JP2001180728A - 飲料容器用注出装置 - Google Patents

飲料容器用注出装置

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JP2001180728A
JP2001180728A JP36944399A JP36944399A JP2001180728A JP 2001180728 A JP2001180728 A JP 2001180728A JP 36944399 A JP36944399 A JP 36944399A JP 36944399 A JP36944399 A JP 36944399A JP 2001180728 A JP2001180728 A JP 2001180728A
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beverage
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beverage container
cap
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Hozumi Kiyota
穂積 清田
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KIYOTA ENGINEERING KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単に装着でき、手動ポンプの押圧操作だけ
で飲料をスムーズに注出でき、幼児や老人等でも取扱い
易く、構成簡素で、量産に適し、低廉で、経済的で、大
径の手動ポンプを基体に装着でき、一回の操作で比較的
多くの飲料を注出でき、洗浄が容易に行え、衛生的で、
長期使用が可能で、異なる口径の口部に対応して装着で
き、外観上の体裁も良好となる注出装置を提供する。 【解決手段】 基体1の外側部に回転自在に装着する注
出口体45と、基体1の下部に互換可能に装着でき、飲
料容器Aの口部A1を施蓋可能なキャップ30と、基体
1の上部に着脱自在に装着する手動ポンプ60とを備
え、基体1内に設けた一方の逆止弁は、手動ポンプ60
の圧縮時に基体1内から飲料容器A内に飲料が戻らない
よう形成し、他方の逆止弁は、手動ポンプ60の弾性復
元時に注出口体45から基体1内に空気が入らないよう
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に、市販されて
いる比較的大容量の飲料容器(例えば、ペットボトル
等)の口部に容易に且つ確実に装着できて、飲料容器内
の適宜飲料を手動ポンプの圧力を利用して簡単に注出で
きるように工夫した飲料容器用注出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の飲料容器用注出装置にあ
っては、種々のものが提案されており、例えば、実開平
6−27602号公報に記載されているような手押しポ
ンプを利用したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如きの手押しポンプを利用した注出装置にあっては、手
押しポンプ部分が飲料容器の口部内に収まるようになっ
ているため、比較的小径の手押しポンプしか利用でき
ず、手押しポンプの一回の手押し操作で、注出できる飲
料の量が少ない難点があった。また、手押しポンプを分
解し難く、その内部の洗浄が困難で、衛生上の問題から
長期の使用に向かない難点があった。更に、前述の注出
装置は、径が異なるペットボトルに装着できるが、小径
のペットボトルに装着したときには、外観上の体裁に難
点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、従来
存した如上の如き難点等を解消し、また、不使用時には
飲料が注出できないようにしておけ、更に、飲料容器内
の飲料の注出がよりスムーズに行え、幼児や、老人等で
も容易に取扱うことができるようにすべく創出されたも
