JP2016088082A - ゴムvベルトの押出成形装置及び方法 - Google Patents

ゴムvベルトの押出成形装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ゴムVベルトの押出成形装置及び方法を提供する。【解決手段】押出成形装置は、押出装置、コンベヤー、冷却装置、材料貯蔵装置、検知装置、ゴムシート被覆切断装置及び帆布被覆装置を含む。押出装置は材料入り口とダイを含み、ダイによって材料を押出して底ゴムシートを形成する。コンベヤーはダイに接続され、形成した底ゴムシートを搬送する。冷却装置はコンベヤーの一側に設置され、コンベヤー上の底ゴムシートを冷却する。材料貯蔵装置は冷却装置に設置され、冷却装置により冷却した底ゴムシートを貯蔵し、且つ底ゴムシートをゴムシート被覆切断装置に搬送する。検知装置は冷却装置から材料貯蔵装置までの間に設置され、貯蔵前に冷却した底ゴムシートを検知する。ゴムシート被覆切断装置は材料貯蔵装置から排出された底ゴムシートで線材を被覆することによって、芯線を形成する。帆布被覆装置はゴムシート被覆切断装置により形成された芯線をゴム付き帆布で被覆する。【選択図】図1

Description

本発明は伝動ベルト成形装置を製造する技術分野に関し、特にゴムVベルト押出の成形装置及び方法に関する。
伝動ベルトは原動機のモーター又はエンジンの回転により発生する動力を、プーリーによりゴムベルトを介して機械装置に伝導する装置である。伝動ベルトは、電動機、農機具、工作機械、自動車、船舶、家庭用電化製品及びオフィス機器等の分野に幅広く応用されている。伝動ベルトは、自由変速、短遠距離伝動及びシンプルな構造等の利点を有する。なかでも、伝動ベルトはゴムVベルトとしての応用範囲が一番広い。
従来のゴムVベルトの押出成形プロセスでは、開放式混練機により熱練し、ホットフィード押出機により底ゴムシートを押出し、紡績機により線材を成形し、線材と底ゴムシートとを複合させた後に、帆布で被覆して成形させる。この生産プロセスにおいて押出機により押出された底ゴムシートは検知装置により検知されず、且つ十分に冷却されていないため、底ゴムシートの精度が低く、不良品が非常に発生しやすい。しかも従来のゴムVベルトの成形装置は、手作業により切断されるので底ゴムシートとゴム付き帆布との精度が悪い。しかも底ゴムシートを引っ張る及び底ゴムシートを貼り付ける場合に、技術要求に応じて均一に引っ張ることができず、底ゴムシートの重量均一性に悪影響を与え、不良品が発生しやすく、帆布被覆精度が低く、不良品率が高い。
また、従来のゴムVベルトの押出成形プロセスにおいては、一名の操作員により一台のゴムVベルトの成形装置しか操作できず、生産効率が低く、これにより生産コストが高くなる。
本発明は従来技術における欠点を克服するために、成形精度を大幅に向上させることができるゴムVベルトの押出成形装置及び方法を提供する。
上記目的を到達させるために、本発明は、押出装置、コンベヤー、冷却装置、材料貯蔵装置、検知装置、ゴムシート被覆切断装置及び帆布被覆装置を含むゴムVベルトの押出成形装置を提供する。押出装置は、材料入り口とダイとを含み、ダイにより材料を押出して底ゴムシートを形成する。コンベヤーは、ダイに接続され、形成した底ゴムシートを搬送する。冷却装置はコンベヤーの一側に設置され、コンベヤー上の底ゴムシートを冷却する。材料貯蔵装置は、冷却装置に設置され、冷却装置により冷却した底ゴムシートを貯蔵し、且つ底ゴムシートをゴムシート被覆切断装置に搬送する。検知装置は、冷却装置から材料貯蔵装置までの間に設置され、貯蔵前に冷却した底ゴムシートを検知する。ゴムシート被覆切断装置は、材料貯蔵装置から排出された底ゴムシートで線材を被覆することによって、芯線を形成する。帆布被覆装置は、ゴムシート被覆切断装置により成形した芯線をゴム付き帆布で被覆する。
本発明の一実施形態において、冷却装置は少なくとも二つの冷却ユニットを含み、検知装置は少なくとも二つの冷却ユニット間に設置されている。
本発明の一実施形態において、冷却装置は二つの冷却ユニットを含み、それぞれ第一冷
却ユニットと第二冷却ユニットであり、第一冷却ユニットは水冷装置、第二冷却ユニットは風冷装置である。
本発明の一実施形態において、コンベヤーは「Z」形となるように前記第二冷却ユニットに設置されている。
本発明の一実施形態において、検知装置は重量検知装置である。
本発明の一実施形態において、材料貯蔵装置には、底ゴムシートを搬送する複数の第一回転軸の列が一端に設けられ、底ゴムシートを搬送する複数の第二回転軸の列が前記複数の第一回転軸の列と平行となるように他端に設けられ、第一回転軸と第二回転軸がジグザグに配置設置されている。
