JPS6299099A - ベルトのカバ−布被覆におけるカバ−布切除装置 - Google Patents

ベルトのカバ−布被覆におけるカバ−布切除装置

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JPS6299099A
JPS6299099A JP13028285A JP13028285A JPS6299099A JP S6299099 A JPS6299099 A JP S6299099A JP 13028285 A JP13028285 A JP 13028285A JP 13028285 A JP13028285 A JP 13028285A JP S6299099 A JPS6299099 A JP S6299099A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ベルトの製造技術分野で利用され、特に、未
被覆ベルトに被覆されるカバー布を自動的に切断除去す
る装置に関する。
(従来技術) 無端のベルトの製造過程において、例えば、未被覆のV
ベルトにカバー布を被覆する場合、従来、一対のプーリ
間に未被覆のVベルトを掛架し、かつ、伸張保持した後
、該ベルトの所定位置でカバー布を圧接するとともに、
カバー布巻きローラを通すことによって、Vベルトの被
覆を行なっていた。一方、このVベルトを被覆するカバ
ー布は、平織布に公知のフリクション技術でゴムをすり
込み、該カバー布をバイアスにカットした後、ゴム粘着
を利用して継合せ、一定の幅で細長く裁断したものを前
記Vベルト等に供していた。
ところで、このカバー布を前述の被覆方法によってVベ
ルトに被覆する場合、該ベルトの1周長において、カバ
ー布自体の材料継合せ部と該カバー布の巻き始めと終り
である被覆接合部とが近接もしくは重なる場合が生じ、
使用に供し蔑いものとなっていた。すなわち、カバー布
の材料継合せ部とVベルトの1周長における被覆接合部
とが重なると、この重なり部分はカバー布1枚の4倍の
厚さとなって他の部分より太くなったり、あるいは両者
が近接すると、ベルト断面の外周面に階段状の起伏が生
じたりしていた。そして、このようなベルトを使用した
場合は、振動が発生するばかりでなく、屈曲疲労が早く
なってベルトに割れが生じ、使用に耐えないものとなっ
ていた。
このような不具合を回避するため、Vベルト等にカバー
布を被覆する直前に、該カバー布端部を一定量切り取っ
てカバー布の材料継合せ部と被覆接合部とをずらしたり
、また、両者が近接してしまった場合には、カバー布を
はぎ取って両者を遠ざける手直し等を行なったりしてい
た。したがって、このような作業状況では1台のカバー
布被覆装置に専任の作業者を1人配置して処理作業をし
なければならないので、多くの時間と労力を費やして生
産性が著しく妨げられるという問題があった。
一方、無端状のベルトにカバー布を自動的に被覆する装
置は、たとえば特公昭51−9852号公報もしくは特
公昭51−39292号公報に記載されていて公知であ
るが、前者はカバー布の材料継合せ部と被覆接合部との
位置調整について開示されたものではなく、後者はカバ
ー布の材料継合せ部の検出手段と除去手段の構造を異に
している。
(発明の目的) 本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたもので、
未被覆のベルトに被覆されるカバー布の継合せ部を事前
に検出し、該カバー布を自動的に一定量切除してカバー
布の継合せ部と接合部との近接もしくは重なりを回避さ
せることにより、均一な断面形状のベルトを製造し得る
ようにしたベルトのカバー布被覆におけるカバー布切除
装置を提供することを目的とする。
(発明の構成) 前記目的を達成するための本発明の手段は、未被覆のベ
ルトにカバー布を被覆する装置のカバー布切除装置であ
って、前記ベルトを1対のプーリ間に掛架して伸張保持
する伸張手段と、前記プーリの一方の移動に伴うベルト
伸張時の両プーリ軸間距雅を計測する計測手段と、該計
測手段からの計測信号に基づいてベルトの周長を算出す
る演算手段と、該ベルトの周長に対応させて検出手段の
検出板をカバー布の布厚検出位置まで移動させる移動手
段と、カバー布の導入通路に配置され、該カバー布の継
合せ部を検出する検出手段と該検出手段の検出信号に基
づいてカバー布を切除分だけ引き出す案内手段と、該引
