体の内高が低過ぎてポンプ付き噴出器を装着できなかったり、容器本体の内高が高過ぎて吸引用パイプの吸引口から底壁との間の隙間が大きくなり過ぎたりするという問題点が生じることになり、これに対応して吸引用パイプの長さを調整することは困難であった。
本発明は、このような問題を解決するために開発されたものであり、その目的は、内高が相違する複数種類の容器本体に対して容易に吸引用パイプの吸引口を容器本体の底部に近接させて装着可能なポンプ付き噴出器及び当該ポンプ付き噴出器を備えた液体噴出容器を提供することにある。
本発明のポンプ付き噴出器は、内容液を収容する容器本体の口部に装着される装着キャップと、前記装着キャップに支持されたポンプと、前記ポンプに接続された吸引用パイプと、押し下げ操作されることにより前記ポンプを作動させて前記吸引用パイプから吸引した内容液を噴出口から噴出する押下げヘッドと、を有するポンプ付き噴出器であって、前記吸引用パイプが、前記ポンプに接続されたパイプ本体と、下端が吸引口となる円筒状に形成されて前記パイプ本体の外側に該パイプ本体に対して軸方向に相対移動自在に組み付けられたアダプターとを有し、前記アダプターの内周面に、前記パイプ本体の外周面に摺動可能に当接する環状の横リブと、前記横リブよりも下端側に設けられて前記パイプ本体の外周面に摺接可能な縦リブと、が設けられ、前記縦リブは、上端に前記パイプ本体の下端を当接させて前記アダプターを前記パイプ本体に対して初期位置に位置決めすることができるとともに、前記アダプターが前記初期位置よりも上方に移動したときに前記パイプ本体の外周面に当接し、当該当接による摩擦抵抗によって前記アダプターを前記パイプ本体に対して当該移動後の位置に保持することができるように構成されていることを特徴とする。
本発明のポンプ付き噴出器は、上記構成において、前記アダプターの下端面に、複数の突起が周方向に間隔を空けて設けられているのが好ましい。
本発明のポンプ付き噴出器は、上記構成において、前記アダプターの内周面に、一対の前記横リブが軸方向に間隔を空けて並べて設けられているのが好ましい。
本発明のポンプ付き噴出器は、上記構成において、前記アダプターの内周面に、複数の前記縦リブが周方向に等間隔に並べて設けられているのが好ましい。
本発明のポンプ付き噴出器は、上記構成において、前記アダプターの前記縦リブよりも下端側に、内周面の内径が前記パイプ本体の外径よりも小さくなる縮径部が設けられているのが好ましい。
本発明の液体噴出容器は、内容液を収容する容器本体と、該容器本体の口部に装着される前記ポンプ付き噴出器とを有し、前記アダプターの下端が前記容器本体の底壁に当接するように前記ポンプ付き噴出器が前記容器本体に装着されていることを特徴とする。
本発明の液体噴出容器は、上記構成において、前記アダプターの下端面に、複数の突起が周方向に間隔を空けて設けられ、該突起が前記容器本体の底壁に当接しているのが好ましい。
本発明によれば、内高が相違する複数種類の容器本体に対して容易に吸引用パイプの吸引口を容器本体の底部に近接させて装着可能なポンプ付き噴出器及び当該ポンプ付き噴出器を備えた液体噴出容器を提供することができる。
本発明の一実施形態であるポンプ付き噴出器の正面図である。 図1に示す吸引用パイプの、一部を半断面で示した正面図である。 図2に示す吸引用パイプの、(a)は平面図、(b)は正面視での半断面図、(c)は底面図である。 (a)は図1に示すポンプ付き噴出器を容器本体の口部に装着して成る液体噴出容器の、一部を半断面で示した正面図であり、(b)は図1に示すポンプ付き噴出器を同図(a)とは内高が相違する容器本体の口部に装着して成る液体噴出容器の、一部を半断面で示した正面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態に係るポンプ付き噴出器及び液体噴出容器について詳細に例示説明する。
図1に示す本発明の一実施の形態であるポンプ付き噴出器1は、例えば香水や化粧水等の液体を内容液として収容する容器本体の口部に装着されて用いられるものであり、装着キャップ10、ポンプ20、吸引用パイプ30及び押下げヘッド40を有している。
装着キャップ10は、例えば合成樹脂材料により、周壁11と天壁12とを有する有頂筒状に形成されている。周壁11の内周面には雌ねじ部(不図示)が設けられており、この雌ねじ部を容器本体の口部の外周面に設けられた雄ねじ部にねじ結合させることにより、装着キャップ10つまりポンプ付き噴出器1を容器本体の口部に装着することができるようになっている。
なお、装着キャップ10は、容器本体の口部にねじ結合により装着される構成に限らず、ねじ結合に替えてアンダーカット係合を用いた打栓により容器本体の口部に固定する構成とすることもできる。