本発明の一実施形態において、第一回転軸の直径は第二回転軸の直径以上である。
本発明の一実施形態において、ゴムシート被覆切断装置は数値制御される少なくとも一組の切断装置であり、ゴムシート被覆フレームと、順に配置された、ゴムシート被覆フレームに配置された底ゴムシート導出ユニットと、底ゴムシート搬送ユニットと、底ゴムシートラミネート及び切断ユニットとを含む。前記底ゴムシートラミネート及び切断ユニットは、ゴムシート被覆フレームに設置された駆動シャフトローラーと従動テンションローラーとを含み、少なくとも一組の切断丸刃と押し付けシャフトローラーとをさらに含み、また、押し付けシャフトローラーは、駆動シャフトローラーと従動テンションローラーとの間に位置し、少なくとも一組の切断丸刃は滑動機構を有しており且つ押し付けシャフトローラーの上方に配置されている。
本発明の一実施形態では、帆布被覆装置は、芯線取り付けユニット、搬送ユニット、帆布被覆ユニット及び裁断ユニットを含む。搬送ユニットは、ゴム付き帆布を芯線と貼り合わせるために芯線まで搬送し、帆布被覆ユニットは、ゴム付き帆布を芯線に押し付けることによって、ゴム付き帆布と芯線を密着させ、裁断ユニットは、帆布被覆終了後、ゴム付き帆布を切断する。
上記成形装置に対応し、本発明はさらにゴムVベルトの押出成形方法を提供し、以下を含む。
材料を押出し、底ゴムシートを形成する。
成形した底ゴムシートを搬送する。
コンベヤー上の底ゴムシートを冷却する。
冷却した底ゴムシートの品質を検知して、且つ底ゴムシートの品質が合格かどうかを判断する。
合格と検知された底ゴムシートを貯蔵する。
底ゴムシートで予め製造された線材を被覆して芯線を形成する。
形成した芯線をゴム付き帆布で被覆して、ゴムVベルトを形成する。
上記の技術的手段により、本発明の実施形態において、押出装置により形成された底ゴムシートは冷却装置により十分に冷却されて固定されることが分かる。検知装置により成形した底ゴムシートの品質をリアルタイムに検知し、一旦不良な底ゴムシートが見付けられれば、使用者は押出装置と冷却装置とが正常運転しているかをリアルタイムに検査及び修理でき、大量の不良品が生産されることを防止できる。材料貯蔵装置は形成した底ゴムシートを貯蔵でき、底ゴムシートが材料貯蔵装置とゴムシート被覆切断装置との間で底ゴム積み重ねされるのを防止できる。また、ゴムシート被覆切断装置と帆布被覆装置とによ
り全自動的にゴムシート被覆、底ゴムシート切断、帆布被覆及びゴム付き帆布切断が実現され、全部の工程が全自動的に制御され、制御精度が極めて高く、成形したゴムVベルトの精度及び歩留まりを大幅に向上させることができる。
本発明の上記内容並びに他の目的、特徴及び利点をさらに理解しやすくするために、以下、好ましい実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態において提供するゴムVベルトの押出成形装置の構造模式図である。 図2は図1におけるゴムシート被覆切断装置の模式的な正面図である。 図3は図1におけるゴムシート被覆切断装置の模式的な斜視図である。 図4は図3におけるA箇所の拡大図である。 図5は図1における帆布被覆装置の正面視模式図である。 図6は図3における帆布被覆装置の上面図である。 図7は図5におけるB箇所の拡大図である。 図8は本発明の一実施形態において提供するゴムVベルトの押出成形方法のフローチャートである。
図1は本発明の一実施形態において提供するゴムVベルトの押出成形装置の構造模式図である。図2は図1におけるゴムシート被覆切断装置の模式的な正面図である。図3は図1におけるゴムシート被覆切断装置の模式的な斜視図である。図4は図3におけるA箇所の拡大図である。図5は図1における帆布被覆装置の模式的な正面図である。図6は図3における帆布被覆装置の上面図である。図7は図5におけるB箇所の拡大図である。図8は本発明の一実施形態において提供するゴムVベルトの押出成形方法のフローチャートである。
図1に示すように、本発明で提供するゴムVベルトの押出成形装置は、押出装置1、コンベヤー2、冷却装置3、材料貯蔵装置4、検知装置5、ゴムシート被覆切断装置6(図1に描画されたゴムシート被覆切断装置6は概略模式図である)、及び、帆布被覆装置7(図1に描画された帆布被覆装置7は概略模式図である)を含む。押出装置1は材料入り口11とダイ12とを含み、材料はダイ12によって押出されて底ゴムシートを形成する。コンベヤー2はダイ12に接続され、成形した底ゴムシートを搬送する。冷却装置3はコンベヤー2の一側に設置され、コンベヤー2上の底ゴムシートを冷却する。本実施形態では、押出装置1はコールドフィード押出機である。