き出されたカバー布端を伸張保持されたベルトの背面に
圧着した状態で一定量切断除去する切断手段とを具備し
てなることを特徴とするものである。
上記手段による作用は、伸張手段に掛架された未被覆の
ベルトが伸張させられると、該ベルトを保持する】対の
プーリの軸間距離が計測手段により測定される。この測
定信号は演算手段に入力され、ベルト伸張時の1周長が
算出される。該演算手段の周長出力に基づき、カバー布
を検出用の板間に導入せしめた検出手段が、移動手段に
よって該ベルトの1周長分移動させられる。移動後、検
出手段がカバー布の継合せ部を検知すると、検出信号に
基づいて案内手段がカバー布の端部を切除分だけ引き出
す。該引き出されたカバー布は切断手段で一定量切断さ
れて除去される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図および第2図は未被覆のベルトにカバー布を自動
的に被覆するカバー布被覆装置1を示している。本発明
のカバー布切除装置2はカバー布被覆装置1のほぼ中央
に位置して上下方向に配設されており、伸張手段3.計
測手段4、演算手段5、移動手段6、主検出手段7、態
検出手段8、案内手段9および切断手段10を具備して
構成される。
第1図および第2図において、カバー布被覆装置1の本
体枠1aに設けられた2本のガイド1bには、移動板1
cが支承され、該移動板は本体枠1aに設けたシリンダ
手段1dにより素材受取位置(第1図の実線位置)およ
び被覆済品排出位置(第1図の鎖線位置)のそれぞれに
移動可能に設けられており、移動板1cに伸張手段3が
設けられている。伸張手段3は周面にV形溝を有する伸
張プーリ3aと伸張シリンダ3bと前記伸張プーリ3a
と同様のV形溝を有する駆動プーリ3cと駆動モータ3
dとからなり、無端のVベルト素材(以下ベルト素材)
Bを両プーリ3a、3c間に掛架して伸張するものであ
る。前記移動板1cに設けた伸張シリンダ3bのロッド
端部には、軸受3eが上下移動可能に支承され、該軸受
3eに前記伸張ブー’J 3 aが軸支されている。一
方、駆動プーリ3cは伸張シリンダ3bの上方位置で移
動板1cに設けた駆動モータ3dの軸端に固着されてい
る。計測手段4は第2図および第5図に示すように、リ
ニアスケール4aと読取りヘッド4bとからなり、前記
両プーリ3a、3cの軸間距離を測定するものである。
リニアスケール4aは、長方形状で前記両プーリ3a、
3cの軸心を結ぶ線に平行して上下方向に配設されてい
る。また、読取りヘッド4bは前記伸張プーリ3aの軸
受3eにアームを介して固着され、かつリニアスケール
4a上を移動可能に配置されており、両プーリ3a、3
cの軸間距離D(第5図参照)を測定して、その計測信
号を後述の演算手段5に出力する。
演算手段5は第1図および第3図に示すように、計算部
5aと加算部5bとからなり、公知のコンピュータ(図
示せず)を備えた後述の制御部11に収納されていて、
計測手段4の計測信号を受はベルト素材Bの1周長を算
出するものである。計算部5aには、計測手段4のリニ
アスケール4aから配線されたリード線が接続され、該
リニアスケール4aの信号を受けて両プーリ3a、3c
の軸間距離りを2倍にして加算部5bに出力する。
該加算部の出力端は後述の比較回路lieに接続され、
ベルト素材Bの1周長を算出してその周長出力り、+ 
 (第5図参照)を出力する。
移動手段6は第1図、第2図および第6図に示すように
、ブレーキを具備するギヤートモ−タロaとロータリエ
ンコーダ6bとを要部として具備し、後述の主検出手段
7をベルト素材Bの周長に対応させてカバー布Cの布厚
検出位置まで移動させるものである。ギヤートモ−タロ
aは本体枠1aの上面に固定されており、該ギャードモ
ータの回転軸には、スプロケット6cが取り付けられて
いる。一方、ロータリエンコーダ6bは、その回転軸に
2枚のスプロケット6e、6fが装着されて本体枠la
上に立設し柱部材1eに取り付けられている。また、柱
部材1eに併設された摺動軸611の上端に頂部軸受6
1が設けられ、該頂部軸受にスプロケット6gが軸支さ
れている。前記ギャードモータのスプロケット6cと前
記ロータリエンコーダの一方のスプロケット6eとの間
には、無端のチェーン6dが掛架され、かつロータリエ
ンコーダの他方のスプロケット6fと前記摺動軸6h頂
部のスプロケット6gとの間には、両端をそれぞれ検出
