JP4249043B2 - 容器の液注出栓具 - Google Patents

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Description

本発明は、容器の液注出栓具、とくに大容量の容器下端部に設けた液流出筒に取着する液注出栓具に関するものである。
合成樹脂製容器(1)と、ダンボール箱(11)とからなる液体密封容器において、容器に開閉自在な注入口(3)と流出口(5)を設け、流出口(5)に、蓋体(12)と支持筒体(14)、筒栓(16)とハンドル(25)、および注出口(15)を塞ぐ筒栓用蓋(22)とを具えた液注出栓を取着した容器は、従来より知られている(特許文献1参照)。
実公昭45−33097号公報
しかしながら、上記従来容器では、筒栓用蓋(22)は、支持筒体(14)に取付紐(23)を介して取着されている。
取付紐(23)が一定の剛性を有する場合、筒栓用蓋(22)をしたままで、ハンドル(25)を廻動したときには、取付紐(23)にねじれ力が働き、取付紐(23)が変形したり、場合によっては破損するという問題があった。
また、取付紐(23)が柔らかいものであると、液注出時に、筒栓用蓋(22)が液の流出路上に位置されることがあり、液流の妨げになるという問題があった。
本発明は、上記問題を解決することを課題として、注出筒と、注出口を閉じる蓋体がともに廻動するとともに、開蓋時には、蓋支持板の弾性復元によって注出口から移動し、流出の妨げにならない状態に位置するようにした容器の液注出栓具を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、液注出栓具として、取付筒と流通管、注出筒を嵌挿した支持筒とを具備し、容器の液流出筒に取着された液注出栓具であって、注出筒は、流通管に連通する注出開口を具え、上端に摘みを取着するとともに、下端を注出口としており、蓋支持板が、摘みの基部に薄肉の連結部を介して連設され、中間部に支持筒を抱持する把持片が設けられ、蓋支持板の先端部分を薄肉部とし、該薄肉部先端に注出口を閉じる蓋体を取着していることを特徴とする構成を採用する。
蓋支持板の実施態様として、摘みの基部に、突出片を突設した板状体が垂設され、蓋支持板が、薄肉の連結部を介して摘みの基部に連設され、蓋支持板に前記突出片が嵌挿される係止孔を設けたことを特徴とする構成を採用する。
支持筒に廻動可能に嵌挿した注出筒の上端に摘みを取着し、摘みの基部に先端に注出筒の注出口を閉じる蓋体を設けた蓋支持板を連設したので、閉蓋状態で摘みを廻動した場合に、注出筒とともに蓋体が廻動し、注出筒と蓋体との間にねじれ力が加わらないようになった。
また、開蓋したとき、蓋支持板の弾性復元によって、蓋体は注出口から離間して位置するようになったので、液流の妨げにならなくなった。
次に、本発明の液注出栓具について、実施例を参照して説明する。
図1、2において、Aは容器、Bは外箱、Cは容器に取着された液注出栓具である。
容器Aは、可撓性を有する薄肉の合成樹脂によって形成されており、胴壁1には、内容液を注入,流出するための液流出筒2が配設され、液流出筒2の外周面には、ねじ3が螺設されており、液体の充填後に仮蓋(図示しない)が被嵌される。
外箱Bは、ダンボール製、または合成樹脂製であり、容器Aの液流出筒2に対応する位置には、ミシン折り目、或いは切断ラインを介して開口4が形成されるようになっている。
液注出栓具Cは、取付筒5と流通管6、および注出筒7を嵌挿した支持筒8とを具備している。
取付筒5は、頂壁9と側周壁10とからなり、頂壁9中央には、開口11が設けられ、流通管6に連通している。
側周壁10内周には、液流出筒2のねじ3に螺合するねじ12が螺設されており、取付筒5は、パッキンPを介して液流出筒2に締着されるようになっている。
流通管6は、連通孔13を介して支持筒8と接続され、注出筒7には、連通孔13に対応する位置に注出開口14が穿設されている。
注出筒7の上端には摘み15が取着されており、下端は注出口16となっている。
摘み15は、角部を円弧とした角形状の基部17と操作部18とからなり、基部17の側部上端には、薄肉の連結部19を介して先端に注出口16を開閉する蓋体20を設けた蓋支持板21が連設されている。
蓋支持板21基端部または先端部には、支持筒8を挟持する一対の把持片22が設けられており、蓋支持板21の蓋体20から一定部分は、薄肉部23となっている。
蓋体20は、注出筒7を密封する頂壁24と側周壁25とからなり、側周壁25の上端は、頂壁24に沿って蓋支持板21に接続しており、その反対側には、摘み26が突設されている。
次に、本発明の容器と液注出栓具の使用形態と作用効果について説明する。
容器Aには、液流出筒2から内容液を充填し、仮蓋をした上で外箱B内に収納し、出荷される。
使用にあたっては、外箱Bの開口4が上になるように開口4を開いて、仮蓋を取外し、次いで、液注出栓具Cの取付筒5を容器Aの液流出筒2に螺合して、液注出栓具Cを容器Aに取付ける。
液注出栓具Cの蓋支持板21は、連結部19で折曲げて下垂させ、把持片22で支持筒8を挟持するようにして支持筒8に取付けられる。
液の注出時には、摘み15を廻動することによって、注出筒7内の注出開口14と支持筒8の連通孔13との間に流路が形成されて、内容液が注出口16より注出される。