底ゴムシートを更によく冷却するために、冷却装置3は少なくとも二つの冷却ユニットを含む。本実施形態では、冷却装置3は二つの冷却ユニットを含み、それぞれ第一冷却ユニット31及び第二冷却ユニット32である。しかしながら、本発明は冷却ユニットの数量を制限するものではない。
好ましくは、第一冷却ユニット31を低価な水冷装置にする。第一水冷ユニット31はコンベヤー2の下方に設置された冷水管路を含み、冷却水は冷水管路内において循環的に流動し、コンベヤー2上の底ゴムシートの熱量を持ち出し、底ゴムシートの初期冷却を行う。底ゴムシートをさらに冷却するために、第二冷却ユニット32として冷却効率が高い風冷装置を採用する。本実施形態では、第二冷却ユニット32の左右両側にそれぞれ鉛直二列の回転軸が設置され、コンベヤー2は縦方向における「Z」形のように第二冷却ユニット32に設置されている。「Z」形の配置によりコンベヤー2上の底ゴムシートと冷却風との接触面積が大幅に増加し、底ゴムシートを迅速に冷却する効果を果たす。
しかしながら、本発明の第一冷却ユニット31と第二冷却ユニット32との構造は何ら制限されるものではない。他の実施形態では、第一冷却ユニット31の内部には他の冷却効果により優れた冷媒又は第二冷却ユニット32と同じ風冷装置を使用してもよい。第二冷却ユニット32において回転軸はそれぞれ第二冷却ユニット32の上端及び下端に設置されてもよく、コンベヤー2は横方向の「Z」形のように第二冷却ユニット32に設置されてもよい。
検知装置5は第一冷却ユニット31と第二冷却ユニット32との間に設置され、第一冷却ユニット31により初期冷却された底ゴムシートをリアルタイムに検知する。一旦検知装置5により底ゴムシートの重量が品質基準を満たさない(合格しない)と検知すれば、使用者は底ゴムシートの成形品質に主な影響を与える押出装置1と第一冷却ユニット31とを直ちに検査して点検修理する。これによって、不良品の発生を大きく減少させるだけでなく、更に検知装置5の後の装置が不良品を加工する必要もなく、不良品による生産コストを大幅に削減することができる。しがしながら、本発明はそれに対して一切制限していない。他の実施形態において、検知装置5は第二冷却ユニット32の後に設置されてもよい。
本実施形態において、検知装置5は重量検知装置である。好ましくは、検知装置5は1メートルごとの底ゴムの重量を測定する秤であり、コンベヤー2の下部に設置され、1メートルごとの底ゴムの重量を測定することにより底ゴムの均一性を判断することができる。しかしながら、本発明ではそれを制限していない。別の実施形態において、検知装置5は重量検知を含めた他の底ゴムシート精度検知用の装置であってもよい。
実際の動作においては、押出装置1による底ゴムシートの押出形成速度が速いのに対し、後続のゴムシート被覆切断装置6は線材の長さ及びゴムシートの被覆速度等のプロセス条件により制限され、芯線を成形する速度が遅い。底ゴムシートが第二冷却ユニット32から直接にゴムシート被覆切断装置6まで搬送される場合、底ゴムシートは第二冷却ユニット32とゴムシート被覆切断装置6との間に折り曲げて積み重ねられる。底ゴムシートの表面に一定の粘度があるため、積み重ねられた底ゴムシートは互いに粘着して分離できなくなり、後続のゴムシート被覆工程へ進むこともできなくなる。分離できるとしても、底ゴムシートの表面が損傷し、後続のゴムシート被覆及びゴムシート被覆終了後のベルト芯の品質に深刻な悪影響を及ぼす。
上記のことに鑑み、本実施形態では、検知において合格した底ゴムシートが第二次冷却ユニット32により更に冷却されて固化した後、直接にゴムシート被覆切断装置6へ搬送されることなく、第二冷却ユニット32とゴムシート被覆切断装置6との間に設置された材料貯蔵装置4内に搬送され、過剰な底ゴムシートを貯蔵する。
材料貯蔵装置4において、底ゴムシートを搬送する複数の第一回転軸41の列が一端に設けられ、底ゴムシートを搬送する複数の第二回転軸42の列が複数の第一回転軸41の列と平行となるように他端に設けられている。第一回転軸41と第二回転軸42とジグザグに配置されている。本実施形態では、材料貯蔵装置4の上端において横方向に沿って底ゴムシートを搬送する複数列の第一回転軸41が設けられ、材料貯蔵装置4の下端において横方向に沿って底ゴムシートを搬送する複数列の第二回転軸42が設けられている。図1に示すように、隣接する二つの第一回転軸41の間に1つの第二回転軸42が配置され