ので、請求項1記載の飲料容器用注出装置にあっては、
市販の飲料容器Aの口部A1に着脱自在に装着されて、
飲料容器A内の適宜飲料を手動ポンプ60の圧力を利用
して注出口体45から注出できるように構成した注出装
置であって、基体1の外側部に水平軸を中心として回転
自在に装着される注出口体45と、基体1の下部に互換
可能に装着されると共に、飲料容器Aの口部A1を施蓋
可能なキャップ30と、基体1の上部に着脱自在に装着
される蛇腹状の手動ポンプ60とを備え、基体1内には
一対の逆止弁を夫々設け、一方の逆止弁は、手動ポンプ
60の圧縮時に基体1内から飲料容器A内に飲料が戻ら
ないように形成し、他方の逆止弁は、手動ポンプ60の
弾性復元時に注出口体45から基体1内に空気が入らな
いように形成する手段を採用した。
【0005】また、請求項2記載の飲料容器用注出装置
にあっては、注出口体45は、その回転によって注出口
を開閉できるように形成する手段を採用した。
【0006】更に、請求項3記載の飲料容器用注出装置
にあっては、キャップ30は、その天板部31に適数の
空気導入孔34が穿設され、キャップ30の天板部31
の下面がわにはパッキン40が装着され、このパッキン
40には、キャップ30の空気導入孔34を開閉可能な
弾性弁部41を形成する手段を採用した。
【0007】そして、請求項4記載の飲料容器用注出装
置にあっては、手動ポンプ60は、その内部に弾発スプ
リング65が縮装されて、手動ポンプ60の弾性復元を
補助するように形成する手段を採用した。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例について説
明する。本発明の飲料容器用注出装置は、主に、市販さ
れている比較的大容量の飲料容器A(例えば、ペットボ
トル等)の口部A1に容易に且つ確実に装着でき、手動
ポンプ60の押圧(手動ポンプ60の圧縮)及び押圧力
の開放(手動ポンプ60の復元)によって生じる圧力を
利用して、飲料容器A内の適宜飲料を注出口体45から
簡単に且つスムーズに注出できるように構成したもの
で、具体的には、適宜合成樹脂材によって一体的に形成
される基体1と、この基体1の外側部に水平軸を中心と
して回転自在に装着される適宜合成樹脂製注出口体45
と、基体1の下部に互換可能に装着されると共に、飲料
容器Aの口部A1を施蓋可能な適宜合成樹脂製キャップ
30と、基体1の上部に着脱自在に装着される適宜合成
樹脂製ジョイント50と、このジョイント50に着脱自
在に装着される蛇腹状の適宜合成樹脂製手動ポンプ60
とを備えたもので、更に、基体1内には一対の適宜合成
樹脂製逆止弁を夫々設け、一方の逆止弁は、手動ポンプ
60の圧縮時に基体1内から飲料容器A内に飲料が戻ら
ない(しかも、基体1内から空気が飲料容器A内に入ら
ない)ように形成され、他方の逆止弁は、手動ポンプ6
0の弾性復元時に注出口体45から基体1内に空気が入
らないように形成されている。
【0009】しかも、注出口体45は、その回転によっ
て注出口を開閉できるように形成されており、注出口を
閉鎖しておくことで、間違えて手動ポンプ60を押圧し
た場合でも飲料が注出されることがなくなり、不使用時
に於ける飲料の注出を確実に防止できるように構成して
ある。
【0010】更に、キャップ30は、その天板部31に
適数の空気導入孔34が穿設され、キャップ30の天板
部31の下面がわにはパッキン40が装着され、このパ
ッキン40には、キャップ30の空気導入孔34を開閉
可能な弾性弁部41が形成されており、飲料容器A内の
飲料の吸上げ時に、弾性弁部41が弾性的に撓んで空気
導入孔34から離れ、空気導入孔34から空気が飲料容
器A内にスムーズに入るように構成してある。尚、通常
(手動ポンプ60を押圧しないとき)は、弾性弁部41
が弾性的に空気導入孔34を閉鎖しており、飲料容器A
が倒れたり、大きく傾いたりしても、飲料が漏れないよ
うに構成してある。
【0011】そして、手動ポンプ60は、その内部に略
コイル状の弾発スプリング65が縮装されて、手動ポン