所要量の注出が終わり摘み15を元に戻すと、連通孔13が遮断され注出が止められる。
次いで、図3に示すように、蓋体20を注出口16に被嵌すると、注出筒7内が密封され、大気中の雑菌や塵埃が注出筒7内の残液に付着することはない。
蓋体20の被嵌時には、蓋支持板21の薄肉部23は、図3に示すように、円弧状に湾曲され、薄肉部23の接続部23aは90゜近く屈曲され、塑性変形し、屈曲状態が保たれる。
次回の注出時に蓋体20を外したときには、薄肉部23は、接続部23aで屈曲し、図4に示すように、接続部23aと蓋体20との間の薄肉部23が復元し、蓋体20は、注出口16から離れた状態に位置されるとともに、蓋体20が摘み15の廻動方向に移動しているため、注出の妨げにはならない。
また、蓋体20を閉じているときに摘み15を廻動させても、蓋体20は注出筒7とともに廻動されるので、薄肉部23にねじれ力などはかからない。
次に、蓋支持板の構成を変更した第2実施例について説明する。
前実施例では、蓋支持板21を把持片22によって支持筒8に廻動自在に取付けるようにしたが、本実施例は、摘みの下側に突出片を突設した板状体を垂下させ、該突出片を蓋支持板の上部に設けた係止孔に嵌挿するようにしたもので、以下相違点を中心に説明する。
図5に示すように、Caは液注出栓具であって、前実施例と同様に、取付筒5aと流通管6a、および注出筒7aを嵌挿した支持筒8aとを具えている。
注出筒7aの上端には、摘み30が設けられており、下端は注出口16aとなっている。
摘み30は、角部を円弧とした角形状で、支持筒8aの外周から突出する基部31と操作部32とからなっており、基部31の側部には、突出片33を突設した板状体34が垂設されている。
板状体34上方の基部31上端には、薄肉の連結部35を介して、先端に蓋体36を設けた蓋支持板37が連設されている。
蓋支持板37は、巾広の根本部38と巾細の連結板39とからなっており、根本部38には、突出片33が嵌挿される係止孔40が穿設されている。
蓋体36は、前記第1実施例と同一であり、蓋体36から所定の位置までは薄肉部41となっている。
次に、本第2実施例の作用効果について説明する。
蓋支持板37の支持筒8aへの取付けに際して、連結部35で蓋支持板37を下方に折曲げ、板状体34の突出片33を根本部38の係止孔40に係合させることによって、図6、7に示すように、蓋支持板37を支持筒8aに当接させるよう支持することができる。
液の注出時、注出後の蓋体36の開閉など、その他の作用効果は、前記第1実施例と同様である。
前記各実施例では、容器を柔軟な合成樹脂をもって成形し、外箱内に収納するようにしているが、容器を硬質の合成樹脂をもって成形し、注入孔と注出孔を別途に設け、注出孔に本発明の液注出栓具を取付けるようにしてもよく、容器は可撓性を有する薄肉の容器に限定されない。
また、薄肉の容器でない場合は、外箱は不要である。
前記各実施例では、容器Aの液流出筒2の外周にねじ3を螺設し、液流出栓具Cの取付筒5の側周壁10にねじ12を螺設し、液注出栓具Cを螺着するようにしたが、液注出筒2の外周端部に嵌合突条を設け、取付筒5の内周端部に液流出筒2の嵌合突条に係合する係合突条を設け、頂壁に液流出筒2の内周に嵌合する密封リングを設け、液注出栓具Cを容器Aの液流出筒2に嵌合させるようにしてもよい。
蓋体が、可撓性を有する薄肉部を介して蓋支持体に連設されているので、蓋体の開閉が容易に行われ、また、蓋体と注出筒がともに廻動するようにしたので、薄肉部が破損することはない。
従って、本発明の液注出栓具は、可撓性の薄肉容器だけでなく、剛性を有する容器、大型容器などの液注出栓具としても使用できる。
液注出栓具の第1実施例の閉蓋持の断面図である。 液注出栓具の成形時の斜視図である。 閉蓋時の液注出栓具の斜視図である。 開蓋時の液注出栓具の斜視図である。 第2実施例の液注出栓具の成形時の斜視図である。 閉蓋時の液注出栓具の斜視図である。 開蓋時の液注出栓具の斜視図である。
符号の説明
A 容器
B 外箱
C、Ca 液注出栓具
5、5a 取付筒
6、6a 流通管
7、7a 注出筒
8、8a 支持筒
14 注出開口
15、30 摘み
16、16a 注出口
17、31 基部
18、32 操作部
19 連結部
20、36 蓋体
21、37 蓋支持板
22 把持片
23、41 薄肉部
23a、35 連結部
33 突出片
34 板状体
38 根本部
39 連結板
40 係止孔

Claims (2)

  1. 取付筒と流通管、注出筒を嵌挿した支持筒とを具備し、容器の液流出筒に取着された液注出栓具であって、
    注出筒は、流通管に連通する注出開口を具え、上端に摘みを取着するとともに、下端を注出口としており、
    蓋支持板が、摘みの基部に薄肉の連結部を介して連設され、中間部に支持筒を抱持する把持片が設けられ、
    蓋支持板の先端部分を薄肉部とし、該薄肉部先端に注出口を閉じる蓋体を取着していることを特徴とする液注出栓具。
  2. 摘みの基部に、突出片を突設した板状体が垂設され、
    蓋支持板が、薄肉の連結部を介して摘みの基部に連設され、蓋支持板に前記突出片が嵌挿される係止孔を設けたことを特徴とする請求項1記載の液注出栓具。
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