ていることにより、底ゴムシートを第一回転軸41と第二回転軸42の間において搬送するときに右から左への牽引力を提供し、底ゴムシートを材料貯蔵装置4からゴムシート被覆切断装置6へ搬送することが便利になる。
本実施形態において、上記の右から左への牽引力を増加させるために、第一回転軸41の直径が第二回転軸42の直径以上に設定されている。好ましくは、第一回転軸41の直径が第二回転軸42の直径より大きい。それにより第一回転軸41と第二回転軸42との間における右から左への牽引力が増加し、底ゴムシートの排出に対して有利である。
しかしながら、本発明は第一回転軸41と第二回転軸42との設置位置を制限するものではない。別の実施形態において、第一回転軸41と第二回転軸42とは互いにずれて材料貯蔵装置4の左右両端に設置され、底ゴムシートを横方向に沿って往復するように牽引してもよい。この場合、第一回転軸41と第二回転軸42との数の制限を受け、材料貯蔵装置4の長さがその幅より大きくなる可能性がある。そのため、使用者は本装置の現場状況に応じて第一回転軸41と第二回転軸42との設置位置を選択できる。
本実施形態では、ゴムシート被覆切断装置6は数値制御可能な少なくとも一組の切断装置であり、ゴムシート被覆フレーム60と、左から右へ順に配置された、ゴムシート被覆フレーム60に位置する底ゴムシート導出ユニット61と、底ゴムシート搬送ユニット62と、底ゴムシートラミネート及び切断ユニット63とを含む。また、ゴムシート被覆切断装置6は、ゴムシート被覆数値制御ユニット64をさらに含む。
ゴムシート被覆フレーム60は、地面に設置されて、切断装置全体を支持する作用を果たす。
底ゴムシート導出ユニット61は、最左端に位置し、左から右へ順に配置された、ゴムシート被覆フレーム60に取り付けられた底ゴムシートロール611、底ゴムシート平坦化機構612及び底ゴムシート導出機構613を含む。
底ゴムシートロール611は、底ゴムシート原料の貯蔵排出箇所であり、底ゴムシート原料が予備として底ゴムシートロール611に巻き付けられている。
底ゴムシート平坦化機構612は、次のラミネート工程の利便性を考慮して、底ゴムシートロール611から搬送された底ゴムシートを平坦化することに用いられる。
底ゴムシート導出機構613は、底ゴムシートを電気的に導出し、底ゴムシート搬送ユニット62に送る。
底ゴムシート搬送ユニット62は、ゴムシート被覆フレーム60に左から右へ順に取り付けられた、底ゴムシートガイドブロック621と、底ゴムシート搬送フレーム622とを含む。さらに、底ゴムシート搬送ユニット62は、共に底ゴムシート搬送フレーム622に設置された、底ゴムシート挟持機構623、及び、底ゴムシート斜切り(面取り)刃具624を含む。
底ゴムシート挟持機構623は、底ゴムシートの挟持固定に用いられる。底ゴムシート導出機構613から搬送された底ゴムシートは、底ゴムシート挟持機構623により挟持された後、底ゴムシートガイドブロック621に送られて、ガイドされる。
底ゴムシート斜切り刃具624は、底ゴムシートをグループに切断するために用いられる。
底ゴムシートラミネート及び切断ユニット63は、ゴムシート被覆フレーム60に設置された駆動シャフトローラー631と従動テンションローラー632と切断機構633とを含む。本実施形態において、底ゴムシートラミネート及び切断ユニット63は、駆動シ
ャフトローラー631に合わせた底ゴムシートピンチローラー634をさらに含む。
駆動シャフトローラー631と従動テンションローラー632とには、線材が装填されている。駆動シャフトローラー631の下方には底ゴムシートピンチローラー634がさらに配置されている。底ゴムシートピンチローラー634は、グループ化された底ゴムシートを駆動シャフトローラー631の線材に押圧するために用いられる。
図4は図3におけるAの局所拡大模式図である。図4から分かるように、切断機構633は、少なくとも一組の切断丸刃6331と押し付けシャフトローラー6332とを含む。
押し付けシャフトローラー6332は駆動シャフトローラー631と従動テンションローラー632との間に位置し、押し付けシャフトローラー6332の上方に少なくとも一組の切断丸刃6331が設けられている。
少なくとも一組の切断丸刃6331は、底ゴムシートをラミネートした線材をグループに切断することに用いられる。少なくとも一組の切断丸刃6331に滑動機構がさらに設けられている。前記滑動機構は同期プーリー(図示せず)、型板6333及び可動スクリュー6334を含む。
