JP2016088484A - 車両のテールゲート - Google Patents

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Abstract

【課題】アウターパネルに凹部及び補強部材が形成されていても、製造工程における防錆塗装液の捌けが良い車両のテールゲートを提供する。【解決手段】テールゲート本体11の意匠面を形成するアウターパネルと、テールゲート本体11のアウターパネルよりも車内側に設けられるインナーパネル13と、アウターパネルの一部をなし、テールゲート本体11の車外側には凹形状で車内側には凸形状である長手方向が車幅方向の第1凹部と、アウターパネルに設けられ、第1凹部を車内側から覆う第1補強部材20と、第1補強部材20に形成され、長手方向を上下方向として上端から下端まで連続的にアウターパネルから離間していて、径方向断面が前記アウターパネルとともに閉断面を形成する第1離間部23とを備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、車両のテールゲートに関する。
テールゲートを備える車両においては、テールゲート側のラッチ(ロック)機構と車体側のドアストライカーとが係合することにより、テールゲートを車体に留めることができる。この場合に、ラッチ機構やその周囲には、テールゲートの開閉の際等に大きな力がかかる。
そこで、特許文献1には、テールゲートにおいて、ラッチ機構とインナーパネルとの間にラッチ補強部材を介在させて補強した技術について開示されている。
特許第5380519号公報
ところで、テールゲートのアウターパネルの剛性と意匠性を高めるために、当該アウターパネルに、車幅方向を長手方向として車内側に向かって凹む(アウターパネルの車内側の面は凸形状、車外側の面は凹形状)凹部(ビード)を設けることが考えられる。
一方、車両の製造工程においては、製造中の車両を防錆塗装のための防錆塗装液に浸漬することが行われている。
しかしながら、テールゲートのアウターパネルに前記のようなビードを形成すると、前記の製造工程で車体を防錆塗装液に浸漬した後に、前記凹部の車内側に張り出した凸形状の部分に防錆塗装液が残留しやすくなる。
この場合に、前記のような補強部材をアウターパネルの凹部を覆うように形成すると、凹部及び補強部材で形成される段差や隙間などに防錆塗装液が更にたまりやすくなり、防錆塗装液の捌けが悪くなる。
そこで本発明の課題は、アウターパネルに凹部及び補強部材が形成されていても、製造工程における防錆塗装液の捌けが良い車両のテールゲートを提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の一形態は、前記テールゲート本体の意匠面を形成するアウターパネルと、前記テールゲート本体の前記アウターパネルよりも車内側に設けられるインナーパネルと、前記アウターパネルの一部をなし、前記テールゲート本体の車外側は凹形状で車内側は凸形状である第1凹部と、前記アウターパネルに設けられ、前記第1凹部を車内側から覆う第1補強部材と、前記第1補強部材に形成され、長手方向を上下方向として上端から下端まで連続的に前記アウターパネルから離間していて、径方向断面が前記アウターパネルとともに閉断面を形成する第1離間部と、を備えたことを特徴とする車両のテールゲートである。
本発明によれば、第1補強部材に、長手方向を上下方向として上端から下端まで連続的にアウターパネルから離間していて、径方向断面がアウターパネルとともに閉断面を形成する第1離間部を設けたので、車両の製造工程でテールゲートを防錆塗装液に浸漬しても、引き上げた後に防錆塗装液が第1離間部から抜けやすく、第1凹部に滞留しないようにすることができる。
また、当該第1離間部により第1補強部材の剛性を向上させることができる。
この場合に、前記第1離間部に設けられ、車両の前後方向に前記第1補強部材の表側から裏側まで貫通する第1開口部が形成されてもよい。
本発明によれば、第1開口部が空気穴や防錆塗装液の流路の役割を果たすので、防錆塗装液を更に抜けやすくすることができる。
また、車両の製造ラインにおいて、第1補強部材を搬送する際のボスの突っ込み孔、溶接作業のための位置決め孔として、第1開口部を用いることができる。
前記の場合に、前記第1補強部材の前記第1離間部からは車幅方向に離れた位置に設けられ、長手方向を上下方向として上端から下端まで連続的に前記アウターパネルから離間していて、前記第1離間部より上下方向の長さが長い第2離間部を備えてもよい。