手段7のプレート7dの上下両端部に固着したチェーン
6jが掛架されており、ギヤートモ−タロaの駆動によ
ってロータリエンコーダ6bが回転可能に、主検出手段
7が落動軸6h上を上下動可能に設けられている。
主検出手段7は第1図および第4図に示すように、可動
板7aおよび固定板7bとセンサ(例えば近接スイッチ
)7cとを具備し、カバー布Cの材料継合せ部C+(第
6図参照)の有無を検出するものである。可動板7aお
よび固定板7bは、長方形の厚板で、チェーン6dが取
り付けられた支持枠7e、7eを具備するプレート7d
上に互いに平行して配設されている。なお、可動板7a
および固定板7bは長さの調節が可能であり、本例では
この長さ0を200mにセットしている。
可動板7aは、2本のスライド軸7f、7fに水平方向
へ摺動可能に嵌挿され、その中央部がプレート7dに固
定されたエアシリンダ7gのピストンロッドに固着され
ている。一方、固定板7bは、スライド軸7f、7fを
挿通せしめて可動板7aと対向するプレート7dの他端
部に配設されており、エアシリンダ7gによって移動す
る可動板7aと固定板7bとによってカバー布Cが挟持
可能に構成されている。センサ7cは固定板7bの下端
部に設置され、かつそのリード線がアンプ7hに接続さ
れていて、カバー布Cの市原の検出値を該アンプに出力
する。本例では、長さ!2200■のカバー布Cに材料
継合せ部C+が無い場合は、1層の検出値を検出し、材
料継合せ部CIが有る場合は、2層の検出値を検出可能
とされている。
態検出手段8(第1図参照)は本体枠1a上部に取り付
けられており、ベルト素材Bの2周長に匹敵するカバー
布Cの材料継合せ部Ctを検出可能にさせるものであっ
て、たとえば前記摺動軸6hの上端部前記主検出手段7
が位置しているとき。
その可動板7aおよび固定板7bの長さ方向の中心すな
わち主検出手段7の中心から後述の切断手段10のカッ
ター10aの中心、すなわち切断手段10の中心までの
距離、すなわちベルト素材Bの1周長に匹敵せしめた長
さをLとしたとき、W11a上段8は、カッター10a
の中心から2Lの距離におけるカバー布Cの材料継合せ
部C+の有無が検出可能とされている。
案内手段9は第1図および第7図に示すように、トレイ
板9aと逆進防止具9bとを主要部として具備し、後述
のリール13に巻回されたカバー布Cを切除分だけ引き
出すものである。トレイ板9aは前記柱部材1eに固定
したエアシリンダ9dのピストンロッドの端部に取り付
けられて回動可能な逆進防止振子9cを具備しており、
該振子の自重によりカバー布Cを挟持するように構成さ
れている。逆進防止具9bは板ばね9eと該板ばねの先
端部に固着された抑圧部材9fとからなっていて、トレ
イ板9aの下部に配設されており、該トレイ板で切除分
(本例では100m+)だけカバー布Cが引き出された
とき、カバー布Cに押圧力を付勢してカバー布Cが下方
に送給された後、上方に逆戻りするのを防止する構成に
なっている。
切断手段10は第1図および第7図に示すように、カッ
ター10aとカッター受台10bとからなり、引き出さ
れたカバー布Cの端部を、伸張手段3により伸張保持さ
れたベルト素材Bの背面に圧着した状態で切断除去する
ものである。カッター10aは、ガイド1bに固定され
たカッターシリンダ10cのピストンロッド端部に取り
付けられて水平移動可能に設けられている。カッター受
台10bはカッター10aの刃先に対向した位置に配設
されており、該カッター受台の下部には、前記伸張手段
の伸張プーリ3aと横方向に正対するフィンガ10dが
配置され、該フィンガは、軸部10eが前記本体枠1a
に固設したフレームlOfに嵌挿されるとともに、軸部
10eの端部がフレーム10fに設けたエアシリンダL
ogのピストンロッドにリンク10hを介して連結され
、エアシリンダ10gにより水平移動可能に設けられて
おり、カバー布Cの端部は、駆動プーリ3cに掛架され
たベルト素材Bの背面に対して前記エアシリンダ10e
により圧着可能とされている。
11は制御部であって、第1図に示す前記カバー布被覆
装置ii1の本体枠1aの上部左側位置に表示部12と
ともに配設されており、第3図に示す始動スイッチ11
a、第1プリセットスイッチ1tb、第2プリセツトス
イツチllcおよびプリセットカウンタlidを具備し
、かつ内部に演算手段5、比較回路11e、制御回路1
1f等の電気回路および公知のコンピュータを収容して