同期プーリーは、ゴムシート被覆フレーム60に配置され、且つ駆動モーターを有する。駆動モーターの回転軸には、ゴムシート被覆数値制御ユニット64におけるPLC制御システムにより自動的に制御されるデータ収集装置がさらに設けられている。データ収集装置によりデータをPLC制御システムに伝送し、少なくとも一組の切断丸刃6331の変位量を正確に制御することができる。
型板6333は少なくとも一組の切断丸刃6331の上方に配置されている。型板6333には、上型6335と下型6336とが設けられている。上型6335と下型6336の形状については必要に応じて様々な形状にすることができ、本実施形態における上型6335と下型6336の形状はほぼ燕尾形であることが好ましい。
下型6336には、下型6336に配置された間隔(ピッチ)調整装置からなる間隔(ピッチ)調整機構6337が設置されている。
少なくとも一組の切断丸刃6331は、ピッチ調整機構6337の下方に位置し、芯軸とスペーシング用ガスケットとにより固定されている。
型板6333には、少なくとも一組の切断丸刃6331の精確な位置決め用のガイドポスト6339が設置されている。ガイドポスト6339はゴムシート被覆フレーム60に設置されたガイドブッシュ6338内に位置する。
可動スクリュー6334は、型板6333に配置され、同期プーリーと噛み合う。少なくとも一組の切断丸刃6331は同心二軸の回転により上下滑動を実現する。具体的には、駆動モーターが同期ベルトを駆動すると、上下スラスト軸受の作用により、同期プーリー軸がゴムシート被覆フレーム60において隙間無く(シームレスに)回転し、同期プーリー軸の中心が可動スクリュー6334と噛み合う。そして、同期プーリーが回転すると、可動スクリュー6334が噛み合って上下に滑動する。このようにして、二軸の緊密的な伝動を実現し、更に少なくとも一組の切断丸刃6331の上下滑動を実現する。
本発明のゴムVベルトのゴムシート被覆切断装置を作動させるときには、電源を起動させ、ゴムシート被覆数値制御ユニット64に線材の型番を入力する。すると、従動テンシ
ョンローラー632が自動的に基準サイズまで移動し、線材が駆動シャフトローラー631と従動テンションローラー632とに装填され、従動テンションローラー632が自動的に緊張し、駆動シャフトローラー631が回転して、線材を位置決めし、同時に線材が平坦化される。
底ゴムシートロール611上の底ゴムシートは、底ゴムシート平坦化機構612を通り抜け、底ゴムシート導出機構613において底ゴムシートが電気的に導出される。導出された底ゴムシートは底ゴムシート挟持機構623により挟持され、底ゴムシートガイドブロック621に送られる。ガイドされた底ゴムシートは、底ゴムシート斜切り刃具624により斜切り(面取り)され、その後底ゴムシート搬送フレーム622により少なくとも一組の底ゴムシートを駆動シャフトローラー631上の線材にラミネートする(貼り合わせる)。
底ゴムシート押圧機構(底ゴムシートピンチローラー)634により少なくとも一組の底ゴムシートを駆動シャフトローラー631上の線材に押し付け、数値制御パネル64による自動制御下で、底ゴムシートを線材に押し付けて一周分ラミネート(貼り合わせ)される。底ゴムシート斜切り刃具624により底ゴムシートが斜切りされると、底ゴムシートが自動的に重ねられて線材に押し付けられる。底ゴムシート斜切り刃具624により底ゴムシートを切断した後に、底ゴムシート搬送フレーム622は自動的に少なくとも一組の底ゴムシートを水平にゴムシート被覆状態から排出し、次の作業を持つモードにする。
ゴムシートを被覆した後に、貼り合わせた底ゴムシートと線材とが底ゴムシート線材切断機構633を通り抜けるときに、底ゴムシート線材切断機構633の少なくとも一組の切断丸刃6331が自動的に上昇し、貼り合わされた底ゴムシートと線材とを通過させ、その後滑動機構の作用下で、少なくとも一組の切断丸刃6331が下方へ移動して、各グループのワイヤ間距離(コードピッチ)とワイヤのベルト距離とに切り込み、さらに押し付けシャフトローラー6332に至るまで切り込み、自動的にグループごとに底ゴムシートと線材とを切断し、底ゴムシートと線材とを1本ずつ切断する。駆動シャフトローラー631により貼り合わせた底ゴムシートと線材とを一周回転させ、底ゴムシート線材切断機構633により貼り合わせた底ゴムシートと線材との全部を切断し、底ゴムシートと線材とのラミネート及び切断動作全体が完了し、従動テンションローラー632がゴムシート被覆ガイドレール65において水平方向に移動して緩む。線材はゴムシートにより被覆されて芯線になる。