本発明によれば、第2離間部により防錆塗装液を更に抜けやすくすることができる。
また、第1補強部材、ひいてはテールゲート本体の上下方向の剛性を向上させることができる。
さらに、第2離間部より第1離間部の方が短いので、第1離間部の上下方向にスペースを確保できて、もって、ラッチ機構やワイヤーハーネス等の部品の取り付けのためのスペースを確保することができる。
前記の場合に、前記第2離間部とは略並行に上下方向に延びて前記第1補強部材に形成され、前記第2離間部と上下方向において略同等の長さを有する該第1補強部材の段差である段差部を備えるようにしてもよい。
本発明によれば、段差部により防錆塗装液を更に抜けやすくすることができる。
また、段差部が第2離間部とは略並行で略同等の長さなので、第1補強部材、ひいてはテールゲート本体の上下方向の剛性を向上させることができる。
前記の場合に、前記第1補強部材に車幅方向を長手方向として形成され、前記第1離間部に接続されるビードを備えるようにしてもよい。
本発明によれば、ビードによって車幅方向の剛性を高めることができる。
また、ビードは第1離間部に接続されているので、ビードに入り込んだ防錆塗装液を第1離間部に流すことが可能となる。
前記の場合に、前記第1補強部材に車幅方向を長手方向として形成され、前記第1離間部に接続されるビードを備え、前記ビードは、前記第1開口部とは上下方向の異なる高さに形成されるようにしてもよい。
本発明によれば、ビードによって車幅方向の剛性を高めることができる。
また、ビードと第1開口部とは上下方向の高さが異なるので、第1開口部の形成による剛性の低下を抑制することができる。
前記の場合に、前記第1補強部材の前記第1凹部に対応した位置に長手方向を車幅方向として設けられ、前記テールゲート本体の車外側には凹形状で車内側には凸形状であって、その凹みの程度が前記第1凹部より大きい第2凹部が設けられるようにしてもよい。
本発明によれば、凹みの程度は第2凹部の方が第1凹部より大きいので、両者の間に隙間を形成することができ、防錆塗装液を当該隙間から排出することができる。
前記の場合に、テールゲート本体を閉じたときに当該テールゲート本体を車体にラッチするための第2開口部が形成されて、前記第1補強部材と別体で設けられ、当該第1補強部材と接合された第2補強部材を設けるようにしてもよい。
本発明によれば、第2補強部材を第1補強部材に接合するので、第2補強部材、ひいてはテールゲート本体の剛性を高めることができる。
本発明の課題は、アウターパネルに第1凹部及び補強部材が形成されていても、製造工程における防錆塗装液の捌けが良い車両のテールゲートを提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態である車両のテールゲートのアウターパネルを取り外した状態の正面図である。 図2は、本発明の一実施形態である車両のテールゲートの第1補強部材及び第2補強部材をインナーパネルの車外側からみた拡大図である。 図3は、本発明の一実施形態である車両のテールゲートの第1補強部材及び第2補強部材をアウターパネルの車内側から見た拡大図である。 図4は、本発明の一実施形態である車両のテールゲートの第1補強部材を車両の前後方向、車幅方向に平行な面で切断した断面図である。 図5は、本発明の一実施形態である車両のテールゲートの第1凹部及び第2凹部部分の縦断面図である。 図6は、本発明の一実施形態である車両のテールゲートの第1補強部材と第2補強部材との接合部分を示す部分拡大斜視図である。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、各図面においては、車両の上下方向、左右(車幅)方向、前後方向を、適宜、矢印により図示している。
図1は、車両のテールゲート10のアウターパネル12を取り外した状態の正面図である。テールゲート10は、テールゲート本体11と、テールゲート本体11の意匠面を形成するアウターパネル12(図3参照)と、テールゲート本体11のアウターパネル12よりも車内側に設けられるインナーパネル13と、テールゲート本体11に設けられた窓ガラス14と、第1補強部材20と、第2補強部材30とを備えている。テールゲート10は、図示はしないが、その他に、テールゲート10をロックするラッチ(ロック)機構などの装置も備えている。また、同様に図示はしないが、窓ガラス14上部でテールゲート本体11の上縁部分17には、リヤスポイラを構成するガーニッシュが設けられる。