プ60の弾性復元を補助するように構成してある。すな
わち、弾発スプリング65によって、飲料の吸上げ力を
強くできるようにすると共に、注出操作を行い易くし
て、より取扱い易いものとなるように形成してある。
【0012】前記基体1は、略円板状の底壁部2と、こ
の底壁部2の周縁に連設される略短円筒状の周壁部3
と、底壁部2下面の略中央部分に下方に向って突出する
ように連設される略円筒状の差込筒部6と、周壁部3と
底壁部2に跨がるように連設されると共に、側方に向っ
て水平に突出するように連設される略短円筒状の取付筒
部8とを備え、底壁部2上面の略中央部分には、一方の
逆止弁を嵌込み装着可能な略凸枠状の弁取付部4が設け
られ、周壁部3内周面には、ジョイント50の雄ネジ部
55が螺着される雌ネジ部5が設けられ、差込筒部6の
外周部には、後述するキャップ30の係止突片36が係
脱自在に係止される係止段部7が周設され、取付筒部8
の先端開口上部には、略半円状の仕切片9が装着されて
いる。尚、差込筒部6の下端部分には、適宜吸上パイプ
70が装着できるように形成されている。
【0013】一方の逆止弁は、適宜合成樹脂製の弁座体
10と、この弁座体10の上面がわに揺動自在に装着さ
れて連通孔12を開閉可能な適宜合成樹脂製の揺動弁体
15とからなる。そして、弁座体10は、基体1の弁取
付部4に嵌込み装着される基盤11と、この基盤11の
略中央部に開口される略円形状の連通孔12と、基盤1
1上面の側縁がわに突設される弁体取付部13とを備え
ており、連通孔12周縁部分には、揺動弁体15との密
接性を高めるべく上面がわにリング状の隆起部分を形成
してある。また、揺動弁体15は、連通孔12より一回
り大きく形成される略円形状の基板16と、この基板1
6に連設される一対の略L字状の取付腕17とからな
り、この一対の取付腕17先端部分を弁体取付部13に
設けた差込孔に左右から差込装着することによって、弁
体取付部13に揺動自在に且つ着脱自在に装着されてい
る。
【0014】他方の逆止弁は、適宜合成樹脂製の弁座体
20と、この弁座体20の表面がわに揺動自在に装着さ
れて連通孔22を開閉可能な適宜合成樹脂製の揺動弁体
25とからなる。そして、弁座体20は、取付筒部8の
基端部分に嵌込み装着される基盤21と、この基盤21
の略中央部に開口される略円形状の連通孔22と、基盤
21表面の上部がわに突設される弁体取付部23とを備
えており、連通孔22周縁部分には、揺動弁体25との
密接性を高めるべく表面がわにリング状の隆起部分を形
成してある。また、揺動弁体25は、連通孔22より一
回り大きく形成される略円形状の基板26と、この基板
26上縁部に連設される一対の略L字状の取付腕27と
からなり、この一対の取付腕27先端部分を弁体取付部
23に設けた差込孔に左右から差込装着することによっ
て、弁体取付部23に揺動自在に且つ着脱自在に装着さ
れている。
【0015】キャップ30は、略円板状の天板部31
と、この天板部31の周縁に連設される略短円筒状の周
壁部32とからなり、周壁部32内周面には、飲料容器
Aの口部A1の雄ネジ部A2に螺着可能な雌ネジ部が設
けられており、飲料容器Aの口部A1部分を確実に施蓋
できるような適宜合成樹脂製キャップ状に形成されてい
る。そして、天板部31の略中央部分には、基体1の差
込筒部6が回転自在に挿入される差込孔33が穿設さ
れ、天板部31の差込孔33の周囲には、比較的小さな
適数(図示例では、三個)の空気導入孔34が穿設さ
れ、天板部31上面外周部分には、適数の隆起部35が
突設してある。ところで、隆起部35は、キャップ30
を基体1に装着した際に、基体1の底壁部2に当接し
て、キャップ30の天板部31上面と、基体1の底壁部
2下面との間に僅かな隙間が確保できて、空気導入孔3
4が基体1の底壁部2によって閉鎖されることがないよ
うに設けられたものである。
【0016】更に、天板部31下面の差込孔33の周囲
には、適数(図示例では、三個)の係止突片36が下方
に向って突設されており、この係止突片36の先端部分
が差込筒部6の係止段部7に係止することによって、基