ポンプ20は、装着キャップ10の軸心に沿った円筒状に形成されたシリンダ21を備えている。シリンダ21は、装着キャップ10と同軸に縦向きの姿勢で配置され、その上端側部分において装着キャップ10に固定保持されている。詳細は図示しないが、シリンダ21の内部にはシリンダ室が設けられ、シリンダ室内には当該シリンダ室に沿って移動自在にピストンが装着されている。なお、ポンプ20としては、上記構成に限らず、押下げヘッド40の押し下げ操作により作動するものであれば、種々の構成のものを採用することができる。
吸引用パイプ30は、パイプ本体31とアダプター32とを有している。
図2に示すように、パイプ本体31は、シリンダ21と同軸の円筒状に形成され、シリンダ21の下端に当該シリンダ21と一体に設けられている。パイプ本体31の内部は軸方向に沿って延びる断面円形の液体流路31aとなっており、当該液体流路31aはシリンダ室に連通している。なお、パイプ本体31は、シリンダ21と別体に構成したものをシリンダ21に固定する構成とすることもできる。
図2、図3に示すように、アダプター32は、パイプ本体31の外径よりも内径が僅かに大きい円筒状に形成されており、パイプ本体31と同軸となってパイプ本体31の外側にパイプ本体31に対して軸方向に相対移動自在に組み付けられている。アダプター32の内部も軸方向に沿って延びる断面円形の液体流路32aとなっており、この液体流路32aはパイプ本体31の液体流路31aと連通している。また、アダプター32の下端は吸引口32bとなっており、この吸引口32bから容器本体に収容されている内容液を液体流路32aに吸引することができるようになっている。
アダプター32の内周面には、一対の横リブ33が互いに軸方向に間隔を空けて並べて設けられている。これらの横リブ33は、それぞれアダプター32の内周面に沿って当該内周面の全周に亘って延びる環状に形成されるとともに断面が半円形状となっており、図2に示すように、パイプ本体31の外周面に当該外周面に対して摺動可能に当接している。横リブ33がパイプ本体31の外周面に当接することにより、パイプ本体31とアダプター32との間は液密にシールされている。
本実施の形態においては、アダプター32の内周面に一対の横リブ33を設けるようにしているが、アダプター32の内周面には少なくとも1本の横リブ33が設けられていればよい。一対の横リブ33を軸方向に間隔を空けて並べて設けた場合には、これら一対の横リブ33によりアダプター32を軸方向に傾斜させることなくパイプ本体31に真っ直ぐに保持させることができる。
アダプター32の横リブ33が設けられた部分よりも下方側における内周面には、複数の縦リブ34が周方向に等間隔に並べて設けられている。なお、便宜上、各図においては、1本の縦リブ34にのみ符号を付してある。これらの縦リブ34は、それぞれアダプター32の軸心に沿って真っ直ぐに延びるとともに断面が半円形状となっている。図2に示すように、アダプター32は、パイプ本体31の下端が縦リブ34の上端に当接する初期位置となるようにパイプ本体31に組み付けられるが、アダプター32をパイプ本体31に対して図1、2中で上向き方向に押し込むことにより、縦リブ34をパイプ本体31の外周面に摺接させながらアダプター32を初期位置よりも上方に移動させることができる。アダプター32を初期位置よりも上方に移動させることにより、吸引用パイプ30の全長(パイプ本体31の上端からアダプター32の下端までの長さ)を短くする方向に変更することができるとともに、縦リブ34をパイプ本体31の外周面に当接させて当該当接による摩擦抵抗によってアダプター32をパイプ本体31に対して当該移動後の位置に保持させることができる。
本実施の形態においては、アダプター32の内周面に複数の縦リブ34を設けるようにしているが、アダプター32の内周面には少なくとも1本の縦リブ34が設けられていればよい。複数の縦リブ34を周方向に等間隔に並べて設けた場合には、これら複数の縦リブ34によりアダプター32をパイプ本体31に対して周方向について均等に安定的に保持させることができる。
アダプター32の縦リブ34が設けられた部分よりも下端面には縮径部35が設けられている。アダプター32の縮径部35における内周面の内径は、パイプ本体31の外径よりも小さくなっており、当該縮径部35におけるアダプター32の内周面と縮径部35よりも上方部分(縦リブ34が設けられている部分)におけるアダプター32の内周面との間は軸方向に垂直な当接面35aとなっている。
アダプター32の下端面には、複数の突起36が周方向に間隔を空けて設けられている。これらの突起36は、それぞれ下端面から下方に向けて突出しており、隣り合う突起36の間には周方向に隙間が設けられている。したがって、アダプター32は容器本体の底壁に対して突起36において当接することができる。突起36が底壁に当接した状態では、アダプター32の下端面と容器本体の底壁との間に隙間が生じるとともに隣り合う突起36の間にも隙間が生じるので、これらの隙間を通して容器本体に収容されている内容液を吸引口32bから吸引することができる。なお、便宜上、各図においては、1つの突起36にのみ符号を付してある。