図2は、第1補強部材20及び第2補強部材30をインナーパネル13の車外側からみた拡大図、図3は、第1補強部材20及び第2補強部材30をアウターパネル12の車内側から見た拡大図、図4は、第1補強部材20を車両の前後方向、車幅方向に平行な面で切断した断面図(図3のA−A断面図)である。
第1補強部材20は、テールゲート本体11の中央下部の位置において、インナーパネル13とアウターパネル12との両方に取り付けられている。第2補強部材30は、テールゲート本体11の中央下部の位置において、インナーパネル13とアウターパネル12との両方に取り付けられている。この第1補強部材20及び第2補強部材30が取り付けられているテールゲート本体11の中央下部の位置には、前記の図示しないラッチ機構が設けられる。このラッチ機構は、図示しない車体側のドアストライカーと係合することにより、テールゲート10を車体に留めることができる。第2補強部材30には、テールゲート本体11を閉じたときに当該テールゲート本体11を車体にラッチするための第2開口部31が形成されている。すなわち、前記のラッチ機構と前記のドアストライカーとは、第2開口部31を介して係合する。そして、テールゲート10を開閉するとき等には、テールゲート10における図示しないラッチ機構の周囲の部分には、大きな力が加わる。そのため、第1補強部材20及び第2補強部材30は、当該図示しないラッチ機構の周囲のアウターパネル12及びインナーパネル13を補強するために設けられている。
アウターパネル12には、その剛性と意匠性を高めるために、アウターパネル12の一部をなし、テールゲート本体11の車外側は凹形状で車内側は凸形状である長手方向が車幅方向の第1凹部(ビード)12aが形成されている。図3では、アウターパネル12を車内側からみた図のみを図示している。そして、第1補強部材20は、第1凹部12aを車内側から覆うようにアウターパネル12に対して取り付けられている。
第1補強部材20には、第1凹部12aに対応した位置に長手方向を車幅方向として設けられ、第1凹部12aの凸形状を避けるように、テールゲート本体11の車外側に凹形状で車内側に凸形状である第2凹部21が形成されている。
第1補強部材20は、おおむね板幅方向が車幅方向である基板部22aと、基板部22aの車幅方向両側から車両前部側に折れ曲がって延びている一対の側部22bと、一対の側部22bのそれぞれの端部から車幅方向両側に延び、第1補強部材20をインナーパネル13に取り付ける支持部22cとを備えている。基板部22aの中央部下部は開口22dをなし、その両側の側部22bに接続した部分である一対の脚部22eの下端部には支持部22fが形成され、第1補強部材20は支持部22fでインナーパネル13に固定支持されている。
第1補強部材20の基板部22aの中央部は、第1離間部23をなしている。第1離間部23は、長手方向を上下方向として基板部22aの上端から下端まで形成され、その上端23aから下端23bまで連続的にアウターパネル12から離間していて、径方向断面が前記アウターパネル12とともに閉断面23cを形成している。
第1離間部23には、車両の前後方向に第1補強部材20の表側から裏側まで貫通する第1開口部24が形成されている。第1開口部24は、例えば丸孔である。
第1補強部材20の第1離間部23からは車幅方向に離れた位置、この例で、基板部22aにおける第1離間部23の両側で、それぞれに側部22bに近い位置には、例えば一対の第2離間部(ビード)25が設けられている。第2離間部25は、その長手方向を上下方向として上端から下端まで連続的にアウターパネル12から離間していて、第1離間部23より上下方向の長さが長い。
第1補強部材20の基板部22aと側部22bとの接続部分には、第2離間部25とは略並行に上下方向に延びて、第2離間部25と上下方向において略同等の長さを有する第1補強部材20の段差である段差部26が形成されている。
第1補強部材20の基板部22aには、例えば、左右に上下2本ずつのビード27が形成されている。ビード27は、第1補強部材20に車幅方向を長手方向として形成され、第1離間部23に接続されている。
ビード27は、第1開口部24とは上下方向の異なる高さ、この例では、上下の2本ずつが第1開口部24より高い位置と低い位置とにそれぞれ形成されている。