芯線を帆布被覆装置7における芯線固定(取付)ユニット71に固定し、芯線固定ユニット71により芯線を回転させる。搬送ユニット72はゴム付き帆布を搬送して芯線と貼り合わせる。その際、芯線の回転方向に垂直で芯線固定ユニット71の一側に設置された帆布被覆ユニット73は連続的に往復運動し、ゴム付き帆布を押し付け、ゴム付き帆布と芯線を粘着させる。一層のゴム付き帆布を被覆した後、裁断ユニット74により自動的にゴム付き帆布を切断する。搬送(送り)ユニット72により次の一層のゴム付き帆布に取り換え、上記帆布被覆過程を繰り返し、複数回の被覆後に、ゴムVベルトが形成される。
本実施形態において、帆布送りユニット72と裁断ユニット74とは全部帆布被覆フレーム70に設置されている。帆布送りユニット72は、ゴム付き帆布を固定するゴム付き帆布ロール721、ゴム付き帆布を搬送するために動力を提供する帆布送りローラー722、異なる被覆層のゴム付き帆布に交換するための取り換える布取り換えユニット723、及び、帆布送りベース724を含む。
芯線固定ユニット71は、駆動プーリー711と従動プーリー712とからなる。更に、芯線の引張り効果をよりスムーズに調整して、ゴム付き帆布を貼り合わせる時により均
一性を保つために、本実施形態において、芯線固定ユニット71はテンションプーリー713をさらに含む。テンションプーリー713により駆動プーリー711と従動プーリー712における芯線のテンション力を調整できる。本実施形態では、テンションプーリー713の一側にテンションプーリー713の緊張状態を制御するテンションシリンダー714がさらに設置され、テンションプーリー713はガイドレール75に取り付けられている。
実使用中において、異なるモデルのゴムVベルト、芯線は必要な引張り長さも異なり、即ちテンションプーリー713から駆動プーリー711及び従動プーリー712までの距離が異なる。本実施形態において、異なるモデルのゴムVベルトの帆布被覆加工を実現し、自動帆布被覆機の汎用性を向上させるために、ガイドレール715にテンションプーリー713から駆動プーリー711と従動プーリー712とのまでの中心距離離を調整するための中心距離調整ユニット76が取り付けられている。実使用過程において、制御システムは、テンションプーリー713が自動的に必要な寸法まで作動するように被加工ゴムVベルトの規格に応じて自動的に中心距離調整ユニット76を調整する。本実施形態において、中心距離調整ユニット76は調整弁とする。しかしながら、本発明はこれを何ら制限することがない。
本実施形態において、帆布被覆ユニット73は、帆布被覆ローラー731、帆布被覆ローラー731に接続された帆布被覆ガイドレールユニット732、及び、帆布被覆ガイドレールユニット732の運転を駆動する帆布被覆伸縮シリンダー733を含む。帆布被覆伸縮シリンダー733は、往復駆動力を提供して帆布被覆ガイドレールユニット732を帆布送りユニット72の搬送方向に垂直となるように往復運動させ、連続的に帆布被覆ローラー731をゴム付き帆布に押し付け、ゴム付き帆布と芯線とを十分に粘着させ、帆布被覆を完成させる。しかしながら、本発明は帆布被覆装置7の具体的な構造を何ら制限しない。別の実施形態において、帆布被覆ユニット73はバネ等の往復運動を実現するための押し付け装置であってもよい。
実際の帆布被覆過程においては、ゴム付き帆布は一定の弾性を有するため、搬送過程ではゴム付き帆布の縁部が反って、搬送されたゴム付き帆布に皴を発生させ、後続のゴム付き帆布搬送に不利であり、同時に帆布被覆精度にも悪影響をあたえてしまう。それに鑑み、本実施形態では、帆布送りユニット72は芯線取り付けユニット71と帆布被覆ユニット73との間に設置された加圧ローラー725をさらに含む。ゴム付き帆布の搬送過程において、加圧ローラー725によりゴム付き帆布に一定の圧力をかけ、ゴム付き帆布の縁部の反りを防止する。また、ゴム付き帆布を加圧ローラー725から巻き出してから芯線と貼り合わせるまでの過程が短く、ゴム付き帆布は更に反りが発生しにくく、ゴム付き帆布の搬送に有利であるだけでなく、帆布被覆の精度をも大幅に向上させる。
本実施形態において、芯線取り付けユニット71と帆布被覆ユニット73とはいずれも帆布被覆主筐体78に設置され、且つ主筐体78内に更に帆布送りユニット72、芯線取り付けユニット71、帆布被覆ユニット73及び裁断ユニット74を制御するPLC(Programmable Logic Controller)帆布被覆制御装置77が設置されている。PLC帆布被覆制御ユニット77による制御下で、自動的に帆布送り、帆布被覆及び裁断を完成させる。