図1に示すように、押下げヘッド40は、装着キャップ10の天壁12から上方に向けて突出して設けられている。押下げヘッド40はポンプ20を構成するピストンに連結されており、装着キャップ10に対して図1中で押下げ方向(シリンダ21に向けた方向)に操作されることにより、ピストンを駆動してポンプ20を作動させることができる。すなわち、押下げヘッド40を装着キャップ10に対して押下げ方向に操作することにより、ポンプ20を作動させて、容器本体に収容された内容液を吸引用パイプ30の吸引口32bから吸引して、押下げヘッド40に設けた噴出口41から外部に向けて噴出させることができる。
図4に示すように、ポンプ付き噴出器1を、内容液を収容する容器本体50の口部(不図示)に装着することにより、本発明の一実施の形態である液体噴出容器60を構成することができる。
容器本体50は、ポンプ付き噴出器1が装着される口部の下方に口部よりも大径の筒状に形成された周壁50aと周壁50aの下端を閉塞する底壁50bとを有するボトル形状に形成されたガラス製の小瓶であり、その内部に内容液を収容している。内容液は、例えば香水や化粧水等とすることができるが、他の液体であってもよい。ガラス製の小瓶とされた容器本体50は、その成形上で生じる個体差により、底壁50bの厚みのばらつきが大きいが、上記構成を有するポンプ付き噴出器1は、このような容器本体50に対しても、容易に、吸引用パイプ30の吸引口32bが容器本体50の底部50bに近接するように容器本体50の口部に装着することができる。
ポンプ付き噴出器1を容器本体50の口部に装着する手順について以下に説明する。
まず、図2に示すように、ポンプ付き噴出器1を、アダプター32の上端からパイプ本体31の上端までの長さがAとなるようにパイプ本体31に対してアダプター32を初期位置に位置決めした状態とする。アダプター32の上端からパイプ本体31の上端までの長さAは、装着キャップ10が完全に口部にねじ結合される前にアダプター32の突起36が容器本体50の底壁50bに当接する長さである。初期位置においては、上記の通り、パイプ本体31の下端が縦リブ34の上端に当接する。したがって、パイプ本体31の下端が縦リブ34の上端に当接することにより抵抗が増加するまで、パイプ本体31にアダプター32を手で差し込むことで、アダプター32を容易に初期位置に設定することができる。アダプター32の上端からパイプ本体31の上端までの長さAは、ポンプ付き噴出器1を容器本体50の口部に装着したときに、アダプター32の突起36が容器本体50の底壁50bに当接する長さに設定されている。
次に、アダプター32が初期位置とされたポンプ付き噴出器1の装着キャップ10を容器本体50の口部にねじ結合させてポンプ付き噴出器1を口部に装着する。このとき、アダプター32の上端からパイプ本体31の上端までの長さAは、装着キャップ10が完全に口部にねじ結合される前にアダプター32の突起36が容器本体50の底壁50bに当接する長さに設定されているので、突起36が底壁50bに当接することによりアダプター32は初期位置から長さAを短くする方向にパイプ本体31に対して相対移動する。そして、ポンプ付き噴出器1の装着キャップ10が容器本体50の口部に完全にねじ結合されて装着が完了した状態では、図4(a)に示すように、アダプター32の上端からパイプ本体31の上端までの長さは、長さAよりも短い長さBとなり、アダプター32はパイプ本体31に対して初期位置よりも上方に位置する。このとき、突起36は底壁50bに当接したままであり、また、パイプ本体31の外周面が縦リブ34に当接することによりアダプター32はパイプ本体31に対して拘束されて当該パイプ本体31に対する軸方向への移動が困難になるので、吸引用パイプ30は、吸引口32bは突起36の突出高さの分だけ底壁50bから離れるように底壁50bに近接配置された長さに維持されることになる。このように、ポンプ付き噴出器1を容器本体50の口部に装着するだけの簡単な作業により、吸引用パイプ30の吸引口32bを、突起36の突出高さの分だけ底壁50bから離れるように底壁50bに近接配置することができる。したがって、押下げヘッド40を押し下げ操作したときに、容器本体50に収容された内容液を、隣り合う突起56の間の隙間から吸引口32bを通してポンプ20に吸引させることができるとともに容器本体50に収容されている内容液の残量が少なくなっても内容液を最後まで吸引口32bを通してポンプ20に吸引させることができる。