図5は、第1凹部12a及び第2凹部21部分の縦断面図(図3のB−B断面図)である。図5に示すように、第2凹部21の車両前方側への凹みの程度は、第1凹部12aの車両前方側への凹みの程度より大きい。そのため、第1凹部12aと第2凹部21との間には、第1補強部材20の車幅方向の全体に亘って隙間40が生じている。
図2に示すように、インナーパネル13の下部の車両後方側に張り出した部分13aの中央部13bは車両下側に窪み形状13bをなし、この窪み形状13bに第2補強部材30が設けられている。
図2、図3に示すように、第2補強部材30は、インナーパネル13の取り付け部分の形状におおむね合っていて、インナーパネル13の当該部分に固着される本体部32と(図2)、本体部の車幅方向の両側からそれぞれ伸び出して形成された一対の腕部33と、腕部33の先端から上側に折れ曲がって伸び出している固着部34(図3)とを備えている。
図6は、第1補強部材20と第2補強部材30との接合部分を示す部分拡大斜視図である。図6に示すように、第1補強部材20と第2補強部材30とは別体で設けられ、この第1補強部材20と第2補強部材30とは溶接等により接合されている。具体的には、図6の例では、第1補強部材20の脚部22eと第2補強部材30の固着部34とが溶接されている。
次に、本実施形態の車両のテールゲート10の作用効果について説明する。
まず、図2〜4に示すように、第1補強部材20に、長手方向を上下方向として上端から下端まで連続的にアウターパネル12から離間していて、径方向断面がアウターパネル12とともに閉断面23cを形成する第1離間部23を設けた。よって、車両の製造工程でテールゲート10を防錆塗装液に浸漬しても、引き上げた後に防錆塗装液が第1離間部23から抜けやすく、第1凹部12aに滞留しないようにすることができる。また、当該第1離間部23により第1補強部材20の剛性を向上させることができる。
また、第1離間部23に設けられ、車両の前後方向に第1補強部材20の表側から裏側まで貫通する第1開口部24が形成されている。この第1開口部24は、空気穴や防錆塗装液の流路の役割を果たすので、防錆塗装液を更に抜けやすくすることができる。また、車両の製造ラインにおいて、第1補強部材20を搬送する際のボスの突っ込み孔、溶接作業のための位置決め孔として、第1開口部24を用いることができる。
さらに、第2離間部25は、第1補強部材20の第1離間部23からは車幅方向に離れた位置に設けられ、長手方向を上下方向として上端から下端まで連続的にアウターパネル12から離間していて、第1離間部23より上下方向の長さが長い。そのため、第2離間部25により防錆塗装液を更に抜けやすくすることができる。また、第1補強部材20、ひいてはテールゲート本体11の上下方向の剛性を向上させることができる。そして、第2離間部25より第1離間部23の方が短いので、第1離間部23の上下方向にスペースを確保できて、もって、前記のラッチ機構や所定のワイヤーハーネス等の部品の取り付けのためのスペースを確保することができる。
テールゲート10は、第2離間部25とは略並行に上下方向に延びて第1補強部材20に形成され、第2離間部25と上下方向において略同等の長さを有する第1補強部材20の段差である段差部26を備えている。よって、テールゲート10は、段差部26により防錆塗装液を更に抜けやすくすることができる。また、段差部26が第2離間部25とは略並行で略同等の長さなので、第1補強部材20、ひいてはテールゲート本体11の上下方向の剛性を向上させることができる。
テールゲート10は、第1補強部材20に車幅方向を長手方向として形成され、第1離間部23に接続されるビード27を備える。そのため、ビード27によって第1補強部材20の車幅方向の剛性を高めることができる。また、ビード27は第1離間部23に接続されているので、ビード27に入り込んだ防錆塗装液を第1離間部23に流すことが可能となる。
この場合に、ビード27は、第1開口部24とは上下方向の異なる高さに形成されている。そのため、第1補強部材20は、ビードによって車幅方向の剛性を高めることができる。また、ビード27と第1開口部24とは上下方向の高さが異なるので、第1開口部24の形成による第1補強部材20の剛性の低下を抑制することができる。
テールゲート10は、第1補強部材20の第1凹部12aに対応した位置に長手方向を車幅方向として設けられ、テールゲート本体11の車外側には凹形状で車内側には凸形状であって、その凹みの程度が第1凹部12aより大きい第2凹部21が設けている。そのため、凹みの程度は第2凹部21の方が第1凹部12aより大きいので、両者の間に隙間40を形成することができ、防錆塗装液を当該隙間から排出することができる。