上記ゴムVベルトの押出成形装置と組み合わせて、以下、ゴムVベルトの押出成形方法を更に詳細に説明する。
本実施形態で提供するゴムVベルトの押出成形方法は以下を含む。
ステップS1:材料を押出し、底ゴムシートを形成する。具体的には、押出装置1の材
料入り口11から混練ゴムを仕込み、ダイ12により成形した後に高温底ゴムシートを形成する。
ステップS2:成形した底ゴムシートを搬送する。コンベヤー2により成形した高温底ゴムシートを後続の装置に搬送する。
ステップS3:コンベヤー2上の底ゴムシートを冷却する。該ステップは、底ゴムシートの初期冷却(ステップS31)と底ゴムシートの二次冷却(ステップS32)とを含む。
ステップS31においては、比較的にコストが低い水冷装置を使用し、冷却水が水冷装置内において循環的に流動して底ゴムシートを冷却する。冷却水の温度は5℃〜15℃、冷却水の流速は0.5メートル/分〜2.0メートル/分である。好ましくは、冷却水の温度を10℃、冷却水の流速を1.2メートル/分に設定する。しかしながら、本発明はそ
れを何ら制限しない。別の実施形態において、冷却水の温度は5℃〜10℃の別の値でもよく、冷却水の流速は0.5メートル/分〜2.0メートル/分の別の値でもよい。
該ステップS32において、冷却効率が高い風冷装置が使用される。本実施形態では、風冷装置から排出される風速は70メートル/分〜150メートル/分である。好ましくは、風冷装置から排出される風速は110メートル/分である。しかしながら、本発明はそ
れを制限しない。別の実施形態において、風冷装置から排出される風速は7メートル/分
〜150メートル/分の別の値でもよい。
本実施形態において、ステップS31とステップS32との間において更にステップS4が設定されている。しかしながら、本発明はそれを制限しない。別の実施形態において、S4をS32の後に設定してもよい。ステップS4については具体的に、冷却した底ゴムシートの質量を検知し、且つ底ゴムシートの質量が合格かどうかを判断する。本実施形態では、1メートルごとの底ゴムの重量を測定する秤によりコンベヤー上の底ゴムシートの品質が基準を満たしているかどうかを検知する。
ステップS5:合格と検知され且つ再び冷却された底ゴムシートを貯蔵する。該ステップにおいて、底ゴムシートを材料貯蔵装置4における第一回転軸41と第二回転軸42との間に貯蔵する。第一回転軸41及び第二回転軸42の回転数は後続のゴムシート被覆速度に基づいて設定される。
ステップS6:底ゴムシートで予め製造された線材を被覆して芯線を形成する。該ステップにおいて、線材固定ユニット61の回転速度は4メートル/分〜6メートル/分、材料貯蔵装置4から排出された底ゴムシートの速度は4メートル/分〜6メートル/分、ゴムシート被覆ユニット61の往復運動速度は2メートル/分である。好ましくは、線材固定ユ
ニット61の回転速度と材料貯蔵装置4から排出された底ゴムシートとの速度をそれぞれ5メートル/分にする。しかしながら、本発明はそれらを制限しない。
ステップS7:成形した芯線をゴム付き帆布で被覆し、ゴムVベルトを形成する。該ステップ内において、芯線固定ユニット71の回転速度は10メートル/分〜20メートル/分、搬送ユニット72のゴム付き帆布の搬送速度は10メートル/分〜20メートル/分、帆布被覆ユニット73の運動速度は10メートル/分〜20メートル/分である。好ましくは、芯線固定装置71の回転速度、搬送ユニット72のゴム付き帆布搬送速度及び帆布被覆ユニット73の運動速度がいずれも15メートル/分に設定される。しかしながら、本
発明はそれらを制限しない。
前記のように、本発明の実施形態において、押出装置1により形成された底ゴムシート
が冷却装置3により十分に冷却して固定される。検知装置5により成形した底ゴムシートの品質をリアルタイムに検知し、一旦品質基準を満たさない底ゴムシートを見つければ、使用者は押出装置1と冷却装置3とが正常運転しているかを直ちに検査して点検修理でき、大量の不良品を生産することを回避する。材料貯蔵装置4は成形した底ゴムシートを貯蔵でき、材料貯蔵装置4とゴムシート被覆切断装置6の間で底ゴムシートが積み重ねされることを防止する。また、ゴムシート被覆切断装置6と帆布被覆装置7によりゴムシート被覆、底ゴムシート切断、帆布被覆及びゴム付き帆布切断の全自動処理を実現し、すべての工程は全自動に制御され、制御精度が極めて高く、成形したゴムVベルトの精度及び歩留まりを大幅に向上させる。