体1にキャップ30が抜脱不能に装着されるよう構成し
てある。尚、係止突片36を弾性変形せしめて、係止突
片36先端部分と係止段部7との係止状態を解除するこ
とによって、口部A1の口径に応じたキャップ30を基
体1に互換装着できるようになる。また、係止突片36
の背面がわには、リブ37を一体的に突設しておいても
良い(図4参照)。ところで、このリブ37は、キャッ
プ30を飲料容器Aの口部A1に装着したときに口部A
1内周壁面に当接するように構成しておき、係止突片3
6の弾性変形を阻止して、係止突片36先端部分と係止
段部7との係止状態が不意の外力等によって簡単に解除
されないように形成しても良い。
【0017】図中38は、適宜合成樹脂材、或いは、適
宜ゴム材、或いは、適宜複合材等によって構成されるパ
ッキンで、このパッキン38は、キャップ30の差込孔
33上端部に装着されて、基体1の差込筒部6とキャッ
プ30の差込孔33との間の気密性を高められるように
したものである。
【0018】パッキン40は、適宜合成樹脂材、或い
は、適宜ゴム材、或いは、適宜複合材等によって構成さ
れ、キャップ30の天板部31下面に密接するように形
成されている。しかも、キャップ30の空気導入孔34
に対応する部分には、空気導入孔34より一回り大きな
弾性弁部41が設けられている。尚、この弾性弁部41
は、パッキン40に略U字状の切欠部分を設けることに
より構成され、通常は、空気導入孔34に密接している
が、手動ポンプ60が弾性復元して、飲料容器A内の飲
料が吸上パイプ70によって吸上げられるときに、その
負圧によって空気導入孔34から離れるように弾性変形
するものであれば良い。
【0019】注出口体45は、適宜合成樹脂材によって
筒心方向略中央部分から略へ字状に曲げられたパイプ状
に形成され、その基端部分が基体1の取付筒部8に外装
されると共に、取付筒部8に回転自在に装着され、その
回転操作によって先端開口部分が斜下向きとなったり、
斜上向きとなったりできるように形成されている。しか
も、基端がわ内部には、略半円状の閉鎖板46が設けて
あり、先端開口部分が斜下向きとなるように注出口体4
5を回転させたときは、閉鎖板46が上方に位置して、
注出口を開いた状態となり、先端開口部分が斜上向きと
なるように注出口体45を回転させたときは、閉鎖板4
6が下方に位置して、注出口を閉じた状態となるように
形成されている。尚、注出口体45には、注出口の開閉
状態に夫々対応するような適宜位置決め手段(例えば、
アンダーカット等)を施すこともできる。
【0020】ジョイント50は、略短円筒状の外筒部5
1と、略短円筒状の内筒体52と、外筒部51と内筒体
52の下端縁部分を連結するように連設される略円環板
状の連結部53と、外筒部51の上端縁部分に連設され
るフランジ部54とからなり、外筒部51の外周面に
は、基体1の雌ネジ部5に螺着可能な雄ネジ部55が設
けられ、外筒部51の内周面には、雌ネジ部56が設け
られている。
【0021】手動ポンプ60は、その中間部分が蛇腹状
に形成され、その下部には、ジョイント50の雌ネジ部
56に螺着可能な雄ネジ部61が設けられ、その上部に
は、押圧板62が装着されている。尚、押圧板62は、
手動ポンプ60より硬質な材料によって構成され、手動
ポンプ60を手指によって押圧し易くなるように形成さ
れている。
【0022】ところで、注出装置の具体的構成、形状、
寸法、材質、基体1の具体的構成、形状、寸法、材質、
底壁部2の具体的構成、形状、寸法、周壁部3の具体的
構成、形状、寸法、弁取付部4の具体的構成、形状、寸
法、配設位置、雌ネジ部5の具体的構成、形状、寸法、
差込筒部6の具体的構成、形状、寸法、材質、係止段部
7の具体的構成、形状、寸法、配設位置、取付筒部8の
具体的構成、形状、寸法、材質、仕切片9の具体的構
成、形状、寸法、材質、配設位置、弁座体10の具体的
構成、形状、寸法、材質、基盤11の具体的構成、形
状、寸法、連通孔12の具体的形状、寸法、配設位置、
弁体取付部13の具体的構成、形状、寸法、配設位置、