いる6前記制御部11はその運転操作により、計測手段
4、演算手段5および主検出手段7の各出力信号を受け
て、移動手段6、主検出手段7、案内手段9および切断
手段10が連係的に作動可能とされている。13はカバ
ー布Cを巻き取ったリールであり、13aはリール13
からカバー布Cを送り出すための駆動手段である。
つぎに、本実施例の作用について説明する。
まず、未被覆のベルト素材Bが、素材受取位置(第1図
の実線位置)に位置する伸張手段3の伸張プーリ3aお
よび駆動プーリ3cのV形溝に各々掛架され、カバー布
Cの先端部が駆動プーリ3C上まで送給されているもの
とする。
始動スイッチIlaの投入によって伸張シリンダ3bが
下降作動すると、伸張プーリ3aが下降してベルト素材
Bを伸張させたのち、伸張シリンダ3bが作動停止し、
ベルト素材Bは両プーリ3a、3c間に伸張状態で保持
される。つぎに駆動モータ3dが起動して駆動プーリ3
cが(例えば1.4秒間)回転すると、ベルト素材Bの
緊張側は真直ぐに引き伸ばされるとともに、スリップの
防止が図られる。
伸張プーリ3aの下降動作と同時に計測手段4の読取り
ヘッド4bがリニアスケール4a上を移動する。該読取
りヘッド4bは、伸張プーリ3aと駆動プーリ3cとの
軸間距離りを電気的に読み取り、伸張シリンダ3bが停
止した位置における計測信号を演算手段5に出力する。
演算手段5の計算部5aは第3図に示すように、両プー
リ3a、3cの軸間距離りを2倍に算出して加算部5b
に出力する。ところで、該加算部には、第1プリセツト
スイツチllbにより、両プーリ3a、3cのプーリ径
R(第5図参照)に基づく定数(πR)がセットされて
入力される。そして、加算部5bは、計算部5aの数値
に第1プリセツトスイツチllbの数値を加算すること
によって、伸張保持されたベルト素材Bの1周長L=2
(D+πR)を算出し、局長出力Llを制御部11の比
較回路lieに出力する。一方、第2プリセツトスイツ
チlieの操作により、カバー布Cの主検出手段7の初
期検出位置までの距離換算値が定数としてセットされ、
比較回路lieに出力される。上述の始動スイッチll
aが投入されたときにギヤートモ−タロaが駆動してロ
ータリエンコーダ6bを回転させるとともに、主検出手
段7を上昇させ、ロータリエンコーダ6bから移動距離
を示すパルス信号がプリセットカウンタlidに出力さ
れる。該プリセットカウンタはパルス信号をカウントア
ツプするとともに、移動距離の検出出力し2を制御部1
1の比較回路lieに出力する。
比較回路lieは、加算部5bの局長出力Llとプリセ
ットカウンタLidからの検出出力し2とを比較する。
周長出力し1と検出出力が一致すると、一致出力Loを
制御回路11fに出力する。
該制御回路は一致出力Loを受けると、ギヤートモ−タ
ロaを即時に停止させる。したがって、主検出手段7は
カバー布Cを可動板7aと固定板7bの間に導入した状
態で、主検出手段7の中心から切断手段10の中心まで
の距離がベルト素材Bの1周長に相等する適正な検出位
置に配置される。
主検出手段7が制御部11からの動作信号を受けると、
エアシリンダ7gが(例えば1秒間)作動し、可動板7
aを固定板7b側(第4図において左側)に移動させて
、長さ200nn+の可動板7aと固定板7bの間に導
入されているカバー布Cを挟持する。カバー布Cの布面
がセンサ7cに当接すると、該センサは市原に応じた検
出信号をアンプ7hに出力する。該カバー布Cが1層で
ある場合は、制御部11に付属の感度調整用ボリューム
の調整値に規制され、該アンプからは制御部11に対し
て検出出力が送信されないので、制御部11は材料継合
せ部C1が無いことを判断して、ベルト素材Bにカバー
布Cを被覆する動作信号を発信する。また、カバー布C
が第6図に示すような2暦である場合は、制御部11は
材料継合せ部CIが有ることを判断し、案内手段9のエ
アシリンダ9dに動作信号を発信する。本例の場合は、
エアシリンダ9dの1ストロークが可動板7aおよび固
定板7bの長さQの2分の1にセットしである。
案内手段9が動作信号を受けると、エアシリンダ9dが
作動してトレイ板9aで挟持し、がっ逆進防止具9bで
押圧したカバー布Cを下方に1゜OIだけ引き出して停
止したのち、制御部11はフィンガ10d前進の信号を
エアシリンダ10gに発する。該エアシリンダが作動す