好適な実施形態をもって本発明を開示したが、それらにより本発明を制限するものではなく、当業者により、本発明の主旨と範囲内において、変更及び改良をすることができ、従って、本発明の保護範囲は特許請求の範囲における保護範囲を基準にすべきである。

Claims (10)

  1. ゴムVベルトの押出成形装置であって、
    材料入り口とダイとを含み、前記ダイによって材料を押出して底ゴムシートを形成する押出装置と、
    前記ダイに接続され、形成した底ゴムシートを搬送するコンベヤーと、
    前記コンベヤーの一側に設置され、前記コンベヤー上の底ゴムシートを冷却する冷却装置と、
    前記冷却装置に設置され、前記冷却装置により冷却した底ゴムシートを貯蔵し、且つ底ゴムシートを搬送する材料貯蔵装置と、
    前記冷却装置から材料貯蔵装置までの間に設置され、貯蔵前に冷却した底ゴムシートを検知する検知装置と、
    前記材料貯蔵装置から排出された底ゴムシートで線材を被覆することによって、芯線を形成するゴムシート被覆切断装置と、
    前記ゴムシート被覆切断装置により成形した芯線をゴム付き帆布で被覆する帆布被覆装置とを含むことを特徴とするゴムVベルトの押出成形装置。
  2. 前記冷却装置は少なくとも二つの冷却ユニットを含み、前記検知装置は前記少なくとも二つの冷却ユニット間に設置されていることを特徴とする請求項1に記載のゴムVベルトの押出成形装置。
  3. 前記冷却装置は二つの冷却ユニットを含み、それぞれ第一冷却ユニットと第二冷却ユニットであり、前記第一冷却ユニットは水冷装置、前記第二冷却ユニットは風冷装置であることを特徴とする請求項2に記載のゴムVベルトの押出成形装置。
  4. 前記コンベヤーはZ形となるように前記第二冷却ユニットに設置されていることを特徴とする請求項3に記載のゴムVベルトの押出成形装置。
  5. 前記検知装置は重量検知装置であることを特徴とする請求項1又は2に記載のゴムVベルトの押出成形装置。
  6. 前記材料貯蔵装置には、底ゴムシートを搬送する複数の第一回転軸の列が一端に設けられ、底ゴムシートを搬送する複数の第二回転軸の列が前記複数の第一回転軸の列と平行となるように他端に設けられ、前記第一回転軸と前記第二回転軸はジグザグに配置されていることを特徴とする請求項1に記載のゴムVベルトの押出成形装置。
  7. 前記第一回転軸の直径は前記第二回転軸の直径以上であることを特徴とする請求項6に記載のゴムVベルトの押出成形装置。
  8. 前記ゴムシート被覆切断装置は少なくとも一組の数値制御される切断装置であり、ゴムシート被覆フレームと、前記ゴムシート被覆フレームに配置された底ゴムシート導出ユニットと、底ゴムシート搬送ユニットと、底ゴムシートラミネート及び切断ユニットとを含み、
    前記底ゴムシートラミネート及び切断ユニットは、
    前記ゴムシート被覆フレームに設置された駆動シャフトローラーと従動テンションローラーとを含み、
    少なくとも一組の切断丸刃と押し付けシャフトローラーとをさらに含み、
    前記押し付けシャフトローラーは、前記駆動シャフトローラーと前記従動テンションローラーとの間に位置し、前記少なくとも一組の切断丸刃は滑動機構を有しており且つ前記押し付けシャフトローラーの上方に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のゴ
    ムVベルトの押出成形装置。
  9. 前記帆布被覆装置は、芯線取り付けユニット、搬送ユニット、帆布被覆ユニット及び裁断ユニットを含み、
    前記搬送ユニットは、ゴム付き帆布を芯線と貼り合わせるために芯線まで搬送し、
    前記帆布被覆ユニットは、ゴム付き帆布を芯線に押し付けることによって、ゴム付き帆布と芯線を密着させ、
    前記裁断ユニットは、帆布被覆終了後にゴム付き帆布を切断することを特徴とする請求項1に記載のゴムVベルトの押出成形装置。
  10. ゴムVベルトの押出成形方法であって、
    材料を押出し、底ゴムシートを形成することと、
    成形した底ゴムシートを搬送することと、
    コンベヤー上の底ゴムシートを冷却することと、
    冷却した底ゴムシートの品質を検知し、且つ底ゴムシートの品質が合格かどうかを判断することと、
    合格と検知された底ゴムシートを貯蔵することと、
    底ゴムシートで予め設置された線材を被覆して芯線を形成することと、
    形成した芯線をゴム付き帆布で被覆して、ゴムVベルトを形成することと、を含むことを特徴とするゴムVベルトの押出成形方法。
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