揺動弁体15の具体的構成、形状、寸法、材質、基板1
6の具体的形状、寸法、取付腕17の具体的構成、形
状、寸法、弁座体20の具体的構成、形状、寸法、材
質、基盤21の具体的構成、形状、寸法、連通孔22の
具体的形状、寸法、配設位置、弁体取付部23の具体的
構成、形状、寸法、配設位置、揺動弁体25の具体的構
成、形状、寸法、材質、基板26の具体的形状、寸法、
取付腕27の具体的構成、形状、寸法、キャップ30の
具体的構成、形状、寸法、材質、天板部31の具体的構
成、形状、寸法、周壁部32の具体的構成、形状、寸
法、差込孔33の具体的構成、形状、寸法、配設位置、
空気導入孔34の具体的構成、形状、寸法、数、配設位
置、隆起部35の具体的構成、形状、寸法、数、配設位
置、係止突片36の具体的構成、形状、寸法、数、配設
位置、パッキン38の具体的構成、形状、寸法、材質、
パッキン40の具体的構成、形状、寸法、材質、弾性弁
部41の具体的構成、形状、寸法、数、配設位置、注出
口体45の具体的構成、形状、寸法、材質、取付筒部8
への具体的装着手段、閉鎖板46の具体的構成、形状、
寸法、配設位置、ジョイント50の具体的構成、形状、
寸法、材質、外筒部51の具体的構成、形状、寸法、内
筒体52の具体的構成、形状、寸法、連結部53の具体
的構成、形状、寸法、フランジ部54の具体的構成、形
状、寸法、雄ネジ部55の具体的構成、形状、寸法、雌
ネジ部56の具体的構成、形状、寸法、手動ポンプ60
の具体的構成、形状、寸法、材質、雄ネジ部61の具体
的構成、形状、寸法、押圧板62の具体的構成、形状、
寸法、材質、手動ポンプ60への装着手段、弾発スプリ
ング65の具体的構成、形状、寸法、材質、吸上パイプ
70の具体的構成、形状、寸法、材質等は、図示例のも
の等に限定されることなく適宜自由に設定できるもので
ある。
【0023】
【発明の効果】従って、請求項1記載の飲料容器用注出
装置にあっては、市販の飲料容器Aの口部A1に着脱自
在に装着されて、飲料容器A内の適宜飲料を手動ポンプ
60の圧力を利用して注出口体45から注出できるよう
に構成した注出装置であって、基体1の外側部に水平軸
を中心として回転自在に装着される注出口体45と、基
体1の下部に互換可能に装着されると共に、飲料容器A
の口部A1を施蓋可能なキャップ30と、基体1の上部
に着脱自在に装着される蛇腹状の手動ポンプ60とを備
え、基体1内には一対の逆止弁を夫々設け、一方の逆止
弁は、手動ポンプ60の圧縮時に基体1内から飲料容器
A内に飲料が戻らないように形成し、他方の逆止弁は、
手動ポンプ60の弾性復元時に注出口体45から基体1
内に空気が入らないように形成したので、飲料容器Aの
口部A1に簡単に装着でき、飲料容器Aを手で持つこと
なしに手動ポンプ60の押圧操作だけで飲料をスムーズ
に注出できるようになり、幼児や、老人等でも取扱い易
い注出装置となる。しかも、構成が比較的簡素で、量産
に適し、比較的低廉に提供でき、経済的な注出装置とな
る。
【0024】特に、比較的大径の手動ポンプ60を基体
1に装着できるようになり、一回の操作で比較的多くの
飲料を注出できるようになる。
【0025】そして、手動ポンプ60やキャップ30は
基体1から取外すことができ、これらの洗浄が容易に行
えるようになり、衛生的で、長期使用が可能となる。
【0026】加えて、キャップ30は、基体1の下部に
互換可能に装着されるので、予め用意した種々のキャッ
プ30を基体1に互換装着することにより、メーカー等
によって異なる口径の口部A1に対応して装着できるよ
うになる。しかも、夫々対応したキャップ30を利用す
るため、外観上の体裁も良好となる。
【0027】また、請求項2記載の飲料容器用注出装置
にあっては、注出口体45は、その回転によって注出口
を開閉できるように形成したので、注出口体45を回転
させて、注出口を閉鎖しておけば、間違えて手動ポンプ
60を押圧したとしても飲料が注出されることはなくな
り、不使用時に於ける飲料の注出を確実に防止できるよ
うになる。
【0028】更に、請求項3記載の飲料容器用注出装置