ると、第7図に示すように、フィンガ10dはカバー布
C端部を押圧して該カバー布をベルト素材Bの背面に圧
着する。
前記の圧着によってカバー布Cが緊張すると、制御部1
1から切断手段1oのカッターシリンダ10cに動作信
号が発信され、カッター10aはカッターシリンダ10
cによってカッタ受台l。
b側に押し出されて緊張状態にあるカバー布Cは、第8
図に示すように、先端部から100mmの長さが切断さ
れる。
ガバー布Cが切断されると、制御部11から計測手段4
.演算手段5.移動手段6および主検出手段7に復帰信
号が発信されて該各手段は各々元の状態に復帰する。復
帰後、制御部11からカバー布被覆の動作信号が出され
、カバー布Cを順次送給して未被覆のベルト素材Bに、
カバー布Cが被覆される。
以上のように、ベルト素材Bの1周長を被覆するカバー
布の先端と後端の接合においては、材料継合せ部C1が
被覆接合部より少なくとも1001以上離間させられる
。従って、材料継合せ部C1と被覆接合部との近接もし
くは重なりが回避される。
なお、本実施例ではベルト素材として無端のVベルトに
ついて述べたが、その他の無端ベルトであっても同様に
実施可能である。また、コンピュータに代えて前述の各
作動をなし得る電子回路を用いるなど、ハード手段とソ
フト手段との置替えも可能である。
(発明の効果) 本発明は、未被覆のベルトに被覆されるカバー布の継合
せ部を検出する検出手段を、ベルトの1周長に対応させ
た位置に配置し、カバー布の材料継合せ部を検知して自
動的に該カバー布を一定量切除する切断手段を備えてい
るから、カバー布の材料継合せ部と被覆接合部との近接
もしくは重な  ゛りが回避されて良質なベルトが得ら
れるばかりでなく、−人の作業者で多数のベルトのカバ
ー布被覆装置を操作することができるという優れた効果
がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施態様を例示し、第1図はベルトのカ
バー布被覆装置に設けられたカバー布切除装置の正面図
、第2図は同左側面図、第3図は計測手段、演算手段お
よび移動手段の作用を説明するブロック図、第4図は主
検出手段の拡大側面図、第5図はリニアスケールの計測
状態を示す正面図、第6図は移動手段および計測手段を
示す側面図、第7図は案内手段および切断手段を示す詳
細図、第8図はカバー布の切断片を示す図である。 1・・・・・・カバー布被覆装置、2・・・・・・カバ
ー布切除装置、3・・・・・・伸張手段、4・・・・・
・計測手段、4a・・・・・・リニアスケール、5・・
・・・・演算手段、5b・・・・・・加算部、6・・・
・・・移動手段、6b・・・・・・ロータリエンコーダ
、7・・・・・・主検出手段、7a・・・・・・可動板
、9・・・・・・案内手段、9a・・・・・・トレイ板
、10・・・・・・切断手段、10a・・・・・・カッ
ター、11・・・・・・制御部、B・・・・・・ベルト
素材、C・・・・・・カバー布。 特許出願人 バンド−化学株式会社 第2図 第30 べ 第4回

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)未被覆のベルトにカバー布を被覆する装置のカバ
    ー布切除装置であって、前記ベルトを1対のプーリ間に
    掛架して伸張保持する伸張手段と、前記プーリの一方の
    移動に伴うベルト伸張時の両プーリ軸間距離を計測する
    計測手段と、該計測手段からの計測信号に基づいてベル
    トの周長を算出する演算手段と、該ベルトの周長に対応
    させて検出手段に検出板をカバー布の布厚検出位置まで
    移動させる移動手段と、カバー布の導入通路に配置され
    、該カバー布の継合せ部を検出する検出手段と、該検出
    手段の検出信号に基づいてカバー布を切除分だけ引き出
    す案内手段と、該引き出されたカバー布端を伸張保持さ
    れたベルトの背面に圧着した状態で一定量切断除去する
    切断手段とを具備してなることを特徴とするベルトのカ
    バー布被覆におけるカバー布切除装置。
JP60130282A 1985-06-14 1985-06-14 ベルトのカバ−布被覆におけるカバ−布切除装置 Expired - Lifetime JPH0649340B2 (ja)

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