テールゲート10は、テールゲート本体11を閉じたときにテールゲート本体11を車体にラッチするための第2開口部31が形成されて、第1補強部材20と別体で設けられ、第1補強部材20と接合された第2補強部材30を設けている。よって、第2補強部材30を第1補強部材20に接合するので、第2補強部材20、ひいてはテールゲート本体11の剛性を高めることができる。
なお、基板部22aの上端部には、一対のタブ28が形成され、この各タブには丸孔28aが形成されている。このタブ28と丸孔28aは、第1補強部材20をインナーパネル13に取り付ける際に位置決めするために使用するものである。
また、上下のビード27の中間の左右位置にそれぞれ形成された丸孔29a、下側のビード27の下方の左右位置にそれぞれ形成された丸孔29bは、空気抜きの穴である。すなわち、上下にビード27が形成されていることにより、防錆塗装液の抜けが低下するのを防止するための空気穴である。
10 テールゲート
11 テールゲート本体
12 アウターパネル
12a 第1凹部
13 インナーパネル
20 第1補強部材
21 第2凹部
23 第1離間部
23c 閉断面
24 第1開口部
25 第2離間部
26 段差部
27 ビード
30 第2補強部材
31 開口部

Claims (8)

  1. テールゲート本体と、
    前記テールゲート本体の意匠面を形成するアウターパネルと、
    前記テールゲート本体の前記アウターパネルよりも車内側に設けられるインナーパネルと、
    前記アウターパネルの一部をなし、前記テールゲート本体の車外側は凹形状で車内側は凸形状である第1凹部と、
    前記アウターパネルに設けられ、前記第1凹部を車内側から覆う第1補強部材と、
    前記第1補強部材に形成され、長手方向を上下方向として上端から下端まで連続的に前記アウターパネルから離間していて、径方向断面が前記アウターパネルとともに閉断面を形成する第1離間部と、
    を備えたことを特徴とする車両のテールゲート。
  2. 前記第1離間部に設けられ、車両の前後方向に前記第1補強部材の表側から裏側まで貫通する第1開口部が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の車両のテールゲート。
  3. 前記第1補強部材の前記第1離間部からは車幅方向に離れた位置に設けられ、長手方向を上下方向として上端から下端まで連続的に前記アウターパネルから離間していて、前記第1離間部より上下方向の長さが長い第2離間部を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両のテールゲート。
  4. 前記第2離間部とは略並行に上下方向に延びて前記第1補強部材に形成され、前記第2離間部と上下方向において略同等の長さを有する該第1補強部材の段差である段差部を備えたことを特徴とする請求項3に記載の車両のテールゲート。
  5. 前記第1補強部材に車幅方向を長手方向として形成され、前記第1離間部に接続されるビードを備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかの一項に記載の車両のテールゲート。
  6. 前記第1補強部材に車幅方向を長手方向として形成され、前記第1離間部に接続されるビードを備え、
    前記ビードは、前記第1開口部とは上下方向の異なる高さに形成されたことを特徴とする請求項2に記載の車両のテールゲート。
  7. 前記第1補強部材の前記第1凹部に対応した位置に長手方向を車幅方向として設けられ、前記テールゲート本体の車外側には凹形状で車内側には凸形状であって、その凹みの程度が前記第1凹部より大きい第2凹部が設けられることを特徴とする請求項1〜6のいずれかの一項に記載の車両のテールゲート。
  8. テールゲート本体を閉じたときに当該テールゲート本体を車体にラッチするための第2開口部が形成されて、前記第1補強部材と別体で設けられ、当該第1補強部材と接合された第2補強部材を設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかの一項に記載の車両のテールゲート。
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