にあっては、キャップ30は、その天板部31に適数の
空気導入孔34が穿設され、キャップ30の天板部31
の下面がわにはパッキン40が装着され、このパッキン
40には、キャップ30の空気導入孔34を開閉可能な
弾性弁部41を形成したので、飲料容器A内の飲料の吸
上げ時に空気導入孔34と弾性弁部41を介して空気が
飲料容器A内にスムーズに入るようになり、飲料の吸上
げ動作がスムーズに行えるようになる。また、飲料容器
Aが倒れたり、大きく傾いたりしても、通常は空気導入
孔34を弾性弁部41が塞いでいるため、飲料が漏れる
虞れのないものとなる。
【0029】そして、請求項4記載の飲料容器用注出装
置にあっては、手動ポンプ60は、その内部に弾発スプ
リング65が縮装されて、手動ポンプ60の弾性復元を
補助するように形成したので、弾発スプリング65によ
って、飲料の吸上げ力を強くできるようになると共に、
注出操作もし易く、より取扱い易いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の注出装置の使用例を示す一部切欠正面
図である。
【図2】本発明の注出装置を例示する縦断正面図であ
る。
【図3】本発明の注出装置を例示する分解斜視図であ
る。
【図4】本発明の注出装置のキャップ部分を例示する底
面図である。
【符号の説明】
1 基体 2 底壁
部 3 周壁部 4 弁取
付部 5 雌ネジ部 6 差込
筒部 7 係止段部 8 取付
筒部 9 仕切片 10 弁座体 11 基盤 12 連通孔 13 弁体
取付部 15 揺動弁体 16 基板 17 取付腕 20 弁座体 21 基盤 22 連通孔 23 弁体
取付部 25 揺動弁体 26 基板 27 取付腕 30 キャップ 31 天板
部 32 周壁部 33 差込
孔 34 空気導入孔 35 隆起
部 36 係止突片 37 リブ 38 パッキン 40 パッキン 41 弾性
弁部 45 注出口体 46 閉鎖
板 50 ジョイント 51 外筒
部 52 内筒体 53 連結
部 54 フランジ部 55 雄ネ
ジ部 56 雌ネジ部 60 手動ポンプ 61 雄ネ
ジ部 62 押圧板 65 弾発スプリング 70 吸上パイプ A 飲料容器 A1 口部 A2 雄ネジ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 市販の飲料容器の口部に着脱自在に装着
    されて、飲料容器内の適宜飲料を手動ポンプの圧力を利
    用して注出口体から注出できるように構成した注出装置
    であって、基体の外側部に水平軸を中心として回転自在
    に装着される注出口体と、基体の下部に互換可能に装着
    されると共に、飲料容器の口部を施蓋可能なキャップ
    と、基体の上部に着脱自在に装着される蛇腹状の手動ポ
    ンプとを備え、基体内には一対の逆止弁を夫々設け、一
    方の逆止弁は、手動ポンプの圧縮時に基体内から飲料容
    器内に飲料が戻らないように形成し、他方の逆止弁は、
    手動ポンプの弾性復元時に注出口体から基体内に空気が
    入らないように形成したことを特徴とする飲料容器用注
    出装置。
  2. 【請求項2】 注出口体は、その回転によって注出口を
    開閉できるように形成したことを特徴とする請求項1記
    載の飲料容器用注出装置。
  3. 【請求項3】 キャップは、その天板部に適数の空気導
    入孔が穿設され、キャップの天板部の下面がわにはパッ
    キンが装着され、このパッキンには、キャップの空気導
    入孔を開閉可能な弾性弁部を形成したことを特徴とする
    請求項1または請求項2記載の飲料容器用注出装置。
  4. 【請求項4】 手動ポンプは、その内部に弾発スプリン
    グが縮装されて、手動ポンプの弾性復元を補助するよう
    に形成したことを特徴とする請求項1または請求項2ま
    たは請求項3記載の飲料容器用注出装置。
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