このような構成のポンプ付き噴出器1を、図4(a)に示す容器本体50とは内高が相違する他種類の容器本体50の口部に装着した場合でも、突起36が底壁50bに当接して吸引用パイプ30の長さが容器本体50の内高に合わせて調整されるので、例えば図4(b)に示すように、アダプター32の上端からパイプ本体31の上端までの長さが0となるような内高の低い容器本体50に対しても、アダプター32を初期位置としたポンプ付き噴出器1を容器本体50の口部に装着するだけの簡単な作業で、吸引用パイプ30の吸引口32bを、突起36の突出高さの分だけ底壁50bから離れるように底壁50bに近接配置することができる。
なお、図4(b)に示すように、アダプター32の上端からパイプ本体31の上端までの長さAが0となったときには、パイプ本体31の下端が当接面35aに当接して、それ以上のアダプター32の上方への移動が規制される。
このように、上記構成を有するポンプ付き噴出器1では、アダプター32を初期位置として当該ポンプ付き噴出器1を容器本体50の口部に装着するだけの簡単な作業で、内高が相違する種々の容器本体50に対して、吸引用パイプ30の吸引口32bを容器本体50の底壁50bに正確に近接配置することができる。したがって、内高が相違する複数種類の容器本体50に対して複数種類のポンプ付き噴出器1を用意する必要を無くして、ポンプ付き噴出器1の汎用性を高め、これによりポンプ付き噴出器1を用いた液体噴出容器60のコストを低減することができる。また、吸引用パイプ30の長さが僅かに相違する複数種類のポンプ付き噴出器1を用意する必要がないので、容器本体50にポンプ付き噴出器1を組み付ける工程等において、吸引用パイプ30の長さが相違する他種のポンプ付き噴出器が誤って組み付けられることを防止することができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、前記実施の形態においては、容器本体50をガラス製の小瓶としたが、これに限らず、例えば合成樹脂製のボトルなど、容器本体50の材質や形状、大きさ等は種々変更可能である。
1 ポンプ付き噴出器
10 装着キャップ
11 周壁
12 天壁
20 ポンプ
21 シリンダ
30 吸引用パイプ
31 パイプ本体
31a 液体流路
32 アダプター
32a 液体流路
32b 吸引口
33 横リブ
34 縦リブ
35 縮径部
35a 当接面
36 突起
40 押下げヘッド
41 噴出口
50 容器本体
50a 周壁
50b 底壁
60 液体噴出容器

Claims (7)

  1. 内容液を収容する容器本体の口部に装着される装着キャップと、前記装着キャップに支持されたポンプと、前記ポンプに接続された吸引用パイプと、押し下げ操作されることにより前記ポンプを作動させて前記吸引用パイプから吸引した内容液を噴出口から噴出する押下げヘッドと、を有するポンプ付き噴出器であって、
    前記吸引用パイプが、前記ポンプに接続されたパイプ本体と、下端が吸引口となる円筒状に形成されて前記パイプ本体の外側に該パイプ本体に対して軸方向に相対移動自在に組み付けられたアダプターとを有し、
    前記アダプターの内周面に、前記パイプ本体の外周面に摺動可能に当接する環状の横リブと、前記横リブよりも下端側に設けられて前記パイプ本体の外周面に摺接可能な縦リブと、が設けられ
    前記縦リブは、上端に前記パイプ本体の下端を当接させて前記アダプターを前記パイプ本体に対して初期位置に位置決めすることができるとともに、前記アダプターが前記初期位置よりも上方に移動したときに前記パイプ本体の外周面に当接し、当該当接による摩擦抵抗によって前記アダプターを前記パイプ本体に対して当該移動後の位置に保持することができるように構成されていることを特徴とするポンプ付き噴出器。
  2. 前記アダプターの下端面に、複数の突起が周方向に間隔を空けて設けられている、請求項1に記載のポンプ付き噴出器。
  3. 前記アダプターの内周面に、一対の前記横リブが軸方向に間隔を空けて並べて設けられている、請求項1または2に記載のポンプ付き噴出器。
  4. 前記アダプターの内周面に、複数の前記縦リブが周方向に等間隔に並べて設けられている、請求項1〜3の何れか1項に記載のポンプ付き噴出器。
  5. 前記アダプターの前記縦リブよりも下端側に、内周面の内径が前記パイプ本体の外径よりも小さくなる縮径部が設けられている、請求項1〜4の何れか1項に記載のポンプ付き噴出器。
  6. 内容液を収容する容器本体と、該容器本体の口部に装着される請求項1〜5の何れか1項に記載のポンプ付き噴出器とを有し
    前記アダプターの下端が前記容器本体の底壁に当接するように前記ポンプ付き噴出器が前記容器本体に装着されていることを特徴とする液体噴出容器。
  7. 前記アダプターの下端面に、複数の突起が周方向に間隔を空けて設けられ、該突起が前記容器本体の底壁に当接している、請求項6に記載の液体噴出容器。
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